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絶頂を求めて青年は穴を突き出す

2016.01.01.Fri.21:00
ベッドだけが置かれた簡素な部屋に、青年がいた。外の様子は窓が無い為に見えず、時計が無い為に時間も分からず、それらを知りたくても唯一ある扉には外側から鍵が掛けられている為に部屋から出て情報を得る事も出来ない。
外界から完全に切り離された空間に閉じ込められた青年は常に衣類を身に着けていない裸体を強要され、一切の音が外に漏れないこの部屋の中で毎日、男から甘い悦びを注がれていた。
今日も、青年は男が用意した拘束具に手足の自由を奪われている。内側にピンク色のクッションが付いた革製の枷を巻き付けられた両手首と両足首は、枷から伸びた鎖を壁の金具へと繋がれ思い通りに動かせない状態だ。
青年はふかふかのベッドに背中をあずけ、枷で繋がれた手足を斜めに持ち上げた格好で裸体を固定されてしまっている。腕や足を曲げたくても曲げられない青年はもはや、拘束を与えた男が加える甘い責めを拒む事は出来ず、左右の乳首を挟み込んで震えるクリップ状の淫具を取り付けられても、男根の先端を包み込む形で淫具を固定されても受け入れるしか無く、淫具を起動させた男が名残惜しそうに部屋を去った後も青年は男が残した淫らな玩具に性の弱点を責め立てられながら自由を取り上げられた裸体を身悶えさせ、艶めいた喘ぎ声を部屋中に満たして快楽によがり鳴くしか無かった。

「あっ、あぁぁんっ! ひ、あぁ、んひぃぃぃぃっ!」

手足の枷の鎖をがちゃがちゃと鳴らし、ベッドを大きく軋ませている青年は、乳首と男根に施される刺激に涙を流して苦しんでいる。意志を持たぬ淫具に休み無く過敏な二つの突起と性器を震わされる快楽の刺激は、呼吸を整える暇さえ無い苛烈な責め苦だ。
しかし、青年が苦しんでいる最大の理由は激しい快楽その物ではない。確かに息苦しさを感じながら連続で快楽を味わわされる事は苦しいが、青年をそれ以上に苦しめている理由があった。
それは、他でもない青年自身。毎日毎日淫らな調教を男から仕込まれ、至上の快楽を刻まれた青年の肉体はもう、ただ乳首と男根を責められるだけでは絶頂へと至れず、青年はイきたくてイきたくて堪らないのにいつまで経ってもイけないという状況へと追いやられてしまっていた。

「んぅ…ごひゅじん、さまぁ……ご主人、様の…おひ…ぽ……おひりにぃ…!」

汗、涎、涙。様々な体液で汚れた顔を力無く振り、青年は淫具に強過ぎる快楽を流し込まれている乳首と男根を揺らしながら、淫具を与えてもらえなかった尻穴を切なさでヒクヒクと収縮させる。
自分を色狂いにした憎いはずの男の名を甘えるように呼び、青年は自ら恥ずかしい穴を犯して欲しいと一人きりの部屋で叫ぶ。
手が自由だったなら青年は自身の指で尻穴を掻き回し、淫具の快楽と尻穴の快楽を共に愉しみながら何度も精液を放出している。そう断言出来るくらいに、満たされないもどかしさですり減らされた青年の理性は性の欲望に溺れている。
満足に動けない裸体を必死にくねらせて体内に溜まる一方の快楽を散らそうともがき、結局散らせなかった快楽がふくらませる欲望と疲労に憔悴させられた青年の思考能力は、男に放置され淫具に嬲られている間に跡形も無く蕩け落ちてしまった。
その証拠に、青年は部屋に戻って来た男の姿を霞む目で確認した瞬間、嬉しそうに笑って尻穴を突き出しながら、まともな思考では言えないような羞恥のおねだりを何の疑問も持たずに発していた。

「あぁぁっ、ごしゅじんひゃまぁっ…ひんぽ、ひんぽぉっ! 俺の、けひゅまん…ごにぃ…おひんぽ、いれひぇくらひゃいぃぃぃっ!!」

何の刺激も与えられないという焦らしで苛まれた尻穴を収縮させ、一生懸命に男根を欲しがる青年の淫乱さを眺めながら、戻って来た男は支配の悦びに満ちた笑みを浮かべ、ズボンのファスナーを下ろしつつ恥ずかしい穴を開閉させる青年の方へと近寄って行った。




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