便座に繋がれた少年
2015.09.05.Sat.21:00
目隠しをされているせいで、周りの様子は何も見えない。口に硬く丸めた布を押し込まれているせいで、言葉は何も発せない。
嗅覚で感じる臭いと尻あたりの触覚から自分のいる場所がどこかの便座の上である事は分かるが、それが分かったところで状況は変わらない。むしろそれが分かる分、少年は衣服を剥かれた裸体を便座に縄で縛り付けられているという自身の惨めな格好を理解してしまい、焦りと怯えを抱きながら縄に縛られた裸体を必死に暴れさせていた。
「んんっ…むぅっ…」
出来る限り便所内に音が響かないよう気を付けつつ、少年は自由を奪う縄を解こうとして手足を動かす。だが、その動きは一向に効果を見せない。もがいてももがいても縄は軋むばかりで緩む気配を全く見せず、少年は視界を閉ざす目隠しの下で不安げに眉根を寄せたまま、恥部をさらけ出す体勢で固定された裸体をよじらせるしかない。
折り畳んだ状態で縄をきつく巻かれ、後ろにある配管へと遊び無く繋がれた手はどんなに動かしても顔の横から離れる事さえ出来ない。折り畳んだ状態で縄をきつく巻かれ、腕を繋いでいる物より高い位置にある配管へと遊び無く繋がれた足は大きく開脚したまま閉じたくても閉じられず、少年は便所の扉に向かって丸出しの股間を、ローターによって緩く振動させられているペニスとアナルを余すところ無く露出させられ、隠す事も叶わない。
「ふ、ぐっ、む、おぉっ」
両手両足を縄で縛り上げられ、どこかも分からない便所の個室に放置された少年は、漏れそうになる大きな声を必死に抑えながらペニスの裏筋に貼り付けられたローターとアナルに挿入されたローターの弱い振動に耐える。
誰かに助けて欲しい、こんなところ誰にも見られたくない。もっと強く刺激されて絶頂を迎えたい、恥ずかしい格好のまま快楽を注がれている状況から解放されたい。様々な欲望と願望が少年の中で入り混じり、精神をすり減らしていく。
相反する望みで内側から苦しめられ、縄を鳴らしながら裸体を悶えさせる少年。そんな少年が便所に放置されてからどれくらいの時間が経った頃だろうか。不意に個室の扉が開き、少年はとうとう恥ずかしい姿を誰かに見られた。
「うぅっ…!」
扉を開けたのが誰かは分からない。けれど、少年はそれが助けの手を差し伸べてくれる相手である事を信じて懇願の唸りを上げた。
だが、唸りに対して返ってきた言葉は、少年にとって望ましくないどころか果てしない絶望を与える物だった。
「マジかよ…ガセメールかと思ったらこいつホントに縛られてやがるぜ」
「情けねー格好。偉そうにしてた不良もこれじゃ形無しだな」
「おい、こいつチンコヒクヒクさせてんぜ? もしかしてイきたがってんのか?」
「なら、ローター強めてイかせてやろうぜ? 不良君の肉便器生活の第一歩としてさ」
「っむ!? ぐぅぅっ、うぅぅぅ!」
今まで散々良いように扱ってきた相手に許しを求める不良少年の唸りは旧校舎の便所に虚しく反響し、メールを見て来た少年達と、その中に紛れている不良を縛り上げた一人の少年の耳をこれ以上無く愉しませる。
不良少年が拘束され、滅多に人の来ない旧校舎内で肉便器として飼い慣らされるという甘い復讐は、まだまだ始まったばかりだった。
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「んんっ…むぅっ…」
出来る限り便所内に音が響かないよう気を付けつつ、少年は自由を奪う縄を解こうとして手足を動かす。だが、その動きは一向に効果を見せない。もがいてももがいても縄は軋むばかりで緩む気配を全く見せず、少年は視界を閉ざす目隠しの下で不安げに眉根を寄せたまま、恥部をさらけ出す体勢で固定された裸体をよじらせるしかない。
折り畳んだ状態で縄をきつく巻かれ、後ろにある配管へと遊び無く繋がれた手はどんなに動かしても顔の横から離れる事さえ出来ない。折り畳んだ状態で縄をきつく巻かれ、腕を繋いでいる物より高い位置にある配管へと遊び無く繋がれた足は大きく開脚したまま閉じたくても閉じられず、少年は便所の扉に向かって丸出しの股間を、ローターによって緩く振動させられているペニスとアナルを余すところ無く露出させられ、隠す事も叶わない。
「ふ、ぐっ、む、おぉっ」
両手両足を縄で縛り上げられ、どこかも分からない便所の個室に放置された少年は、漏れそうになる大きな声を必死に抑えながらペニスの裏筋に貼り付けられたローターとアナルに挿入されたローターの弱い振動に耐える。
誰かに助けて欲しい、こんなところ誰にも見られたくない。もっと強く刺激されて絶頂を迎えたい、恥ずかしい格好のまま快楽を注がれている状況から解放されたい。様々な欲望と願望が少年の中で入り混じり、精神をすり減らしていく。
相反する望みで内側から苦しめられ、縄を鳴らしながら裸体を悶えさせる少年。そんな少年が便所に放置されてからどれくらいの時間が経った頃だろうか。不意に個室の扉が開き、少年はとうとう恥ずかしい姿を誰かに見られた。
「うぅっ…!」
扉を開けたのが誰かは分からない。けれど、少年はそれが助けの手を差し伸べてくれる相手である事を信じて懇願の唸りを上げた。
だが、唸りに対して返ってきた言葉は、少年にとって望ましくないどころか果てしない絶望を与える物だった。
「マジかよ…ガセメールかと思ったらこいつホントに縛られてやがるぜ」
「情けねー格好。偉そうにしてた不良もこれじゃ形無しだな」
「おい、こいつチンコヒクヒクさせてんぜ? もしかしてイきたがってんのか?」
「なら、ローター強めてイかせてやろうぜ? 不良君の肉便器生活の第一歩としてさ」
「っむ!? ぐぅぅっ、うぅぅぅ!」
今まで散々良いように扱ってきた相手に許しを求める不良少年の唸りは旧校舎の便所に虚しく反響し、メールを見て来た少年達と、その中に紛れている不良を縛り上げた一人の少年の耳をこれ以上無く愉しませる。
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