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必死の努力は苦悶を増幅させる

2015.06.01.Mon.21:00
上半身に縄を結ばれて手首を背中で捻り上げられ、天井の金具と上半身の縄を繋がれて吊るされた青年は、自分がスパイである事を暴いた男の屋敷にある部屋で靴のみを身に着けた裸体をもがかせ、自分を嬲る器具から逃れようとして無駄な努力を続けていた。
青年スパイを嬲る器具。それは、部屋の床に固定されている棒の先端に取り付けられた極太のアナルバイブで。スパイはそのバイブをほぐされた尻穴で受け入れる形で縛られた裸体を吊るされ、自身の体重でバイブが奥まで侵入する状態のまま部屋に置き去りにされてしまった。

「うぅー! む、ほ、うぐぅぅ…っ!」

言葉を封じる赤いギャグボールの穴から唾液を垂らして唸り、青年スパイは必死になって自由な足を使ってバイブを取り付けられている棒を挟み、棒を挟んだ足に力を入れて身体を持ち上げ穴を串刺しにしているバイブからの解放を試みる。
しかし、どんなにそれを行っても思うような結果は得られない。それもそうだろう、スパイの肉体は尻穴をほぐす際に与えられた指での陵辱ですでに憔悴し、今は指よりも圧倒的に太く、激しく動くアナルバイブの乱暴な首振りによって腸壁をしこたま掻き毟られ、絶えず望まない快楽でスパイの体力は削り落とされているのだから。

「んー! んぅー…も! うぶうぅっ!!」

縄をぎしぎしと鳴らしながら裸体を痙攣させ、スパイは肉壷を責める快楽に屈して絶頂する。勃起したまま萎えられないペニスは弱々しくわずかに白の混じった体液を部屋の床に滴らせ、スパイは目を剥いてしばらく絶頂に悶えた後、がくりと脱力して棒を挟んでいた足を外し、暴れるバイブを体内の奥深くまで飲み込んでしまった。

「おあぁぁぁぁーっ!?」

ギャグボールを強く噛み締めながら青年スパイは下からバイブで突き上げられる衝撃に絶叫し、慌てて棒をガクつく足で挟み直し、再び身体を持ち上げ出した。そうやって快楽責めから脱出しようとさせ、じっと快楽責めに耐える以上の苦悶を味あわせる事が自身を捕らえた者の狙いだなんて知る由も無いままに。

「うー、ふぅー、むふうぅぅ!」

自分で自分を余計に追い詰めている事実を知らず、摩擦の強いゴム底の靴で自身が垂れ流した淫液で滑りやすくなっている棒を一生懸命に挟み、無意味どころか意図するところとは真逆の効果を持つ努力を重ねる哀れな青年スパイ。
その甘い悲鳴は助けの望めない部屋を、バイブの駆動音と共に虚しく満たしていた。




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