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狼青年は悪の前で笑いながら身悶える

2015.10.08.Thu.21:00
この作品は名無しさんのリクエストを元にして書かせて頂きました。リクエスト、ありがとうございました!


「ぐ…く、そっ! もう、力、が…っ!」

閉じている鉄製の扉を叩く狼獣人の手の勢いが、少しずつ弱まっていく。それを自覚しながらも狼は諦めず、何度も何度も扉を叩いたが手の痛みを感じるのみで扉は開かず、狼はとうとう力尽きて扉の前で倒れ、意識はあるのに身体の自由が全く利かない状態となってしまった。
そんな狼獣人の様子を遠くから眺めていた人間の男は、狼が完全に脱力したのを確認してから床に倒れている狼へと近付き、意地の悪い笑みを浮かべて狼を見下ろして言った。

「くくくっ…効果覿面ですねぇ。獣人にだけ効くしびれ薬には、さすがのヒーローさんも叶わなかったようですね」
「卑怯、者っ…!」
「お褒めに預かり光栄です」

愉しげに喉で笑い声を上げる人間の男を、敵対する悪の組織の幹部を見上げ、ヒーローである狼獣人の青年は悔しげな声を上げた。
決戦場として指定された建物に入った直後に、建物内を満たす香りの正体に気付いていれば扉がロックされる前に脱出出来たのに。そもそも、一人で先走らず仲間にも決戦を申し込まれた事を伝えていれば、こんな単純な罠にかからず、危機的状況に陥る事も無かったのに。
今更後悔して自分の愚かさを痛感する狼青年のヒーローの表情を、幹部は背筋を震わせながら堪能し、待機させておいた部下へと指示を出した。

「さぁ、皆さん! この惨めなヒーローさんを相応しい格好にして差し上げてください!」

幹部が声を上げると同時に、建物の奥から現れた部下の男達が狼ヒーローを取り押さえ、手にした拘束具を狼の手足に嵌めていく。
頑丈な鉄製の枷を嵌められた手首は遊び無く張った鎖で斜め上に引き伸ばされ、同じ枷を嵌められた左右の足首は大きく開かされたまま床に短い鎖で繋がれた。
これではもう、しびれ薬の効果が消えたとしても逃れる事は不可能だ。しかし、狼は立ったまま拘束された身体を精一杯にくねらせてもがく。諦めというよりも、自分の無様さを認めたくない一心でもがく。

「は…ずせ! はずっ…はずせ、ぇっ…!」
「外す訳が無いでしょう? これからが本番なんですから」

幹部の言葉に合わせ、部下がリモコンのスイッチを押す。すると、床と壁のあちこちが開き、中から手の形をした機械が何十本も現れ、狼へと迫った。

「っ!? な、にをっ…!」

狼ヒーローが問いを投げ終わるよりも先に、答えは示された。狼に迫った手の形の機械は誇り高いヒーロースーツを無残に引き裂いて狼の身体をほぼ裸体にさせ、そのまま表情を強張らせる狼に構わず晒させた裸体へと触れてきた。
それも、ただ触れるのではなく、刺激に弱い部分を重点的に触れるように。狼の全身が、堪え切れないくすぐったさで覆われるように触れてきたのだ。

「あひぁぁぁっ!? は、ひ、ははっ…や、め! んぎっ! やめぇぇ!」
「どうしてやめる必要があるんですか? ヒーローさん、楽しそうに笑っているじゃないですか」
「っ、はひっ! たのひい、わけ…っあははぁぁっ! しょこ、は! や、らぁぁっ!」

くすぐったさに弱い場所だけでなく、快楽に弱い場所である男根も手の機械に揉み込まれ、狼ヒーローはしびれ薬で重いはずの身体を激しく痙攣させながら、意思とは真逆に男根を敵達の前で情けなく勃起させてしまう。

「ほらほら、ヒーローさんの狼ペニスも硬く勃起していますよ? やだとか言いながら、本当は嬉しくて仕方が無いんでしょう?」
「ひ、が…あははっ! 違う、ちが…っひゃあぁぁぁっ! あんっ、はぁぁんっ!!」

腋を責められ、腹部を責められ、内股を責められ、尻尾を責められ、男根を責められる狼ヒーローが発する喘ぎ混じりの笑声は、未だ獣人のみに効くしびれ薬が漂う建物内に反響し、引き裂かれたヒーロースーツをまとった狼青年がだらしなく舌を垂らして身悶える姿を眺める悪の幹部とその部下の耳をこれ以上無く愉しませ、優越感を覚えさせていた。




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