兄は弟に暴かれる
2015.10.10.Sat.21:00
闇に包まれた夜の街。そこにある民家の一室で、一人の少年が自室のベッドの上で拘束を与えられ、抵抗を封じられた状態にされている。
指を組んだまま黒のガムテープでぐるぐる巻きにされた少年の手は、どんなに力を込めて動かしても指一本伸ばせない。これでは、口に貼り付けられたガムテープを剥がして塞がれた声を自由にする事も出来ず、視界を覆う白いタオルの硬い結び目も解けない。
手を使えず、声も不明瞭にくぐもった物しか出せず、目はタオルの白以外何も見えない。そんな状況に少年を追いやった者は、嫌がる少年の下半身からズボンとパンツを脱がせ、露出させた恥部を好き勝手に弄って快楽を注いでいた。
「もう何回も精液出したのに、おチンチンがガチガチになってるよ? 僕の指をくわえてるお尻の穴もいやらしくヒクヒクしてるし…やっぱり、気持ち良くされるのが嬉しくて堪らないんだね…お兄ちゃん?」
「んんんーっ!?」
自分が拘束した兄が快楽に喘ぎ、淫らに悶える様子を笑いの混じった声で指摘しながら、弟は兄の体内に収めた右の人差し指と中指を折り曲げ、特に過敏な弱点である前立腺を強く抉った。弟の指の力で弱点を押し上げられる刺激は強烈で、兄はガムテープで縛られた手に力を入れながら下半身を露出した仰向けの身体をベッドの上で仰け反らせ、甘い快楽で濡れた悲鳴を上げた。
弟の指摘通りもう何回も絶頂を迎え射精をしているというのに、兄のペニスは萎える事すら出来ない。イってもイってもまたイかされるという状況は苦しいはずなのに、前立腺を弟の指で擦られる快楽はその苦しささえも掻き消す程の幸福感を絶えず生み出している。
「んうぅーっ…む、ぐむぅぅんっ!」
このままじゃ、おかしくなる。自分が兄だという事も忘れて、弟の前で淫らな欲望に身も心も溺れてしまう。そう考えた少年は塞がれた口で制止の意思がこもった唸りを発し、顔を大きく左右に振って弟にやめてくれを伝えた。
しかし、弟は兄の制止を受けても責めをやめない。それどころか、弟は弾む口調で兄が隠していたつもりの事実を暴き、制止すらも行えないようにしてしまった。
「そうやって嫌がって見せても無駄だよ、お兄ちゃん。お兄ちゃんが僕の名前を呼びながらオナニーしてる声、隣の僕の部屋までしっかり聞こえていたんだから」
「っう…!?」
押し込めていたつもりだった思いを暴かれ、うろたえる兄。そうしてうろたえている兄の姿を見ながら弟は言葉を続ける。
「僕に『縛って欲しかった』んでしょう? 僕に『お尻の穴を苛めて欲しかった』んでしょう? お兄ちゃんのお望み通り、全部して上げる。お兄ちゃんが僕にして欲しかった事を全部して上げるから…お兄ちゃんも、僕だけのお兄ちゃんになってよね?」
「んむぅぅっ! ふ、むふぅぅ…っ!!」
自慰の時に妄想していたよりも遥かに容赦無い気持ち良さを弟から与えられた兄は、一回絶頂を迎えるごとに理性や兄弟だからという常識を自ら壊し、やがて弟が注ぐ甘ったるい悦楽の波へと身も心も溺れていくのだった。
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指を組んだまま黒のガムテープでぐるぐる巻きにされた少年の手は、どんなに力を込めて動かしても指一本伸ばせない。これでは、口に貼り付けられたガムテープを剥がして塞がれた声を自由にする事も出来ず、視界を覆う白いタオルの硬い結び目も解けない。
手を使えず、声も不明瞭にくぐもった物しか出せず、目はタオルの白以外何も見えない。そんな状況に少年を追いやった者は、嫌がる少年の下半身からズボンとパンツを脱がせ、露出させた恥部を好き勝手に弄って快楽を注いでいた。
「もう何回も精液出したのに、おチンチンがガチガチになってるよ? 僕の指をくわえてるお尻の穴もいやらしくヒクヒクしてるし…やっぱり、気持ち良くされるのが嬉しくて堪らないんだね…お兄ちゃん?」
「んんんーっ!?」
自分が拘束した兄が快楽に喘ぎ、淫らに悶える様子を笑いの混じった声で指摘しながら、弟は兄の体内に収めた右の人差し指と中指を折り曲げ、特に過敏な弱点である前立腺を強く抉った。弟の指の力で弱点を押し上げられる刺激は強烈で、兄はガムテープで縛られた手に力を入れながら下半身を露出した仰向けの身体をベッドの上で仰け反らせ、甘い快楽で濡れた悲鳴を上げた。
弟の指摘通りもう何回も絶頂を迎え射精をしているというのに、兄のペニスは萎える事すら出来ない。イってもイってもまたイかされるという状況は苦しいはずなのに、前立腺を弟の指で擦られる快楽はその苦しささえも掻き消す程の幸福感を絶えず生み出している。
「んうぅーっ…む、ぐむぅぅんっ!」
このままじゃ、おかしくなる。自分が兄だという事も忘れて、弟の前で淫らな欲望に身も心も溺れてしまう。そう考えた少年は塞がれた口で制止の意思がこもった唸りを発し、顔を大きく左右に振って弟にやめてくれを伝えた。
しかし、弟は兄の制止を受けても責めをやめない。それどころか、弟は弾む口調で兄が隠していたつもりの事実を暴き、制止すらも行えないようにしてしまった。
「そうやって嫌がって見せても無駄だよ、お兄ちゃん。お兄ちゃんが僕の名前を呼びながらオナニーしてる声、隣の僕の部屋までしっかり聞こえていたんだから」
「っう…!?」
押し込めていたつもりだった思いを暴かれ、うろたえる兄。そうしてうろたえている兄の姿を見ながら弟は言葉を続ける。
「僕に『縛って欲しかった』んでしょう? 僕に『お尻の穴を苛めて欲しかった』んでしょう? お兄ちゃんのお望み通り、全部して上げる。お兄ちゃんが僕にして欲しかった事を全部して上げるから…お兄ちゃんも、僕だけのお兄ちゃんになってよね?」
「んむぅぅっ! ふ、むふぅぅ…っ!!」
自慰の時に妄想していたよりも遥かに容赦無い気持ち良さを弟から与えられた兄は、一回絶頂を迎えるごとに理性や兄弟だからという常識を自ら壊し、やがて弟が注ぐ甘ったるい悦楽の波へと身も心も溺れていくのだった。
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