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少年達は壁に埋め込まれた裸体をくねらせる

2015.10.01.Thu.21:00
窓の無い部屋の灰色の壁から、五人の少年の顔が横に並んで突き出している。それは作り物ではなく、生きた少年の顔。首から下の裸体を壁にあるピンク色のクッションに埋め込まれ、身動き一つ取れなくされた少年達だ。
どんなに手足に力を込めようとも、少年達の身体はクッションでしっかりと絞め付けられているせいで全く思い通りにはならない。腹側を下にした裸体を壁に対して垂直に伸ばした体勢を強制された少年達は腕や足を曲げる事も出来ず、自分達をこの惨めな姿で放置した者達の与えた責めで相手の思惑通りに苦悶させられるしか無い。

「あっ…あぁぁっ…! たしゅけ、へ…たじゅけっ…!」
「ん、もぉっ…や、ら…っ! だれがっ…だれ、かぁ…っ!」

赤く火照った顔を振り乱し、涙と唾液を壁際の床に垂らしつつ少年達は哀願を繰り返す。その様子は壁に埋め込まれた裸体の解放を望み、泣きながら許しを求めているように見えるだろう。
だが、実際は違う。少年達が望み、求めている物は拘束からの解放ではなく、快楽。淫薬で無理矢理に発情させられ、どこもかしこもむず痒く疼いている裸体を静める為の、甘い快楽だ。

少年達の自由を奪っているピンク色のクッションは、ただ自由を奪うだけでなく自身に染み込まされた淫薬で少年達の裸体をまんべんなく包み込んでいる。肌から吸収させられた淫薬によって発情状態を強要された少年達は、尖った乳首を、収縮するアナルを、腹部とクッションの間にある窮屈なスペースでガチガチに勃起したペニスを手を弄り、快楽に溺れたいという淫らな欲求で思考を支配され切っていた。
けれど、手はそれらの場所にどうやっても触れられない。はしたなく身をよじって疼く場所を摩擦しようにも、大きく身をよじれない以上それはただもどかしさを加速させ、余計に自らを苦しめるだけの行動にしかならない。
が、そんな単純な道理を理解する思考能力は、もはや少年達には無い。快楽を求めて行う身悶えが更なる渇きを誘発する事にも気付かないまま五人の少年は壁に埋め込まれた裸体をくねくねと動かし、解消されず強まる一方の疼きと疲労に追い詰められ、少しずつ少しずつ理性を失っていく。

「おにぇ、がい、しまひゅぅぅぅっ…! きもひよぐっ、ひてぇぇっ…!」
「おかしく、なっちゃ…んうぅぅっ! 俺達、五人共っ……馬鹿になっひゃう、よおぉぉっ……!!」

蕩け顔を晒し、呂律の回らない舌で助けを求める少年達を救う者はいない。
少年達の声が部屋の外に漏れても、それを聞いた者達は生意気な少年ヒーロー達が淫らに崩壊していく様を確認し、悪の組織の者らしい黒いほくそ笑みを浮かべるのみだった。




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