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青年を悶え狂わせるメインイベント

2015.10.23.Fri.21:00
「んー…む、ふ…むぐうぅ…っ」

手首に嵌められた黒革の枷を天井から下がった鎖で繋がれ、右の膝に嵌められた黒革の枷を右足を持ち上げたまま下ろせない位置で天井から下がった鎖で繋がれた青年は、拘束を解こうと抗う事もせずに棒状の枷を噛まされた口から諦めの吐息を漏らしている。
青年の諦めの原因の一つは、性感帯に取り付けられた淫具達だ。左右の乳首にはどんなに胸を揺らしても外れないクリップ型のローターを装着され、ペニスには裏筋をまんべんなく刺激する形でベルト型のローターを装着され、アナルに押し込まれた三つのローターは自力で排出が出来ないよう、空気を送り込んで肥大化させたアナルプラグで栓をされた。
性の弱点を責め立てる淫具達は、青年の体力を甘い快楽と共にじわじわと削り落としている。もはや、手枷と右膝の枷を解こうと試みる気力も無い程に青年が追い詰められている。それは紛れも無い事実だ。
しかし、青年に諦めを抱かせている一番の原因は淫具による責めではない。青年に抵抗を諦めさせている最大の要因は無感情な淫具の刺激ではなく、欲情の感情を含んだ熱い視線。ステージ上で裸体を拘束され淫具の責めに苦悶している青年を観察する、何百という男の視線だ。

広いステージから伸びた細長い通路の先端で枷に繋がれた裸体をスポットライトに照らされている青年を、客席の男達はあらゆる角度から眺めている。ある男からは、頭上高くで吊るされた腕が小刻みに震えている様が良く見えているだろう。別の男からは、羞恥に震える青年の顔と絶え間無く振動されて硬く尖ってしまった乳首が良く見えているだろう。更に違う男からは、達しても萎える事さえ出来ずに次の絶頂を要求されているペニスと、腸内を震わせる三つのローターの刺激に快感を覚え栓をしているアナルプラグを淫らに動かしているアナルが、良く見えているだろう。
何もかも、青年自身ですらじっくりと見た事の無い場所までもが、男達の目に晒されている。こんな状況では、たとえ運良く拘束が解けたとしてもすぐに嵌め直されてしまう。身をよじって淫具を振り落としたとしても、同じ場所にまた固定されてしまう。深く考えずとも意味を成さないと分かる行動をする理由は無く、青年は羞恥に塗れると分かってはいても抵抗を諦め、ただただ痴態を観察されるしか無い。

どれ程の回数、男達の前ではしなたい絶頂の瞬間を晒した頃だろうか。不意に、会場内にアナウンスが響き渡った。

「皆様お待たせ致しました! これより、本日のメインイベントを開始致します!」
「んぐぅぅっ…!?」

プライドがボロボロになるくらい、惨めな姿を晒したと思っていた。床に着いている左足が抑え切れぬ疲労でガクつき、汗と淫液がぼたぼたと垂れ落ちるくらい、甘くいたぶられたと思っていた。
けれど、まだ何か責め苦がある。それを知った青年は沸き上がる絶望に表情を強張らせ、続けられるアナウンスを怯えながら聞いた。

「この青年は、ステージで行われる演目を無断で撮影し、あまつさえそれを使ってこの催しを無くそうと目論んでいました。つまり、この青年は皆様の娯楽を、下らない正義感で奪おうとしていたのです!」

あまりに勝手な理屈だと、普段の青年なら怒りを覚えていただろう。だが、今はそんな怒りなど覚える余裕は無い。
これから何が行われるか、どんな辱めを与えられるのか、恐怖する事で精一杯だからだ。

「本日、このメインイベントに限り、通常禁止している写真及び映像の撮影を許可致します。どうか皆様の手でこの青年が強い快楽で悶え狂う様を記録として残して上げてください!」
「んむぅぅぅぅぅーっ!? も、うぐっ! うぶぅぅぅ!!」

アナウンスが叫び終わると同時に、青年の裸体に取り付けられた淫具が振動を強めた。散々快楽で嬲られ、感度を高められていた身体がその強い刺激に耐えられるはずも無く、青年は男の目に晒されている状況だという事も忘れて悲鳴のような喘ぎを発し、スポットライトに照らされている裸体を体液を飛ばしながら悶え狂わせた。

「うー! むぐぅぅーっ! んも、んふぉっ…むぶぅぅぅぅー……っ!」

自分を取り囲むシャッター音にも気付かないまま青年は苛烈な快楽責めに追い立てられ、ペニスの先端からわずかに白の混じった体液を溢れさせていた。




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