fc2ブログ

男は勝利に浸りつつスイッチを撫で回す

2022.10.31.Mon.21:00
左右の手首同士と二の腕同士を背中で縛り、伸ばしたままの状態から離れられなくさせた腕を数箇所に分けて胴体に縫い付ける縄拘束は、男が暴れた程度ではビクともしない。正座の体勢を崩したかのような形で交差させられた足首を縄できつく一まとめにされ、足首の縄と腕の縄を繋ぐ縄を追い打ちで付け足された男がどんなに身をもがかせようとも、真紅の縄に飾られた裸体は頭部に装着された黒革の目隠しと棒状をした黒色の口枷を毟り取りたくても毟り取れず、背にした壁にもたれかからされた姿勢から抜け出すことも叶わない。
見ることとしゃべること、そして両手両足の自由。あらゆる方向から選択肢を取り上げられた男は惨めという表現がとてもよく似合う姿に追いやられている。だが、男を捕らえた無慈悲な男にとって、抵抗と逃走を封じ哀願の意思表示すらも不可能にさせる縛めはただの下準備でしか無い。
抗いの手段を刈り取られた裸体が赤い縄を軋ませながら諦め悪く脱出を試みる様子を存分に愉しみながら味わい尽くした冷酷な男は、滑稽な足掻きで自分を悦ばせてくれた男を更なる恥辱に突き落とし悶絶を強要する為の装置を嬉々として取り出し、それを何の躊躇いも無く一切の非道を遠ざけられなくなった男の無防備な男根へとあてがってやった。

「んぉっ、むおぉ……ふぅ、ぶむぅぅ……!」

上半身を這い回る赤縄へと新たに結わえられた追加の赤縄によって固定された装置は、男が可能な限りに肉体を暴れさせても決して振り払えない。胸部から腹部を縦断する形で位置を保たされた装置は、丸みを帯びた先端に半透明をしたオナホールを取り付けられているマッサージ器具のような機械は、萎えたままの男根を柔らかなオナホールに挿入させられている事実に恐怖と悪寒を募らせている男がじたばたと身悶えても外れる素振りすら見せない。
視界を閉ざされていても、これから始まる責め苦が分かる。唯一自由を残された耳に言葉を用いた説明を与えられなくても、年相応に手に入れた性の知識のせいで地獄の到来を理解出来てしまう。
そんな絶望に打ちひしがれながらどうにかして危機から逃れようと間抜けに腰をくねらせていた男を眺めつつ機械の固定に問題が無いことを把握した冷酷な男は、無言を貫いていた口をほんの少しだけ開いて淫猥な拷問の開始を囁き声で告げつつ、オナホールと一体化した装置のスイッチをオンにしてしまった。

「さぁ、捜査員さん。気持ち良いイき地獄の始まり始まりだ」

駆動を開始した機械の効果は、覿面だった。小刻みに振動を行う機械は、自身と繋がったオナホール全体をぷるぷると激しく震わせ、何処にも逃れられぬ男根に甘く容赦無い快楽を覚えさせていく。萎えた状態を維持出来ずに勃起へと導かれた男根が苦しげに脈動しても機械は手加減などしない。勃起し体積が増してしまったせいで余計にオナホールから引き抜けなくなった男根があっという間に限界へと至り射精に達しても、無感情な機械は責めを緩めなどしない。
悪に捕らわれた捜査員の男はもう、我慢さえ認められぬまま射精を迎え続け赤縄に飾り立てられた裸体を情けなく踊り狂わせる痴態を晒すだけの滑稽極まりない娯楽でしか無いのだ。

「んむぅぅっ! ぶふ、ぐみゅぅぅ!! あぉ、ふおぉ! むぁぁぁんっ!!」
「おいおい、いきなり派手にイきまくってんじゃねーか。そんなにこの玩具が気に入ったか、捜査員さん? そんならもっともっと駆動を強くして、イきっぱなしにさせてやろうかなぁ……どうだい?」
「っ、もごぁぁ……!?」

まだ男根を嬲る機構は本気を出してすらいない。信じがたい事実に戦慄を露わにする捜査員を愉しみながら、壁際で悶絶する捜査員の右隣に腰を下ろした悪の男はオナホールを振動させる機械のスイッチ周りを右の指先でからかうように撫で回しつつ、いつ責めの強度を引き上げられるのかと怯えて身を強ばらせる捜査員の姿を圧倒的な勝者の態度で堪能していくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

焦らし合った恋人達はお互いを必死に求め合う

2022.10.30.Sun.21:00
「はぁ……んく、はぁっ」

この後始まる甘い至福をより濃密な物とする為の己を焦らしに焦らす我慢の時間が、永遠とも思えるくらいに長く長く続いた。
すぐ隣にいる自分の主である青年と共に淫猥な薬品を服用し気が狂うような発情を望んで引き起こした少年は、ベッドに腰掛けた裸体をじっとり湿らせ熱く火照らせつつ、左隣で同じ体勢を取っている主に視線を向けては逸らすという行動を幾度と無く繰り返している。
下手に話し掛ければ、そのまま行為に雪崩れ込んでしまう。少しでも距離を詰めてしまったら、耐えきれずにお互いを欲してしまう。
何もしゃべらず、ベッドに座った裸体を小刻みに震わせるのみで大きく動かそうとはせず、ビンと張り詰めた自身の男根を眺めながら最初に決めた我慢の時間を律儀に遵守する青年と少年。そんな状況を破ったのは、視線をすぐに向けられる位置に用意されておきながら余裕と理性を失いつつある二人から確認されずにいた丸テーブルの上のデジタル時計で。淫らな薬品を飲んでから三十分が経過した事実を伝えるアラームを響かせ始めた時計に汗で濡れた右手を乗せて電子音を停止させた青年主は、時計に被せた右手を隣にいる少年へとそのまま移動させ、数年ぶりの愛の営みを嬉しがるかのような勢いを携えた熱烈な口付けを施した。

「あむっ、んふっ、むっ、ふぅぅんっ!」

当然少年は、その口付けを一切拒まない。後頭部に回した右手で汗ばんだ髪を撫でつつ顔面を引き寄せた愛しき主の唇を悦んで受け入れた少年は、差し込まれる舌に己の舌を絡め返し注ぎ込まれる唾液を夢中でこくこくと飲み干しながら、主に触れずちゃんと耐えた自分に褒美を与えるかの如く熟し切った裸体を大好きな主へとすり寄せていく。

「んちゅ、むふっ、はぷぅっ!」

ただいつも通りに唇を重ねているだけなのに、いつもとは比べ物にならないくらいに気持ち良い。薬の効果で過敏になった舌を主の舌で撫でられる度に背筋がゾクリと震え、喉を鳴らして唾液を飲む度に食道から胃袋にかけてを快楽と幸福に満ちた感覚が駆け下りていく。
密着しているだけの肌も、頭がおかしくなりそうな程に気持ち良い。左にいる主とくっついている胴体の左側や、左太ももの側面といった箇所が普通ではあり得ない大きな悦びを絶え間無く覚えていく。
薬の影響でここまで自分の全てが鋭敏になっているのだろうか。それとも、薬がしっかり効くまでと自らに言い聞かせながら欲望に耐えていた時間の影響の方が強いのだろうか。何も分からない。分かるのは自分が長く続いた口付けがもたらす息苦しさすらも幸せに変換しているということだけ。そんな正常からはかけ離れた愉悦に浸りながら、少年はとうとう主に唇を奪われ口内を征服される責めと裸体の左側面を襲う高まりきった肌同士の摩擦のみで、触られてすらいなかった幼い男根から精液を迸らせた。

「んみゅ! むふっ、んぶぅぅぅんっ!!」

甘ったるく歪んだ悲鳴が、青年主の口に吸い込まれていく。絶頂に合わせて無意識に腰をくねらせたことによって前後左右に跳ね回った少年の男根から噴水のように噴き出した精液が、少年自身の裸体と、青年主の裸体と、役目を終えた時計の付近までもを汚していく。
まだ、普段ならば前戯にもならない口付けにしか到達してはいないというのに、最愛の少年はこんなにも可愛らしく乱れている。この可愛らしい少年を、もっともっと口付けだけで乱したい。己も薬品の効果で獣欲を加速させられた青年主は、崩れかけの理性が求める願望のままに射精したばかりの少年の唇により深く己の唇を重ね、少年は決して自分から逃げないという確信を持った上で後頭部に回した手に込める力を引き寄せて少年を更に激しく抱き寄せ、少年を口付けだけで為す術無く絶頂へと導かれ続けるイき地獄へと押し上げた。

「んぢゅ、むふぅっ! あぶ、むあぅ……んびゅぅぅっ!!」

このままでは、また口付けで射精させられてしまう。胸の内に湧き上がった危惧とは裏腹な蕩けきった表情を浮かべながら、少年は自らの腕を主の背に回して一層の口付けを無自覚にねだり、荒い鼻息を吐き主の唾液を一生懸命に啜りつつ、早くも二度目の射精へと主の願い通りに、己の本能が求める通りに、上り詰めていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

淫薬を注がれながら抗えぬ裸体は情けなく悶える

2022.10.29.Sat.21:00
左右の二の腕と手首をきつく一括りに縛られ、肘の付近を腹部へと遊び無く縫い付けられた腕は背中で伸ばし切らされた状態から離れたくても離れられない。足首同士と太もも同士を短く結合され、腕と同様に左右を密着させられた太ももの部分を胴体へと縛り付けられた足は歩くことを禁じられ、伸ばすことさえも不可能にされてしまっている。
しかし、男に与えられた縄拘束はまだ終わらない。首輪の要領で施された縄と足首の縄を後から足された別の縄で結わえられ、左右の足の親指をまとめる形で加えられた細い縄も同様に足首の縄へと伸ばされた男の裸体は、足を暴れさせて危機からの脱出を探ることすらも叶わない惨めその物な状態へと追いやられてしまっている。
精々出来るのは、どの部分の結び目にも触れられない手の指を虚しく悶えさせることだけ。右半身を下にした姿でベッドの上に情けなく転がる体勢から抜け出せなくされた男に取れる行動は、何の救いにもならず捕らわれの事実を再認識させる行動だけだ。

「ふー……んっ、むふうぅ……っ!」

どう足掻いても、この縄を振り払えはしない。嫌でも認めざるを得ない現実に打ちひしがれながら、男は視界を閉ざす黒革の目隠しの下で悔しげに眉根を寄せる。
幾ら頑張っても、逃れられはしない。敵の手に堕ちたという情報を一分一秒ごとにより深く刻み付けられながら、男は口に噛まされた黒いギャグボールの穴から飲み込めない唾液と共に呻きを零しつつ絶望に心を支配されていく。
そうして八方塞がりの男が絶え間無く敗北を思い知らされる状況が何時間に渡って続いただろう。不意に、縄に塗れた無抵抗の裸体がベッドに転がされている部屋の扉が軋む音を立てながら開いた。その音を耳にした男は手も足も出せぬ裸体をビクリと強ばらせながら、一縷の希望に期待を寄せる。無論、その希望は形にはならない。扉を開いて数時間ぶりに現われたのは、男を捕獲し恥辱に塗れた姿で置き去りにした残忍な敵の男で。醜悪な男は去る前と全く変わらぬ格好で自分を出迎えた男を眺めて愉悦の笑みを浮かべつつ何をされても拒めなくなった裸体に近寄り、無防備にさらけ出された恥部に、恐怖を示すかのように収縮を繰り返す尻穴に、嬉々として無慈悲な責め苦を加え始めてしまった。

「捜査員さん、ただいま。待たせてごめんね、お詫びに早速苛めてあげる。捜査員さんのお尻を、気持ち良く、いやらしく弄んであげるよ」
「ふうぅ!? あぉ、むあぉぉ!」

宣告すら挟まれぬまま尻穴へとねじ込まれた細く硬い器具が、腸内目掛けて正体不明の液体を注入し出す。その不快な感覚に悲鳴を上げながら身をよじっても、捜査員と呼ばれた男は尻穴の器具を引き抜けなどしない。無駄な足掻きは捜査員を拉致した悪の男を悦ばせ、聞いてもいない冷酷な説明を一方的に語らせる原動力となる高揚を抱かせるのみだ。

「ふふっ、その様子だと効いてきたみたいだね。お尻がむず痒いでしょう、捜査員さん? それと同時に、お薬が撫でる刺激が快感に変わるくらいに中が高まってきているでしょう? まずはこの素敵なお薬を何度も何度も注入して、捜査員さんのお尻をエッチに作り変えてあげるよ。ぶっとい玩具を難無く飲み込める上に玩具を入れられただけでイっちゃうくらいに、逆に何も入れられてない時はむず痒さに耐えきれなくて入れて下さいって鳴き喚いちゃうようになるくらいに育ててから……たっぷりとよがり狂わせてあげるからね、捜査員さん?」
「あおぉ、もぁっ、ふむぁぁぁ……っ!!」

自身もベッドに上がった悪の男が容赦無く自身の尻穴に残酷な薬品を投与してくる責めに為す術無く翻弄させられながら、捜査員はじわじわと淫猥な熱を蓄積させられていく己の尻穴に恐怖を湧き上がらせ、その恐怖のままに結果の伴わぬ足掻きをより切羽詰まった物にさせ、支配者に君臨した悪の男の歪んだ至福を一層狂気に染まった物へと引き上げさせていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

熟成した肉体は上下の穴に追撃を叩き込まれる

2022.10.28.Fri.21:00
左右の足首から先を床下の空間に取り込み、手首から先を足と同様に床下へと取り込む機構によって、男は両手両足の動きを大きく制限されてしまった。肩幅に開かされた足の間に指を伸ばした両手を位置させる。そんな形を床に存在する機構によって強要された男の裸体は、背後に向かって突き出させられた恥部を覆い隠すことも許されない惨めその物な体勢へと追いやられてしまった。
しかし、その悪趣味な拘束は男を嬲る無慈悲な辱めの一部に過ぎない。男を真に追い詰め心と身体を狂わせているのは、手首と足首を緩み無く締め付ける機械の先に用意された残酷な装置達だ。逃げ場を失った手と、足を取り囲む装置は、自身の表面から強力な液体媚薬を染み出させつつ男の手足をまんべんなくくすぐり倒していく。媚薬の効果で男根を超える性感帯へと仕立て上げた手を小刻みに蠕動する短い触手のような部分でこそばゆく摩擦し、足にも同様の容赦無いくすぐりを流し込んでいく装置に捉えられた男はもう、手足を襲う快楽とくすぐったさに甘く歪んだ笑い声を上げさせられながら意に染まぬ絶頂を何度も何度も迎えさせられるしか無い。
閉じられぬ手と暴れられぬ足を媚薬に濡れた物体でぐちゅぐちゅと手加減無く撫で回されている男は、一切触れられてはいないというのに硬く張り詰めさせられた男根を我慢を挟む意思すら間に合わない断続的な射精の波に苛まれながら、笑い混じりの切羽詰まった哀願を自分一人の部屋に虚しく響き渡らせるしか無いのだ。

「あひっ、はひひっ、ふひひひぃんっ!! やっ、やら、だじゅげ、ひゃひひぃっ!!」

手足への刺激で絶頂へと導かれることへの拒絶を紡ぐ段階を通り過ぎ、自分をこの状況に放置した敵への怒りと憎しみを湧き上がらせる余裕を跡形も無く打ちのめされた男は、間抜けに笑わされながら閉じられぬ足の間で揺れている男根から精液を迸らせている。
誰にも聞こえない助けてを発しながら、手足で射精を繰り返す男。汗に濡れた不自然な格好の裸体をガクガクと痙攣させ、苦しげにくねくねとよじらせながら為す術無く正常からはかけ離れた絶頂を強要され続けている男。
そんな男を作り出し外部に音が漏れ出ないよう設計されている地下の拷問部屋へと置き去りにした残忍な男達は、自分達の帰還にも気付けぬままほったらかしにされている男根に快楽を極めさせている滑稽な痴態に嘲りを剥き出しにした笑みを浮かべつつ、笑声を上げてイきまくっている男の淫らに熟成させた裸体を何の躊躇いも無く直接的に堪能し始めた。

「はぎっ!? ふひっ、はひひぃんっ!?」

長時間に及ぶ凌辱のせいで何の慣らしも加えていないというのに具合良く解れきった尻穴に潜り込んだ異物の感触に、男が頭部を仰け反らせつつ一際甲高い絶叫を上げる。そうして顔を上げた男の前に陣取った男は乱れに乱れている男が自分達の帰還に思い至る暇を認めず、汗ばんだ髪を右手で鷲掴みにしながら正面に見える仲間に続いて今度は上の穴を、うるさく鳴き喚いている口を、男根で貫き征服してやった。
抵抗を封じた男の上下の穴を男根で満たした男達が次に取る行動など、一つだ。醜悪な男達はビクビクと跳ねる尻肉と、困惑を滲ませた瞳が見開かれる様子を堪能しながら腰を前後に往復させ、すでに笑いと度重なる絶頂で憔悴しきっていた男に口と尻穴を犯し抜かれる快感の追撃をさも当然とばかりに叩き込み出してしまった。

「んぶっ、ふぶびゅっ!? ぼほっ、むぼほっ、んむむぅぅっ!?」

くぐもった悲鳴と笑い声の度に男根へと伝わる腸壁の蠢きと口内の肉の振動を味わいながら、捕らえた男を意のままに蹂躙する男達は休憩すら認めること無く手足を淫らにくすぐられている男の穴達を順番に肉の棒で貫き、自分達にとってより都合の良い存在となるよう理性を丹念に、欠片も残すこと無くすり潰していくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

幼き悪は衝動に任せて淫獄を次の段階へと移行させる

2022.10.27.Thu.21:00
地下室の床に敷かれた分厚いマットの上にうつ伏せで転がされた裸体は、何処にも逃げられない。
二の腕と胴体を縄で結合され、胴体の真後ろで交差させる形となるよう捻り上げさせられた手首を二の腕の縄へと縫い付けられ、左右の足首同士と太もも同士を縄で遊び無く一括りにされたヒーロー君の身体は僕が膝の裏側に腰掛けているという事実が無かったとしても逃走には決して辿り着けない。
悪の幹部である僕の罠に嵌まって生け捕りにされ、力の源である強化スーツの代わりに縄の拘束を着せられた無様なヒーロー君。かつて纏っていたスーツの色に合わせた真っ赤なマットの近くに存在する丸い柱に巻き付けられた鎖を、赤い首輪の前部へと遊び無く繋がれ床を這っての移動すらも不可能にされた滑稽なヒーロー君。そんなこれ以上無く惨めな姿となったヒーロー君が目と口を塞ぐ黒色の粘着テープを顔面に貼り付けられた頭部をめちゃくちゃに振り乱しながら我を忘れて悶絶する様子をヒーロー君の膝裏に座った体勢で愉しんでいる僕は、手も足も出せず何をされても逆らえない立場になった正義を意のままに弄ぶ愉悦に浸りつつ、無防備にさらけ出させたヒーロー君のお尻の穴に潜り込ませた右手の人差し指と中指で丹念に解した柔らかい腸内を一際激しくぐちゅぐちゅと掻き毟ってあげた。もちろん、ヒーロー君が抵抗を没収された裸体を情けなく痙攣させつつ、しゃべれなくされた口から甲高くくぐもった悲鳴を放つことを承知の上でだ。

「んむぅぅーっ!? ふぶ! ぎゅぅぅ!! んー! ぶむぅぅぅぅーっ!!」

数時間前に初めて僕の指にお尻を暴かれた時に見せていた痛みの反応は、もう何処にも残ってはいない。
必死で拒絶を示しながらお尻の穴を辱められる仕打ちから抜け出そうとしていた面影は跡形も無く消え失せ、今のヒーロー君はもはや最初の様子を目にしていなければ責めを拒んでいたと分からないくらいに尻穴を襲う快楽に支配された痴態をさらけ出す淫乱でしか無い。
身動きを封じられ、尻穴での快感を次から次へと容赦無く流し込まれるヒーロー君。幾らお尻をほじほじしても飽きないくらいに愉快で淫猥な反応を絶え間無く披露してくれる実にいたぶり甲斐のあるヒーロー君を欲望のままに弄んでいた僕は、ふとした瞬間に前触れ無く右指を引き抜きたっぷりと弛緩させた尻穴を恥辱から解放してやった。
当然、それはヒーロー君に休息を認める為ではない。僕が指を引き抜いた理由は右手に疲労を覚えた為、そしてヒーロー君の新しい乱れ姿を堪能したいと考えた為だ。
背面のみが見える状況で無意味に足掻く裸体と共に意味を成さない絶叫を味わいつつ、尻穴を延々と蹂躙する。それだけでも面白い。けれど、もっともっと愉しみたい。支配下に置いたヒーロー君が苦しむ過程を色んな方向から体感したい。
そう考え、願った僕はすでに最初からマットの脇に準備していた釣り針状の器具を持ち上げると、それを何の躊躇いも無くヒーロー君の緩みきったお尻にねじ込み、自力では吐き出せないよう釣り針の端と腕の縄を結わえる縄を施すことで位置をしっかりと固定してあげた。

「むぐっ!? んっ、むぎゅぅぅ……っ!?」

僕の手でぎりぎりと絞られる縄に連動して尻穴に食い込む釣り針の圧迫に、ヒーロー君が耳に心地良い悲痛な呻きを漏らす。釣り針の腸内に埋まっている部分の端に存在する突起で特に過敏な弱点である前立腺をごりごりと抉られているヒーロー君が、無意識に腰を上下させつつ本来苦しいだけの摩擦に堪らない至福を募らせる。
その堕ちきった正義の光景に充足感を膨らませつつヒーロー君の膝裏から移動し右隣に並んで寝転がる位置関係を取った僕は、確かな怯えを示しつつも何一つとして有効な行動を紡げずにいるヒーロー君の裸体を無理矢理うつ伏せから仰向けにさせながら口を閉ざしていたテープを剥がし、尻穴への責めだけで何回かの射精へと到達させられたおチ○チンに、右手を用いた刺激を注ぎ始めてやった。

「ぷぁっ、はぁ、ふ、はぁぁぁんっ!? や、やめっ、んひぃぃ!? もぅむり、もうやめでぇ! イぐ、イっぢゃ、あぁ! んぁぁぁぁーっ!!」

それまで自分自身の身悶えが手繰り寄せるマットのと擦れ合いしか加えられずに放置されていたおチ○チンに直接的な責めをもたらされ出したヒーロー君が、自由を返された口で許しを請う甘い鳴き声を放ちつつ、我慢さえ挟めぬ絶頂へと押し上げられていく。
下手に身をよじったら尻穴に取り付けられた釣り針が暴れ、腸壁に追い打ちの悦びを与えてしまうということにも気付けぬまま、ヒーロー君が僕の左腕で肩口を抱き寄せられた格好のまま縄塗れの裸体をくねくねと踊り狂わせる。
やっぱり、次の段階に移行して良かった。興奮を際限無く掻き立てるヒーロー君の悲鳴に酔いしれながら、僕は今以上の至福を手に入れることを目指して左手を動かしヒーロー君の尻穴を貫いた釣り針に備わっている振動の機構をオンにさせるスイッチを、期待に震える左指でこっそりとスライドさせていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

少年の思考は無慈悲な地獄達で限界を振り切らされる

2022.10.26.Wed.21:00
「ふぅ……んくっ、っふ、はあぁっ……!」

地下室の天井から鎖で吊るされた黒革の枷を両手首に嵌められた腕と、足首に嵌められた右足を小刻みにぷるぷると震わせながら、少年が甘く歪んだ屈辱色の悲鳴を上げつつ自由を奪う拘束から逃れようと裸体をくねくねと悶えさせる。
幾ら頑張ってみても頑丈な縛めを自力で振り払うことなど出来はしない。それを理解しつつも、少年は絶え間無く襲い来る辱めから抜け出したい一心で床から伸びた短い鎖の先にある黒革の枷を足首に嵌められたつま先立ちの左足をガクガクと痛々しく跳ねさせながら脱出を求めての試行錯誤を積み重ねている。
もちろん、少年自身が認識している通りそれらの努力は望む結果には全く繋がらない。I字バランスのような体勢に固定された裸体を諦め悪くもがかせても、少年は地下室の中央から離れることさえ叶わない。
両手両足を封じられ恥部を無防備に露出させられた少年に残された選択肢は、守る物を失った弱点に取り付けられた器具が生み出す刺激に為す術無く翻弄させられる選択肢のみで、丸出しにされた幼い男根の根本と亀頭近くに巻き付けられた黒いベルトに内蔵されているローターが繰り返す微弱な振動にどうすることも出来ぬまま苛まれている哀れな少年は、決して絶頂には至れぬ強さでもどかしく嬲られている自らの男根とその男根に足りない悦びを注ぐベルトとコードで繋がっている左足の太ももに括り付けられたリモコンを虚しく眺めながら、ただただ出口を塞がれた射精欲を際限無く肥大化させられ続けていた。

「あっ、あひ、んうぅ……はぁ、んはっ、ふうぅ……っ!」

射精をしたい。脳内に絶えず渦巻く淫猥な欲望に理性を打ちのめされながら、少年は諦め悪く汗に塗れ火照りきらされた裸体をはしたなくよじらせる。
男根への刺激を引き上げて欲しい。蝕まれた正気と淫らな渇望に支配された本能の両方で抱いた願望に心と身体を殴り付けられながら、少年は天井から吊るされた両腕と右足、及び床に付いた左足で支えた裸体を無意識に動かし腰をヘコヘコと前後に情けなく揺らめかせる。
しかし、そんな無様その物な痴態は地下室の扉が数時間ぶりに開いた瞬間跡形も無く掻き消えた。崩れかけていた自我を扉の音で取り戻した少年は、愉悦の笑みを浮かべて自分に迫る男に反抗と敵意を露わにした表情を作り、男が何かを発するよりも早く陥落を拒絶する言葉を放った。

「な、にも、言わにゃい……さっさと、ころ、ひぇ……むだ、なんらかりゃぁ……っ!」

手足の拘束を施された際に効果を発揮していた弛緩薬が抜けきったというのに思い通りにしゃべれず、舌を噛み切っての解放を手繰り寄せることも出来ない口で、舌足らずに屈服を否定する言葉を紡ぐ少年。ビンと張り詰めさせられた幼い男根から吐き出せない精液の代わりと言わんばかりに透明な蜜をだらしなく溢れさせながら、苦しげに痙攣する裸体とは裏腹な強気さを保った抗いの意思を示す少年。
その気高く滑稽な少年スパイの様子を悠然と眺め淫蕩な憔悴を確認した敵対組織の男は、大人でも音を上げる者が少なくない生殺しの地獄を気丈に耐えている様子に感心と愉悦を混ぜた笑みを浮かべながら、スパイの態度を取り戻しつつも抑えきれなかった無自覚の腰振りを披露している股ぐらに顔面を近付ける形で片膝を付き、しわの一本一本までもが良く観察出来る状態となった尻穴に追加の責めを何の躊躇いも無く与え始めた。
それは、男が上着の左ポケットから取り出した針の無い注射器のような器具に詰められている液体状の薬品を用いた非道な責め。触れた箇所に気が狂うような痒みを生み出す冷酷な薬品を使った上乗せの拷問だ。

「あひっ!? はぎぃぃっ!? な、にゃにを……うぎぃっ!? がゆい、がゆいぃぃっ!? おぢり! がっ、ゆいぃぃぃっ!!」

尻穴に差し込まれた器具の先端が味わわせる衝撃に狼狽していた少年の悲鳴は、男の親指が器具の底を押すと同時に痒みに悶絶する絶叫へと変化した。無論、少年は痒みを嫌がって今度は無意識ではない腰振りを行って器具を尻穴から抜こうとするが、男の手は狭い範囲でなりふり構わずに行われる腰振りを器用に追いかけつつ器具の中身を全て腸内へと撒き散らしていく。

「あぁ、いや、やらぁっ! がゆい! しゃせーじだいぃ! どっちもやら! ぐるじいのおぉぉっ!!」

単体でも気を抜けば平静を打ち砕かれる残忍な仕打ちを二ついっぺんに加えられた少年スパイはもう、形だけの抗いを見せることも不可能だ。
精液を出したいのに出せない男根がもどかしい。今すぐに指でほじくり回したいくらい尻穴が痒いのにほじくり回せない事実がもどかしい。別方向から恥部をいたぶられ鳴き喚く少年スパイを作り上げた無慈悲な男は、痒み薬が腸壁に吸収され切ったことを手に伝わる感覚で確認すると用済みとなった注射器を引き抜いてポケットに戻しつつ立ち上がると、最後の仕上げだと告げる代わりに一際醜悪な笑みで自分を睨む余力も無くした少年スパイの顔を覗き込みながら、何処にも逃れられぬ裸体を好き勝手に撫で回しすでに限界を超えている少年に追い打ちの攻撃を、ありとあらゆる皮膚の薄い箇所をまんべんなく指先でまさぐるくすぐりの苦悶をもたらし始めた。

「ふひゃ!? ひひゃははぁっ!? りゃめ、変になりゅぅっ! しゃせーさせでっ! ひひっ、はひひっ! おひりひっがいでっ! はひゃははぁっ!? こしょこしょやらぁ! だっ、だじゅげ、でひっ、ひゃはははぁっ!」

二種類のもどかしい地獄で思考の容量がオーバーしていたところにくすぐりの地獄まで付け足された少年スパイがさらけ出す、哀願を無視される絶望に打ちひしがれつつみっともなく笑い狂う姿を堪能しながら、男は情報の白状よりも自分好みの加虐に重点を置いた残酷な拷問を存分に愉しみ、少年を完膚無きまでに壊し尽くしていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

無様な噴水はご主人様の為に腰を往復させる

2022.10.25.Tue.21:00
自分は噴水だ。ご主人様を悦ばせる為だけに存在する無様極まりない噴水だ。歪んだ記憶と自覚が、男の脳内を絶え間無く駆け巡る。
いや、違う。自分は誇り高き捜査員だ。何の罪も無い人々を食い物にする非道な悪を、自分を捕らえた憎き悪の首領を許さぬ正義の存在だ。正しい記憶と自覚が、情報が錯綜し混濁する男の脳内を掻き分け支配から抜け出せと警鐘を鳴らしていく。
だが、仮に後者が大きく膨らみ男が捜査員としての正気を完全に取り戻したとしても悪に捕らえられた事実は覆せない。鼻の穴を除く頭部全体を覆う黒色をした全頭マスクと、両手首と足首に装着された機械製の白い輪に仕込まれた非道な機構によって肉体の自由を外部から掌握された捜査員が焦りを募らせ脱出を試みたとしても、左右の手の平と足の裏を床に付け腰を限界まで反らせるブリッジの体勢を強要された裸体は指一本すら思い通りには動かせず、救いを望む助けての叫びすら上げられはしない。
守る衣服を失ったことで丸出しとなった恥部を無防備にさらけ出す惨めその物な姿に固定された捜査員。手も足も出せず、言葉も発せず、思考すらも制限されたこれ以上無く滑稽な捜査員。そんな捜査員がいる自室へと仕事を終えて帰ってきた悪の首領は、いつも通りに指定した格好を従順に保ち続けていた愉快な正義を無言で嘲笑いつつ、自分だけの玩具に堕とした捜査員の脳内で正義としての己がかすかに戻っていることなど知る由も無いまま、恥部がよく見える位置に置いておいた一人掛けソファーに腰掛けつつソファーの側面にあるポケットに入れていたリモコンを何の躊躇いも無く操作し捜査員に戻り掛けた自我を奪い淫らな悶絶を強要する甘く辛い地獄を叩き込み始めてしまった。
リモコンからの電波を受けた全頭マスクが、自身からも電波を発して捜査員の脳を蹂躙する。両手両足に取り付けられた機械製の輪が、裸体全体を勝手に動かし全頭マスクと力を合わせた恥辱を生成し出す。
脳を弄るマスクの力で無理矢理に発情を引き起こされ、肉体全体の感度を上昇させられた捜査員はもう、ありとあらゆる刺激を快楽に変換する淫乱でしか無い。手足で支えたブリッジの裸体で腰を間抜けにへこへこと上下させ、発情によって硬く勃起した男根をはしたなくヒクつく尻穴と一緒に振り乱させられている捜査員はもはや、自らの意思で行っているようにしか見えない恥の概念を忘れたかのようなダンスを悪の首領に見せ付けながら腰振りの刺激だけで絶頂に至る色狂いでしか無い。
悲鳴すら紡げぬまま腰を往復させ快感に溺れさせられていく哀れな男は、捜査員としての自覚を主専用の淫蕩な所有物としての自覚に改めて塗り潰されながら射精を繰り返すだけの、情けない噴水でしか無いのだ。

「っ! っぐ、っ! っふ!」

マスクに遮られていない鼻から乱れきった吐息を漏らしつつ休み無く腰を振る噴水の男。自分自身とその周囲に白く濁った体液を腰振りに合わせて撒き散らす光景で悪の首領を愉しませ、拘束による制御を突き抜けて溢れ出た幸福色の呻きで悦ばせる淫らな噴水の男。
その為す術無くイき狂う噴水を観察しながら、悪の首領はリモコンを気まぐれに操作して裸体の感度と腰振りの速度に変化を生み出し、声が無くとも分かる過敏な苦悶の変遷を悠然と独占し飽きるまで堪能し続けていた。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

不良生徒は狂った特別指導で教育を施される

2022.10.24.Mon.21:00
どんな厄介者でも品行方正が身に付く程に厳しいと噂されていた全寮制の学校の教師も、言うことは前にいた場所の教師とほとんど代わり映えしない。
むしろ全寮制であるが故に自分を疎んで追い出した親達からの鬱陶しい連絡も来ず、気兼ね無く夜の街での遊びに耽ることが出来る。
そんなだらけた日々を気ままに送っていた不良少年はある日、閉ざされた門をよじ登って学校へと帰還した瞬間を待ち伏せていた教師達に襲い掛かられ、生徒達には存在を公開されていない地下室へと連れ攫われ、助けに期待出来ず幾ら騒いでも外部に声の漏れ出ないその空間で衣服を剥ぎ取られた裸体に屈辱的な拘束を施されてしまった。

「テメーらっ、ふざけやがってぇっ!! 今すぐ外せよ! 解放しろよぉぉっ!!」

地下室の中央に置かれた四角い箱状の台に背中を触れさせる形で乗せられ、台の頭側に設置されている金属製の低い柵に左右の手首と大きく持ち上げさせられた足首を縄で遊び無く縛り付けられた不良少年は、丸出しにさせられた恥部を惨めに揺れ動かしながら自由を取り戻したい一心で裸体をじたばたともがかせる。
自分に注意を寄せていた時に見せていた困惑混じりの笑みを捨て去った教師達が浴びせてくる冷徹な表情に抑えきれぬ戦慄を覚えさせられながら、不良少年は湧き上がる恐怖を誤魔化すことを目的とした鋭い怒りの言葉を叫びつつ、無防備に露出させられた男根と尻穴を間抜けに跳ね回らせて暴れ続ける。
そうして無意味に暴れる不良少年を無言で眺め身動きを封じる手足の拘束に不備が無いことを確認した教師達は、何度指導しても反省の色を欠片も見せない愚かな少年の性根を根底から叩き直す教育に向けた上乗せの拘束を何の躊躇いも無く追加した。それは、みっともなく上下左右にくねる尻肉の真下に用意された器具を用いた拘束。台の側面に取り付けられたL字型の金属棒を持ち上げ、その棒で尻穴を貫くことで諦めの悪い身悶えをも没収する恥辱に満ちた拘束だ。

「はぎっ!? おっ、ぎぅぅぅっ!?」

棒は細く先端が挿入に適した形状となっている為、突然の挿入でもさほど痛みは感じない。だが、痛みが少なくとも不良が尻穴に抱く圧迫と違和感は反抗を紡いでいた口から思わず絶叫が溢れ出るくらいに大きな物で、不良少年は金色に染めた髪を振り乱し頭部を仰け反らせながら甲高い鳴き声を上げる痴態をさらけ出してしまった。
そんな痴態を披露する不良少年に対し、教師達は追撃の手を緩めない。数年ぶりに特別指導の許可が下りる相手が現われたことを悦ぶ教師の皮を被った非道な男達は、生意気な態度を繰り返した不良少年を屈服に至るまで弄べる至福に酔いしれつつ、手も足も出せず尻穴を貫く棒のせいで恥部をその場から逃がそうと試みることも不可能にされた滑稽な不良少年の弱点に残酷な装置を迷い無く押し当てていく。

「ひっ、ふひぃっ!? や、やめろ……嫌、だ……っ!」

怯えに支配された哀願の意思を不良少年が発しても、本性を露わにした教師達はとまらない。
抵抗を没収した少年を気が済むまで悶絶させる無慈悲な凌辱者となった教師達は、早くも大人しくなった不良少年を嘲笑いながらそれぞれが手にした淫猥な機械のスイッチを親指でスライドさせ、ただ嬲られるだけの器官となった男根を意のままに責め立てていく。
流し込まれ始めた刺激に男根が勃起しても、勃起した男根が刺激に流されて射精に達しても、射精に押し上げられた不良少年が誇りを捨てた声音で鳴き喚きながら許しを請うても、教師達は責めを緩めない。丸みを帯びた先端に小刻みな振動を行わせる機構を有したマッサージ機のような形状をした機械を利き手で操る教師達は、獣欲を剥き出しにした愉悦の微笑みを浮かべながら男根を震える器具で押して快楽を休み無く生み出し、逃れられぬ不良少年に断続的な射精という拷問を嬉々として味わわせていく。

「やっ、嫌ぁぁぁっ!? イぐっ! イぐイぐぅぅっ!! やめろっ……やめでぇ! もうイっだぁ! イっでるぅっ!! せーえぎでてるがらぁぁぁぁっ!!」

どんなに声を張り上げても救いなどやって来ない無慈悲な地下室の中で教師達に為す術無くイき狂わされる不良少年は、これから卒業まで継続される教師達の慰み者として生きる隷属の日々を知る由も無いまま、男根を取り囲み左右の睾丸をひしゃげさせた状態で震える淫具達が強いる絶頂に合わせて、精液を何度も何度もひり出させられていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

理解も出来ぬまま男達はもどかしく火照らされる

2022.10.23.Sun.21:00
意識が朦朧とする。思考がまとまらず浮かんだ事柄が整理まで辿り着けぬまま崩れ落ちるように消えていく。
辛うじて分かるのは隣にいる男が自分の仲間であることと、裸体に縛めを施されていることだけ。だがその情報も漠然とした物で、二人は何故自分達が全裸で縛られているのかを思い出せぬまま、自由を奪う縄を軋ませる動きさえ取らずに意味も無く隣の仲間と潤んだ瞳を用いた視線の交わし合いを繰り返していた。
脱出を求める素振りすら見せずに仲良く並んで寝転がる男達の光景が生み出されてから、どれくらいの時間が経っただろう。左右の腕に背中で伸ばしきった状態を強いり左右の足をきつく一まとめに括る縄を裸体に着せられた男達が、口内を埋め尽くす布と、口内の布に蓋をする形で歯を割って噛まされた布と、更にその上から施された鼻と口を隙間無く覆う白布に染み込まされた思考能力を大幅に奪う薬剤の効果に脳を蝕まれじっと大人しくベッドの上で待ち続ける姿となってから数時間、二人が放置されていた部屋の扉が前触れ無く開き、その向こうからは二人を拉致し考えることを封じた非道な男達が現われ、誤って自分達が猿轡に染み込ませた薬品を吸入しないようにと装着した黒いガスマスクのような器具ごしの愉しげな言葉をすっかり馬鹿になった二人へと次々にぶつけ始めた。

「二人共、ただいま。もう自分達が捜査員だったことも、俺達に自分達が捕まったことも分からないだろうけど久しぶりだな」
「二人っきりで待たせちゃってごめんな? でも待たせた分、その何にも分からなくなった頭をたっぷりと……逆らう方法さえ思い出せなくなったこの身体を気持ち良く苛めて今よりもっとおかしくさせてやるからな?」

冷酷な恥辱の宣言を耳にしても、捜査員と呼ばれた男達は恐怖さえ抱けない。
二人が抱けるのは、数秒後には脳から掻き消える困惑の感情のみ。そうして布に下半分を遮られた顔で分かりやすく間抜けな困惑を示す捜査員達を堪能した悪の男達は、敵対していた際に感じさせられていた凜々しさを跡形も無く失った正義達の崩壊を決定付けさせる為の仕上げを協力して追加し、二人を訳も分からぬままもどかしさだけが加速する淫獄へと、鼻と口を塞ぐ布に被せる形で新たに装着させた追い打ちの猿轡を湿らせる強力な媚薬を使った発情の拷問へと、嬉々として叩き落としてしまったのだ。

「んふっ? むふ、ふぶ、むぐっ?」
「あぉ、んもっ? んふ、むふぅ!?」

何で急に身体が火照り、切ない感覚が全身を駆け巡り出したのだろう。
どうして息苦しさが強まり、自分の身体は自分で制御出来ないくらいに跳ね始めたのだろう。
何も把握出来ないまま硬く張り詰めた男根を無意識に上下する腰に合わせてみっともなく踊り狂わせる捜査員達を鑑賞する悪達は、疼きに疼く男根を肉体をうつ伏せにさせることでベッドに擦り付け慰めるという惨めな選択肢すら見えなくなった二人に嘲りと侮蔑を含んだ笑みを向けながら、自分自身が苦悶させられている理由も判別不可能になった正義達が愉快に狂わされていく過程を、勝利の至福に浸り興奮を際限無く湧き上がらせつつ味わい尽くしていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

堕ちた男は幸せな覚悟と期待を湧き上がらせる

2022.10.22.Sat.21:00
一人きりの部屋の中で、男は荒く息を乱しつつ待ち続けていた。背もたれの無い細長いベンチに裸体を仰向けに転がされ、座面の下で重ねさせられた左右の肘から手首までの部分と足首から膝までの部分をきつく、緩み無く括る黒革製の拘束具を与えられた姿で、男は口を塞ぐ棒状をした黒色の枷の隙間から唸りを漏らしつつじっと待ち続けていた。
自由を奪う手足の縛めを解こうと試みる動きさえ取らない。言葉を封じる枷越しに助けを求める叫びも放たない。薄桃色の乳首をピンと尖らせ、無防備にさらけ出された男根を硬く張り詰めさせ、丸出しとなった尻穴をはしたなくヒクつかせる興奮を抑える素振りすら見せぬまま、誰が見ても明らかな発情に至った男は大人しく至福の到来を待ち侘び続けている。
そうして、何処にも逃れられない男がたった一人で無様に火照り続ける状況が一時間程続いた頃、不意に部屋の扉が開きその向こうからは二人の少年が現われた。全身を水に濡らし、腰回りを覆う黒い水着の下で男根を勃起させた少年達は、扉の音に気付いて頭部を持ち上げ歓迎の眼差しを自分達に寄せた男に慈愛と獣欲が混ざり合った視線を返しつつ、水滴を垂らしながら男へと歩み寄った。

「先生、お待たせ。いつもの特訓メニュー、終わらせましたよ」
「それじゃあ、俺達がプールで泳いでいる間良い子に待ってたエッチな先生に、ご褒美をあげましょうね。今日も俺達二人で、淫乱な先生をたくさん苛めてあげますからね……」
「んうぅ、ふぅぅんっ!」

少年達に淫猥な責めを宣言され、嬉しいの感情を露わにした唸りを放っている男に年上としての矜持は欠片も無い。
二人がかりで注がれる快楽に躾けられ心と身体を幸福な屈服へと導かれた少年達が所属する水泳部の顧問を務めている男は、痴態を収めた写真を材料とした脅しに抗えず仕方無く身体を任せていた過去が一切垣間見えぬくらいにもうすぐもたらされる恥辱を悦び、自由を取り上げられた裸体に誘惑を目的とした惨めなダンスを踊らせている。
その従順に堕ちきった男を堪能する少年達は、この人が顧問であった事実とこの部活に入っているのが自分達だけであるという事実に改めて感謝を募らせつつ、何をされても逆らえず逆らう意思を持つことももはや無い男を左右から挟む形で更衣室の床に片膝を付き、あらかじめ示し合わせておいた今日の責めを協力して愛しい教師の男に与え始めた。

「ふふっ、先生。今日はお尻とおっぱいだけでイきまくってみましょうね。このビクビク震えながら触って欲しいっておねだりしているおチ○チンには、絶対触ってあげませんよ」
「俺達二人で乳首を舐めながら、お尻を指でほじほじしてあげます。先生が射精しても、もうやめてって泣いて頼んでも許さずに、今日は乳首とお尻だけで精液が出なくなるまでイき狂わせてあげます。それが終わったら何も出せなくなったおチ○チンを手で擦りながらじっくり解したお尻を俺達のおチ○チンでいっぱい可愛がってあげますから、しっかり覚悟を……いや、期待をしていて下さいね?
「んまぁ、ふっ、むふぅぅんっ!」

乳首を上下に弾き巧みに吸い付き出した少年達の唇を眺め、天を向いた男根の向こうで尻穴に人差し指と中指を潜り込ませて腸壁を掻き毟っている手の動きを潤んだ瞳で見つめながら、男は汗ばんだ髪を二人で優しく撫でる少年達の手に心地良い偏愛を感じつつ、身動きを封じられた裸体に送り込まれる男根を弄られぬまま迎える絶頂地獄に先程告げられた通りに覚悟と、期待を湧き上がらせていた。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

狼は特別なシャワーで洗い流される

2022.10.21.Fri.21:00
全ての指の使用を不可能にさせる鍵付きの革手袋を嵌められ、その手袋と一体化しているベルトを用いて締め上げられた手首同士と足首同士を短い鎖と南京錠で結合された男はもう、抵抗したい思いとは裏腹に何一つとして意味のある足掻きを行えはしない。
背中で自由を奪われた腕をもがかせ、左右を短く繋がれた足を幾ら踏ん張らせても、白銀の体毛を泥や煤で汚した狼獣人の男の裸体は頭部全体を這う形で装着された黒革のベルトを組み合わせて作られた拘束具によって閉じた状態に固定させられた口から言葉にならぬ怒りの唸りを漏らしつつ、耳の間に位置する丸い金具を引っ張られながらの歩行を為す術無く強いられるしか無い。
全ての獣人は奴隷であり、人権を認めてはならない存在である。そんな思想を有する組織に生きたまま捕らわれた哀れな狼の男はもはや、無防備に露出させられた逞しい男根を間抜けに揺らしながらの移動を、不自由に強要されることしか出来はしないのだ。

「んぅ……んぐっ! むぶぅぅ!!」

どんなに鋭い声を発しても、異常な組織が有する建物内に狼の味方はいない。組織に同調する者や、己の欲望に任せて獣人を飼育し屈服をさせたい好事家達の出資によって作られた建物の中でめちゃくちゃに喚き散らしても、それは防音に優れた素材に阻まれるのみで外部には一切漏れ出ない。
それを理解しつつも無意味に暴れ身悶える狼をやすやすと目的地に運んだ組織の男は、しっかりと扉を施錠し狼から目を離すこと無く衣服を一枚残らず脱ぎ捨てると、一旦離した指を再び狼の頭頂部に位置する金具に潜らせ、狼をシャワーのみが設置された浴室へと引きずり込んだ。

「さぁ、シャワーの時間だ。これから自分を買ったご主人様に仕える立場になるのだから汚れと、その反抗的な態度をしっかりと洗い流してやろうな」
「むぐっ、んむぅぅ!!」

抗えぬ裸体を自分に寄りかからせた人間の男が、狼の拒絶を無視しつつ壁に取り付けられたバルブを回し心地良い温度に設定された湯を溢れさせ始める。
何かしらの非道が待ち受けていると覚悟し逃れようと試みた狼の身体が何の変哲も無い湯によってじょじょに濡らされ、黒ずんだ毛の部分をまさぐる背後の男の手で汚れが少しずつ薄められていく。今はまだ、本当にシャワーをさせるだけのつもりなのか? 認識を改めつつ、後に来るであろうより適切な機会に向けての体力の温存を検討し始める狼。しかし、そんな思考は突然に訪れた強烈な感覚によって砕かれ、狼は体力が残っていても身悶えることなど出来ない状況へと、じっとしていても快楽が襲い来る淫獄へと突き落とされてしまった。

「ぶむぅぅぅっ!? ぶっ、むぼぉぉっ!?」
「狼獣人だけに効く特別なお薬入りのシャワーの具合はどうだ? 汚れと一緒に、生意気な考えはちゃんと洗い流せそうか? ん?」
「んむぅぅ!? ふっ、ぶむぁぁぁっ!!」

自分をはじめとした狼獣人を淫らに狂わせ理性を失わせる為だけに作られたシャワールーム内に甘く歪んだ絶叫を響かせる狼の男は手足をなりふり構わずに動かし頭部をめちゃくちゃに振りつつ紡ぐ抗いをやすやすと制されながら、湯に含まれた薬の効果に屈して限界までの勃起に導かれた男根を巧みに摩擦する憎い人間の手がもたらす快楽による絶頂へと、我慢さえ挟めぬまま上り詰めさせられ続けていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

隔絶された箱の中で鑑賞物は悶絶を引き出される

2022.10.20.Thu.21:00
黒革の目隠しの下で悔しげに眉根を寄せながら、男が棒状をした黒色の口枷越しに唸りを飛ばす。
両手両足を縛め身動きを封じる縄の拘束を耳障りに軋ませながら、男は床に転がされた裸体をじたばたとよじらせ敵に捕らえられた事実と、絶え間無く襲い来る淫らな責めからの脱出を必死になって追い求める。
しかし、幾ら必死になろうとも男を取り巻く状況に変化は起こらない。無様であることを承知でのたうち回り自由を取り戻そうと足掻きに足掻いても、二の腕と胴体を結合し背中で捻り上げさせた腕にその形を維持させている上半身の縄と、左右の足首同士とすね同士そして太もも同士を遊び無く結合する下半身の縄と、捕まった日から叩き込まれた凌辱によって異物の拒み方を忘れさせられた尻穴を貫いた極太のアナルバイブを抜け落ちないよう固定する腰回りに這わされた縄は緩む気配すら見せない。
手も足も出せず、見ることもしゃべることも許されない惨めな男。自分を恥辱に追いやった敵達に一矢報いるどころか、敵が自分に与えた淫猥な責め苦から抜け出すことさえ叶わない哀れな男。そんな男はもう、憎い敵達の思惑通りに悶え狂わされながら絶頂に至る姿を、敵を愉しませる娯楽として消費されるしか無い。尻穴のみで快楽を極められるよう躾けられた裸体が硬く勃起した男根を振り乱しながら射精に休み無く到達する様子を、残忍な見世物として提供させられるしか無い。縄に縛られた自分の身体に合わせて用意された強化ガラス製の透明な箱に仰向けで寝転がらされた男はもはや、箱と一体化している台から流し込まれる媚薬混じりの空気を用いた呼吸を強いられながら、外部に絶叫が一切漏れ出ずまた逆に外部から浴びせられる嘲笑と罵倒の言葉も何一つとして聞こえない箱の中で絶頂地獄を味わわされながら、終わり無い発情と射精に苦しむ己を敵達に堪能され続けるしか無いのだ。

「んむっ、ぶむぅぅ!! ふぐ、ぶぁ、んみゅぅぅぅっ!!」

寝返りを打つことさえ認められない狭い箱の中に反響する自らの絶叫と、汗に塗れ己が撒き散らした淫液に汚れた裸体が立てる粘ついた水音を、我を忘れた身悶えを受けても全く解けない縄の音と合わせて耳にしながら。枷を施された口では足りない呼吸を補おうと無自覚に動く鼻を嬲る媚薬の香りと自分自身の淫臭に理性を追い詰められながら。男は今日も箱の外にいる敵達に情けない所を見せたくないと願う思考が保てなくなる程の淫獄に悶絶を引き出され、敵の施設に設置された滑稽極まりない鑑賞物としての役目を意識を手放すその時まで全うさせられていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

狂った少年は大好きな先生を犬として可愛がる

2022.10.19.Wed.21:00
地図にも記載されていない島に建てられた豪邸で長期休暇を過ごす。自身の人生とは完全に無縁だと思っていた経験に、青年は胸の内で心を躍らせていた。
自分の役目は住み込みの家庭教師の延長であり、遊ぶことを目的として行く訳ではない。それを理解しつつも、青年は教え子である少年から語られる遊びの計画に期待を寄せ、油断すれば仕事が前提であることを忘れてしまいそうなくらいにワクワクを膨らませていた。
しかし、豪邸に着いた青年を待ち受けていたのは、逃げ場を奪われた状況で施される辱めだった。
骨をかたどった枷を噛まされた口でどんなに鳴き喚いても、その声は周囲に島の影すら見えない海が立てる波音に掻き消されるのみで誰にも届かない。犬の足を模したふわふわな毛に覆われている器具に閉じ込められ伸ばすことを禁じられた手足を必死でもがかせながら助けを求めても、自分への仕打ちを把握した上でこの島へとやって来た使用人達は見て見ぬ振りを貫くだけで助けてなどくれない。仮に頭部に取り付けられた犬の耳飾りと、尻穴に押し込まれた犬の尻尾飾りを揺らしながら自由を取り上げられた手足を酷使して豪邸から脱出出来たとしても、青年はこの島へと来る前に素足で味わうことを空想してた砂浜を何の希望も持てぬままうろつき回る程度の行動しか取れない。
身動きと言葉を犬をモチーフにした拘束によって封じられ、物理的な意味で逃走を不可能にされた青年に残された選択肢は、自分をこの島へと招いた教え子のペットとして可愛がられる選択肢だけで。抗えぬ犬に貶められた青年は今日も、嬉々として赤いリードに右手で力を加え黒革の首輪を通して前進を促してくる少年の思い通りに心と身体を苛まれ続けていた。

「先生、お散歩は楽しいですか?」
「んまっ、あぉ、んもぉっ」

楽しくなんてない。反射的に抱いた感情とは裏腹に、青年は偽物の骨を噛まされた口で肯定を意味する明るい鳴き声を返す。
否定する意思を少しでも示したら、少年が左手に握ったリモコンを用いて何かしらの追い打ちを上乗せされてしまう。食事に混ぜられた淫らな薬品によって意に染まぬ発情を強いられている肉体に装着された淫猥な機械を操作され、肘と膝で肉体を支える四つん這いでの歩行と共に甘く辛い快楽の攻撃も加えられてしまう。
左右の乳首を挟み込む形で与えられたクリップ型のローターを起動させられたくない。淫薬の影響で勃起した状態から抜け出せなくされた男根の根元と亀頭の真下に巻き付けられた黒いベルト型のローターを振動させられたくない。尻穴から垂れ下がった犬の尻尾と繋がっている腸内を奥深くまでみちみちに埋め尽くした極太のアナルバイブに首振りを開始されたくない。
かつて自分の教え子だった少年は、自分を何時でも淫蕩な地獄に追いやれる。絶望色の事実を一分一秒ごとに再認識させられながら、青年は怯えを露わにしつつ飼い主に君臨した少年の機嫌を損ねないよう薄茶色の毛に包まれた伸ばせぬ手足を一生懸命に前へと運び続ける。時折自分と少年が繰り広げる異常な光景を無視してすれ違っていく使用人達の存在によって今の自分の惨めさを嫌でも思い知らされながら、青年は年上の矜持をかなぐり捨てた態度で少年に従い、四肢を酷使しての散歩を行っていく。
だが、幾ら青年が屈服の仕草を披露しようとも、少年は慈悲を欠片も見せず己の欲望のままにリモコンを弄っていく。そこに理由など無い。常人が聞いて納得出来る道理などあるはずが無い。自身の家庭教師を務める青年への執着心を相談した相手である父から提案された孤島での調教計画を喜ぶ思考に至る正気からはかけ離れた教育を受けた少年は、後ろ暗い方法で大金を稼ぐ父譲りの狂った嗜好のままに、最大の善意と確信を持って愛しい青年への責めを紡いでいく。

「あぉっ!? んまっ、むぁぁぁんっ!!」
「ふふっ、先生がもっとお散歩を楽しめるように全部の玩具を動かしてあげましたよ。これから屋敷内を一周する度に、ちょっとずつ玩具を強くしてあげます。どんどんどんどん気持ち良いのを強くしてあげながら、先生を散歩させつつ射精させまくってあげます。可愛いワンちゃんになった先生をたっぷり可愛がって、今日も苛められる悦びを教えてあげますからね、先生?」
「うぅ!? あぉ、むぁぉ! んむぁぁぁぁぁっ!!」

愛しい先生を余裕が無くなるくらいに追い詰め、快感で翻弄し、自分に全てを委ねて甘えるくらいに屈服させてあげたい。
何の疑いも無くそう考え嘘偽りの無い愛情を凌辱という形で注いでくる少年に為す術無く支配されながら、青年はガクガクと震える手足で更なる苦悶が先に待ち受けている歩行を強いられつつ、ベルトに締め上げられた男根と尻尾を生やされた尻穴から滲み出た体液で味方のいない豪邸の廊下に敷かれた絨毯をはしたなく汚していくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

悪達は出目に合わせて正義に凌辱を加える

2022.10.18.Tue.21:00
「じゃあ、次は俺の番だな」

残酷な笑みを浮かべた男が、仲間達に自身の番の到来を宣言しつつ自身の斜め右後ろに置かれたテーブルの上に転がっていた赤い四面サイコロを摘まみ上げ、緩く握った右手の中でそれを転がし振った。
そうして出た目は三で。一番望んでいた目を狙い通りに出した男は思わず笑みの黒さを深めつつ正面に向き直ると、仲間達の手を借りつつ出た目に合わせた変化を、自分達が取り囲んだ台の上に乗せられた無様な男の身体にもたらし始めた。

「やったぜ、俺が一番大好きな三の目だ。んな訳で……捜査員さん、今度は顔とお腹を下に向けて、ケツを情けなく持ち上げましょうねぇ?」
「んぅ! むぐぅぅっ!!」

至福の声音で言いながら、悪に属する男が捜査員の裸体に手を這わせる。それに続いて、悪の仲間である男達が次々と手を伸ばし捜査員の裸体を無遠慮にまさぐっていく。
その刺激と不快感に心からの拒絶を示しながら、捜査員である男は新たな恥辱からどうにかして逃れようと裸体をじたばたともがかせた。二の腕と胴体を繋ぎ左右の手首を背中で縛る縄を着せられ、左右の足を正座の形に固定し伸ばすことを禁じる縄を与えられ、更に上半身と下半身の縄を繋ぎ裸体を窮屈に折り曲げた体勢を強いる追い打ちの縄を施された裸体をよじらせ、口を塞ぐ黒色の粘着テープ越しにやめろの唸りを飛ばしながら、捜査員は迫り来る淫らな危機からの脱出を求めた。
けれど、数で負け身動きさえも封じられている状況に置かれた捜査員が幾ら試行錯誤を重ねようとも、それは悪にとっては滑稽なだけの無駄な足掻きでしか無い。悪の本拠地へと攫われ、悪しかいない建物の地下で一方的に辱められている正義が諦め悪く希望を欲しても、その光景はこれ以上無く愉快で惨めな見世物でしか無い。
故に、捜査員は悪の手を煩わせることすらも叶わぬまま、サイコロの出目に合わせた三の体勢へと、顔面と腹部を自身を乗せた台の方へと向け丸出しとなった恥部を背後に高く掲げる体勢へと、力を合わせた悪達の手で移行させられてしまった。
悔しがる表情が望まぬ快楽に歪む様を愉しみつつ捜査員を犯す一の体勢も捨てがたい。手足を暴れさせることも出来ない裸体に側面を台に密着させた格好を取らせ、必死に睨み付けてくる横顔を味わいながら辱める二と四の体勢も堪らない。けれど自分はやはり、屈辱と恥辱に震える表情を空想しながら獣のような姿で上下関係を無理矢理に教え込む三の体勢が一番だ。
そう考えながら先に注がれた精液で無残に汚し抜かれている尻穴を蹂躙しようと男根をあてがう背後の悪の動きを察しても、手足を縛められた捜査員の男は抵抗一つ行えぬまま、眼前に突き付けられた男根の匂いを嗅がされつつの凌辱をどうすることも出来ずに注ぎ込まれるしか無いのだ。

「んんっ! んむぅぅぅっ!!」
「おっ、さっき犯した時より明らかに具合が良くなってるねぇ。俺達全員の精液を色んな格好でたっぷり吸って、捜査員さんのお尻はどんどんエッチになってくねぇ。素晴らしいよ」
「んっ、んふっ、むぶぅぅっ!!」

手加減無しに腰を振り、的確に一番の弱点である前立腺を抉ってくる男根の責めが苦しい。順番を交代する悪達が自分の周りで時計回りをする短い時間で平静を取り戻し萎えた状態に戻したはずの男根があっという間に限界まで張り詰めさせられ、意に染まぬ射精に導かれていくのが辛い。
そんなただでさえ甘く無慈悲な拷問に翻弄させられ無意識に乱れている鼻呼吸を悪の男根が放つ淫臭に蝕まれながら、捜査員はサイコロを振って自分の嬲り方を決定し一人ずつ男根を用いた肛虐を叩き込んでくる悪の男達の思惑通りに今日も物理的に逆らえぬ裸体を快楽の意味でも逆らえない物へと躾けられ、正義の自覚と共に雄としての自覚と、人間としての自覚を突き崩されていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

正義はVIPルームで淫らに提供される

2022.10.17.Mon.21:00
手首同士を短い鎖で結合する黒革製の手枷は、幾ら指を動かしても外れない。手と同様に足首同士を繋ぐ足枷は、めちゃくちゃに足を振り乱しながら暴れに暴れても緩む気配すら見せない。
背中で自由を奪われた腕と、左右を遊び無く結ばれた足をどうにかして縛めから解放しようと試行錯誤を積み重ねてもそれは全て無駄で。黒革の首輪の前部と部屋の中央に設置された天蓋付きのベッドを支える柱を結わえる長い鎖を振り払うことさえ出来ぬまま努力も虚しく時間切れを迎えた男は、自分を目当てにしてやってきた客の男の手で娯楽として弄ばれる屈辱の展開を今日も確定させられてしまった。

「ぬっふふ、本当にあの刑事さんだねぇ。私のビジネスの邪魔をした刑事さんが手も足も出せない姿で無様に床に転がってる。夢みたいな光景だよ」
「んうぅ! んぐっ……むぶぅぅっ!」

この男には見覚えがある。状況証拠しか無いが悪と手を組んでいることは間違いないと断定されていた男に愉悦を含んだ視線で見下ろされながら、刑事と呼ばれた男は悪を憎む思いと恥辱に対する反抗を込めた唸りを黒い棒状の枷を噛まされた口で鋭く放つ。
無論、思い通りに身動きを取れなくされた刑事がどんなに強気な態度を取ろうともそれは滑稽以外の何物でもない。手足を封じられた捕らわれの立場上、精々行えるのがその程度の抵抗という事実と合わせて、刑事を愉しみに来た男は至福と興奮を際限無く募らせていく。
その欲望の波を遮る存在は、どこにも無い。自分と協力関係にある悪の組織が運営に携わっているホテルのVIPルームは、悪の手に堕ちた刑事が喉が破れんばかりに鳴き喚き首輪をベッドに結ぶ鎖にけたたましい金属音を立てさせながらのたうち回っても、それらは防音が効いた部屋の外に一切漏れ出ない。
故に醜悪な男は、湧き上がる衝動のままに刑事が転がっている床の絨毯に直接腰を下ろすと、隠しきれぬ怯えと戦慄を見せながら距離を取ろうとした刑事を無理矢理に抱き寄せ、逆らえぬ裸体に淫らな責めを嬉々として流し込み始めた。

「そんなに険しい顔しても駄目だよ? ご飯に混ぜられたお薬の力でいやらしく発情させられた身体を見せながら睨んでも全然怖くないし……ちょっと苛めるだけで、ほら、もう私を睨めなくなっちゃった。惨めだねぇ」
「んぅっ! むぐ、ぶむぁぁんっ!」

左の肩を左手で抑えることで刑事の身悶えを防いだ男が、勃起した状態で無防備に露出させられていた男根を右手で包み込みそのまま何の躊躇いも無く巧みな摩擦の刺激を与えていく。男の言う通り、朝晩に無理矢理摂取させられる食事に仕込まれた淫猥な薬品の効果で快楽への渇望を加速させられた裸体は、気持ち良い刺激を勝手に嬉しがりあっという間に形だけの反抗さえも示せない状態に陥ってしまう。
それだけならまだしも、悪に拉致された日から刑事の肉体は悪の組織の構成員による調教と、このVIPルームを予約した好事家の男達による凌辱に晒され、快感への耐性を大きく削り落とされてしまっている。
媚薬の発情と、連日の責めによる肉体の屈服。二方向から陥落を促された裸体を一番の弱点である男根を責め嬲るという形で追い詰められ始めた刑事はもう、誇りを守る為の忍耐さえ挟めぬまま、悪の組織と今回の客である男の意に沿った射精へと、呆気なく上り詰めさせられるしか無いのだ。

「んもっ、むもぉぉっ! ふびゅぅぅぅぅっ!!」
「ふふっ、イっちゃったねぇ。でもまだまだだよ。お客様である私を睨む悪い子は、もっともっとイきまくらせてあげないとね。ほら刑事さん、イきなさい。私に許してもらえるよう、みっともない悲鳴を上げながら精液をひり出し続けなさい。ほら、ほら!」
「おもっ、むぎゅぅぅ!? ぶぅ、ぶむぅぅ! あむぅぅぅぅぅぅっ!!」

達したばかりの男根を速度を引き上げた男の右手に扱かれながら、刑事は客に敵意を向けたら今のように罰を加えられる可能性があるという事実を心と身体に深く刻み込まれつつ、我慢さえ許されない射精地獄へと、吐き出す精液が底を尽いても終わらない絶頂地獄へと、絢爛に彩られたホテルのVIPルームで突き落とされていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

壁を淫らに汚しながら男は理性を吹き飛ばされる

2022.10.16.Sun.21:00
「おら! さっさと歩けよ。もう何も出来やしねーんだから俺達の手を煩わせるなよ?」
「いやいや、気が済むまで暴れさせてやろうぜ? どうせ無駄なんだからよ!」

一方的な罵倒を浴びせながら、悪に属する男達が下品な笑い声を上げる。浴びせられた側の男が満足に歩ける状態でないことを知った上で歩行速度の引き上げを命じ、思うように暴れられる姿じゃないという事実をしっかりと把握した上で、悪達は捕らえた男に愉悦をたっぷりと乗せた侮辱を嬉々として叩き付ける。
だが、そんな言葉の刃に誇りを傷付けられているはずの男は反応らしい反応を一切見せない。何を返してもこいつらを悦ばせるだけという結果をすでに理解している正義の男は、抵抗を試みる素振りさえ見せぬまま大人しく髪を引っ張られながらの不自由な歩行を繰り返している。
手の平で反対の肘を包み込んでいるかのような状態を背中側で取らされ、その形から離れられないよう黒革で作られた拘束具によって根本近くまですっぽりと覆われ締め上げられた腕は、伸ばすことはもちろん指を使うことさえ許されない。窮屈に折り畳まされそこに腕を縛める物とは形状の違う黒革製の拘束具を与えられた足は、腕と同様に伸ばしたくても伸ばせず爪先のみを床に付け短い歩幅でよちよちと進む心身の負担が大きい歩行しか出来ない。口に装着されている輪状の金属と黒革を組み合わせて作成された開口具は男の口に間抜けな開きっぱなしを強要し唾液をだらしなく垂れ流させる状態を与えた上で、言葉を無意味な唸りに変換し続けている。
手も足も使えず、しゃべることも禁じられた。そんな絶望的な状況に置かれながらも、正義の男は小さな希望を信じて機を伺っている。耐え忍べばいずれは脱出の機会が訪れる。それまでの辛抱だ。そう己に言い聞かせながら、男は望まぬ歩行の度に走る髪を鷲掴みにされた頭皮への痛みと、丸出しにさせられた男根が跳ねる際に生まれる屈辱を堪え続けている。
しかし、逆転を信じて忍耐を継続する男の様子は、決定的な恥辱を用意しそこに向けての移動を強いている残忍な男達にとってはこれ以上無く滑稽かつ愉快な見世物でしか無くて、自身の敗北が確定している事実を知る由も無い男は逆らうこともせぬままとどめが待ち受ける狭い部屋へと連行され、その部屋の壁から生えているかのように設置された男根型の装置を閉じられぬ口に飲み込まされてしまった。

「ほら、しっかり根本までくわえろー?」
「おご、え、ご……っ」
「よし、そのまま動くなよ? お前の口と壁を自力じゃ外せないよう繋いでやるからなー?」

悪趣味な。悪への嫌悪を募らせながら、男は喉の肉を偽物の男根に抉られることによって生まれたえづきに呻きつつ開口具の金具と偽の男根周りに配置された金具達を小さな南京錠で結合していく男達の動きをじっと眺める。こんな追い打ちの拘束を施すということは、自分を置き去りにするつもりなのだろう。冷静に展開を分析しながら、男は早くも訪れた一回目の試行錯誤のチャンスにかすかな喜びを湧き上がらせる。
けれど、余裕を維持していた男の態度は作り物の男根に仕込まれた非道を躊躇い無く作動させた悪達の意図に沿ってあっさりと突き崩されてしまった。偽の男根と壁の中で一体化している装置から流し込まれた栄養剤と、強烈な媚薬を混ぜ合わせた液体の嚥下を拒絶出来ない立場に追いやられてしまった男は、ごくごくと喉を鳴らして己の肉体を意に染まぬ発情へと導きながら、脱出を求めるもがきなど到底行えないくらいに苛烈な欲望の奔流に心と身体をあらゆる方向から打ちのめされ始めてしまったのだ。

「おごっ、もぼぉぉっ!? あぉ、はぼ、むぉぉっ!!」
「早速効いてきたみたいだなぁ。まだ始まったばかりなのに、頭と身体が沸騰しそうなくらいに熱いだろ、ん?」
「あーあー、腰も情けなく振っちゃって……この分じゃ、俺達が明日の朝に戻ってくる頃にはもう壊れちゃってるかも知れないねぇ」

壁に口を密着させられた都合上必然的に壁に触れる形となった男根が媚薬の影響で限界まで張り詰め、壁との摩擦で悦楽を覚えている。大きく開かされた足が、偽の男根の高さ故に歩行の際よりもより先端に意識を集中せざるを得ないつま先立ちをさせられた足が小刻みに震えながら、欲望に屈する形で無自覚に腰を前後に往復させ男根に快楽を送り込んでいく。
こんなの、駄目だ。こんな責めを長時間加えられたら、理性が吹き飛んでしまう。
焦りと恐怖を糧に拘束と格闘しても拘束と淫獄は何一つとして振り払えず、男は背後で閉まった扉の音と扉ごしに遠ざかっていく足音達に絶望を掻き立てられながら、ほんの数分前の冷静さが嘘のような甘い絶叫を放ちつつ精液を壁目掛けて勢いよく噴き出させていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

少年は詫びとしてもどかしく惨めな置き去りを施される

2022.10.15.Sat.21:00
地下室の床に四本の脚を金属製の器具を用いて固定された木製の椅子は、ちょっとやそっと力を加えた程度ではビクともしない。裸体を椅子に縛り付けられた少年が悲鳴を発しながらじたばたともがいても、しっかりと位置を固着された椅子は揺れる音すら立てぬまま、自由を奪われた幼き肉体をその場に保たせ続けている。
肘置きに乗せられた足を幾ら暴れさせても、足の上に重ねさせられた腕に力をどんなに送っても、四肢を肘置きに括り付ける黒革で作られたベルト達は外れない。股間を見せ付けるように足を開かされ、丸出しにさせられた恥部を突き出すような体勢を強いられた裸体をめちゃくちゃによじらせても、少年は無防備となった淫らな弱点を弄ぶ甘い責めから逃れられない。
椅子を地下室の床に繋いだ青年の手で身動きを封じられ、何をされても拒めない立場へと追いやられた少年はもう、恥ずかしい穴を好き勝手にほじくり掻き回すアナルバイブに雌の悦楽を容赦無く味わわされながらイき狂わされるだけの存在でしか無いのだ。

「あっ、んぁっ! ふぁぁぁぁーんっ!!」

大きく見開いた目から涙をぼろぼろと頬に伝わせ、声を抑えたくても抑えられない状態となった口から淫猥な絶叫と共に唾液をだらだらと溢れさせながら、少年は笑顔の青年に痴態を観察されつつ休み無い絶頂へと押し上げられていく。
汗に塗れた裸体の痙攣がとめられない。痛いくらいに高鳴る心臓を落ち着かせることも叶わない。すでに吐き出す精液を失った男根の勃起を鎮められず、射精無しで至る絶頂が塞きとめられない。

「あぁ、んぁぁぁんっ!! イぐっ、イぐのぉ! しぇーえぎでにゃいのにぃ……イっじゃうにょぉぉぉぉっ!!」

達しても達しても終わらないイき地獄。頂点を極めても休憩を認められず、更なる頂点を目指して強制的に限界の肉体を今より上の場所へと導かれていく淫蕩な無間地獄。そんな永遠とも思えるような甘く辛い拷問は、少年が椅子の背もたれに頭頂部を近付けるような形で肉体を仰け反らせつつ迎えた射精を伴わない十数度目の絶頂に到達しその余韻が引き始めると同時に、前触れ無く終了した。
青年の親指がバイブのスイッチを切り、右手がはしたなく解れきった尻穴から醜悪なイボを無数に携えた太く長いバイブを引き抜く。
その刺激に火照りきった裸体をビクンと跳ねさせた少年は、ぽっかりと開いた尻穴をパクパクと開閉させつつ、仰け反りから元の位置に顔を戻して困惑を交えた声で青年に尋ねた。

「ふ、ぇ……? なんれぇ? もっひょひへ、おにいひゃぁん……!」

自分はまだ満足していない。まだまだ快楽で苛めて、追い詰めて欲しい。
心の底から被虐を嬉しがり、抵抗を奪う拘束と己の雄を破壊する肛虐を受け入れていた少年は、年が大きく離れた血の繋がらぬ兄に対してわずかに不満を混ぜたおねだりを口にする。
しかし、そのおねだりを見聞きした兄は愛しい弟をもっといたぶって可愛がりたいと思う欲望を制御しつつ、名残惜しげな声音で別れと共に次の辱めを告げた。

「兄ちゃんは今日夜から仕事だって言ってただろ? もう出なきゃいけないんだ。全く……ちゃんと伝えてたのに忘れてるなんて悪い子だ。そんな子には……お仕置きをくれてやらないとな」
「あぅぅんっ!?」

先程抜かれたばかりのバイブが、停止した状態で勢いよく最奥まで突き入れられる。情けなく開いた形から窄まった形に戻りかけていた穴を不意打ちで貫かれた弟が驚きの絶叫を心地良さげに放つのも構わず、兄である青年は慣れた手付きで近くの箱に入っている手足を縛る際に使った物と同じベルトを取り出し、バイブを尻穴に嵌まり込んだ位置から離れないようにしていく。
もしかしたら、兄がいない間一人きりでイきまくらされてしまうのだろうか。期待を膨らませながら連続絶頂によって乱れていた息をより乱していく弟を愉しみつつバイブに手を加え終えた兄は、ベルトを出したのと同じ箱から一つの器具を嬉々として引っ張り上げ、それを弟の口目掛けて迫らせていく。

「さぁ、口を開けなさい、○○。今から○○は口をこのギャグボールに塞がれて、淫乱なケツ穴を動いていないバイブに満たされた格好でここに置き去りにされるんだ。俺が帰るまで気持ち良くなりたくてもなれないまま、しゃべることも出来ないまま惨めに放置して……兄ちゃんが言ったことを忘れてたことを反省させてやるからな?」
「んま、んむ、うぐぅ……っ!」

それは、お仕置きの体を取ったご褒美と、仕事が原因で中途半端にさせてしまうことへの詫びだ。
その事実を説明が無くとも兄から愛されている自覚のみで理解し悦んでギャグボールをくわえ込んでいく弟を眺めながら、兄はここにまだいたいという衝動を押し殺しつつ代わりに帰ってきたら気が済むまで、弟が気をやるまで可愛がってやるという思いを、激しく湧き上がらせていた。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

隠せぬ穴は残酷な指で淫らに弄ばれる

2022.10.14.Fri.21:00
腰をゆっくりと、しかし拒絶を許さぬ力で押してくる男達の手に屈する形で、男が非常に短い歩幅での移動を為す術無く強いられていく。
左右の足首同士とすね同士、そして太もも同士を遊び無く括る黒革で作られたベルトのせいで大きく動かすことを禁じられた足をよちよちと間抜けに動かしながら、男は恥辱が待ち受けていることが確定している残酷な空間へと自らの足で不自由に歩かされていく。
その無慈悲な連行から逃れる術は、一つも無い。左右の足をベルトで一まとめにされ、足と同様に手首と二の腕をきつく縛った上で背中で伸ばしきった状態を強いられた腕を腹部へと縫い付けるベルトを与えられ、すでに思い通りの行動など一切取れなくなった上半身と下半身を結合するベルトを追い打ちで施された無様な男は視界を閉ざす黒革の目隠しの下で瞳に絶望を滲ませながら、口を塞ぐ黒色の強力な粘着テープ越しに誰にも届かぬ助けての唸りを情けなく放つことしか出来ない。
敵である悪の組織の手に堕ち、その組織を束ねる男の玩具として飼育される立場へと追いやられた惨めな男は、なりふり構わずに身を悶えさせることさえも不可能にされた裸体を、ソファーに腰掛けた悪の首領の元に向けて進まされるしか無いのだ。

「ふふっ、いらっしゃい。待ってたよ。今日もたっぷりと、その逆らえない身体を気持ち良く苛めてあげるからねぇ?」
「んーっ! んぐ、むぐぅぅんっ!!」

自分を押す男達の足音と自分自身が発した不明瞭な唸りしか聞こえていなかった状況に突如として加わった憎く恐ろしい男の声を耳にした男は、戦慄を露わにした悲鳴を上げつつ頭部をめちゃくちゃに振り乱しどうにかして逃れたいという思いのままに手足をバタバタと暴れさせ始めた。
無論、勝ち目をあらかじめ残らず潰された男がなりふり構わずに足掻こうとも逆転は訪れない。肉体を折り畳んだ姿で上半身と下半身を一つに繋がれた男が幾ら試行錯誤を積み重ねようとも、その動きは不自然な格好を強いられた裸体のバランスをわずかに崩させ、丸出しとなった恥部をみっともなく跳ね回らせる程度の変化しか手繰り寄せられない。
かかとを進行方向に向けた異常な歩行を嫌がり、その先に用意されている淫らな屈辱を拒む男が抵抗を必死で示してもそれらは悪の首領の興奮を掻き立て歪んだ至福を増幅させるのみで。努力も虚しくほんの少し首領が視線を落とせば目と鼻の先に怯えを分かりやすく表わしている尻穴と男根が位置するという展開を作り出されてしまった男は、上半身と下半身をまとめるベルトに掛けられた首領の左手の指で諦めの悪い逃走を遮られつつ、恥部にあてがわれた右指による責めを嬉々として注ぎ込まれ出してしまった。

「君のお尻は、今日も触り心地抜群だねぇ。私の指に吸い付くようにヒクつきながら……もういやらしいお汁を滲ませてるよ? 可愛いねぇ」
「むぐ、んぎゅぅぅ! ぶふっ、ぶ……んむぉぉっ!!」

右と人差し指と中指が遠慮無く触れた尻穴を躊躇い無く揉み解していく。くるくると回るように動いたかと思えば穴に密着させた指の腹に込める力を引き上げ、中に潜り込まない強さを維持しつつ気まぐれな刺激を次々と流し込んでいく。
その刺激に、男は逆らえない。悪の首領によって淫猥に躾けられ己の雌を暴かれた男は、尻穴を弄られながら確かな悦楽を覚えて腸液を分泌させ首領の指をしっとりと湿らせていく。

「お尻に続いて、おチ○チンもエッチに膨らんできたね。もうとろとろと先走りを零して……まだ始まったばかりなのにこれじゃあ、今日も私好みに鳴き喚かされちゃうねぇ……可哀想に」
「んぅ、むぐ、んむぅぅ……っ!」

自分専用の玩具を監禁部屋から自室まで連れてきた部下達の背中に労いの笑みを寄せ、その笑みを黒く醜悪に染め上げた顔で日に日に快楽に対する耐性を失っていく嬲り甲斐のある男を眺めながら、悪の首領は今日はこのまま尻穴だけを緩く苛めて焦らし抜いてやろうと心に決めつつ、尻穴をパクパクと開閉させ勃起した男根を苦しげに脈打たせその両方から淫らな体液を滴らせる肉奴隷を見る為の攻撃を無防備な尻穴に味わわせていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

堕ちた穴は悪に見えぬ位置で無様に収縮する

2022.10.13.Thu.21:00
冷たく暗い地下室の中で、男は呼吸の度に屈辱を際限無く蓄積させられ続けていた。
男根を模した醜悪な形状をしている黒色の棒を用いて口を喉近くまで埋め尽くされ、言葉を封じる棒の底に取り付けられた黒革製の板によって口の周りを隙間無く取り囲まれた男は、唯一の呼吸孔に変えられた鼻を間抜けに鳴らしつつの呼吸を行う度に敵の手に堕ちた事実を嫌でも思い知らされる状況に追いやられていた。
左右の腕に背中で伸ばしきった状態を強要している黒革製のアームバインダーが無ければ、口を縛める拘束など今すぐにでも毟り取れるのに。左右の足に折り畳んだ形を強いている黒革製の拘束具と、首に装着された黒革の首輪と地下室の床に打ち付けられた丸い金具を結んでいる鎖と南京錠さえ無ければ、地下室の中央で無様に手足と言葉の自由を取り上げられた裸体を晒しながら大人しく待ち続けるなんて惨めな行動から脱することも出来るというのに。身動きを封じられたせいでありとあらゆる選択肢を削ぎ落とされた哀れな男は、無意味な助けてを地下室に響かせることさえ叶わぬまま、一分一秒ごとに増幅する絶望色の屈辱に苛まれるしか無い。
自分を捕獲した悪趣味な男が愉悦を剥き出しにした黒い笑みを浮かべながらわざと大きな音を立てて地下室の扉を開けて帰還を知らせてきても、対抗策を一つ残らず没収された男はもはや隠しきれぬ怯えが滲んだ拒絶の唸りを虚しく放ちつつ、自分に更なる辱めを注ぐ為に戻っていた男の悪意を為す術無く流し込まれるしか無いのだ。

「ふふっ、随分と怖がっちゃって、昨日の躾だけでもう俺への隷属を大分覚えられたみたいだねぇ。良い子だよ、捜査員さん」
「んんっ! んむぅぅっ!!」

正座の形に固められていた足を一生懸命に動かして鎖に許された範囲での逃走を図っていた捜査員にあっさりと追い付いた悪の男が、戦慄の色を含んだ触るなの叫びを愉しみつつ無防備な裸体を好き勝手にまさぐっていく。

「特製のご飯のおかげで、捜査員さんの身体はしっかりと熟成されてるねぇ。さっきまで興奮しないように頑張ってたみたいだけど、俺がちょっと触っただけで乳首も……チ○コもビンビンだよ? エッチだねぇ」
「んうぅ! むぐ……ぶむぁぁっ!」

無理矢理に摂らされた食事に混ぜられていた淫猥な薬品の効果を抑え込んでいた理性はもう効果を発揮しない。調教初日と称して昨日加えた恥辱の中でほとんどの弱点を暴いた悪の指で的確に捏ね回された乳首は真っ赤に充血して硬く尖りきり、一番好きな速度で丁寧に扱かれた男根はあっという間に限界まで張り詰めさせられ透明な蜜を滴らせる変化を引き起こさせられた。
悔しさと、それ以上の悦び。決して認めたくない二種類の感覚を与えられながら満足に暴れられぬ身体をじたばたと諦め悪くよじらせる捜査員を五感で堪能する悪の男は、いとも簡単に淫らな興奮へと到達した愉快な捜査員の痴態を嘲笑いつつ、右耳に寄せた唇で調教二日目となる今日の躾の内容を口にした。

「ほんのちょっと苛めただけでもイっちゃいそうだねぇ……だけど、今日は俺が満足するまでイかせてあげないよ? たっぷり焦らしに焦らされて、じっくりイきたいって気持ちを膨らませて、精液を出すことしか考えられないようになってから俺のチ○コで気絶するまでイき狂わせてあげるからね? 覚悟しなよ……捜査員さん?」
「むぐっ、んむぅぅ! うぶぁぁ……っ!!」

嬉々として告げられた生殺しの責めに打ちひしがれながら、捜査員は悪の男の左手の指に乳首をいたぶられ、右手に射精直前での寸止めを前提とした摩擦をもたらされつつ、昨日教え込まされた男根の味を想起している尻穴を悪には見えない位置でヒクヒクと収縮させるのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

もどかしい地獄で男はあり方を淫らに書き換えられる

2022.10.12.Wed.21:00
歯を食い縛り、時折堪えきれずに開いた口から甘く歪んだ呻きを零しながら、男は正面から優越感を露わにした笑みを浴びせてくる男からの責めに耐え続けていた。
まだ抗える。まだ屈したりなどしないと己に言い聞かせながら、男は縄に縛められた裸体を苦しげによじらせつつ容赦無く流し込まれる淫らな責め苦に逆らい続けていた。
しかし、まだという思いを脳に浮かべている時点で男はすでに限界を超えている。二の腕を胴体に結わえ付け背中で重ねさせた左右の手首を縛る縄を上半身に着せられ、足首同士と太もも同士をきつく括る縄を下半身に施された肉体では、注がれる攻撃にただただ翻弄させられるしか無い。腰回りに加えられた縄によって尻穴から抜け落ちないように固定された男根型の淫具の駆動で腸壁全体を掻き毟られ、無防備にさらけ出された乳首を無慈悲な男の指で絶え間無く丹念に捏ね回され好き勝手に弄り倒される淫猥な辱めから逃れる手段が無い以上、自分は為す術無く望まぬ快楽に追い詰められるしか無い。
否定しきれぬ敗北の事実と、敗北を認めたくないと願う矜持で板挟みとなった状況のまま、希望も無く忍耐を継続する。そんな男を悠然とした態度で嘲笑いながら左右の親指と人差し指で捉えた乳首を気まぐれに揉み込み引っ張っては弾く男は、無意味な我慢がじわじわと破綻していく様を堪能し続け、とうとう欲していたその瞬間を、勝利の完成と同義である屈服の瞬間を、目論見通り手繰り寄せることに成功した。

「もっ、もぅ、やらぁぁっ!! ち○こっ、ち○こもっ、さわっへぇぇっ!! おっぱいだけじゃ、おひりだけじゃイげにゃいのぉぉっ!! ひ○こいじめでぇっ! しゃせー、ざぜでぇぇぇっ!!」

ほんの数秒前まで保たれていたはずの反抗の意思は、理性の破壊と同時に跡形も無く消え失せた。
捕らわれた日から快楽を用いて躾けられた乳首を弄ばれ、快楽を得る方法を教え込まれた尻穴をほじくられるだけではまだ射精には達せない男根を前後に腰を揺らすことで主張している男はもはや、自分をいたぶる男の計画に沿いたくないという考えを思い出すことも叶わぬまま、溜めに溜め込まされた射精欲で破裂しそうな程に張り詰めている男根への解放をねだることで精一杯の淫乱でしか無い。
大粒の涙と唾液を零して泣きじゃくりながら、頂点に至る為に必要な悦びを必死になって希求する男。縄で一まとめにさせられたつま先立ちの足をガクガクと痙攣させながら男根を間抜けにぶるぶると跳ね回らせ、乳首を摘ままれているせいで背筋を伸ばした体勢を強いられている上半身を狭い範囲でみっともなくよじらせつつ恥をかなぐり捨てた哀願を叫ぶ男。その愉快極まりない陥落に堕ちた男を眺めつつ、残忍な男は笑みの黒さと醜悪さを一層深める。無我夢中で射精を求めているこの男は、二度と元に戻れぬ形での崩壊に続く淫獄の入り口に立った。それを確信した男は、乳首を挟んだ指の動きを更に巧みで手加減の無い物へと移行させつつ、自分に助けを請う男に意地の悪い口調で命令を下した。

「そんなにイきたいなら、もっと一生懸命腰を振っておねだりをしてご覧なさい? イきたがってるおチ○チンを情けなく踊らせて私を愉しませたら、気持ち良く射精させてもらえるかもよ?」

正常な思考が残っていれば、その命令に従ったところで慈悲に繋がるとは限らないと理解出来ただろう。
だが、今の男にそんな思考は残っていない。射精の為ならば何でもする。どんな指示だって受け入れる。冷酷な男に対する服従に支配された脳に非道な命令を染み込まされた男は、精液を放出出来るという嬉しさのみを糧に一段と激しい腰振りを開始してしまった。
その先に待ち受けるのがこれまで以上の苦悶に満ちた生殺しの地獄と自分という存在の消滅だということにも気付けぬまま、男は縄と汗に塗れた裸体を動かし出してしまったのだ。

「あっ、んぁっ! はひ、ふぁ、うぅぅんっ!」
「そうそう、その調子だよ。もっと腰を出す時に早く動かして、おチ○チンを跳ねさせたら尚良いね」

指の動きを甘く強められ快感の量を増やされた左右の乳首。腰を振り始めたことで自身の首振りと合わせて不規則に動き出した男根型の淫具に腸内を複雑な角度で掘削される尻穴。命令に従う形で振り乱すことで己の腹部や太ももにぶつかり望んでいた快楽をわずかに手に入れ始めた男根。それら全てを苛む決して絶頂には近付けぬもどかしい悦びの火に炙られる男は、これまで積み上げた自分がその火に焼き尽くされる感覚すらも至福と誤認しながら、残酷な男が執拗に焦らし抜いた上で最後に告げようとしている射精の許可に魂の奥底から感謝を返す従順な奴隷となるよう、あり方を根本から書き換えられていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

逃れられぬ裸体は過ぎた快楽を流し込まれる

2022.10.11.Tue.21:00
尻穴を奥深くまで貫き、そこから抜け落ちないように腰回りに這わされた縄で位置を固定された極太のアナルバイブが、自由を取り上げられた男に望まぬ恥辱を絶え間無く注ぎ続けている。
仮に指の使用を禁じる黒革で作られた鍵付きの手袋が無かったとしても解けぬ二の腕と胴体を結合する縄と胴体の真後ろで交差させた手首を縛る縄を上半身に着せられ、足首と太ももを遊び無く繋ぐ縄を下半身にあてがわれ、それらの縄とベッドの上下にある柵を後から足された縄達で厳重に結わえられてしまった男が仰向けの体勢を強要された裸体を幾ら暴れさせても引き抜くどころか触れることすら叶わない。そんなアナルバイブは、男が己の口を塞ぐ赤色のギャグボールに歯を立てて甘く歪んだ悲鳴を上げているのもお構いなしに駆動を続け、雌の快楽を容赦無く味わわせ続けている。

「んぉっ、むおぉ! あぉ、はっ、はむぅぅっ!!」

ギャグボールの穴から飲み込みきれない唾液を淫らな絶叫と共に溢れさせ、縄に許された範囲で裸体を身悶えさせながら、男は縄との無意味な格闘を繰り返しつつ尻穴だけでの絶頂を何度も何度も迎えている。
手も足も出せず、しゃべることも出来ない無様な男は、外部には一切音が漏れ出ない構造となっている地下室に情けない鳴き声を反響させつつ、ビクともしない縄を耳障りに軋ませながら忍耐の限界を超えた射精へと何回も到達させられている。
一体何時までこのままイかされるのだろう。快楽に朦朧とする頭で他人事のように考えながら、男が甘い苦悶の中でまた絶頂する。そのもはや何十度目かも分からない頂点の余韻がゆっくりと引き、思考すらも紡げなくなっていた頭がわずかな冷静さを取り戻した頃、男の視界は今まで無かった存在を認識した。
それは、尻穴をバイブに掻き毟られる雌の至福に翻弄させられている男と全く同じ顔をした男だ。

「ふぐっ!? んまっ、んむぁぁんっ!!」

涙に潤んだ目で自分と同じ顔をした男を目にした瞬間、男は乱れに乱れた呼吸を交えつつ哀願の叫びをなりふり構わずに放ち、尻穴を蹂躙するバイブの停止を、引いては淫獄の終了を請うた。
しかし、ベッドに縫い付けられた裸体をよじらせながら救いをねだる男を黒い笑顔で見下ろしている男は慈悲など示さない。バイブが突き刺さった尻穴と男自身が噴き出させた精液に汚れている恥部に顔を近付ける形で片膝を付いた男は、萎える暇さえ認められずに精液を分泌させられている男根ごしにもうやめてくれの思いを寄せる男の涙と唾液に塗れた必死な表情を無言で嘲笑いつつ、嬲られている男と同じはずの顔を残忍な愉悦で満たしながら更なる甘い拷問を宣告した。

「ケツだけでたくさんイけるようになったね、兄貴。じゃあここからは、ケツと一緒にチ○コを苛めながらイかせまくってやるよ」

言いながら、弟である男は口を大きく開き苦しげに、けれど心地良さげに跳ねている男根を先端から根本まで口内に収めていく。

「ふうぅ!? むぐっ、んっ、むぐぁぁぁっ!?」

一層の淫獄に怯え、湧き上がる戦慄に任せて兄の矜持だけで無く雄として人間としての尊厳もかなぐり捨てた制止の絶叫を発する兄を目と耳で愉しみつつ、弟は愛しき兄の心と身体を陥落させる為の悦楽を根本まで口に含んだ男根と、一段上の駆動をまだ残しておいたバイブに最奥までを埋め尽くされた尻穴目掛けて叩き込んでいく。

「おごっ!? ぶぎゅ! んみゅぅぅ!! はごっ、えぉ、んむぉぉぉぉっ!!」

イかされ続けたせいで感度が異常なまでに高まっていた男根を舐めしゃぶる弟の舌が気持ち良い。より激しい首振りを開始し腸壁全体を荒々しく掻き毟り出したバイブが堪らなく気持ち良い。
兄としての己を忘れ、快楽に溺れた方が幸せなのではないか。そう思わせるくらいの悦びに理性を削り落とされつつ断続的にイき狂わされていく兄を独占する幸福に酔いしれながら、弟である男は兄を自分だけの物に躾ける為の空間として選んだ地下室に響き渡る淫猥な咆哮をもっと獣じみた物へと変化させるべく舌をより巧みに男根へと這わせつつ右手に握ったバイブで自らが暴いた兄の弱点を嬉々として抉り、逃れられぬ裸体にはち切れんばかりの快感を送り込んでいくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

依頼に従い男達は無慈悲な記録を淡々と残す

2022.10.10.Mon.21:00
目を覚ますと男はすでに、抵抗と逃走を不可能にされた絶望的な格好へと追いやられてしまっていた。
指の使用を禁じる機構を有した黒革製の手袋と手首同士を短い鎖で結び拘束する黒革製の手枷が一体となった頑丈な拘束具は、生身の男が力を込めて暴れたくらいでは外れない。手を縛める拘束とベッドの頭側に位置する金属製の柵を後から足された鎖と南京錠を用いて遊び無く結合された男は、目を覆い口を塞ぐ黒色の粘着テープに触れることさえ叶わない。
纏っていた衣服の代わりに行動を制限する道具達を与えられた男はもちろん、意識を取り戻した直後に己に訪れた異変を察知してじたばたと裸体をよじらせながら言葉にならぬ声で助けを求めたが救いがもたらされることは無くて、理不尽に捕らわれ裸体を無防備にさらけ出させられた哀れな男は、一層理不尽な逆恨みという理由で自分への復讐を決定した男の要求に沿って動く金で雇われた男達の思い通りに嬲られる様を、残忍な依頼者を悦ばせ充足へと至らせるのみならず自分への切札としても機能する写真や映像として記録に残されるしか無いのだ。

「んーっ、むぐ、むうぅんっ! ふっ、ふうぅ! んぅぅーっ!!」

嫌だ、やめてくれ。心からの懇願を男がくぐもった声で発しても、仕事で男を辱めている男達は全く意に介さない。
ベッドの上で悶える裸体を数人がかりで取り囲み、必死で逃げ回る弱点を悠々と指先で追いかける男達は、ただ淡々と依頼人の目的達成を優先するのみで慈悲を欠片も抱きはしない。
乳首を捏ねて弾き、男根を揉み込んで扱き、裸体全体をくすぐるように指を滑らせる男達は閉ざされた視界の向こうで生まれ続ける刺激に身構えることも許されない男が甘い悲鳴を上げながらよがる様にレンズを向けつつ、男から今以上の痴態を引きずり出す為の行動を繰り返していく。

「むぐっ!? んふぅ……! むっ、ぐうぅ……っ!!」

唯一の呼吸孔となった鼻が、テープに覆われた顔面を覆うようにして押し付けられた白布に遮られる。強力な媚薬を染み込まされた白布に呼吸を支配された男は、息をとめたら鼻を摘ままれ媚薬の吸入を促す為の息苦しさを引き起こされるというその身で思い知らされた現実に打ちひしがれつつ、前の媚薬の効果が落ち着き始めた肉体を新鮮な媚薬による発情へと為す術無く追い立てられていく。

「むぅ、むふぅぅ! ふー……っうぅ! んみゅぅぅぅぅっ!!」

何で自分がこんな目に。と思考を巡らせる余裕さえも無くしたまま絶頂を強要される。
どうしてこいつらは自分にこんなことを。と分析する暇も認めない淫獄に絶叫を上げながら、途切れない発情の中射精に次ぐ射精へと導かれていく。
そんな男を作り出した男達は我を忘れてよがり狂う男をあらゆる角度から撮影し、憎しみを寄せた男を辱める為だけに大枚を叩いた依頼者の欲する写真と映像を精液を噴き出させている男とは真逆の冷静な態度で、手際よく作り上げていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

震える足は甘い攻撃によって脱力を促される

2022.10.09.Sun.21:00
「あぐっ……くぅ、ふうぅ……っは、はぁ……っ!」

足から力を抜いてはいけない。余計な情報を脳に浮かべること無く、男は目前に迫った危機の回避のみを求めて忍耐を保ち続けている。
本当なら私に向かって憎しみを込めた言葉をぶつけたいであろうに、左右の肘から手首までの部分を背中で一まとめにしている黒革製の拘束具を外そうともがきたいだろうに、窮地へと追い込まれた捜査員の男は歯を食い縛り私を悔しげに睨み付けつつがに股に開かされた足に込める力を維持し続けている。
そんな捜査員の正面でソファーに腰掛け必死な努力の様子を悠然と堪能していた私は抵抗一つ行えぬ裸体が無駄に頑張る姿を嘲笑いつつ、閉じられぬ足の間でパンパンに張り詰め間抜けに揺れていた男根へと右手を伸ばした。

「っ! や、あぁ……っ!!」

やめろの一言さえ満足に紡げない。その最高に愉快な捜査員を味わいつつ、私はゆっくりと迫らせていた右手の動きを不意打ちで一気に速め、硬く張り詰めていた男根をそのままにちゅにちゅと音を立てて扱き始めてやった。

「おぉ!? はっ、くひ、んいぃぃっ!?」

捜査員の口から、甘く歪んだ悲鳴が溢れ出す。私が右手の動きに不規則な緩急を付けて男根を摩擦する度に、捜査員は汗に濡れた裸体をガクガクと跳ねさせつつ耳に心地良い絶叫を私に提供する。私が右手で握り込む前から脈動を繰り返していた男根は、自身の持ち主である捜査員の鳴き声に合わせてその震えを変化させながら、あっという間に絶頂へと駆け上がっていく。

「ひぎ、はひ、んぁぁぁんっ!!」

もう、捜査員は絶頂を拒めない。それを男根を包んだ右手のみならず目と耳でも確認した私は、一層激しい摩擦を右手に行わせて男根にとどめの悦楽を叩き込み、捜査員を望まぬ射精へと、足の力を維持することを間接的に禁じる甘い頂点へと至らせた。
私の右手の中で暴れる男根が、白く濁った体液を勢いよく迸らせる。左右の足首に床と短い鎖で繋がった黒革の枷を嵌められ、床の穴から伸びた長い鎖の先にある足首の物と同じ枷を太ももへと装着された捜査員の足が、生物とは思えない勢いで悶えながら責めの最中も緩めずにいた力をとうとう失い、床から生えた長く太い張型を、表面から強烈な媚薬を絶えず滲ませている張型を、尻穴のより深い位置へと飲み込む展開を手繰り寄せていく。

「おぎっ!? ご、ほぉぉぉっ!?」

目を剥き、間抜けな声で鳴き喚きながら、太ももに巻かれた枷を床方向に引っ張る機構を与えられた鎖の力に屈して身体の高さを低められていく捜査員。己の尻穴を貫く異物に苦しみながら、張型の圧迫と媚薬の蝕みに苛まれる範囲を拡げられていく捜査員。だが、地獄の最中にいる捜査員は一瞬正気を無くしつつもすぐさま足の力を込め直し、張型の最後までの侵入をすんでの所で遮った。
あのまま体重を支えないままでいたら、捜査員はあっという間に尻餅を付く格好となり張型を根本まで飲み込まされていただろう。体内全体をこじ広げられつつ、媚薬がもたらす火照りに内側から狂わされていたことだろう。
それを理解した上で、私は諦め悪く恥辱を遠ざけた捜査員を再び恥辱へと近付けるべく、右手の動きを更に加速させた。裸体全体の高さを下に移された捜査員を追いかける形でソファーから下り床に片膝を付いた私は、捕らえた捜査員を真の淫獄に追いやる男根への愛撫を手加減無しに際限無く強めていく。

「ひっ、ひぎぃぃぃぃっ!? ひぐ、ひっ、ひぎゅ、ひぐぅぅぅぅぅぅっ!!」

我慢さえ出来ずにまた絶頂した捜査員の裸体がまたがくりと高度を下げるのを眺めて笑いながら、私は完全に床へと座り込んだ捜査員を本格的に嬲る未来を早くも想像して至福に浸りつつ、それを現実にする為の悦びを次々と味わわせ痛々しく滑稽に跳ねる足の反抗を跡形も無く削ぎ落としていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

抗えぬ男達はただイくだけの生物に堕とされる

2022.10.08.Sat.21:00
黒革製の板と男根を模した張型が一体となっている枷を施された口で言葉にならぬ唸りを放ちながら暴れに暴れても、男達は自由を奪われた状況から逃れられない。しゃべることと共に口呼吸を封じられた男達は間抜けに鼻を鳴らしながら裸体に与えられた拘束から抜け出したいという願いのままになりふり構わぬ試行錯誤を繰り返すが、その必死さとは裏腹に二人は何一つとして望む変化を生み出せず絶望と屈辱を虚しく増幅させることしか出来ない。
左右の手首と二の腕を背中側で一つに括って腕に伸ばしきった形を強要し、曲げることさえも不可能にさせた腕を胴体へと遊び無く結合している上半身の縄は解けない。左右の足首と太ももを腕と同様に括っている下半身の縄も振り払えず、足首部分と手首部分の縄を繋ぎ海老反りの体勢を無理矢理に取らせている後から足された縄からも抜け出せない。
手も足も出せず、しゃべることも禁じられた哀れな男達。地下室の床に置かれている淡い桃色をした四角いマットの上に並んで仰向けに転がされ、マットの側面に存在する複数の取っ手から伸びた縄を裸体を縛める縄へと結合する追い打ちの拘束のせいで寝返りを打つことすらも未然に遮られた無様な男達。そんな男達はもう、自分と仲間を捕らえた男達の手で抗えぬ裸体を好き勝手に弄ばれるしか無い。
何一つとして拒絶の反応を示せず、誇りを投げ捨てたやめてくれの懇願さえも紡げなくされた男達はもはや、マットを包囲した非道な男達が醜悪な笑みを浮かべつつ叩き込んでくる非道で逃げ場を失った心と身体を痛め付けられるしか無い。
無防備な裸体に液体状の淫薬をたっぷりとまぶされ、自らの汗が伝う刺激にも堪らない悦楽を覚える淫らな肉体へと仕立て上げられた二人の男は、快楽に逆らえない肉体へと嬉々として伸ばされる無慈悲な責め具達を操る男達が発する愉快を剥き出しにした笑声を浴びせられながら、為す術無くイき狂わされるしか無いのだ。

「おら、二人共。どうせ我慢なんて無駄なんだからどんどんイっちまえ!」
「んぅぅーっ!! むぐ、もっ、ぎゅぶぅぅぅぅっ!!」
「イけ、イけ。もっとみっともなく鳴き叫びながらイけ! 横の仲間と一緒にイき続けろよ正義の味方さん達よ!!」
「ぼっ、ぎゅみゅぅぅぅっ!! んぉっ、むおぉ! あむぉぉぉぉぉっ!!」

丸みを帯びた先端を絶えず小刻みに振動させるマッサージ機のような形状をした淫具が、ただ嬲られるだけの存在に堕ちた男達を断続的な絶頂へと導いていく。正常であれば甘さよりも先に痛みを感じるであろう苛烈な刺激を快感と認識するよう全身をまんべんなく濡らした淫薬によって作り変えられた男達は目を向いて絶叫しつつ憎むべき悪の男達の前で淫らな頂点へと何度も何度も上り詰めさせられていく。
淫具に震わされている乳首が、男根が気持ち良い。本来性の弱点では無いはずの箇所も、震わされて気持ち良い。異常な悦びという名の暴力に休み無く殴り付けられている男達は、湧き上がる絶頂の衝動を抑え込もうとすることさえままならない。ただイく。悪の望み通りに縄と汗と媚薬に塗れた裸体を悶絶させながらイき続ける。それが、今の男達という生物なのだ。

「そうそうその調子、頑張ってイきまくりましょうねぇ」
「ほごっ、もごぉぉっ!!」
「気絶なんて簡単にはさせてやらねぇからな? 早く終わりにして欲しかったら俺達が早く満足出来るよう仲間で協力して、惨めなイき様を俺達に提供するんだな!」
「ぶっ、ぎゅぅぅぅーっ!! ふっ、ふっ、むもぉぉぉぉっ!!」

助けてと胸の内で呟く余裕すらも無くなる程の淫獄へと突き落とされた男達は、正義に属する自分達を淫猥にいたぶって愉しむ悪達の目論見通りに絶頂を極めながら、隣に寝かされた仲間と縛られた身体が触れ合う事実にも追い詰められつつ、何十度目かも分からなくなった絶頂に合わせて噴き出す体液を失った男根をビクンビクンと哀しく脈打たせるのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

屈服に至らされた犬は甘く悶えつつ回転を行う

2022.10.07.Fri.21:00
頭上高くに持ち上げさせられた腕は、強制された万歳の状態からどうやっても抜け出せない。左右を一つにまとめられ床へと遊び無く結合された足は、幾ら力を込めても歩く以前に床から離れることさえ叶わない。
地下室の天井と床に鎖で繋がれている犬の足を模したグローブとブーツを嵌められた青年は、逃げたいと願う意思とは裏腹に何処にも逃げられはしない。薄茶色をした毛に覆われている犬の装束に手足を包まれ、手首と足首の部分に存在するベルトを締め上げることで自力で脱ぐことを不可能にさせられた哀れな青年は、湯を使えなくさせる装束の圧迫に絶望と屈辱を味わわされつつ手足のベルトから伸び天井と床の金具にそれぞれ接続されている長さの違う鎖を虚しく鳴らすことしか出来ない。
頭部を囲い視界を封じた上で内側に突き出た棒で口を塞ぐ犬のマスクを毟り取りたくても毟り取れず、無防備な尻穴に犬の尻尾飾りと一体化した極太のアナルバイブを飲み込ませる形で履かされた機械仕掛けのパンツをずり下ろしたくてもずり下ろせない。
そんな拘束の立場に追いやられた惨めな犬の青年はもはや、定期的に下される無機質な命令を遵守させられながら、望まぬ甘い悦びにただただ悶え狂わされるだけの無様極まりない存在でしか無いのだ。

『右方向、一回転です』

マスクの内部に仕込まれた小型のスピーカーが機械で再現された声を発し、青年の耳に新たな命令を流し込む。
それに逆らいたい。青年の心は反射的に拒絶の感情を湧き上がらせた。しかし、長時間の責めによって疲弊させられ、命令に従わなかった際の非道な仕打ちを教え込まされた青年の肉体は、心が嫌だと叫んでいる最中に縛められた足をよちよちと動かし、立ったままの姿にされた肉体を右に一回転させ始めた。
休み無く体内で首を振って腸壁全体を掻き毟っているバイブの更なる殴り付けを感じ、尻穴への刺激ではしたなく尖らされた乳首がぷるぷると跳ね回る事実に屈辱を加速させられながら、犬に変えられた青年は自身に組み込まれたバイブを尻穴に固定するパンツの中で限界まで張り詰めさせられた男根を堪えきれずに絶頂へと至らせつつ右への回転を行っていく。

「んぅ、むふっ……あぉ、んむぁぁ……っ!」

大きく動かせぬ足を一生懸命に酷使して、地獄からの脱出ではなく更なる地獄を手繰り寄せる命令の実行を優先する青年。犬のマスクの下で悲痛に表情を歪め、言葉を奪う棒に歯を立てる余力も失った口で疲弊色の唸りを漏らしながら、これ以上の拷問がやって来ないよう命令を守る哀れな青年。そうしてイきまくりながらの回転を良い子に行っている青年犬を包囲しカメラでの撮影を行っている機械達は、自分達の持ち主である悪の組織の構成員達に滑稽な悶絶の様を中継する機構と共に与えられた命令の履行を判断する機構を青年犬が消耗の末に右への一回転を成し遂げたことを把握すると、先程命令をもたらしたマスクのスピーカーに今度は労いの意味を含めた一時的な休息を認める言葉を淡々と流させた。

『一回転、完了です。お疲れ様でした。次の指示は三十秒後となります。それまで、ゆっくりとお休みくださいませ』
「ふぅ、ふぐぅ……んぎゅぅぅんっ!」

尻穴を乱暴にほじくり返されながらの休憩など出来る訳が無い。当たり前の文句を思考に抱く暇さえ保てぬまままた絶頂へと上り詰めガクガクと痙攣する足で間抜けに腰をヘコヘコと前後させる青年犬を堪能しながら、地下にいる愉快な青年を建物内のあらゆる箇所から鑑賞している悪の構成員達はじょじょに命令を解消する際の動きが鈍くなってきている犬に残忍な笑みを浮かべ、やがて訪れるであろう命令を守れなくなった犬が罰として生み出されるバイブの駆動の引き上げをはじめとした責めの増幅に嬲られる未来に漆黒の期待を寄せつつ、すでに見応えのある淫獄を映し出している画面により深く齧り付いていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

逆らえぬ箱達は淫具を愉しまれつつ引き抜かれる

2022.10.06.Thu.21:00
昨夜振りに地下室へと訪れた男は、数時間前にそこを離れた時と全く同じ状態でテーブルの上に並べられている二つの黒い箱を眺めながら、満足の感情を露わにした残忍な微笑みを浮かべた。
手の上へと簡単に両方を乗せられる程に小さく、軽い二つの箱。中に封じ込められている哀れな者達の悶絶を表わすかのように小刻みに震え続けている惨めで滑稽な二つの箱。その箱を細めた目で堪能しつつ何処にも逃れられぬ箱詰めの者達に聞こえるようわざと大きな足音を立ててテーブルへと歩み寄った男は、絶望と恐怖を示すかの如く愉快な震えを激しくさせた箱達の上部に存在する取っ手を親指と人差し指で挟み、自分に弄ばれるだけの所有物と化した二人の男に朝の挨拶を寄せつつ、指で挟んだ取っ手を真上へとゆっくり運んだ。

「捜査員さん達、おはよう。良く……いや、気持ち良く眠れたかい?」

取っ手と一体化している丸い蓋の内側にあしらわれた醜悪な責め具が、非道を拒みたくても拒めない器官に貶められた捜査員達の尻穴からぷぽん、ぷぽんと間抜けな音を立てつつ引き抜かれていく。
蓋よりもわずかに直径が小さい丸い球を幾つも連ねた淡い桃色の責め具が、悪が都合良く改造した本来の体積と質量を無視する技術を搭載した箱の重みと取っ手を引っ張る指の力に負ける形で解され切った尻穴から吐き出されていき、文字通り手も足も出せず哀願さえも発せなくされた捜査員達に望まぬ雌の悦楽を味わわせていく。

「ほーら、捜査員さん達を閉じ込めている箱よりも長くて体積も大きい玩具がどんどんお尻から抜けていくよ? ウチの組織特製のエッチなお薬で半日と経たずに中をほじられるのが大好きになった捜査員さん達のお尻が、抜けてく玩具でどんどん気持ち良くなっていくよ? 嬉しくて仕方が無いでしょう?」

やめてくれも言えない捜査員達が箱の内部に絶叫を響かせながら悶え苦しんでいる事実を把握した上で、悪の男は狂ったように収縮を繰り返している尻穴を細めた目で鑑賞しつつ収縮するシワを掻き分ける形で球を次々と二人の体外へと無理矢理に排出させる。
球が一つ抜ける間に、少なくとも一回は頂点に達している。そんな二人を一方的に嬲り追い詰めている悪の男は、取っ手を摘まんだ指に伝わる腸壁の蠢きを感じつつ、時折気まぐれな緩急を交えながら抗えぬ二つの穴から淫具をひり出させていく。

「ふふっ、全然声が聞こえないのに箱がガタガタ動いてるおかげで捜査員さん達の可愛くて無様な悲鳴が想像出来るよ。ほとんど自由を取り上げられている格好でも持ち主を悦ばせるなんて捜査員さん達はとっても良い子だね。二人が優秀な良い子で良かった。用意したご褒美の玩具が無駄にならなくて良かった。今抜いてあげてる玩具が全部抜けたら代わりに私のポケットに入っている素敵な玩具を使って、良い子の捜査員さん達をもっともーっと……気持ち良く苛めてあげるからね?」

ポケットの中に入っている一枚の丸い蓋の両側に男根を模した太く長い張型が取り付けられている尻穴を露出させる拘束箱に詰めた者達専用の残忍な責め具の重みを確認しながら、箱の外から聞こえてくる今以上の恥辱を嫌がる捜査員達の反応を指先で愉しみながら、悪の男はお互いの尻穴を連結させられた捜査員達が自らの生体電気を利用して駆動する張型に体内を甘く抉り倒され箱の中で仲良くよがり狂う光景に期待を寄せつつ、最後の球を指先を小刻みに上下させることで少しずつ引き抜き、捜査員達の戦慄と苦悶を嬉々として加速させていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

敗者の犬達は甘く無慈悲なゲームを一方的に強いられる

2022.10.05.Wed.21:00
「あっ、あぉ、んもっ、おぉぉ……っ」
「はっ、むぶっ、んみゅぅぅっ」

犬を模した着ぐるみに裸体を隙間無く閉じ込められた男達が、苦悶に満ちた唸り声を絶え間無く漏らしながら両手両足を前に運び続けている。
拘束を目的として作られた悪趣味な着ぐるみによって窮屈に折り畳んだ状態を強いられた手足を小刻みに震わせ、あどけない表情を浮かべた犬のマスクの内側に突き出た太い棒を用いて口を塞がれた男達が、マスクの目の部分に開けられた数個の小さな穴ごしに見える景色を頼りに目的地への移動を繰り返していく。
熱の逃げ場を遮るふわふわな着ぐるみの内部に分泌した汗をはじめとした自分由来の熱気が蓄積し、意識が朦朧とする程の火照りに嬲られても、哀れな犬達は意に染まぬ不自然な歩行をやめられない。尻尾飾りと繋がっている極太の張型が前進の度に最奥までを埋め尽くした腸壁を抉り、振動を感知して自身に振動を行わせる根元と亀頭近くに取り付けられたベルト型のローターが男根を決して絶頂には至れぬ刺激で苛んできても、色とりどりの犬に変えられた男達は肘と膝を着ぐるみごしに床へと触れさせた屈辱の歩行から逃れられない。
自分達を弄び、追い詰め、悶絶の様子を上から鑑賞する為だけにあらゆる機構を用意された広く残忍な部屋に閉じ込められた無様な犬達は、迷路のように壁で仕切られた室内をこれ以上無い地獄を味わいながら歩かされ続けるしか無いのだ。
時間内に次のチェックポイントに辿り着けなかった犬には、罰を与える。そうして最後まで残った犬には、今日が終わるまで休息を認めてやる。一方的に言い渡された無慈悲なゲームを拒めない立場に追いやられた犬達は、時間切れが訪れ悶絶へと追いやられた仲間達のくぐもった絶叫が聞こえてくる部屋の中で、罰を避ける為の歩行をただただ継続させることしか出来はしないのだ。

「んもっ、あぉ、はぼっ、もおぉ……!!」
「ふぅ、ふぐ、うもっ、むうぅ……っ!!」

頭部を囲う犬のマスクの中で真っ赤に染まった顔を痛々しく歪ませ、喉近くまでを貫いている言葉を封じる棒の隙間から意味を持たぬ悲鳴と荒く乱れた呼吸を溢れさせながら、黒犬と白犬が仲良く並んで次のチェックポイントへと近付いていく。疲労と、男根をいたぶる生殺しの快楽と、自分達を捕らえた敵の手で躾けられた尻穴を襲い雄の矜持を切り付ける張型が腸壁を摩擦する悦楽に心と身体を擦り減らされた犬達はもう、先にチェックポイントに到達している仲間の犬達が焦りと絶望を感じさせる振る舞いでこっちを眺めていることにも気付けない。それどころか、二頭は自分達を斜め上の角度からガラス壁越しに鑑賞している憎い敵達の姿に苛立ちを覚える余裕も無く、マスクの耳部分にあてがわれた小型のスピーカーが発する冷酷なカウントダウンに打ちひしがれることも叶わない。
もう、間に合わない。罰の展開は確定した。自分達を見つめている者達が全く別の感情を募らせつつ認識した情報を努力も虚しく現実にされてしまった犬達は、時間切れと同時に自分達の前後の退路を遮る形で床から現われた分厚い壁達によって作られていく狭い空間に閉じ込められながら、全く駆動していなかった尻穴の張型と勃起のみを強要する緩い刺激だけを生成していた男根のローターベルトが開始した暴力的なまでの勢いを有した駆動という甘く残酷な罰に為す術無く悶え狂わされるしか無いのだ。

「んぎゅぅぅぅっ!! ぶぎゅ! んぐぅぅぅぅっ!!」
「あぉ! はぶっ、みゅぉぉぉっ!! うー! んみゅぅぅぅぅぅーっ!!」

せり上がっていく壁の向こうで淫らにのたうち回る二匹の犬を力無く眺めながら、今回罰を回避した犬達は通路の壁に現われた新たな矢印に従っての移動を震える足で再開する。惨めな敗者達が滑稽に戦うゲームを悠然とした態度で堪能する非道な男達は、壁によって寸断されていく空間の中で先に罰へと追い込まれた犬達と同じように伸ばせぬ手足を間抜けにバタつかせながらイき狂う二匹を上から鑑賞しつつ、疑いようの無い勝利に浸った笑みの黒さを際限無く深めていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

予約者は抗えぬ正義を絶え間無い絶頂へと突き上げる

2022.10.04.Tue.21:00
醜悪に微笑んだ男が、受付から渡されたカードキーを右手に握った状態で自身が予約した娯楽が待つ部屋へとゆっくりとした足取りで歩み寄っていく。そうして男が足を運んだ部屋にあったのは箱型をした巨大な装置で、その装置を眺めつつ笑みの黒さを更に深めた男は約一ヶ月ぶりの対面に心を躍らせつつカードキーを装置に差し込んだ。
カードキーを認識した装置が、他よりも色が薄くなっている蓋の部分をガルウィングの要領で開いていく。男の前で少しずつ開かれていく蓋の向こうからは甘く濃厚な淫臭と粘ついた液体が滴る音が溢れ始め、その香りと音の発生源である物体は自分を嬲りに来た悪の構成員である男の前で惨めにその裸体をさらけ出した。

「捜査員さん、久しぶり。一ヶ月ぶりに、アンタの予約が取れたぜ」

捜査員と呼ばれた男からの返事は無い。首から上を機械の内部に取り込まれ、左右の手足の根本近くから先を機械内部に封じ込められた捜査員には悪の男の挨拶は欠片も聞こえてなどいない。
だが、仮に聞こえていたとしても捜査員は反応らしい反応を紡げてはいなかっただろう。機械内に閉じ込められた頭部に接続された機械達を用いて媚薬混じりの空気を用いた呼吸と液体媚薬混じりの栄養剤の摂取を強要され、四肢の自由を取り上げられ何処にも逃げられなくされた無防備な胴体全体に霧状の媚薬をカードキーが差し込まれる瞬間まで絶え間無く蓋から吹きかけられていた捜査員は、思考を切り刻む勢いで湧き上がる淫猥な欲望に耐えることに精一杯でとてもそれ以外の情報に対応する余力などありはしない。
限界を超えて火照りに火照らされた惨めな裸体をガクガクと痙攣させながら、媚薬の噴霧から解放された胴体を情けなくよじらせている捜査員。欲望をはち切れそうな程に蓄積させられた絶頂寸前の男根を激しく脈動させながら、自分を弄ぶ存在が蓋を開けたという残忍な事実さえも把握出来ずにただただ悶え苦しんでいる捜査員。
その最高に滑稽な痴態を披露する捜査員を鑑賞して表情を至福に染め上げる悪の男は、今にも射精しそうな裸体をもっと堪能したいという欲求を抑え、次の予約者に順番を譲らなければいけない時間が訪れるまで後悔が無いよう悶絶を可能な限り味わおうという考えのままに、抗えぬ捜査員の裸体を嬉々として責め立て始めた。悪の男ははしたなくヒクついて雌の幸福をねだっている尻穴に己の興奮しきった男根を一息にねじ込みつつ、たっぷりじっくりと熟成させられた裸体を男根中心で撫で回し、自身が所属する組織に捕らわれた捜査員を絶え間無いイき地獄へと導いてしまったのだ。

「捜査員さんのケツ穴はやっぱり最高だねぇ。入れただけでイっちゃって、中をほじる度にもっとイって、予約制じゃなかったらずーっと犯し続けてあげたいくらいの淫乱な名器に育ったねぇ」

機械に阻まれ悲鳴は一切聞こえない。けれどその耳に届かぬ甘く歪んだ絶叫の度合いは腸内の蠢きと裸体の跳ねではっきりと分かる。
媚薬によって高められた無慈悲な事実が無かったとしても尻穴への辱めに逆らえない。そんな惨めな捜査員の肉体を好き勝手に征服しながら、悪の男は別室で機械に取り込まれた捜査員達よりも明らかにあらゆる意味で具合の良い捜査員を次に愉しめる時に思いを馳せつつ、歓迎を示すかのように男根へと熱烈に吸い付く腸内に感謝を伝えるかの如く精液を注ぎ込み、すでにイきっぱなしとなっている淫猥な裸体をまた新たな絶頂へと突き上げていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

絶望の牢獄で兄弟は幸せで虚しい遊戯に耽る

2022.10.03.Mon.21:00
念の為に。心配性の両親がそう言って自宅の地下に用意したシェルターは、双子の少年にとっては非日常を感じさせるただの遊び場と化していた。
どんなにゲームで盛り上がっても周りの家の迷惑にはならない。物を壊して怒られない範囲であれば内部で運動と称してはしゃぎ回っても何の問題も無い。他の兄弟は絶対に行っていないイケない遊びに耽っても始末さえ怠らなければ誰にも気付かれず文句も言われない。そんな地下シェルターは少年達にとっては本来の目的からは外れたただの楽しく背徳的な空間となっていた。
だが、今は違う。両親が旧友の見舞いに出掛けると言って家を離れ、その間にいつもの如く兄弟で淫らな遊戯に勤しんでいた際に訪れた厄災によって真の役割を図らずも発揮し始めたシェルターは今、絶望に打ちひしがれる二人を変わり果てた外部から守り内部に閉じ込める空間へと変貌してしまっている。
もう二度と、おそらく両親には会えない。シェルター内に用意されている外界の様子を伺う為のカメラから送られた映像を目にしても、二人にはかつて自分達と同じ人間であったモノ達の姿しか確認出来ない。広い遊び場だと感じていた狭く重苦しい空間から脱したいと願っても扉は厳重にロックされていて解錠出来ず、分厚い扉の向こうからは自宅へと潜り込みシェルターへと続く階段を下りたモノ達が扉を引っ掻く音のみがかすかに、絶え間無く聞こえている。
一人きりでなくて良かった。食料をはじめとした生活に必要な物質は滅菌された空気を元にした液体原料を用いて半永久的に調達出来る。そんな事実のみが希望となった空間に閉じ込められた兄弟はやがてじわじわと正気を削り落とされていき、ある日を境に世界が破滅に至った日の遊戯を毎日繰り返すようになった。
それは、認めたくない現実から目を逸らす為の行動だ。今日は犬になりきって、僕の命令を従順に守ってごらん。兄にそう告げた弟も、弟に犬として扱われる屈辱と惨めさがもたらす被虐に酔いしれている兄も、まるで外界の破滅を忘れきったかのように淫蕩な遊びを全力で愉しんでいる。せめて自分達が望む幸福な形で理性を消失させることが、今の二人にとって唯一の救済なのだ。

「ほらワンちゃん。取っておいで」
「わんっ、あぉんっ!」

人でなくなったモノが向こうに集まっている入り口の扉を避けた壁際に投げたボールを、犬になりきり四つん這いの体勢を取った兄が口でくわえて弟の元へと持ち帰ってくる。
両親に気付かれないよう買ったふわふわな薄茶色の毛に覆われている犬の足を模したグローブとブーツを身に着け、犬の耳飾りを頭頂部に装着し、尻穴を奥まで貫く極太の張型と一体化した犬の尻尾飾りを硬く張り詰めた男根と一緒に揺らめかせながら、兄は犬の鳴き声を上げていた口で緩く噛み付いたボールを主に君臨した弟の指示通りに取ってくる。

「ふふっ、良い子だね。良い子には……乳首コリコリのご褒美だよ」
「あぉっ、んもっ、ひゃぉぉっ!」

地下シェルターに設置された四つあるベッドの内の一つに腰を下ろした弟が命令無しで犬の芸であるチンチンのポーズを作った兄に褒め言葉を送りつつ、尖りきった左右の乳首を指先で摘まみ捏ね回す。ボールに塞がれた兄の口が悦び色の悲鳴を上げることを承知で、弟は直接苛められずとも頂点に達せるよう破滅前から躾けていた兄の男根が心地良さげに脈動している様子を見下ろしつつ、指先に捉えた乳首を甘く巧みにいたぶっている。

「ワンちゃん、乳首でイっちゃいそう? 良いよ、イきなさい。ご主人様の指でエッチな乳首をこねこねクニクニされながら、触られてもいないおチ○チンを何度も何度も射精させなさい。良い子のワンちゃんなら……もちろん出来るよね?」
「んまっ、もおぉ! はむぅぅぅんっ!」

兄の乳首を弄びながら絶対の主として振る舞う弟と、主となった弟に支配されながら幸福に浸りくぐもった鳴き声を上げつつ射精に向かう犬の兄。その跡形も無く壊れない為に自ら甘く壊れることを選択した哀しき兄弟は今日も、昨日と、一昨日と、そのまた前と全く同じ行動を録画映像を流すかのように一日に渡って再現しながら、無音の時間が訪れると嫌でも意識させられることとなる扉向こうの引っ掻き音の掻き消しを求めて何十回目かも忘れた飼い主と淫乱犬のごっこをまた繰り返し、滅亡した地球の片隅で悦楽に仲良く、虚しく溺れていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事

無邪気な支配者は友の前で玩具達を自慢する

2022.10.02.Sun.21:00
左右の手首同士と足首同士を短い鎖で遊び無く結合する黒革の枷は、衣服を没収された裸体に幾ら力を込めて暴れさせてもビクともしない。機械製の土台と天井に位置する金具へと別の鎖を用いて繋げられた手足をもがかせ、上下に引き延ばされた裸体を惨めにくねらせながら黒い棒状の枷を噛まされた口で誇りを捨てた助けてくれの唸りを強化ガラス製の仕切りごしに叫んでも、背中合わせにさせられた二つの裸体を仲良く惨めに悶えさせている青年達を檻の外側から観察している者達は侮蔑と嘲りを込めた愉しげな笑みを返すのみで慈悲を欠片も与えはしない。
敵対していた悪に捕らわれ、自由を奪われた青年達はもう、背後にいる仲間と共に何処にも逃れられぬ裸体を為す術無く辱められるだけの存在だ。手も足も出せず、不明瞭な声で紡ぐ敗北色の懇願をけらけらと笑い飛ばされる青年達はもはや、悪の首領に育てられた最愛の息子の悪趣味な玩具としていたぶられることしか出来はしない。
悪の英才教育を受けた少年と、その少年に自宅へと招かれた悪という繋がりで集まった少年達に無防備な裸体をあらゆる方向から鑑賞されている青年達は、自分達の持ち主に君臨した少年が嬉々として檻の土台部分にあるボタンを押して作動させた檻の機構に絶望と戦慄を覚えさせられながら意に染まぬ淫らな悶絶を引き出されるだけの、これ以上無く愉快で無様な娯楽以外の何物でもないのだ。

「あぁっ、おぉ! ほっ、みゅぎゅぅぅぅっ!!」
「へっ、ほぎっ、おぉぉぉんっ!!」

前後左右を取り囲む強化ガラスの壁の中心で、青年達は触れ合った背中を離すように裸体を仰け反らせつつあっという間に望まぬ絶頂へと上り詰めさせられていく。足元と頭上に配置された機械から容赦無く浴びせられる無から強烈な悦楽を生み出す電波に全身を嬲られ出した青年達は、痛々しく見開いた目を涙に濡らし強く噛み付いた枷の隙間から唾液の泡を迸らせつつ、少年から加えられた連日の調教の成果で二回り以上肥大化させられた乳首と快楽に対する耐性を大きく削ぎ落とされた男根を硬く膨張させ間抜けに振り乱しながらの絶頂へとどうすることも出来ずに、何回も、何十回も追い詰められていく。

「おぉー、すっげぇ! こいつらあっという間にイきっぱなしじゃん! ○○のとーちゃんが作った檻すっげぇな!」
「ホントに凄いね、さっきまでみっともなく助けてっておねだりしてたのに、今じゃもう僕達を見る余裕さえ出せないままイき狂ってるよ」
「へへー、すっごいでしょ! 父さんのおかげで俺が出掛けてる間もこいつらを苛めてあげられるようになったんだ。今みたいにイかせまくるのはもちろん、絶対にイかせずに苦しめ続けることも出来るんだよ?」
「いぃなぁ、俺も欲し-」
「じゃあ今度父さんに二人の分も作って貰えるかどうか聞いてみるよ。むしろ俺にこれをくれたのも新型のデータを集める為だって言ってたし、喜んで作ってくれるかも知んない」

屈託の無い笑顔を浮かべ年相応の明るい声音で異常な会話を交わす少年達を諦観に支配された目で虚ろに眺める青年達は、淫猥な地獄とその外側を隔てる透明な壁目掛けての射精を無慈悲な観察者の側に立った少年達の前で断続的に迎え、無邪気な表情に含まれる正常とはかけ離れた至福の色を際限無く深めさせていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事
 | HOME | Next »