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少年達は熱さと息苦しさの中に放置される

2015.06.19.Fri.21:00
「んぅーっ…ふ、うぅっ…」
「も、うぅっ…ぐぅっ…むー……っ」

殺風景な部屋の中に、少年達のくぐもった呻きが弱々しく響く。口内に押し込められた唾液塗れの布を噛み締め、鼻と口を覆う白布の猿轡の下で表情を歪めて上げられるその呻きは、少年達が自身に与えられた拘束を外そうとして悶える度に発せられる焦りの感情がこもった物だ。
塞がれた口で荒い息を吐きながら焦りを含んだ不明瞭な声を上げ、少年達は必死に拘束からの脱出を求めてもがく。だが、そのもがきで生まれるのは、汗ばんだ少年同士の裸体が擦れ合う音と、少年の汗で濡れた布の拘束が立てる湿った音だけだ。
どんなに手足に力を入れて暴れても、二人を向かい合わせの状態で固定する幾重にも巻かれた白布が緩む様子は全く無い。裸体の少年達の腕を身体の横で気を付けさせたまま動かせなくし、胸部を押し付け合ったまま離せなくし、足はつま先までもをしっかりと括って曲げる事も許さず、もがく際にぶつかり合ったせいで勃起してしまっている男根を触れ合わせた状況を強いる二人の全身に巻き付けられた薄い布の拘束。それは緩めに施されているが故に圧迫感や痛みは無いものの、少年達に動けない屈辱を味わわせ、お互いの体温と羞恥で火照る一方の裸体の熱を封じ込めるには十分だ。

「んー…! む、ふうぅ」
「ふぅ、ふっ、んふぅっ…!」

汗で色を変えた布で床をびちゃびちゃと叩き、真っ赤に染まったもう一人の少年の苦悶の声と瞳を間近で感じながら、少年達は向かい合わせで結合された裸体を力無くくねらせる。
もう、うるさい程に騒ぎ、じたばたと暴れ回る気力すら二人には残されていない。熱く火照ったまま冷める事の出来ない裸体はじわじわと少年達の反抗心と思考能力を削り落とし、汗で湿った猿轡の息苦しさと合わせて少年達を容赦無く追い詰めていく。

「う、んぐっ…むぅ、むうぅ」
「ふーっ…ふ、んむぅぅ…っ!」

助けてとも言えず、嫌でも二人分の汗の香りともう一人の吐息を猿轡ごしに吸い込まされる少年達。彼らはやがて惨めに裸体をよじらせる事すら出来なくなり、置き去りにされた部屋の中央で火照った裸体をぐったりと横たわらせ、自分の男根に触れるもう一人の男根の熱さをひしひしと感じながら自分達を拘束して放置した存在が部屋に戻ってくるまで、息苦しさと熱さをじっと耐え続けるのだった。




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