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無駄な抵抗を男は愉しむ

2015.12.22.Tue.21:00
「さて、と…あの子はどうしてるかな?」

次の取引先へと向かう車の中で、スーツを着た男が独り言を呟きながらタブレット端末をカバンから取り出す。そして男は優雅に足を組みながら慣れた手付きで端末を操作し、遠く離れた邸宅の自室に設置しておいた隠しカメラから届けられる映像を画面に表示した。
そのカメラは、家で留守番をさせたペットが悪さをしていないかを確認する為の物。本来ならば、それ以外の用途を持たないはずの機械だ。だが、男はその機械を売る側が想定した用途とは違う形で使用していた。
それは、自室に捕らえた青年の様子を確認する為。自身の会社から情報を盗もうとした産業スパイの青年が与えられた拘束を外そうとして足掻く様子を、離れた場所から何時でも眺めて愉しめるようにする為だ。

「おやおや…必死になって暴れて、随分と頑張っているねぇ」

左手に持ったタブレットに映る青年の足掻きを観察しながら、男は口元を緩めて笑い交じりに呟く。
残念ながらこの機械では声は聞こえて来ないが、青年スパイが黒い棒状の枷を噛まされた口から言葉にならない唸りを上げている事はよく分かる。青年スパイが身体に着せられた特殊な拘束スーツを軋ませ、部屋の柱と赤い首輪を繋ぐ鎖を甲高く鳴らしている事も、よく分かる。
そして、青年スパイが今行っている足掻きは全て無駄であり、ただただ体力と気力を消耗させるだけの行動でしか無い事も、男にははっきりと分かっていた。

幾ら手足をもがかせようが、男が青年に着せたスーツはビクともしない。腕を折り畳んだまま伸ばせないよう手首と二の腕を頑丈な南京錠で結合し、足も折り畳んだまま伸ばせないよう足首と太ももも南京錠で結合しているスーツは青年の必死のもがきも意に介さず、捕らわれの身となった青年スパイを肘と膝で身体を支える四つん這いの体勢で固定してしまっている。
手も足も自由を奪われた青年スパイは、人としての尊厳を傷付ける首輪と首輪の鎖を外したくても外せず。声を封じている涎塗れの口枷を毟り取る事も叶わず。何より首から下の裸体をすっぽりと覆い、惨めな格好を強制している真っ黒な拘束スーツを脱ぎたくても脱げない。
激しい屈辱が青年スパイを襲う。しかし、青年は屈辱に苛まれながらもまだ諦めてはおらず、拘束スーツ内の機構で指を使えないよう握り拳を強いられた手を首輪の鎖に擦り付けたり、不自由な手足に力を込めて首輪の鎖を強く引っ張ったりしてこの状況から逃げ出そうと試みていた。

もちろん、その行為には何の意味も無い。例え運良く鎖が外れたとしても手足の拘束が解けていなければ部屋のドアノブに触れる事も不可能な上に、ドアノブに触れて部屋から出たとしても青年スパイはすぐに男の部下に見付かり、抵抗虚しく部屋に連れ戻され再び鎖を繋ぎ直されてしまうだろう。

「もっともっと…無駄に足掻いてごらん? そして…絶望する君の無惨な姿を、私に見せておくれ」

嬉しそうに、けれど冷たい口調で囁く男に無駄な抵抗をする様を見られているとも知らず、青年スパイは拘束スーツ越しに浮き上がった尻肉や男根を、屈辱と疲弊に歪む表情を、タブレットの画面を通して非情な男に見せ付ける。
青年スパイが悶える光景を愉しむ男は背筋を震わせ、スーツのズボンの下で男根を興奮でふくらませ、青年スパイを直接いたぶれる今夜に、心の底から期待していた。




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