FC2ブログ

男は穴に氷を落とす

2015.07.07.Tue.21:00
この作品はまきさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


強い日差しが降り注ぐ昼下がりに、男は別荘のベランダで額に汗を流しながらグラスの酒を飲み干した。空になったグラスをしばし眺め、男は右手で冷えたボトルを握って左手のグラスに琥珀色の液体を注ぐ。そうして男は酒を注ぎ終えるとボトルを丸テーブルの上に置き、ボトルを離した右手でトングを使ってほぼ丸く形を整えた氷を一つ摘み上げると、グラスではない場所にその氷を入れる。
その場所は、穴。ただの穴ではなく、金属製の器具を使って大きく拡張させた青年の尻穴で。トングが氷を離し、その氷が過敏な体内へと入り込んだ瞬間青年はビクンと裸体を強張らせ、開口具で閉じられないよう固定された口から唾液と呻きを溢れさせて男の前で身悶えた。

「あぁっ、あ! あー、あぁー…!」

腸壁を責める冷たい刺激に、青年は口から意味を持たない声を発してじたばたと暴れる。が、その暴れは声と同様に何の意味も持たない。
どんなに手足に力を入れて暴れても、青年の手首を背中で拘束する上半身の縄は緩まず、折りたたませた足の足首と太股を短く繋いで縛り、恥部を丸出しにする形で開脚させたまま青年をベランダで逆さ吊りにしている下半身の縄もぎしぎしと軋むばかりで緩まない。
身体を使っての抵抗も、視線や言葉での懇願も、身体を激しくよじらせて男の責めから逃げる事も封じられた青年はもはや男の気まぐれに合わせて嬲られる事しか出来ず、逆さに吊るされた裸体は氷を用いた責めで男の良いように悶えさせられていた。

もう何度拡張された尻穴に氷を入れられ、柔らかな肉壁が氷を溶かし尽くす様子を観察されたか分からない。乳首を氷で弾かれ、冷たさと弱い悦楽を感じさせられたかも分からない。そして、こんな辱めを受けているというのに硬く勃起してしまっている男根を、どれだけ氷で擦られ、射精させられてしまったのかも分からない。

「美味しそうに穴で氷をしゃぶりながら、前からいやらしい液を何度も出して…やっぱり君は、私が始めに言った通りの変態だったね」
「あ、あぁぁ!」

違う。そんな意思を告げる為に青年は開かされたままの口で叫ぶ。しかし、叫んでいる青年の表情は左右に振られている状況でも分かる程、困惑と羞恥に満ちていた。
こんな行為、恥ずかしいだけ。そう思っているのに身体は氷で弄くられて熱く火照り、もっと苛烈な快楽を求めて疼いている。左右の乳首は赤く充血して尖り切り、絶え間無くうずうずしている。解けた氷と吐き出した白い液体で濡れた男根はパンパンに張り詰めたまま脈打ち、もうイかされたくないと思う青年の心とは真逆にまた射精がしたいと喚いている。器具で開かされた尻穴は男の目に中まで見られながら、青年が自覚出来るくらい淫猥に収縮を繰り返している。
裸体を縛られ、頭を下にして吊るされ、氷で弱点を苛められて身体を発情させながらも必死にその発情を否定する青年に男はにっこりと笑い、右手のトングでまた氷を掴む。

「くくっ…まだ、自分が変態だって認められないかい? なら、認めざるを得なくなるまでたっぷりと苛めてあげようね…」
「あおぉぉ!」

氷が尻穴に再び投下され、青年は吊るされた身体を力無くくねらせて縄を鳴らす。目を剥いて濡れた悲鳴を上げ、ふくらんだ男根を揺らして身をくねらせる青年の姿を、男は氷をはむはむとしゃぶる腸壁と一緒に愉しみつつ先程注いだ酒を口にする。
媚薬を混ぜた氷でいたぶられ、その媚薬が原因で生まれていると気付かぬままとめど無く湧き上がる発情に戸惑いながら縄で吊るされた裸体をもがかせる青年を見て飲む酒は、支配感に震える男の舌の上で極上の味わいを醸し出していた。




↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓




















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
コメント

管理者のみに表示