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愚かな少年はびしょ濡れの裸体に復讐を注ぎ込まれる

2023.06.30.Fri.21:00
たったの十数分。そんな短い時間でも汗が噴き出す程の熱気と湿気が充満した空間で、少年は一人置き去りにされていた。

「んぅ……ふぅ、むふうぅ……っ!」

視界を閉ざし口を塞ぐ黒色の粘着テープの上を己の汗が伝うのを絶え間無く感じる。壁に設置された手すりを掴んだ状態から離れられないようにと顔面にもたらされた物と同じテープで手を包み込まれた腕からも、だらだらと汗が流れ出る。胸部よりも高い位置で端にまとめた布を結ばれている肌を覆い隠す役目を放棄させられた黒いタンクトップが汗を吸って得た重みを感じさせられながら、纏っていた半ズボンと共にブリーフを奪われた無防備な下半身が、汗が撫でる刺激に反応して尻穴を収縮させつつ先端から汗を滴らせている小ぶりな男根を脱出を求める力無い身悶えに合わせて左右に揺らめかせている。
汗に塗れた拘束姿で放置されている少年は、まだ三十分も経過していないというのにすでに限界を強く覚え始めている。見ることを禁じられ己の呻きともがきの音以外聞こえない状況に取り残された哀れな少年は、思考を鈍らせ体力を奪う暑さに苦しみながら実際の時間よりも遥かに長く感じる責めに絶え間無く追い詰められ続けている。
そうしてたっぷりと心と身体を擦り減らされ、汗に濡れていない場所が無くなる程の状態となるまでほったらかしにされた惨めな少年は背後の扉が開く音を認識し疲弊しきった脳から哀願の唸りを紡ぐ暇さえ与えられぬまま、無慈悲な少年達の手で、自身を憎む同級生達の手で、抗えぬ姿に変えられた裸体に本気の復讐を注ぎ込まれ始めてしまった。

「○○君、ただいま。飲み物の補充をしてる間待たせちゃってごめんね」
「一人きりで寂しかったでしょ? お詫びに、ここからはさっきよりも激しくいたぶってあげるよ」
「○○君が大好きな乳首弄りをしながら、おチ○チンを気持ち良くしてあげる。お尻を指や俺達のチ○コでほじほじしながら、色んな気持ち良いところをたっぷりと嬲ってあげる。○○君みたいな暴力とは違う形でこの逃げられない身体を苛めて、今日もたくさん無様に鳴き喚かせてあげるからね?」
「んー……っ! むぐ、ぶふうぅ……!!」

暑さに霞む頭の中に絶望と戦慄と、遅すぎる懺悔を募らせながら。傍若無人に振る舞い同級生達からの恨みを濃く育て上げた愚かな少年は自身の監禁場所に選ばれた校舎裏の忘れ去られた倉庫の中に言葉にならない悲鳴を虚しく響かせ、天窓から注ぐ日光と締め切られた扉以外に風の通り道の無い空間に籠もった熱気に混じる体臭を嘲笑いつつ弱点を弄ぶ復讐者達を悦ばせる痴態を、汗と淫らな体液を惨めに撒き散らしながら披露させられていくのだった。






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秘匿された物品は騎士達を淫らな敗北へと突き落とす

2023.06.29.Thu.21:00
騎士達に油断は微塵も無かった。己の実力と討伐対象である山賊の実力差を比べての慢心も一切せず、三人は自国の人間や自国に訪れる者達を標的とする悪の捕縛に望んでいた。
普通に考えれば、その結果は明白だった。十倍近い人数差があろうと、英雄と呼ばれ多くの者から信頼を寄せられている騎士達は誰一人欠けること無く、それどころか怪我らしい怪我さえも負わないまま任務を完了していただろう。
それが崩れたのは、予想外の情報が山賊の根城に待ち受けていたからだ。それを自分が所持していたことを知られれば、山賊の前に自身が捕縛されてしまう。そんな保身の考えから存在を報告されず奪われた物品をまとめた書類にも記載されていなかった違法な魔法具の効力によって戦う為の力を行使出来ない状況へと追い込まれた騎士達は、三人仲良く無様に悶絶する様を山賊達に嘲笑われつつ装備を一つ残らず剥ぎ取られた裸体に拘束を加えられてしまった。
二の腕と胴体を繋ぎ、左右の手首を背中側で交差させた状態に固定させる縄を着せられた騎士達の上半身は仮に没収された剣を山賊達に返されたとしても、それを振るうことは叶わない。あぐらをかいているかのような形で重ねさせられた左右の膝から足首までの部分をきつく一括りにする縄を巻き付けられ、大きく自由を取り上げられた足と首を別の縄で遊び無く結合された騎士達の裸体は、言葉を封じる白布による猿轡に下半分を覆われた仲間達の表情が屈辱と苦悶に歪む様が左右の斜め前に位置している状態から離れることも許されない。
山賊が拠点としている山中の洞穴の奥に存在する開けた空間の地面へと三角を作る形で間抜けに腰掛けさせられた騎士達はもう、口内を満たし歯を割り鼻と口を緩み無く締め上げる白布越しにくぐもった悲鳴を上げながら苦しめられ続けるしか無い。あらかじめ効果範囲を指定し、効果対象から除外する存在を設定した上で起動された異常な魔法具の攻撃から逃れたくても逃れられない姿に追いやられた惨めな騎士達は、何の効果も受けず涼しく残忍な笑顔で鑑賞を行っている山賊達に無様な痴態を堪能され続けるしか無い。
なりふり構わずに転げ回って苦痛を紛らわそうとする裸体を抑え込まれあぐらの格好を維持させられている今の騎士達は、体内を駆け巡る衝動を誤魔化すことさえも認められぬまま意に染まぬ絶頂を繰り返すだけの存在でしかない。肉体の感度を暴力的なまでに上昇させ無理矢理に高めた裸体に無から生み出した快楽を注入する非道な魔法具の効果から脱出する手段を削ぎ落とされた騎士達はもはや、同じ地獄に囚われた二人の仲間と共に言葉にならない甘く歪んだ絶叫を発しつつ絶え間無い射精を繰り返すことが精一杯の滑稽極まりない山賊達の遊び道具なのだ。

「んーっ! むー! ふぶぅぅぅーっ!!」
「うぉっ、むおぉ! あぉぉぉぉんっ!」
「うふっ、むぶうぅ!! おっ、んもっ、もごぁぁぁぁっ!!」

情けないイき様を罵る山賊の声さえ無い空間に、捕らわれ無力化された騎士達が己と仲間の淫猥な絶叫を響かせる。
裸体の激しい痙攣を制する目的で肩や太ももに這わされた山賊達の手にも堪らない快感を味わわされながら、淫獄に堕とされた騎士達が涙に濡れた目を剥きつつ我慢さえも挟めぬまままた精液の放出を強いられていく。
その最高に愉快な気高き騎士達の連続絶頂を娯楽として消費しながら、山賊達は今使用している魔法具を隠れて売り捌いていた悪徳商人に胸の内で感謝を告げつつ密かにその効力に変化をもたらし、騎士達を吐き出す精液の枯渇から無縁とさせ失神と発狂の選択肢すらも阻害する魔術を無慈悲に追加し、三人を終わり無き射精と辿り着けぬ崩壊で追い詰めるより辛く苦しい絶頂地獄へと突き落としていくのだった。






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悪い子は追い詰められた先で容赦無く再教育される

2023.06.28.Wed.21:00
「勝手にお出かけしようとする悪い子みーっけ」

背後から前触れ無く浴びせられた笑い混じりの言葉に、男は疲弊に染まっていた顔を戦慄に上書きしつつ危機からの逃走を試みようとした。
もちろん、言葉を発した存在はそれを許さない。縄に縛められた裸体を酷使し不自由な歩行を繰り返して恥辱に満ちた監禁生活からの脱出を求めていた男を噴き出そうになる笑いを堪えつつ尾行していた男は、尻穴を絶え間無く振動させる釣り針型の淫具が腸壁にもたらす刺激に身悶えながら距離を離そうとする愉快な肉奴隷をゆったりとした足取りで追い詰めていく。

「ほらほら、早くしないとお仕置きだよ? ちゃんと逃げないと、ご主人様の私に罰を加えられちゃうよ?」
「んむうぅ! ふぶっ、むぎゅぅぅっ!!」

自分の行動を悟られていないと思い込んでいた時には溢れ出ないようにと意識していた声を張り上げて拒絶を示しながら、自分を捕らえた男の奴隷という惨めな立場に貶められた男は足首から太ももにかけてを数箇所に分けて縄で一まとめにされた足でよちよちと前進する。黒い棒状の枷を噛まされた口から放つ助けての意思を込めた唸りを背後から迫る男が所有する山中の邸宅という味方のいない空間に虚しく響かせながら、無様な奴隷の男は気高き捜査員というかつての己を欠片も感じさせぬ怯えの態度を露わにしながら、無駄だと知りつつも無慈悲な罰の到来を少しでも遅らせる為に二の腕と胸部を繋ぎ胴体の真後ろで交差させた手首をその位置に固定する縄を着せられた上半身をくねらせ、腕の自由を奪う縄と尻穴を奥深くまで貫き休み無く震えて雌の快感を無理矢理に味わわせる淫猥な釣り針を結わえる縄を軋ませての不自然な歩行を頑張り続ける。
無論、そんな努力を重ねても状況は変わらない。縄塗れの裸体を必死で前に運びそれに伴って生まれる尻穴へのより激しい撹拌が引き寄せる悦楽に甘く苦しめられている捜査員自身が理解している通りに、救いは訪れる気配すら見せない。
視界に映っているはずの情報を認識する余裕すらも削ぎ落とされる程の恐怖に苛まれながら当てもなく歩き続けた哀れな奴隷は、廊下の突き当たりの壁に衝突するという形でとうとうその逃走劇の終了を迎え、間抜けに時間稼ぎをする自分の姿を堪能していた残酷な飼い主の男による罰の開始を決定付けられてしまった。

「んぶっ!? ふぶっ」
「はい残念、捕まえた」
「ふぎゅぅぅっ!?」

壁にぶつかった奴隷が行き止まりに追い込まれた事実を理解するよりも先に、非道な主が奴隷の汗ばんだ尻肉を嬉々として鷲掴みにする。尻穴を嬲る異物を飲み込まされた状態で尻肉を弄ばれたら、奴隷は今感じている物を大きく上回る悦びに狂わされる羽目になる。それを分かり切った上で奴隷の真後ろにしゃがみ込んだ主の男は、己の身体で足の動きを更に封じつつ尻肉を揉みしだきながら壁へと押し付け、硬く張り詰めた男根に摩擦が襲い掛かる状況を、なりふり構わない逃走の最中に尻穴への責めのみで何度も達していた男根に追い打ちの快楽が叩き込まれる地獄を、何の躊躇いも無く作り上げていく。

「んもっ、もごぉぉっ!? ふばぁっ! おもぉぉぉっ!!」
「ものすごい悲鳴だね。よっぽど気持ち良くて苦しいのかな? でも、こうしてお仕置きされるのは捜査員さんが悪い子だったせいなんだから仕方無いよね? 勝手に私から離れようとした上に私の屋敷をエッチに汚した罰としては優しいんだから、諦めてお尻を揉まれながらイきまくってなさい。良いね?」
「おごっ、もぉぉっ!! うーっ! っぎゅ……みゅぅぅぅぅぅーっ!?」

戯れではない本気の手付きで尻肉を捏ね始めた飼い主の男の責めに為す術無く鳴き喚かされながら、腸内を埋め尽くす淫具の振動とその淫具に追加の攻撃を行わせつつ壁を用いた自慰に耽っているかのような腰振りを強要する主の手に我慢すらも叶わない絶頂へと押し上げられながら、捜査員として悪と戦っていた男は憎き悪に隷属を誓い二度と逆らおうなどと考えない従順な肉奴隷となるようその思考と理性を丹念に再教育されていくのだった。






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予測不可能な淫獄は床下で無様に繰り広げられる

2023.06.27.Tue.21:00
左右の足をきっちりと揃え、両腕を胴体の真横へと隙間無く沿わせる。そんな気を付けの体勢を強要する機械製の首輪によって裸体の自由を外部から掌握された青年達は、自分達を生け捕りにした者達が暮らす空間の床を彩る無様な娯楽として扱われていた。
文字通り、手も足も出せない。自らの意思を無視して引き結ばされた口は、抗議や怒りを込めた唸りを放つことさえ許されない。
自身を閉じ込めている縦長の空間の上部に蓋をする形で用意された強化ガラス製の板を見上げつつ、その上に立った憎き者達に鋭い視線を飛ばす。その程度の反抗しか示せなくされた惨めな青年達はもう、今日も嬉々として自分達を見下ろす非道な敵達に観察されながら残酷な首輪のみを身に着けさせられた裸体をいたぶられるしか無い。
同じ拘束に囚われ同じ床下の空間へと追いやられた何十人もの仲間達と協力を試みることさえ叶わない惨めな青年達はもはや、自分達から衣服や自由と共にヒーローとしての力を奪い取った悪の組織の構成員達の下で屈辱に震えながら、何時訪れるのかも分からない淫獄に心と身体を嬲られるだけの存在なのだ。
早く抜け出さなければ、昨日のように弄ばれてしまう。焦りを募らせながら、青年達はそれぞれに割り当てられた狭い空間の中で裸体を諦め悪くくねくねともがかせる。幾ら頑張っても、床下からは離れられない。肉体を悪達の手で制御されてしまっている以上、その制御を司る首輪に触れることさえ出来ない以上、自分達は無慈悲な責め苦を嫌でも受け入れさせられるしか無い。
一分一秒ごとに肥大化する絶望から目を逸らし、認めたくない現実を拒絶するかの如く青年達はひたすらに足掻く。じょじょに加速する恐怖を誤魔化すことを目的とした絶叫さえも放てず、丸出しにさせられた男根が自らの動きに合わせて間抜けに跳ね回る様子を悪達に嘲笑われていることに気付く余裕すら失った青年達が、誇り高きヒーローの面影を一切感じさせない必死さで格闘を繰り返す。
無論、それら全ては無駄だ。床に監禁された何十人という青年ヒーロー達が努力をなりふり構わずに重ねても、地獄の否定には繋がらない。故に、青年ヒーロー達は今日も何一つとして希望を見出せぬまま一人また一人と悲鳴さえ禁じられた淫蕩な拷問へと引きずり込まれていく。悪達にすら予想の付かない不規則な恥辱の開始を一人ずつ順番にもたらすよう設定された首輪の攻撃を躱したくても躱せない青年達は、壁を隔てた先にいる真横の仲間が意に染まぬ発情と無から生成された快楽という苦悶に責め立てられ始めたことを知ることすら出来ぬまま、触られてもいない男根を乳首と一緒に勃起させ鳴き喚きたくても喚けない代わりとばかりに迸る精液で己が詰め込まれた空間を汚し抜く様を悪達の目を悦ばせる見世物として提供させられるしか無いのだ。
不幸にも今日の一番手に選ばれた青年が、形だけの反抗さえ保てなくなった顔で慈悲をねだりながら新たな絶頂へと達し、座ることもままならない床下内に首輪の効果で枯渇とも無縁にされた精液を撒き散らす。どうにか、絶頂を我慢する気力が残っている。中盤に選ばれた青年達が裸体を痛々しく痙攣させつつ、涙に濡れた目で見つめる己の男根に意識を集中させ射精の瞬間を可能な限りに遅らせていく。
それらの滑稽な痴態と合わせて怯え切った反応を見せるまだ発情にも快楽にも苛まれていない青年達の姿を堪能しながら、無慈悲な悪達は次はどのヒーローに淫獄が加えられるのだろうかと胸を躍らせ歪んだ愉悦を噛み締めていた。






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返された自由で男達は無様な解放をねだる

2023.06.26.Mon.21:00
意識は明瞭に保たれている。脳を絶え間無く襲う情報の激しさとは裏腹に、思考は冷静さを失うこと無く現在の状態を認識している。
本当はこんな情報など受け取りたくはない。今すぐにでも意識を失い、可能ならば正気ごと手放して地獄から逃げ去りたい。破滅を願う悲痛な思いも虚しく、失神と発狂を禁じる機能も備えた残酷な機械製の首輪は支配下に置いた哀れな男達の裸体を容赦無く操り終わりの無い淫猥な拷問を注ぎ続けている。
首輪に掌握された口は、誇りを捨てた助けてを叫ぶことさえ許されない。脳から送る命令の全てを非道な首輪によって遮断され己の物なのに己の指示を一切受け付けない物体と化した男達の裸体は、持ち主が胸の内に響き渡らせる哀願の絶叫を無視しながら異常なまでに感度を増幅させた状態を維持し、高まりきった自身を勝手に動かした手足で休み無くいたぶり続けている。
自らの汗が肌を滑る刺激すらも、絶頂に繋がる悦楽へと変わる。そんな肉体を己の手足に嬲られている男達はもう、ただただ間抜けにイきまくるだけの肉塊でしかない。男根と遜色無い程の弱点となり、見た目も正常なそれとは大きくかけ離れた太さと長さを持つ器官となった左右の乳首を捏ね回し引っ張る自分の指にイかされる。乳首から移動し尻穴へと到達した左右の指が首輪の影響を受けてはしたなく緩みきった入り口をこじ開けて内部へと潜り込み、過敏な腸壁を苛烈に摩擦する攻撃でイかされる。乳首を弄りながら、尻穴を掻き毟りながら行われる間抜けな腰振りに合わせて無様に跳ね回る男根が自身の太ももや腹部に情けない音を立ててぶつかる度に発生する衝撃でイかされる。
そんなイき地獄に狂わされている男達はもう、限界だ。自分と仲間を弄ぶ敵達への反抗を快楽に対する恐怖と屈服に上書きされた二人の男はもはや、甘い責め苦からの解放をねだることしか考えられない。
故に男達は仲良く悶絶する自分達を鑑賞していた敵の男達の手で一時的に首輪の支配を解除されると同時に、唯一自由を返された口を使い強要された意に染まぬ蕩けた笑顔のまま、心からの懇願を叫び始めた。

「イがぜでっ、ぐらじゃいぃぃっ! せーえぎだじだい! しゃせー、じだいぃぃぃっ!!」
「おにぇがい、じまずぅ! ぢ○ご、おがじくなりゅぅぅっ!! しゃせー、しゃせぇーっ!! だじだい、だじだいだじだいのぉぉーっ!!」

数え切れないくらいの絶頂を迎えさせられながらも今日はまだ一度も精液の放出を認められていない男根の脈動を引き上げながら男達が鳴き喚く。すぐ隣にいる仲間を案じる発想すらも忘れきった頭を射精への渇望で埋め尽くしながら、男達は乳首を捏ね尻穴をほじり達しているのに達せていないという矛盾した感覚にいたぶられている男根を踊り狂わせつつ射精を欲する。
しかし、残酷な鑑賞者の男達は二人のおねだりを見聞きしても射精を許可しない。二つの首輪を操作する地下室の床と一体化した巨大な操作盤の前に陣取った敵の男達は、かつて捜査員という立場に属していた男達が程良く鍛錬された筋肉質な裸体を痙攣させつつ自らを為す術無く嬲らされる愉快な見世物を醜悪な笑みを浮かべて堪能しながら、あと数十秒でまた無言へと引き戻されることも知らずに無駄な叫びを上げる惨めな正義の男達を悠然とした態度で味わっていた。






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敵だらけの迷宮で無様な娯楽達は癒やしを与える

2023.06.25.Sun.21:00
両腕と両足、そして頭部を石壁の中へと取り込む魔術製の罠によって雄々しき戦士の男達は二人仲良くその身を拘束されてしまった。
何処にも逃げられない。自分達よりも後に迷宮へと挑んだ者達の手で無様な姿を嘲笑われながら装備を奪われても、どうすることも出来ずに裸体へと追いやられるしか無い。抗議の言葉さえ放てない状態へと変えられた惨めな戦士達は、剥ぎ取れる装備品すらも無くなった無防備な肉体に不満を抱きつつ不必要な道具の整理を兼ねた恥辱を注いでくる迷宮への挑戦者達に心と身体を好き勝手に嬲られても、意に染まぬ甘い至福を携えた攻撃に翻弄させられながら情けない痴態を次から次へと引きずり出されるしか無いのだ。

「詳しい奴がいれば回復薬に加工出来るけど、俺達じゃどうしようも無いからお前らにくれてやるよ。ぼろ布に染み込ませて、塗れるところ全部にたっぷりと塗ってやろうな」
「おー、すっげぇ。そういう効果を持ってるってのは知ってたけど、実際に塗るとこんだけ強烈なんだな。乳首もチ○コもあっという間にビンビンじゃんこいつら」

迷宮内で念の為にと採取したが使える場面が訪れるよりも先に所持品の限界を迎え放棄が決定された植物由来の薬液が、抗えぬ二つの裸体に嬉々として塗布されていく。それが触れた箇所に異常なまでの疼きと火照りを生み出し感度と治癒力を大きく増幅させる薬液が、回復薬として用いる為に必要な効果を大きく和らげる過程を経ていない薬液が、一瞬にして硬度を限界まで高めた乳首と男根を嘲笑う者達によって二人の裸体へと無慈悲に仕込まれていく。
まるで磔にされているかのような体勢で動きを封じられた腕と足を幾ら跳ねさせても、その非道は拒めない。仰け反るような形で壁に飲み込まれた頭部を痙攣させつつくぐもった声で許しを欲しても、その意思表示は迷宮内で見付けた不用心な先駆者という娯楽を愉しむ者達に一切届きはしない。
人権を剥奪された滑稽な遊び道具へと貶められた男達は、戦士だった頃の面影を欠片も感じさせない裸体を間抜けに晒す迷宮の壁に飾られた男達はもはや、薬液を全身隈無く塗り込んだ古布を男根に巻き付ける仕上げを行って休息を開始した者達の前で狂った快楽に苛まれながら、悲鳴すら上げられずに絶頂を迎え続ける様を危険に満ちた迷宮を彩る癒やしとして提供させられるだけの存在でしか無いのだ。

「おーおー、イってるイってる。流石にチ○コに巻いたのはやり過ぎだったかな? もう布から精液が溢れてきてるぜ」
「ま、大丈夫だろ。つかこいつらもこんな状態じゃ退屈だろうし、刺激は強ければ強い程悦んでもらえんじゃね?」
「別に難しいことなんて考えなくても良いだろ。頭も身体もゆっくり休ませようぜ。今疲れるのは何もされてないのにずっと気持ち良い状態が続いてる、チ○コの布を引き離そうと一生懸命に腰をよじって余計にイってるこいつらだけで十分だよ」

魔物だけでなく同族であるはずの人間すらも敵と化した迷宮の中でとめどない射精を強いられながら、戦士であった男達は自らの汗が肌を伝う刺激にすら堪らない悦楽を覚えている肉体に恐怖を膨らませつつそれを越える快感を休み無く男根にもたらす布を振り払おうと腰をなりふり構わずに踊り狂わせ、捨てられるはずだった薬液を有効活用した達成感と共に歪んだ充足を滾らせている者達の目を愉しませ、戦いに疲弊した心と身体に癒やしを与えていくのだった。






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壊れた愛情は飾られた男へと叩き込まれる

2023.06.24.Sat.21:00
真横に伸ばさせられた腕はその形から離れられないよう柔らかな素材によって根本から指先までを隙間無く取り囲まれ、動きを大きく制限されてしまっていた。左右をきっちりと揃えさせられた足も腕と同様に根本からつま先までを柔らかな物体に包囲され、暴れさせる以前に曲げることすらも叶わない状況へと追いやられてしまっていた。
一瞬で捕らわれの事実を思い知らせる拘束の中で意識を取り戻した男は、視界を遮る闇の中で驚愕に目を見開き口を塞ぐ棒状の枷越しに焦りの唸りを紡ぎつつ脱出を求める身悶えを開始した。両手両足を壁に縫い付ける金属とクッションを組み合わせた器具達に自由を奪われ、目隠しと口枷の機能を携えた壁と一体化している金属製の器具に頭部を取り込まれた裸体をどんなにもがかせても決して逃れられはしない。そんな絶望を知る由も無い無様な男は、生身ではどうすることも出来ない頑丈な拘束達を相手に丸出しにさせられた男根をぷるぷると揺らしつつ無駄な格闘を絶え間無く繰り返している。
その最高に愉快で滑稽な姿を堪能しながら、男を捕らえ壁に飾った残酷な男は黒く歪んだ至福を込めた笑みを浮かべた。あの目障りな捜査員が、自分専用の鑑賞物として自室の壁を彩っている。これ以上無い充足を味わわせてくれる光景に興奮を滾らせながら、悪を束ねる総帥の男は幾度と無く自分の邪魔を行った捜査員に対する憎悪と見事な手際で計画の妨害を何度も成功させた有能な捜査員に対する狂った執着が混ざり合った異常な笑顔に表情を染め上げた。
その異常な笑いの下に隠された欲望を塞き止める物は何処にもない。悪を率いる男の決定に異を唱える者は、捜査員が拉致された空間に誰一人として存在しない。
捜査員を取り込んだ機構を手元のリモコンを弄ることで嬉々として作動させる男の狂気はもう、淫蕩な地獄という形で逃れられぬ捜査員の裸体へと無慈悲に叩き込まれるしか無いのだ。

「ふぶぅぅぅぅーっ!? んもっ、もごぉぉぉっ!?」

頭部を囲った器具から内側目掛けて発せられた電波が、捜査員の脳を残酷にいたぶっていく。
無から発情を生成し、快楽を全身に注入する非道な電波が、捜査員の心と身体を甘く容赦無い淫らな火照りで蝕んでいく。

「ふぅっ、むふぅぅっ!! あぉ、んごっ! むもぉぉぉぉっ!!」

あっという間に硬く膨らまされた乳首と男根を跳ね回らせながら、捜査員が壁に設置された裸体を踊り狂わせる。
見えている部分は胴体のみで、それ以外は壁へと緩み無く固定されている。そんな情報を感じさせぬ程の勢いで裸体をよじらせながら、捜査員は内側に蓄積していく淫欲の発散を求める本能から紡がれた身悶えを披露する。
その実に見応えのある正義の痴態を堪能しながら、悪の総帥である男はリモコンに視線を落とし絶頂を禁じる設定が予定通りに機能していることに満足げな頷きを行いつつ、脳内を弄くる電波のせいで発狂も射精も許されぬまま淫猥な渇望に苛まれる捜査員を嘘偽りの無い壊れた愛情を込めた表情で嬉しそうに鑑賞し始めるのだった。






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奴隷は甘くもどかしく嬲られつつ完璧な躾を施される

2023.06.23.Fri.21:00
箱型をした拘束台によって自由を奪われた少年の裸体が、苦しげな痙攣を絶え間無く繰り返している。
上部に開けられた穴を通して内部に取り込んだ四肢を緩み無く締め上げ四つん這いの体勢から離れられないようにさせる機構を有した箱に囚われた少年が口に装着された赤いギャグボールの穴から唾液と悲鳴を零しつつ、汗に塗れた抗えぬ裸体を痛々しく悶え狂わせ続けている。
だが、そんな悶絶を強要している存在は慈悲を欠片も見せない。抵抗を封じられた無様な裸体が情けなく跳ねる様を堪能しつつ更なる痴態を嬉々として引きずり出す残酷な主は、自分に逆らった罰という名目で少年に淫猥な責めを次々ともたらしていく。
自分を好き勝手に弄ぶ憎い相手に示していた反抗の態度を、少年はもう思い出せない。自分を淫らな奴隷として購入した年下の少年に都合良く扱われる屈辱に対する拒絶を、少年はもはや表わすことすら出来ない。
無防備に露出させられた幼い男根を年下の飼い主の手で巧みに嬲られ、ベッドに腰掛けた主に向かって突き出させられた尻穴を熱烈に這い回る舌で甘く容赦無くいたぶられる淫獄に打ちのめされた少年は、異常なまでに高められた裸体を間抜けにくねらせながら射精の許可という許しを請う反省に至った奴隷でしかないのだ。

「おっ、おぅえあぁ! ひゅうひへ、くあはい! もぅ、ひゃら……もぉひあぁぁぁぁっ!!」

強気に行為をはね除けていた数時間前の面影を跡形も無く失った屈服の態度を披露しながら、少年は肘から先と膝から先を箱に飲み込まれた裸体をめちゃくちゃに踊り狂わせる。男根を弄り倒す左右の手と、尻穴を舐めしゃぶる舌を煩わせることさえ叶わないくらいに狭い範囲で尻肉をみっともなく暴れさせつつ、少年は年上としての矜持はおろか金で買われた自身の立場を否定する意思さえも忘却した隷属の声音で生殺しの終了を懇願する。
しかし、意地悪な主の少年は自分の所有物となった少年が幾ら鳴き喚いても許しの展開を与えようとはしない。ほんの少し手の動きを強め舌の責めを引き上げれば射精に達せる。そんな至福が目前に迫った状態を強要し維持している絶対の主は、己が欲する言葉を叫ぶまで決して絶頂は認めないという意思を改めて募らせつつ、出口を没収した快楽を男根と尻穴目掛けて延々と流し込んでいく。

「いひ、はひぃっ! いあへへ、くらひゃいぃっ!! いひはひ、しゃへー。ひはいおぉぉぉぉっ!!」

射精を願い喉が破れんばかりに不明瞭な声を張り上げても、許さない。何処にも逃れられぬ汗と淫蕩な体液に濡れた裸体を生物が行う物とは思えない勢いで跳ね回らせても、絶頂は迎えさせない。
幾度と無く自分を雌の悦びへと追い詰め獣のように喘ぎ鳴かせたご主人様の男根を侮辱した事実への謝罪を表わすかのようなおねだりを口にしなければ、失神に到達してもすぐに起こし生殺しへと引き戻してやる。
静かな怒りを完璧な躾を望む主としての心構えに交えながら、非道な少年は絶頂を与えないよう注意しつつ両手と舌を動かし、自身が貶めた男根を欲しがるよう、理性が消失し雌の快楽に堕ちた本能のままに男根を用いた肛虐を求めるよう、自分専用の少年奴隷に淡々と促していくのだった。






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役目を解かれたテーブル達は己の動きで仲良く嬲り合わされる

2023.06.22.Thu.21:00
壁のモニターから流れてくる映画の内容に意識を傾ける余裕など無い。そんな状況で、二人の青年は無自覚に跳ねようとする裸体の動きを必死で制し続けている。
左右の足首から下の部分を床に置かれた四角く平たい台の上部に開けられた一つの穴の中へと取り込まれた足の震えを抑え、背中で反対の肘を手の平で包んでいるような形を左右の腕に強制した上で自由を奪った上半身と太ももを緩み無く密着させる機構を有した黒革製の拘束具が軋む音を立てないよう己の動きを封じ込め、男根を模した枷に塞がれた口から漏れる呻きのみならず唯一の呼吸孔となった鼻から零れる音すらも可能な限りに絞る青年達に、反抗の意思は欠片も無い。
ソファーに腰掛け悠然とした態度で映画鑑賞を楽しんでいる無慈悲な主の男に対する怒りはおろか、男が自分達に与えた厳重な拘束から逃れようと試みる考えさえも二人からは失われている。
下手に暴れれば、罰が加えられる。恐怖を用いた支配の躾に心と身体を打ちのめされた今の青年達は、口の物よりも太い両端に男根をかたどった装飾が施されている一本の異物に貫かれた尻穴を襲う異物が纏った無数の醜悪なイボの摩擦に望まぬ快楽を覚えさせられながら従順に肉体を律する無様極まりない家具でしかない。隙間無く触れ合う状態を強要された二つの尻肉の上に置かれた菓子や飲み物を鑑賞中絶対に零さないようにと言い付けられた哀れな二人は、屈辱を募らせる余裕さえも認められない忍耐を協力して行う滑稽なテーブル以外の何物でもないのだ。
聞こえてくる映画の音声は、終盤を予感させている。直接映像を見ることも、音声を冷静に認識することも叶わない地獄の中でひたすらに耐える青年達は、許しを求める本能が誤認した終盤をすでに一時間以上感じ続けている。いつまで経っても終わらない。映画も、時折尻肉に乗せた菓子達の配置を換えて安定した忍耐を崩してくる男の悪意も、終わる気配を見せない。永遠に続くかのような拷問に苛まれながら、青年達は不自然な体勢を強いられた裸体をじょじょに理性だけでは留めきれない痙攣へと追いやられていく。
目前に迫った罰の確定に怯え、思わず放たれそうになる悲鳴をわずかに残った正気で堪えながら、青年達は限界の裸体に更なる我慢を重ねさせていく。お互いの腸壁を抉る異物の撹拌がじわじわと激しくなっていく事実に絶望しながら、青年達は残酷な主の男から下されたテーブルの役割を勃起した男根を仲良くぶつけ合いつつ保っていく。
それは、映画よりも遥かに見応えのある惨めその物な鑑賞物で。エンドロールを切り取った複数のシリーズ作品を自身の編集によって一つに繋げたDVDの再生をわざとらしくため息を吐きつつ右隣に置いていたリモコンを使って停止した男は、突然に途切れた映像に気付き瞳を涙で潤ませた戦慄の表情を自分に向けて救いを願う青年達を嘲笑いながら菓子達を二人から下ろし、代わりに高く持ち上げた自らの足を汗ばみ小刻みに震えている尻肉に乗せてやった。
普段とは趣向を変えた口調で優しい主を白々しく演じながら、男は青年達の尻肉を足の置き場として扱いつつ、慈悲に見せかけた罰を命じてしまったのだ。

「そんなに苦しそうに跳ねて、可哀想にね。気持ち良くなりたがってるのにもっと早く気付けてあげられなくてごめんね。もうテーブルはやらなくて良いから、思う存分仲良く腰を振ってイきまくりなさい。私も君達のお尻に乗せた足を動かして手伝ってあげるから、我慢せずにお友達とお尻を玩具で苛め合いながら……気を失うまで射精し続けるんだよ? 私に悪いとか、ちゃんとテーブルしなくちゃとか、そんなことはもう考えなくて良いからね?」
「んぉっ、あぉ、うおぉぉっ!」
「うふぅっ、みゅぅぅ! あぉぉぉぉんっ!」

足を上下に揺らし、前後に動かして尻肉を弄び始めた主の責めに塞き止めていた甘い絶叫を開放させられながら。テーブルの役目を解かれ代わりに仲間同士で腸壁を嬲り合う絶頂地獄を指示された青年達は従わなければならないという男への恐れに突き動かされる形で尻肉を一生懸命にくねらせ始め、ほんの少し前まで映画の音が響いていた空間に粘ついた水音と拘束達が立てる音と淫蕩な鳴き声を奏でつつ、映画よりも愉快な鑑賞の体験を特等席に陣取った非道な主に捧げていくのだった。






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痴態を使われながら男達は無様に絶頂を迎える

2023.06.21.Wed.21:00
「うぅっ、んぐぅ! ぶふっ、ふぶうぅ!!」
「んもっ、もごおぉ! あっ、あおぉ、もごぁぁぁぁぁっ!!」

顔の下半分を覆っている黒革の内側に突き出た作り物の男根に歯を立てながら、男達は苦悶に歪んだ悲鳴を絶え間無く地下室中に響かせている。口内を喉近くまで貫く偽の男根の底部分に位置する場所に用意された金属製の輪同士を南京錠で繋がれた男達は、お互いの顔を荒く乱れた鼻息で撫で涙に潤んだ瞳でお互いを励まし合いながら、自分と仲間を追い詰める無慈悲な苦悶からの脱出をひたすらに追い求めている。
だが、状況は何も変わらない。二人がどんなに裸体をもがかせようとも、厳重に施された縛めは緩む気配すら見せない。
二の腕と胸部を遊び無く結合し、胴体の真後ろで交差させた手首をその位置に縫い付ける上半身の縄は、指の使用を禁じる黒革製の鍵付き手袋を嵌められた手を振り乱しつつ力を加えても無駄な足掻きを嘲笑うような軋む音を立てるばかりだ。
右の足首を左の膝付近に括り付け左の足首も同様に右の膝へと固定する足の縄はどんなに暴れてもビクともせず、すね同士を一まとめにする形であてがわれた縄と首を結わえる縄も、逃れようと試行錯誤する二人に現実を思い知らせるかの如く圧迫の痛みを味わわせてくるのみだ。
手も足も出せない。目の前にいる仲間と、縄を解く為の協力を行うことさえ許されない。そんな無様極まりない姿に追いやられた哀れな男達はもう、地下室の床に直接取り付けられた無慈悲な機構が生み出す責め苦に二人仲良く嬲られ続けるしか無い。太く、長く、醜悪なイボを表面に携えた男根型の装置を尻穴で飲み込まされた男達は、捕らわれた日から丹念に開発され雌の至福を覚えられる器官へと貶められた恥ずかしい穴を掻き毟り蹂躙する偽の男根が生成する甘い悦楽に、ただただ絶頂を強要されるしか無いのだ。

「うぅっ! ふぎゅぅぅ! あもぉぉぉっ!!」
「うぶっ、ぼもあぁ! ふー! んみゅぅぅぅっ!!」

自分達の体重で最奥まで突き刺さった休み無く首を振る男根達から逃れたくても、逃れられない。一切刺激を注がれていない男根を尻穴への攻撃のみで射精へと追い詰められ、お互いの男根を間抜けに汚し合った精液が放つ淫臭で唯一の呼吸孔に追いやられた鼻を常に蝕まれる拷問から抜け出したくても、向かい合わせでのあぐらの姿勢を縄に強要された裸体達は抜け出せない。
数時間ぶりに地下室へと帰還した憎き敵達に更なる地獄の開始を宣告されても、自分達を好き勝手にいたぶり苦しめて愉しむ者達に対する反抗の手段を完全に叩き潰された無様な男達は、次々と自分達を取り囲み露出させた男根を扱き始める非道な敵達の自慰の燃料として己と仲間の惨めなイき様を使用されるしか無いのだ。

「刑事さん達、おはよう。今日もたくさんシコって、ぶっかけまくってやるからな」
「俺達下っ端には口やケツ穴を使わせてもらえない分、刑事さん達でオナりまくって発散させてもらうぜ」
「ほら、大好きなチ○ポがこんなにあるぜ? 幹部の○○様達に可愛がって貰ってた時の映像みたいに嬉しそうなトロ顔見せてみろよ、刑事さん達?」
「ふうぅ! むぶうぅ……っ!!」
「もご、あぁ、うあおぉ……!」

一方的な宣言と共に男根を摩擦する粘ついた淫音を聞かされながら、自分達の知らない痴態を映像として収められ敵の組織の構成員達に共有されている事実に打ちひしがれながら、仲間の表情以外はほとんど見えない状況を与えられた刑事の男達は悲痛に歪んだ顔と呻きでお互いの絶望を加速させつつ、自身の男根を射精へと導く敵達に観察されながらの尻穴絶頂を無様に迎えていくのだった。






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箱詰め狼は狂った娯楽として淫らに愛でられ嬲られる

2023.06.20.Tue.21:00
「くそっ……ふざけやがってぇ……っ! ここから出たら、絶対に殺してやる! 貴様ら、必ず報いは受けさせてやるからなぁっ!!」

金に目が眩んだ傭兵仲間達からの裏切りを受け、宴の酒に一服盛られた狼獣人の男が無様な姿で拘束されているとは思えない強気な態度で絶え間無く吠え続けている。
自分を裏切った者達は近くにはいないというのに。今近くにいるのは所有者となった私だけだというのに。狼は尻肉とその周辺以外を魔術製の箱に閉じ込められた愉快極まりない状態で、ここにいない相手に対しての怒りを無駄に叫び続けている。

「くそっ、マジで何なんだよこれはっ! 動けねぇ……出せ! 出しやがれぇぇぇっ!!」

元の大きさを無視して物体を収納する黒い箱に囚われた事実を知る由も無い狼が、一際甲高く喚きながら丸出しの尻肉を狭い範囲でくねらせる。白銀の尾を悔しげに揺らし、無防備な男根を情けなく震わせながら、狼は滑稽な試行錯誤の様をソファーに腰掛けた私に提供し続けている。
あの屈強な狼の戦士が、手も足も出せない格好を間抜けに晒している。天井に向けさせられた尻穴が可愛く収縮する光景も余すところ無く観察されながら、何の効果も無い努力を休み無く重ねている。
最高に見応えのある狼の醜態を堪能する至福の時間。気高く逞しい狼を自分専用の娯楽として独占する充足の時間。だが、この悦びにはまだまだ先がある。その情報を改めて噛み締めつつ、私は身悶えの勢いが疲労に伴って萎み始めた狼に笑みを零しながら、箱と一緒に作らせた淫猥な魔法具を守る物を失った尻穴へとねじ込んでやった。

「あひぃっ!? てめっ、何して……うあぁっ!? やめろぉぉっ!!」

無論、やめない。強気さに焦りを滲ませた声を愉しみながら、私は魔法具の底を右の親指で押し拒絶を示す尻穴を貫いてやった。
当然、抜け落ちることも認めはしない。私は魔法具と繋がっている紐を手早く狼の尾の根元へときつく結び付け、腸内に意識を注ぐことで行う自力での排出を不可能にさせてやった。
狼はもう、尻穴を為す術無くいたぶられるしか無い。挿入が完了すると同時に魔術を起動し始めた魔法具の影響から離れられない狼はもはや、暴れることも禁じられた裸体を私好みの甘く無慈悲な拷問に苛まれるしか無い。
尻穴を魔術に蝕まれ、淫らな衝動を際限無く増幅させられる苦悶に追いやられた狼は、私を愉悦に導く道具としての役目を立派に果たすだけの物体なのだ。

「ひぁぁぁっ!? こん、こんにゃ、ふじゃけっ……あうぅ! やめりょ、やめでぇっ! 抜いて、ぬいへくらじゃいぃぃっ!!」

ほんの少し前の反抗をあっという間に打ちのめされ、無理矢理に発情を掻き立てられた影響で硬く勃起させられた男根をみっともなく脈動させながら箱詰めの狼が懇願を叫ぶ。
もちろん、私は許しを与えない。尻穴の蠕動に合わせて魔法具をひょこひょこと踊らせ、溺れる者が手を動かすかのように尾をめちゃくちゃに振り乱している狼を眺めながら、私はビンと張り詰めた男根に左右の手で摩擦の刺激をもたらしていく。
抜いてくれと請う狼の意向を汲み取ってやったという白々しい説明を胸の内に募らせながら、私は狼に人権を剥奪された娯楽として迎える最初の射精を迎えさせていく。

「うぁぁぁぁぁーっ!? りゃめ! しょれりゃめぇぇっ!! イぐ! イぎゅぅぅぅ!! やら、もれ、りゅぅぅぅぅぅっ!!」

脈動を分かりやすく引き上げていく狼の男根を両手で丹念に撫で回しながら、何をされても受け入れる以外の選択肢を没収された裸体が自身を封じた箱と共にカタカタと跳ねる様に興奮を滾らせつつ、じょじょに淫らさを加速させていく狼の体臭を肺いっぱいに吸い込み、これから始まる昨日までよりも遥かに愉しい日々に思いを馳せていくのだった。






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捕らわれた男達は痴態を暢気に嘲笑われる

2023.06.19.Mon.21:00
壁の下部がせり出しているかのような形で存在している椅子に、男達が腰掛けている。
本当は今すぐ立ち上がりたい。椅子から離れ、脱出に向けた行動を取りたい。焦る心に湧き上がる願いを実現させることも叶わぬまま、裸体に縄の拘束を施され壁と一体化した椅子に縫い付けられた男達は、視界を閉ざし言葉を奪う拘束を与えられた顔を屈辱と恐怖に歪めつつ無意味な試行錯誤を繰り返している。

「んむっ……うぐ、ふうぅ」
「ふむ、あおぉ! むぶうぅぅ……!」

二の腕を胴体へと遊び無く括り付け、左右の手首に背面で交差させた状態を強要する上半身の縄に力を幾ら込めても、自由は取り戻せない。足首同士とすね同士、及び太もも同士をきつく一まとめにする下半身の縄とどんなに格闘しても状況は変えられない。
見ることを禁じる黒革の目隠しを毟り取りたくても取れず、喉近くまでを貫いて発言を不可能にさせる男根を模した醜悪な枷を吐き出すことも出来ない男達。背にした壁や椅子となっている部分の各所に取り付けられている金具と裸体を縛める縄を結ぶ追い打ちの縄によってすぐ近くにいる十数人の仲間達と逃走に向けた協力を行うことすらも不可能にされた無様な男達。
雄々しく育てられた筋肉質な肉体を酷使しても、捕らわれの事実を思い知らされるだけ。くぐもった呻きを漏らしながら縄を解こうともがいても、その努力は己自身と仲間達を更なる絶望に追いやる音を奏でさせるだけ。そんなありとあらゆる希望を叩き潰された男達の耳に、今日も地獄の開始を告げる声が聞こえた。外界から隔絶された地下空間の扉を開けて訪れた声の主の正体は、一網打尽にされた男達の敵である組織に所属する者達。罠に嵌めて捕獲した正義の男達を弄び悶え苦しめる非道を、休息の時間を彩る娯楽として消費する残忍な男達だ。

「皆、お待たせ。今日もたっぷり苛めてやるよ」
「早速起動させて、全員仲良くよがり狂わせてやろうな」

扉を開く音がまだ残っている状態で放たれた宣言に、男達が戦慄する暇も無かった。室内を照らす電灯のスイッチと共にその脇に用意された無慈悲な淫獄を開始させる役目を有したスイッチを弄った敵達の思惑に沿って、甘い責め苦が男達を容赦無く嬲り出す。
表面からでは見えない位置に隠れた淫蕩な責め具が、口を満たす物よりも太く長い椅子の座面部分に装着されていた偽の男根達が、真下から串刺しにした男達の尻穴を荒々しい首振りで掻き毟り意に染まぬ雌の悦楽を抗えぬ男達に味わわせ始める。
動いていない間はどうにか意識を逸らすことで耐えられていた淫猥な衝動が、男達の中で肥大化させられていく。憎き悪達の手で開発された尻穴が、凶悪なイボを無数に携えた偽の男根の動きによって柔らかな腸壁を撹拌される刺激に屈して男達に快楽を覚えさせ、必死に自らを誤魔化すことで萎えさせていた男根達を惨めな勃起へと導いていく。

「んぎゅぅぅっ!! あぉ、むおぉ! ぶむぉぉぉぉぉっ!!」
「えぉ、あぎゅぅぅ! うぁっ、んおぉ! ぶぎゅぅぅぅぅぅーっ!!」
「おー、今日も良い鳴き声だねぇ」
「その調子でたくさん鳴いて、俺達を愉しませてくれよ?」

暢気に痴態を嘲笑う敵達の言葉に怒りを募らせる余裕さえも削ぎ落とされた男達は、黒革の下で見開いた目から溢れた涙を頬に伝わせ飲みきれない唾液を偽の男根の隙間から泡として零しつつ、無意識にきゅうと窄まった尻穴を蹂躙する淫具に敗北する形で触れられてもいない男根を一本、また一本と射精に上り詰めさせられていくのだった。






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無様なメインディッシュは何も分からぬまま絶頂を強いられる

2023.06.18.Sun.21:00
「あぁっ! もぉやらぁぁっ! おぢりりゃめぇっ! ゆるじで、ゆりゅじでぇぇぇっ!!」
「あっあ、んひぁぁぁっ! イぐの、まりゃイぐのぉっ! もぅらめ、たひゅけっ、ふぎいぃ!? いやぁぁぁぁぁぁーっ!?」

雄の誇りを意識して、容赦無く注がれる雌の快楽に抗おうと試みる気力も無い。左右の手首と足首を背にした壁へと縫い付ける金属製の拘束によって四肢を無様に高く持ち上げた体勢へと追いやられた男達はもう、視界を閉ざす黒革製の目隠しの隙間から頬に涙を伝わせつつ矜持など一切感じさせない屈服色の哀願を叫ぶことしか出来ない。
どんなに言葉を紡いでも、自分達を生きたまま捕らえ淫らな開発を加えた尻穴を機械仕掛けの偽の男根で掻き毟っている敵達は責めの手を全く緩めなどしない。それを知っていたとしても生身ではどうにもならない頑丈な拘束によって抵抗と逃走を不可能にされた哀れな男達はもはや、尻穴のみで絶え間無く強要される異常な絶頂に悶え苦しみつつ、憎んでいた敵達へと惨めに縋り付くしか無いのだ。

「じゅっどイっでりゅのぉぉぉっ!! もぉイぎだぐにゃいのぉぉぉぉっ!!」
「もぉやら! もっ、やりゃぁぁぁぁんっ!! おぢり、ごわれりゅ! もぉやべでぐらじゃいぃぃぃっ!!」

逞しく鍛え上げられた筋肉質な裸体とは裏腹な痛々しい声で許しを請いつつ、男達は無防備に露出させられた男根から白の薄まった精液を次々と迸らせていく。荒々しく首を振る作り物の男根で尻穴を蹂躙している目隠しの向こうの敵達に快楽への恐怖を露わにした声音で慈悲をねだりながら、男達は手足を壁に固定され腰のみを床に預けさせられた裸体をとても生物とは思えない勢いで痙攣させつつ、終わりの見えない絶頂の連続にただただよがり狂わされ続けていく。
イってもイっても、またイかされる甘い拷問。喉が破れんばかりに懇願を口にしても、延々と尻穴だけで快楽を極めさせられるイき地獄。そんな非道な責め苦は、嬲られる側の男達が尻穴の掘削を受けても、仲間達の絶叫を耳にしても目を覚ませない程の失神に至るにつれてその激しさを弱めていき、最後の一人が敵達全員に観察されながらの一際大きな絶頂に達し意識を手放すと同時にとうとう終わりを迎えた。
しかしそれは残酷の終了と同じ意味では無い。むしろ、凌辱の現場となっていた地下室の中央にいる一人だけ違う拘束姿を与えられていた男にとっては、ここからが苦悶の始まりだ。
仲間達と一致しているのは、視界を覆う黒革だけ。そんな男に、無慈悲な敵達は腸液と精液に汚れた偽の男根達を携えて歩み寄っていく。聴覚を遮る黒い耳当てと口を開ききった状態に維持させる金属製の枷を装着され、頭部の後ろで足首を交差させ己の太ももを腕で押さえ付ける無様な格好を取らせた男へと、敵達は笑みの黒さを引き上げつつ迫っていく。

「あぁ、あぉ、おあぁ」

自らのしなやかさを利用した異常な拘束をもたらされた裸体をくねくねとよじらせながら、ありとあらゆる情報を遮断された男は自由を取り戻そうと頑張っている。見えずとも、聞こえずとも、淫臭の加速だけは分かる。呼吸の度に鼻腔を責め立てる香りに苦しみながら、男は己の手足を縛める拘束達を、身動きを封じた上で地下室中央に設置された台に自身を仰向けに固定させる拘束達を振り払おうと試行錯誤を積み重ねている。
その最高に愉快な努力の様を眺めながら男を取り囲んだ敵達は、これから始まる真の淫蕩な娯楽に胸を躍らせつつ自身が手にした偽の男根のスイッチを入れると、壁際で眠る男達に意識を保てなくなる程の悦楽を味わわせたそれを用いて、逃れられぬ男の全身を嬉々としていたぶり始めた。
より苛烈でより容赦の無い失神すらも容易には認めない快楽の波状攻撃を、敵達は支配下に置いた男達のリーダー格であった男に叩き込み始めてしまったのだ。

「おもあぁ!? おぶっ、ぼあぁぁっ!」

無理矢理に開かされていた口に、偽の男根が潜り込む。隠す物を失い他の男達と同じように異物を拒む手段を忘却させられた尻穴に、凶悪なイボに塗れた男根達が荒々しく身をよじりつつねじ込まれていく。
それだけでも抗いがたい程の悦びが肉体に走る。そこに、乳首を捏ね男根を摩擦する偽の男根まで付け加えられた男はもう、仲間達以上の快感に狂わされながらイくしか無い。滑稽な凌辱のメインディッシュとして残されていた惨めな男はもはや、共に捕らわれた仲間達を弄んだ装置が生み出す淫らな至福に全身と思考を蝕まれながら、周囲に気を失った仲間達がいることも分からぬまま絶頂を強いられるしか無いのだ。

「んぶっ、ふぶっ! あぼっ、ぐむおぉ!!」

助けても、許しても紡げぬまま為す術無く射精へと上り詰めさせられ、慈悲を求める余裕があった仲間達とは違う本当の意味でのイきっぱなしを敵達を高揚させる娯楽として提供させられながら、男は己の悲鳴しか聞こえない暗闇と掻き乱される理性の中で仲間の身を案じ、絶対に助け出すという決意を改めて湧き上がらせつつ敗北を認めたがる陥落の思いを無意味に否定していくのだった。






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絶対的な敗北は苛烈な悦びで思い知らされる

2023.06.17.Sat.21:00
幾ら騒いでも内部の音は一切外には漏れ出ない。外部の音も同様にそこには全く入り込まない。外界との隔絶を徹底された地下室の中で、敵の手に落ちた男はどうにかして捕らわれの事実から抜け出そうと休み無く裸体をもがかせ続けていた。

「んぅ……むぐ、ふぶぅっ……!」

口内に詰め込まれた布と、その布を吐き出せなくさせる為に噛まされた布に歯を立てて唸りながら、男は自由を奪われた身体をひたすらに格闘させる。追い打ちで施された鼻と口をきつく覆う白布越しに悔しげな呻きを漏らしながら、男は正面に見える外側から施錠された扉を睨み付けつつ、脱出に向けた試行錯誤を繰り返す。
だが、厳重に加えられた縄は必死の足掻きも虚しく解ける気配すら見せてはくれない。なりふり構わない男の頑張りは、それを嘲笑うかのような縄の食い込みと、汗の分泌を伴った体力の消耗を引き寄せるのみだ。

「んっ、ふうぅ……うぶうぅ……っ」

一体どうすれば、この危機から離れられるのだろう。身悶えの継続を不可能にさせる程の疲労に苛まれた男が言葉を封じ呼吸を阻害する三重の猿轡越しに荒く乱れた息を放ちつつ、ぼんやりと思考を巡らせる。
左右の足の裏を密着させた状態に固定させ、足首と太ももを短く繋いで足を窮屈に畳んだ形へと維持させる縄を涙に濡れた目で眺めても意味は無い。憔悴した頭に敵達への怒りと憎しみを改めて湧き上がらせつつ逃走への意欲を燃やしても、二の腕を胴体へと結合し左右の手首を背中で交差させる縄を解く手段は見付からない。
一心不乱に裸体を暴れさせても、動きをとめ冷静に頭を働かせても無駄。残された手札を最大限に使い切っても状況は変えられない。
それでも尚諦め悪く縄からの解放を追い求める無様な男の耳に、己が立てる物以外の音が数時間ぶりに届いた。それに気付いた男はうなだれていた頭部を勢いよく上げ、猿轡に遮られた顔を反抗と隠しきれぬ絶望に歪ませた。その滑稽な歪みを笑みの黒さを深めつつ堪能した敵の男達は、開いた扉を抜かりなく閉じ直しつつ逃れられぬ惨めな男の裸体に近付き、白々しい言葉を浴びせながら嫌がる男に醜悪な追撃をもたらし始めてしまった。

「あれ、捜査員さん。逃げて良いって言ったのに逃げてなかったんだね」
「ってことは、俺達に苛めて欲しくて逃げずに待ってたってことだね。嬉しいよ、捜査員さん」
「それじゃ早速、苛める準備をしてあげよう。この縄を付け足して、今よりも情けなくて苦しい格好にしてあげるからね?」
「ふうぅ! んもおぉ……!!」

手も足も出せない姿での抗いに、当然効果など無い。捜査員である男の焦りに満ちた反応を味わいつつ狭い範囲で悶える裸体を数の暴力も交えて制した悪に属する男達は、首輪の要領で手早く巻き付けた縄を隙間無く密着させた足裏達の位置へと伸ばしていき、首と足を遊び無く結わえる上乗せの縛めを付け足してしまった。

「うぶっ、もおぉ」

己の足に顔面を近付けた体勢を強要された捜査員が、強まった全身の軋みに悲痛な鳴き声を零す。その弱々しい悲鳴に興奮を滾らせた悪の男達は、あぐらをかいているかのような姿勢で床に座らせていた裸体を協力して背面に転がし、縛られた手が床と胴体の間に挟まれる状態を、隠れていた尻穴が無防備にさらけ出されすでに丸出しとなっていた男根がより観察しやすく弄びやすくなる状態を作り出した。

「良い眺めになったね、捜査員さん。全部露出させられた気分はどうだい?」
「むうぅ! ふぐ、おぉ……っ!」
「おや、恥ずかしそうだね? でも大丈夫、すぐに気持ち良くなれるよ」
「俺達全員でこのチ○コと尻穴をたっぷり苛めてあげるから、捜査員さんは何も心配せずに、ただただ気持ち良くなってなさい。まぁ、それしか出来ないだろうけどね」
「うぶぅぅっ! んー! むぎゅぅぅぅーっ!!」

守る物を失った男根と尻穴に、悪達の指が次々と触れていく。快感を注ぐ技を携えた指が、抗いがたい甘い刺激を過敏な弱点達に流し込んでいく。
その辱めから逃げたくても、縄に拘束され全方位を悪達に囲まれた捜査員の仰向けの裸体は逃げられない。非道な恥辱から意識を逸らしたくても、己の足で作られたいびつな窓の向こうに見える男根と尻穴を狙い撃つ淫らな責めの様子から目を背けることを足と首を結ぶ縄のせいで却下された捜査員は、硬く目をつぶる選択肢を咎めるように指の動きを強めてくる悪達の意に沿って自分を嬲る恥辱を観察させられながらの絶頂へと導かれるしか無い。
悪に捕獲された正義である哀れな捜査員の男はもはや、一人きりで放置されている間にも絶え間無く感じさせられていた絶対的な敗北を意に染まぬ悦びとして思い知らされながら、屈服の末路が待ち受ける淫蕩な地獄を味わわされるだけの存在なのだ。

「もっ、うぅ! ふみゅぅぅぅっ!!」
「おっ、イきそう? 良いよ、イきなさい」
「俺達の望み通りにイくのが捜査員さんの今日からの仕事だからね、我慢せずに思いっきりイきなさい」
「ほらほら、お尻をもっと深くまでほじっちゃうよ? さっきまで指一本すら飲み込めてなかったお尻の中をぐちゅぐちゅしながら、苛めたらものすごく気持ち良い前立腺をぐりぐり抉ってあげる。ふふっ、きゅぅっってお尻絞めちゃうくらいに堪らないね、捜査員さん?」
「ふもぉぉっ!? うぶぅぅ! んもぉぉぉぉーっ!!」

慣れた手付きで自身の恥部を暴いていく悪達の攻撃に翻弄させられながら、ほんの数分前まで異物を飲み込む術すら知らなかった穴を広げ男根に向ける忍耐の意思をやすやすと看破していく悪達の指に甘く追い詰められながら、捜査員の男は不自然な姿に固められた裸体を目前に迫った射精の瞬間に怯えつつ痙攣させ、更なる加虐への意欲を加速させる燃料となる愉悦を非道な悪達に己の痴態で噛み締めさせていくのだった。






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嘘吐きな青年は最愛の主の為に我慢を開始する

2023.06.16.Fri.21:00
収納と呼ぶにはあまりにも浅い手作りの箱を披露された青年は、それを作製した恋人の説明を耳にしながら呆れを募らせた。
三枚を組み合わせることで外された蓋と同じ大きさになる板を見せられながら行動を指示された青年は、呆れながらもその熱意を受け入れる形で衣服を脱ぎ捨て、柔らかな素材が底に敷かれた箱に四肢を突き入れる形で四つん這いとなり、愉しげに施された三枚の板によって手足の自由を没収された。
三枚の板にそれぞれ空いている半円の穴に左右の手首と足首を囲まれた青年はもう、何処にも逃げられない。元より逃げるつもりなどありはしないが、丁寧に掛けられた複数の留め具によって板同士及び板と箱の縁を強固に接続された青年はもはや、背後に向かって剥き出しの恥部を情けなく突き出す惨めな四つん這いの格好から離れられなくされてしまった。

「はぁ……何で俺の恋人はこんなに変態なのかねぇ」

そんな相手を愛してしまった己への自嘲も交えつつ、青年が小さく呟く。手首と足首を緩み無く締め付けつつも痛みを全く与えないよう穴の部分にクッションがあてがわれている板の圧迫を感じながら、青年が自身の背後に回った恋人に対して言葉を紡ぐ。
その言葉を耳にした恋人は、直接見えていないにもかかわらず満面の笑みが容易に想像出来る弾んだ声音を作りながら、拘束の理由を明るく答えた。

「だって、○○さんが大好きだから。普通にするのも良いけど、大好きな○○さんの可愛いところをもっともっと見たいから。こうやって僕に何をされても抵抗出来ない格好にしたら、普通にするだけじゃ絶対に見られない○○さんのエッチさをいっぱい引き出してあげられるでしょ?」

どうしてこいつは、こんなにもまっすぐに自分なんかを愛してくれるのだろう。二人きりの状態でも皮肉屋な性格が抜けない自分に対して正面から好きをぶつけてくる年下の恋人に心と身体をきゅんきゅんとときめかせながら、青年は抵抗を封じられた裸体に抑えきれぬ発情を駆け巡らせていく。自分の更なる痴態を愛でる為だけに専用の拘束をゼロから作り上げた愛しい少年に素直な大好きを返せない持ち主の代わりにそれを伝えるかの如く高まっていく裸体が、少年の眼前に捧げられた尻穴をヒクヒクと収縮させつつ男根をビンと膨張させていく。

「ふふっ、早速可愛い。○○さんのお尻、苛めて欲しいって言ってるみたいにパクパクして、おチ○チンは触って欲しそうにビクビクしながらお汁垂らしてるよ? ね、僕に触って欲しい? 恋人の僕に、気持ち良くして欲しい?」
「い、言わ、ない……っ」

肯定と同じ意味を持つ否定を耳にし、予定通りの返答に笑みを深めた少年は、あらかじめ近くに準備しておいた背の低い椅子に腰掛け吐息や声の振動が青年の恥部をくすぐる状況を生み出しつつ、今日の辱めの内容を、嘘吐きな恋人を素直にさせる責め苦の内容を伝えた。

「じゃあ、何もしないでおいてあげる。ずっとここで○○さんのお尻とおチ○チンの様子を眺めながら待っててあげるから、僕に気持ち良く苛めて欲しくなったら教えてね。僕だけの可愛い○○さん?」

少年らしさを残したあどけなさを見せつつも、絶対の主としての威厳を表わす。大好きな青年への愛情を前面に出しつつも、意地悪で鬼畜な嗜好も覗かせる。
そんな少年の言葉が作り出す尻穴と男根への攻撃に抗えぬ裸体をくねらせながら、青年は避けられぬ敗北の未来を受け入れつつ欲望に対する忍耐を、快楽への渇望を認めた後に訪れるご褒美の快楽をより鮮烈な物へと仕立て上げる為の我慢を、愛しい少年を可能な限りに愉しませ悦ばせるという目的も込めて開始するのだった。






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戯れの拘束は湧き上がる欲望に任せて本物へと引き上げられる

2023.06.15.Thu.21:00
夜中に目を覚ますと、見知らぬ天井が視界に入った。その事実に寝ぼけた頭に困惑を浮かべた青年は程なくしてここが一人旅の最中に目的地へと続く道を見失い山中をさまよっていた自分を泊めてくれた男性の家であることを思い出し、朝に出発する際の感謝の言葉を練りつつ再び眠りに就こうとした。
しかし、青年は再度の睡眠には辿り着けなかった。階下からの異音に気付いた以上、眠りを継続する訳にはいかないと判断したからだ。
借りた物置部屋の中で静かに起き上がり、寝袋から這い出た青年は音を立てないよう注意しつつ扉を開け、階段を一段一段慎重に降りていく。
家主の男性が自分と同じように目を覚ましているのかも知れない。そんな発想を否定する荒い物音に警戒を強めつつ、青年は扉の隙間から明かりが漏れている部屋へと歩み寄り、内部の様子をそっと扉を開けて確認した。
そこにいたのは、そこで繰り広げられていたのは、自分に柔和な笑みを向け宿泊場所だけでなく夕食まで提供してくれた男が己の欲望を剥き出しにして爛れた快楽に耽る淫猥な光景だった。

「あっ、んはっ、ふぁぁっ! おしり、きもちぃ、じゅぼじゅぼしゅきぃっ!」

赤く火照った顔を幸せそうに蕩けさせながら、男が淫猥な言葉を迷い無く放ちつつ悦びを貪っている。
部屋の床に固定されている薄紫色をした醜悪な棒を己の尻穴で飲み込み、自らの手で装着したのであろう左右の足首同士と手首同士を短い鎖で繋ぐ黒革製の枷を鳴らしている男が、硬く膨らんだ乳首と男根を振り乱し裸体全体を濡らす汗を周囲に撒き散らしつつ肛虐の悦びに酔いしれている。
あんなに穏やかな振る舞いを見せていた人が、獣のように吠えながら快感に溺れている。中性的な雰囲気を漂わせていた数時間前の面影を跡形も無く失った雌の態度を剥き出しにしながら、一切刺激を注がれていない男根から尻穴への責めのみで噴き出させたであろう精液達の前で裸体を休み無く、左右を結合した足と背中で手首同士を繋いだ腕で支えつつ上下に往復させ続けている。
美しい。いやらしい。おそらく自分以外の誰も知らないであろうこの人の隠された本性を隠れて覗き見る背徳感に高揚を募らせながら、青年は息を荒げ興奮を加速させていく。自分よりも年上の男が本能のままに乱れ、己の自由を奪った状態で得る快楽を愉しんでいる。そんな様子をまるで映像作品でも鑑賞するかのように眺めながら、青年はズボンの中で自身の男根を熱く硬く怒張させていく。

「あぁ、ふあぁっ! まりゃイぐぅ! おぢりで……イぐぅぅぅんっ!!」

山中である為、周囲に他の家屋は無い。その事実を把握した上で甲高い嬌声を発しつつ何度目かも忘れた絶頂を堪能した男にわずかな正気を取り戻しながら、青年は元の部屋に戻ろうとした。多分、眠れはしないだろう。真下で行われる男の痴態が切り上げられる時が来ても、煩悶に苛まれる一晩を過ごすことになるだろう。それを覚悟の上で、青年は自身の理性が残っている内にこの場を離れることを決意した。
だが、それは叶わなかった。色の薄まった精液を吐き出し終えた男が仰け反っていた頭部を元の位置に運び、至福の表情を驚愕に染め上げた以上、より近くで痴態を味わいたいと願う無自覚の欲に屈して扉を大きく開き身を乗り出してしまっていた以上、そして自分が観察していた事実を男に気付かれてしまった以上、青年はもう何も見なかった振りをして無言で立ち去ることは出来ない。

「あ、あの、○○君……その、これは、君を招いたのを、忘れてて……いつもの日課をつい、いや、忘れて! 見ないで……っ!」

狼狽しつつ、これが自分の日常であるとする必要の無い説明も交えつつ言い訳する男の姿に、青年が生唾を飲み込む。
怒りを含んだ全力の拒絶だったなら、青年もそこで謝罪を口にするという形で踏みとどまれただろう。しかし、男の反応が罪悪感を込めた羞恥であったが故に、青年は己の制御の道を見失ってしまった。
この人の痴態をもっと見たい。快感に浸る様を味わいたい。湧き上がる衝動に任せて扉を越え男に接近した青年は、何時でも縛めを解けるようにと床に置かれていた精液に濡れた鍵を躊躇い無く右手で持ち上げ没収しつつ、戦慄の眼差しを寄せる男に掠れた声で指示を下した。

「嫌です。もっともっと見せて下さい。□□さんのエロくて可愛い日課、俺にたくさん見せて下さい。見せてくれないと……この鍵、返してあげませんよ?」
「あぁ、そん、な……っ!」

男が打ちひしがれた言葉を漏らし、涙に濡れていた目を絶望に潤ませる。戯れの拘束を本物の拘束に引き上げられ、本当の意味で抵抗を禁じられた事実に男が怯えを示す。
けれど、表情は被虐の増幅に緩んでいる。真の辱めをもたらされた男は年下の青年に隷属を強いられた己の惨めさを嬉しそうに噛み締めつつ、乳首と男根の硬度を引き上げその脈動を激しくさせている。
そんな滑稽で愛しい変化を独占しながら、気ままな一人旅の幸福に満ちた終了を予感しながら、青年は恥じらいつつも裸体の上下運動を再開させた男の前で衣服が精液に濡れることもいとわずに片膝を付き、だらしない顔が一層だらしなくなっていく過程と限界まで体積を増した乳首と男根がみっともなく披露するダンスを男から立ち上る淫臭と共に愉しめる場所を独占していくのだった。






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無防備な尻穴は残酷な薬品の中に沈められる

2023.06.14.Wed.21:00
丹念に塗り込まれた残酷な薬品の影響に屈した尻穴が、絶え間無い苦悶に襲われている。シワの一本一本を丁寧になぞる動きを行った無慈悲な筆によって塗布された薬品の効果に蝕まれた尻穴が、気が狂うような疼きと痒みに嬲られながらそれらの苦しみを紛らわせることを求める無自覚の収縮を休み無く無様に繰り返し続けている。
触りたい。でも触れない。めちゃくちゃに掻き毟りたい。だけど掻き毟れない。残酷な感覚に苛まれている尻穴を慰める刺激を欲しながら、尻穴の持ち主である男は裸体を狂ったようにもがかせつつ誰にも届かない声でなりふり構わずに助けを欲している。幾ら暴れても逃れられはしない。どんなに騒いでもそれは自分にしか聞こえない。あらかじめ伝えられていたはずの情報を思い出すことさえ叶わない程の地獄に追い詰められている男は、理性の崩壊を予感させるくらいに辛く苦しい尻穴への拷問に鳴き喚きつつ、誇りを捨て去った態度で慈悲をひたすらにねだっている。
だが、そんな限界の男にもたらされた物は慈悲や救いなどではなかった。男を捕獲し、非道な改造を加え、尻穴以外の部分を本来の体積と質量を無視する形で手の平サイズの黒い小箱へと閉じ込めた異常な存在は、箱の蓋を開けた途端に立ち上った淫蕩な臭気を堪能し哀願の意思を分かりやすく示している尻穴の忙しない開閉を嘲笑いつつ、無防備にさらけ出させた滑稽な穴に追い打ちの苦悶を文字通り注いでしまった。
正常からはかけ離れた愉悦の感情を表情へと剥き出しにしている男は、箱に封じた男の尻穴に耐えがたい責め苦を引き寄せた薬品を瓶から直接浴びせかけ、逃げ場を奪った尻穴が薬品の層に沈む状況を用意し無限に疼きと痒みが増幅する状態を嬉々として生み出してしまったのだ。
当然、男にその追撃を拒む手段は無い。視界を閉ざされ箱の外側の音を手に入れることも不可能にされている男は身構えることも出来ぬまま、尻穴を薬品の中に為す術無く漬け込まれていく。
精神の崩壊に怯える程の苦悶だったさっきまでの疼きと痒みが、一瞬にして過去の物となる。助けてを思考に浮かばせる余裕すらも叩き潰す程に苛烈な疼きと痒みが、狂った男の遊び道具に堕とされた尻穴を容赦無く殴り付けていく。
先程以上に滑稽な悶絶を尻穴に行わせながら、どうすることも出来ずに苦しみ抜く男。疼きを鎮めて欲しいのか、痒みを紛らわせて欲しいのか、それとも箱から今すぐ出して欲しいのか。己の感情をまとめることさえ出来ぬまま、尻穴の収縮に合わせて薬品を腸内へと招き入れ更なる苦悶を自ら目掛けて手繰り寄せていく男。
その実に見応えのある痴態を独占しながら、ありとあらゆる自由を奪い発狂と失神の選択肢すらも没収する箱に男の尻穴周辺を除いた全てを詰め込んだ男は、中身が空となった瓶に差し込んである筆で刺激を懇願している高まりきった尻穴を薬品ごと撹拌するか、それとも蓋を再度閉じて男をより苛烈な疼きと痒みの中に放置するかと思案を巡らせつつ、自分を嗅ぎ回っていた愚か者の末路に黒く歪んだ充足を湧き上がらせていた。






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跳ねたボールは惨めな運搬で飼い主の元へと転がされる

2023.06.13.Tue.21:00
赤色をしたボールが、二度、三度と跳ねながら地下室内を移動していく。やがてその速度はじょじょに落ちていき、ボールは地下室の中央付近で完全に停止した。
そんな光景を涙に濡れた瞳で眺めていた男は、屈辱に震えながら四肢を動かしボールとの距離を狭めていく。本当はこんな惨めな行動など取りたくない。拒絶の思いを己の心の内に押し込めながら、男は自分を拉致し地下で飼育している支配者の要望に従った動きを、自由を没収された肉体で選択させられていく。

「んぅ、むぐぅ、ふぶうぅ」

黒革製の拘束具に包み込まれ伸ばすことを禁じられた手足を酷使しながら、男は肘と膝を床に付けた四つん這いの体勢でボールに歩み寄っていく。口に噛まされた黒い棒状の枷に歯を立てながら悔しげに唸り、頭部にあてがわれた黒い犬の耳飾りを不安定な歩行に合わせて上下に揺らめかせながら、男は尻穴にねじ込まれている男根を模した異物から垂れ下がった犬の尻尾飾りを左右に振りつつ、ボールへと接近していく。
その惨め極まりない歩行が何分続いただろう。尻穴を満たす偽の男根に絶えず腸壁を抉られ意に染まぬ勃起を強要されながらの移動を繰り広げさせられつつ正常な状態ならば十秒もかからない場所にあるボールにたっぷりと時間を掛けて近寄った男は、不自由な歩行由来の疲労で呼吸を乱した口から唾液と共に屈辱に歪んだ呻きを零すと、絶対的な存在に君臨した男が命じた通りの方法でボールを主の元へと運び始めた。
ボールに跨がり、膨らんだ男根でその側面を押して転がす。これ以上無く惨めな形で行うボールの運搬を、抵抗の手段を削ぎ落とされた哀れな犬の男はまた、嫌がる心とは裏腹に強いられ始めてしまったのだ。

「んうぅ、あぶうぅ! はぉ、んまおぉ!」

こんなので気持ち良くなりなくないと思っているのに、非道な飼い主の調教に屈し感度を増幅させられた男根はボールを自身でドリブルさせられることへの怒り以上にボールと自身がぶつかり合う衝撃に堪らない悦楽を勝手に覚え、持ち主である男を更なる屈辱へと突き落としていく。
こんな形で悦びを手に入れるなんて異常以外の何物でもない。理性はそう自制を促すのに、憎き男に対しての敗北をとっくに認めている肉体は手足を持ち上げる度に腸壁を掻き毟る偽の男根を熱烈に締め付けながら、男根でボールを押す動きに無自覚な腰振りを交えさせていく。
だが、幾ら至福に狂わされていても男に頂点は訪れない。尻穴を激しく蹂躙されなければ絶頂に至れないよう無慈悲に躾けられた男は、正気を蝕む射精への渇望に陥落することも認められない。
行きよりも長い時間を掛けて帰還した男が潤んだ瞳で残酷な主を見上げつつ誇りを捨てた哀願の眼差しを寄せても無駄で。絶頂を請う男はその屈服の態度を悠然とした微笑みで流されながら、透明な淫蜜に濡れたボールを、淫猥な拷問を生み出す器具と化したボールを、再び主の手で投げられてしまった。
しかも今度は、普通に近付くだけでは先程のように運べない壁際にボールを放られてしまったのだ。

「っぐぅ……!!」

あの位置では、尻肉を向けてボールに近付いても運搬の過程には至れない。睾丸と男根でボールを壁側に押すことは出来ても、主として振る舞う男が待つ方向にボールを転がすことは叶わない。
ボールの運搬に辿り着く為には、ボールの頂点よりも後ろ側に男根を配置させなければならない。手足を封じられた肉体でそれを手に入れるには腕側を支えにして足側を宙に運び、尻穴の器具がより深くに突き刺さることを覚悟の上で壁に尻肉を押し付けながら無防備な股間をボールの上部に着地させるしか無い。

「ふぅ、むふうぅ……!」

何度も経験させられた惨めさを加速させる行動に絶望しつつ、ボールへとまた手足を進めていく男。己の動きで体内を男根型の玩具に圧迫され、自らの下腹部とボールに挟まれた男根を上下から押し潰される地獄に打ちひしがれながら、誰にも届かぬ助けての願いを込めた悲鳴を漏らしつつ主に背後を向けて歩いていく男。
その最高に愉快な男を無言で鑑賞しながら、残忍な所有者の男は自分専用の犬に貶めた存在が狙い通りに苦しみ怯える様に黒い充足を募らせつつ、ゆらゆらと往復する尻尾飾り越しに見える限界まで張り詰め早くイきたいと分かりやすく脈動で主張している男根に笑みの醜悪さと興奮を際限無く引き上げさせていくのだった。






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屈服した男達は更なる堕落へと淫らに導かれる

2023.06.12.Mon.21:00
二つの尻穴を真下から串刺しにしたアナルバイブが、休み無い首振りを繰り返して腸壁全体を苛烈に掻き毟り続けている。
太く、長く、醜悪なイボに塗れた二本のバイブが絶え間無く駆動し征服した穴に快楽の刺激を延々と流し込み続けている。
そんな無慈悲な悦びから逃れたくても、男達は逃れられない。衣服を没収された肉体を縄に縛められ、抵抗を禁じられた裸体を二本のバイブが上部に設置された跳び箱のような形状をした台の上に乗せられた男達は、己と仲間の体内を貫き望まぬ雌の至福で蹂躙する残酷な責め具からどう足掻いても離れられはしない。
左右の足を折り畳んだ状態に固定する縄と、台の側面にあてがわれた金具達を繋ぐ縄が無ければ台から転げ落ちる形でバイブから抜け出せるのに。二の腕と胸部を結び胴体の真後ろで左右の手首を交差させた形に維持させる上半身の縄を解ければ、淫蕩な地獄から仲間と共に脱出出来るのに。叶わぬ願いを胸に募らせながら尻穴をただただほじくり回されるだけの存在に貶められた今の男達にはもう、反抗の意思はおろか正義の矜持すらも残されてはいない。
向かい合わせに拘束された仲間と裸体を寄せ合い、無意味な試行錯誤を重ねながら尻穴での絶頂へと執拗に追いやられた男達はもはや、虚勢を張る気力さえ失っている。
故に二人は約数時間前に自分達を地下に放置して去った敵達の帰還を認識した途端、涙と汗と唾液に汚れた赤ら顔を安堵と苦悶に歪めつつ、屈服と同じ意味を持つなりふり構わない哀願を叫び始めた。

「おっ、おにぇがい、じまずぅぅっ!! だ、じゅげで! もぉイぎだくにゃいぃ!! イぐのやりゃぁぁぁぁぁーっ!!」
「まりゃ、イっひゃうぅ! おぢりどめでぇっ!! あぁ、やら、やらやりゃ! だっ、だじゅっ……んぎぃぃぃぃーっ!!」

縄と格闘する力さえ叩き潰された裸体を痙攣させながら、男達が尻穴を嬲るバイブからの解放を必死にねだる。跳ねる裸体の動きに合わせてあらゆる体液を台の周囲に撒き散らし、お互いの腹部と男根を濡らす白く濁った淫液をぷるぷると震わせながら、陥落に至った二人の男がこれ以上の絶頂地獄を心の底から拒絶する。
しかし、二人の正義を捕獲した悪達は最高に惨めな懇願を黒く微笑みながら無言で却下する。逞しく鍛え上げられた裸体を情けなく悶えさせ、定期的に淫猥な薬品を表面から染み出させる機構がバイブに搭載されているとはいえ雄の身でありながら雌の至福に屈している愉快な正義の男達を作り出した悪に属する男達は、誇りを捨てて紡がれた縋る叫びを無慈悲な責めの追加で却下しつつ、堕ちた二人を更なる堕落に嬉々として導いていく。

「ふっ、ひぃぃっ!? りゃめ! しょれりゃめぇっ! あぉぉぉっ!?」
「もぉゆりゅじでぇぇぇっ! しょんなのされひゃら、あらま変になりゅ! た、だじゅ、ふぎぃぃぃぃぃーっ!?」

半透明な薄紫色をした柔らかな筒状の器具が、悪達の手を借りて鳴き喚く正義達の亀頭を両端に空いた穴から飲み込んでいく。
ぐにゃりと折り曲げられた状態で二本の男根の先端を同時に包んだ器具は、正義達の反応を堪能しつつ小刻みに自身を動かす悪達の力でじょじょに亀頭より先の部分も己の内に取り込んでいき、最後には半狂乱になって助けを望む二人の雄の急所をすっぽりと根本まで包んでしまった。

「あ、あぁ、ふあぁ、ふぎぅぅ」
「がひ、はひ、ふひぃぃ……!」

尻穴を撹拌するバイブだけでも辛いのに、男根にも甘い攻撃を追加されてしまった。
数え切れない程の射精を強いられた男根は自身が吐き出した精液が伝う刺激だけでも堪らない快楽を覚えてしまう状況に達しているというのに、二人はそれ程までに過敏な肉となった男根同士がほんのわずかな身じろぎでの摩擦し合ってしまう拷問へと、自力では残酷な筒から男根を引き抜けない絶望へと突き落とされてしまった。
だが、まだ悪達の非道は終わらない。筒の装着を終えた悪達は悲鳴を上げることもままならない悦楽に翻弄させられている正義達を鑑賞しつつ裸体に着せた縄の再確認を入念に行うと、自分達に意識を向けることも忘れてみっともなく喘いでいる二人に何の宣告も浴びせぬまま、二本の男根を閉じ込めた筒状の器具のスイッチをオンにしてしまった。

「ほっ……? ぎひ、はが、あぁぁぁ!?」
「へひ、はほ、んほっ、ほおぉぉぉーっ!?」

二本の男根に、激しい振動が与えられ始める。あっという間に射精を迎えても停止しない振動が、二人に雄の悦びを味わわせていく。
尻穴を殴り付けるバイブで雌の絶頂を迎え、異常なまでに高まった男根達を同時に震わせる筒に雄の絶頂を強いられ、無自覚に行われる身悶えが引き寄せた男根への摩擦で雄の絶頂を一層鮮烈な物へと仲良く引き上げていく正義達を堪能しながら、悪の男達は今度は地下室を去らずに二人の悶絶をしっかりと観察し、その観察の視線を意識することも出来なくなった正義達の心と身体が淫らな幸福に跡形も無く塗り潰されるまで終えるつもりの無い調教の過程を、黒い興奮に染まった表情を浮かべつつ愉しみ続けていた。






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壊れられぬ犬は仲間達に為す術無く追い詰められる

2023.06.11.Sun.21:00
「あぅっ! わぅぅぅんっ!! 気持ち良ぃ、気持ち良ぃぃぃっ!」
「もっろ、くらひゃいぃ……おひりじゅぼじゅぼ、ほじって欲しいわんっ!」

柔らかな体毛に覆われている見た目に寄せた淫らに媚びる鳴き声を発しながら、犬獣人の男達が人間族の男達に甘い快楽を夢中でねだっている。
程良い筋肉に覆われた逞しい肉体とは裏腹な隷属の態度を示し、数日前に見せていた反抗の意思を欠片も伺わせぬ屈服の感情を剥き出しにしながら、悦楽に溺れた犬達はだらしなく開いた口から舌と唾液と至福の喘ぎを零しつつ肛虐を貪り、触られてもいない男根から精液を何度も何度も噴き出させている。

「ふむっ、んむっ、んちゅぅぅっ!」
「はぷ、むあぁ! もっひょいっぱい、いっぱいつかっへぇ!」

眼前に突き出された男根へと一生懸命にむしゃぶりつきながら、犬達は次の快感を荒く乱れた呼吸混じりに懇願する。獣人達に備わった本能を肥大化させ理性と共に思考能力を削ぎ落とす非道な魔術を編み出した人間族の男達に捕獲された犬達は、力を用いれば簡単に逆転を狙えるという情報も思い出せぬまま、ただひたすらに肉欲を追い求め続けている。
地下室に充満する淫蕩な香りを、犬獣人特有の鋭敏な嗅覚で堪能しながら犯されるのが堪らない。上下の穴を好き勝手に蹂躙され、精液を排泄する為の穴として扱われる惨めさが心地良い。そんな狂った悦びに浸る堕ちた犬達の時間は、性に関する物を始めとしたあらゆる身体機能を強化する魔術を自分達に施していた人間達を残して一匹残らず意識を手放す形で終了した。

「お、ひんぽぉ……もっろ、もっりょぉ」
「はひっ、ひぐうぅ……んおぉぉ……っ」

薄茶色をした体毛を白に染め上げた裸体を床に横たわらせ、眠りの世界の中でも男根による責めを欲している犬。元から白かった体毛をもはや誰の物かも分からない淫蕩な白に上書きした身体を床の上で小刻みに跳ねさせながら、度重なる絶頂の余韻だけで意識を失ったまま新たな絶頂へと至る犬。
そのあまりにも惨めで愉快な犬達の様子を眺め充足の笑みを浮かべた人間の男達は、笑みの黒さを引き上げながら全員で地下室の壁の方に目を向ける。そして、その位置で絶望と屈辱に表情を歪めながら自身の男根を膨らませていた黒い体毛の犬獣人を嘲笑うと、別れを告げつつ淫臭が充満した地下室に陥落した犬達と陥落に至れなかった黒犬を残し、その場を立ち去ってしまった。

「それじゃあリーダー君。お休み」
「今日も無様なお友達の姿を見ながら、俺達とお友達が撒き散らした匂いを嗅ぎながら、早く魔術に負けられるよう自分を追い詰めておくんだよ?」
「ふうぅ! んぐぅぅっ!!」

地下室の壁から伸びた短い鎖の先にある金属製の枷を両手首と足首に嵌められX字に引き延ばした状態を維持させられた裸体をもがかせながら、黒犬が尖った口を上下から締め付ける方式で取り囲み発言と共に口呼吸を禁じる機構を有した枷越しにくぐもった唸りを発しつつ誇りを捨てた哀願を叫ぶ。
仲間の犬達とは違い産まれ落ちた日に悪意を込めた魔術に対して抵抗を行う魔術を施されてしまっていたが故にただ一人だけ壊れられなかった黒犬が、自分を助けることよりも快楽由来の幸福に浸りながらの惰眠を優先している仲間達の姿に絶望を加速させつつ憎んでいた人間達に助けを請う。
もちろん、残酷な男達はその思いを受け入れない。魔術が通じないならばと魔術を用いない手段で淫欲を増幅させ理性の消滅を狙う男達は、救いを願う黒犬を目と耳で愉しみながら我慢しきれぬ呼吸に合わせて鼻腔を嬲られる地獄へと、自分の拘束を解いてくれないどころか意識を取り戻すと同時に人間達の命令に従って抗えぬ自分の裸体を撫で回し快感を注いでくる仲間達に為す術無く追い詰められる拷問へと、今日も黒犬を閉じ込めていく。

「んもぉぉぉーっ!! ふぐ、むぎゅぅぅぅぅーっ!!」

何もかもをかなぐり捨てた慈悲をねだる絶叫を放つ黒犬を細めた目で味わい、その絶叫を自分達以上の聴力で聞いていながらも起きようとはしない他の犬達に口角を一層吊り上げながら、男達はじょじょに激しくなる叫びを分厚い金属製の扉で遮断し、万が一にも犬達が脱出出来ないよう、間違っても淫臭が地下室の外に溢れ出ないよう、閉じた扉に魔術仕掛けの鍵をもたらしていくのだった。






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逃れられぬ犬達は甘い責め苦で無様に鳴き喚かされる

2023.06.10.Sat.21:00
犬をモチーフにした黒革製の衣装に包まれた裸体を休み無く動かしながら、男達が地下室からの脱出を協力して求め続けている。
犬の足を模した装飾が施された厚い革で取り囲まれている指の使用を禁じられた手足で外側から施錠された扉や壁を必死に叩き、手首同士と足首同士を繋ぐ短い鎖を鳴らしつつお互いの衣装に掛けられた鍵を外そうと試みながら、二人は捕らわれの事実をどうにかして覆そうと努力を積み重ねている。
けれど、状況は変わらない。通気性が無いに等しい黒革の衣装の内側に溜まる己の汗と体温由来の熱に意識を朦朧とさせながら試行錯誤しても、哀れな男達は頂点に犬の耳飾りがあしらわれているマスクに開けられた穴から覗いている目で逃れられぬ絶望を共有しつつ、唯一の呼吸孔に追いやられた鼻の穴から間抜けな音をプスプスと仲良く奏でることしか出来ない。
人間を閉じ込め自由を奪うことを目的として作られた黒革の衣装と、地下室。二種類の監禁からどう足掻いても抜け出せない立場に追いやられた男達はもう、自分と仲間を惨めな犬に変えた憎き敵達の悪意に為す術無く苛まれるだけの存在だ。約一時間ぶりに地下室へと帰還した敵の男達に隠しきれぬ怯えの反応を嘲笑われながら数の暴力を用いて組み伏せられた男達は、マスク内に突き出た棒に塞がれている口で本物の犬のような言葉にならない唸りを発しつつ、より容赦無く希望からかけ離れた拘束をその身に加えられるしか無いのだ。

「さぁ、ワンちゃん達。もっと愉しい格好になりましょうね」
「うむうぅ! あおぉぉっ!!」
「ふうぅ! まぉぉぉぉーっ!!」

手首同士と足首同士を短く繋いでいた鎖が、敵達の手で外される。鎖の範囲内でしか動かせない状態を与えられていた手足が、やっと満足に振り回せる状態へと戻る。
しかしそれは一時的な物だ。敵達は自由を返された男達が手足を暴れさせることさえ認めずに新たな縛めを二人に施していく。
黒革越しに肉体を床へとうつ伏せに抑え込まれた男達が幾らもがいても、敵達は全く意に介さない。背中で伸ばした形を取らせた腕を衣装に存在する金具を用いて背面へと縫い付け、左右を隙間無く密着させた足を腕と同様に金具同士の結合で一まとめにさせた敵達は、先程以上に身動きを制限された二匹の犬が悔しさや怒りではなく恐怖を前面に出した拘束との格闘を床の上でのたうち回りつつ披露する様に笑みの黒さを引き上げながら、拘束の上乗せが準備に過ぎなかったことを身体で思い知らせる地獄を何の躊躇いも無く男達に叩き込み始めた。

「ぶぉっ!? んもぉぉっ!?」
「あぉぉっ!? はご、ほごぉ! あもぉぉぉぉっ!!」

衣装に仕込まれた装置が敵の一人のポケット内で操作されたリモコンの指示を受けて、振動を開始する。
左右の胸に用意された薄い装置が二つの乳首を小刻みに震わせ始め、無意味な頑張りの度に揺れ動いていた犬の尻尾飾りと繋がっている尻穴にねじ込まれている装置が過敏な弱点である前立腺を緩く抉ったまま暴れ出し、二匹に望まぬ悦びを、手足を厳重に封じられているが故に誤魔化すこともままならない快楽を味わわせていく。
だが、真の拷問はまだここからだ。敵達は意に染まぬ刺激に鳴き喚く犬達を仰向けにさせ、乳首と尻穴への責めで硬く膨らんでいる男根を黒革の上から指先で突きつつ更なる苦悶の到来を嬉々として宣告する。

「乳首とケツ穴気持ち良いね、ワンちゃん達。でも、まだ気持ち良いところがあるだろう?」
「次はここの玩具を動かしてあげよう。きっと、二匹仲良くワンワン鳴きながら気持ち良くなれるよ。嬉しいね?」
「ふおぉ!? むあおぉ!」
「うーっ! みゅぅぅぅーっ!!」

誇りを捨てた懇願の絶叫を堪能しながら、リモコンを託された敵の一人は仲間達からの視線を受けて頷きつつ男根を包囲した装置に再度のリモコンの操作を挟んで振動を行わせる指示を飛ばし、仲間と共に滑稽な犬達がどうすることも出来ずにイき狂う痴態を鑑賞する時間を、衣装内に留めきれなくなった汗の体臭と精液の淫臭を愉しみながら愉快な悶絶を視姦する至高の時間を、支配下に置いた二匹の雄犬達に娯楽として捧げさせ始めるのだった。






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男は仲間の前で己の無力さと甘い快楽に苛まれる

2023.06.09.Fri.21:00
「んぐぅぅ! ふぶっ、むぎゅぅぅぅーっ!!」

口を喉近くまで貫く男根を模した枷に歯を立てて唸りながら、男が地下室の床に転がされた裸体を情けなくのたうち回らせている。
自由を奪う縄を解きたい。そんな願いを込めながら男は胸部と二の腕を繋ぎ手首を背中で交差させた状態に維持させる縄を軋ませ、左右の足首から太ももにかけてを数箇所に分けて一括りにする縄を鳴らし、拘束からの脱出を求めている。
だが、幾ら頑張っても縄は緩む気配すら見えない。同じ口枷と縄の縛めを施され、地下室の天井に打ち付けられたフックと上半身の縄を繋ぐ追い打ちの縄によってつま先立ちの姿勢を強要された仲間の男を見上げながら身悶えても、男は何一つとして状況を変えられない。
無意味な試行錯誤が二人仲良く繰り広げられる絶望の時間は、捕らわれた二つの裸体が汗に濡れそぼり唯一の呼吸孔に追いやられた鼻から間抜けなプスプスという呼吸音が絶えず放たれる状態となるまで継続され、男達を捕獲した存在が残忍な笑みを浮かべながら地下室に帰還すると同時に終了した。

「二人共、ただいま。さてそれじゃあ、お愉しみの始まりだよ」
「むぐぅぅっ!! ぶー! んもぉぉぉっ!!」

疲れ切った裸体を一層激しくよじらせながら、床にいた男が憎き男の接近を拒絶する。反抗の意思を込めた瞳に隠しきれぬ恐怖の色を滲ませながら、男は丸出しにさせられた男根をみっともなく振り乱しつつ床の上を転げ回り悪意からの逃走を図る。
無論、そんなことをしても非道な男からは逃れられない。ほんのわずかに手を煩わせる程度の効果しか持たない足掻きはあっという間に看破され、無理矢理に立たされた男は抗えぬ裸体を壁際に設置された残酷な椅子形の装置へと為す術無く後ろ向きによちよちと歩かされていく。

「君を助けに来て捕まったお仲間さんに、君がどれだけ惨めな存在になったのかを見てもらおうね。君が大好きなそこの椅子を使って、今日はお仲間さんの前でたっぷりと苦しめてあげるよ」
「むぉぉぉーっ! あぉ、んまおぉぉっ!!」

じょじょに椅子との距離を詰めさせられた男が、形だけの反抗を保つことも忘れて鳴き喚く。今日はこれまでとは違い男の支配下に置かれた仲間が近くにいるという事実を覚えていても抑えきれぬ恐怖に突き動かされながら、男は許しを欲して塞がれた口からなりふり構わぬ哀願の咆哮を発する。
だが当然、支配者はそれを受け入れない。滑稽極まりない眼前の男の反応と、背後で絶句している今日捕獲した男の気配を堪能しながら諦め悪くもがく縄塗れの裸体を椅子に嬉々として追いやった支配者は、口を満たす物よりも太く長い偽の男根が座面にあてがわれた機械仕掛けの椅子に嫌がる男を腰掛けさせ、尻穴を串刺しにする異物に目を剥き悶絶する男の姿に笑みを零しつつ複数の革ベルトで裸体を椅子へと縫い付けてしまった。

「ふふっ、今日もとてもよく似合ってるよ。いや、今日はいつもより更に似合っている。お仲間さんに君のお尻があんな玩具を簡単に飲み込めるようになったことを知って貰えたからかな? それとも、嫌がってたのにお尻を満たされた途端おチ○チンをはしたなく膨らませる淫乱になったことをお仲間さんに見て分かって貰えたからかな? どちらにせよ、素敵だよ」
「ふうぅ、むぐうぅ」

下手に身悶えれば、尻穴が偽の男根に摩擦されてしまう。無慈悲な男に躾けられた尻穴を、雌の快楽に苛まれてしまう。故に暴れることも不可能となった男が披露する戦慄の表情と限界まで勃起した男を鑑賞しながら、支配者は一切の躊躇いも挟まずに椅子のスイッチを入れ、弱々しい声音で救いをねだる男の尻穴を荒々しい撹拌で嬲る悦楽の責めへと突き落としてしまった。

「んみゅぅぅっ!? うぅ、あぉぉぉっ!!」
「でも残念、今日の主役は君のお仲間さんだからね。とっても素敵だけど今日はしばらく玩具だけで苛めてあげる。お仲間さんが気を失うくらいに気持ち良く苦しんだら、その後で直接じっくりと苛めて、可愛がってあげるからね」
「ふーぅっ! んまぁぁぁぁっ!!」

丹念に希望を打ち砕く言葉に打ちひしがれ現実逃避の思いも込めた絶叫を上げながら早くも一回目の絶頂に到達した男を堪能しつつ、支配者がもう一人の男へと歩み寄る。
つま先のみを床に触れさせた裸体をじたばたとくねらせ、その場から離れることも叶わない身体を焦りながら踊らせている愉快な男の背後に回った支配者の男は、まだ異物を受け入れられるような躾は加えていない尻穴にズボンごしの男根を押し付けつつ、股間に伸ばした左右の手で男根と睾丸を巧みな抗いがたい手付きで弄び始めた。

「さぁ、お待たせ。主役の出番だよ。自分が助けてあげられなかったお仲間さんがお尻だけでイき狂うところを見ながら、おチ○チンでいっぱいイきまくらせてあげる。二人仲良く僕専用の奴隷になったんだってことをこの身体と心に刻み付けながら、頭がおかしくなるくらいに射精をさせてあげるからね?」
「うぁ、おぉぉっ! むー! うびゅぅぅっ!!」

イヤイヤと頭部を振っても、男根を弄る手は離れない。刺激に屈して硬度を増した男根を扱く右手と、睾丸を優しく揉み込む左手は離れてくれない。
その情報に淫猥な地獄の確定を思い知らされながら、男は己の力不足に遅すぎる後悔を募らせつつすでに数度の射精に上り詰めさせられている仲間への罪悪感を霞ませる程の甘い至福へと、忍耐も虚しく追いやられていくのだった。






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捕まった男は悪童達の手で容赦無くお仕置きされる

2023.06.08.Thu.21:00
麓の町に住む少年達が、持ち主である自分に許可を取ること無く山中に秘密基地を作った。それだけだったなら、男は怒りなどしなかっただろう。自身の幼かった頃を思い出しながら、危険な行動に至らないよう注意しつつ多少のやんちゃには目をつぶっていただろう。
男を怒らせた理由は、悪ガキ共が山を好き勝手に扱い山の所有者である自分の言葉にも耳を貸すこと無く傍若無人を繰り返していたからだ。
菓子の袋を山中に放置する。戯れで木々を傷付ける。これはまだ可愛い方だ。男が立てた危険を知らせる看板を叱責への逆恨みで破壊し、男が住む家屋から見える小さな池を容易に元の状態へは回復出来ぬ形でゴミだらけにするという行為にまで悪童達は及んでいる。
親達に苦情を告げても同類であるが故に全く状況は変わらず、町の方に相談をしても同様に手を焼かされている者達が話を聞いている以上改善への糸口は一切得られない。
もうこれ以上、常識に囚われていては何も解決しない。そう判断した男は、苦渋の決断で秘密基地の撤去を選択した。また作られれば、また撤去する。いずれ再設置を諦めるまでそれを繰り返す道を、男は努力の跡が見える木製の秘密基地にわずかな罪悪感を抱きつつ選び取った。
しかし、そんな男を待っていたのは幼さからは想像も付かぬ程の悪意に満ちた少年達の罠だった。大人の男だからまだ、意識を失うだけで済んだ。仮に少年達と同年代の相手が同じ罠に嵌まっていたら、命を落としても不思議ではない。あまりにも考え無しな、言い換えれば常識外れな罠を秘密基地に用意していた悪童達の思惑に沿って不法侵入者として排除された男は、そのまま意識を取り戻せぬまま悪童達が学校を終え秘密基地にやって来る時間を迎え、その身に屈辱に満ちた拘束をもたらされてしまった。

「おっさん、起きろよ。おーい」
「ん、うぅ……?」

左の頬を緩く叩く衝撃によって意識を覚醒へと導かれた男が、閉じていたまぶたをゆっくりと開く。
そうして開かれた視界に映る少年達の残忍な笑みを認識し自身が罠を受けた事実を思い出した男は、思わず身体を背後に飛び退かせようとした。だが、出来なかった。当然だろう。衣服を剥ぎ取られた裸体に縄を加えられた男の身体はもう、何処にも逃れられず少年達の行動を何一つとして拒めない立場へと追いやられてしまっていたのだから当たり前だ。

「んぐぅっ!? ぶ、んむうぅ!!」
「おー、焦ってる焦ってる」
「色んな道具持ち込んで俺達の秘密基地をめちゃくちゃにしようとした悪いおっさんにぴったりな格好だな。丸出しチ○コが暴れる度にぶるぶる揺れて情けないぜ」

塞がれた口で意味を持たない言葉を間抜けに発しながらもがく男を、有利な立場に立った少年達が愉悦の感情を隠しもせずに嘲笑う。左右の足を折り畳んだ状態に固定させる縄を与えられ、伸ばすことを禁じさせた足の内側に密着させられた手を追い打ちの縄でその位置に縫い付けられた男を作り出した少年達は、床の代わりに敷いた青いシートの上で無様に恥部を踊らせつつ身悶える男を眺めながら、自分達が取ってきた行動を棚に上げた咎める言葉を侮辱の意味を含めた声音で浴びせていく。

「ふぐっ! ぶむぅぅ!!」

嬉々として放たれる声に狼狽を怒りへと変換させた男が黒のテープ越しに解放を欲しても、少年達は動じない。眠っている間に自らが履いていた下着を詰め込まれテープに栓をされた口で強気に唸りながら縄に自由を奪われている裸体をよじらせている男を見下ろす少年達は、無慈悲な興奮を際限無く募らせつつ、一方的な罰を愉しげに宣言し始める。

「悪いことしようとしてお仕置きされてるのに、そんな態度取っちゃうんだ? 馬鹿だね、おっさん」
「自分が今どんな立場にいるのかも分からない馬鹿な雑魚おっさんには、もっときついお仕置きだよ」
「泣いてごめんなさいが出来るまで、たっぷりと反省させてやるからな? 精々頑張って耐えてみろよ、惨めなおっさん」
「っぎゅ!? ふもぉぉっ!?」

少年とは思えぬ巧みな手付きで乳首を撫で、男根を刺激し始めた少年達の責めに困惑と戦慄を膨らませながら。必死で望まぬ快楽を拒絶する縄塗れの裸体を数人がかりでやすやすと抑え込まれ、尻穴にも指を添えられながら。男は悦びを否定し忍耐を試みる様すらも娯楽として堪能されつつ、我慢すらも間に合わぬ速度で流し込まれる快感に屈して乳首を尖らせ、尻穴の収縮と共に男根を勃起へと追いやられていくのだった。






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男は意地悪な追い打ちで一層滑稽に仕立て上げられる

2023.06.07.Wed.21:00
「あぁっ!? もぉ、もぅやらぁっ! ゆるじで……もぉ塗っちゃやぁぁぁぁっ!!」

幼子のように泣きじゃくり、表情を怯えと恐怖に染め上げながら、男が誇りをかなぐり捨てた懇願を喉が破れんばかりに叫んでいる。
上手く舌の回らなくなった口を酷使し、縄に縛められた裸体をじたばたと必死にもがかせながら、自分を弄び追い詰める無慈悲な男に対して嬲られる男はなりふり構わない態度で許しを求めている。
そんな滑稽な助けての願いを聞き流しながら、残酷な支配者は左手に握った瓶の中身をたっぷりと吸わせた筆を嬉々として男に迫らせていく。素手で触れたら、自身にもその影響がもたらされてしまうくらいに強烈な薬品を纏った筆を、嬲る側に回った男は何の躊躇いも無く無防備にさらけ出させた乳首へと接近させていく。

「あぁ、やら、やりゃぁっ! だじゅげで! いや、いやいやぁぁぁぁーっ!!」

じょじょに乳首との距離を狭めていく筆に絶望を掻き立てられながら、男は脱出を目的とした身悶えの勢いを分かりやすく加速させる。余裕を失った声音を切羽詰まった物へと変化させながら、男は裸体に剥かれた身体をめちゃくちゃに悶えさせつつどうにかして筆から逃れようと、悪意から抜け出そうと努力を積み重ねる。
だがもちろん、状況は変えられない。厳重に加えられた縄によってありとあらゆる選択肢を封じられた男は、試行錯誤の様子を嘲笑われながら反応を長く愉しむことを狙った緩慢な筆の接近を思惑に沿った反応を提供しつつ為す術無く受け入れさせられていく。
背中で二の腕同士と肘同士、そして手首同士を縛られた腕では近付く筆をはたき落とすことも出来ない。あぐらをかいているかのように重ねさせられた左右の膝から足首までの部分を縄で一まとめにされた足では、ベッドの上を無様に這っての逃走はおろか寝返りを打つことさえままならない。駄目押しとして手首と足を結合するとどめの縄を与えられた男はもう、残忍な男のあぐらをかいた足に頭部を預けさせられた体勢から離れることも叶わない。頭頂部に密着させられている男根の熱を嫌でも感じさせられながら表情の移り変わりを堪能されている哀れな男はもはや、とうとう乳首に付着した筆が生み出す地獄の再設定に涙で濡れた目を剥きながら、再び膨れ上がった苦悶に、乳首を苛む気が狂うような痒みに、恥を捨てたおねだり混じりの悲鳴を上げさせられるしか無いのだ。

「ふっ、ぎぃぃぃーっ!? が、ゆいぃ! ぢぐびがゆいのぉぉぉっ!! おにぇがい! がいでぇ! ぢくびがいでぇ! ひっ、がいでぇぇぇーっ!!」

理性を欠片も伺わせない乳首への刺激を希求する絶叫を堪能しつつ丹念な手付きで両方に冷酷な痒み薬を塗布した男は、使い終えた筆と瓶をベッドの頭側に位置する収納スペースに戻すと自由になった手で責めを欲しがっている乳首の周辺をからかうように撫でる意地悪を付け足し、紡がれるおねだりの質と男の悶絶を一層滑稽な物へと仕立て上げていくのだった。






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抑えきれぬ興奮に屈し男は情けない勃起を披露する

2023.06.06.Tue.21:00
怒りを乗せた唸り声を口を塞ぐ黒いギャグボール越しに発しながら拘束と格闘する。そんな気力は、悪趣味な責め苦がもたらした憔悴によって跡形も無く削ぎ落とされてしまった。
視界を閉ざす黒革の目隠しの下で悔しげに眉根を寄せながら、自由を奪われた裸体をひたすらに暴れさせる。必死に積み重ねた無駄な試行錯誤の果てに、男は身悶えることすら叶わない程の疲弊と、これだけ努力しても逃げられないという絶望を自らの動きで手繰り寄せてしまった。

「ふうぅ……んぐうぅ……っ!」

左右の足首とすね、そして太もも同士を縄にきつく括られているつま先立ちを強いられた足を痙攣させながら、男は床に作られた汗の水溜まりをじょじょに広げていく。
二の腕と胴体を繋ぎ、背面で交差させた手首をその位置に緩み無く固定させ、腕を縛める縄と天井のフックを繋ぐ縄によって高さを無理矢理に維持させられた上半身を弱々しくくねらせながら、男は縄を解こうと頑張っていた時の面影を欠片も感じさせない脱力状態を披露している。
だが、疲れ切った肉体とは裏腹に男の心は鋭い反抗を未だ強く保っている。自分を辱めた存在達を決して許さないという意思を、男は激しく滾らせている。
故に男は、数時間ぶりに部屋へと戻ってきた敵達を扉を開ける音と気配で認識した途端、塞がれた口で喉が破れんばかりの叫びを放ち始めた。

「っ! むぎゅぅぅぅっ!! あぉぉ! うぶぁぁぁっ!!」

今すぐ解放しろ。当然の要求を込めたなりふり構わぬ絶叫。早くこの縄を解け。乱れた呼吸を交えつつ行われる怒気を多く含んだ絶叫。
だがもちろん、その声に男が望んだ効果は一切無い。言葉になっていない怒声を浴びた憎き敵達は涼しい顔で立場を考えない強気な態度を嘲笑いながら、汗に濡れた丸出しの男根を揺らめかせつつもがく裸体を、ギャグボールの穴から唾液を噴き出させつつ無意味に喚いている惨めな男との距離を悠然と詰めていく。

「はあおぉ! うぁおぉぉっ!!」

無言で近付く気配達に更なる悪意を察し拒絶を示してもやはり無駄で。縄と汗に塗れつま先立ちを維持させられている何処にも移動出来ぬ裸体に接近した敵達は、諦め悪く離れようと身をよじる男を背後と両脇の三方向から抑え込みつつ、男により濃い絶望を味わわせる器具を与えてしまった。
それは、周囲の音を遮断する機構を備えた両耳を覆う器具。頭部から外れないよう自身を固定する仕掛けを搭載された、ヘッドホンを改造した器具。離れた場所で捕らわれている仲間が発する淫らに歪んだ絶叫が生中継されている、残忍な事実を嫌でも思い知らせてくる器具だ。

『んもぉぉぉんっ! んぶっ、んみゅぅぅ! ふむぁぁぁぁっ!!』
「も、あぁ……!?」

声だけだが、はっきりと分かる。これはあいつだ。
声しか聞こえていないが理解出来てしまう。この声は、あいつが快楽に翻弄させられている時の声だ。
仲間であり、相棒でもあり、秘密の恋人でもある。そんな存在が自分以外の手で淫らに追い詰められよがり狂わされている悲鳴を聞き続けるしか無い状況へと追いやられた男は目隠しの向こうにまだいるはずの敵達に怒りの意思表示を継続させることも忘れて放心し、最愛の存在がくぐもった声で紡ぐ甘い喘ぎが誘発させた興奮に耐えきれず敵達の前で自身の男根をじょじょに、理性の制止を振り切りながら情けなく勃起させていくのだった。






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屈服色のおねだりは鑑賞を交えつつ無視される

2023.06.05.Mon.21:00
不自由な肉体を用いて行われる無様な腰振りに合わせて、二つの逞しい男根がお互いに甘い摩擦を注ぎ合っている。呼吸を幾ら乱しても、汗をどんなに分泌しても休息する素振りすら見せない男達が繰り返す恥を捨てた身悶えによって、硬く張り詰めた男根達は絶え間無い快楽という淫らな至福を与えられ続けている。
だが、いつまで経っても男達に安堵や安寧は訪れない。むしろ、なりふり構わずに悦びを追い求めれば追い求める程、二人は自身と仲間を更なる苦悶へと引きずり込む展開を手繰り寄せてしまう。
けれどもはや、男達は惨めに揺れる腰をとめられない。どう刺激しても射精に辿り詰めない男根達を必死に捏ね回し合っても疲労と絶望に苛まれるだけと知っていても、二人は快感の追求をやめられない。尻穴を奥深くまでほじくり回されなければ絶頂には至れない肉体へと変えられてしまった事実を理解していても、気が狂うような疼きにいたぶられたっぷりと注入された薬品がもたらす腸内への残酷な痒みに嬲られている男達は、その地獄を誤魔化す為を目的とした男根への責めから抜け出せない。
四肢を窮屈に折り畳んだ状態へと固定させる黒革製の拘束具を装着され、その拘束具の表面にあてがわれた金具同士を繋ぐことで手足を真横に伸ばした向かい合わせの体勢を強要させられてしまった男達はもう、触れることすら叶わない尻穴を狂わせる疼きと痒みに理性すらも狂わされないよう、生殺しの悦楽を仲良く惨めに手に入れ続けさせられるしか無いのだ。

「はぷっ、んちゅ、ふぅぅんっ!」
「あむ、ふぅ、んむぅぅんっ!」

男根だけじゃ足りない。追い詰められた思考でそう判断した男達は、一心不乱に唇を重ね舌を絡め合いながら射精に達せぬ苦しみをひたすらに紛らわせている。
大きく暴れさせることも出来ない手足をもがかせ拘束に冷たい金属音を立てさせながら、二人は自身に覆い被さられた仲間に向かった腰を狭い範囲で打ち付け、覆い被さった仲間に対して腰を突き上げ、はしたなく尖った乳首同士が擦れ合う緩い快楽も一生懸命に汲み取りつつ現実逃避に情けなく勤しんでいる。
そうして薄れゆく正気を同じ捕らわれの立場に追いやられた仲間と共にギリギリで繋ぎとめる時間が、どれだけ繰り広げられた頃だろう。二人から自由を奪い肛虐無しでは頂点に至れなくさせた尻穴を疼きと痒みで殴り付ける拷問に放置した無慈悲な男達が、やっと部屋へと帰還した。
その姿を目にした男達は口付けを切り上げ、憎んでいたはずの男達に二人分の唾液に濡れた唇で哀願を叫び始めた。手足を封じられた怒りも、連日の調教で尻穴を性器に貶められた屈辱も思い出せない男達は、崩壊寸前の自我で屈服を認め許しを請う言葉を紡ぎ始めたのだ。

「お、おにぇがい、じまずぅぅ……おぢり、おぢりほじっでぇぇっ!!」
「がゆいの、やあぁ……イけにゃいの、もぉやりゃぁぁぁっ!! たしゅけへ、くらひゃい……おぢりじゅぼじゅぼじでぇぇぇぇっ!!」

大粒の涙を零し、真っ赤に火照った汗塗れの顔が間抜けに歪む様を敵であった支配者達に見せながら男達が鳴き喚く。無防備に露出させられた二つの尻穴をパクパクと開閉させ、男根を苛め合う腰振りを継続しながら堕ちた男達が慈悲をねだる。
そんな完全な崩壊が近い二人の光景を取り囲んで悠然と見下ろしながら、非道な敵達は叫びを無視され打ちひしがれた二人が無駄な懇願を諦め再び救いの無い快楽を得始めるまでの過程と、一切の希望を断たれた二人が疼きと痒みに襲われている尻穴を慰める辱めを渇望し舌を先程以上に絡めながら理性を仲良く蝕まれていく破滅の様子を、何度味わっても飽きない正義を破壊する愉悦に浸りつつ堪能していくのだった。






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悪い猫は指示の遵守を強いられる

2023.06.04.Sun.21:00
この一回だけだから。どうしても欲しいあの新作のゲームを買ったら二度としないから。
己に言い訳をしながら後ろ暗い手段で金銭を得た少年は、そこを切っ掛けにしてじょじょに外れた自身のたがを自覚しつつも、目先の利益と快楽から逃れられず今日もその行為に勤しんでいた。

「おじさん、言われた通り着たよ。で、このエッチな服を着た俺にどうして欲しいの? 乳首とチ○コを丸出しにした俺に、どんなことを命令したいの? いや……命令するんだにゃん?」

肘から先を覆い、膝から下を包む白猫の足を模したグローブとブーツを纏った手足であざとい誘惑のポーズを取りながら、少年が自身の見た目に合わせた語尾をからかうように発しつつベッドに腰掛けた男に問いかける。
自分が口にした通り、乳首と男根は無防備に露出させられている。それどころか、今身に纏っている衣装は恥部を覆い隠す効果など一切有していない。そんな格好を求められた通りに取った少年は、頭部に装着した白い猫の耳飾りと尻穴に埋まった異物から垂れ下がっている猫の尻尾飾りを揺らめかせながら、ぷっくりと膨らんだ乳首と男根を進んで見せ付けるがに股の体勢をふわふわな白い毛に囲われた両手を顔の両脇に添えつつ金づるである男に披露する。
無警戒な誘惑の態度。十数回に渡りこの関係を続け、拒絶すればちゃんと引いてくれる上に毎回きちんと金も払われていたという事実に対して抱いた安堵を露わにした迷いの無い劣情を煽る演技。その痴態を鑑賞しながら、男がにっこりと微笑む。信頼を勝ち取る為に続けていた温和な態度の裏に隠した本性をわずかに覗かせつつ、男が愉しげに笑う。
その笑みに少年が違和感を覚えるよりも先に、少年から見て背後に位置する部屋の扉が開いた。そして同時に、男が今日の要求を語り出す。それは、少年にとっては完全に予想外な一方的な征服の要求だった。

「今日は、僕の友達と一緒に猫になった○○君を可愛がらせてもらうよ。前に嫌がってた撮影もしながら、僕達全員でそのいやらしい身体をたっぷり、気持ち良くしてあげるからね」
「っひぃっ!? やめ、離して、何で……っ!?」

猫の衣装の上から腕を掴まれた少年が、狼狽しつつじたばたと抵抗する。体格で負け、数でも大きく差を付けられている状況では勝ち目など無い。それを理解し絶望に表情を歪ませながらも、少年は尻穴から生えた猫の尻尾と恐怖に萎えた幼い男根を振り乱しつつ必死で暴れる。
そうして無意味に抗う猫の少年の動きをやすやすと制しながら、男達は自らの意思でふしだらな衣服を着用した少年の裸体に嬉々として拘束をもたらしていく。口が硬く、快楽への適性が高く、先程のような生意気な言動を行いつつも金銭目当てに身体を捧げる行為に対しての罪悪感は持ち合わせている為に脅されれば従うことしか出来ない。そんな少年の気質を十数度の淫らな邂逅の果てに見抜いた男は、仲間と協力してグローブとブーツの上から数本の黒い革ベルトを巻き付け手足の指の使用を封じる機構を備えた猫の衣装を自力ではどう頑張っても脱げないよう少年の細い四肢に固定していく。
もう少年は、悪辣な真の性格を剥き出しにした男とその仲間から逃れられない。まんまと男の自宅へと誘い込まれた少年はもはや、防音が効いている部屋の中で全裸よりも扇情的な姿となった肉体を好き勝手に弄ばれながら、淫らによがり狂う様を映像として、写真として残されるしか無い。
注がれる悦楽に抗えない身体へと育て上げられた少年は、性の弱点を巧みに刺激する男達の手指に男根の硬度を再び高めさせられ異物を飲み込んだ尻穴をぐちゅぐちゅと掻き混ぜられながら、下された指示を遵守するしか無いのだ。

「ほら、足開けよ」
「ちゃんと笑え、気持ち良いことしてやってんだから嬉しそうに笑え」
「は、はい……んうぅ! わかりまひっ」
「今の○○君は、猫だろう?」
「……にゃ、にゃぁぁんっ……!!」

顎を掴まれながら与えられた遠回しな命令に怯えつつ鳴く猫の少年を嘲笑いながら、非道な男達はこれまで払った報酬から見たら破格としか言いようが無い意のままに弄べる少年奴隷の捕獲を悦ぶ思いを共有しつつ、抵抗の意思を完全に消失させた肉体を人権を奪われた奴隷として迎える一回目の絶頂へと上り詰めさせていくのだった。






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少年達ははしたなく育った肉体で歓迎の儀式を執り行う

2023.06.03.Sat.21:00
二年連続で移住者が来るとは珍しい。そんな言葉を口にしながら、その島に住む者達は歓迎の準備を協力して進めた。
去年は移住者の立場だった少年も同じ土地からの移住者という偶然に驚きつつ、元の白さを感じさせぬくらいに焼けた肌を汗に濡らしながら自身が受けた儀式を施す側としての用意を島で得た友人達と共に整えた。
全ては、歓迎の為。この島で身を固める決意をした者を受け入れる為。そんな意識を携えつつ作り上げられた儀式の場で、今日この島に訪れたばかりの少年は目元を手で覆いベッドの上で足を閉じた体育座りの体勢を取りながら、顔を赤く染めつつ狼狽の態度を示している。去年の自分もこんな感じだったのかな。目の前の少年に過去の自分を重ねながら小さく微笑んだ少年は、友と相談して決めた通りに口を最初に開き、これから始まる儀式の意味を伝える説明の言葉をゆっくりと紡ぎ始めた。

「ふふっ、びっくりしたよね? 去年の僕もびっくりしたから分かるよ。でも大丈夫、これは何も怖いことなんて無い儀式だよ。この島の神様に君と君の家族を認めて貰う為の気持ち良い儀式だから、何も怖がらずに僕達に全部任せて」
「な、何を言って、って言うか服を……ふひゃぁっ!?」

あらかじめ儀式の存在を知らされていた両親からの指示で衣服を脱いだ姿となり儀式の為に設けられた空間で待っていた少年の裸体に、一年前まで何も知らなかった少年が優しく触れる。それに続いて他の少年も逃げ道を塞ぐ形で困惑を深めている一人の少年へと迫り、目元を隠した手と恥部を守っていた足を怯えを削ぐ手付きで丁寧に開かせていく。

「や、待って、恥ずかしい……っ!」
「大丈夫、恥ずかしくなんてないよ。こんな立派で素敵なおチ○チンなんだから、自信を持って良いよ」
「んひあぁ!? や、ちょ、汚いよぉ……っ!」

逞しく、太く、長い。行為に慣れていない初心な少年の持ち物とは思えないくらいに魅力的な男根に自らの男根を膨らませながら、少年は手と口を用いて熱烈な愛撫を注ぎ出す。
生まれて初めての奉仕に汚いからと拒絶を示す少年に汚くなんかないと告げるかのように左右の睾丸を優しく指先で揉み、根本まで入りきらない幹を一生懸命に舌で舐めしゃぶりながら、少年は儀式の為ではなく己の欲望を優先させる形で男根に射精を促していく。

「あぁ!? ほんとに、ダメぇ……出る、出ちゃう、からぁ……っ!!」
「ひいお、らひへ。はまんへふひ、ひっはい……」
「無理! もぉ……出るぅぅぅーっ!!」

限界に達した男根が、口内で淫らに弾ける。可能な限りに奥まで飲み込もうと頑張っていた口の中で精液が勢いよく放出され、雄の体液に喉を直接殴り付けられた少年はわずかに表情を歪めつつもそれ以上に達成感と至福に表情を蕩けさせ、ごくごくと音を立てながら吐き出される精液を一滴残らず飲み干していく。
その夢中で行われる嚥下が終了した頃、ついさっきまで元いた土地ではあり得ない展開に付いていけずにいた少年は心地良さげに乱れた呼吸を繰り返しながら、顔を愉悦の色に染め上げていた。その分かりやすい変化に安堵を募らせつつ、島の少年達は新たな仲間に歓迎の意を乗せた誘惑を寄せ始めた。

「たくさん出たね、美味しかったよ。でも……まだまだ満足してないよね?」
「こんなデカいチ○コ、初めて見たぜ! なぁなぁ、俺にもしゃぶらせてくれるよな!?」
「ほら、今夜は君が主役の儀式なんだ。僕達のいやらしい身体、好きに使って良いんだよ? 毎日皆でエッチしてたおかげでぷっくり育った乳首も、君のを見てはしたなく膨らんでるおチ○チンも、君のを見た時からずっと疼いてるお尻の穴も、今夜は君専用の玩具だよ?」
「あ、あうぅ……」

あらゆる方向から浴びせられる恥じらいを捨てた誘い文句にほんの少し理性を取り戻しつつも、本能は淫欲に正直な反応を見せている。ついさっき大量の射精を経たはずの男根はもう硬度を取り戻し、次の悦楽を希求し始めている。
その儀式を肯定することと同じ意味を有した変化を愉しみながら、友に順番を譲る為に足の間の位置を後ろに寝転がる形で開けた少年は口内に留まっている精液の味に興奮を加速させつつ火照りきった己の裸体を自身の手で慰め、自慰の光景を新たな仲間を更なる欲情へと導く燃料として、歓迎の儀式を成功に運ぶ為の材料として、迷い無く捧げていくのだった。






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疲弊した肉体は柱へと無慈悲に繋がれる

2023.06.02.Fri.21:00
心の底から嫌だと思っていても、青年に拒絶の術は何一つとして残されてはいない。左右の足に履かされている黒革で作られた靴型の拘束具同士を短い鎖で結合され、握り拳の形を強要し指の使用を禁じる黒革製の手袋同士も同様に鎖で遊び無く繋がれ、無防備な尻穴へとねじ込まれた釣り針状の器具と手の拘束を後から付け足された鎖によって結わえられた青年は自由を取り戻す以前に口を塞ぐ黒い棒状の枷を毟り取ろうと試みることすらも叶わぬまま、思い通りに動かせぬ裸体を支配者に君臨した男の指示通りに動かすことしか出来ない。
手も足も出せず、しゃべることも許されない。尻穴を奥深くまで貫く異物のせいで暴れることもままならず、無慈悲な男から浴びせられる観察の視線から身を隠すことさえも認められない。
そんな立場に追いやられた青年はもう、隷属の証として装着された黒い首輪の前部から伸びている真紅のリードを引く男の思惑に沿って不自然な歩行を強いられるしか無い。少しでも反抗を示せば、尻穴を満たす異物のスイッチを入れられ激しい雌の快楽に苛まれる苦悶がもたらされる。雄の誇りを痛め付ける罰が生み出す地獄を長い長い飼育生活の中で二度と拭えぬ程に刻み込まれた青年はもはや従う行動を取ることが己の人としての尊厳を砕くと知っていても、ただただ大きく動かせぬ足を一生懸命に酷使し淫らな釣り針が腸壁を甘く抉る刺激に狂わされながらの前進をリードを握る男の右手に合わせて無様に行わされるしか無いのだ。

「○○君、夜風が気持ち良いね。ビンビンになったおチ○チンも、この風に撫でられて嬉しいって言ってるみたいに泣いて悦んでるよ?」
「ふうぅ! んもぉぉっ……!」

自身の惨めな反応を指摘された青年が、イヤイヤと顔を左右に振りながら羞恥に表情を歪ませる。言葉を奪う棒に歯を立てている口から飲み込めない唾液と共に悔しさが滲んだ喘ぎ混じりの悲鳴を発しつつ、青年は小さい歩幅での移動を必死に積み重ねていく。
その様子に、捕らわれた当初の面影は欠片も見当たらない。男が所有する山中の邸宅へと連れ攫われ、淫猥な奴隷を散歩させる為に用意された専用の遊歩道へと引きずり出される度に尻穴を貫く釣り針の摩擦はおろか罰も恐れずにもがきながら周辺に別の家屋など無い山に虚しく絶叫を響かせていた反抗的な態度は、今の青年からは一切見受けられない。
連日の調教に屈し、夜風が肌をくすぐる刺激すらも快楽に紐付く肉体へと貶められた青年。人権を剥奪され無理矢理に不自然な歩行をさせられている者とは思えないくらいに乳首と男根を膨らませ、汗とは別の液体だと一目で判別出来る程に男根と尻穴から至福の体液を分泌させている滑稽な青年。
その淫蕩に仕上がった自分だけの可愛い青年の痴態を独り占めしながら、男はリードを邸宅に向けて引きつつ残忍な仕打ちを思考に思い浮かべていく。自身と敵対していた頃の姿をあらゆる意味で失った青年を、もっともっと情けなく壊したい。湧き上がらせた願いを遮る物が存在しない以上、それは恙なく実行へと移される。ほんの数十分しか無かったはずの散歩で憔悴しきっていた青年の安堵の表情を見て嘲笑った男は、右手のリードを邸宅に続く裏口にある小さな屋根部分を支える柱に結び、普段と違う行動に驚愕する青年を目にして黒い笑みを一層深めながら、別れを口にしてしまった。

「じゃあ○○君、お休み。今夜は温かいから、明日の朝また散歩する時までここに繋いでおいてあげるよ。寂しくないようお尻の玩具もちゃんとオンにしておいてあげるから、ご主人様が寝ている間一人でたっぷりと愉しんでいてね?」
「ふうぅ!? んまうぅぅ!!」

行かないで下さい。悲痛に紡がれる不明瞭な哀願に興奮を加速させながら、無慈悲な男は右手でドアノブを握りつつズボンのポケットに入れた左手を用いて青年の尻穴を征服させた淫具を、邸宅と遊歩道を隔てる屋根付きの小さな空間を白く濁った淫液を始めとした様々な体液で汚し抜く愉快な惨状を引き起こすであろう淫具を、躊躇い無く最大の威力で駆動させるのだった。






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水槽は裸体達を詰めたまま淫猥な風呂へと仕立て上げられる

2023.06.01.Thu.21:00
胸部と二の腕を遊び無く結合され、捻り上げるような形で交差させられた手首を胴体の真後ろへと縫い付けられている。足首と太ももを短く括られ、膝の上下も同様に括られ、後から付け足された縄によって腕の自由を奪われた上半身と伸ばすことを禁じられた足を繋がれてしまっている。
厳重な縄の拘束の力で抵抗と逃走を封じられた男達の裸体は、自分達を捕らえた者達の手でされるがままに扱われるしか無い。地下室へと運ばれ、そこの中央の床に取り付けられていた強化ガラス製の水槽に向かい合わせとなる形で入れられた二人の裸体はもう、自力では水槽から出ることさえ叶わず正面にいる仲間と縄を解く為の協力を試みることさえも出来はしない。
故に男達は、自分達に縄の衣服を与えた憎き敵達を見上げて睨み付けつつ、反抗の態度を露わにした要求を紡いでいる。もはやその程度の抗いしか示せなくされた男達は、至近距離で丸出しにさせられた二つの男根を間抜けに震わせながら、縄を無意味に軋ませつつ怒気を込めた言葉を気丈に叫んでいた。

「くそっ……外せ! 外しやがれっ!!」
「俺達にこんな屈辱を味わわせやがって……絶対許さねーからな!? さっさとボコボコにしてやるから、今すぐ解きやがれ馬鹿共!」

獰猛な獣のように吠えながら、縄と格闘する男達。自身の男根で仲間の男根を変形させながら、肌に縄が食い込む痛みを承知の上で身悶える男達。その滑稽極まりない姿を堪能しながら、支配者の側に立った男達は罵倒を受けたとは思えない涼しい反応を返しつつ二人の為に用意した無慈悲な地獄の作成に取り掛かり始める。
地下室の壁に掛けてあった数台のシャワーヘッドを手に取った男達は困惑と驚愕に思わず言葉をとめた二人を嘲笑いつつ水槽内で無駄にもがく縄塗れの裸体を手にしたそれで狙い、壁の丸いハンドルを握っていた男は準備完了を把握すると同時に時計回りにハンドルを回し、塞き止められていた温水の放出を開始させた。
そうして生まれた変化はあまりにも残酷な物で。逃れられぬ裸体を打ちのめし出した温水の効果に為す術無く狂わされ始めた男達は、強力な媚薬を混ぜ込んだ温水に無防備な裸体を叩きのめされ出した男達は、数十秒前に発していた反抗の叫びとは全く違う淫猥な絶叫を放ちながら、敵達の思惑に沿った淫獄へとどうすることも出来ずに飲み込まれていく。

「やめっ、ふ、ぎいいぃ!? やめろ、やっ、めぇぇぇっ!!」
「あぁっ、イぐうぅ!? と、とめりょ! イっでりゅ! しゃへーひへっ……んおぉぉぉぉっ!?」

男根を責める淫らな温水の刺激に屈して射精を迎えても許されること無く、精液を噴き出させている最中の男根を温水に殴り付けられる。温水を吐き出しているシャワーヘッドを乳首へと直接押し当てられ、異常なまでの勢いで高まっていく感度に絶望する暇さえ認められぬまま乳首での絶頂へと追い立てられる。
そんな甘く辛い拷問に悶え苦しむ男達を堪能しながら、非道な敵達は二人の髪を掴んで顔面に淫らな温水を浴びせて呼吸を阻害するという残忍な遊びを交えつつ二つの裸体を詰めた水槽を、絶え間無く発情を加速させられお互いが行う無意識の身じろぎが両方を嬲る湯の摩擦という快楽へと直結する冷酷な媚薬風呂に嬉々として変えていくのだった。






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