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青年刑事の口内は淫らな味で満たされる

2016.01.27.Wed.23:00
「あぁぁぁぁーっ! も、や、ぁ! イぐ…イくぅぅ! まら、イっちゃ、ぁ……っ!!」

港の近くに建てられた倉庫内に甘く濡れた悲鳴が反響し、声の主である青年刑事は上半身と天井から下がったフックを結ぶ縄を大きく軋ませながら縛られた身体を痙攣させ、もう何度目か分からない絶頂を迎えた。
気が遠くなる程に強いられる絶頂。それに苦しめられた青年刑事は、誰が見ても限界を超えた状態になっている。
焦点が合わなくなった目は潤み切り、絶えず大粒の涙を流している。引き結ぶ事も叶わなくなった口は、手首を背中で縛り二の腕を胸部に結び付け立ったまま座る事も出来ないよう頭上のフックから上半身を吊るしている縄を解けと叫ぶ事も忘れ、迫る絶頂によって引き出される喘ぎと飲み込めない唾液をだらしなく垂れ流し続けている。そして、自由を奪われた肉体は休み無く叩き込まれる激しい刺激で小刻みに震え、倉庫の床に汗を飛び散らしながら苦しげにくねっている。

しかし、それだけ惨めな姿を晒すまで追い詰められたというのに、青年刑事への責めはとまらない。
青年刑事自身が分泌した体液ですっかり色を濃くしたボクサーパンツの中にあるアナルプラグは、青年の右太ももにテープで固定されたリモコンの指示を受けて駆動し、限界まで拡張させた青年の恥ずかしい穴を容赦無く振動させて望まぬ快楽を与え、男根をすっぽりと包み込むように装着された淫具は左太ももに固定されたリモコンからの指示を受け、達し過ぎて敏感になり過ぎている男根の幹から亀頭までをまんべん無く、かつ手加減無く責め立て絶頂した青年刑事に失神する余裕も与えないまままた次の絶頂を与えている。

「いやぁぁぁっ…! も、むり…イぎたぐ、ない…ゆりゅじで、おねが……た、ひゅ、けへぇぇっ!」

刑事としての誇りも、男としての誇りも投げ捨て、青年刑事は舌足らずな口調で自分を拘束して淫具で嬲り、笑みを浮かべて観察している悪人達に助けを求める。
快楽で狂わされていく感覚に心から怯え、青年刑事は絶頂地獄からの解放を望んで哀願を繰り返す。
どのくらいの時間、その哀願が行われていたのだろう。青年刑事の声が掠れ、無様が哀願を発する事に対し抵抗が完全に消えた頃、悪人達は腰掛けていた箱やもたれかかっていた壁から離れ、イきまくる青年刑事に近付き、青年が動くのに合わせてぐちょぐちょと水音を立てていた淫液塗れのボクサーパンツを脱がし始めた。

「あ…はぁ、ぅ! あー…はぁー……っ」

濡れそぼったパンツが脱がされ、淫具に責められる尻穴と男根が空気に晒される。はしたない状況になっている恥部が悪人達の目にさらけ出される。それは危険な事のはずなのだが、今の青年にはそれに気付く思考能力も無い。ぼやけた思考回路で考えられるのは都合の良い展開のみで、淫液で濡れたパンツを脱がされた事が苦悶の終わりではなく、更なる苦悶の始まりだとは考えられない。
それ故に、青年刑事は何の抵抗も身構えも出来ずに、悪人の行動を受け入れてしまった。たった今脱がしたパンツを丸めた物を口に詰め込まれ、言葉を奪われる事を許してしまった。

「んむぅぅっ!? うー! うぐぅぅぅっ!」

突然口内を満たした異物と性の味に驚いた青年刑事は、慌てて詰め込まれたパンツを吐き出そうと試みる。だが、淫具の生み出す快楽で疲弊させられ、縄で行動を制限された青年刑事が悪人達の動きを上回る事など出来るはずも無く、青年刑事は自らの体液で濡れたパンツを吐き出したくても吐き出せないよう、口に貼られた黒いガムテープでしっかりと栓をされてしまった。

「む、ぐ! うぅ、んむぅぅぅ…!」

雄の味がする液体がパンツから染み出して味覚を刺激し、その液体が喉奥へと流れ込んできても青年刑事は嫌でも味を感じ、自分の出した体液を飲み込むしか無い。
加えて口呼吸を封じられた以上青年刑事は鼻でしか呼吸が出来ず、青年刑事は息をする度に鼻腔を淫液の香りに犯されるしか無い。
あまりに無慈悲で、非情な仕打ち。屈辱と恥辱を煽り、誇り高い刑事を内側から残酷に壊す仕打ち。けれど、鬼畜な悪人達はここまでしてもまだ足りず、青年刑事をより嬲る為の行動を取る。
尻穴を震わせているアナルプラグと男根を絶頂に導いている淫具を操作するリモコンのダイヤルに指をかけ、じわじわと強と書かれた方へダイヤルを回していく。そんな行動を。

「うー! う、う! んぐぅ、む…あぉぉぉっ!!」

残酷な悪人達の手に落ち、倉庫の中で拘束された身体を弄ばれる青年刑事は、絶望と屈辱を淫らな味と悦びに塗り潰されながら少しずつ理性を削り落とされ、やがて正気を手放して、身も心も快楽に従順な肉奴隷へと堕とされるのだった。




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