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犬の着ぐるみは青年を嬲る

2015.11.11.Wed.21:00
この作品はみどりいぬさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


「んー…むぐっ、ふーっ…!」

窓の無い殺風景な部屋に、荒い呼吸の音が響いている。疲弊の色が混じったその荒い呼吸の主は、頭部に茶色い犬の耳を模した飾りを付けられ、口に黒色をした棒状の枷を噛まされている青年。その身に特殊な衣服を着せられ、手足の自由を奪われた青年だ。
青年の首から下をすっぽりと包む衣服は、頭部の犬の耳と同じ茶色をした犬の着ぐるみだ。ふわふわの体毛を再現し、手足の肉球を再現し、柔らかな尻尾を再現したその着ぐるみは見ただけでは可愛らしいという印象しか生まないだろう。
しかし、その着ぐるみが持つ機構は可愛らしさとは程遠い。何せ、着せられた者は手の指が使えず自力で背中のチャックを下ろして着ぐるみが脱げない上に、内部に仕込まれた器具は休み無い振動を繰り返して着せられた者の性の弱点を容赦無く甘い快楽で責め立てているのだから。

「うー! むぅっ、ぐっ…んもぉぉぉぉーっ…!!」

部屋中にくぐもった喘ぎを発しながら青年は床の上でビクビクと痙攣し、何十回目か分からない絶頂を迎えた。
全身から垂れ流した汗、男根から噴き出させた透明な蜜と白い体液、尻穴から零れ落ちた腸液。それらが混ざり合って蓄積している着ぐるみの中からは、青年が悶えるのに合わせてにちゃにちゃという淫猥な水音が立っている。
だが、青年が分泌した体液が幾ら淫猥な音を立てようと着ぐるみに内蔵された器具はお構い無しに動き続け、青年の左右の乳首と、勃起したまま萎える事も出来ずに達し続けている男根と、尻尾と一体化した極太のアナルバイブで奥深くまでみちみちに埋め尽くされた尻穴をしつこく嬲り、青年の肉体を次の絶頂へと追いやっていく。

「ふぅーっ…んもっ、むっ…ふ、ひゅぅっ…!」

無感情な器具で快楽を限界以上に注がれた青年は、もはや指が使えない手で着ぐるみのチャックを下ろそうと足掻く事すらもせず、床に寝転がったまま瞳から大粒の涙を零し、棒枷を噛まされた口から唾液と喘ぎを溢れさせている。
抵抗を諦め、器具の責めにひたすら耐える青年。そんな青年の目の前に、突然革靴が現れた。革靴を履いているのはスーツを身にまとった男。青年に犬の耳と着ぐるみを装着させ、口枷を嵌めたまま快楽地獄に放置して去っていた男だ。

「っう…! うー…むぅーっ…!」

屈辱に塗れる格好にさせ、屈辱を嫌でも味わう甘い責め苦に置き去りにした男に対し怒りを覚えなければならない。心の奥底ではそう分かっている。
けれど、今の青年には男に対して怒りを覚える余裕など無い。今の青年に出来る事は目の前に現れた男の足にすがり付き、潤んだ瞳で懇願の視線を向けて責め苦からの解放を望む事だけだ。
恥を承知で自分を苦悶させている元凶にすがり付き、言葉にならない声で唸りながら青年は許しを請う。その青年の様子を一しきり眺めた男はにっこりと微笑んでしゃがむと、素早く手を動かして青年の首に黒い首輪を巻き付け、愉しげな口調で残酷に言った。

「刑事さん、お待たせ。さぁ、愉しい愉しい散歩に行こうね」
「んぅ!? ふ、うぐぅぅっ…!」

首輪から伸びた鎖を男が右手で引き、青年刑事は驚愕で表情を強張らせたまま必死に抗う。もちろん、必死に抗ったところで手足の自由が無い上に快楽で疲弊させられていては勝ち目などあるはずも無く、青年の肉体は男の右手に負けじりじりと部屋の外へと移動させられていく。

「んー! んっ、むぅ! うーっ…むぐぅぅぅーっ…!」

犬の着ぐるみに包まれた肉体を器具の振動が与える快楽に震わせながら無意味に抗わせる青年刑事の無様な姿を男は黒い笑顔を浮かべながら目と耳で愉しみ、ゆっくりゆっくりと首輪の鎖を右手で引いて、捕らえた青年刑事を散歩へと連れ出していく。
男が所有する邸宅内を犬のように散歩させられ、悔しさを感じながらも器具の快楽に逆らえずに絶頂させられる青年刑事の鳴き声は、青年刑事が堪え切れずに失神するまで男の邸宅内に聞こえていた。




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