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淡い緑は男達を弄ぶ

2015.09.22.Tue.21:00
「うわぁぁぁぁぁっ!!」

財宝が眠っていると考えて開いた宝箱。そこから伸びてきた物体に素早く掴まれてしまった冒険者の青年は抗う暇も無いまま宝箱の中へと引きずり込まれ、長い縦穴を落下した後背中から着地した。
落下中は死を覚悟していた青年だったが、落ちた先は落下の衝撃をほとんど感じない程に柔らかい場所だった為怪我一つ無かった。ちゃんと生きている事、身体に痛みも走っていない事を確認した青年は安堵し、硬くつぶっていた目を開く。そして、目の前に広がっている光景に戦慄した。
天井を、壁を、床を覆っているのは淡い緑色に発光するゼリー状の物体、スライムで。そのスライムのところどころには裸体の男達が捕らわれていた。声を出せないよう口を塞がれ、二の腕から先と太股から先をスライムに掴まれた男達は、虚ろになった目の端から涙を零してじたばたともがいている。
しかし、男達がどんなにもがいてもスライムは手足を決して離さず、逃れようとして暴れる男達の抵抗を嘲笑うかのように乳首や男根といった快楽に弱い場所を弄っている。何人もの男達が裸体をスライムの柔らかな身体で拘束され、乳首や男根をくすぐられて身悶えている異常な光景。それを見た青年冒険者は身の危険を感じ、慌てて立ち上がろうとした。
だが…すでに遅かった。青年が自分の周りの光景に驚き、恐怖している間に手足はスライムにしっかりと掴まれ、抵抗を封じられてしまっていた。

「な…っ! フルファんぐぅぅぅっ!?」

手足が使えなくされた。ならば魔法で。そんな青年の思考をスライムは先読みしていたのだろう。呪文を唱えようとしていた青年冒険者の口は、途中で完全に塞がれてしまった。
手も、足も、口も出せない状態に置かれた青年冒険者は、諦めずに解放を求めて暴れる。が、スライムはその暴れを気にせずに動き、青年の衣服を器用に剥がしていく。

「んーんっ! うぅ、うぐうぅぅっ!」

周りにいる人達も、こうして捕らわれてしまったんだろうか。俺も、このスライムに捕まって…良いように弄ばれるだけの存在にされてしまうんだろうか。
絶望的な未来を想像し、青年はそれを拒んでもがき続けるが状況は変わらず、淡い緑色をしたスライムは新たに捕らえた冒険者の身体を愉しそうに撫で回しつつ罠の宝箱の下にある空間を満たす自身の身体をぷるぷると震わせていた。




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