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鞭を振るわれ龍と虎は跳ねる

2015.11.12.Thu.21:00
畳が敷かれた和室に、障子が開き、再び閉じられる音が鳴る。それに続いて、畳を踏みしめる素足の音がぺたぺたと鳴り、和室の中央で裸体を拘束されていた二人の男達の背後でとまった。
麻袋を被せられている状態では、誰が訪れたのかは見えない。だが、拘束を解く気配が無い以上、敵である事は間違いない。それを確信した男達は自由を奪われた裸体をくねらせ、麻袋の上から噛まされた布の猿轡を通して抗議の唸りを上げ、訪れた人物に向かって拘束を解けと要求した。

「うぅーっ…む、うぐぅっ!」
「んふぅっ、むっ、うぅぅぅ!」

不明瞭でも伝わる程に鋭く強い怒気を含んだ声を発し、男達は一刻も早い解放を望む。だが、幾ら怒気を込めて唸っても、訪れた人物は、着流しをまとった男はそれに応じない。
それどころか着流しの男は、和室の中央で縄に縛られた手首を鴨居から吊るされ、足首を縄に括られた足でつま先立ちを強いられている男達がそれぞれの背に彫られた龍と虎の刺青を力無く躍らせながらもがく様子を後ろから眺めて愉しんでいる。

「うぅぅ! むぐぅぅ!」
「むぅぅぅーっ! むぶぅぅぅーっ!!」

一向に縄が解かれず、背後からの気配だけが感じられる状況に苛立った男達は、一際強い怒りを込めて背後の男に解放を求める。すると、背後の男はそれに反応してようやく口を開いた。
その反応は裸体をもがかせる男達が求めたいた物でも、想像していた物でもない、冷たく尊大な言葉での反応だった。

「そんな格好だというのに…随分と強気ですね。さて…何時までその強気さが続きますかね?」

背後の男の言葉の意味を把握するよりも先に、室内にヒュンと風を切る音が鳴り、そして。

「むぉぉぉぉんっ!?」

左側で悶えていた男の尻に鋭い衝撃が走り、男は言葉を塞ぐ布に歯を立てながら吊るされた裸体を前に突き出し、背中の雄々しい龍を情けなく躍らせた。

「ふふっ…良い鳴き声ですね。そっちの虎の刺青の人も、良い鳴き声を聞かせて下さいよ?」
「んもぉぉぉぉっ!?」

何が起こったか分からずに困惑していた虎の刺青の男の尻にも衝撃が走り、二人の男は立ったまま拘束された裸体を並んで仲良くビクつかせる。そんな惨めな光景を眺めている着流しの男は湧き上がる支配感に胸を震わせながら続けざまに右手に握った乗馬用の鞭を振るい、男達の尻を不規則な力と順番で打ち据えて弄び始めた。

「どうしたんですか? さっきみたいに強気な声を上げてみてくださいよ? ほら、ほらっ」
「んーんっ! むふぅぅ!」
「あおぉっ、あ、おむぅぅ!」

視界と言葉と手足の動きを制限された裸体の男達が尻を叩かれて発する哀れな悲鳴を聞き、背中で苦しげに跳ねる龍と虎の紋様を観察しながら、着流しの男は無慈悲に鞭を振るう。
必死に救いを求めて上げられるくぐもった鳴き声は、背後の男の愉しげな声や鞭が尻肉を打つ音と共に和室の中を虚しく満たしていた。




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コメント
虎の入れ墨ですか・・・
いいですねぇ、虎の入れ墨&竜の入れ墨が、びくびくする姿・・・はふーん・・・ごちそうさまでした💛

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