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可愛らしい男は自ら快楽を望む

2015.09.10.Thu.21:00
金曜日の仕事を終え、男は同僚の家に…社内ではただの同僚として接している学生時代からの恋人の家に泊まりに来た。手洗いの場所も、風呂場の場所も、調味料の場所も知っている家に上がりこんだ男はそのまま何の躊躇いも無くスーツのままベッドにうつ伏せで倒れ込んだ。その行動自体はさして珍しい物ではなく、同僚は疲労困憊している男をベッドで休ませたまま夕食を作りに行ったり、せめてスーツは脱ぐようにと苦笑しながら言っていたりした。
そんな、何でもない同僚の反応が今日も返ってくる物と男は思っていた。勝手知ったる恋人の家ですっかりリラックスした男は、今まで無かった事が起こるという発想も捨て去って完全に油断し切り、スーツを脱がせようとしていると勘違いしたまま、同僚の手の動きを許してしまった。
ふわふわのファーが付いた手錠を使い手首を背中で拘束するという手の動きを、だ。

「ん…? んんっ!?」

何だか手首がふかふかする。何だろう…あれ、手が動かないし鎖の音もしてる!?
ようやく気付いた男はまどろみから一気に覚醒し、うつぶせの状態から左半身を下にして背中で拘束された手を見ようとする。が、同僚は男が身体を起こす勢いをそのまま利用して、男が自分の手首の自由を奪うピンクのファー付き手錠を見る前に、男の身体をベッドの上で仰向けにしてしまった。

「まさかこんなに上手くいくなんて。ホント、俺と二人きりだと嘘みたいに油断するよな、お前」

男の右肩を左手で優しく押さえ付け、右手を口元に当ててくすくすと笑う同僚の指摘に、男は顔を赤く染めながら言い返す。

「ゆ…油断して悪いかっ! というか、お前これ外せよっ!」

仕事の上でも、恋人としても心の底から信頼している相手に油断しないはずが無い。一瞬そのような言葉を考えたが恥ずかしくてとても言えず、男は更に顔を赤くしながら半ば自棄のように言い、身体とベッドに挟まれている手首に嵌められた手錠をがちゃがちゃと鳴らした。
しかし、同僚は男の要望には応えず、少年のように喚きくるくると表情を変えて焦る男の様子を、会社の他の人間は絶対に知らない自分だけが見られる男の可愛らしい反応を嬉しそうに眺め、やがて甘く掠れた声で囁きながらゆっくりと顔を下ろした。

「駄目だよ…今日はこのままたっぷり可愛がってやろうって朝から思ってたんだから」
「んぷっ?…は、ふ…んむっ……!」

理不尽な理由に反論をしようとした男の唇は、優しく降ってきた同僚の唇で塞がれてしまった。
最初は唇を引き結んでせめてもの抵抗をしていた男だが、熱く濡れた同僚の舌で唇を舐められると、くすぐったさに耐え切れずあっさりと舌の侵入を許してしまった。そこからは、もう完全に同僚のペースだ。

「あ、ふぅ…ふむぅっ……んんぅ」

気持ち良さをどんなに頭で否定しても舌で撫でられた口内は堪らない気持ち良さを覚え、身体は興奮して男根をふくらませる。
スーツのズボンを内側から押し上げている男のモノを横目で眺めた同僚は愉しげな表情を浮かべ、いったん唇を離して言った。

「いつもより大きくなってる…手を拘束された状態でキスされて興奮してるんだろ?…可愛いぜ」
「は、あぁぁっ…!」

声が思い通りに出せるようになったら言おうとしていた文句の言葉は愛しい恋人の囁きで跡形も無く蕩け落ち、男の心はきゅんと疼いた。

「手を拘束されて興奮してるお前の身体中を手で撫で回して、舌で舐め回して、何も考えられないくらいに気持ち良くしてから入れて、もっと気持ち良くしたい…良いよな?」

今の状況で聞くなんてずるい。そんな不満すらも抱かないまま男は恋人が発した言葉に首肯を返し、手を拘束されたまま施される何も考えられない程の快楽を自らの意思で望み、待ち切れないとばかりに腰を無意識に揺らめかせていた。




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