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痛みと快楽で男は苦悶する

2015.07.15.Wed.21:00
その男は鍛え上げられた裸体に縄を結ばれ、自由と抵抗を完全に奪われていた。
手首を背中に捻り上げ二の腕と胸部を短く繋ぐ上半身の縄と、足首と太股を短く繋ぐ下半身の縄。それらは硬く、遊び無く施されていて、男がどんなにもがいても解けはしない。
故に、男は手を使って自分の視界を閉ざしている白布の目隠しを外したくても出来ず、言葉を封じている口に噛まされた縄を外したくてもやはり出来ず、縄を使って抜けないように固定されたアナルバイブが柔らかな腸壁を掻き回して快楽を注いでくる事から逃げる事も出来ない。

「うぅぅぅっ…! むぐ! ふ…んぅぅぅぅぅんっ……!」

目隠しの下で眉根を寄せ、甘さと苦悶が入り混じった悲鳴を発して男は床の上で縛られた裸体を痙攣させ、もう何度目か分からない絶頂を迎えた。
尻穴のみで数え切れない程の回数絶頂させられたペニスは、もはや吐き出す精液も残っていないらしい。その証拠に、男の裸体は縄をぎちぎちと鳴らしながら訪れた絶頂に悶えているというのに、ペニスは先端から何も放出しないまま哀しげにビクビクと跳ねるのみだ。

「んんーっ…! んぅぅぅっ! む、ふぅぅぅ!」

底が尽きるくらいに快楽で体液を搾り出された男は、自身の流した汗と吐き出した精液とバイブでこそぎ出された腸液で汚れた床の上で裸体をよじらせつつ、くぐもっていても分かる哀願の声を上げる。
その哀願は男を縛り、バイブを尻穴に固定した存在に。同じ部屋で男が惨めなイき続ける様を眺めている無情な存在に向かって発せられた物で、許しを求めている事は言葉が不明瞭でも明らかだ。
逞しい肉体を持つ男が縄で無抵抗にされ、望まぬ快楽で喘ぎ鳴く痴態を眺めていた存在は、男がなりふり構わない哀願を叫んだ事でソファーから立ち上がり、床で身悶えている男の尻の前へとしゃがんだ。
ようやく、この絶頂地獄から解放してもらえる。霞む思考でぼんやりと考え男は安堵を抱いているが、無情な存在は男の安堵をあっさりと叩き壊した。むちむちと張った男の尻たぶに手を振り下ろすという行動を取って、だ。

「んむぅぅぅぅぅーんっ!?」

ばちん、と乾いた音を立てて打ち据えられた右の尻の痛みに男は白布の下で目を見開いて悲鳴を上げ、思わず尻周りの筋肉を強張らせてバイブを強く絞め付けてしまう。

「んもぉぉっ!? お、ふ、んぶぅぅ!」

右尻のじんじんとした痛みと、掻き回され過ぎて過敏になった腸壁をより激しく抉るバイブの刺激。その二つに同時に襲われた男は縄に噛み付いて獣のように鳴き、嬲る存在が背後にいる事も忘れてバイブをくわえ込んだ尻をいやらしくくねくねと動かしてしまう。
淫らにくねる男の尻は、無情な存在の中で興奮を募らせ、その興奮は更なる尻打ちへの原動力となる。

「んむぅぅぅぅぅ!!」

今度は左の尻を打たれ、痛みと快楽を覚えながら絶叫する男の苦悶は、まだまだ終わりそうも無い。




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