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男はテーブルの上で哀しく鳴く

2015.06.23.Tue.21:00
日本屋敷の一室にある、和室。部屋に繋がる障子やふすまが閉め切られ、中を淡い蛍光灯の明かりが照らしているその和室に、二人の男がいた。着流しを身に着けた屋敷の主である男と、主の前で低い木製のテーブルに手足を拘束された裸体を晒し、主の良いように快楽で苛められている男だ。
大人の膝より少し低いテーブルの上に裸体で載せられた男は、その手足を黒いガムテープでしっかりとテーブルに縫い付けられ、犬のような体勢を強要されている。男の肘から先と膝から先を肌の色が見えない程に覆い、飴色の木へと縫い付けているガムテープは男に移動の自由はもちろん、指一本さえ思い通りに動かす事を禁じている。これでは、テーブルの上での四つん這いをさせられている恥辱から逃げる事はおろか、口を塞いで言葉を奪っているガムテープを剥がす事も、目を覆って視界を閉ざしているガムテープを剥がす事も、出来ない。当然そんな状態では男は主の与える責めを拒めず、男は何もかもの自由を取り上げられた裸体をはしたない格好でよじらせ、主の手で無防備なペニスを弄られて生まれた快楽にくぐもった声で喘ぐしか無い。

「んっ…んぅっ、ふっ」

肩幅くらいに開かされた足の間に伸ばされた主の両手が、男の勃起したペニスを好き勝手に撫で回す。透明な先走りの蜜をテーブルに垂らしている亀頭を自身が吐き出した先走りのぬめりを借りて素早く擦ったかと思えば、今度は幹を扱きながら過敏な先端を指先で弾かれ、時折睾丸をやわやわと揉み込まれる。
それら全ての刺激が視界を塞がれて身構えの出来ない状況で施され、男は堪える事も叶わずに言葉にならない甘い悲鳴を上げ、四つん這いで固定された手足を小刻みに震わせつつ裸体を悶えさせ、テーブルをガタガタと鳴らす。拘束と恥辱からの解放を求めてではなく、生殺しの快楽地獄からの解放を求めて。
視界と言葉と行動を封じられた上でペニスを責められてどれだけの時間が経ったのか、男には把握出来ない。イけそうでイけない悦楽で絶頂を焦らされ続ける甘い責め苦に追い詰められた男の思考は、時間の経過などもはや考えられない。

「んーっ! んふっ、ぶっ…うぅぅ!」

イきたくて堪らないペニスを決してイけない緩い刺激で長い時間いたぶられた男の頭の中には、理性や羞恥といった物は欠片も残っておらず、あるのは白く濁った淫液を放出したいという淫猥な願望のみだ。
口を塞ぐガムテープの隙間から唾液を垂らし、目を塞ぐガムテープの隙間から涙を垂らし、全身を惨めにくねらせて腰を振り、男は背後にいる主にペニスを突き出して必死に射精をねだる。
眼前で繰り広げられる、はしたないおねだりの為の淫らな舞いを眺めた主はにっこりと笑い、手の動きを早めた。

「むぅーっ…んふっ、んふぅっ…むぶぅぅ!」

ようやくイける。悦びに打ち震え、男は大声で喘ぎ鳴く。その悦びに打ち震え、蕩け切った鳴き声を上げる男の様子を見ながら無慈悲な主は寸前で射精をおあずけされて悶え狂う男の痴態を見る為に手を巧みに動かし、ペニスを絶頂へと追いやっていく。

「んぅー! んも、うっ、ふぶうぅ!」

待ちに待った絶頂を迎えられる事に歓喜する男の唸り声が絶望に歪んだ哀しい鳴き声に変わるのは、そう遠い先の事ではなかった。




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