拘束達は青年を辱め自由を奪う
2015.10.02.Fri.21:00
地下室にある薄暗い部屋の中で、裸体の青年が壁の方を向いてじっとしている。それは望んでしている事ではなく、様々な拘束によって自由を取り上げられた青年はただじっとする以外の選択肢を取りたくても取れないようにされてしまっていた。
移動をしたくても、青年の足首と膝は巻き付けられた枷から伸びた鎖を床の金具に繋げられてしまっているせいで移動は出来ない。足を拘束する枷を外したくても、青年の手は頭の後ろに回したまま、手首に嵌められた枷の鎖に結ばれた縄と尻穴に挿入されたフック状の器具を遊び無く結合されてしまっていて、青年は手で足の枷を外すどころか少しでも手を動かせば尻穴が激しく抉られる刺激に苛まれる状況に置かれていた。
足は床に繋がれていて動かせず、手は恥ずかしい尻穴を満たす器具と繋がれていて下手に動かしたら苦悶に襲われる状況。行動の自由を奪い、かつ男としてだけでなく人間としての尊厳を奪うには十分な拘束が施された状況。だが、これらの拘束よりも遥かに青年の自由を奪い、尊厳を辱めている拘束がある。それは、赤い首輪の前部と青年の性器を結んでいる縄の拘束だ。
首輪の前部の金具から伸びた縄は、青年の性器と直接結ばれてはいない。縄は、壁に取り付けられた二つの滑車を通して青年の性器と結ばれている。
その二つの滑車の位置は巧妙と表現するしか無い程に意地が悪く、青年が少しでも膝立ちの格好から力を抜けば性器が睾丸からくびり出され、強い痛みを感じてしまうように調整されていた。
「あぁ…っ…! っ、は……ん、ひぃっ…!」
膝立ちを長い時間強いられた青年の足は疲労で小刻みに震え、限界を訴えている。しかし、限界を迎えても青年は脱力を許されず、裸体が我慢出来ずに身じろぐ度に尻穴へと訪れる器具の刺激と、性器を睾丸から搾り出す縄の刺激を膝立ちの姿勢のままただじっと耐えるしか無い。
動きたいのに動けず、疲弊した裸体に力を入れて同じ姿勢を保ち続ける責め苦。それが、どれくらいの時間続けられた頃だろうか。少なくとも青年にとっては永遠とも思える甘い苦しみが長く続き、身も心も憔悴し切った頃、不意に青年の真後ろにある地下室の扉が開き、光と共に人の影が差し込んだ。
「っ、あ…! もう、ゆる、し、で…っ! 外して、くださ、い……っ!!」
後ろを振り向く事が出来ない青年は、真後ろの存在に向かって許しを叫ぶ。声だけで限界と、哀願の意思が伝わるよう切羽詰まった声音で必死に叫ぶ。
その必死の叫びを聞いた存在は、すっかり青年が弱っている事を把握して笑い、青年の視界に影として入るよう右手に握った物を高めに掲げて揺らした。
「ひぃぃっ!? や、ぁ! いやぁぁぁっ…!!」
自身の影の上で、性器を嬲っている滑車が付いている壁の上で動く影を見て、青年は絶叫した。それもそうだろう。揺れている影の正体は、背後の存在が揺らしている物の正体は、幾度となく青年に苦悶を与えた鞭なのだから。
「おねがっ…やめてぇっ! 許して…ゆるし、てぇぇ!!」
壁に映る、鞭を構えている影を見て、青年は半狂乱で懇願をする。けれど、影の主は、青年を嬲っている張本人の男は半狂乱で行われる懇願を聞いても青年の尻を狙って構えた鞭を下ろさない。むしろ、男は残酷に微笑みながら支配感を覚え、逃れられない青年の尻を鞭で打ち、更なる青年の苦悶の様子を見たいという欲求を募らせていく。
「や、だぁぁっ! たすけ、てっ! いや、いやぁぁぁぁーっ!!」
尻肉を鞭で打たれ、その衝撃で裸体が動く事で生まれる尻穴が器具で抉られる刺激と性器が睾丸から強く絞られる刺激で青年が悶え狂う様子が無慈悲な男の目に晒されるのは、そう遠い先の事ではなかった。
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移動をしたくても、青年の足首と膝は巻き付けられた枷から伸びた鎖を床の金具に繋げられてしまっているせいで移動は出来ない。足を拘束する枷を外したくても、青年の手は頭の後ろに回したまま、手首に嵌められた枷の鎖に結ばれた縄と尻穴に挿入されたフック状の器具を遊び無く結合されてしまっていて、青年は手で足の枷を外すどころか少しでも手を動かせば尻穴が激しく抉られる刺激に苛まれる状況に置かれていた。
足は床に繋がれていて動かせず、手は恥ずかしい尻穴を満たす器具と繋がれていて下手に動かしたら苦悶に襲われる状況。行動の自由を奪い、かつ男としてだけでなく人間としての尊厳を奪うには十分な拘束が施された状況。だが、これらの拘束よりも遥かに青年の自由を奪い、尊厳を辱めている拘束がある。それは、赤い首輪の前部と青年の性器を結んでいる縄の拘束だ。
首輪の前部の金具から伸びた縄は、青年の性器と直接結ばれてはいない。縄は、壁に取り付けられた二つの滑車を通して青年の性器と結ばれている。
その二つの滑車の位置は巧妙と表現するしか無い程に意地が悪く、青年が少しでも膝立ちの格好から力を抜けば性器が睾丸からくびり出され、強い痛みを感じてしまうように調整されていた。
「あぁ…っ…! っ、は……ん、ひぃっ…!」
膝立ちを長い時間強いられた青年の足は疲労で小刻みに震え、限界を訴えている。しかし、限界を迎えても青年は脱力を許されず、裸体が我慢出来ずに身じろぐ度に尻穴へと訪れる器具の刺激と、性器を睾丸から搾り出す縄の刺激を膝立ちの姿勢のままただじっと耐えるしか無い。
動きたいのに動けず、疲弊した裸体に力を入れて同じ姿勢を保ち続ける責め苦。それが、どれくらいの時間続けられた頃だろうか。少なくとも青年にとっては永遠とも思える甘い苦しみが長く続き、身も心も憔悴し切った頃、不意に青年の真後ろにある地下室の扉が開き、光と共に人の影が差し込んだ。
「っ、あ…! もう、ゆる、し、で…っ! 外して、くださ、い……っ!!」
後ろを振り向く事が出来ない青年は、真後ろの存在に向かって許しを叫ぶ。声だけで限界と、哀願の意思が伝わるよう切羽詰まった声音で必死に叫ぶ。
その必死の叫びを聞いた存在は、すっかり青年が弱っている事を把握して笑い、青年の視界に影として入るよう右手に握った物を高めに掲げて揺らした。
「ひぃぃっ!? や、ぁ! いやぁぁぁっ…!!」
自身の影の上で、性器を嬲っている滑車が付いている壁の上で動く影を見て、青年は絶叫した。それもそうだろう。揺れている影の正体は、背後の存在が揺らしている物の正体は、幾度となく青年に苦悶を与えた鞭なのだから。
「おねがっ…やめてぇっ! 許して…ゆるし、てぇぇ!!」
壁に映る、鞭を構えている影を見て、青年は半狂乱で懇願をする。けれど、影の主は、青年を嬲っている張本人の男は半狂乱で行われる懇願を聞いても青年の尻を狙って構えた鞭を下ろさない。むしろ、男は残酷に微笑みながら支配感を覚え、逃れられない青年の尻を鞭で打ち、更なる青年の苦悶の様子を見たいという欲求を募らせていく。
「や、だぁぁっ! たすけ、てっ! いや、いやぁぁぁぁーっ!!」
尻肉を鞭で打たれ、その衝撃で裸体が動く事で生まれる尻穴が器具で抉られる刺激と性器が睾丸から強く絞られる刺激で青年が悶え狂う様子が無慈悲な男の目に晒されるのは、そう遠い先の事ではなかった。
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