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青年は床の中で解放の時を待ち侘びる

2021.12.31.Fri.21:00
何も見えない。何も喋れない。手足に幾ら力を込めても、青年は無理矢理に取らされた後ろにでんぐり返しをしている最中のような姿勢から抜け出せない。
床に仕込まれた拘束の機構によって裸体の大部分を機械の内側へと閉じ込められた無様な青年はもう、床から突き出しているかのような状態で無防備に露出させられた恥部が間抜けに悶え苦しむ様子を自分の全てを支配した非道な主に為す術無く愉しまれるしか無い。
何処にも逃れられぬ尻肉を滑稽に蠢かせ、床と一体化している鉄棒のような形状をした機械から打ち下ろされる男根を模した極太の張型によって守る物の無い尻穴を真上から荒々しく掘削される青年は、その肛虐の様子を一人用のソファーに腰掛けて悠然と堪能している主の男に許しての意思を伝えることさえ認められぬまま床から伸びた複数のコードの先にある器具を装着された男根を虚しくビクビクと脈打たせながら、射精を禁じられた状況で迎える不完全な絶頂にただただ悶絶させられ続けるしか無いのだ。
もうすでに、青年は数え切れない程の回数の絶頂へと達している。本来ならばパンパンに張り詰めた青年の男根の真下には白く濁った体液の水溜まりが形成されている。それくらいに、青年は容赦も休憩も無い絶頂地獄へと追い立てられている。
だが、尻穴を穿つ張型でどんなに快楽を覚えようとも、青年の男根は精液を一滴も零せない。床と繋がっているコードの先に取り付けられた機械製の細い棒によって男根の穴を奥深くまで塞がれ、根本と亀頭の真下、そして中腹にあてがわれた輪状の機械が発する電波によって念入りに射精を制限されている哀れな青年の男根は、射精欲と絶頂が味わわせてくる甘い衝動はそのままに精液は一切吐き出せないという残忍な苦悶へと叩き堕とされてしまっている。
イってるのに、イけない。本当の意味でイきたいのに、イかせてもらえない。矛盾した淫猥な拷問に心と身体を苛まれている青年はもはや、限界をとっくに越えている。頭部を振り乱すことはおろか指一本すら満足に動かせないよう床下で厳重に拘束されていなければ、青年はめちゃくちゃに手足をバタつかせて淫猥な苦痛からの解放を求めていただろう。床下で呻き声を漏らすのがやっととなるよう尻穴を掻き毟っている物と同じ張型を喉近くまでくわえさせられていなければ、青年は狂ったように鳴き喚き誇りを捨てて男に慈悲をねだっていただろう。
けれど、今の青年は丸出しの恥部をみっともなく痙攣させること以外何も出来ない。醜悪な張型による凌辱を受けても痛みではなく快楽を抱くよう開発された尻穴を嬉しそうに収縮させ、内と外から射精を封じられた男根を断続的に訪れる何も吐き出せない絶頂に合わせて跳ね回らせ、自らの汗と淫液に塗れた尻肉を前後左右によじらせる程度の動きしか行えない。
自分をいたぶることを至上の娯楽としている異常な男の手に堕ちた惨めな青年は、愉悦をたっぷりと込めた残忍な独り言を呟く男の思い通りに嬉々として責め嬲られながら、裏腹な悦楽に翻弄される己を美術品のように愛でられ鑑賞されるだけの存在でしか無いのだ。

「苦しいね、早く射精したくて堪らないね。でもまだだよ、君に取り付けたおチ○チンの機械が自動で外れる時間まであと三十分……今年が終わるまであと三十分だ。あと三十分したら好きなだけ射精出来るから、我慢するんだよ? 私も一生懸命に射精する君の姿をあと三十分しっかり我慢するから、新年が来るまで一緒に我慢して、思いっきり愉しもうね……○○君」

嘘偽りの無い恋情に満ちた狂気の言葉に戦慄することも叶わない青年は、自分に歪んだ執着を見せ正気とはかけ離れた愛をぶつけてくる男に今も観察されているという絶望色の確信を募らせながら、何時来るのかも分からない三十分後の解放を、新年と同時に訪れることなど知る由も無い射精の許可の時を、剥き出しの恥部をのたうたせ誰にも聞こえぬ哀願の絶叫を胸に反響させつつ待ち侘び続けていた。






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刑事は無様に育った胸のみでよがり狂わされる

2021.12.30.Thu.21:00
いつものように監禁部屋に足を運ぶと、刑事さんは間抜けに潤んだ瞳で俺を一生懸命に睨み付けながら、荒く息を乱している口で若干舌足らずな怒りの言葉をぶつけてきた。

「き、さま……ゆるひゃ、んくっ……許さない、絶対にぃ……っ! 必ず、後悔をさせ、てぇっ」

無論、途切れ途切れに紡がれる怒りを耳にしても俺は痛くも痒くも無い。部屋の天井から鎖で吊るされた黒革の枷を左右の手首に嵌められ、床に取り付けられた金具から伸びた鎖の先にある枷を足首に装着され、万歳とつま先立ちを同時に行っているような体勢を強要された裸体をくねらせながら反抗を示されても、俺は恐れとは真逆の愉悦しか抱けない。
組織が開発した特殊な薬品を用いた調教を連日に渡って叩き込まれ、男の物とは思えぬ程にはしたなく肥大化し淫らな感度を十数倍に増幅された乳房と乳首を無防備にぷるぷると跳ねさせながら強気な態度を取られても、俺は刑事に対して募らせていた加虐欲を更に掻き立てられるしか無い。
犯罪組織である俺達の手に堕ち、衣服と共に肉体の自由を奪い取られた刑事はもう、無意味な抗いの意思表示を虚しく行いながら幹部である俺の責めに悶え喘ぐだけの存在だ。手も足も出せず、見た目を作り変えられたのみならず乳房と乳首を男根を越える性器へと改造された刑事はもはや、俺の思い通りに胸を好き勝手に嬲られよがり狂うこと以外出来ることなどありはしないのだ。

「あぎっ!? やっ、めぇっ!! 揉むな、摘まむな、あぁ! はく、うぅ……ひぃっ!? 吸っちゃ、りゃめぇっ! くひっ、んひぃぃぃっ!!」

言葉を遮る形で左右の乳房に手を被せた俺の行動に不意を突かれた刑事が、触れられた瞬間に乳房全体へと走った快楽の電流に困惑の悲鳴を上げつつ、上下に引き延ばされた裸体をよじらせながら拒絶の絶叫を必死に放つ。
だが当然、俺はそんな拒絶に耳など貸さない。俺は刑事の情けない反応を愉しみながら丁度俺の手に収まるサイズとなった感度抜群の乳房を揉みしだき、乳房以上に感度が高められている乳首を左右同時に摘まんで捏ね回し、刑事が一番乱れる口を用いた吸い上げの責めを嬉々として注ぎ込んでいく。

「やら、やぁぁんっ! やめっ、はうぅぅんっ!! あー、うぁ、くふぁぁぁぁっ!!」

ほんの数分前の反抗を跡形も無く削ぎ落とされた声で鳴き叫び、何処にも逃れられぬ裸体を滑稽に踊り狂わせながら、刑事は普通の男ではあり得ない形状となった胸の肉をいたぶられつつ普通の男ではあり得ない胸だけでの絶頂へと上り詰めさせられていく。気高き正義の立場であるはずの刑事の男は、悪に属する俺に胸を甘く苛められ望まぬ快楽に心と身体を翻弄させられながら、形だけの怒りすらも紡げなくなった淫猥な生物として頂点へと為す術無く押し上げられていく。
あの刑事を、自分が狂わせている。その事実に堪らない高揚を覚えながら、俺は一層激しく乳房を揉み込み、乳首を指先と舌先で転がしていく。刑事の鳴き声に焦りと絶望の色が混じり絶頂の到来を言葉よりも分かりやすく伝えてきても、俺は責めを緩めずに刑事を胸での絶頂へと追い詰めていく。

「いやっ、いやぁぁぁっ! まら、イぎゅぅぅっ! おっぱいで、イぐ、イがざれっ、るうぅぅ!! やら、やらやらぁっ! いやらぁぁぁぁぁぁーっ!!」

子供のように大粒の涙を零して泣きじゃくりながら首を左右に振り乱し、拘束された裸体を痙攣させつつ許しを請う意思を込めた絶叫を監禁部屋にけたたましく反響させる様子を目と耳で堪能しながら、俺は日に日に胸で絶頂に至るまでの時間が短くなっていく刑事に満足感を湧き上がらせつつ、ラストスパートだと告げる代わりに手と口の責めを本気の物へと移行させ刑事に今日一回目の胸での絶頂を強要するのだった。






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男達は無慈悲な部屋の中で仲良く並んで腰掛けさせられる

2021.12.29.Wed.21:30
口内を埋め尽くす布と、その布を吐き出せないように蓋の役割を果たしている黒色の粘着テープ越しにくぐもった唸りを発しながら、男達が自分を好き勝手に扱う敵の悪意から逃れようと裸体を必死でもがかせている。無防備に露出させられた乳首を情けなくぷるぷると揺らし、丸出しにさせられた男根をみっともなく上下左右に振り乱しながら、三人の男が意に染まぬ不自然な移動と危機からの脱出を求めてなりふり構わずに試行錯誤を繰り返している。
しかし、幾ら暴れようとも三人が置かれた立場は変わらない。犯罪組織の罠に嵌まり一網打尽にされた無様な捜査員の男達は誰一人として裸体に着せられた縄の衣服からは抜け出せず、左右を密着させられた足で強要される惨めに飛び跳ねながらの前進からも離れられない。
塞がれた口で焦りを乗せた唸りを上げながらもがいても、二の腕と胴体を繋ぎ左右の手首を背中で縛る縄は解けない。ぴょんぴょんと跳躍をさせられながら諦め悪く身悶えても、捜査員達は左右の足の足首から太ももの部分までを数カ所に渡って厳重に括る縄を緩ませることさえ出来ない。
手も足も出せず、言葉を放つことも認められず、仲間と協力して拘束と格闘することもままならない哀れな捜査員達はもう、憎い犯罪組織の構成員達の思い通りに抗えぬ裸体を扱われるしか無い。屈辱に満ちた不自由な移動の果てに存在した小部屋に為す術無く押し込まれた捜査員達は、壁の下部がせり出しているような形で設けられた腰掛けに三人並んで座らされ、腰掛け部分と背にした壁に取り付けられた短い鎖の先にある黒革製の枷を首と足首に装着され、仲良く一列に腰を下ろした格好へと、立ち上がることさえも叶わない姿へと、悪の意のままに追いやられるしか無いのだ。

「んーぅっ! んぐ……むぶぅぅ!」
「こら、足動かすな。枷が巻けねーだろ?」
「んむぅ! ふぐ、うぶぅ!」
「いい加減諦めろよ、捜査員さん。今更頑張っても無駄なんだから、大人しく首枷巻かれてな」
「むぐっ、んぐぅ! ふぶぅぅ!!」
「うんうん、良好良好。これでもう、捜査員さん達は嫌でも座りっぱなしだ。乳首もチ○コも隠せないまま、三人一緒に座りっぱなしになった気分はどうだ? ん?」

抵抗虚しく縄の上から足首に拘束を足され、まるでペット扱いするかのように首に枷をもたらされた捜査員達が、これ以上無い屈辱と己に対する不甲斐無さを抱きつつ一層激しく裸体をよじらせ始める。部屋の扉はおろか目の前で自分達を笑って見下ろしている悪人達に飛び掛かることも出来ず、怒りを乗せた言葉を何一つとして紡げなくされた口で意味の無い声を放ちながら、三人の捜査員は自分の縄拘束だけでなくすぐ隣にいる仲間の縄拘束に触れることも出来ない指を動かしつつ恥部を剥き出しにさせられた裸体をくねくねと滑稽に悶えさせる。
その最高に愉快な光景を一方的な嘲りの言葉を浴びせつつ堪能した悪人達は、最後に捜査員達の縄と枷に不備が無いことを念入りに確認すると、三人に醜悪な笑みを寄せ歪んだ至福をたっぷりと込めた冷酷な宣言を口にしながら、部屋を後にした。

「それじゃ捜査員さん、今日からここでいっぱい苦しんで、精々俺達構成員を愉しませてくれよ?」
「今は人が少ない時間だけど多い時は数え切れないくらいに部屋の前を通るから、一生懸命鳴き叫んで悶え苦しむんだよ?」
「んじゃ、さいなら。次会う時に期待してるぜ、捜査員さん達」

部屋を出た悪人達が、強化ガラスで作られた扉を閉じる。言葉が示す物が何か分からずとも残忍な展開が訪れることだけは理解させられた捜査員達が一様に戦慄と焦燥の表情を浮かべている様をガラス扉越しに堪能した悪人達は、あらかじめ支給されていた数本の鍵を分担して扉に差し込み、ほぼ同時にその全てを右に向けて回した。
途端、扉の完全な施錠を認識した小部屋内に仕込まれている機構が、逃げ場を失った捜査員達に無慈悲な責め苦を叩き込み出す。部屋の天井や壁に設置された無数の小さな穴からじわじわと染み出す媚薬混じりの空気が、ゆっくりと狭い空間中に充満していく。

「よし、問題無しだな」
「改めて、バイバイ。またいつか会おうなー、捜査員さん達」
「んぐぅぅ! ぶふっ、むぅぅんっ!」
「うぅ……んむぅぅ! ふっ、ぐふぅぅ!」
「んーっ!! んぅ、むぐっ! ふぐぅぅぅぅーっ!!」

後十分も経てば、唯一の呼吸孔にされた鼻から絶えず媚薬入りの空気を吸入させられる発情地獄がやって来る。湧き上がる淫欲に耐えきれずに膨張した乳首と男根を視姦されながら、自力では慰められぬ渇望に苛まれる三者三様の悶絶を部屋の前に足を運んだ悪人達に鑑賞される辱めが襲ってくる。
その事実を知る由も無いまま縄と枷と鎖をけたたましく鳴らしている三人を最後に少し眺めた悪人達は、次来た時に見られるであろう全く違う理由で拘束を鳴らし裸体をくねらせている捜査員達に期待を膨らませながら、引き抜いた鍵を返却の為一つにまとめつつ媚薬に支配されていく部屋の前を立ち去っていくのだった。






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盗まれた男は忍耐も叶わぬ快楽に堕とされる

2021.12.28.Tue.21:00
ベッドの頭側に存在する金属製の柵から伸びた鎖の先にある黒革製の枷を両手首に嵌められた男の腕は、斜め上に向かって伸ばしきった状態から抜け出せないよう拘束を加えられてしまった。反対側に存在する柵から伸びた鎖と繋がっている手の物と同じ枷を左右の足首に装着された男の足は、斜め下へと伸ばされ曲げることさえも出来ないよう動きを封じられてしまった。
衣服を剥ぎ取られた裸体をベッドの上で仰向けに転がされ、両手両足をX字を作る形に引き延ばされた男がどんなに身をよじらせようとも頑丈な枷と鎖は外れない。逞しく鍛え上げられた筋肉質な肉体に命令を飛ばしてじたばたとなりふり構わずにもがいても、柵と柵に鎖を結び付けている南京錠はビクともしない。
そんな絶望の事実を手足に伝わる感触で思い知らされながらも、男は意識を取り戻した瞬間から裸体をめちゃくちゃに暴れさせての試行錯誤を繰り返していた。それは、視界を閉ざす黒革の目隠しの下で屈辱に眉根を寄せ、穴の開いた黒いギャグボール越しに焦燥を露わにした唸りを放ち、無防備に露出させられた太く長い男根をぶるぶるとみっともなく跳ね回らせての足掻き。決して望む結果には辿り着けない、無意味その物の格闘だ。

「うぅっ! んぐ、むぶぅ! んうぅぅぅっ!!」

手足を縛める拘束達を虚しくがちゃがちゃと鳴らしながら、男が裸体をくねくねと悶えさせる。見ることとしゃべることを禁じられた頭部を振り乱しながら、男はその雄々しさとは裏腹に手も足も出せなくされた惨めな裸体をベッドの上で情けなく踊り狂わせる。
そのただただ体力を消耗するだけの無駄な時間がどれだけ続いたのだろう。噴き出した汗で男の肉体が濡れそぼり、口を塞ぐギャグボールから溢れる吐息が疲労に染まりきった頃、不意に男が一人きりで放置されていた部屋に扉の開く音と、愉悦を隠しもしない声が聞こえた。
それも一人分ではなく、十数人分の声だ。

「刑事さん、お早う。ようやくお目覚めだね」
「捕まえようとしてた僕達に逆に捕まった気分はどう? 盗まれた物を取り返すどころか、自分が盗まれちゃった気分は?」
「ほら、いつもみたいに強気に答えてみてよ。何時までもお前ら怪盗団の好きにはさせないって言ってたこの間みたいに、どんな惨めな気分かを答えてみてよ。しゃべれないお口でふがふが答えてみなよ、お馬鹿な刑事さん?」
「うむっ……むがっ、うむぁぁぁっ!!」

自分よりも一回り以上年下の少年達が、刑事と犯罪者の立場で幾度と無く対峙した相手である怪盗団の少年達が、ありとあらゆる自由を取り上げられた刑事がいるベッドを取り囲みながら口々に嘲りを浴びせていく。
その嘲りに対して、刑事は何も言い返せない。ギャグボールを噛まされている為に意味のある言葉を作れない刑事の口は、隠しきれぬ戦慄と恐怖を滲ませた拒絶の叫びを上げることしか出来ない。
そうして愉快に悲鳴を上げ、汗塗れの裸体を一層激しくよじらせ始めた刑事を囲んで見下ろす少年達は、雄々しき身体を無防備に晒すその無様極まりない姿に改めて刑事を手中に収めた優越感を湧き上がらせると、狭い範囲で一生懸命に暴れる刑事へと思い思いに手を伸ばし抗えぬ裸体を意のままに弄び始めた。

「ふぐっ!? むぁ、うむぅぅっ!?」
「ふふっ、びっくりした? そりゃ当然だよね、刑事さん。いきなりチ○コ触られたら、気持ち良く苛められ始めたら……びっくりしない訳が無いよねぇ」
「刑事さんの胸、筋肉で張ってて触り心地最高だよ。でも……一番触り心地が良いのはやっぱり、この硬くなり始めてる乳首かな?」
「身体中撫で回されて気持ち良いね、刑事さん。目隠しをされてるから、何をされるか分かんなくてもっと気持ち良いね、刑事さん。だけど、ちゃんと我慢しないと駄目だよ? じゃないとあっという間にイきっぱなしになっちゃって……刑事さんも僕達のコレクションの仲間入りしちゃうからね?」
「そうなりたくなかったらしっかり気持ち良いのに耐えるんだよ? まぁ、耐えさせてあげるつもりなんて無いけどね」
「ふうぅ!? うぁっ、むあぁ!! んぶぅぅ! んぅぅーっ!!」

何処にも逃れられぬ裸体全体を巧みに指先で撫で回し、男根を始めとした淫らな弱点を他より苛烈に責め立て出した少年怪盗団に為す術無く翻弄されながら、刑事は対峙する内に自分への劣情を滾らせ淫猥な奴隷へと陥落させる為に自分を攫った年下の少年達の思い通りに堪えることすらもままならぬ快楽を延々と注ぎ込まれ、意に染まぬ絶頂へと、刑事としての矜持や年上としての誇りのみならず人間としての理性さえも甘く溶かしていく休み無い射精へと、ベッドに上がり鑑賞の輪を狭めた少年達の前で上り詰めさせられていくのだった。






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安らぎを求めて青年はお尻をふりふりと揺れ動かす

2021.12.27.Mon.21:00
幾ら力を込めて軋ませようとも、二の腕と胴体を繋ぎ左右の手首を背中で重ねさせた状態に固定している上半身の縄は緩まない。どんなに解こうと頑張っても、足首と太ももを結合し足を無理矢理窮屈に折り畳ませている下半身の縄は解けはしない。
両手両足を縛られた青年は、何処にも逃げられはしない。視界を閉ざす黒革の目隠しから抜け出せず、言葉を奪う黒い棒状の口枷を毟り取ることも叶わず、聴覚を封じる耳栓を引き抜くことも黒革の首輪の前部に位置する金具と地下室の床と一体化している箱型の台の側面に取り付けられた金具を結ぶ鎖を外すことも、哀れな青年は許されない。
衣服と所持品を全て剥ぎ取られた裸体に縄の拘束を着せられ、見ることとしゃべることと聞くことを禁じられた惨めな青年。首輪と台の側面を結わえる鎖のせいで上半身を限界まで低く落とした体勢を強要され、背後に向かって無防備に恥部を露出させられている無様な青年。そんなこれ以上無く滑稽な姿となった青年に、青年を捕らえありとあらゆる方向から行動を制限した男は無慈悲な追い打ちの責め苦を施した上で、青年を地下室に二時間もの間放置した。
残忍な男は丸出しとなった守りたくても守れぬ尻穴が情けなくヒクつく光景を嘲笑いながらゴム手袋を嵌めた自らの指を用いて塗り込まれた箇所に強烈な痒みをもたらす非道な薬品をたっぷりと腸内全体へと塗布し、尻穴を嬲る痒みを紛らわす情報を拘束によって遮断した青年を一人きりで置き去りにしてしまったのだ。
無我夢中で手をもがかせても届かぬ尻穴で発生する痒みで、体内を蹂躙される地獄。視覚と言葉と聴覚を没収されたせいで嫌でも尻穴を苛む痒みに集中させられる、気の休まる暇さえ認められない断続的な拷問。その容赦の無い苦悶に二時間翻弄され、心と身体を痛め付けられた青年がどうなったかなどわざわざ語るまでも無いだろう。思考を絶えず掻き乱す痒み由来の悶絶の中でじっくりと叩きのめされた青年は何をされても決して情報は吐かぬと豪語していた気丈さを跡形も無く溶かし尽くされ、自分一人だと分かりきっているはずの地下室中に痒みからの解放をねだる哀願の唸りを響かせながら汗と縄に塗れた裸体をくねらせる痴態を晒す存在へと貶められ、二時間後に帰ってきた醜悪な男の目と耳を最高に悦ばせる陥落の光景を提供する程に何もかもを壊し尽くされてしまっていた。

「んぅーぅっ! むぐっ、ぶむあぁ! ふぐぅぅぅぅっ!!」
「ただいま、スパイ君……うわ、凄い匂いだ。二時間ずっとお尻をほじって欲しくて堪らなかったってことがすぐに分かるくらいエッチでみっともない匂いが地下室に充満してるよ、スパイ君」

地下室の扉を二時間ぶりに開いた男が浴びせてくる愉悦の言葉は、耳栓に遮られ青年スパイの耳には入らない。仮に耳栓が無かったとしても、たったの二時間で反抗を理性と共に欠片も残さずすり潰されたスパイはもはや、ぶつけられた言葉を認識する余裕さえも残されてはいない。
今の青年に取れる行動は、尻穴を責め立てる痒みを緩和して欲しいとなりふり構わずにねだることだけ。目隠しの下から頬に涙を伝わせ口枷の隙間から許しを請う絶叫と一緒に飲み込みきれぬ唾液を溢れさせている青年スパイの思考に思い浮かぶ行動は、引っ掻いてくださいと喚くようにピクピクと収縮しパクパクと開閉を繰り返している尻穴を真後ろに向かって可能な限りに突き出しながら、痒みを誤魔化す肛虐を一心不乱におねだりすることだけだ。

「んーっ! むぐ……ぶふぅぅぅっ!!」
「うんうん、苦しいね、辛いね、スパイ君。そんないっぱい苦しんだスパイ君に素敵なプレゼントだよ。ほらこれ、今からこれをお尻に入れて、抜けないよう固定してあげるからね」

もちろん、青年スパイの塞がれた視界に男が取り出した醜悪な物体は見えていない。当然、青年スパイは尻穴に狙いを定めて移動させられる釣り針のような形状をした無数の細かなイボに覆われている淫具に身構えることも出来ない。
けれど、長時間に渡る痒みの責めで弛緩しきっていた青年の尻穴は前触れ無く侵入を開始した淫具に対して拒絶を一切示さない。青年自身も突然に訪れた尻穴への圧迫に驚愕しつつも痛みや嫌悪は全く抱かず、痒みに支配されほじくり回されたがっていた腸壁を抉る淫具の刺激に対して安堵と至福の反応を示している。

「んむぅ……んふ、ぶむぅんっ……!」
「ふふっ、お尻満たしてもらえて嬉しいね、スパイ君。でも、本当に嬉しくなるのはこれからだよ。腕を縛ってる縄にこの縄を繋いで……はい、完成」
「むぎゅぅぅぅぅんっ!?」

釣り針型の淫具の端に結ばれていた縄を腕を縛める縄へと通され、そのままきつく縄を絞られた青年スパイが、苛烈に尻穴を抉り出した淫具に悲鳴を上げる。表面のイボでより激しく腸壁に摩擦を加え出した淫具に、青年が嬉しいの絶叫を放つ。
そうして悦びの鳴き声を発する青年に向かって、男は聞こえていないことを承知でたった今尻穴に固定した淫具の使い方を笑い混じりに説明した。

「それじゃスパイ君。私はまたここを離れるから、今度は一人で自分のお尻を慰めてなさい。一生懸命にお尻をふりふりして、お尻に入れた玩具を中で動かして、痒いよーって苦しんでるところをしっかりと引っ掻き回してあげるんだよ、良いね?」
「んふっ、むふっ、うぐっ、むぐぅぅんっ」

耳栓のせいで聞こえていないはずの説明に応えるかのように、自らの意思で縛り上げられた裸体を揺らして腸壁の痒みを淫具で慰め始めた青年スパイを眺めながら。誰に命令されるでも無く自らの意思で尻穴への刺激を選択し、痒みを鎮めるイボの攻撃に安らぎつつ伸ばせぬ足の間で男根を膨らませていく青年スパイを満足げに観察しながら。男は予想通りに自らをいたぶり始めた青年の様子に目を細め口角を吊り上げつつ、次に戻ってきた際に見られるであろう今を越える痴態に思いを馳せながら、名残惜しげに地下室の扉を閉じその場を去って行くのだった。






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隔絶された地下室で壊れた少年達は交尾のみの毎日を送る

2021.12.26.Sun.21:00
分厚い綿を用いて隙間無く包み込むことで手足の指の使用を禁じる犬の足を模した二の腕までを覆うグローブと、太ももまでを覆うブーツを履かされた状態で、少年達はもう数え切れない程の日々を陽光の当たらぬ地下室で送らされていた。
ヒーローへの変身に必要な道具を含めた所持品を一つ残らず没収された裸体に手足への拘束を着せられ、輪状の金属を噛ませることで口を絶えず開きっぱなしにさせる機構を有した犬のマスクを被せられた哀れな少年ヒーロー達は自ら命を絶つことさえも許されぬまま恥部を一切隠してくれない犬の衣装を常に纏わされる屈辱の生活を、マスクの目の部分に開けられた複数の小さな穴越しに己と仲間の無様な姿を目にして絶望を増幅させられる日常を、朝昼晩と与えられる餌に混ぜられた媚薬に屈して二人仲良く終わりなき発情に狂わされ続ける毎日を強要されていた。
自身の内側で際限無く膨れ上がる淫欲に思考を蝕まれ、正義の力を取り上げられた幼き裸体を甘く痛め付けられる地獄。欲に屈して快楽を勝手に追い求めたら罰と称してもう一人に無慈悲な責めが加えられる為に無様な自慰に耽ることも叶わず、射精したいと願う男根の喚きに応えたくても応えられぬまま二人きりの地下室で為す術無く苦しめられ続ける生殺しの淫獄。
自分達を捕らえた悪達による直接の凌辱が救いに変わるような拷問。そんな中に閉じ込められていた惨めな少年ヒーロー達は、ある日を境にその拷問を更に残忍な物へと引き上げられ、理性の維持すらも困難な状況へと追いやられてしまった。
捕らわれた自分達を救出する為に他のヒーローが悪の拠点を襲撃し壊滅に導いた日から、自分達がいる地下室へと辿り着く為の手段及び地下室の存在その物についての情報を有している幹部ではなく何も知らぬ下っ端達のみが襲撃したヒーロー達の手で捕縛された日から、少年達は湧き上がる一方の淫欲を悪達の凌辱によって慰めてもらえる歪んだ救済すらも得られない状況を図らずも作り出されてしまったのだ。
自分達の居場所を求めてヒーロー達は悪の下っ端に問いを繰り返し浴びせるが、事前に襲撃を察知して逃げおおせた幹部達しか把握していない情報は当然引き出せはしない。地上に存在する建物部分と地下に存在する機構は隠された移動手段を除いて電力などの供給を完全に分断されている為、地上に見えている建物内を幾ら調べても少年達を探すヒーロー達は毎日決まった時刻に自動で供給される媚薬混じりの餌を食べて欲情の濃度を高めさせられていく二人にどう頑張っても辿り着けはしない。
犬の尻尾飾りが付いた淫具や十数本もの男根を用いた悪の凌辱で雌の悦楽を刻み込まれてしまった尻穴を襲う疼きに苛まれ、許可無しでは欲望を解放することも認められない男根を嬲る射精欲に嬲られ、快楽をもたらされる時間だけが唯一の安らぎとなった肉体をもどかしさにいたぶられる。その、これまで以上の出口の無い淫獄に置かれた少年ヒーロー達はやがて悪達から言い渡された罰の条件を思い出すことも不可能となり、悪に辱められているのだから仕方ない、悪達が望む反応を見せなければもう一人に仕置きが加えられるのだから仕方がないと己に言い聞かせながら貪っていた肉欲のみを追い求める淫獣へと陥落し、とうとう二人は目が覚めている間は体力が尽きるまで交尾に次ぐ交尾を休み無く行う本能を剥き出しにした存在へと自らの意思で堕ちてしまった。
それも、快楽を味わっている際に上げるよう教え込まれた鳴き声のハーモニーを、嬉しそうに奏でながらだ。

「わぉ、わぉっ、あぉ、はぉぉんっ!」
「きゃぅ、あぅっ! はふっ、はぉ、ひゃぅぅぅんっ!!」

頭部を包む犬のマスクに合わせた鳴き声を、閉じられなくされた口から唾液と共に零しながら。ふわふわのグローブとブーツによって指の使用を禁じられた手足でもう一人に背後からまたがって腰を振ることで蕩けきった尻穴を男根で犯し抜き、両方が満足すると同時に役割を交代して男根を歓迎するように蠢く仲間の腸内に向かって思い切り精液を注ぎ込む愉悦と仲間の男根に尻穴を抉られつつ精液を床に撒き散らしての絶頂に達する幸福に溺れながら。少年ヒーロー達は悪からの支配が解けたことはもちろん、今自分達がいる地下空間の真上で他のヒーロー達が自分達に繋がる情報を探し回っている事実も知らぬまま、部屋中に放出された二人分の体液の淫臭が充満した地下室で交尾に耽り、人であった頃の自分を二度と修復出来ない形で跡形も残さずに甘く砕き尽くしていくのだった。






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淫らな三組は聖夜に愛と背徳を貪り合う

2021.12.25.Sat.21:00
各自で料理と酒を持ち寄り、一番広い部屋を持つ者の家へと集まって開催されたクリスマスパーティは賑やかに、和やかに催されていた。
親友同士である六人で一年の労を語り合い、来年に思いを馳せた言葉を紡ぎ合いながら、クリスマスパーティは何の変哲も無く執り行われていた。
だが、彼らが今夜集った一番の理由は、他愛も無いパーティではない。六人が集合した一番の目的は、その先に待ち受けている甘ったるく背徳的な戯れだ。
料理と酒を嗜みながらも、意識はその向こうに寄せられている。冗談を飛ばし、ゲームの勝敗で騒ぎながらも、六人の思考はこの先の愉しみに引っ張られている。白々しく話題を逸らしてお互いを焦らし合い、甘い熱を高め合う六人。そうして空間に漂う雰囲気を可能な限りに熟成させた青年達は、一人が我慢の限界に達して欲望を暴走させると同時に溜め込んだ衝動を解放させ、まずはそれぞれのパートナー同士で愛を確かめ始めた。

「んみゅ、はむぅ……きひゅ、きもひぃ……ねぇ、もっと、もっとぉ」
「全く、食べ物と飲み物が無くなってからって言ってたのに……悪い子だ。こんな悪い子には、しっかりとお仕置きしてあげないとな。今日は俺だけじゃなくて、あいつらにも、な?」
「はぁ、ふぅ……うあぁんっ!」

パーティが始まった時からすでに発情し、シャツを押し上げてはしたなく自己主張していた左右の乳首を布越しに指で捏ねられた青年が、だらしなく垂らした舌を最愛の恋人に吸われつつ、親友達と共に快楽に耽る倒錯的な宴の開始に興奮と欲情を更に膨らませていく。

「おやおや、あっちはもう耐えきれなかったみたいだね。正直、先に君がおねだりすると思っていたよ。あっちに負けないくらい目を蕩けさせて、いやらしく息を乱しているのに頑張って耐えられて偉いね。ご主人様の言い付けを守れた良い子には……ご褒美のキスだよ」
「んみゅ、はふぅ……ごひゅじん、ひゃま、んむあぁ」

この日の為にと数日前から絶頂を認めさせずに焦らし、射精欲と快楽への渇望を育て上げられた可愛い恋人が従順に命令を守った事実に優しく微笑みながら、自らをご主人様と称した青年は愛しい恋人の唇を褒美として奪った。背後から自分を抱きすくめつつ、無理矢理に左後ろに顔を向けさせて唇を重ねてきた主に青年は抵抗を一切示さない。むしろ自ら口付けを深めて舌を絡み付かせ、主の右手を自身の興奮しきった男根へとズボンの上から重ねさせていく青年は、淫らな忠誠と敬愛を誓った主に褒められた悦びを精神と肉体全てで噛み締めながら、親友達と共に快楽に溺れる宴に理性を溶かされていく。

「両方共、もう止まらなさそうだね。それじゃ俺は、料理とお酒を向こうに避難させておくよ。それが終わるまで○○は、服を脱いで、お尻の玩具のスイッチを自分で入れて、□□達がエッチするところを四つん這いで見せてもらいながら……たっぷりと興奮しておくんだよ?」
「うぅ……お前、ホント変態……」
「ふふっ、ありがとう。俺に苛められるのが大好きな変態の……俺だけの○○」
「っ……!?」

六人での淫蕩な戯れを提案して四人を招いた恋人が飲食物を片付けつつ命令を飛ばす。その命令に悪態を吐きつつも逆らわずに従い、衣服の内側で纏っていた赤い縄の下着を露出させながら尻穴に縄で固定されたバイブのスイッチを入れて四つん這いの体勢を取った可愛い変態を堪能する恋人は、料理を載せた皿を持ってキッチンへと移動する直前に屈辱的な格好を望んで取った最愛の変態に普段言わない独占欲を露わにした愛の言葉をぶつけて体内を駆け巡る至福の電流を作り出し、眼前の二組のように男根で尻穴を愛されたいという欲を、バイブではなく被虐を嬉しがる自分の歪んだ思考も含めて受けとめてくれる意地悪で優しい恋人の男根で尻穴をほじくり回されたいというもどかしさに満ちた淫欲を掻き立てさせた。

「ほら、一人で気持ち良くなってないでちゃんとごめんなさいをしなさい。これは、お仕置きなんだぞ? 我慢出来ない自分を反省しながら、お仕置きしてくださいって皆に大きな声でお願いしなさい」
「ふぁ、あぁんっ! ごめんな、さいぃ。我慢出来なくて、ごめんなさい。駄目な僕をぉ、皆で、皆でお仕置き、してくらひゃいぃんっ!!」
「よく見てごらん。目の前にお仕置きされてる△△も、あっちで焦らされてる○○も、君に負けないくらいはしたない表情をしているよ。あれが、今の君の表情だ。ご主人様の私からのご褒美でさっきから何度もイってる、君の可愛い表情だよ」
「んひっ、ひぁ、あぁんっ! えっち、俺も、皆も、えっちなのぉ! ごひゅじん、しゃま……もっと俺をえっちにしてぇ、ごしゅじんひゃまの為にぃ、皆よりもえっちになりたいのぉぉっ!!」
「あくっ、ふぅ……うぅんっ! はっ、んは、くふぅぅんっ!」
「お待たせ、○○。避難も終わったし……俺達も始めよっか。○○がどれだけ変態か、そんな変態な○○を俺が毎日どうやって苛めてるかを……今日は皆にぜーんぶ、知ってもらおうな?」

三組の恋人同士で別々に愛を貪り合いながら、青年達は見知った親友達が晒す知らない顔や声に堪らない興奮を際限無く膨らませつつ行為の熱をじわじわと高めていき、脱ぎ捨てた衣服を乱雑に散らした絨毯を、先程までクリスマスパーティを行っていた背の低いテーブルを、自身のパートナーではない青年の裸体を、撒き散らした汗と白く濁った淫液で汚し抜いていくのだった。






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余興達は宴の場で惨めなダンスを披露する

2021.12.24.Fri.21:00
元の面影を完全に失い、太さと長さと感度を数十倍に引き上げられた惨めな乳首達に、星形の飾りが接続された小さな黒革製のベルトが手作業で一つずつ取り付けられていく。
意に染まぬ発情を常に強要されたせいで張り詰めた状態から抜け出せず、更には感度が異常なまでに高まっているというのに許可無しでは決して射精には至れないよう制御された無様な男根達に、乳首とは違うリースの飾りがあしらわれた黒革のベルトが同じく手作業で取り付けられていく。
その恥辱を拒みたくても、哀れな乳首と男根の持ち主である男達は拒めない。肉体の支配権を外部から奪い取る機械製の白い首輪を装着された男達は、光を煌びやかに反射する色とりどりの球が一体化している男根を模した張型をくわえさせられた口で嫌だの意思を乗せた唸りを放つことも許されず、頭部の後ろまで持ち上げた腕と真紅の絨毯の上でがに股に開かされた足を暴れさせることも認められぬまま、ベルトに締め上げられるだけでも鮮烈な悦楽を感じるように改造されてしまった乳首と男根を情けなく飾り付けられていくしか無い。
悪の手に堕ち、無慈悲で淫猥な調教を叩き込まれ、首輪の力で怯えと絶望に染まった瞳を動かす程度の行動しか起こせなくされてしまった捜査員の男達は、本来ならば家族や友人と過ごすはずだったクリスマスの夜を、悪達が集まるパーティを彩る滑稽な余興として過ごすしか無い。
人権を削ぎ落とされ、無残に変わり果てた恥部に装飾を与えられた捜査員達はもう、会場内に流される軽快なクリスマスソングに合わせて壁に沿って並ばされた裸体を踊らせるだけの見世物でしか無い。
助けても、許しても口に出来ず。勝手に裸体が踊る度に生まれる乳首と男根の飾りが不規則に跳ねる予測不可能な快楽に幾ら嬲られても絶頂には辿り着けぬよう首輪に管理された捜査員達はもはや、唯一思い通りに使える瞳を逃げ場を失った欲望で淫猥に蝕まれていく様と共に愉快なダンスを提供するだけの存在でしか無いのだ。

「捜査員さん、楽しんでいるかい? あの時は新規の事業をめちゃくちゃにしてくれてありがとう。お礼に今日は気が済むまで、君が踊っているところを鑑賞させてもらうよ」
「いやいや、まさかあの捜査員さん達がこんな素敵なインテリアになるとはね。全員仲良く曲に合わせて身をくねらせて……医者にとめられてるのに酒も食事もとまらなくなっちゃうよ」
「そんなに目を辛そうに見開いて、ボロボロ泣いちゃって……可愛いねぇ、捜査員さん達。ほらほら、もっと可愛く踊って私達を愉しませてご覧? 気持ち良くなりたくないのにダンスでみっともない乳首とおチ○チン跳ね回らせて、イきたくてもイけないのに気持ち良くされて苦しむ所を、私達にプレゼントしておくれよ、捜査員さん達?」

一方的に浴びせられる言葉の刃に耳を塞ぐことも叶わない捜査員達は小休止すらも挟まずに強要されるダンスを生殺しの淫獄に悶え苦しみながら延々と披露し続け、それを醜悪な表情を浮かべて堪能する悪側に位置する男達は表に出られぬ捜査員達の悶絶を想像しながら愉悦と興奮を膨らませ、幾ら眺めても飽きの来ないダンスをパーティが終わりとなる時刻まで用意された食事を嗜みつつありとあらゆる器官で味わい続けていた。






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意地悪な少年は可愛い兄犬に尻穴を捧げる

2021.12.23.Thu.21:00
年下の少年に隷属させられている事実が、青年に屈辱を覚えさせる。両親同士の再婚によって家族となった少年に、血が繋がってはいないとはいえ弟となった少年に服従させられ、命令を下されている事実が青年に惨めさを抱かせる。
だが、どんなに心を掻き乱されていようとも、青年は眼前の少年には決して逆らわない。指示通りに衣服を脱ぎ捨て、背中で肘から手首までの部分を自ら重ねた腕に施される黒革製の拘束具を無抵抗に受け入れた青年は、自分の歪んだ欲望を暴き意のままに支配する弟に反抗を欠片も見せない。
魂の奥底までもを飼い慣らされた無様な青年は、頭部で震える耳の下で左右の目を発情に蕩けさせ、尖った口の先から欲情に濡れた吐息と共に舌をだらしなく垂らし、自由を奪われた腕の下で薄茶色の尾を左右にブンブンと揺らしながら、ベッドに腰掛けた弟からの命令を床に座り込んだ体勢で従順に待ち続けている。

「あぅ、はふ……わぅ、あぅぅんっ」

人間である自分には無い全身を覆う体毛を汗でしっとりと湿らせながら、被虐を悦んでいる可愛い犬獣人の兄。自分とは形の違う男根を硬く張り詰めさせ、透明な蜜をとろとろと垂れ流しながら痴態を際限無くさらけ出す淫猥な犬に堕ちた兄。そんな兄をわざと次の指示を与えずに放置し、抑えきれぬもどかしさと渇望で勝手に熟していく様を存分に堪能した少年は、今すぐに襲い掛からんばかりに獣欲を溜め込んだ兄に向かって意地悪な微笑みを浮かべつつ床に付けていた足を持ち上げると、すでに衣服を脱ぎ捨てていた下半身を露出させる形となるよう左右の手で太ももを抱え込みつつ、無防備に露出された恥部を目にして分かりやすく発情を増幅させた兄にあどけなさの残る声音で指示を飛ばした。

「しっかり我慢出来たね、お兄ちゃん。それじゃ、良い子のお兄ちゃんにはご褒美だよ。僕のお尻を、思いっきりぺろぺろ舐めさせてあげる。ワンちゃんらしく上手にペロペロ出来たら、次のご褒美をあげるからね? ご褒美が欲しかったら頑張るんだよ、お兄ちゃん?」
「わんっ、わぅぅんっ」

ようやく、この生殺しの状況から解放してもらえる。弟の身体を味わわせてもらえる。
可能な限りに掻き立てられた欲望に理性を突き崩された兄は、ペットのように扱われていることへの悔しさはおろか、義理の兄弟でこんなことをしてはいけないという自らへの制止も忘れて腕を縛められた裸体を動かして弟との距離を詰め、嬉しそうに鼻を鳴らし尾を一層激しく振り乱しつつ、伸ばした舌で丸出しの尻穴を夢中で撫で、ねぶり、貫き始めた。自分の飼い主となった弟の目論見通りに、だ。

「あふっ、んぅぅんっ! 上手だよ、お兄ちゃん……そんなに次のご褒美欲しい? 僕のお尻でおチ○チンずぼずぼして、奥に精液びゅーびゅー出したい?」
「んっ、ぷむあぁっ……出したい、です……んっ、んちゅ……○○様の中で、イきたい、れふぅ……ふむ、きゃうぅんっ」

命令されてもいないのに敬語を使い、弟の自分を様付けて呼ぶ淫らな犬の兄の様子を勃起した自身の男根越しに鑑賞する少年は、尻穴を巧みに襲う兄の舌の悦楽で抜け落ちそうになる腕の力を込め直して足を強く引き寄せつつ、より舐めやすくなった尻穴を突き出しながら言った。

「じゃあ、もっともっと一生懸命舐めなよ、お兄ちゃん。弟に躾けられて何でも言うことを聞くようになった奴隷らしく、気持ち良くなりたい一心で弟の僕の命令に全部従う犬らしく、ご主人様のお尻におチ○チンを入れたがる淫乱だってことを示す為に僕が満足するまでお尻を舐めてよ……本当に入れたいなら、僕と交尾したいなら……当然出来るよね、お兄ちゃん?」
「ふぁぃ、できまひゅ……んぢゅ、はぶぅっ……交尾ひたい、ひたいから、できましゅぅっ……!!」

より苛烈に舌を動かし交尾に掛ける熱量を表わす兄を目と耳と尻穴で感じながら、大好きな兄を自分だけの淫乱奴隷へと陥落させた弟は人間では絶対に出来ない責めを行い絶対に届かぬ腸の奥深くまでを丹念に舐めしゃぶっていく犬獣人の舌がもたらす奉仕の悦楽に浸りつつ、兄から加えられる快楽を出来るだけ多く汲み取る為に足を持ち上げた腕と下腹部に意識を集中し、今にも兄の頭部に精液を放出しそうになっている男根の絶頂を誤魔化し続けていた。






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虎達は幸せな初夜で獣を剥き出しにする

2021.12.22.Wed.21:00
恥ずかしい。今まで欲望に身を任せて数えきれぬ程に、それこそ名前はおろか顔すらも思い出せないような相手にも取った行為に対して、虎獣人の男は脳が煮え立ちそうなくらいの羞恥を募らせている。
嬉しい。羞恥を募らせながらも虎の男は確かな至福と喜びを感じ、壁に着いた手と持ち上げた尾を無意識に期待で震わせつつ真後ろにしゃがみ込んだもう一人の虎に向かってさらけ出した尻を早く苛めて欲しいとねだるように突き出した。
ズボンと下着を脱ぎ捨てた下半身が、無防備に露出させられている。足の間で揺れる興奮しきった男根が透明な蜜を床へと滴らせている様子も、張り詰めた男根の根元でぷるぷると跳ねている睾丸の様子も、窄まった尻穴が物欲しげに収縮を繰り返す様子も、何もかもが背後の虎の目に捧げられている。
そんな淫らで扇情的な光景に、背後の虎は思わず唾を飲み込みつつ息を際限無く荒げていく。壁に手を付いた虎とは真逆に上半身の衣服のみを脱いだ逞しい肉体を発情と欲情に火照らせ、全身の体毛を興奮由来の汗でしっとりと湿らせながら、自分の為に眼前へと突き付けられている恥部を至近距離で観察する虎はその理性を虎としての本能を濃く表わした獣欲と嘘偽りの無い愛しさに蕩けさせていく。
自らの意思で恥部を捧げ、急かすように腰をくねらせつつ尻穴をヒクつかせる虎。夢にまで見た眼前の映像に堪らない幸福を掻き立てられながら、ズボンの中で勃起した男根を脈打たせつつ心と身体を淫猥に昂ぶらせていく虎。二頭の獣を邪魔する物は、何一つとして無い。お互いに隠し合っていた恋心を通じ合わせ、晴れて恋人同士となった自宅での飲み会から初夜へともつれ込んだ獣達の欲を遮る障害はどこにも無い。
その事実を長い時間を掛けて甘く痺れた思考で噛み砕いた虎達は、もう待ちきれないと言わんばかりに尻肉を更に突き出し、それとほぼ同時に左右の手で眼前の尻肉を優しく鷲掴みにしつつ伸ばした舌で刺激を待ち望んでいる尻穴を無我夢中で舐め回し、欲望剥き出しの交尾を貪り始めた。

「んひっ、は、あぁぁ……っ! す、ごい……○○の舌、気持ち良い、上手、だ……んうぅっ!」
「あぁ、先輩……んちゅ、あむっ……先輩の尻、俺、ホントに舐めてる……んむ、はふ……可愛い、声も、悶えてる身体も、俺が舐める度に蠢いてるエッチな穴も、全部可愛いです、先輩……っ!」

自分が初めての相手だと語っていた後輩の虎が、溢れんばかりの愛を込めて尻穴を激しくも丁寧に舐めしゃぶる悦楽に喘ぎながら、壁に手を付いていた先輩の虎は上半身全てを壁に預けた体勢で足をガクガクと心地良さげに痙攣させつつ、熱烈な舌の責めを褒めて自分と後輩の高揚を促す。
入社した時から憧れ以上の思いを寄せていた先輩の虎を、自分の舌で可愛く鳴かせ身悶えさせている事実に充足を抱きながら、後輩の虎は尻肉を掴んだ手に込める力を強めて穴をより舐めしゃぶりやすいよう露出させて一層熱く巧みに舌を這わせ、自分以外にもこんな行為を許していたことを無自覚に示唆する比較ありきの褒め言葉に嫉妬と独占欲を煽られつつ、愛しい先輩を自分だけの物とする為に尻穴へと悦楽を注ぎ込んでいく。

「ふぁ、んうぅんっ! あひ、嘘、なんれ……まだけひゅあな、舐め舐めされてるだけ、らのにぃ! きもひぃ、きもぢぃっ! そんな、イっひゃう、イっちゃうぅぅぅっ!!」

予想を大きく超える快楽の量に狼狽し、求められれば当然のように尻穴への侵入を許していた後輩に出会う前の堕落の日々の中でも迎えたことの無かった尻穴を舐められただけでの絶頂へと上り詰めていく己に困惑しながら、虎は忍耐を意識する余裕さえ間に合わずにその時に達し、爪先のみを床に付けた足をピンと伸ばして強ばらせ表情を幸せ色に染め上げ壁に預けた上半身を勢いよく跳ねさせつつ、壁の低い位置と床に向かって触られてもいない男根から精液を迸らせた。

「ふぁ、あっ、はあぁ……ひゅ、ごい……こんにゃに、きも、ひぃ……っ!」
「先輩? 大丈夫……ですか?」

本人すらも理解が追い付かぬまま至った絶頂に驚き、加減を忘れていた自分に気付いた後輩が尻肉に添えた手を離し尻穴から遠ざけた口で先輩を気遣う言葉を紡ぐ。
だが、当の先輩虎は後輩が自分を気遣う言葉すらももはや認識出来ていない。愛無き交尾を遊びで愉しんでいた頃には絶対に味わえなかった本当の快感がもたらす悦びの虜へと堕とされた先輩は、後輩が距離を取った際に肉体の弛緩に連動して位置を下げていた尾と尻肉を再び力を送り直すことで元の高さに戻すと、初めての後輩をリードしようとしていた決意を跡形も無く失った態度で、潤んだ瞳を背後に向けつつ懇願を口にした。

「おにぇがい、もっろぉ……○○、もっと、してぇ……っ! もぅ、多分入るから。○○の、チ○コぉ……けつに、入れて……じゅぼじゅぼしへぇ……!!」

ついさっきまでの不安を一瞬で払拭する淫蕩な懇願を、焦れる思考を示すように行われる腰振りと共に見せ付けられた後輩。そんな後輩は破裂しそうなくらいに高鳴る心臓の音を聞きながら立ち上がると、尾を出す為の穴に煩わしさを覚えつつズボンと下着を脱いで全裸となり、パンパンに膨れ上がった男根を首を後ろに回して自分を見ている先輩の前で露出させると可能な限りに男根を目で追う視線に改めて可愛いの思いを抱きながら、自分の男根を望んでくれている大好きな先輩虎の淫乱な尻穴をゆっくりと、歓迎の蠢きを行う腸壁の感触と先輩と一つになれた至福を堪能しつつ、願い通りに貫きほじくり回していくのだった。






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最後の慈悲で男は絶頂地獄へと取り残される

2021.12.21.Tue.21:00
「うぅっ! んぐっ、ぶぐぅぅ! んーっ! むぎゅぅぅぅぅっ!!」

男根を模した張型を喉近くまで噛まされた口で焦りと怒りに歪んだ唸りを発しても、助けは訪れない。
張型と一体化している黒革のベルトによって全体にまんべんなく屈辱的な圧迫を加えられている頭部を振り乱しながらじたばたと肉体を暴れさせても、男は自分を捕らえた男達が施してくる追い打ちの拘束から決して逃れられない。
圧倒的な人数差に物を言わせて言葉と舌噛みを禁じる拘束を頭部にあてがい、必死に抗う自分をやすやすと地下室に連行した男達に全ての足掻きを無意味な物へと貶められている男はもう、拘束を目的として作られた黒革の衣服を一切の所持品を没収された裸体へと為す術無く着せられていくしか無いのだ。
手の周りを分厚い黒革で取り囲み指の使用を不可能にさせる。そんな機構を有した衣服を上半身に纏わされた男は、左右の肘から手首までの部分を背中で重ねた状態を衣服と一体化した幾本ものベルトによって強要された上に左右の手を包む黒革に接続されたベルト同士を腹部を通る形で結合され、腕の自由を大きく奪い取られてしまった。
手と同じように黒革を厚くあてがうことで指を使い物にならなくさせる仕掛けを持ったズボンを下半身に履かされた男は、ズボンの各所に取り付けられた短いベルト達を締めることで左右の足を太ももから足の甲まで密着させられ、自力では歩くどころか立ち上がることさえままならない状況へと追い込まれてしまった。
手も足も出せない。しゃべることも許されない。悔しげにくぐもった声を放ちながら、地下室の床を形作る剥き出しのコンクリートの上でのたうち回るしか無い。ほぼ全身を閉じ込める拘束のせいで、男は絶望的なまでに選択肢を削ぎ落とされた無様極まりない姿へと変えられてしまった。
けれど、男を捕らえた男達はすでに逃走も抵抗も行えない男に上乗せの拘束を念入りにもたらしていく。腕を縛める上半身の拘束の上から新たに取り出した数本のベルトをきつく巻き付けて腕を暴れさせることさえも困難にさせ、左右の足を繋いだ拘束ズボンの上から上半身と同じようにベルトを執拗に巻いて跡形も無く動きを没収し、爪先部分に位置する金具と頭頂部を通るベルトに付いている金具を鎖で結んで足を後ろに折り曲げ頭部を限界まで反らした苦しい体勢を強要していく。

「うぅ、む、ぐふぅ……うぉ、むおぉ……っ!」

みっともなく床の上で転げ回ることすらも叶わない。爪先と頭部を結合する鎖のせいで、ぐったりと脱力することさえも認められない。
なりふり構わない試行錯誤も制限された男が、隠しきれぬ苦悶と絶望に歪んだ呻きを漏らして気落ちする。そうして諦めに囚われた男の反応を目にした男達は、拘束の上乗せを切り上げると一際醜悪な笑みを浮かべつつ、無駄な身悶えも思うように紡げない男を転がして右半身を下にした格好を取らせ、拒絶の鳴き声を無視しつつズボンから取り出させた男根に恥辱を味わわせる為の道具を、ローターが内蔵された黒革製のベルトを装着し始めた。

「ふうぅ! むごっ……うぅんっ!」

身体中を圧迫する黒革を軋ませ、爪先と頭部を繋ぐ鎖を鳴らしながら露出させられた男根への悪意を遠ざけようと試みても、無論その効果は無い。
あっという間に男根の根元をベルトで彩られ、ベルトから伸びたコードの先にあるリモコンを操作された男は嫌がる意思も虚しく微弱な振動に屈して男根を惨めに勃起させられ、苛烈に根本へと食い込むベルトの圧迫に痛め付けられながら憎い男達の前に情けなく興奮させられた性器を晒してしまった。
その興奮した男根を鑑賞し、満足げに笑みを深めた男達は先程弄ったリモコンをズボン後ろにある左側のポケットに差し込むと、今度は逆側に男の肉体を転がし、丸出しの男根が冷たいコンクリートの床に触れることで思わず溢れ出た驚きの悲鳴を愉しみつつ、根本に与えた物と同じベルトを亀頭の真下へと手早く緩み無く装着してしまった。

「むーぅっ! んぐ、む……ふぶぅぅっ!」

幾ら制止と哀願を乗せて騒いでも、男達はとまらない。亀頭下にベルトを巻き、張り詰めた男根をズボン内に戻して新たなベルトと連動しているリモコンをズボン右側のポケットに差した男達は、これから始まる恥辱を理解して戦慄する男の表情を堪能しながら左半身を下にさせていた肉体をうつ伏せにさせると、愉悦に満ちた宣言を浴びせつつ弱い振動に設定していた根本のベルトとまだ駆動していなかった亀頭下のベルトのリモコンを最大の責めを男に叩き込む形で操作してしまった。
そして始まったのは、男根を絶えず締め上げ震わせるベルト達による終わりも休憩も無い淫らな地獄。湧き上がる快楽を散らすことも出来はしない、残忍その物な連続絶頂の地獄だ。

「そんじゃ、お休み。俺達はもう寝るから一人で愉しくイき狂ってな」
「明日っからはケツイキの練習を始めるから、チ○コだけでイけるのは今日が最後かも知れないぜ。だから、優しい俺達は最後に思う存分、チ○コで射精しまくらせてやるよ」
「普通の射精、しっかり味わっておくんだぞ? ケツをほじられないとイけない淫乱になったらもう二度とチ○コだけでの射精なんて出来ないから、一晩中ずっとお別れ射精を噛み締めておくんだぞ? 悔いが無いようにな」
「っぶ、むぶぅぅっ!? んごっ、もおぉ! ふーっ! もごぉぉぉぉぉっ!!」

責めの勢いを比べ物にならないくらいに強めた二つのベルトに男根を甘く嬲られながら、残忍な言葉を放ちつつ淫獄を与えてきた男達に我慢も挟めずに絶頂へと追い詰められる様を観察されながら、男は言葉にならぬ絶叫と黒革に封じられた裸体が痙攣する度に生まれる拘束が鳴る音を地下室中に響かせつつ、男達の意に沿って男根だけでのイき地獄へと、本格的に雌に躾ける前の最後の慈悲と称した射精地獄へと、理性と正気を溶かされながら突き落とされていくのだった。






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壁を彩るコレクション達は悶絶の様を無慈悲に愉しまれる

2021.12.20.Mon.21:00
使用人達にはもちろんのこと妻子にすらもその存在を伝えていない自室の隠し階段を下りながら、男が新たに手に入れたコレクションを細めた目で眺め鼻を近付けて匂いを愉しんでいる。
長い階段を下りきった先にある扉を指紋認証とカードキーによる認証を用いて開いた男は、先に手に入れたコレクション達が飾られている壁を満足げに見上げつつ、左手に握った箱から露出している亀頭に向かって優しい声音で残忍な宣告を行った。

「捜査員さん、ここが今日から君が過ごす私のコレクション部屋だよ。君と同じように私に捕まった捜査員や、私を探ろうとしたスパイ達と一緒にこの壁に惨めな亀頭を飾って、これから毎日たっぷりと苛めて弄んであげるからね」

肉体のほぼ全てを本来の体積と質量を無視して片手に収まるサイズに圧縮し、亀頭のみを外気に晒した無様極まりない状態へと変化させる異常な技術が搭載された真っ白な小箱に閉じ込められた捜査員の男は、狂気的な愉悦に満ちた笑みと言葉を浴びせてくる悪の首領からどうやっても逃れられない。
亀頭に伝わる刺激以外の情報を遮断する無慈悲な箱に収納された哀れな捜査員は、悪の首領が自分に寄せる表情はおろか非道な宣言を認識することすらも叶わぬまま、常識では考えられぬ拘束を施された事実にただただ怯えと戦慄と募らせ丸出しの亀頭を惨めにピクピクともがかせることしか出来ない。
ありとあらゆる自由を絶望的なまでに削ぎ落とされた捜査員はもう、首領の思い通りに無防備な亀頭を壁へと飾られること以外、取れる行動などありはしない。先に捕らわれ、同じ亀頭のみを露出させた姿へと貶められた者達と同様に、箱の底面を接触させることで開いた壁の扉の向こうに出現したくぼみへと箱を差し込まれ、くぼみの奥に位置するボタンを押し込まれたことによって作動した機構によって差し込まれた箱を万が一にもくぼみから抜けないよう固定されるしか無い。
箱の縁を抑える複数の板によって壁に陳列された状況を自力では何が起ころうとも覆せないよう確定されてしまった捜査員はもはや、嬉しそうに頷きつつ自分から離れあらかじめ壁の前に用意していたソファーに腰掛けた悪の首領がソファー横のポケットから取り出したリモコンの操作に反応して開始した冷酷な責めに、為す術無く亀頭を嬲り倒されるしか無いのだ。

「さて、皆、今日は新しくやって来た捜査員さんの歓迎会だよ。今日はいつもよりもずっと強くて濃い媚薬をたっぷりと垂らして、嫌ってくらいに亀頭でイきまくらせてあげよう。媚薬が亀頭を撫でる刺激だけで何度も何度もイかせながら、私の気が済むまで絶対に休ませずにイき狂わせてあげながら、許可無しでは射精も出来ないし発狂することも不可能な私専用のコレクションになったことを全員に改めて思い知らせてあげるからね」

付着した部分に強烈な疼きと感情の上昇を誘発する媚薬が、壁の上部に開けられた無数の丸い穴達からじわりじわりと染み出し、見ただけでは分からないなだらかな傾斜を有する壁をゆっくりと滴っていく。
その事実を知る由も無い亀頭達は、もうすぐ訪れる淫猥な拷問に覚悟することも許されぬまま、自らを狭い範囲で上下左右に踊らせるしか無い。幾度と無く悶え狂わされた亀頭達も、新入りである捜査員の亀頭も、無意味でしか無い試行錯誤の様子を悪の首領に提供しながら、決して拒絶出来ぬ媚薬による苦悶を、粘度の高い媚薬で過敏になった全体を撫で回されながら射精無しの絶頂を強要される淫獄を、どうすることも出来ずに受け入れさせられるしか無い。
壁に飾られた何十もの亀頭達は、白々しくからかうような言葉を口にする首領の前で自身を壁を伝って辿り着いた媚薬に飲み込まれ、精液も悲鳴も飛ばせぬ不完全な絶頂地獄を戯れの一環として味わわされるしか無いのだ。

「ほらほら、早く逃げないと亀頭が媚薬塗れになっちゃうよ? 新入りの捜査員さんがそんなのを与えられたら、普通だったら頭がおかしくなっちゃうよ? 他のコレクションの子も、早く逃げないと大変なことになっちゃうよ? その箱に入ってなかったらショックで死んじゃうくらいに気持ち良くなっちゃうよ? ほらほら逃げなきゃ、頑張って頑張って」

無論、首領の所持物に貶められた亀頭達は何処にも逃れられない。媚薬に飲まれても、亀頭の持ち主達は崩壊にも至れない。
至福の情報を改めて噛み締める言葉を嬉々として紡ぎながら、悪の首領は最上部の亀頭に迫った媚薬の動向を見つめつつ聞こえてこないはずの悲痛で淫蕩な絶叫が聞こえてくる程に壁を彩る亀頭達が跳ね回る愉快な光景に思いを馳せ、歪んだ興奮と高揚と共に己の男根を衣服の下で勢いよく膨らませていた。







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捜査員達は力を合わせて快楽を無様に貪る

2021.12.19.Sun.21:00
無様な改造を施された肉体を可能な限りにもがかせながら、悪の手に堕ちた捜査員の男達は異常な拘束からの脱出を試みていた。
すぐ隣にいる仲間と共に視線で励まし合いながら、二人の捜査員は胸で燃える正義の炎を維持しつつ、頭部をめちゃくちゃに振り乱しての足掻きを繰り返していた。
しかし、幾ら努力を行っても二人の肉体に与えられた残忍な拘束と改造は緩む気配すら見せない。捜査員達の首から下を本来の体積を無視して窮屈に閉じ込める壺型をした白い機械は内側で暴れる裸体の動きを受けてもわずかに揺れる程度の変化しか見せず、まるで無駄な足掻きを諦め悪く行ったことへの罰と言わんばかりに、何処にも逃げられない二人の裸体を意に染まぬ発情へと、理性をじわりじわりと蝕む淫欲の肥大化へと自らに備わった機構を用いて追い詰めていく。
その望まぬ発情を嫌がりながら試行錯誤の勢いを強めても、やはり捜査員達は逃れられない。無慈悲な壺の外部へと露出させられた自身の男根が破裂しそうなくらいに張り詰め透明な蜜を零している様子を眼前に見ながら、壺入りの自分達が置かれている台に触れている睾丸を惨めに震わせつつ半狂乱になって身悶えても、疼きに疼いている男根と睾丸を今すぐに刺激したいという無理矢理に増幅させられた淫らな願望からは決して離れられない。
手も足も出せず、床を這いつくばっての移動も叶わず、それ以前に台の上から下りることさえも許されない。そんな絶望的な姿で為す術無く淫猥な衝動に心と身体を苛まれ続けた捜査員達はやがて危機からの解放を求める動きを取ることすらも諦めた状態へと陥り、数時間ぶりに自分達を捕らえ残酷な壺に封じて置き去りにした悪に属する男達が帰ってきた途端、正義の誇りを跡形も無く失った哀願の絶叫を交えて悲痛に快楽をねだり始めた。

「あぁっ、おにぇ、がいぃ! もぉ、もぅゆりゅじで! ひんこぉ! ちん、こ! 爆発すりゅうぅっ!! いじっへ、さわっへ……きもぢよぐ、じでぇぇっ!!」
「だじゅげで、ぐらじゃいぃぃっ!! もぉやら……もぉいやらぁぁぁぁぁっ!! おがじぐなる! あたま、変になるぅ! ぐるっじゃうぅぅぅぅっ!!」

正義の炎が消え去った瞳から大粒の涙を零し、舌が回らなくなった口で悪に対して許しを請う捜査員達。壺の下部から生える形で丸出しにさせられた男根を謝罪の意思を示すかの如く上下に揺らしながら、目から溢れる涙に負けない勢いで透明な淫蜜を次から次へと滴らせていく滑稽な捜査員達。
そうして誰が見ても明らかな屈服に至った愉快な二人の正義が一生懸命に放つ快楽の懇願をしばし無言で黒い微笑みを浮かべつつ鑑賞した悪達は、自分達の計画以上に理性と正気を忘却した哀れな捜査員達に一件慈悲に見える最後のとどめを嬉々としてもたらし、再び部屋を後にしてしまった。
非道な悪達は二人を詰めた壺をそれぞれ逆の方向へと九十度回転させ、蕩けきったお互いの表情が絶えず見える状況を、はち切れそうなくらいに欲望を蓄積させられた二本の男根の亀頭同士が意識すれば触れ合わせることが出来る状況を準備して、自らの意思で待ち望んだ悦楽に好きなだけ溺れられるこれまでとは正反対の淫獄へと捜査員を放置してしまったのだ。

「あぁっ、んぁぁぁんっ! きもひぃ、ぎもぢいぃぃぃっ!!」
「もっろ、もっろぉっ! あぁ、あたんにゃいぃ、上に、上に向けるがらぁっ!! ○○も、ひんこ上にぃぃっ!!」

たくさん快楽を得たい。本能を剥き出しにした願いを実現させる為に男根に込める力を一致させようと協力し合いながら、壺入りの捜査員達は自分と仲間の亀頭がぶつかる刺激のみで絶頂に至る己に疑問すらも抱かずに甘い悦びを追い求め続け、目の前の仲間の顔を、仲間の男根と睾丸を、仲間の裸体の大部分を閉じ込めた冷酷な壺を、噴き出させた精液で淫らに汚していくのだった。






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とどめをねじ込み残忍な男は陥落を待ち侘びる

2021.12.18.Sat.21:00
二の腕を胸部に結び付けた上で左右の手の平を背中側で合わせた状態に固定し、腕の自由を完全に奪っている縄が味わわせてくる食い込みと関節の軋みによる痛みが苦しい。胴体の前で交差させた足首を縛り、強制的に重ねさせた足首と左右の太ももを上半身の縄へと遊び無く繋いでいる縄がもたらしてくる腹部への圧迫と身じろぎすらも許さぬ状況が、硬く丸めた布を詰め込まれ黒色の粘着テープで厳重に栓を施された口から思わず苦悶の呻きを漏らしてしまうくらいに辛い。
下手に縄との格闘を行えば、全身に容赦の無い縄の絞め上げが襲い掛かる。丸出しにさせられた男根と尻穴を隠したくても隠せず、塞がれた口で助けてを乗せた悲鳴を放つことさえも満足に行えない立場に追いやられ、自身の監禁場所に選ばれた地下室からの脱出はおろか拘束からの脱出を試みることすらもままならない惨めな姿へと変えられてしまっている。
そんな八方塞がりとなった男の絶望の反応と、恐怖に歪んだ哀願の眼差しを目にした非道な男は、自分の支配下に堕ちた愉快な男の縄塗れの裸体が黒色をしたマットの上で情けなく跳ねる様を堪能しつつ一切の抵抗を禁じた裸体に嬉々として無慈悲な責め苦を加えた。
それは、縄由来の苦痛を塗り潰し、全ての意識を無防備な尻穴へと集中させる非道な責め苦。絶望と哀願を示しながらも胸の内に残されていた捜査員としての誇りをやすやすと打ち砕き、理性と本能の両方で救いを求めさせるくらいに残忍な拷問。特殊な薬剤を固めて作られた小さな薄桃色の球によって作り出される、気が狂う程の痒みを用いた尻穴への冷酷な地獄だ。

「むぐっ、ぶふぅ! うぶっ、んみゅぅぅぅ!!」

痛々しく見開いた目から涙を零し、口内を埋め尽くす布と黒いテープの栓ごしにくぐもった絶叫を発しながら、捜査員の男はいやいやと顔を振って慈悲をねだりつつ尻穴を嬲る痒みから抜け出そうと裸体をじたばたともがかせる。身体中から噴き出した汗を周囲に飛ばし、縄を耳障りに鳴らしながら、捜査員は憎んでいたはずの悪の男に対して心の底から許しを請いつつ自覚出来るくらいに収縮を繰り返し痒みにいたぶられている尻穴を慰めようと努力する。
もちろん、捜査員がどんなに頑張っても縄は解ける気配さえ見せない。捜査員が半狂乱になって助けを欲しても、捜査員を転がしたマットの横にあぐらをかいて腰掛けている悪は薄い青色のゴム手袋を嵌めた右手を休み無く動かして痒み薬を固めた球をつまみ上げ、温度と水分を受けて溶けきった球と半分溶けかかっている球による痒みに蹂躙されている腸内へと新たな球を次から次へと、無意識に嫌がって窄まる肛門をこじ開けつつ押し込んでいく。

「むーっ! ぶぐ、うぶぅぅぅ!! ぐふ、ぶぅ、ぶぉぉぉぉっ!!」

何処までも強まっていく痒みに悶絶し、縄の痛みも忘れて鳴き喚きつつめちゃくちゃに裸体をよじらせる捜査員。痒みを誤魔化す為の手段さえも没収された裸体をガクガクと痙攣させながら、肛門を貫く悪の指に屈して新品の痒み薬を腸壁でしゃぶらされていく滑稽な捜査員。
終わりの見えない屈辱と恥辱に苛まれながら、思考を痒いで満たされる。そんな地獄が助けの望めぬ地下室で数時間に渡って続いた頃、不意に捜査員は尻穴に痒み薬を追加され続ける責めから解放された。悪が慈悲を見せた訳では無い。責めの前に用意した痒み薬の球を入れていた金属製の容器が、空となったからだ。

「ぐふ、んふうぅ……! んぉ、ぶぐうぅ」

何故かは分からないが、苦しみが和らいだ。理由を追及し原因を把握する力も失った脳で安堵を募らせながら、捜査員は快楽の上乗せから解き放たれた尻穴を、長時間に渡る痒みによってヒクつき続け閉じきることも出来なくなったはしたない穴をパクパクと嬉しそうに開閉させる。
そうして痒みが消えた訳でも無いのに悦びを表わし、濃厚な体臭を漂わせている火照りきった裸体を悶えさせている捜査員を眺め醜悪な笑みを浮かべた悪の男は、痒み薬と腸液に汚れたゴム手袋を慎重に空になった容器に放り込むと少し離れた位置に準備していたとどめ用の器具を右手に持ち、そのまま何の躊躇いも無く崩壊寸前となっている捜査員の尻穴の奥深くへと潜り込ませた。

「もごぉっ!? うぶ、むぅぅぅ!!」

痒み薬よりも大きい球を連ねた棒が、痒みを紛らわせる刺激を欲しがっている腸壁を擦り上げながら根本までを尻穴に侵入させる。
その侵入に怯える捜査員は、これから始まる更なる苦しみと辱めに打ちひしがれつつ、どうすることも出来ぬ事実を受け入れた諦めを憔悴しきった思考に抱く。
それらの最高に弄び甲斐のある痴態を独り占めし目と耳と器具を握った右手で存分に堪能しながら、悪の男は捜査員が覚悟した責めを何一つとして注がず、尻穴を責め立てる痒みに耐えきれなくなった捜査員が自らの意思で縄に縛り上げられた裸体をくねらせる時を、体内に差し込まれた棒を自分自身の身悶えで動かしどこもかしこも痒くて堪らない腸壁を夢中で抉り倒す無様その物な自慰に浸り出す時を、まだ萎えている捜査員の男根が震える光景を見つめつつ無言で待ち侘びていた。






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己の優秀さに酔いながら科学者はヒーロー達を淫らにお仕置きする

2021.12.17.Fri.21:00
突然の仕事が入り予定していた一時間後を大きく超えた三時間後に地下室へと戻ると、ヒーローさん達は三時間前立ち去る直前に僕が言い渡した命令を守りきれずに意識を手放し、二人仲良く目を虚ろに開き拘束された裸体を痙攣させた状態でみっともなく失神姿を晒していた。

「あぐ、んも……うふ、あうぅ」
「んぉ、むふ、あぅ……むぐぁっ」

僕が生み出した技術で呼び出したくても呼び出せなくされたヒーロースーツに色を合わせた棒状の枷を噛まされている口から唾液と一緒にいやらしく歪んだ苦しそうな唸りを漏らしながら、ヒーローさん達は地下室の床に敷かれた分厚いマットの上でピクピクと身体を跳ねさせている。
僕が帰ってきたことを視認することも出来ない目から涙を零し、パンパンに膨張しきったまま三時間ずっとイき続けていたであろうおチ○チンを脈打たせつつ、時折透明な体液すら吐き出せない不完全な絶頂へと無意識で上り詰める無様なヒーローさん達。スーツ無しでもある程度は戦えるであろう逞しく鍛えられた筋肉質な裸体に口枷と同じくスーツに色を合わせた革製の頑丈なアームバインダーを装着され、背中で伸ばしきった状態に固定された腕を無意味に暴れさせながらどうすることも出来ずに二人きりで気を失うまでイき狂い続けた惨め極まりないヒーローさん達。
そんな二人が晒す痴態をしばらく堪能した僕は、自分が一時間後に戻るという去り際の約束を反故にしたことを棚に上げて自覚出来るくらいに醜悪な笑顔を浮かべると、僕の言い付けを破った悪い二人のヒーローに罰を与えるべく、白衣のポケットに突っ込んだ左手で二人にあてがったエッチな機械の出力を最大の物へと引き上げてやった。
聞こえていないことを承知でイきまくりながらの惰眠を貪っている二人に残酷なお仕置きを宣言しつつ、僕は悪に属する科学者である僕の実験体兼玩具に堕ちた哀れなヒーロー達に、二回り以上年下の僕にただただ弄ばれるだけの存在と化した滑稽な男達に、許可無く至った惰眠の継続すらも不可能になる淫獄を叩き込んでやったのだ。

「僕が帰るまで勝手に寝ちゃダメだって言ったでしょう、ヒーローさん達? こんな簡単なことも守れないヒーローさん達には、きつーいお仕置きだよ。壊れてもちゃんと直してあげるから、壊れるまで僕の前でイき続けなさい。お尻に固定した僕の自慢の機械で二人一緒にイき狂って、正義のヒーローとはとても思えない声で鳴き喚きながら射精無しの絶頂を迎え続けるんだよ? 良いね?」
「っぎゅぅぅ!? あごっ、んむぉぉぉっ!?」
「ふびゅっ、もごぁぁぁっ!? ふっ、んむぅ!? うーぅっ、あむぅぅぅぅっ!!」

尻穴にねじ込んだ機械がその出力を上げ、腸壁を中心にした暴力的なまでの悦楽の波を自由を奪われた裸体全体に送り込み始めた途端、ヒーローさん達は勢いよく目を見開きつつそれまでとは比べ物にもならない短い間隔で絶頂に至り出し、一気に覚醒へと導かれた思考で苦悶と絶望に満ちた絶叫を紡ぎ始めた。
そうして眠りから引きずり出された二人のヒーローが、マットの上でのたうち回りつつ息を整える暇さえ認められずに絶頂を休み無く迎える様子を笑って見下ろし、僕の存在に気付いた二人が縛められた裸体を動かし慈悲を欲して縋り付こうとするのを立ち位置を変えて躱し誇りを捨てて寄せられる哀願の悲鳴を聞き流しながら、僕は僕に近付く余力すらも無くしつつ崩壊へと追い詰められていく二人を視覚と聴覚と嗅覚で味わい、幾ら砕けようとも僕の技術ですぐに修復出来る理性と正気が一時的とはいえ淫蕩に破壊されていく過程を、発狂すらも救済には繋がらなくさせる自分の優秀さに酔いしれながら完全な瓦解が訪れる時まで愉しみ続けていた。






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武人は従順で淫猥な犬へと作り変えられる

2021.12.16.Thu.21:00
悪を憎み、己の肉体一つで邪な者達を打ちのめしてきた気高き武人の面影はもう、何処にも無い。
手足を彩る逞しき筋肉の鎧は、ふわふわの白い毛に覆われている犬の足を模したグローブとブーツを強調するだけの存在でしか無い。美しく割れた腹筋と引き締まった尻肉は、はしたなく興奮しきり透明な蜜を零している男根と醜悪なイボを無数に生やした張型を奥深くまで飲み込んでいる尻穴から垂れ下がった白い犬の尻尾飾りを引き立てる材料でしか無い。鋭き眼差しで悪を射抜き、静かなる正義の怒りを放っていた男の目と口はもはや、頭部にあてがわれた白い犬の耳飾りに合わせた甘える目線と、悦び色に塗れた熱い吐息を零すだけの器官へと成り下がっている。
卑劣な敵の罠に嵌まり、育て上げた技の数々を持ってしても決して拒めぬ強力な催眠効果を有した音波でこれまでの自分を跡形も無く塗り潰された今の男は、畏怖と敬愛を寄せられる武人ではない。今の男は、自分が人間であることさえも忘れさせられた従順にして淫猥な犬だ。
己の全てを無慈悲に作り変えられた哀れな男は、嫌悪していたはずの悪の首領に心からの忠誠を誓い、嘘偽りの無い愛情と欲情を膨らませる無様な飼い犬でしか無いのだ。

「はっ、はぉ、んぉんっ……」

自分を支配する主に対して無理矢理に植え付けさせられた大好きの感情を何の疑いも無く胸に募らせながら、男は時折抑えきれぬ淫蕩な鳴き声を漏らしつつ命令に従って鼻での呼吸を繰り返す。
言い付けられた通りに腹筋と張り詰めた男根を見せ付ける形で足を大きく開いた中腰の体勢を取り、胸筋の上ではしたなく自己主張している男の物とは思えぬ程の長さへと育成された乳首を犬の装飾を纏った裸体に震えに合わせてぷるぷると揺らしながら、男は胴体を左右から挟み込む位置となるよう折り畳まされた腕の高さを維持しつつ、ベッドに腰掛けた主が眼前に突き付けた男根の淫臭を一生懸命に嗅ぎ、愛しい匂いがもたらす至福と主の指示を忠実に守っている事実が覚えさせてくる歪んだ愉悦に浸っている。

「ぅふ、んぁ、わぅ……あぉぉ……んっ」

惨めな犬の姿を当然の物として受け入れ、人間の言葉を禁じられた口で迷い無く犬の鳴き声を発し、鼻腔を甘く嬲ってくる淫臭によって際限無く積み重なっていく発情が味わわせてくる苦しみすらも幸せとして認識しながら逞しき裸体を何処までも火照らせていく滑稽な犬の男。自分を幾度と無く雌犬へと貶め、快楽の淵へと追いやった主の男根を潤んだ瞳で物欲しげに眺めながら、だらしなく開いた口から垂れ下がった舌を無意識に眼前の男根の方へと伸ばしている無様極まりない犬の男。
そうして愉快に発情を高め、意識全てを男根と男根が生み出す悦楽に征服された犬を存分に堪能した非道な悪の首領は、横目で時計を眺め匂いを嗅がせ始めてから三十分が経過したことを把握すると、ベッドの上に置いていた左右の手を動かして犬の頭部を引き寄せながら、舌を男根へと触れさせずにしっかりと我慢出来たご褒美と称して次の生殺しを嬉々として与えた。

「はい、よく頑張ったね、○○。それじゃ今度は、お口に私のおチ○チンをくわえさせてあげよう。絶対に、舐め舐めしちゃダメだよ? 口の中に入れた状態で舐めずにまた三十分耐えられたら、○○が大好きな私のおチ○チンをたっぷりとぺろぺろさせてあげるからね? ぺろぺろさせて欲しかったら、ちゃんと我慢するんだよ、分かったね?」
「んぐ、あむぅ……はむぅんっ」

舌の上に主の男根が乗っているのに、奉仕を行うことは許されない。元の形を留めぬ程に改造された本能が求めるままに舌を這わせたいのに、新たな命令を下された犬は口内を喉近くまで貫いた主の男根をうずうずと小刻みに跳ねる舌のベッドで受けとめることしか出来ない。
ただ淫臭を吸入させられるだけの責めから、男根の味を直接感じているのにその味に浸ることは認められない責めへと突き落とされた男は、一層激しく膨らんだ欲望に目を剥いて悶絶しそんな悶絶すらも被虐の幸福へと変換しながら、必死で舌に制止を送りつつ体勢が崩れないよう保つ努力の様と、体内で暴れ回る出口を見失った淫欲の勢いを表わすかのように腸壁を蠢かせて尻穴を穿つ張型と繋がっている尻尾を上下に情けなく振る光景で自分の何もかもを掌握した主を愉しませ、悪と対峙していた頃の自分をまた、己の手が届かぬ場所へと追いやっていくのだった。






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スパイは愛しき隊長を淫らに占有する

2021.12.15.Wed.21:00
「隊長。起きてください……隊長」

左の頬を軽く叩く感触と共に、自分を呼ぶ隊員の声が聞こえた。
その声の主は、今この時間にここにはいないはずだ。建物の外で見張りを行っているはずだ。その情報をまどろみから覚醒した思考で思い出した男は、何かあったのだろうかと判断しつつまぶたを開き、隊員の報告を聞く体勢を取ろうとする。
だが、それよりも先に隊長と呼ばれた男は自分に訪れた異常を嫌でも認識させられ、微笑む隊員の前で隠しきれぬ狼狽の反応を晒した。

「な……これは……っ!?」
「あ、やっと起きましたね、隊長。一番厄介な方だから縛っている間に絶対起きないよう他の隊員よりも強めのお薬を食事に盛っておいたんですけど……少しやり過ぎだったかも知れませんね」

愉しげな声音でさも当然とばかりに拘束を与えた事実と薬品を摂取させた事実を告げる隊員と、意識を奪われている間に没収された衣服の代わりに施されていた厳重な縄拘束に焦り驚愕する隊長。しかし、隊長である男は思わず漏れ出た狼狽を一瞬で鎮めると、嬉しそうな笑顔を浮かべて自分を見下ろす隊員に怒りを乗せた言葉を縄に縛められた裸体を暴れさせつつ口にした。

「貴様っ……これは何の真似だ! 今すぐ解け、今ならまだ質の悪い冗談で済ませてやる!」

隊の全員から優秀さと素直さを買われて目を掛けられていた隊員による予想外の反逆に大きな失望と戦慄を抱きながら、隊長である男は縄との格闘を必死で繰り返す。逞しく鍛え上げられた裸体から逃走と抵抗の選択肢を一つ残らず奪っている、二の腕を胴体に繋ぎ背中で左右の手首を縛る上半身の縄と、左右の足の甲から太ももにかけてをきつく一つに括る足の縄をぎちぎちと軋ませながら、隊長は丸出しの男根をぶるぶると振り乱しつつ縛めからの脱出を試みる。
しかし、隊員はその鋭い怒りの叫びを浴びせられても眉一つさえ動かさない。今日のように数週間に一度の割合で発生する食事当番と見張りの当番が被る日がやって来ても文句一つすらも零さずに手早く当番をこなす従順にして勤勉な隊員の仮面を投げ捨てた男は、無意味に暴れる隊長の様子を愉悦を露わにした表情を保ちつつ堪能し、己の本当の立ち位置を視覚で理解させる思惑も込めて左右の手に特殊な手袋を、敵国の印が刻み込まれた非道な機械仕掛けの手袋を嵌めた。

「っ!? それ、は……っ!?」

何年も共に同じ隊の一員として過ごし、たまに上下関係を越えた茶化し合いなども行った相手が、大きな信頼を寄せていた仲間が、敵側の人間だった。
信じがたい情報を突き付けられ、嫌でもこの縄が悪趣味な冗談による物ではないと思い知らされ、裏切られた衝撃と敵の手に堕ちた絶望に打ちひしがれる隊長の男。そんな男の姿を目にして笑みの黒さを一層深めた元隊員の男は、分かりやすく恐怖する隊長を転がしたベッドに自身も上がりつつ、これから始まるある意味死よりも残酷な恥辱の日々を説明しながら、何処にも逃れられぬ裸体に先程嵌めた手袋を用いた責め苦をもたらし始めた。

「ふふっ、安心してください。他の隊員は多分悪くて実験体、良くて肉便器程度の扱いになるでしょうが隊長だけは別格ですよ。何せ、今回の作戦が成功した際にその褒美として貴方を占有させてもらえるようことあるごとにお願いをしていましたから、きっと間違い無く隊長は私だけの玩具になれますよ。希望通りにそうなったら、スパイとして潜入していた時からずっと気になってたこの逞しくていやらしい身体を毎日たっぷりと苛めてあげますよ。こうして私の国特製の拷問手袋で気持ち良く嬲ったり、じっくりと解したお尻を私のモノで征服してあげたりして、隊長の全てを私無しでは生きられない可愛い淫乱へと絶対に、躾け直してあげますからねぇ」
「っぎ!? ふぃ、んぉぉっ!? やっ、やめ、んあぁ!! やめぇぇぇぇーっ!!」

手袋を装着した左手の親指と人差し指に摘ままれた右乳首に走る強烈な悦楽の電流に身悶え、右手を被せられた途端に作り出された気が狂う程の快感と発情に為す術無く勃起させられた男根を苦しげにビクビクと脈打たせつつ甘い絶叫を放ち出した男の痴態を愉しみながら、数年間手を出さずに溜め込んだ劣情を吐き出せる時をようやく手に入れた敵国の男は悶絶をより味わう為に動きを封じた足の上へと腰を下ろし、淫猥な機構を内蔵した手袋を最大限に利用して自分にいたぶられることしか出来ない隊長の左右の乳首と男根を別室で他の隊員を弄んでいるであろう本当の仲間達の存在すらも忘れて容赦無く好き勝手に責め嬲り、これまでの関係を逆転させられ何もかもを支配された隊長を意のままにイき狂わせていくのだった。






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真逆の二人は同じ悶絶を無様に繰り広げる

2021.12.14.Tue.21:00
あの少年怪盗が、予告状を出しておきながら現場に現われることが無かった。テレビのニュースはその話題で持ちきりとなっている。
初めて諦めたのか、それとも予告状は偽物による悪戯だったのか。考えても答えの出ない議論を、ニュースキャスターやコメンテーターが好き勝手に画面上で話し合っている。
そんな中、昨夜怪盗と対峙する為に動いていた少年探偵は宿敵である怪盗を救い出すことを目的とした行動を予告状を出された屋敷内で取っていた。
あの怪盗が諦めるはずが無い。幾度と無く予告状の実物を目にした自分には、偽物ではないとはっきり言える。そして何より、屋敷の主の態度や発言がまるで怪盗が盗みを達成することはないと看破しているように感じられた。
推理と経験と直感、及び密かに屋敷の主へと取り付けた発信器を元にした情報で隠し階段を発見した少年探偵は、自身の足音と背後の気配に注意しつつ警戒にあたった自分と警察にも存在を隠されていた地下空間へと接近していく。
仮に怪盗がいなかったとしても、この先には後ろ暗い何かが待ち受けている。そんな確信を募らせながら、少年探偵は長い階段を慎重に下りていく。
そうしてたっぷりと時間を掛けて階段を下りきった先にあったのは、金属で作られた分厚い扉と、強化ガラスで仕切られた扉の小窓部分から見える哀れな少年怪盗の姿で。鼻から下を黒いラバーに隙間無く包み込まれ無理矢理に着せられたラバースーツの機構で左右の手を胴体の横に、きっちりと左右を揃えさせられた足を後ろに折り曲げた状態に固定された少年怪盗がスーツの上から巻き付けられた黒革の首輪と床に取り付けられた金具を繋ぐ短い鎖を鳴らしながらもがく様を目にした少年探偵は、すぐさま拘束から解放しなければと決意し施錠された扉との格闘を開始した。
想定すらもしていなかった侵入者を捕らえる仕掛けが探偵を襲ったのは、その直後だった。
内部にチップが埋め込まれている専用の鍵を用いることでしか解錠出来ない扉を有事の際にと習得した鍵開けの技術で開こうとする探偵の動きを察知した扉と地下空間が、ついさっき探偵が下りてきた階段を前触れ無くせり上がらせ退路を完全に断った。その轟音に驚き、思わず振り返った探偵が自分も閉じ込められたという事実に辿り着くよりも早く、次の仕掛けが逃げ場を失った少年探偵をあっという間に包み込む。
階段をせり上がらせることで生まれた壁に開けられた穴達から噴射された霧状の催眠薬を呼吸の度に嫌でも吸い込まされる状況へと追いやられた探偵は、先程の轟音で自分の存在に気付いた怪盗が絶望の眼差しでこちらを見つめる様子を虚しく見つめ返しながら、為す術無く意識を深い眠りへと誘われていく。

「っ、うぅ……あ、うあぁ……っ」

とうとう体勢を崩し、打ちひしがれる顔すらも見えなくなった探偵が倒れているであろう扉の先に涙に潤んだ瞳を向けながら、怪盗は自分と同じように退路を断たれ催眠ガスの中に閉じ込められた宿敵に決して届かぬ謝罪の思いを抱きつつ、遠目に見ただけの探偵からはうかがい知ることの出来なかった拘束スーツの機構に屈して、意に染まぬ絶頂へとまた押し上げられてしまっていた。




少年怪盗が姿を消した。ほぼ同時に少年探偵も姿を消した。
そんな話題が世間から忘れ去られる程の時が過ぎた今でも、二人は屋敷の主しか存在を知らぬ地下室で抗えぬ肉体をただただ嬲られ続けている。
怪盗であるが故に助けてくれる味方などおらず、怪盗を助ける為という公には出来ない目的を言えぬまま一人で突っ走った所を捕らえられてしまった探偵は、救助への期待も出来ぬまま黒色のラバーで形作られた拘束スーツに詰め込まれた幼き裸体を首輪と床を結ぶ鎖に甲高い音を立てさせつつ悶え狂わせるしか無い。
両腕を胴体の横に維持させられ、一まとめにされた足を伸ばすことも禁じられ、口を覆うラバーの内側に生えた男根型の棒を噛まされたことでしゃべることを封じられた二人の少年は、お互いを慰める言葉さえ紡げぬままスーツの乳首と男根付近にあてがわれた機械の絶え間無い振動に屈して二人仲良く断続的な絶頂へと、自分達を捕獲した非道な主が満足するまでは休憩さえも認められない甘い快楽の地獄へと、突き落とされ続けるしか無いのだ。

「んーっ! んぐっ、むぐぅぅぅっ!!」
「うふっ、むぶぅぅんっ! んむ、むー! うぎゅぅぅぅぅぅーっ!!」

探偵と怪盗。真逆の存在でありながら同じ隷属の立場に貶められ、二人一緒に我を忘れた悶絶の表情とラバーを軋ませつつの身悶えを地下室で繰り広げる少年達は、外の世界での自分と共に人間としての己を跡形も無く溶かし尽くされつつ、今日も二度と消えぬ程に服従を刻み込まれた心と身体で自分達を淫獄に放置していった冷酷な主の帰還をただひたすらに、悲痛に、待ち侘び続けていた。






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不良少年は大嫌いな堅物の唇を奪う

2021.12.13.Mon.21:00
「あ? これって……」

いつも通りに立ち入り禁止とされている屋上に無断で足を踏み入れ授業をサボった不良少年は、いつものように散らかした煙草の吸い殻を片付けることすらせずに夜が近付き賑わい始めた街へと赴く為にほぼ無人となった校舎内を歩いていた。
そんな不良少年の足に当たったのは、一台のスマートフォン。見覚えのある、それどころか疎ましさを想起させる程に見慣れた、風紀委員長を務める同級生のスマートフォンだった。
目障りな相手が落としたであろうスマートフォンをしばし見下ろした不良少年は、意地悪な笑みを浮かべながらしゃがみ込み右手で黒を基調にした飾り気の無いスマホを拾い上げると、そのまま何の躊躇いも見せずに電源を入れ、自分の喫煙の証拠を幾度と無く写真として押さえられた際に盗み見て覚えたロックを解除すると、中に収められたデータを愉しげに漁り始めた。
鬱陶しいあいつの弱みを握って、二度と自分の邪魔を出来ないようにしてやろう。そう考えながら、不良少年はスマホの中身を次々と確認していく。几帳面にフォルダ分けされた写真達を手早く眺め、嫌いな相手を黙らせる材料を追い求める。そうして嬉々として他人の情報を手に入れていく中で、不良少年は一つのフォルダを開いた直後に思わず指をとめた。と同時に、不良少年から見て右側から戦慄と驚愕に染まった声が聞こえた。

「あ……っ!?」

その声の主は、スマホの持ち主である風紀委員長の少年。落としたスマホを探して学校まで慌てて戻ってきたのであろう、息を切らした少年だった。

「それ、僕のスマホだ。君が拾ってくれたのか……礼を言うよ、ありがとう」

ついさっき見せた狼狽を一瞬で押し殺し、少年は自身のスマホをてにしている不良に対して感謝を告げつつ返してくれの意思を乗せた右手を差し出す。
しかし、不良はそれに応えない。不良は差し出された右手の真上に自らの左手を差し出し、自分を驚かせた写真を被写体である少年に向かって見せ付けた。

「いやー、驚いたぜ。まさかあのお堅い風紀委員長様が、こんな写真を撮ってスマホに入れているなんてな」
「っ! あ、それは……っ」

ニヤニヤと笑いながら写真を見せてきた不良に言い訳を紡ごうとする口は、何一つとして言い訳を紡げない。
意味のある言葉を発することを禁じる際に用いられる穴の開いた赤いギャグボールで自らの口を塞ぎ、両手首と足首に自らの手で巻き付けた黒革の枷に鎖を繋いで四肢に拘束をもたらし、自宅の床に固定した極太の張型を己の尻穴で深くまで飲み込んで淫らな興奮と悦びを露わにしている様を収めた写真を見せられている状態では、何を口にしても良い訳になどならない。
見られた、知られた。よりにもよって普段規則違反を強く咎めている不良少年相手に秘密を握られた。
絶望し、恐怖に身を震わせ、打ちひしがれている少年。そうして滑稽なくらいに怯え切っている少年に対し、不良少年はついさっき思い浮かばせていた弱みを実際に握った時に浴びせたい言葉達とは全く別の言葉を、無意識に掠れさせた声で放った。

「悪いけど、風紀委員長様のいやらしい写真……ぜーんぶ俺のスマホに移しちまったから。これを学校中にバラされたくなかったら……写真に映ってることを俺に直接やらせろよ。もちろん、こんな自力で外せるような拘束じゃなくて、絶対に自分じゃ外せないよう拘束した状態でな……」
「い……」

思わず発しようとした拒絶の返事を従うしか無いと思い知らされた理性と、本気の拘束に期待を寄せる淫らな本性で押し留め、不安と欲情に満ちた目で自分を見上げつつ制服のズボンの中で男根を抑えきれぬ興奮に滾らせている風紀委員長の少年。そんな少年を目で愉しみ、重箱の隅を突くかのようにあれこれと規則違反を指摘してきた相手と同じ人間とは思えないくらいの可愛らしく淫らな痴態をこれから独占出来る優越感に浸る不良少年は、自分が主であると躾ける意味を込めて煙草の香りが残る唇で嫌っていたはずの少年の唇を奪い、怯えと淫欲の間で揺れる少年の思考を発情一色に塗り潰していくのだった。






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展示品達は来館者の前で淫猥に悶え苦しめられる

2021.12.12.Sun.21:00
目を覚ますと、男達は今日もお互いの口を連結され、二つの尻穴を淫具と鎖を用いて結合されている状態を与えられていた。
先に意識を取り戻していた男と後から目覚めた男は、涙に潤んだ瞳で視線を交わし絶望と恐怖と焦りを共有しつつこの辱めから逃れようと肉体を必死でもがかせ始める。顔の下半分を覆う黒革の本体に輪状の金属が取り付けられた開口具同士を接続された口から漏れる怯え色の唸りを相手の口内へと流し込み、唯一の呼吸孔にされた鼻から放たれる息で文字通り目と鼻の先にある相手の顔をくすぐりながら、男達はじたばたと試行錯誤を繰り返す。
しかし、二人が幾ら頑張っても状況に変化は訪れない。頑丈な黒革製の拘束具によって窮屈に折り畳んだまま伸ばせないようにされた上に、拘束具の表面に位置する金具と自分達が乗せられた台の上部に存在する金具を幾本もの鎖と南京錠で繋がれた手足は肘と膝で肉体を支える四つん這いの姿勢から抜け出せずどんなに暴れさせても意味のある行動を何一つとして手繰り寄せられない。精々出来るのは、自分ともう一人の肉体をすっぽりと囲う形で被せられた強化ガラス製の四角い蓋の天井に固定された丸い金具に通された鎖を用いて結ばれている釣り針のような形状をした淫具に貫かれている自らの尻穴を無駄に苛めることと、どう足掻いても自力では振り払えぬ拘束達に打ちひしがれながら左右の乳首に貼り付けられた吸盤状の透明な淫具と男根に巻き付けられた黒いベルト状の淫具から伸びたコードを情けなく揺らめかせることだけ。
理不尽に捕らわれ、台の上に飾られ、淫具をあてがわれた恥部を無防備に露出させられている男達はもう、自分達をこの辱めに追いやった者達の思い通りに無様な痴態を見世物として扱われるしか無い。昨日の恥辱から一晩経っても抜けきらない程に強化ガラスのケース内へと充満したお互いの淫臭を呼吸の度に嗅がされ、舌噛みと言葉を禁じる開口具内へとチューブを用いて少量ずつ注ぎ込まれる栄養剤混じりの媚薬を摂取させられている男達はもはや、絶え間無い発情に苛まれている抗えぬ肉体を朝十時の到来と同時に起動する淫具達の責めによって為す術無く嬲られるしか無い。
悪が所有し、悪を容認する一部の金を飽かせた好事家にしか公開されていない異常な美術館の展示品へと貶められた捜査員の男達は、同じ淫らな展示品の立場に追いやられた者達と共に、足を運んだ来館者の目と耳を悦ばせる悶絶を提供するだけの役目を閉館の時刻である午後五時が来るまで、快楽を拒む意に反して全うさせられるしか無いのだ。

「うぅっ、んぐぅぅっ! あぉっ、えぉ、んもぉぉぉっ!!」
「はっ、はおぉ! おっ、ほぉ、んぉ、あぉぉぉぉっ!!」

乳輪ごと乳首を振動させる吸盤の刺激が気持ち良い。男根に巻き付けられたベルトの振動が気持ち良い。異物を難無く飲み込めるように躾けられた尻穴を小刻みに震わせる淫猥な釣り針が堪らなく気持ち良い。来館した好事家達が浴びせてくる愉悦色の嘲りすらも認識出来ない程の快感に翻弄させられる捜査員達は、遠くから聞こえてくる他の展示品達が放つ絶叫を掻き消すくらいの甘い鳴き声を仲良くお互いの口に響かせ合いながら悪を憎む正義の心と人間としての矜持を擦り減らされ、代わりに非道な組織を潤す淫猥な展示品としての自覚をじわじわと、けれど二度と消えぬ程に深く刻み込まれていくのだった。






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非道な悪は屈した青年達を残酷に踏み付ける

2021.12.11.Sat.21:00
柔らかく、肌触りも良く、通気性も良い薄桃色をした分厚いクッションに、青年達が二人並んで顔面を埋めている。
だが、その行為は二人が望んで取っている物ではない。むしろ青年達は、今すぐクッションから顔面を離し呼吸をわずかでも楽にしたいと願いながら、肉体をじたばたともがかせている。
しかし、二人の願いも虚しく状況は何一つとして変えられない。青年達はその心地良い感触とは裏腹に思考を掻き乱す程の息苦しさを味わわせてくるクッションから顔面を遠ざけることはおろか、自分と仲間に許しを欲しているかのように頭部を深く下ろした体勢を強要し甘く辛い苦悶をもたらしている器具達から逃れることも叶わない。
左右の腕をすっぽりと包み込み背中側で伸ばしきった状態を維持させる黒革製のアームバインダーを装着され、アームバインダーの指先部分に存在する金具と地下室の天井に打ち付けられた金具を鎖と南京錠で結合された青年達は、自由を奪われた腕を限界まで持ち上げさせられた格好から抜け出せない。左右の足を強制的に折り畳ませ伸ばすことを禁じる黒革製の拘束具を与えられ、その拘束の表面に取り付けられた金具と黒革の首輪の前部に位置する金具を腕と同じように鎖と南京錠を用いて繋がれた青年達は、絶えず走る腕の軋みを和らげることも許されぬまま、仲間と共に為す術無く悶え苦しみ続けるしか無い。
手足に加えられた縛めのせいで顔面をクッションに押し付ける姿に裸体を固定された青年達はもう、黒革の板と男根を模した張型が一体となっている枷によってしゃべることと呼吸を封じられた口でくぐもった悲鳴を発しながら、唯一の呼吸孔にされた鼻を酷使してクッションを通した空気を一生懸命に貪るしか無い。身動きを絶望的なまでに制限されありとあらゆる選択肢を叩き潰された青年達はもはや、左右の足に施された拘束のポケットに差し込まれたリモコンからの電力と指示を受けて駆動するローターが内蔵された黒色のベルトを根本と亀頭の真下に巻き付けられた男根を絶え間無い振動に嬲られながら、アームバインダーの肘部分の金具に接続された鎖の先にあるフック状の器具に貫かれた尻穴を男根の刺激に耐えきれず裸体が跳ねる度にぐりぐりと激しく抉られるしか無い。
拘束と格闘することもままならず、下手に身をよじれば尻穴への苛烈な恥辱が訪れる。そんな状況を男根への意に染まぬ悦楽と共にもたらされた青年達は、すぐ隣にいる仲間の方に顔を向ける余力も削ぎ落とされたまま、どうすることも出来ずに鼻を間抜けに鳴らして酸素を追い求めつつ男根を絶頂へと導かれ吐き出した精液で足の間に位置する部分のクッションを淫らに汚し続けることしか出来ることなどありはしないのだ。

「うぐぅぅーっ! むごっ、もごぉぉぉっ!!」
「ふぐ、ぶむぅぅんっ! うふっ、むふっ、みゅぅぅぅぅんっ!!」

幾ら射精しても終わらない絶頂地獄に悲痛な絶叫を発しながら、青年達は意識を手放すことも認められずに新たな絶頂へと押し上げられていく。間髪入れずに襲い掛かる絶頂を嫌がって拘束と汗に塗れた裸体をくねらせても、それは腕への痛みと尻穴への甘いほじくりを作り出すだけで、二人は痛みで自らの意識を余計に覚醒させながら腸壁を擦る淫猥な釣り針の責めを自ら引き寄せて絶頂の接近を逆に早めてしまう。
何をしても、無駄どころか逆効果。なりふり構わぬ試行錯誤を行っても、二人仲良く捕らわれた事実と淫獄にいたぶられている事実は覆せない。
この淫らな拷問から脱出するには、誇りを捨てた懇願を塞がれた口で放つしか無くて。ほぼ同時にその結論へと至った青年達は、顔面をクッションに密着させた姿勢を拒否出来ないままよがり狂う自分達を観察している敵の幹部に向かって、嘘偽りの無い本心からの助けてと許してを込めた唸りを飛ばした。

「むぎゅぅぅぅっ!! あぶっ、ぶぇ! ぶぇぇぇぇっ!!」
「ふぶっ、みゅ、むぇぇぇぇっ!!」

クッションに大部分を吸い込まれていてもうるさいくらいに地下室へと反響する喉が破れんばかりの叫び。けれど、非道な敵の幹部は慈悲を欠片も抱かない。
ヒーローとしての力を生み出すスーツを没収された裸体に逞しく育て上げられた筋肉を持ってしても外せぬ拘束を纏わされた青年達が、無様に、惨めに哀願を紡いでいる。これ以上無く滑稽な光景に目を細め口元を歪めた敵の幹部は、誰の目にも明らかな陥落に達した青年ヒーロー達をより愉快に追い詰める為にと人ならざる薄い青色の肌を有した手を伸ばして二人の男根を責め立てるローターベルトとコードで繋がったリモコン達を素早く操作し、すでにイきっぱなしとなっている二人の男根達を苛む振動を最大の物へと引き上げた。

「んぎゅぅぅぅっ!? うぶっ、もごぉぉぉっ!?」
「あごっ、ぶぐぅぅぅ!! ふー! みゅぉぉぉぉぉーんっ!!」

弱まるどころか増幅した男根への快楽に、青年ヒーロー達がくぐもった鳴き声の勢いと裸体の痙攣を強めながら一層間隔の狭まった絶頂に悶絶し始める。その悶絶を見下ろして満足げに頷いた敵幹部は、正義の名の下に幾多の計画を邪魔した非礼を詫びるかの如く頭を垂れている二人の前に置いておいたソファーに腰を下ろすと、興奮しきった男根を見せ付けるように開いた足を持ち上げ、愚かなヒーロー達に屈辱と更なる息苦しさを募らせ己の内に黒くいびつな愉悦と充足を湧き上がらせる為に、腕とは違い各所に鱗がある青肌の足を用いて二人の頭部を緩く踏み付けた。
幼さと残忍さが入り混じった声音で、我慢の意思すらも挟めずにイきまくる青年ヒーロー達を嘲笑いながらだ。

「ほら、ヒーローさん達。頑張って逃げてごらん? 憎い悪の幹部の僕に、それもずっと年下の僕に頭を踏まれてるんだよ、悔しいでしょ? ほらほら、さっさと逃げなよ。みっともなく鳴き喚いてないで、情けなくイきまくってないで、早く逃げていつもみたいに格好良く活躍してごらんよ……ねぇ、ヒーローさん達?」
「ふぐっ、ぶむぅぅぅぅんっ!!」
「おぶっ、もぎゅっ! ごふっ、もごぉぉぉぉんっ!!」

敵である少年に頭部を踏み付けられている事実に悔しさを覚えつつも、悔しさを滲ませた唸りを上げながらまたイくことしか出来ない。そんな青年ヒーロー達を堪能しながら足に乗せる力を気まぐれに変化させて二人の息苦しさに巧みな強弱を付ける人ならざる少年は、人では届かぬ位置まで端を吊り上げた口から伸ばした先が細く尖った舌を小刻みに踊らせて至福を無意識に表わしつつ、理性と正気と吐き出す精液を失い始めている正義達を淫蕩に壊し尽くす悦びで滾っている年齢にそぐわぬ醜悪な男根を、弾む心を代弁するかのように二人の頭部を踏む足の動きに合わせてゆらゆらと躍らせていた。






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意地悪な主は更なる罰を求めて愛しき少年を犯し抜く

2021.12.10.Fri.21:00
「んー! んぐぅぅーっ!! ぶぐっ、むうぅ! んぎゅぅぅぅぅーっ!!」

口内に詰め込まれた唾液塗れの布を噛み締め、布に埋め尽くされた口に栓を施す黒色の粘着テープ越しに言葉にならぬ哀願色の絶叫を放ちながら、少年が自分を嬲る男に対して心の底から慈悲をねだっている。二の腕を胴体に繋ぎ左右の手首を背中側で縛る上半身の縄と胴体の前で交差させられた足首同士を括る縄を与えられ、追い打ちとばかりに縛められた足首と左右の太ももを上半身の縄へと後から足された縄で短く結合された裸体をベッドの上で痛々しく痙攣させながら、手足の自由と言葉の自由を取り上げられた少年は涙に濡れた視線と苦悶に歪んだ唸りで男になりふり構わず許しを請うている。
しかし、男は少年の思いを汲み取ってなどやらない。少年を仰向けに転がしたベッドの上に裸体を下ろしてあぐらで座り、足首を拘束する縄を左手で掴みつつ右手に握った極太のアナルバイブで無防備にさらけ出させた尻穴を容赦無くほじくり回している男は、少年が何を望んでいるかを把握しきった上でそれを無視し、尻穴への凌辱を用いた絶頂地獄を抗えぬ裸体へと叩き込み続けている。

「むーっ! ぶぐっ、うぶぅぅぅんっ!! んむ、むぎゅぅぅ! ふっ、ふぐっ……もぉぉぉんっ!!」

イってもイっても休み無く強要される、尻穴だけでの絶頂。苦しくて辛いのにどうしようも無く気持ち良い、荒々しく無機質な首振りを繰り返す偽の男根で雌の至福を教え込まれた穴を蹂躙され触られてもいない幼い男根から精液を放出させられる無慈悲なイき地獄。
そんな責め苦に苛まれ続けた少年は、縄に支配された裸体を生物とは思えないくらいに痙攣させ、真っ赤に火照りきった顔をめちゃくちゃに振り乱しながら、ありとあらゆる体液をベッドと男に向かって撒き散らしつつ悶え苦しんでいる。理性も正気も、すでに残されてはいない。汗と唾液に濡れた口のテープが剥がれ、無理矢理に押し込まれた布を吐き出せる状態になってもすぐには気付くことさえ出来ない。
限界を越えて淫らに追い詰められた少年は、呼吸の違和感でようやく口のテープが離れたことを理解すると、右の頬に貼り付いたままとなっているテープを揺らしつつ震える舌で布を追い出し、取り返した言葉で男に直接懇願をぶつけた。

「ごひゅじん、ひゃまぁっ! もぉゆりゅじでくらひゃいぃぃっ!! おもちゃ、やらぁぁ! おひんぽが、良いのぉ! ごしゅじんじゃまのおひんぽ様れっ、イがぜで、ほじいのぉぉぉっ!!」

作り物の男根では決して得られない温もりと、充足感が欲しい。拘束からの解放ではなく、終わりなきイき地獄からの解放でもなく、バイブでは満たされない尻穴のもどかしさからの解放を希求する。
普段見せている本心をひた隠しにした生意気な態度を跡形も無く失い、自分への愛情と肉欲への渇望を露わにしたおねだりを叫んだ可愛い少年を作り出した男は、素直に気持ちをさらけ出したその様子を胸の内で褒めつつ、口では意地悪なお仕置きの宣告を嬉々として紡いでいた。

「勝手にテープを剥がして……悪い子だね、○○。こんな悪い子には、罰を与えてあげないといけないね。それも、とっておきの気持ち良い罰だ」
「あぅぅぅんっ!?」

お仕置きの宣告が終わると同時に前触れ無くバイブを引き抜かれた少年は、困惑に歪んだ甘い鳴き声を上げつつ縄で抵抗を封じられた裸体を愛しき主である男の前で折れそうなくらいに仰け反らせた。
そうして淫猥に苦しむ最愛の少年を愉しげに眺めながら、男はお仕置きの準備を躊躇い無く進めていく。それは仕置きという名を付けられた、男はもちろん少年にとっても淫蕩な幸福に満ちた営みの準備だ。

「ひぁっ!? おぉ、んぉ……むぶぅっ!?」

左手で少年の足首を押さえつつ器用にあぐらを解いてベッドから下りた男が、バイブを勢いよく引き抜かれた衝撃からまだ立ち直っていないぽっかりと開いた尻穴に己の男根をつるりとねじ込む。突然に挿入された男根に、待ち侘びていた男根の感触に驚いた少年を優しく笑い飛ばしながら、男は熱く甘い呼吸を漏らしていた少年の口に先程引き抜いたバイブを押し込み、ついさっき自力でテープと布を振り払った口を、いつもより粘着力の低いテープと緩く丸めておいた布を目論見通りに遠ざけ仕置きの口実を用意してくれた口を再び塞いだ。
後は、一時的に切っておいたバイブのスイッチをまた入れて少年自身の腸液に塗れた淫具で口内を掻き毟りつつ、欲望が求めるままに腰を振ってはしたなく解れきった少年の尻穴に男根を用いた雌の悦びを注ぎ込むだけ。全ての準備を整え終えた男は、抑えきれぬ期待に目を輝かせ息を更に乱し己の腸液が付いたバイブへとむしゃぶりつき腰振りを急かすように腸壁を男根へと絡み付かせてくる少年に改めて愛しさと独占欲を募らせながら、右手の親指でバイブのスイッチをスライドさせ残忍な命令を交えつつ手加減無しの腰振りを開始した。

「私が満足するまで、口の玩具を勝手に落とさないよう、勝手に失神しないようしっかり頑張るんだよ? もしこの言い付けを守れなかったらもっと非道いお仕置きをしちゃうからね……それじゃ、お仕置きの始まりだよ」
「んぎゅぅぅぅんっ! ふぶっ、むぅぅ! ふぎゅぅぅぅぅぅーっ!!」

バイブで尻穴のみをいたぶられていた時とは誰が聞いても別物の嬉しいに染まった悲鳴を部屋中に響かせほんの数分前とは比べ物にならない勢いで絶頂に至り始めた淫らな少年を犯し抜きながら、男は自分無しでは生きられなくなった少年の本能を剥き出しにした悶絶をありとあらゆる器官で堪能しつつ、今以上の責め苦を叩き込む切っ掛けを手繰り寄せようと少年が口にくわえたバイブを維持出来なくなるくらいに激しい快感を、意識を繋ぎとめることも叶わなくなるような暴力的なまでの悦楽を、熱烈な締め付けを味わわせてくる腸内の肉を掻き分ける男根を使って生み出していくのだった。






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主は競い合う犬達を凝視する

2021.12.09.Thu.21:00
窮屈に折り畳まされた手足は、分厚い綿に締め付けられているせいで伸ばしたくても伸ばせない。綿で形作られたマスクを被せられた頭部は、視界を暗闇に閉ざされ周囲の様子を伺うことすらも許されない。
手足の自由を奪われ、見ることすらも禁じられた哀れな男達。肘と膝で肉体を支える無様な四つん這いの姿勢を強要されている、ほぼ全身を笑顔を浮かべたあらゆる色合いの犬の着ぐるみに閉じ込められた惨めな男達。そんな屈辱の状況へと追いやられた男達は、不自由な手足での歩行を必死に繰り返し、制限を加えられなかった口で意に染まぬ無様な鳴き声を発しながら、着ぐるみの股間部分に内蔵された無慈悲な機械と綿に覆われなかった尻穴を貫く犬の尻尾付きの凶悪なバイブの責めに屈して、数え切れない程の絶頂へと休み無く追い立てられ続けていた。

「あぉっ、わぉんっ、きゃぅぅんっ!」
「あきゅ、ひゃぅぅんっ!! あー、わんっ、わぅぅぅんっ!」

ガクガクと震える手足で、同じ犬の姿を与えられた者と共に部屋中を歩き回りながら、男達は荒く乱れた呼吸混じりの犬の鳴き声を上げている。人間としての理性が紡ごうとする哀願の絶叫を抑え込みながら、犬達はバイブに腸壁を掻き毟られている尻穴から垂れ下がった尾を揺らし、綿の内部で絶え間無い振動に苛まれ萎える暇さえ認められずに断続的な射精へと上り詰めさせられている男根の苦悶に耐えつつ、四肢を酷使して歩行を維持し続けている。
本当はこんなことなどしたくないのに。そんな当然の思いを募らせる余裕さえも削ぎ落とされた犬達は、痙攣する手足で前進を繰り返す。
もうイきたくない。もうイかせないで。悲痛な懇願の意思を膨らませる気力すらも失われた犬達は、自身の汗と淫液を吸った着ぐるみに詰め込まれた裸体を、自分達を飼育する存在への恐怖を糧として休み無く動かし続ける。
そうして限界の肉体に鞭を打って命令通りに仲良く歩く犬達を部屋の上部に存在する強化ガラス製の壁越しに別室から鑑賞していた男は、新たな変化が発生しないまま滑稽に苦しむ犬達を見下ろすだけの自分に飽きを覚えると同時に迷い無く近くのマイクを握り、犬達がいる部屋のスピーカーを起動させつつ残忍な愉悦をたっぷりと乗せた声で、歩行と絶頂の地獄に翻弄させられていた犬達に追加の命令を嬉々として下した。

「全員よく頑張ってるね、ワンちゃん達。でも、頑張りすぎて飽きてきちゃったから、ここからは他のワンちゃんとの直接勝負をしてもらおうかな。もちろん、最初に言った通り最後まで尻尾を出さずに耐えられた子は明日一日ゆっくりと休ませてあげるよ。怪我をしない程度にお互いを邪魔し合いながら、尻尾を吐き出さないようこれまで以上に頑張りなさい。エッチなワンちゃん達」

絶対的な支配者である男に抗う選択肢など、飼い慣らされ何もかもを管理された犬達には存在しない。
部屋に響いた無慈悲な追加の命令を憔悴した脳で把握した犬達は、閉ざされた視界の向こうに感じる気配と音を頼りにして他の犬の元へと歩み寄り、主が欲した通り惨めな犬同士で淫猥に追い詰め合う痴態を各所で繰り広げ始めた。

「あぉっ、わぉぉんっ! きゃぅ、くぅぅんっ!」
「あくっ、はぅぅんっ!! あぉ、わぅぅぅーんっ!」
「んきゅ、きゃぅぅぅんっ! あっ、あぉんっ、ひゃぉぉぉぉんっ!」
「わん、わぅぅ、わぉ、あぉぉん……っ!!」

背後を取った別の犬のマスクに覆われた頭部を尻肉に押し付けられ悶絶する犬。襲い掛かった犬と襲われた側の犬同士で頭部を股間に押し付け合い、相手の淫臭に鼻腔を苛まれながら顔を振ることで男根を刺激し合い勝ちを追い求める犬達。視界を奪われているせいで相手の尻尾がすでに抜けていることに気付けぬまま無意味で残酷な追い打ちを仕掛けていく犬。そして、快楽に耐えきれず尻尾をひり出してしまった犬同士で明日に待ち受ける敗者への仕置きに対する恐怖と絶望を誤魔化し、腸壁を苛む物足りなさを慰めるようにぽっかりと口を開いた尻穴を密着させて腰をくねらせ快楽を貪る淫蕩な犬達。
上乗せした命令を切っ掛けにして様々な痴態を晒し始めた犬達を満足げに眺め、マイクを下ろしつつスピーカーのスイッチを切りソファーに座り直した冷酷な飼い主は、勝者となった犬を見逃さないようにという意味合いも込めて犬達が提供する淫猥な見世物を凝視し、純粋さと狂気を孕んだ愛情と興奮を己の内に際限無く湧き上がらせていた。






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狼は淫獄と共に柱へと飾られる

2021.12.08.Wed.21:00
頑丈な金属で作られた幾つもの枷が接続されている床と天井を繋ぐ形で設置された金属製の円柱は、捕らえた捕虜を誰もが愉しめる位置に飾りその惨めな姿を堪能する為に用意された物だ。
柱の下部に存在している枷を足首に嵌められた足は、左右をきっちりと揃えさせられた状態から抜け出せず足裏を床からわずかに離すことさえも不可能にされてしまった。柱の裏側へと無理矢理に回された左右の手首に枷を装着された腕は、仮に指の使用を禁じる鍵付きの黒革手袋を与えられてなかったとしても自由を自力では取り戻せず思い通りの動きは何一つとして行えない状況へと追い込まれてしまった。それら手足への枷だけでも拘束としては十分すぎるというのに、敵国に捕らわれ衣服を剥ぎ取られた哀れな男は首輪を巻き付けるかのように枷を首にもあてがわれ、裸体を暴れさせることもままならず背にした柱と縛めからの解放を欲する足掻くことすらも満足に出来なくされてしまった。
ありとあらゆる形で行動を制限された男はもう、侮蔑と好奇を乗せた視線を浴びせてくる敵国の男達の前で為す術無く無様な痴態を晒し続けるしか無い。どんなに頑張っても振り払えぬ拘束達に身動きを封じられた男は、追い打ちとして口に施された枷の締め付けに屈辱を味わわされながら、裸体を柱に縫い付ける無慈悲な金属達を撫でる程度の役目しか持てない白銀の尾を虚しく情けなく振り乱しつつ絶え間無く襲い来る恥辱に気高き心と尾と同じ白銀の体毛に覆われている逞しく鍛え上げられた肉体を敵達の前で嬲られるしか無い。
敵国の男達の目と耳を悦ばせるだけの娯楽として悶絶する以外の選択肢を一つ残らず削ぎ落とされた狼獣人の男はもはや、尖った口を包んで圧迫する枷の鼻先部分に仕込まれている強力な淫薬を染み込ませたフィルターによって呼吸の度にその苛烈さを増していく発情と淫欲に責め立てられながら、はしたなく体積を増した乳首と男根を跳ね回らせる様子を提供し、どうやっても解消出来ぬ疼きに狂わされていく己を、残忍な敵達にただただ嘲笑われ愉快の感情と共に堪能されるしか無いのだ。

「んーぅっ! んぐ、ふぐぅ! んぉっ、おむぅぅぅっ!!」

呼吸を抑えれば淫薬の吸入量も減り、発情が加速する勢いも弱まる。それを理解していても制御出来ない程に乱れきった呼吸を繰り返しながら、捕らわれた狼は淫猥な苦痛に歪んだ唸りをみっともなく発する。
下手に暴れれば暴れる程淫らな地獄から抜け出せない事実に心が疲弊し、体毛を汗に濡らした身体が絶望色の憔悴に苛まれる。それを把握していても狼は快楽をねだって疼きに疼いている丸出しの乳首と男根をめちゃくちゃに踊らせながら無駄な格闘を諦め悪く行い、自らを余計に屈服の方へと突き落としていく。
そうして滑稽に悶え苦しみながら逃げ場を失った心と身体を淫らに擦り減らされていく狼を鑑賞する敵国の獣人達は、気丈な狼が我を忘れて裸体をくねらせ乳首と男根をビクつかせる光景に醜悪な微笑みを浮かべつつ、順調に崩壊へと向かう狼に残酷な優越感と興奮を滾らせ、それぞれ形の違う男根を軍服の下で張り詰めさせていた。






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最高の悶絶を見上げつつ男は容赦無く腰を振るう

2021.12.07.Tue.21:00
「はっ……はぐ、んぅぅんっ! もっ、もぉ……ゆるしへ、くらひゃい……お願い、もう……やすませて、くだ、じゃいぃ……っ!」

苦しげに見開いた目から涙をぼろぼろと零しつつ、男が誇りを完全に失った声音で哀願を紡ぎ自分を嬲っている男に対してなりふり構わずに慈悲をねだる。
二の腕と胸部を遊び無く繋ぐ縄と背中で交差させた左右の手首をきつく縛り上げる縄を着せられた上半身をくねらせ、足首と太ももを括る縄によって伸ばすことを禁じられた左右の足をベッドの上で小刻みに跳ねさせながら、男が心の底から憎み反抗を向けていた筈の男に向かって屈服宣言と同義である懇願を舌足らずに寄せる。
しかし、男の裸体に縄の拘束を与え意のままに責めを施している男は、形だけの虚勢すらも示せなくなった滑稽な姿を嘲笑いつつ望まれた許しとは真逆の更なる苦悶を何の躊躇いも無く男にもたらしてしまった。
非道な男の左右の手が、親指を同時に動かして握り込んだリモコンのダイヤルを右方向へと回す。途端、助けを欲していた男はすでに限界まで開かれていた目をより悲痛に見開きつつ縄に縛められた裸体を情けなく踊り狂わせ始め、決して聞き入れてなどもらえない無駄な絶叫を発しながら当然のように増幅させられた地獄に、意に染まぬ快楽を用いた甘く残忍な淫獄に為す術無く翻弄させられ出した。
左右の胸に貼り付けられた吸盤型の淫らな責め具が行う振動によって左右の乳首と乳輪を激しく震わされ、丸出しにさせられた男根の根元と亀頭の真下に巻き付けられた黒色のベルトの振動を引き上げられた男根全体を甘ったるくいたぶられ始めた男は、容赦の無い連日の調教に屈してはしたなく緩み切らされた尻穴に男根を飲み込む形でベッドに仰向けで転がった鬼畜な男へとまたがらされた縄まみれの裸体を狂ったようによじらせながら、淫らな憔悴に苛まれている心と身体を新たな絶頂へと導かれ出してしまったのだ。

「ひっ!? やっ、いやぁぁぁぁぁーっ!? らめ、りゃめぇぇっ!! もっ、だめ、やらぁぁぁぁーっ!! 乳首っ、ち○こぉぉっ!! もぉむり! やめでぇぇ!! んぁぁぁぁぁぁっ!!」

喉が破れんばかりの悲鳴を上げながら、手足の自由を奪われた男は全身の縄を軋ませ汗と淫液が混じり合った体液を周囲に撒き散らしつつ責めからの脱出を求めてじたばたと必死に暴れる。暴力的なまでの悦楽で自分を追い詰め愉快さを隠しもしない表情を浮かべている男の肉棒によって真下から貫かれた裸体をめちゃくちゃにもがかせながら、男は淫具に苛まれている乳首と男根をぷるぷると上下左右に跳ね回らせつつ、堪えきれぬ絶頂へと為す術無く上り詰めさせられていく。
そうして無様に悶絶し訪れた絶頂の際に噴き出した精液を滑稽に飛ばす男を作り出した男は、先程操作したリモコンをイき狂う男が自分にまたがっている状態では届かないベッドの端の位置に向けて放ると、空いた左右の手で逃れられぬ男の腰を掴みつつ、悠然とした態度と声色で改めて命令を口にした。

「早く休みたいなら、さっさと私をイかせなさい。一生懸命に身体を動かしてお尻で私を射精させられたら今日は終わりにしてあげるって最初に言ったでしょう? ほら、頑張りなさい。自分でこうやって上下に動いて、ご主人様のおチ○チンに気持ち良いご奉仕をしなさい。でないと……ずーっとこのままだよ? 気絶するまでこのままイきまくらされて、おまけに命令に従わなかったお仕置きまで与えられちゃうよ? それでも良いのかな、ん?」
「いっ、いやぁぁぁっ!! おじおぎ、やらぁぁっ! 動くのもぉ……もぉむり、むりぃぃぃぃっ!! おにぇがい、やずまぜでぇぇっ!! イぎだぐない、イぐのっ、やぁ、あぁ! イぎゅぅぅぅぅぅっ!!」

乳首と男根を殴り付ける甘い攻撃を強められ、これが手本だと言わんばかりに腰を上下に揺らし始めた男の思惑通りに男根で尻穴を蹂躙される快楽に流されながらより間隔の狭まった絶頂地獄に突き落とされた哀れな男。そんな男を目と、耳と、腰を掴んだ手に伝わる裸体の痙攣と、蠢く腸壁に包まれている男根で堪能する男は、いつ見ても最高に美しく扇情的な理性を無くして鳴き喚く様子を独り占めしている至福を噛み締めつつ腰の速度を速め、もはや自分をイかせることなど不可能となった可愛い愛玩奴隷の淫猥な穴に注ぎ込む精液をせり上がらせていくのだった。






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蕩けた理性は追い打ちの悦楽で徹底的に砕かれる

2021.12.06.Mon.21:00
漢字の土のような形状をした、分厚い金属製の板。片側に幾つも溶接された輪状の金具に通された鎖達によって、地下室の天井から吊るされたちょっとやそっと力を加えた程度ではビクともしない頑丈な金属の板。そんな板へと十数本もの黒革ベルトを用いて全身を厳重に縛り付けられた男は、腹側を下に向けた状態で宙に固定された姿から抜け出せない裸体が無様に悶え狂う様子を、板を吊るす鎖に自身から伸びた鎖を南京錠を使って結合する形で抜け落ちないようにされた釣り針状の淫具が尻穴にもたらす淫らな責めに翻弄される光景を、真下に設置されたベッドの上に寝転がった男に為す術無く目と耳で味わわれ続けていた。

「かっ、ふ、うぅんっ! あっ、くぁ、あぁぁぁんっ!」

引き結ぶことも叶わなくなった口から溢れ出る淫猥な悲鳴を抑えることも出来なくなった男は、飲み込みきれない唾液と一緒に裸体を濡らす汗と情けなく張り詰めた男根から分泌される透明な蜜を眼下の男に浴びせながら、身動きを封じられた身体を苦しげにくねくねと踊らせている。
真横に伸ばしきったまま曲げることも許されない手足では、尻穴の奥深くまで嵌まり込んでいる淫らな釣り針を引き抜けない。追い打ちのように施されたベルト達で腹部と胸部と額の部分を板へと縫い付けられた裸体を幾らよじらせてもその動きは釣り針の排出を手繰り寄せることは出来ず、男は小刻みな振動を繰り返す淫具の圧迫を余計に感じ淫具の先端で自らの過敏な弱点である前立腺をゴリゴリと抉る快楽の上乗せのみを引き寄せてしまう。
手も足も思い通りには動かせない。どんなに鳴き叫んでもその声は地下室中に反響するのみで助けは訪れない。誇りを捨てて裸体を激しく暴れさせても拘束は外れる気配すら見せず、指を組んだ左右の手を枕にしてベッドに仰向けで寝転がり上半身のみを裸にした肉体全体で撒き散らされる体液のシャワーを微笑みつつ受けとめている非道な男は、心も身体もめちゃくちゃに掻き乱されている吊るされた男とは真逆の余裕たっぷりの態度を保ち続けている。
このままじゃ、あと何時間この宙吊りの姿勢で嬲られるか分からない。改めて絶望と恐怖を認識し打ちひしがれた男は、陥落を拒み続けた思考をとうとう砕かれ、屈服へと己を導き出した。
これ以上抗っても希望など無い。我慢に我慢を重ねても苦しいだけ。終わりの見えない恥辱に理性を瓦解させられた男は自らを破滅に追いやる暗示を胸の内で紡ぎながら、それまで行うことの無かった動きを、尻穴をいたぶる淫具の快楽を一層濃く汲み取るように腰を前後に揺らしつつ羞恥をかなぐり捨てたおねだりを叫ぶ誰が見ても明らかな堕落の行動を、正気を垣間見せぬ勢いで示し始めた。

「おにぇがい、じまずぅぅっ! もぉ、もぅイぎだいのぉぉっ! おぢりだけじゃ、イけないのぉぉっ!! もっろ、もっひょいじめでぐらじゃいぃぃっ!! いつもっ、みだいにぃぃ! 乳首と、おひんぽもぉっ! いじめで! なぶっでぇぇぇーっ!!」

まだ尻穴だけで絶頂を迎えることは不可能であるものの、肉体は激しい快楽の虜となり生殺しの状態を苦痛と受け取るようになった。
そんな男に最後のとどめとしてイきたくてもイけない地獄を叩き込み自らの意思で自我を消滅させるよう仕向けた冷酷な男は、目論見通りにはしたない哀願を叫んだ男を歪んだ充足の表情で笑い飛ばしつつ、枕にしていた手を何処にも逃れられぬ男へと、宙吊りの裸体を切なげにくねらせながら快楽を希求する男の胸へと伸ばし、期待と悦びに染まり滑稽に震えている男の瞳に凝視されながら真っ赤に充血しつんと尖りきった左右の乳首を意のままに捏ね回し、絶頂を手に入れられぬ拷問に堕ちた男を今度は尻穴と乳首のみでイき狂わせ触られてもいない男根から断続的に精液を噴き出させる連続絶頂の拷問へと叩き込み男の砕けた理性を更に徹底して砕き、崩壊を決定的な物へと確定させていくのだった。






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調度品達は間抜けな笑顔のまま延々とイき狂わされる

2021.12.05.Sun.21:00
作業服を纏った男達が、雇い主から与えられていた指示に従って五つの調度品をホールの中心へと設置していく。
報酬に比べてやけに内容が簡単だなと疑問を抱きつつも、作業服の男達は楽で割の良い仕事にありつけた幸運を胸の内で喜びながら、調度品達を協力してそれ専用に用意された棒へと差し込んでいく。
そうして全ての調度品を設置し終え後片付けを済ませた男達は、雇い主の要求通りに調度品の魅力をより引き出す為にと準備された装置のスイッチを入れると、そのまま受付の人間に作業終了の報告を含めた挨拶を行いつつ何の迷いも無く立ち去ってしまった。
後に残されたのは、建物内のあらゆる箇所から観察出来る場所へと展示された調度品達。何の変哲も無い会社の皮を被った非道な組織の手に堕ち、敵だらけの施設の中で五人仲良く見世物へと貶められた少年達。肉体の自由を完全に奪った上で組織の構成員以外には自分達の姿を変わった調度品にしか認識出来なくさせる機械製の首輪を裸体に嵌められ、何も知らぬ作業員達の手で指一本すら思い通りには動かせなくされた身体に残酷な苦悶をもたらされ始めた無様な少年ヒーロー達が、仕事を済ませた男達が去った後のホールで惨めに、望まぬ愉悦で嬲り倒されていた。
首輪の効果ではしたなく緩まされた尻穴を下から奥深くまで貫く棒から発せられる特殊な電流によって生み出される腸壁への快楽から逃れたくても、少年達は逃れられない。
仲間達と共に背中を内側に向けたいびつな円を作る形でホールの中央に裸体を飾られ、首輪のせいで常に発情を強要されている膨らみきった幼い男根を見せ付けるように折り畳んだ状態で大きく開かされた足を閉じることも伸ばすことも叶わないよう動きを制限された哀れなヒーロー達は、尻穴を真下から貫き甘い至福を無理矢理に味わわせてくる棒を引き抜きたくても引き抜けない。
尻穴を襲う悦楽に悶絶しながら淫猥な拷問から抜け出したいと願って手に力を込めても、五人はやはり屈辱と恥辱に満ちた状況を変えられない。顔の真横まで持ち上げさせられその位置でピースサインを作らされた左右の手は、少年達が幾ら命令を飛ばしてもピンと伸ばした人差し指と中指を曲げることさえ出来はしない。
憎き悪に捕らわれ、両手両足の動きを首輪に跡形も無く封じられた少年達はもう、ほんの数日前までは想像すらもしていなかった雌の快楽に翻弄される様を為す術無く鑑賞されるしか無い。
自分達が生きた人間であることに気付いてもらえる可能性すらも冷酷な首輪に叩き潰された五人の少年ヒーローはもはや、力の源であるスーツと共に一切の所持品を奪われた裸体を痛々しく痙攣させることも認められず、快感を嬉しがるような間抜けな笑顔で固められた顔を歪ませることも許されぬまま、表に出すことさえ禁じられた哀願の絶叫を胸の内に虚しく響かせつつ、意に染まぬ絶頂へと、尻穴のみで迎える射精へと断続的に至る光景を、悪達の目と耳に提供させられるしか無いのだ。
イってもイっても終わらないイき地獄。すぐ近くで同じ苦しみに苛まれている仲間と励まし合うことさえも出来ない甘く辛い淫獄。そんな快楽に屈して絶頂に次ぐ絶頂へと達する五人を堪能する悪達は、これから毎日発狂はおろか精液の枯渇にも辿り着けないまま自分達が帰った後も延々とイかされ続ける少年達に対して憐れみとは真逆の高揚を募らせつつ、今の五人とヒーローとして悪事の邪魔を行った際の五人を脳内で比較して黒い充足を湧き上がらせ、笑みの醜悪さを際限無く深め続けていた。






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あどけない幸せは無慈悲な絶頂をもたらしつつ募らされる

2021.12.04.Sat.21:00
「あぁっ、んぁぁぁっ! もっ、もぉやめでぇぇっ!! また、イぐぅぅ! イっぢゃうっ、イぎゅぅぅぅぅっ!!」

椅子の背もたれの裏側に回した状態で左右の手首と二の腕同士を黒革のベルトに縛り上げられた腕を痛々しく震わせ、伸ばしきったままの状態に固定された腕と共に背もたれへと幾本ものベルトで括り付けられた胴体を汗を飛ばしつつ痙攣させながら、男がまた望まぬ絶頂へと追い立てられた。
椅子の前側の脚に容赦無く締め上げられたベルト達を用いて縛り付けられた左右の足を苦しげに跳ねさせながら、男は黒革の目隠しの下から大粒の涙を零しつつ淫獄の終わりを願う絶叫と共に正確な回数すらも忘れた射精へと上り詰めさせられた。
しかし、男を嬲る存在は誇りを捨てて許しを請いながら快楽を極めた男を目にしても慈悲を欠片も見せない。四本の脚を地下室の床に金具で固定した椅子に裸体の男を厳重に縫い付け逃走と抵抗を不可能にさせた残酷な少年は、惨めに助けを欲する男の懇願を耳にしても責めを終わらせない。
それどころか、滑稽に鳴き喚き悶え苦しむ男を作り上げた少年はその愉快な痴態を細めた目で嘲笑うと、形だけの反抗さえも紡げなくなった男に更なる淫獄を躊躇い無く加えた。
非道な少年はビクビクと脈動を繰り返しつつ色の薄まった精液を噴き出させている哀れな口内の男根に先程以上の勢いで舌を這わせ、何十もの絶頂に至った男により濃く甘ったるい悦楽を叩き込み始めたのだ。

「おぎっ!? んぃぃぃっ!? えっ、おひっ、おぉ、んぉぉぉぉっ!?」

想像すらもしていなかった追い打ちの快楽に、男が頭部を仰け反らせ全身を生き物とは思えないくらいに激しくよじらせながら、舌足らずな言葉を紡ぐ余力も失った口で困惑色の淫らな絶叫を放つ。
助けても許しても考えられない程に苛烈で濃密な甘い地獄。限界が近付いていた男根がとうとう射精を伴わない絶頂に至り出しても、それに気付くことさえ叶わぬままイき狂わされる淫猥な無間地獄。そんな無慈悲な拷問に男を追いやり、男根へと巧みにむしゃぶりついて快楽を嬉々として上乗せしていく少年は、男根を含んだ口を満足げに歪ませつつ胸の内に状況にそぐわぬ年相応の幼き幸せを募らせた。
拘束の準備などのお膳立てはあったものの、大好きな父の言い付け通りに捜査員の男を快楽で狂わせることが出来た。自分を信じて初めての仕事を任せてくれた父の期待通りに捜査員の男を断続的な射精に追い詰め、理性と正気の崩壊が確定する局面まで持ち込むことが出来た。

「ふっ、んぎぃぃぃっ! ほっ、ほひっ、あぉっ、あひぃぃぃぃぃーっ!!」

敬愛する父の役に立てた。あどけなくも残酷で、純粋ながらも異常な嬉しさを膨らませながら幼い頃より身に着けた技で捜査員の男をいたぶる少年は、父を邪魔する悪者を懲らしめる正義の思いを帯びた舌でイきっぱなしとなった男根を一生懸命にねぶり倒し、父から植え付けられた偽りの常識の外側に存在する真の正義である捜査員の男の全てを、淫蕩に溶かし尽くしていくのだった。






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何も知らぬまま快楽は押し付け合われる

2021.12.03.Fri.21:00
握り拳の状態を強要する鍵付きの黒革手袋を嵌められた男の手は、自由を大きく奪い取られてしまっている。
指を伸ばすことを禁じられた手では、両手首と足首に与えられた黒革の枷とベッドの脚を繋ぐ鎖を外すことも出来ない。内側に突き出た太く短い棒を口に噛ませつつ頭部全体を包み込む形で装着された黒革の全頭マスクを毟り取り、遮られた視界と言葉と聴覚を取り返すことも叶わない。
ベッドの上で裸体をX字に引き延ばした体勢に固定され、鼻の穴以外の部分を覆うマスクのせいで見ることとしゃべることと周囲の音を拾うことを不可能にされた。そんな無様な男に取れる行動は、一つしか無い。それは、右手を窮屈に閉じ込める黒革の内部で握り込まされた細い棒状の機械を操作することだけ。棒の端に付いているボタンを押し込み、閉ざされた視界の向こうに存在する無慈悲な機械の駆動を調整することだけ。ボタンを押す以外の行動を封じられた右手を必死で動かし、無防備にさらけ出された淫らな弱点を容赦無くいたぶる機械達の責めを停止させ続けることだけしか、今の男に出来ることなどありはしないのだ。

「んーぅっ! んぐっ、ぶむぅぅ! ふぅ、むぐっ……んぉぉぉぉんっ!!」

鼻を間抜けにプスプスと鳴らし、拘束された裸体と黒に包まれた頭部をめちゃくちゃに悶えさせながら、くぐもった悲鳴を放ちつつ男が右手の親指でボタンを何度も何度も押す。そうしてボタンが押される度に、男の左右の乳首に被せられたドーム状の淫具と、男根に被せられた筒状の淫具と、尻穴に押し込まれている小さな球を連ねた棒状の淫具はその動きを停止する。
だが、その停止はほんの一瞬で。乳首の淫具はすぐさま責めを再開してドーム内に仕込まれたシリコン製の器具を回転させて三方向から緩く締め付けた乳首を舐め回すように刺激し、男根の淫具は内蔵された柔らかな壁を小刻みに蠕動させつつ震わせて何処にも逃れられぬ男根を甘く無慈悲に揉み込み、尻穴の淫具は自身を違和感無く奥深くまで飲み込めるくらいに緩んだはしたない腸壁を激しい首振りで掻き回し、拒絶したばかりの望まぬ快楽を男に味わわせていく。
ボタンを押しても、悦楽からは抜け出せない。それを知っていても、男は絶頂を遠ざける為にボタンを押し続ける。塞がれた視界の先で醜悪に微笑み、自身の惨めな鳴き声以外を聞けなくされた聴覚の外側から愉快の感情を露わにした嘲りの言葉をぶつけているであろう憎い男達の思惑通りになどされたくない。そんな屈辱と恥辱に抗う意思を淫らな苦しみの中で維持している男は、敵達が見たがっている自分の絶頂姿を晒さないよう震える右の親指でボタンを連続で押し続ける。
別の場所で同時に捕らわれた仲間が、同じ拘束と同じ淫具達と同じボタンを施された状況で真横にいる。その情報を手に入れる術を削ぎ落とされた男達は、ボタンを押す度にそれぞれの淫具が交互にオンとオフを切り替えることにも全く気付けぬまま、悪達の想定に従って絶頂を押し付け合う滑稽な痴態を晒し続けてしまっていた。

「むー! んぐっ、ぶふっ……んみゅぅぅぅっ!!」
「うぐっ、むぶぅぅ! んぉっ、ふむっ、むぐぅぅぅぅぅっ!!」

イきたくない。敵に見られながらの射精など迎えたくない。同じ思いを抱えた仲間が隣のベッドの上で悶え苦しんでいることを知る由も無い男達が言葉にならない声で鳴き叫び心と身体を協力して淫猥に擦り減らしていく様を堪能しながら、男達は余計な情報を放って残酷な事実を悟られないよう万が一を警戒して引き結んだ口を黒く吊り上げつつ、細めた目と自らの男根で滾る冷酷な獣欲を際限無く膨らませ無駄な我慢の果てに仲良く陥落した二人を直接弄ぶ最高の娯楽に対する期待を胸の内にふつふつと湧き上がらせていくのだった。






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眠気に抗いながら非道な男は悶絶を愉しむ

2021.12.02.Thu.21:00
日中の激務に疲れた身体は、私に対して睡眠を要求している。ベッドの背もたれにあてがわれたクッションに上半身を預けた体勢でタブレット端末を眺めている私に向かって、本能は早く休息を取れと促している。
だが、私はタブレットから手と目を離せない。イヤホンを通して流れ込んでくる愉快な音声に耳を傾けるのをやめられない。私が今いる寝室のほぼ真下に位置する地下室へと監禁した捜査員が無様に身悶えながら拘束との格闘を繰り返す滑稽極まりない中継映像を、私は睡眠欲を霞ませる程の高揚を滾らせながらもう何時間も堪能し続けていた。

「うぅっ! んぐっ、ぶうぅ!! むー! んむぅぅぅーっ!!」

怒気、焦燥、恐怖。ありとあらゆる感情が混ざり合った唸りを塞がれた口で発しながら、捜査員は私に観察されていることも知らぬまま情けなく床の上でのたうち回っている。
上半身に着せられた黒革製の拘束服を休み無く軋ませ、拘束の機構が備わった黒革のズボンとブーツに縛められた足をみっともなく揺れ動かしながら、私に捕らわれた捜査員は惨めに肉体を転げ回らせている。
もちろん、幾ら捜査員がじたばたと試行錯誤を繰り返しても、首から下を覆う黒革の衣服による拘束と、頭部に施された拘束は外れない。左右の腕の手首から肘の間の部分を幾本ものベルトで背中へと縫い付けた上で指先部分に存在するベルトを用いて手を腹部へと結合させ、二の腕を胴体へと括り付けるベルトによってすでに自由など欠片も無い腕に暴れさせることすらも禁じる拘束服は捜査員がどんなに頑張ろうが緩みすらしない。表面に生えたベルト達を締めることで左右を隙間無く密着させた上で足首を縛るベルトと太ももを縛るベルトに取り付けられた金具同士を繋がれた無慈悲なズボンに動きを制限された捜査員の足は、必死に力を加えてもわずかに開くことすらも許されず後ろに折り曲げさせられた状態から離れることさえも叶わない。男根を模した張型状の枷を喉近くまで飲み込まされ、その枷を自力では吐き出せないよう頭部全体を通る細い黒革ベルトによって固定された挙げ句、枷の底から生えた金具と地下室の床に打ち付けられた金具を南京錠で一つに結ばれてしまった捜査員は、なりふり構わずに頭部を振り乱しても言葉を没収された事実はおろか、口と床を短く結合され芋虫のように床を這いつくばって移動することすらも不可能にされた事実からも逃れられない。

「うーぅっ! うぶっ……むぐぅぅぅっ!!」

手も足も出せず、しゃべることも出来ない。口枷と床の金具が認める範囲で様々な試みを行っても、捜査員は壁に埋め込む形で仕込まれたカメラが撮影している決して広くはない空間から、私が暗がりの中で凝視しているタブレットの画面の中から抜け出せない。
あの目障りだった捜査員が、こんな哀れな格好を晒している。気高き正義の色に染まっていた瞳に絶望と怯えを滲ませながら、諦め悪く無意味に脱出を目論んでいる。とても私の悪事を憎み数えきれぬ程の邪魔をした者とは思えない情けないもがきをカメラ越しに提供する捜査員。その捜査員の様子をこれ以上無い愉悦を湧き上がらせながら観察していた私は、じわじわと強まってきた眠気の中で部下に命じて準備させた辱めの機構をふと思い出し、目と耳を悦ばせる情報を更に濃い物へと引き上げさせる為に迷い無くタブレットの右上に小さく表示されていたボタンを押した。
途端、画面に映る捜査員の様子が明らかに変わる。私が操作したボタンに対応して起動した機構にそれまで無かった刺激を注がれ始めた捜査員は、尻の谷間に緩く挟み込む形で内蔵されたバッテリーから送り込まれる電力と指示を受けて駆動した薄いパッド状の淫具に男根全体を細かく震わされ始めた捜査員は、淫らで残忍な本性を現したズボンがもたらす意に染まぬ快楽に逃げ場の無い男根を嬲られながら、塞がれた口でくぐもった絶叫を放ちつつ襲う来る射精欲を一生懸命に堪え出した。

「むぐぅぅぅーっ!? んもっ、むぶぅぅぅ!! んっ、んぅ! むー! ぶぅぅぅぅぅっ!!」

それまでとは全く違う理由で肉体をよじらせ、涙に濡れた目を見開きながらイヤイヤと駄々をこねるように顔を左右に振る捜査員が地下室中に反響させる喘ぎ混じりの悲鳴と拘束が勢いよく鳴る音のハーモニーを聞きながら、私は一層見応えのある悶絶を見せ始めた捜査員が我慢も虚しく絶頂を何度も迎える様を痴態を愉しみたいと願う欲望が睡眠欲に抗えなくなる時まで細めた目で見つめ、淫蕩な絶叫を耳にしつつの心地良い眠りへと無意識の内に落ちていくのだった。






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