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刑事は必死で尻穴をカメラに寄せる

2015.12.26.Sat.22:00
「うむぅぅぅっ…ふー、んふぅぅ……っ!」

窓の無いコンクリート製の地下室に、くぐもった男の呻き声が反響する。その声を発している男は、夜道で後ろから襲われ抵抗虚しく連れ去られてしまった刑事の男は、口に施された黒いギャグボールの穴から溢れ出る自身の唾液を力無く眺めながらどうにかして今の状況を好転させられないかと試行錯誤している。
だが、幾ら試行錯誤を繰り返しても、状況は良くならない。刑事の腕を背中で拘束しているラバー製の拘束具は様々な形で力を込めてもただただ南京錠が揺れる金属音が立つのみで全く緩まず、刑事の腕は肘から先を重ねた状態のまま伸ばしたくても伸ばせない。
そんな状態に追いやられた手では当然、他の箇所に与えられた拘束を外す事も叶わない。刑事は声を奪っているギャグボールを毟り取る事も、赤い一人掛けソファーの背もたれ側の脚と黒い首輪の前部を遊び無く繋いでいる二本の鎖を解く事も出来ず、また靴下の上から巻き付けられた革の枷とソファーの正面側の脚を繋いでいる短過ぎる鎖を解く事も出来ない。

赤いソファーの柔らかな背もたれにあごを乗せたまま、ソファーの脚に繋がれた足を開かされたまま、刑事の男は一人きりの地下室で裸体を晒し続けている。
それは屈辱的で、恥辱を嫌でも感じる格好だ。しかし、刑事の男に最も屈辱と恥辱を感じさせている要因は、強制された無様な格好ではない。
刑事を一番辱め、あらゆる誇りを傷付けている要因。それは、裸体のあちこちに取り付けられた器具と、高く掲げた尻穴のすぐ近くに設置された一台のビデオカメラだ。
刑事の左右の乳首をしっかりと挟むクリップから吊るされた桃色をした楕円形の器具。男根全体を包み込むように装着された黒い器具。そして、自力では排出が出来ないよう、腸内で空気を送り込んでふくらまされた尻穴の器具。それらの器具は自身に繋がれた細いコードから注ぎ込まれる電力によって休み無く振動し、刑事の性の弱点を意に染まぬ快楽責めで嬲っている。
しかもその快楽責めは、ある要素が変化する度に強さを目まぐるしく変え、刑事の男を緩急を付けた快楽で弄んでいる。快楽責めに屈し、抗う事をやめてしまった方が身も心も楽になる事は刑事自身も分かり切っている。
けれど、分かってはいても刑事は誇りを捨て切れず、その行動がより自分を苦しめる上に自分を捕らえた者達の思い通りだという事実も把握していながら、小刻みに痙攣する足を必死に伸ばして尻のくねりを押さえてカメラのレンズ内に収める。尻穴の器具に取り付けられている、快楽を注ぐ振動の強弱と連動している無慈悲なセンサーを可能な限りカメラの中心に寄せ、少しでも甘い刺激を遠ざける為に、だ。

「んふぅぅぅっ! む、うぐぅぅ、んふぅぅ……!」

不安定な体勢で拘束された裸体を無感情な淫具で苛まれ始めてから、どれだけの時間が経ったのだろう。尻穴の器具に取り付けられたセンサーがカメラの中心から大きくズレないよう意識を集中させながら手足の拘束具を外そうともがき、うっかり身体のバランスが崩れた際に始まる乳首と男根と尻穴への激しい振動責めに甘い悲鳴を上げて身悶えながらセンサーをまたカメラの中心に戻そうともがく。それを幾度と無く繰り返し続けた刑事の精神と肉体は、未だ屈服はしていないもののもはや憔悴し切っていた。
汗まみれの裸体は赤く火照り、絶えず小刻みに跳ねている。思考は快楽を拒む事以外何も浮かばなくなり、地下室の扉がきしむ音を立てて開き自分を放置して去った男達が戻って来た事も、その男達が惨めに喘ぎながらソファーに繋がれた裸体を悶えさせる自分を意地の悪い笑顔で眺めている事も、残酷な男達が持って来た革紐の鞭で尻を狙い打ち据えようとしている事にも刑事は気付けない。

「うぅぅーぅっ! んぐぅぅ! んぉぉぉぉぉーっ!!」

一際激しく痙攣し、男根を包む器具の中に薄まった精液を放出する刑事。情けなく鳴き、よがり、絶頂する刑事を作り出した男達は器具の隙間から零れ出す白と透明が混じった淫液が床に滴る様子を観察して更に笑みを深くし、鞭を手にした男はすでに乱れている刑事を今よりもっと淫らに狂わせる為に、左右に跳ねて汗を飛ばす尻に向けて鞭を振り下ろす。
一人きりで、思考能力を失う程に快楽の仕掛けで嬲られた刑事。だが無情にも、彼を捕らえた者達が注ぐ快楽地獄はまだ始まっていないに等しく、刑事が獣のように鳴き、鞭の痛みに震えながらイきまくらされる本当の快楽地獄は、まだまだこれからが本番だった。




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