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蕩けた正義は真の淫乱へと育て上げられる

2021.09.30.Thu.21:00
先端を尖らせた舌が、無防備な男の尻穴をほじくりつつ侵入し浅い部分に位置する柔らかく敏感な肉を甘く巧みに摩擦していく。
くすぐるような動きを繰り返す左右の指達が、丸出しの男根をあらゆる方向から不規則かつ的確に撫で回し、男の忍耐を容易く崩しながら断続的な絶頂へと上り詰めさせていく。
そんな恥部への責めから逃れたくても逃れられない男は、されるがままに尻穴と男根への淫らな刺激で快楽を極めさせられるしか無い。右の足首を右手で、左の足首を左手で掴まされた上で黒色のガムテープを用いて手足を厳重に縛り上げられた男は、指を使うことすらも不可能にされた裸体をベッドの上で無様に、無意味にもがかせながら、自分を捕獲し自由を奪った男に向けて突き出させられた恥ずかしい弱点を好き勝手にいたぶられるしか無い。
抵抗を奪われ、屈辱に震える声で紡ぐ拒絶を聞き流される今の男は、憎い男が注ぐ甘い悦びに為す術無く翻弄され情けない痴態を晒すだけの存在でしか無いのだ。

「あぁっ! く、うぅんっ……やめ、やめろ、やっ、んぅぅぅっ!!」

どんなに放っても無駄。そう心と身体で理解させられた制止の言葉を湧き上がる快感を否定する目的で口にしながら、男はまた堪えきれずに尻穴と男根を嬲る舌と指に屈して射精へと押し上げられた。
縛られた手足が強ばりながら痙攣し、膝と胸板で支えられた裸体をベッドを鳴らしつつ惨めに跳ねさせる。その跳ねに合わせて男は羞恥を意識することも叶わずに尻肉を情けなくくねらせる滑稽極まりないダンスを背後の男に披露し、舌での愛撫ですっかり解れきった尻穴を男の口へと押し付けながら、ほぼ透明に近い不完全な精液を垂らしている男根を絶頂の際に少し距離を取った男の指達にぺちぺちとぶつけつつみっともなく振り乱した。
押し付けられた尻肉の柔らかさと、淫らに蕩けた穴の感触を顔中で感じながら嫌がる意思とは裏腹に心地良さげな身悶えを行っている男という絶景を目と耳で味わい、直接見えない場所にある男根の様子を男根が指に打ち付けられる緩い衝撃と指に向かって飛び散る淫蜜のシャワーで堪能した男は、それらの愉快な絶頂の反応が落ち着きを見せると同時に顔と指を散々イき狂わせた男から離し、自身の唾液と男の腸液に汚れた口を近くのタオルで拭いつつ嬉々として次の責めを宣言した。

「ふふっ、捜査員さんの身体、大分蕩けましたね。それじゃ予定通り、次の段階に行きましょうか。さっきまでよりももっともっと、気持ち良くしてあげますよ」
「っ……!? ま、て……貴様……にゃ、なに、を……っ!?」

ここまででも、十分過ぎるくらいに気持ち良かった。時折拘束を加えられ一方的に弄ばれている事実と、捜査員という自身の立場を忘れて悪に属する男が与える悦楽に溺れてしまうことがあったくらいに気持ち良かった。
その先を何の躊躇いも無く宣告された男は、焦りを募らせながら絶頂直後の痺れた舌で背後の悪に問いかける。これ以上の快楽を叩き込まれたらきっともう抗えない。そんな戦慄を掻き立てられながら、捜査員は一体何をするつもりだと、問いを真後ろにぶつける。
無論、それに対する返事は無い。返事の代わりとしてもたらされたのは、異物を遮る力を無くすくらいに緩まされた尻穴を一息に貫く悪の右指で、舌では決して届かぬ深い場所までを満たされ特に過敏な弱点である前立腺をリズミカルに抉られ始めた捜査員は抱いていた更なる快楽への恐怖と怯えを一瞬にして至福へと変換させられながら、あっという間に新たな絶頂へと、絶頂の最中に次の絶頂が押し寄せるイきっぱなしの状況へと追い込まれ、悪が望んだ以上の淫猥な悶絶を提供する生き物へと貶められてしまった。

「んぉっ!? ひゃ、おぉぉっ!? だめ、りゃめ! 抜けぇ! 抜いでっ! イぐイぐイぎゅぅぅぅっ!!」
「お尻舐めてる時から思ってましたけど、捜査員さんの身体とってもエッチで才能ありますよ。初めてなのにお尻でこんなに気持ち良くなって、初めてだったら普通は苦しいはずなのに嬉しそうによがり狂ってる捜査員さん、可愛いですよ。もっともっと苛めて、可愛いところを引き出して、淫乱の才能をじっくりと開花させてあげますからね」
「いやっ、いやぁぁっっ! しょんなのぉ! やっ、あぁぁ!! まらイぎゅぅっ! じゅっどイっでるのぉぉぉぉっ!!」

尻穴を掻き回されることで生まれる抑えきれぬ愉悦の波で揉みくちゃにされ、触られてもいない男根から薄まった精液を噴き出させつつ何処にも逃れられぬ裸体をはしたなく悶えさせる捜査員の姿を愉しみながら、非道な男は早くも右の人差し指から薬指までの三本の指を飲み込んだ尻穴に醜悪な充足と感心を膨らませつつ、当人すらも知らぬ淫らな本性を隠し持っていた捜査員を開発し正義の誇りを忘れ去った真の淫乱へと育て上げていくのだった。






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疲弊した馬達は惨めに鳴いて到着を知らせる

2021.09.29.Wed.21:00
右の車輪が回れば回る程、右側に配置された男の尻穴を狙い撃つ形であてがわれた極太の張型が前後運動を繰り返し望まぬ雌の悦楽を男に容赦無く味わわせていく。左の車輪も同様に回れば回る程左に配置された男は守りたくても守れぬ尻穴を張型によって苛烈に掘削され、意に染まぬ屈辱的な快感で為す術無く翻弄されていく。
それを嫌というくらいに理解させられていても、哀れな男達は肛虐に震える足を休み無く動かし尻穴への淫猥な責めと連動している車輪を動かし続けるしか無い。左右の腕を自らの胴体に巻き付けた位置を強要する黒色の拘束服同士と頑丈の金属の棒で形作られた取っ手の側面を何十という数の短い鎖と南京錠で結合され、内部で口に太い棒を噛ませて言葉と舌噛みを禁じる機構を有している馬の口を模した細長い黒のマスクを頭部に固定する馬の耳飾り付きの黒革ベルトの金具と取っ手の前面を拘束服と同じように鎖と南京錠で遊び無く繋がれ自由と抵抗を大きく削ぎ落とされた男達は、自分達に拘束を施した非道な男達に逆らうことすらも許されぬまま甘い苦悶を生み出す原動力となる車輪を回し、尻穴を貫く張型を前後させる装置を乗せた荷車を自らの足で目的地に向けて運ばされるしか無い。
憎い敵を視覚と聴覚で愉しませ、味覚を悦ばせる料理と酒を運搬し使用済みの食器を回収するだけの惨めな存在に貶められた男達は、休憩を欲する心とは裏腹に足を前に進め、敵達の手で丹念に開発された尻穴を蹂躙される快楽に屈して無様に精液を漏らしながら、宴の会場であるホールと厨房を往復させられるしか無いのだ。

「うぅ、うふうぅ、んもっ、あおぉぉっ……!」
「ふぐ、むあぁ……んふっ、むぶあぁっ」

喉近くまでを埋め尽くす棒に歯を立てて苦しげな唸りを放ち、痛々しく見開いた目から誇りを捨てて許しを請う哀願の涙を零しながら、男達はホールで回収させられた空の食器やグラス達が乗っている荷車を厨房へと運んでいく。
太く長い張型に最奥までほじくり回されている尻穴から垂れ落ちる泡立った腸液と、こんな状況だというのに快感に負けてしまった男根から分泌された精液で汚れきった床を痙攣する足で踏み締めつつ、男達は本物の馬のように荷車を引き物品を主の元へと移動させられていく。
そうして屈辱と恥辱に満ちた厨房への運搬を終えた男達は、乱れきった呼吸をほんの少し整え絶望に打ちひしがれた瞳を隣の男とわずかに交わすと、馬の口型をした枷の中で到着を知らせる声を、今の自分の立場を嫌でも再確認させられる鳴き声を自暴自棄気味に叫んだ。

「んぐぅぅぅーっ! むぶぅぅぅぅーっ!!」
「ふぶぅぅぅーっ!! んもぉぉぉっ!!」

本当はこんな声など出したくない。厨房にいる敵達を呼ぶ声を出したら、また宴の会場となっているホールに向けての運搬を強いられてしまうから、こんな情けない声など発したくない。
ほんの少しでも手を抜いたり、勝手な休憩に耽る素振りが後から監視カメラの映像で見付かったら、今日以上の地獄でいたぶってやると宣告された故に叶えられぬ願いを胸に募らせつつ次の苦しみを引き寄せる鳴き声を泣きながら紡いだ哀れな馬達は、厨房の扉越しに聞こえてくる足音を耳にして敵達からの嘲りを込めた罵倒を覚悟し、疲れ切った足及び停止した張型を飲み込んだ尻穴と共に残忍な敵の娯楽に変えられた肉体を恐怖と戦慄に強ばらせていた。






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無駄な足掻きはこそばゆい拷問を引き寄せる

2021.09.28.Tue.21:00
手首同士と二の腕同士を背中で遊び無く括り、伸ばしたままの状態から抜け出せなくさせた腕を胴体へと密着させる上半身の縄。足首同士と太もも同士をきつく結合し、左右の足をわずかに離すことさえも禁じる下半身の縄。これらの縄によって、男達の裸体は完全に自由を奪われてしまっている。仮に視界を閉ざす黒革の目隠しが無かったとしても二人は自分達を捕らえた敵達の非道な責めから逃れられず、惨めに叫びながら拒絶を示すことしか出来ない立場へと追いやられてしまっている。
だが、男達は憎い敵の思い通りにされるのを嫌い、不自由な裸体をベッドの上でなりふり構わずにのたうち回らせながら責めを注ごうとする敵の手を必死で煩わせた。無抵抗に乳首と男根を弄ばれ、尻穴を好き勝手にほじくられるくらいならばと、男達は無意味と知りながらも敵達の思惑をせめて少しでも遠ざけようと、丸出しの恥部を振り乱しながらじたばたと裸体を悶えさせた。
しかし、男達のそんな諦めの悪い抵抗は敵達の手を焼かせる以外の効果も生み出してしまった。自分達を捕らえ支配する残忍な男達に苛立ちを覚えさせてしまった二人は、無駄な足掻きを紡ぐ力が弱まり責め苦を後回しにするだけの抵抗さえも不可能となる憔悴が訪れると同時に、罰と称されながらこれまでに無かった更なる拘束と逆らったことを心の奥底から悔いる程の拷問をもたらされた。
それは、後ろ側に向かって直角に曲げさせられた足をベッドの柵へと縄で厳重に縫い付ける拘束と、上半身の縄を足が繋がれている部分の柵へと結わえ付ける縄を用いた海老反りの体勢を強要する拘束。そして、守ることも逃がすことも叶わなくなった無防備な足を、慈悲も容赦も無くくすぐり回す拷問。身を悶えさせてくすぐったさを散らすことも許されぬまま延々と望まぬ笑声を引きずり出されるあまりにも残忍な仕置きを、二人の男は自分達を拉致した敵達の手で何の躊躇いも無く叩き込まれ始めてしまったのだ。

「ひゃっ、ひひぃっ! も、ゆる、ひひっ、はひひひぃっ!!」
「た、しゅ、けへ……いぎがっ、くひひぃ! くりゅ、ひひっ! ほひひひひぃっ!!」

目隠しの下から涙を頬に伝わせつつ、男達は荒く呼吸を乱した口で息も絶え絶えになりながら哀願の言葉をひたすらに絞り出す。
追い打ちの縄によってベッドの柵に固定された足をすぐ隣にある仲間の足と共にくすぐりを与える敵の指からはどうやっても離れられない狭い範囲で悶え狂わせ、上半身と柵を繋ぐ縄を軋ませつつ並んで海老反りの格好に変えられた二つの裸体を惨めによじらせながら、男達は二人仲良く唾液を飲み込む余裕も無くした口で憎んでいたはずの男達に嘘偽りの無い言葉で許しを請うている。
けれど、残酷な男達は二人の足を嬲るくすぐりの拷問を緩める気配さえ見せない。手も足も出せぬ汗と縄に塗れた裸体が生き物とは思えぬ痙攣を晒しても、無理矢理に笑いを上げさせられている二人の口から溢れ出す声が理性と正気を失った物へと変化し始めても、足を執拗にいたぶる男達は飼い主に刃向かった愚かな肉奴隷達を躾け直す地獄を淡々と味わわせ、二人に残った抗いの意思を完膚無きまでに打ちのめしていくだけだ。

「もぉ、もぉやらぁっ! あひっ、ひゃひひひぃっ! ごめんな、じゃい! もぉさかりゃいましぇん、がらぁっ! ゆるひれ、はひひぃっ! くしゅぐりやめで! おひんぽいれでぇぇっ!」
「おほっ、ほほほぉっ! なんりぇも、じまじゅがらぁっ! あっ、はひひひっ! おひんぽ、なんじがんでも、じゅぼじゅぼひていいれしゅがらぁっ!! もぉだじゅげ、へへぇっ! くしゅぐっだいの! ゆりゅじでぐらじゃいぃぃぃぃっ!!」

このくすぐりに比べたら、敵達の男根で蹂躙され雌の悦びに翻弄される方が遥かに良い。
そんな悲痛で淫猥な思いを乗せて放たれた男根をねだる笑声混じりの絶叫を嘲笑いながら、二人にまだ思考能力が残っていると判断した敵達は指の動きを嬉々として強め、芽生え始めた肉奴隷の自覚を定着させる目的で足へのこそばゆい拷問を耳に心地良い悲鳴を愉しみつつ継続させていくのだった。






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哀れな犬は遥か先の休憩を嬉しがる

2021.09.27.Mon.21:00
薄茶色の毛に覆われている犬を模したふわふわな着ぐるみの中に閉じ込められた青年は、あどけない表情を浮かべている犬のマスクの下で見開いた目から大粒の涙を零し、マスクと一体化している金属の輪を噛まされたことで閉じることを禁じられた口から飲み込めない唾液と共に舌と苦悶の呻きをだらしなく垂らしながら、伸ばしたくても伸ばせなくされた四肢で狭い部屋の中を延々と歩き回り続けている。
屈辱的な四つん這いの歩行などしたくない。心の底からそう願いつつ着ぐるみからの脱出を図る身悶えを繰り返しても、青年を取り巻く状況は何一つとして変わらない。両手両足を窮屈に折り畳ませている着ぐるみに内蔵された筒のような形状をした機械は、どんなに力を込めても無意味な足掻きを笑うように手足へと食い込むばかりで、青年は手足の自由を奪われた事実からも辱めに満ちた意に染まぬ歩行からも抜け出せない。
手足を無慈悲に縛める着ぐるみ内に仕込まれた機械によって手足を無理矢理に動かされている青年は、着ぐるみの股間部分にあてがわれた器具の振動で男根全体を容赦無く震わされ堪えきれずに放出してしまった精液を細いチューブを用いて採取されている惨めな青年はもう、犬の尻尾飾りと繋がっている極太のアナルバイブに腸内を苛烈に掻き毟られながら一人きりの部屋で無様に歩かされるしか無い。
まるでリュックサックでも背負うかのような形で背中へと装着された箱型の装置が送り込む命令に従って駆動する淫らな責め具と四肢を強制的な歩行に誘う機械を拒めない青年はもはや、情けなくイき狂わされながら本物の犬のような移動を強いられるしか無い。
あらかじめ蓄積させた電力に加え、自身から搾り取った精液も駆動の為のエネルギーへと変換出来る機構を備えた背中の装置を停止させる手段を一つ残らず没収された青年は、装置を動かすエネルギーが尽きるまで肘と膝で支えた着ぐるみ入りの肉体を前進させられ、追加のエネルギーとなる精液を為す術無く分泌させられるだけの存在でしか無いのだ。

「あぁっ! あおぉっ! はぁ、はおぉ、うぉぉぉんっ!!」

開きっぱなしにさせられた口から一際甲高い鳴き声を放ち、めちゃくちゃに振り乱される頭部の動きに合わせて唾液を周囲に撒き散らしながら、青年が何十度目かも分からない絶頂に悶え苦しむ。
四肢の動きを跡形も無く制限されているせいで腰を振って快楽を逃がすことも許されない着ぐるみに詰め込まれた裸体を痛々しくよじらせながら、青年が作り物の尻尾をみっともなく跳ね回らせ尻穴に余計な悦楽を生み出しつつ、終わりの見えない淫獄と歩行が織りなす拷問からの解放をなりふり構わずに希求する。
しかし、どんなに鳴き喚いても救いは訪れない。誇りを捨てた哀願の絶叫は青年が置き去りにされた部屋に虚しく響き渡るのみで、助けはやって来る気配すら感じさせない。
幾ら許しを請うても、無駄。そんな分かりきった事実に改めて絶望を募らせ打ちひしがれながら、青年は犬に閉じ込められた裸体をガクガクと痙攣させつつより深く濃い絶頂へと押し上げられていき、とうとう限界を越えた絶頂を、精液の放出を伴わない不完全な絶頂を迎えさせられた。

「うぁっ、おぁぁぁぁぁーっ!? は、おぉ、あぉ、うぉぉぉんっ!!」

淫猥な遠吠えを喉が破れんばかりに叫びながら、青年が着ぐるみの中で何も吐き出せなくなった男根の先端をパクパクと開閉させつつ、開放感が無いまま放出の感覚だけが長く鈍く続く絶頂に四肢を前へと運ばされながら悶絶する。
その、甘く苦しい快楽の極みに思考を嬲られ、綿と機械に包み込まれた肉体を責め立てられながら、青年は朦朧とする意識で安堵を抱いた。
これでもう、背中の装置に精液は送り込まれない。この拷問をもたらす原動力となる精液を絞り出されてしまうことも無い。

「うぁ、おぉんっ! あぉ、はぉ……きゃぉぉぉんっ!!」

もうすぐ、望まぬ歩行も、淫らな暴力も終わる。長い長い苦しみの果てに見えた地獄の終了に希望を噛み締めつつ間髪入れずに襲い掛かった射精無しの絶頂に鳴き叫ぶ犬に貶められた青年は、背中の装置がまだ電力しか消費していないという残忍な事実を知る由も無いまま程無く訪れると信じた休憩を嬉しがりつつ肉体をくねらせ、背中に与えられた非道な装置に溜め込まれた手つかずの精液が揺れ動く水音を自らの身悶えと鳴き声で掻き消してしまっていた。






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機械はいつも通りに動けぬ男から商品を搾り取る

2021.09.25.Sat.21:00
左右の手首と肘、足首と太もも、そして首と腰の部分を台へと遊び無く縫い付ける内側に黒色のクッションがあてがわれた金属製の器具は、今日もいつものように男の自由を奪い取っていた。

「あぉっ……おぁ、あぉぉっ!」

昨日も、一昨日も、その更に前にも目覚めと同時に味わわされた厳重な拘束達による圧迫に絶望と焦りを募らせながら、男はうつ伏せの体勢で固められ両手両足を×字に伸ばさせられた裸体をじたばたと暴れさせる。顔の下半分を覆う形で装着された黒革のマスクと一体になっている太く硬い透明なチューブを噛まされ、チューブを通した口呼吸を強要された上にチューブ内へと流し込まれる淫猥な薬品混じりの食事の摂取を拒絶出来なくされた男は、口から伸びたチューブの先にある箱型の機械が起動する前に逃れなければという焦燥を膨らませつつ、裸体を縛める拘束達との格闘を一心不乱に繰り返す。
しかし、男が幾らなりふり構わずに暴れようとも、頑丈な拘束具達はビクともしない。男が言葉にならぬ呻きに怯えと恐れを滲ませながら雄々しき筋肉に覆われた裸体に力を込めても、全身を台に固定する金属達は外れる気配すら見せない。
生身では決して振り払えぬ拘束達に身動きを完全に封じられた哀れな男は、必死の足掻きも虚しく今日も抗えぬ裸体をいつも通りの時刻に起動した眼前に位置する箱型の機械に苛まれるしか無い。口内へと続いているチューブに流し込まれる媚薬混じりの空気と、少量ずつ注入される栄養剤と媚薬と精液の製造量を増幅させる薬品が混ざり合った液体を体内へと取り込まされながら、チューブが接続されている場所とは違う面から伸びた口の物より細いチューブやコードの先にある残忍な責め具に隠したくても隠せぬ恥部を嬲られるしか無い。
わずかに開かされた足の間に取り付けられた金属の土台を用いて無防備な尻穴を狙い撃つ形で設置された男根を模した極太の張型と、丸出しの男根をすっぽりと囲う形で与えられた透明な筒を毟り取りたくても毟り取れない無様な男は、それらの器具に電力を送り淫らな弱点を甘く追い詰める動きを行わせる機械の思い通りに望まぬ絶頂を何度も何度も迎えさせられるしか無い。
行動を制限され、しゃべることさえも不可能にされた男はもう、設定した時刻に従って残酷に起動し始めた機械によって生み出された口と、男根と、尻穴の淫獄にただただ悶え苦しみ、堪えきれずに噴き出させた精液を男根全体を吸い上げている筒の機構によって為す術無く採取されるしか無いのだ。

「あぉぉぉぉーっ!? おぁっ、うぁぉぉぉぉっ!!」

嫌という程に吸わされ、飲まされた薬品達が口内をじわじわといたぶり男の裸体を内側から狂わせていく。
荒々しい前後運動を開始した張型が男の尻穴を奥深くまで掻き毟り、捕らわれた当初には想像すらもしていなかった雌の悦楽を容赦無く男にもたらしていく。
小刻みな振動を絶えず維持する非道な筒が、内部で苦しげに脈打ち早くも一回目の射精に至っている男根に吸い付きながら、普通の人間を大きく超える量と回数の射精を可能にされた男に次の射精を促しつつ、吐き出された精液を自身に繋がっているチューブを用いて本体である箱型の機械へと移動させていく。
何もかもが気持ち良い。まだ始まったばかりなのに、脳が破裂しそうなくらいに気持ちが良い。このまま続けられたら、今日もまた心と身体を淫猥に突き崩されてしまう。反抗心と人間としての理性を昨日以上に壊されながら、意識を失うまで絶頂に次ぐ絶頂へと押し上げられてしまう。
そんな戦慄を覚えながら一層激しく身をよじらせても、男を取り巻く状況は変わらない。冷酷な敵に捕獲され、敵の組織を潤す狂気的な商品として精液を搾り取られる惨めな男の立場は、どんなに頑張っても覆せない。
敵の手に堕ちた日から衣服の代わりに拘束を纏わされ、起きている間はほぼ常に淫蕩な地獄を加えられている男はもはや、憎い敵の意に沿ってイきまくらされるだけの、高値で売れる商品を作り出す生きた装置でしか無いのだ。

「うがっ、ご、むぁぁぁんっ! うふっ、うもあぁ、んぉっ、あぉぉぉぉぉんっ!!」

休み無く思考に浮かび上がるイくの言葉と、否定さえ許されぬ暴力的な気持ちいいの感情に翻弄されながらどうすることも出来ずに延々と絶頂に導かれる男の絶叫は、激しすぎる快楽を持ってしても意識を現実に引き戻すことが叶わなくなる形での失神が訪れる時まで外部に音が漏れ出ることも無い一人きりの部屋に哀しく響き渡り、イき地獄に陥らされた男をより濃い絶望の方向へと追い詰めていくのだった。






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正義に腰掛けた悪は発情に狂う様を鑑賞する

2021.09.24.Fri.21:00
透明なラップを厳重に巻き付けられ、更にその上から黒色のガムテープを執拗に施された腕と足は、どんなに力を込めてもラップとガムテープが軋む音を立てることしか出来ない。鼻の穴以外の部分を隙間無く覆うラップと黒ガムテープを与えられ、唯一の呼吸孔に変えられた鼻をみっともなく鳴らしながら見ることとしゃべることを封じられた頭部を振り乱しつつ、天井の蛍光灯と強化ガラスで作られた扉の小窓を除く部分に柔らかな白のクッションが敷き詰められた部屋の中でなりふり構わずにのたうち回っても、背中で指先から二の腕までを包まれつま先から太ももまでを緩み無く締め付けられた無様な裸体はばふばふとクッションに音を立てさせ丸出しの男根を情けなく跳ね回らせる程度の行動しか取れない。
言葉にならぬくぐもった唸りを発しながら、無意味に拘束と格闘する滑稽な捜査員の男。自力では抜け出せないという絶望の事実を心と身体と経験で理解させられているだろうに、諦め悪く身を悶えさせる愉快極まりない捜査員の男。そんな完全に自由を奪われた捜査員は、体力の消耗が訪れ床のクッションに横たわって呼吸を整える休息に入った瞬間を見計らって部屋の扉を開け笑い混じりに言葉を掛けてやった瞬間、最高に惨めな反応を俺に見せてくれた。
それは実にいたぶり甲斐のある、怯えと戦慄が入り混じった反応だ。

「捜査員さん、おはよう。今朝も早速、生意気な捜査員さんを良い子に躾け直してあげような-」
「んむぅぅっ!? むぅ、んぐぅぅっ!!」

突然に開いた扉の音に気付いて上半身をわずかに起こした捜査員は、嫌というくらいに聞かされたであろう俺の声を耳にした瞬間汗に塗れ憔悴に襲われている裸体をクッションの上で後ずさりさせ、俺から逃げようと試み始める。
無論、手足を縛られ視覚を没収されている姿でそんなことをしても無様さを一層掻き立て、散々組織の妨害をした捜査員が今支配下に置かれているという至福の情報を俺に再確認させるだけだ。何をしてももう、抵抗と逃走には辿り着けない。圧倒的に不利な状況にいる捜査員が涙ぐましく拒絶を示す様子に笑みの黒さを深めながら扉の鍵を悠然と掛け直した俺は、必死の後ずさりとは裏腹に俺の一歩にも届かない移動しか行えていなかった捜査員に容易く追い付き、宣言通りに今日の朝の分の躾を注ぐ為の準備へと取り掛かり始めた。

「捜査員さん、暴れても無駄だぜ? 大人しく……俺に座られてな」
「むぐっ、んむぅぅぅっ!!」

ラップとガムテープに縛られた裸体でひたすらに距離を取ろうともがいていた捜査員を嘲笑いながら、俺はそれ以上の逃走になっていない逃走を禁じる為に、床のクッションに足を正面方向から押さえ付ける形で膝の部分に腰を下ろした。
当然、捜査員は足に掛かる俺の体重から脱出しようと身悶えを激しくさせる。見やすく、いたぶりやすい位置にさらけ出された男根と左右の乳首をぷるぷると揺らめかせながら、捜査員は上半身をよじらせプスプスと鼻息を立てつつ頭部を勢いよく動かして俺をどかそうと試行錯誤する。
だがもちろん、捜査員のその行動は俺をどかすという結果には至らない。俺は尻肉に伝わる抵抗の力を感じ捜査員を捕獲した事実を改めて噛み締めながら、俺に足へと座り込まれたせいで責めに逆らうことすらもままならなくなった捜査員の恥ずかしい弱点へと何度味わっても飽きの来ない高揚に浸りつつ躾を開始した。
俺は胸ポケットから取り出した小さなボトルのノズルを無防備な捜査員の乳首と男根に向けて押し込み、内部に注がれた液体をたっぷりと霧状に変化させて塗布し、捜査員に強烈な発情を、じっとしていることも叶わない暴力的な疼きをもたらしてやったのだ。

「んみゅぅぅぅーっ!? んっ、んぐぅぅ! むぶぅぅぅぅぅっ!!」
「効くだろ、捜査員さん? これ、今度新しく得意先向けに売り出す予定の超強力な媚薬なんだぜ? 吹き付けられただけで……ほぉら、乳首もチ○コもギンギンだ。触りたくてしょうがねーだろ? 弄って欲しくて堪らねーだろ? 今朝はその状態で、失神するまでずーっと焦らしてやるよ。恥ずかしがり屋で強情な捜査員さんが、素直に気持ち良くなりたい、射精させて欲しいっておねだりが出来るよう、今朝はどんなにお願いしても絶対に気持ち良くしてやらないからな? 精々発情しまくって、疼きに苦しみ抜いて、理性と一緒に正義の誇りとやらを無くしていくんだぞ? 分かったな?」
「むっ、ぎゅぅぅぅっ!? ぶふぅぅ! むっ、んむぉぉぉぉぉっ!!」

助けて、許して。悲痛な哀願を乗せた唸りを耳にしても俺は捜査員の足に腰を下ろした体勢でくつろぎながら悶絶の光景を鑑賞し、乳首への刺激と射精を希求する腰を突き出すような痙攣を見せられても俺ははしたなく体積を増した乳首が胸元で震えパンパンに張り詰めた状態で分泌した淫蜜を撒き散らしながら男根が前後左右に踊り狂う様を堪能しつつ、最初に宣言した通りに一切手を出すこと無く媚薬による発情と連日の調教の成果によって淫猥に変質しつつある肉体の内側から湧き上がるいつものような残忍な快楽を欲する己の渇望に責め立てられる捜査員を、失神の時まで焦らしに、焦らし続けていた。






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淫獣達は無我夢中で男根を責め立て合う

2021.09.23.Thu.21:00
左右の手首と二の腕同士を背中で縛る縄と、伸ばしたままの状態に固定された腕を胴体へと括り付ける縄によって、男達は腕の自由を完全に奪い取られてしまった。足首と太ももを短く括り、膝の上下を遊び無く結わえる縄のせいで、男達は手足を縛める縄と背にした壁の金具を繋ぐ縄が仮に無かったとしても立ち上がることも叶わない状況へと追い込まれてしまった。
何処にも逃げられない。食事に混ぜられた淫薬の効果でみっともなく張り詰めさせられた男根を慰めることも、口を開いたまま閉じられなくさせる輪状の金属を用いた枷を毟り取ることも出来ない。そんな惨め極まりない正座の体勢を地下室の壁際で取らされ、長時間に渡って放置された哀れな男達は、自分達を地獄へと置き去りにした敵の男達が地下室へと戻ってくるやいなや誤魔化したくても誤魔化せない淫猥な欲望に疲弊した顔を憎んでいた男達に向け、だらしなく開けさせられた口で非道な敵達を悦ばせることを承知の上で矜持を投げ捨てた哀願の言葉を紡いだ。

「おぅ、ひゅる、ひへ……イあ、ひぇへぇ……っ!」
「ひんこ、はれひゅ、ひゅる……せーえひ、だはへへぇ……!!」

不明瞭でもはっきりと分かる、無様その物なはしたないおねだりを仲良く放つ男達。拉致された日から淫薬による興奮をほぼ常に促され、もどかしさが募る一方の決して絶頂を許さぬ緩い快楽で射精欲を溜めに溜め込まされ、悪に憎悪を抱く正義の意思と共に人間としての尊厳と理性すらも叩き壊されてしまった男達。
そんな男達のなりふり構わぬ懇願の叫びを目と耳で味わった悪の男達は、無意識に快楽への期待を膨らませて縄の服を着せられた裸体をくねらせ腰をみっともなく揺らめかせる滑稽な正義達を無言で嘲笑うと、捕らえた二人が淫欲に屈服した際に加えようとあらかじめ決めていた次の責め苦の準備へと愉快さを前面に出した言葉を発しつつ取り掛かり始めた。

「ふふっ、ようやく堕ちたねぇ、刑事さん達」
「それじゃ、素直におねだり出来たご褒美だ。今日は焦らしも寸止めもせず、刑事さん達の気が済むまで思う存分イかせまくってやるよ」

言いながら、悪達が刑事の裸体を拘束する縄と、壁の金具を結合していた縄を慣れた手付きで解いていく。張り詰めた男根を見せ付けているような伸ばせぬ足を限界まで開いた正座からゆっくりと解放されていく刑事達は、誇りをかなぐり捨て快楽を希求する言葉を口にしたことへの後悔を微塵も持たず、もうすぐ待ち望んだ射精の至福が得られるという事実のみを意識しながら、すでに乱れたいた呼吸を更に乱していく。

「はぁ、はぉ、あおぉ」
「うぁ、おぅ……あぁーっ……!」

刑事として悪を追っていた気高き男の面影は、もはや欠片も残っていない。射精に思考を支配され、甘い悦びをひたすらに請う男達はもう、肉欲に溺れた淫獣以外の何物でもない。
完璧に堕落した二人の刑事。男として、人間として、正義としての自覚を全て忘却し淫蕩な愉悦を最優先に置く爛れた存在へと陥落した二匹の獣。そんな男達が汗に濡れた全身から振りまく早く早くの急かす思いを浴びつつ裸体と壁を繋いでいた縄を解ききった悪達は、解いたばかりの縄を使って淫獣達に新たな拘束を作り出した。それは、刑事同士の裸体を互い違いで密着させる縄拘束。無防備な口でもう一人の男根を根本までくわえ込ませ、その位置から離れられないよう二つの裸体を厳重に一つへとまとめる無慈悲な縄拘束だ。

「あぐっ!? んまっ、むぶおぉっ」
「うぅ、んみゅぅぅっ!? えぉ、うぁぁぁっ!!」

予想していなかった拘束の追加に、刑事達が怯え色の悲鳴を上げながら身悶える。もちろん、手も足も出せず体力も発情で大きく削ぎ落とされている二人が幾ら抗ってみても、悪達の手で上乗せされる悪意は拒めない。刑事達は本能から紡がれる足掻きも虚しく、あっという間に自身と仲間の裸体を縛る縄同士をきつく結ばれ、ほんの少し吐息が表面を撫でるだけでも堪らない悦楽を覚えるようになった男根を仲間の口内に押し込められている状態を、残忍な責めの開始を告げる言葉と共に与えられてしまった。

「さぁ、刑事さん達、好きなだけイきまくりなさい。俺達はまたここを離れるから、二人で仲良くチ○コをしゃぶり合うんだよ?」
「俺達が戻って来た時にどっちかがまだ射精出来るようだったら、手加減をしたってことでお仕置きをしちまうからな? 今度は一ヶ月射精お預けだって言われたくなかったら、一生懸命に仲間のチ○コを舐め回して、我慢せず精液を仲間の口に垂れ流すんだぞ? 分かったな?」
「んぐっ、んみゅ、むぶぅぅんっ!」
「あむっ、んぢゅ、むぅ、んむぁぁっ!!」

おねだりを決心する切っ掛けとなった生殺しの拷問を越える仕置きをもたらされたくない。射精を徹底的に禁止される地獄に恐怖し、口内を奥まで貫く仲間の男根を無我夢中になって舌で責め立て、連日焦らしに焦らされていた己の男根を早くも射精へと導かれながら触れ合った裸体を心地良さげに震わせる刑事達を見下ろす悪達は、再度この部屋に戻ってきた自分達を待ち受けているであろう精液の枯渇に至った男根に吸い付き合い不完全な絶頂を繰り返す壊れた正義達という最高の見世物に思いを馳せつつ、くぐもった悲鳴を上げてイき狂う刑事達を置いて立ち去っていくのだった。






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懇願した男は延々と乳首を捏ね回される

2021.09.22.Wed.21:00
両手首と足首に巻き付けられた黒革の枷と柵の無いベッドの脚を遊び無く繋ぐ頑丈な鎖を甲高く鳴らしながら、男が口を閉ざす黒色の粘着テープ越しにくぐもった絶叫を発しつつX字に引き延ばされた仰向けの裸体をなりふり構わずにもがかせている。
逞しく鍛え上げられた肉体を惨めに暴れさせる自分の姿を醜悪な笑みを浮かべて見下ろす二人の男に対して責めを加えられ始めた直後に向けていた怒りとは全く違う哀願の意思を向けながら、男は無防備に露出させられた男根をみっともなく振り乱しつつ、絶え間無い苦悶に苛まれている乳首への慈悲をねだって胸を一生懸命に突き出している。
そんなことをしても、非道な男達は表情を彩る愉悦の感情を深めていくばかりだというのに。誇りを捨てざるを得ない程の苦痛に追い詰められた哀れな男は聞き流されるだけと知りつつも左右の乳首を嬲る強烈な痒みからの解放を欲して、痛々しく充血し尖りきった状態でヒクヒクと震えているはしたない乳首を無我夢中で自己主張し続けていた。

「んっ、んむぅぅ! ふー、ふぶぅぅぅぅっ!!」

自由を奪われていなければ、男は自分を拉致して辱めている敵の男達に観察されていることも忘れて左右の乳首を捏ね回していただろう。口を塞ぐテープを剥がすことよりも、ベッドから下りられるようになった足で逃走を試みるよりも先に、気が狂うくらいに激しいむず痒さに責め立てられている乳首をめちゃくちゃに弄り倒していただろう。
だが、四肢を縛められた男は無様に己の乳首を指で慰めることも許されない。あらゆる行動を手足を封じる拘束によって取り上げられた今の男はもはや、嫌悪していたはずの敵達に許しを請いながら強まる一方の痒みに悶絶させられている裸体をくねくね、じたばたとよじらせることしか出来はしないのだ。

「むぐぅぅぅんっ! ふっ、ふぐっ、んもぉぉぉっ!!」

見開いた目から涙を零しつつ、男は縋る視線と言葉にならぬ悲鳴で敵達に助けを求める。一心不乱に繰り返した無駄な身悶えによって火照りきった汗塗れの筋肉質な裸体をベッドの上で踊らせ、丸出しの男根を跳ね回らせながら、男はぷっくりと肥大化した乳首をいたぶる痒みの緩和を、乳首への刺激を心と身体の両方で懇願する。
その滑稽極まりない痴態を悠然と堪能していた敵の男達は、悶え苦しむ男を繋いだベッドの側に設置していたテーブルの上の時計を横目で見て責めの開始からもう一時間が経過したことを把握すると、お互いに目を合わせて小さく頷きつつ無言を貫いていた口を開き、乳首への責めを欲しがる男に意地悪く問いかけた。

「捜査員さん、そろそろ限界みたいだねぇ? もう、乳首を弄ってもらうことしか考えられないだろ? ん?」
「俺達に、乳首苛めて欲しいかい? 捜査員の自分を捕まえた悪人の俺達に、うずうず苦しんでる乳首を容赦無く弄んで欲しいかい?」
「んっ、んっんっ、むぶぅぅぅんっ!!」

答えなど聞く前から分かりきっていた質問を浴びせ、首を必死に縦に動かしながら紡がれる屈服宣言と同じ意味を持つ乳首の責めに肯定を表わす唸りを放った捜査員の男を見て満足げに目を細め残忍に口角を吊り上げた悪の男達は、ようやく救いが与えられるのかと無意識に瞳を輝かせる捜査員を嘲りを込めて鼻で笑いつつ、男の物とは思えぬくらいに体積を増し真っ赤に染まった愉快な乳首にそれぞれの右手と左手を寄せた。

「んーっ……むぅぅんっ」

もうすぐ、あの指で乳首を弄ってもらえる。薬で生み出された痒みを和らげてもらえる。自らの意思で乳首への責めをおねだりした屈辱よりも安堵を募らせながら、捜査員の男は自身の厚い胸板の上で刺激の到来を急かすように跳ねる乳首へと迫っていく敵達の指を見つめている。
そうして抑えきれぬ期待を露わにする捜査員の様子を味わいながら親指と人差し指で自分が担当する乳首を挟める位置に手を移動させた悪達は、早く早くと鼻息を荒げ腰を上下に振る堕ちた捜査員を愉しみつつ、非道な情報を後出しすると同時に乳首への甘い拷問を何の躊躇いも無く開始した。

「あ、そうそう、言い忘れてたけど捜査員さんの乳首に塗った薬、痒みを生むだけじゃなくて感度を数十倍に増幅させる効果もあるから、イかないよう頑張って耐えるんだぞ?」
「ちょっとでも油断したらすぐにイきっぱなしになっちゃうと思うから、しっかり乳首に意識を集中するんだよ? 分かったかい、捜査員さん?」

地獄の直前に伝えられた事実に、捜査員が戦慄する暇も無かった。悪達の言葉が終わり、左右の乳首を指で挟まれ、捏ねられ、引っ張りながら弄ぶ淫猥な攻撃を注がれ始めた捜査員は、我慢も叶わない速度で乳首を起点にした異常な快楽を何処にも逃れられぬ身体中へと一気に送り込まれ、自覚も無いままに勃起を強要された男根から勢いよく精液を放出させられてしまった。

「ぶむっ!? んぎゅ、むぎゅぅぅぅっ!?」

痒み由来の疼きだと思っていた己の認識が間違っていたことを、乳首のみの射精という普通では考えられぬ現象によって理解させられながら、男が閉ざされた口で困惑と恐怖に歪んだ淫猥な鳴き声を味方のいない敵の拠点の一室に響かせる。耳に心地良く響き渡る虚しい絶叫をベッドの軋みと共に味わい、先程までとは比べ物にならない悶絶を晒す捜査員の裸体を鑑賞する悪の男達は、狙い通りに乳首で快楽を極めた痴態に歪んだ興奮を加速させながらビクビクと脈打つ乳首を摘まんでいた指の動きを再開し、捜査員を次の射精へと嬉々として導き始めた。

「捜査員さーん? 我慢しろって言ったろ? ちゃんと我慢しねーとずっとイきっぱなしだぞ?」
「乳首を弄ってってお願いしたのは捜査員さんなんだから、怠けずに耐えなさい? ほらほら、またイきそうになっちゃってるよ?」
「むぐぅぅっ! んむ、ぶぅぅぅ!! ふぐ、んみゅぅぅ!! むぉぉぉぉぉーっ!!」

到底、耐えられる物ではない。乳首に塗布した残忍な淫薬の効果を知った上で悪の男達は為す術無くイき狂う捜査員に一方的な言葉をぶつけながら、捜査員の限界がやって来る時まで乳首を延々と捏ね、抗えぬ捜査員に絶え間無い射精を促し続けていた。






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狼達は主の逸物を夢中で舐めしゃぶる

2021.09.21.Tue.22:00
心地良さげに脈打つ肉棒を愛しげに見上げながら、二人の青年が純白と漆黒の尾の揺れで胸の高揚と至福を表わしつつ、自身の顔とほぼ同じ大きさを有する二つの睾丸へと何の躊躇いも無く熱烈に舌を這わせている。眼前で跳ねる凶悪な逸物を陶然と眺め睾丸を夢中で舐め回す青年達の様子を蕩けた瞳で見つめながら、巨大な男根の主である赤肌の鬼にまたがった男は言い付けに従って腰をくねらせ鬼の胸板に自らの男根を押し付けるはしたない自慰と千切れんばかりに振り乱される白銀の尾の下で尻穴がねだるように収縮を繰り返す光景を捧げつつ、大好きな肉棒全体を丹念に舌で味わい甘い刺激を送り込んでいく。
嬉しそうに裸体を動かし、人ならざる者の証である三色の耳と尾を踊らせながら、狼妖怪の男と青年達は鬼の巨躯に奉仕を施している。布団へと仰向けに転がった赤鬼が無防備にさらけ出した男根を中心にして頭部を集結させた狼達は、湧き上がる発情に思考を蕩けさせ鬼の手で快楽を植え付けられた箇所全てを疼かせながら、自身の種族が有する鋭敏な嗅覚で鬼が撒き散らす雄の淫臭を積極的に愉しみ、尖った口から伸ばした長い舌で淫らな幹と袋に悦楽を提供している。
その迷いを伺わせぬ淫猥な様から、狼達の元の姿を想像出来る者は何処にもいないだろう。突然に前触れ無く襲撃を仕掛けてきた赤鬼と果敢に戦った兄弟弟子と、その師匠の面影を淫乱狼達から見出せる者などこの世には存在しないだろう。
自分達のみならず師匠までもを打ち倒し、三人まとめて手籠めにした憎い赤鬼への怒りを募らせていた青年狼達はもう、欠片も残っていない。己の未熟さ故に弟子達を逃がすことさえも叶わなかった事実に矜持を切り付けられながら、自分を師と仰ぎ慕っていた修行熱心な二人の青年狼と共に雄の尊厳を砕かれる屈辱に憎しみを膨らませていた狼の男はもはや、跡形も無くすり潰された。
赤鬼が注ぐ巧みで甘ったるい淫蕩な愉悦に調伏された三人の狼は、武と技の極みを追い求めていた心と身体で雌の幸福と快感を追い求める淫獣へと堕落させられた。反抗を忘れ、怒りと憎しみを掻き消され、食事や睡眠が原則必要無い妖怪の身であるが故に肉欲を常に追求する淫ら極まりない存在へと貶められた狼達は今日も、禁欲的な鍛錬の場として用いていた洞穴の奥で絶対的な飼い主となった赤鬼からの褒美を欲して、汗ばんだ体毛を一層情けなく火照らせている裸体を一生懸命に動かしていた。

「んむっ、ぷあぁ。ごひゅじんひゃま。ご主人、しゃまぁ……」
「んっ、んんっ……ごしゅじんしゃまのたまたま、おいひぃ、ひゅきぃ……」

隙あらば牙を突き立てようとしていた口からうっとりと言葉を発し、鼻を睾丸に埋め込む勢いで押し付け淫臭を取り込みながら睾丸をねぶる青年狼達。

「あぁ、ご主人様ぁ……ご主人様の、蜜ぅ……もっと、もっろくだひゃいぃ……この浅ましい狼共にぃ……」

自らを犠牲にして弟子の解放を望む言葉を発していた口で己と弟子達を辱める言葉を零しながら、次々と溢れ出る透明な蜜を舐め取り赤鬼の胸板に擦り付ける男根を数十度目の絶頂へと上り詰めさせつつ、尾を強ばらせ尻穴をパクパクと開閉させる狼の男。
気高く、誇り高く、爛れた生活とは無縁な日々を送っていた自我を削り落とされた三人の狼が全く同じ肉奴隷の立場で見せる滑稽な痴態を独占する赤鬼は、すっかり理性を失った三人を焚き付け焦らせる言葉を嬉々として浴びせ、自分を悦ばせる痴態の勢いを引き上げさせた。

「自分で気持ち良くなってないで、ちゃんとご主人様の方を気持ち良くしろよ? 今日は俺をイかせたらチ○ポを突っ込んでやるとは言ったが、あんまりにもお前らだけが愉しんでるようだったらお仕置きになっちまうぞ? この前みたいに縛って放置して、何日もチ○ポお預けしちまうぞ? 良いのか、ん?」

意地悪な笑い混じりに告げられた仕置きの展開に戦慄した狼達が、赤鬼の男根無しでは生きられなくなった尻穴を気が狂う程の疼きに苛まれるお預けを嫌がって舌の動きを速める。元々の立場を忘れた狼達は、雌の悦びを長期間に渡って没収される恐怖に対して全く同じ怯えの表情を浮かべながら、更なる悦楽に襲われつつもそれに溺れること無く赤く大きい男根を絶頂に導く為の奉仕を全力で注ぎ込んでいく。

「そうそう、その調子だ。やれば出来んじゃねーかよ。ほら二人共もっと行けんだろ、下品な音立てて金玉しゃぶれ。お前も、もっと腰振って俺の胸でチ○コ擦りながらご主人様のチ○コ舐め回せ。俺を早くイかせねーと、三人まとめてお仕置きだぞー?」
「んっ、んむっ、はむ、んうぅ」
「はちゅ、ぷぁ、んふっ、ふうぅっ!」
「あっ、あおぉんっ! はっ、はぁ……んむ、むぁぁぁーんっ!」

追い打ちとして与えられたより惨めな奉仕の指示を受けて、言葉を放つ余裕すらも無い奉仕へと駆り立てられながら、狼達は無様に息を切らしつつ舌で男根中を撫でる姿で赤鬼に歪んだ幸福を抱かせ、妖怪としてだけで無く雄としても自分達より強い飼い主の興奮を際限無く加速させていくのだった。






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雄々しき肉体は意地悪な主に独占される

2021.09.20.Mon.21:00
愛しい男が雄々しき姿を魅せ観客を大いに沸かせた祭りの盛り上がりを思い出しながら、青年は数時間前の喧噪が完全に失われ暗闇に覆われた神社の方角を屋敷の二階から眺めつつ、手にした杯の中で揺れる酒を口へと運んだ。
褌のみを纏った逞しき肉体で同じ服装を取った男達と共に神輿を担ぎ上げ、祭りの最後を飾る太鼓の囃子を力強くかつ優雅に務めた様子を思い出しながら青年は含んだ酒を飲み干した口で小さく微笑み、空になった杯を背の低いテーブルの上に戻しつつ左隣にいる男に話し掛けた。

「祭りの時の○○さん、とても美しかったですよ。普段でも見惚れるくらい美しい身体をしているのに、汗を輝かせながら筋肉を逞しく震わせて催事に励む姿は、眩しいくらいに美しかったです」

嘘偽りの無い褒め言葉。そんな嬉しいはずの評価を受けた男は、何一つとして返事を口にしない。
一切の反応を示さず、無言を貫く男。祭りの際に辺り一帯に響く掛け声を発していたとは思えない静かさを保つ男。その愉快な男の様子を椅子に腰掛けた体勢で満足げに頷きながら味わった青年は、祭りの時からずっと着たままの浴衣を興奮を滾らせた男根が内側から押し上げている様を隠しもせずに立ち上がると、これまで音と気配のみで味わっていた男の方に身体を向け、ほんの数時間前の人々を魅了した姿を完全に失った男に粘ついた口調で語り掛けた。

「だけど、一番美しいのは今の○○さんですよ。こんなにも立派な身体をしているのに、華奢な僕に何をされても逆らえない。自分よりも年下な上に貧弱な僕が与えた命令を忠実に守って何もしゃべらず、さっきまで自分が活躍してた場所から見えるところではしたなく発情している可愛くて淫乱な○○さん以上の美しい物なんて、他にありませんよ。○○さんも……そう思うでしょう?」
「っ! っふ……!」

先程寄せられた物と同じ、嘘偽りの無い本心からの賛辞。使用人である男にも礼儀正しく接する優しく穏やかな屋敷の主の仮面を捨て、意地悪く情熱的に愛をぶつける絶対的な主人の雰囲気を醸し出しながら淫猥な痴態を褒めつつ右の脇腹を右手の指先で撫で上げた青年の不意打ちに驚いた男は、主が愛しく思っている筋肉に覆われた肉体を激しく跳ねさせ甘い悲鳴が漏れないよう口を塞ぐ白布の猿轡を強く噛み締めた。

「ふふっ……本当に○○さんは従順ですね。僕に苛められるのが大好きな○○さん。僕の手で自由を奪われてはしたなく身体を火照らせている○○さん。祭りに来た皆さんを惹き付けたこの逞しい身体を悩ましげにくねらせながら、気持ち良くなりたくてビクビク脈を打ってるおチ○チンで褌を揺らしてる淫乱な○○さん。もっともっと追い詰めて……言い付けを守れなくさせたくなるくらいにエッチですよ」
「っ!? っ、っく……っ!」

右脇腹を撫でた青年の右手が割れた腹筋を確かめるように動き、左右の足首とすね同士を縄で縛めた足をくすぐるように這い、手首同士をきつく括る縄と頭上の梁を結合されたことで万歳の位置から腕が下りられなくなった為に丸出しとなった腋を汗ばんだ毛を弄びつつ弄り倒す。左手は、苦しげに眉根を寄せている目を覆う白布の目隠しをからかうようにつつき、歯を割って噛まされた白布のせいで命令を解かれても言葉を自由には紡げなくされた口から顎へと垂れ落ちていた唾液を掬い、指先で取った唾液を潤滑油代わりにしてピンと尖った左の乳首をくにくにと巧みに捏ね回す。
その全ての刺激が、気持ち良い。被虐を嬉しがる男の心は何もかもを捧げた年下の主に弄ばれている事実を至福と捉え、上下に引き延ばされた格好を強要された肉体をくねくねと踊らせながら腰を前後に振り、布を先にずらす形で外部に露出させられた男根に覆い被さっている褌の前掛け部分をはたはたと揺らめかせている。
けれど、男は声を発しない。呻きは漏れても、快楽に溺れた鳴き声は放たない。主の命令を頑なに守り、声を必死に留める自分に服従を誓った男の無言での悶絶を背後から伸ばした手で知り尽くした弱点を嬲りつつひとしきり堪能した青年は、言い付けを破った罰と称して愛しい男を甘く苛め抜く展開を引き寄せる為に、限界寸前の男にとどめの悦楽を注ぎ始めた。
青年ははためいていた褌の前掛けを左手で握り男根全体が汗に濡れた布に囲われている状態を作り出し、右手で白に包まれた男根を褌ごと熱烈に扱き、命令を守り切れずに声を上げさせることを目的とした摩擦の悦楽を鬼畜な愛情を込めて開始してしまったのだ。

「っぎゅ!? ご、む、お……っ!」
「気持ち良いですね、○○さん。このまま続けられたら、あっという間に声が我慢出来なくなっちゃうくらいに気持ち良いですね、○○さん。ほら、耐える必要なんて無いですよ、好きなだけイってください。僕の手でみっともなく鳴き喚きながら、僕しか知らない○○さんの美しい痴態をどんどんさらけ出しながら、気持ち良いお仕置きでよがり狂う○○さんを……全部独占させてくださいね? 僕だけの○○さん?」
「ふぅ、んふぅぅ! もっ、むぐぅっ……!」

抑えきれぬ淫猥な悲鳴を上げ、与えられた命令を破りつつ絶頂へと近付いていく愛しい男を味わいながら、青年は祭りの準備が忙しくなってきたからと快楽をお預けにしていた男根が幸せそうに震え射精に迫っていく様子を左右の手で確かめつつ、後ろから密着した何処にも逃れられぬ裸体が行う悦びを露わにした身悶えを身体中で感じ、男への愛と執着を更に深めていくのだった。






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台に嬲られながら男は屈辱の歩行を強いられる

2021.09.19.Sun.21:00
ほんの少し足を持ち上げればやすやすと越えられるくらいに低い、ドーナツ状をした薄桃色の台。丸みを帯びた上部にあてがわれた柔らかなスポンジのような部分を椅子代わりとして使おうにも、余りの低さに腰掛けることすら難儀する台。だが、今の男はそんな背の低い台の上から逃れることさえ出来ない。両手両足を黒革で作られた拘束具によって縛められ、肘と膝で肉体を支える屈辱的な四つん這いの格好から離れられなくされた惨めな男は、平時であれば障害にもならない台をまたがされた状況からどうやっても抜け出せない。
四肢の自由を奪われ、立つことすらも出来ないよう身動きを制限された哀れな男。手足の動きを大きく封じられ、言葉と舌噛みを封じる為にと装着された穴の開いている黒色のギャグボールを口から毟り取ることも叶わない惨めな男。あらゆる方向から選択肢を削ぎ落とされた無様極まりない男はもう、自分を捕らえた敵達の思い通りに抗えぬ身体をいたぶられるしか無い。手足の拘束以外の衣服を剥ぎ取られ、無防備に露出させられた恥ずかしい弱点に無慈悲な責めの仕掛けを施された男はもはや、誇りを捨てた嫌だの絶叫さえも意味を持たぬ悲痛な唸り声に変換させられながら、終わりの見えぬ甘い拷問に苦しめられるしか無い。
内部からじわじわと染み出す液体媚薬でじっとりと濡れている台の上部に男根が常に触れている状態を与えられ、車輪の付いた足で自分と同じように台をまたがされた箱型の機械と鎖で繋がっている釣り針状の淫具を丸出しにさせられた尻穴にねじ込まれた男は、拒絶も虚しく先行する機械の力によって尻穴を容赦無く引っ張られながら、意に染まぬ歩行の度に強力な媚薬に濡れそぼった台と擦れ合う男根に望まぬ快楽をもたらされるしか無いのだ。

「あむっ、むあぁぁっ! はぶっ、もぉっ! んみゅぅぅぅっ!!」

皮膚から吸収させられた媚薬の効果で逞しく張り詰めさせられ、感度を異常なまでに増幅させられた男根を襲う摩擦の悦楽に鳴き喚きながら、男がまた堪えきれずに絶頂を迎えた。伸ばすことを禁じられた手足を痙攣させ、余計に甘い苦悶を生み出してしまうと頭で理解していながらも抑えきれずに腰をカクカクと振り、先に放出された精液と絶えず内側から滲み出る媚薬をたっぷりと吸った台に達したばかりの男根をぐりぐりと押し付けながら、男が涙と泡立った唾液を垂れ流しつつ白色の薄まった不完全な精液を新しく台へと染み込ませていく。
だが、地獄は緩まない。男の尻穴を埋め尽くす淫猥な釣り針と結合され、男が幾ら悶絶しようとも変わらぬ速度での前進を繰り返す機械は自身から伸びた鎖の先にある非道な釣り針を淡々と引き、よがり狂う男に絶頂の余韻に浸ることさえ認めぬまま再度の歩行を強要する。その残酷な動きに抗いたくても、男は抗えない。手も足も出せず、頭上を通る鎖を振り払うことも出来ず、下手に機械の動きに逆らえば引かれ続ける釣り針によって尻穴に苛烈な圧迫を作り出されてしまう男は、歩かされたくないと強く心に願いながらも、為す術無く四肢を動かしまだ絶頂の最中にいる男根に追い打ちの摩擦を加えさせられるしか無い。
自分が動くことで発生する淫獄に囚われ脱出の糸口すらも掴めぬままイきまくらされる男は、出口も逃げ場も存在しない残酷な台の上をぐるぐると時計回りに進まされながら、加速する一方の疲弊と悦楽に苛まれることしか、出来ることなどありはしないのだ。

「ふぅ! ぶむぉぉぉっ! あぶ、んむあぁ!! ふぉっ、あみゅぅぅぅんっ!!」

何十度目かも分からない絶頂に至り、これ以上の快楽を拒絶する思考を救いを欲する哀願の意思で満たしながら喉が破れんばかりに絶叫しても男の元には仲間はおろか残忍な敵さえも現われず、無意味に許しを請う男は命令通りに動かなくなり始めた四肢を気力を振り絞って持ち上げつつ、吐き出す淫液の枯渇が目前に迫った男根を台に嬲られる歩行を、一人きりの部屋で再開させられていた。






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幸福なペットは元気良く偽りの返事を発する

2021.09.18.Sat.21:00
勢いを付けて下から上に動かされた男の右手から離れた白い骨型の玩具が、ペットの頭上を飛び越えて離れた場所へと落下する。
その様子を目にしたペットは、主である男の言い付けに従って絨毯に転がった玩具の骨の元へと歩み寄っていく。丸出しの男根と、尻穴を埋め尽くす張型から垂れ下がった黒い犬の尻尾の飾りが情けなく揺れ動く光景を背にしたベッドに腰掛けた主に見せ付けながら、青年は犬の足を模した二の腕までを覆うグローブと太ももまでを包むブーツを纏った手足で迷い無く四つん這いでの移動を行い、骨との距離を縮めていく。
本当はこんな屈辱的な行動など取りたくない。そんな本心を表わすことさえも不可能にされたペットの青年は、肉体の自由を奪い命令への絶対服従を強要する頭部に直接埋め込まれた犬の耳状の機械と、同じ機構を有する黒い首輪状の機械の力に屈して、本物の犬のような甘えた鳴き声を発しながら人間の誇りを痛め付けるペットの仕草を為す術無く強要されていた。

「わんっ、わぅんっ、はぁ、あぉんっ、きゃおぉぉんっ」

惨めな鳴き声を抑えたくても抑えられない。非道な耳と首輪によって無理矢理に引き起こされた発情のせいで淫らに膨張した男根と、腸内を満たす張型へと無意識にしゃぶりつくはしたない尻穴を隠したくても隠せない。人としての誇りを強く意識し胸の内で必死に否定を繰り返しても、主の命令に従っている状況に悦びを覚えるよう促す残忍な機械達の機構には抗いきれない。
どんなに心で嫌がっても無様な姿を次から次へと引き出される辱め。そして、人間の理性を緩やかに壊していく異常な至福。二重の苦悶に苛まれる青年は、勝手に愉悦の反応を返す肉体とは裏腹にこれ以上無い羞恥と悔しさを募らせている。嬉しさ一色に染まった望まぬ鳴き声を上げさせられている口が思い通りに動かせれば、青年は憎い男への罵倒ではなく己の舌を噛み切る動きを優先しているであろうくらいに、その矜持を無残にも砕き尽くされている。
だが、実際には青年は自らの命を絶つことさえ許されない。心が無限に軋み、肉体が淫猥に変化しつつある事実に幾ら絶望しようとも、全ての選択肢を支配された青年ペットは主が与えた指示に沿って、絨毯の上にある骨を口にくわえさせられるしか無い。
それが更なる苦悶のスイッチとなっていることを知っていても、抗いの意思を紡ぐことさえ認められない青年の肉体は骨に噛み付かされ、自分が骨を噛んだことを認識した無慈悲な耳と首輪の力で肉体に強烈な快楽を生み出されながら、ベッドに座って邪悪な微笑みを向けている飼い主の男の所へと犬の芸のチンチンに似た姿勢で歩かされるしか無いのだ。

「んふっ、むぅぅんっ! あぉっ、まぉっ、んむぉぉんっ!!」

連日の調教と機械達に強いられた発情の影響でぷっくりと肥大した乳首と、機械によってもたらされ始めた悦楽を受けて触られてもいないのに連続で絶頂に至り精液を漏らしている男根を主張しているかのような体勢で、青年が余裕たっぷりに自分の痴態を鑑賞している主のいる場所へと不自由に進まされていく。
床に付いていた腕を折り畳んで胴体の左右に添え、窮屈に折り畳まされた足でよちよちと小さな歩幅での前進をさせられながら、イきっぱなしの状態から下りられなくなった青年が骨に塞がれた口で本心とは真逆な幸せ色の悲鳴を発している。
早く骨を外してもらえなければ、このままずっとイかされてしまう。そう焦ってみても、足は動きを速めてくれない。
口からこの骨を外せれば、イき地獄から抜け出せる。分かりきった事実を淫らに翻弄される思考に思い浮かべてみても、肉体を制し骨をくわえたことを切っ掛けにして更なる恥辱を生み出した耳と首輪の支配からは脱出出来ない。
青年に残された道は、内側に閉じ込められた心でなりふり構わずに許しを請うことのみで。数え切れない程の絶頂を迎えながらの永遠とも思える歩行を経てようやく冷酷な主の前へと辿り着いた青年は、外に出られぬ思考で男にもうやめてくれ、せめてイきっぱなしの責めからは解放してくれと助けをねだった。

「んぅんっ、あむぅぅんっ! ふっ、ふむっ、あむぁぁぁんっ!」

もっと苛めて、もっと気持ち良くして。偽りの意思表示を骨の隙間から零しつつ、一層の責め苦を欲するように腰を振って淫猥に変化した恥部を振り乱す青年。乳首と、男根と、尻尾を上下左右に跳ね回らせて一心不乱におねだりを行いつつも、瞳に怯えと恐怖と戦慄を滲ませて淫獄の終わりを希求する哀れな青年。
そんな青年を存分に眺め歪んだ興奮を増幅させた男は、頭皮と一体化している耳の間に手を置いて汗ばんだ髪をわざとらしく優しく撫でると、快楽責めの作動スイッチの役割を果たしていた骨を青年の口から毟り取り、嬉々として無情な言葉を放ってしまった。

「よしよし、良い子だ。それじゃあもう一回だよ。今度はさっきよりも遠くに投げるから、頑張って取ってくるんだよ。良いね?」

さっきよりも遠く骨を投げられる。すなわちそれは、四つん這いの辱めと、イきまくらされながらの歩行という辱めをより長く味わわされることと同義だ。
嫌だ。許して。もうイきたくない。打ちひしがれながら拒絶の思いを一気に湧き上がらせる青年の心も虚しく、男に絶対の忠誠を誓わされた肉体は宣告された次の責めを幸福と受け取り。

「わんっ!」

男を悦ばせ青年を凍り付かせる犬の返事を、呼吸を荒く乱した口で元気良く発してしまっていた。






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残忍な男は呼吸までもを淫蕩に征服する

2021.09.17.Fri.21:00
「んむぅぅぅーっ! んぐっ、ぶうぅ! むぎゅぅぅぅぅーっ!!」

口内へと詰め込まれた布を吐き出せなくさせる為にと念入りに貼り付けられた黒色の粘着テープ越しに言葉にならぬ絶叫を発しながら、男がまた意に染まぬ絶頂へと上り詰めさせられた。
二の腕を胸部へと括り付ける縄と背中で重ねさせられた肘から手首までの部分をきつく一まとめにする縄を施された男の腕が、左右の手に握り拳を強要する黒革製の鍵付き手袋を変形させながら縄を軋ませつつ苦しげに悶える。左右の足首とすね、更には太もも同士を遊び無く結合する縄を与えられた上に足首の縄と上半身の縄を繋ぐ縄を後から足された男の足が、背面に向かって曲げさせられた状態で痛々しく痙攣し、腰の部分を地下室の床へと縫い付ける黒革のベルトを装着されたせいでうつ伏せでの海老反りの格好から離れられなくされた裸体をみっともなく揺らめかせる。
手も足も、言葉さえも出せない。そんな姿で、哀れな男は淫らによがり狂わされている。だが、男がどんなによがり狂わされようとも、男を嬲る機械達はその駆動をとめない。ポンプを用いて内部の空気を抜くことで乳首周辺を取り囲む形で吸い付いた透明な吸盤状の器具と、無防備にさらけ出された男根の幹の部分に巻き付けられた太く黒いベルトと、腰回りにあてがわれた縄と無理矢理に取らされた海老反りの姿勢の影響で尻穴の奥深くまで嵌まり込んだ位置から離れなくされたアナルバイブは、無慈悲に捉えた乳首と男根を絶え間無く振動させ、男が快楽を極めたこともお構い無しに蠢く腸壁を苛烈に掻き毟っていく。
自力では振り払えぬ拘束をもたらされ、縛められた裸体ではどうやっても毟り取れぬ残忍な機械達を淫らな弱点に取り付けられた男はもう、唯一の呼吸孔に変えられた鼻を間抜けに鳴らしながら絶頂に次ぐ絶頂を迎えさせられるしか無い。
自分をこの淫猥な地獄に置き去りにした男の手で悦楽への耐性を削ぎ落とされ、尻穴をほじくり回されて嬉しがる惨めな存在へと開発された男はもはや、一人きりの地下室で終わり無き絶頂の波にただただ心と身体を揉みくちゃにされるしか無いのだ。

「ぶぅーっ! ふむ、んぎゅぅぅ!! ぶふっ、むぶぅぅ! んぐ、むぉぉぉぉぉっ!!」

縄と格闘する気力を無くし、不自然な格好によって引き起こされる肉体への痛みを意識する余裕も奪い取られ、涙と汗と淫液を撒き散らしながらイき続けさせられる男。憎い男への反抗を忘れた思考に、嘘偽りの無い哀願を次々と浮かばせながら、塞がれた口で助けてと許しての願いを込めた唸りを悲痛に紡ぐ男。
甘く苦しい拷問に苛まれる男が、誇りを捨てて慈悲をねだる意思を地下室を去った男に寄せ始めてからどれだけの時間が過ぎた頃だろう。永遠とも思える残忍な放置が長く続き、男の意識が途切れかけた頃、非道な主の男は地下室へと舞い戻ってきた。
それは、憔悴した男に責めの終わりを与えてやる為ではない。残酷な主の男は、滑稽に疲弊した男に追い打ちを仕掛け、理性と正気を失った悶絶を堪能する為に地下室へと帰ってきたのだ。

「んふっ、ぶむぅ……んむ、むぅぅんっ」

自身の正面であぐらをかいた男に、限界の男は乱れきった鼻息を浴びせながら救いを求める。
しかし、男はなりふり構わずに助けを希求する男を愉快そうに笑い飛ばしながらズボンのファスナーを下ろして醜悪に滾った太く逞しい男根を取り出すと、男根を悶え苦しめる淫具全ての駆動を司る胸ポケットのリモコンを操作して責めの勢いを最強の物へと変化させつつ、汗ばんだ髪を左右から鷲掴みにして男の鼻に露出させた男根を押し付け、呼吸までもを淫蕩に征服し始めてしまった。

「もごっ、ごみゅぅぅぅっ!? ぶふーっ! ふぶ、ぼ、もぉっ! んみゅぅぅぅぅーっ!!」

乳首と、男根と、尻穴に注がれるこれまで以上の淫具による攻撃が、男を容赦無く追い詰める。それだけでも無慈悲極まりないというのに、呼吸を行う度に自分を幾度と無く雌にした男根の淫臭を嗅がされている男は思考を快楽から逸らすことさえもままならず、嬉々として左右の鼻の穴に亀頭を擦り付ける男の意志に従って内側からも甘く突き崩されていく。
認めたくないのに、今日も認めさせられてしまう。自分の身体がこの男根の虜にされている事実を、憎んでいた男の肉奴隷に陥落させられた事実を、今日も思い知らされてしまう。
戦慄と恐怖と悔しさに満ちた思いを抱いた直後に最後の抵抗を跡形も無くすり潰された男は、わずかな我慢すらも挟めずに絶頂を繰り返す裸体が跳ねる様と、本能の奥底から自分を服従させた男根へと自ら無意識に鼻を近付け夢中になって淫臭を取り込む痴態を心で嫌い身体で恋慕している男に捧げながら、今の自分の立場を一層深く教え込まされていくのだった。






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蕩けた男はしがらみを忘れ悦びに身を任せる

2021.09.16.Thu.21:00
左の手首は、左側に寝転がった青年の右手で絨毯へと縫い付けられ、動きを制限されてしまった。右の手首も同様に、右側に陣取った青年の左手によって絨毯に緩くも力強く押し付けられ、わずかに持ち上げることさえ出来ないよう自由を奪い取られてしまった。
自分よりも年下なのに自分よりも遥かに恵まれた体躯を持つ青年達に手を縛められた男は、焦りに顔を歪ませながら拘束を振り払おうと考えじたばたと身をよじらせる。ほとんど同じ顔だがはっきりと違いが見て取れる今は亡き兄の面影を持つ双子の青年の行動を制することを目的とした言葉を紡ぎながら、男は熱い視線を自分に注ぐ二人から逃れようと身をくねらせる。
そんなことをしても、青年達の劣情を煽るだけの効果しか生み出せはしないというのに、だ。

「や、やめっ……離せってぇ。家族なんだから、こんなこと、もう終わりにぃっ……!」

兄の忘れ形見である双子の保護者として、男が穏やかな口調で拒否を発する。倫理や常識を盾にして、男は青年達の獣欲を萎ませようと試みる。
だが当然、双子はとまらない。倫理や常識の壁など、すでに何度も肌を重ねた今となっては障害でも何でもない。何より、ボクサーパンツのみを纏った風呂上がりの格好で自分達の間に迷い無く腰掛けるという無防備で迂闊な姿を晒した愛しい人を目にして平静を保てる程、青年達の欲望は大人しい物ではない。
縛めをもたらされていない足を用いた本気の抵抗を行えば、二人の手を振り解ける。それを理解していても心理的にその選択肢に踏みきれない事実を青年達に把握されている以上、男はもう大事に育てた双子に甘く可愛がられるしか無いのだ。

「あっ!? んぅんっ……ちっ、乳首ぃ、らめぇっ! 両方、だめぇ……弱いかりゃぁっ!」

隠したくても隠せない乳首に触れた双子の舌が、自分達の手で丹念に弄び感度抜群の弱点に仕立てた小さな二つの肉の粒を熱烈にねぶり、先端で上下に弾き、赤子のように吸い付きながら巧みに舐め回す。
嫌がる言葉とは裏腹に気持ち良いと嬉しいの反応を示す男の身体は、あっという間に乳首をはしたなく尖らせながら淫らに熟し、張り詰めた男根から滲み出た淫蜜でボクサーパンツに染みを作りつつ拒絶を込めた先程の物とは全く違う心地良さげな身悶えを行い始める。
血は繋がっていなくとも親子だから。二人を残してこの世を去った兄に申し訳が立たないから。抱いていた建前を乳首への悦楽でどろどろに溶かし尽くされる男は、否定しきれぬ淫らな至福と双子への恋情を自覚させられながら一際激しく身体を痙攣させ、みっともなく腰を浮かせつつ絶頂へと、普通からはかけ離れた乳首だけでの射精へと上り詰めさせられた。

「ふぁっ! んぁぁぁんっ! あひっ、は、ひっ……くあぁんっ……!」

ほんの数分前にやめろを放っていた口から幸せ色の喘ぎを漏らし、ボクサーパンツ内に精液を勢いよく撒き散らしながら涙に潤んだ蕩けきった瞳で甘えるような視線を双子に寄せる男。そんな最高に興奮を掻き立てる愛しい相手の痴態に獣欲を更に刺激された双子は、男の手を拘束している物とは反対の手を同時にまだ硬度を保っている男根に内側から押し上げられた精液と淫蜜で濡れそぼっているボクサーパンツに伸ばしつつ、スイッチの入った男により苛烈で甘ったるい責めを宣告した。

「○○さん、まだ休憩には早いですよ。今から俺達二人で乳首を苛めながら、エッチに汚れたパンツ越しに○○さんのチ○コをたっぷり撫でてあげますからね」
「にちゅにちゅ、ぐちゅぐちゅって鳴る○○さんのパンツのいやらしい音を聞かせながら、さっきよりも強く乳首を舐めしゃぶってあげますよ。そうして俺達の責めでしつこくイかせて、頭がおかしくなるくらいよがり狂わせて……嘘でももう関係を終わりにしたいなんて言えないよう、俺達の愛情を刻み込んであげますからね……可愛くて、エッチで、大好きな○○さん」
「はぅ、ひゃうぅぅんっ! あっあ、しょんな、むりぃっ! 乳首とぉ、ひんこ、いっぺんににゃんてぇ! あっあぁ、イぐっ! まらイっ、ぎゅぅぅぅぅっ!!」

返事すら待たずに開始された乳首と男根への情熱的な愛撫に翻弄されながら、男は無意識に零そうとしていた自らの想いを乗せた返事に胸の内で驚きと呆れを募らせつつ、快楽に溺れた思考で口にされることの無かった己の返事を受け入れ、自分を本気で愛する大好きな双子が与えてくる甘い悦びに、あらゆるしがらみを忘れて心と身体を任せていくのだった。






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哀れな実験体は覚悟を超える淫獄に悶え苦しむ

2021.09.15.Wed.21:00
「っ! ぐぁぁぁっ!? やめろっ! やめ……ぎぅぅぅっ!!」

自身が所持していたレーダーを上回る性能を有した装置によって人間にも機械にも感知出来ぬ形で姿を隠していた敵達の待ち伏せを受け、満足な抵抗さえ叶わずに床へと組み伏せられた男は、装置を切って姿を現した男達が操る縄によって加えられる拘束からどうにかして逃れようと焦りに満ちた叫びを発しながらなりふり構わずに暴れている。
だが、不意打ちを食らい床に倒れ込んだ男が幾ら必死になって身をもがかせても、不利な立場は覆せない。反撃を叩き込みにくい体勢を強いられ、数でも大きく差を付けられている男が闇に紛れ狭い場所を円滑に移動する為に纏っていた首から下を隙間無く包み込む黒色のスーツに包まれた手足に力を込めても、圧倒的優位を取った男達は組み敷いた男の手足に振り回すことさえ認めぬまま慣れた手付きで縄の戒めを次々と巻き付けていく。
二の腕と胸部を結合する縄を施され、背中で捻り上げる形で交差させられた手首を縛る縄を二の腕の縄へと緩み無く縫い付けられた男の腕は、もうその位置から離れられない。足首と太ももを短く繋ぐ縄をもたらされた男の足は、窮屈に折り畳まされたまま伸ばしたくても伸ばせない。厳重な縄拘束からの脱出を手繰り寄せる為の道具達を一つ残らず没収され代わりと言わんばかりに手足の指の使用を禁じる黒革で作られた鍵付きの袋を被せられた男は、危機から自力で抜け出す可能性をほぼゼロに近付けられてしまった。
手も足も使えない。立ち上がることさえ出来ない。何をされてももはや拒めない。それは絶望と恐怖に満ちた状況だ。
しかし、自由を取り上げられた男は床に転がされた肉体を悔しげに悶えさせながら、自分を見下ろす男達に反抗の視線をぶつけている。決してお前らの思い通りになどならない。そんな覚悟を乗せた言葉を、男は無言で黒い微笑みを浴びせてくる男達に対して鋭い睨み付けと共に浴びせ返していた。

「くくっ……俺を捕らえても無駄だ。雇い主の情報を吐く程俺は間抜けじゃない。完全に姿を消す技術に破れはしたが……これ以上、俺は貴様らに屈しはしない。尋問でも拷問でも、気が済むまで無意味に加えてみるんだな」

捕獲されたスパイの男と、スパイを捕獲した男達。とてもその関係性を感じさせぬ強気な態度と余裕を露わにした言葉と表情を示すスパイに、男達が笑みの醜悪さを引き上げる。
気丈で、精神と肉体が頑強な実験体が手に入った。わざと重要に見せかけた情報を外部に流し、手練れのスパイを幾つもの罠を張って待ち構えていた男達は、壊れにくくいたぶり甲斐のあるスパイの反応を愉しみ興奮を加速させながら、抵抗と逃走を不可能にさせたスパイを用いた実験の準備へと取り掛かり始めた。

「へぇ、それが俺を嬲る機械かい? 何をしても口を割らないってのに、ご苦労なこった」

男達が部屋の壁に存在する扉を開けて取り出した白いヘルメット状の機械を目にしたスパイが、抑えきれぬ焦りを滲ませた軽口を叩く。眼前の男達の真の残忍さにまだ気付けていない男は、いつか来る脱出の機会を見越し体力の温存を優先して縄を軋ませての足掻きすら行わずに大人しくヘルメットの装着を、ヘルメット内部にあてがわれた太い棒を利用しての猿轡を受け入れていく。

「んぐっ……むっ、ふうぅ」

周囲の様子は何も見えない。言葉を発することも認められない。無様極まりない格好に変えられながらも、スパイは焦燥や恐れに飲み込まれず平静さを保っている。
だが、スパイのそんな振る舞いは男の一人がヘルメットの機構を作動させた瞬間に跡形も無く砕け散ってしまった。特殊な電磁波を内部に流して脳に直接影響をもたらす機構に苛まれ始めた思考は一瞬にして望まぬ快楽に支配され、スパイは塞がれた口で抗いの意思を込めた唸りを放つこともままならない絶頂地獄へと、為す術無く追い詰められてしまったのだ。

「っぎゅ!? もごっ、ぼ、あぉぉぉっ!? んっんっ、んむぅ! ぶふぅぅぅっ!!」

触られてもいない乳首が、男根が、気持ち良い。何も挿入されていないはずなのに、尻穴の奥深くまでが堪らなく心地良い。
スパイとして情報を引き出す為にと過去に得た雌の快楽を遙かに大きく上回る暴力的な淫獄に翻弄されるスパイは、硬く膨らんだ乳首と男根が身に纏ったスーツをみっともなく押し上げていることも分からぬまま、体力の温存を考えていた数分前の自分を完全に忘却した淫猥な絶叫と縄を鳴らしながらの身悶えを男達に晒している。

「んぐっ、むぶぁぁぁっ!? ぶふっ、ふびゅぅぅ! んっみゅぅぅぅぅーっ!!」

こんな責めを続けられたら、狂ってしまう。甘く苦しいイき地獄で、全てを破壊されてしまう。
覚悟していた責め苦の全てを大きく凌駕する拷問と称するのさえ生温い苦悶にいたぶられ、自覚も無いまま精液を何度も何度もスーツの内部に噴き出させつつスパイの誇りを捨てた助けての悲鳴を残酷なヘルメットごしに上げる男を作り出した男達は、予定通り淫蕩に悶え苦しむ男の痴態を満足げに眺めながら、せっかく手に入れたどんな責めを注いでも許される実験体を破壊しないよう快楽を生み出す電磁波の出力を嬉々として調節し、どうすることも出来ずにイきまくるスパイの様子を貴重なデータとして記録していくのだった。






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主は崩壊寸前の玩具に慈悲を与える

2021.09.14.Tue.21:00
左右の腕をきつく一まとめに締め上げた上で背中へと遊び無く縫い付け、左右の足を窮屈に折り畳んだ状態で固定させる黒色のラバースーツに閉じ込められている時間の方が圧倒的に長い立場に追いやられてから、何ヶ月が経過したのだろう。
そんな屈辱的な考えを巡らせる余裕すらも奪われた哀れな男は今日も、自分を捕らえ容赦無く弄ぶ男の手で淫猥な苦悶を注がれていた。それは非常に単純で、かつ最高に苦しい、誇りを捨てた快楽をねだるおねだりの意思表示を延々と聞き流される生殺しの拷問だ。

「あぁ……あぉ、えおぉ……はぁ……はぁーっ……!」

伸ばすことを禁じられた足部分に位置する拘束服の金具達と、地下室の床に敷かれた金属板に取り付けられている金具達を幾本もの鎖で短く結合された男が、正座の体勢を強要された肉体を切なげにくねくねと踊らせながら正面に腰掛けているであろう冷酷な主に向かってなり振り構わずに許しを請う。
黒のラバーに覆われていない鼻の穴から間抜けな音を鳴らし、拘束服と一体化している輪状の金属を噛まされ閉じることを不可能にされた口から飲み込みきれない唾液と荒く乱れた吐息を零し、拘束服の外部に露出させられた痛々しく張り詰め射精を欲して脈打っている男根を可能な限りに振り乱して自己主張しながら、男は日々の食事に混ぜ込まれた淫薬の効果で掻き立てられた淫欲の解放を理性と本能の両方で懇願する。
しかし、悶え苦しむ男を真紅のソファーに腰掛けて悠然と堪能する残忍な飼い主の男は、淫らな慈悲を望む尊厳を捨てた意思表示を見聞きしても、滑稽そうに笑みの黒さを深めるのみで救いは与えない。この状況が男の限界では無いことを連日の辱めの中で把握している非道な主は、肌に吸い付く黒の檻の中で自らの火照りに苛まれていく愉快な男を、まだ大丈夫だろうと胸の内で確信しつつ真の限界が迫るまで嬉々として無言で鑑賞し続ける。

「うぁ、あぁぁ……っ! あー、あぉ、はおぉぉっ……!!」

幾ら鳴き喚いても訪れない情けに、男がじょじょに正気を削り落とされていく。
あの醜悪な男がこのまま自分の瓦解を許す訳が無い。ある意味希望でもあった情報を揺るがす程のとめどない発情に心と身体を痛め付けられる男は、精液を放出したがっている男根をめちゃくちゃに跳ね回らせながら、自我の消失を恐れる鳴き声を発しつつ快楽を希求する悲鳴の勢いを一層激しく引き上げていく。

「あー、おあぁっ! はぉ、えぉっ……うあぉぉ……っ!!」

ほぼ全身を包み込むラバーでも抑えきれないくらいに蓄積した火照りを周囲に撒き散らしながら、とろとろと淫蜜を垂れ流す男根の疼きを誤魔化そうと厳重に縛められた身をよじらせる男。余計に火照りが加速し、自分を更に苦しめる結果が待ち受けるだけという分かりきった現実に気付くことも出来なくなった朦朧としている思考にあらゆる恐怖と悶絶を浮かばせながら、ぎちぎちとラバーを奏でつつ様々な形で助けての思いを表わす破裂寸前の男。
そうして、壊れる一歩手前まで男を追い詰めて愉しんだ鬼畜な主の男はそろそろ慈悲を与えてやる頃合いであることを察するとソファーから立ち上がって自分だけの玩具に貶めた男へと歩み寄り右耳へとラバー越しに優しい声音で囁きながら、射精欲をたっぷりと溜め込ませた男根に待ち望んだ至福を注ぎ始めた。

「今日もよく頑張ったね、○○。たっぷり我慢した良い子は、その分たっぷりとイかせまくってあげるよ。焦らしに焦らした分気持ち良く苛めて……気持ち良いご褒美を嫌ってくらいに味わわせてあげるからね」
「あぉっ、おぁぁんっ!? はひあほう、ごあいあふぅ! あぁ! ごひゅひんひゃま、ひぎゅぅっ! ひゅぐひぎゅっ! イひまうぅぅぅっ!!」

突然に加えられた慈悲の責めに一瞬驚き、直後にすぐさま受け入れ不明瞭な声で感謝を叫び積極的に快楽を汲み取り出した男が黒に閉じ込められた裸体を痙攣させつつあっという間に絶頂へと上り詰めていく様子を様々な器官で独占しながら、男は射精が確定し脈動を加速させた男根を摩擦する右手の動きを強め、おあずけの地獄を反転させた絶え間無い絶頂地獄の開始を告げる今日一回目の精液の放出を促していくのだった。






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男達は解放された恥部同士で無慈悲に嬲り合わされる

2021.09.13.Mon.21:00
男達の足は、つま先から太ももまでを覆って遊び無く締め上げる黒革製の拘束具によって左右を密着させられ、動きを大きく制限されてしまった。男達の腕はそれぞれ形状の違う黒色の拘束服によって厳重に縛められ、片方は自らの胴体を抱き締めているような位置から、もう片方は背中で左右の肘から先を重ねさせられた位置から動かせないよう、自由を奪い取られてしまった。
手も足も使えない。そんな格好に追いやられた無様な男達は、すぐ近くにいる仲間を助ける試みさえ満足に行えぬまま、自分達を拉致した男達が与えた淫猥な器具がもたらす責め苦に翻弄されるしか無い。男根を模した張型を喉近くまで飲み込まされ、張型の底に取り付けられた黒革の板に口周りを包囲されてしまった男達は、言葉にならぬくぐもった悲鳴を二人仲良く発し唯一の呼吸孔にされた鼻を間抜けに鳴らしながら、自力では下りることさえも不可能にされたベッドの上で望まぬ快楽の苦悶によがり狂わされるしか無い。
拘束服の背面から伸びた鎖の先にある釣り針状の器具を無防備な尻穴へとねじ込まれ、左右の足を一まとめにする器具の太もも部分に固定されたリモコンからの指示と電力を受けて絶えず振動を繰り返すベルト状のローターを男根の根元と亀頭のすぐ下に巻き付けられた男達は、恥部を嬲る無感情な機械達が作り出す甘く苦しい拷問に為す術無く苛まれながら、仲間と共に意に染まぬ悦楽に屈した射精へと追い立てられるしか無いのだ。

「んっ、んぐっ、むぅ、むぎゅぅぅ!」
「ぶーぅっ! ふっ、ふぎゅ! ぶみゅぅぅぅっ!!」

自分達を捕らえた者達の手で無理矢理に勃起させられ、そこから萎える暇も認められずに精液を延々と絞り出されている男根が苦しい。特に過敏な前立腺の付近を狙っているかのように抉る淫らな釣り針の攻撃を加えられている尻穴が、憎い敵達の指で丹念に解されていた時の嫌悪を跡形も無く忘れさせられその全てを雌の至福に上書きされた尻穴が、休み無く屈辱と恥辱と否定しきれぬ愉悦の感情を男達に味わわせていく。
これ以上快楽を注がれたら、理性が砕ける。甘い陥落に恐怖しながら、男達はわずかに開くことも禁じられた足とそれぞれ違う形に固められた腕に力を込めて必死にもがき、淫獄からの脱出を手繰り寄せようとベッドの上でのたうち回る。
もちろん、そんなことをしても男達を淫猥に叩きのめす機械達は振り払えず、逃走を制する器具達から抜け出すことも叶わない。
幾らじたばたと暴れ回っても、男達は尻穴をほじくる釣り針の不規則な動きと執拗に射精を強いられ過敏になった男根がベッドや仲間に擦れるという刺激に追い打ちの快感を覚えながら、どうやってもこの状況から脱せない絶望の事実を嫌でも思い知らされていく。

「うぐっ、むぅぅぅ! ふぅ、んふっ……むぉぉぉんっ!」
「むっ、ぶむぅぅ……んむ、うぅ! ふぎゅぅぅぅっ!!」

もうイかされたくない。吐き出す体液に混じる白の量が著しく薄まった男根を痛々しく脈打たせながら、誇りを捨てた哀願を募らせる男達が裸体を生き物とは思えない勢いで跳ね回らせる。
下手に動いたら尻穴に余計な悦びを送ってしまう。疲弊した思考でも把握しているその事象を拒む方法を保てなくなった哀れな裸体が痙攣する度に、男達が見開いた目から大粒の涙を溢れさせ、くぐもった絶叫に滲む崩壊の色を濃く強めていく。
だが、男達への残忍な責めはまだまだ終わらない。一時間ぶりに二人を監禁した部屋へと戻り、たったの一時間で滑稽なまでに乱れきった男達を目にして醜悪な微笑みを浮かべた非道な男達は、怯えと戦慄と乗せた視線で許しを請う二人の意思を嘲りながら、プスプスと鼻息を立てて抗う男達に最後の仕上げの準備を施し始めた。

「んぶっ!? むぐぅぅぅっ! おぶ、むぉっ! んぅぅぅーっ!!」

数人がかりでうつ伏せに寝かされた左右の腕を胴体の前で拘束されている男は、尻穴の器具と拘束服を繋ぐ鎖を手早く外され腸内をいたぶり続けた器具を躊躇い無く引き抜かれる感覚に、困惑と快楽が混ざり合った叫びを上げた。

「ふぅっ! んー! んもっ、うぶふぅっ……!」

仲間とは逆に腕を背中で縛められている男は、男根を震わせていたベルトと太もものリモコンを外される際の衝撃で新たな絶頂に至りながら、仰向けでベッドに押さえ付けられた身体を情けなく仰け反らせほとんど透明に近い淫蜜をようやく機械から解放された男根から弱々しく滴らせた。
腕を真逆の位置に縫い付けられ、仲間とは別の淫具を取り外された男達。そんな男達が見せる愉快な憔悴姿に歪んだ興奮と劣情を加速させた残酷な男達は、逆らおうとする二人の身悶えをあっさりと無力化しつつ、二人に真の淫獄を与え出した。
それは、淫具から解放させた片方の男根で、もう片方の淫具から解放された尻穴を犯させる淫獄。奥深くまで男根を挿入させた後でお互いの拘束を厳重に結合し、仲間同士での交尾の状態から逃れることを封じる淫獄だ。

「んぎゅっ!? むぉ、んー! ふっぶぅぅぅぅ!!」
「おぐ、もあぁっ……んぶ、むぅぅ……っ!」

敵達の意図を察し、拒絶を表わしながら一心不乱に足掻いても、仲間に覆い被さられた男と覆い被さった仲間の尻穴に男根をねじ込まされた男達は離れられない。
意識が朦朧とする程の息苦しさを感じながら喚き、めちゃくちゃに肉体をよじらせても、男達は自分と仲間の拘束を執拗に結んでいく敵達の手を煩わせることさえ出来ない。
腹側を下にして縦一列に肉体を重ねさせられた惨めな男達はもはや、快楽を散らす為の身じろぎさえ思い通りに紡げなくされた自分達の拘束を念入りに確認し終え黒い笑みを寄せながら監禁部屋を去って行く敵の男達の背に、聞き入れられぬ助けての絶叫を飛ばすこと以外、何も出来はしないのだ。

「ふぎゅぅぅぅぅーっ!! んっ、もぉぉっ! あおぉぉぉぉーっ!!」
「うーぅっ! んまっ、むぶぁぁぁっ!! ふーっ! んぎゅぅぅぅっ!!」

どれだけ叫んでも、敵達は立ち止まる気配すら無い。その情報に打ちひしがれ、壊れかけの心に一際大きなひびを走らせながら、敵の手に堕ちた男達は仲間の中で男根を震わせ自身の腸壁で震える男根を無意識に締め付け、取り外されずに残された淫具の責めとは大きく違う鋭敏な肉同士が触れ合う淫蕩な幸福に、絶望の現実から目を逸らすかの如く早くも溺れ始めていた。






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少年は仲間の為に卑怯者達へと服従する

2021.09.12.Sun.21:00
『第三者には言わず、お前一人で来い。さもなくばこの写真を全世界に向けて発信する』

突如として見知ったメールアドレスから送り付けられた脅迫の文言と、焦りに満ちた戦慄を抱かせる写真を目にした少年は自分を知る者に見付からないようにしつつ慌ててホテルを抜け出し、メールを送った者達が待ち構えていた港の倉庫へと、捕らわれた仲間が弄ばれ辱められる様子の写真を収められてしまった場所へと辿り着いた。
全力で走ったことで汗に塗れ、心臓を高鳴らせながら息を乱している少年が倉庫の入り口に到着した事実を確認した非道な男達は、正体を隠す覆面を纏った顔を醜悪に歪ませつつ、倉庫の梁から鎖で吊るされた黒革の枷を左右の手首に装着されたことで裸体をつま先立ちの体勢に固められ口を塞ぐ赤いギャグボールと共に左右の乳首と幼い男根に淫猥な玩具をあてがわれた無様な少年を隠すような位置に移動し、命令に従って一人で捕まった仲間を助けに来た少年に歓迎の言葉を口々に浴びせた。

「ようこそ、○○君? 待ってたぜぇ?」
「どう考えても危険だってのに、お友達を守る為に一人で来て……素晴らしい友情だ。泣かせるねぇ」
「っ……!」

黙れと叫びたい。卑怯者と罵りたい。だが、それをしてしまったら目の前の男達の機嫌を損ねてしまうかも知れない。自由を奪われ淫らに翻弄される仲間の姿を捉えた写真を、世界中に向けて晒されてしまうかも知れない。
湧き上がる怒りを抑え、吐き出したい言葉の数々を飲み込みながら少年は悔しげに男達を睨み付ける。膨れ上がる反抗の感情をぶつけることは許されず、仲間の救助を求めるならば人質を取って自分を呼び出した男達に従うしか無い。そんな事実を嫌でも思い知らされながら、少年は涙に潤んだ瞳で申し訳無さと絶望が入り混じった視線を自分に寄せつつ左右の乳首を挟んで震えるクリップ型のローターと男根の根元と亀頭のすぐ下に巻き付けられたベルト型のローターが生み出す振動の快楽に屈して意に染まぬ絶頂へと上り詰める男達の向こうで悶え苦しむ仲間を、絶対に救い出すという決意を込めて見つめている。
そうして反抗を封じ込めながら鋭い決意を募らせる少年の様子を悠然と堪能した男達は、写真の状況が分からない以上自分達に迂闊な手出しは出来ないという圧倒的に優位な情報に愉悦を加速させつつ少年に歩み寄ると、全身から憤怒と嫌悪を滲ませている身体に躊躇い無く手を這わせながら、少年に命令を下した。

「さてと、それじゃあ……お友達を助ける為に俺達の良いなりになってもらおうかな? ○○君」
「もちろん分かってるとは思うけど、拒絶なんかしたらすぐにお友達の惨めな写真をばらまいちゃうからね? 俺達に何をされても、絶対に逆らっちゃ駄目だよ?」
「あと、変に我慢も無しだ。もし我慢してるって分かったらその時点でお友達の写真は誰でも見られる状態になっちまうぞ? ま、それ以前に我慢なんてしてたら、お友達のイく回数とイき狂わされる時間がどんどん増えて、明日の決勝戦の時には立つことも出来なくなっちまうだろうけどな?」
「う、くぅ……っ!」
「むぎゅぅぅ! んもぉぉっ!!」

次々と外堀を埋めほんのわずかな抗いすらも取り上げていく男達の手で衣服を取り上げられ裸体へと剥かれていく少年は、数十度目となる絶頂に達し射精すらもままならぬ形で快楽を極めさせられる仲間が飛ばす早く逃げてくれの絶叫を耳にしながら、男達の隙を突ける瞬間という何時来るか見当も付かない好機を逃さぬよう、乳首や男根を好き勝手に弄り回し唇を許可無く奪ってくる男達の不快な責めを、じっと耐え忍んでいた。
男達を雇った者は、自分達を明日の決勝に参加させるつもりすら無い。指先や舌先に残忍な淫薬を仕込んでいる男達の責めに苛まれたらあっという間に脅しが無くとも望んだ通りには動けない状況に追いやられ、自分と同じ拘束と淫具を加えられ放置されてしまう。
伝えられていた無慈悲な計画を必死に唸りに乗せて知らせようとする仲間の喘ぎ混じりの叫びの真意に気付けぬ少年は、その刺激がもうすぐ堪らない悦楽を作り出す拷問へと変化することなど欠片も想定出来ぬまま、乳首を捏ね男根を揉み口内を舌で蹂躙する男達の気色の悪い責めを、大人しく堪えてしまっていた。






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馬車は裏切られた男達を乗せて駆け抜ける

2021.09.11.Sat.21:00
舌で押し返すことも叶わない程硬く丸められた布を詰め込まれた口は、閉じたくても閉じられず意味のある言葉を発せない状態へと変えられてしまった。しゃべることを禁じる口内の布に蓋を施す形で別の布を噛まされた男達は、くぐもった唸りを強要する屈辱の布を吐き出したくても吐き出せない状況を作り出されてしまった。
だが、二人の男を捕らえた男達はすでに十分な拘束を与えられている間抜けな口に、更なる拘束達を嬉々として上乗せした。左右の手首同士と二の腕同士を縄に縛られ、足首同士と太もも同士を縄に結合され、背中で伸ばしたまま一まとめにさせた腕を胴体へときつく括り付ける縄を着せられたせいで抵抗を完全に没収された惨めな二人が諦め悪く裸体を身悶えさせる様子を愉しみながら、圧倒的に優位な立場を取った男達は二人に鼻と口を同時に遊び無く締め上げる白布を一枚、二枚と過剰なまでに重ねて装着してしまったのだ。
正確な枚数も把握出来なくなるくらいにあてがわれた布に顔の下半分を圧迫された男達はもう、呼吸さえもままならない。口内の布、歯を割って噛まされた布、そして鼻と口を執拗に覆う布達に染み込まされた液体媚薬を嗅がされながらの惨めな呼吸も満足には行えない。
呼吸の度に発情と肉体の火照りを加速させられる地獄と、その呼吸すらも思うようにはさせてもらえない息苦しさの責め。二重の苦悶に苛まれる男達は手足を縛める縄を解こうともがく力も、無様に床に転がる自分達を取り囲んで嘲笑っている男達に反抗の眼差しを返す気力も失い、馬車が大きく揺れる際に生まれる男根の跳ねすらも快楽に変換されながら、為す術無く二人仲良く連行されていた。

「んー……ふ、うぅ……っ」
「むぐっ、んぅ……ふー、んむぅ」

誰か、助けてくれ。なりふり構わずに救いを求める叫びを放つことも出来ない男達は、苦しげな声を布越しに漏らしながら胸の内で悲痛に助けを望む。自らと仲間の裸体にもたらされた淫猥な変化を目にしながら羞恥の感情を膨らませていく男達は、お互いの尖りきった乳首と硬く張り詰めきった男根に視線が行かないよう白布に遮られたもう一人の顔に視線を集中させ、涙に潤んだ瞳を交わしてわずかな希望を一生懸命に支え合う。
そんな惨め極まりない淫らな悶絶の光景を無慈悲な男達がこれ以上無い愉悦を抱きつつ愉しむ時間が、一体どれくらい過ぎた頃だろう。捕まった男達が馬車の荷台の床でもどかしげに裸体をくねらせ、媚薬の力で掻き立てられた快楽への渇望を目を剥きながら必死で誤魔化し始めてからしばらくが経った頃、不意に馬車の外から声が聞こえてきた。

「待て、停まれ! この地域で悪党が人身売買を行っているとの情報がある。馬車の荷台を確認させてもらうぞ」
「これは保安官としての命令だ。拒否権は無い」
「んふっ、むうぅ」
「んも、むぐぅ」

保安官が、自分達とは別の地域を担当している保安官達が、悪党が馬車を走らせている道に検問を敷いていた。その事実を発情で鈍った思考で把握した二人は、救助を嬉しがる声を思わず漏らしながら馬車の背後に迫る足音の主である保安官達に早く助けてくれの願いを乗せて縄塗れの裸体をのたうたせた。
しかし、荷台を隠す役割を担っていた馬車後方の白布の留め具を外して捲った保安官達の反応は、全く予想していなかった絶望的な物だった。

「よし、異常な物は無いな。行って良いぞ!」
「さっき伝えた通りこの地域には悪党がのさばっている。気を付けろよ」
「へい、保安官さんもお気を付けて」

縛られた自分達の姿も、真っ赤に火照り白布に鼻と口を塞がれた顔も、みっともなく体積を増した乳首と男根も間違い無く見えている。そのはずなのにそれを無視した保安官達は布を再び戻しつつ悪党達と邪悪な微笑みを交わし、馬車の再発車を許してしまった。
閉じられた布の方を見つめ、呆然と打ちひしがれる捕らわれた保安官達。そんな滑稽な反応を見せる二人を取り囲む輪を無言で素早く狭めた悪党達は、上体をほんのわずかに起こした体勢を取っていた二人の裸体を並んで床に押し付け恥部を一層無防備にさらけ出す格好を取らせながら、二人の心を砕く言葉を口々に浴びせかけた。

「残念、助けてもらえなかったね。この地域の保安官が俺達に買収されてなかったら助けてもらえたのにね、可哀想に」
「ま、恨むんならとっ捕まった自分達と、俺達に寝返りたくなるような少ない金しか出さない自分のとこの上の奴らを恨むんだな」
「そんじゃ、助けが来ないことも理解したみたいだし、絶望する保安官さん達も味わったことだし、本格的な調教開始と行きましょうかね」

悪党達の領域へと変貌したこの地では、救助など望めない。かすかな希望を握り潰す情報を愉快さを露わにした態度で思い知らせた悪党達は、どんなに泣き叫んでも邪魔の入らない地に引きずり込んだ惨めな二人の保安官の逞しく抗えない裸体に手を這わせ、猿轡の淫薬で熟し切った恥部に冷酷な刺激を注ぎ始めた。

「うぐっ、みゅ、ぐふ、んむぅぅっ」
「あー気持ち良い。乳首とチ○コ気持ち良い。保安官としての正義なんてどうでも良くなるくらい気持ち良いな」
「ふぅ、むふうぅ! んもっ、もぶうぅ」
「うんうん、気持ち良いのにイけないな。イきたくてしょうがないのにイかせてもらえないの苦しいな。このまま続けられたら狂っちまうだろうに……気持ち良くて苦しいのから逃げられないなぁ、保安官さん達?」

そこだけで絶頂に達せるくらいに感度を増幅された乳首をもどかしく捏ね回され、数回扱かれただけでも精液を漏らしてしまいそうなくらいに高められた男根を撫でるような指先で無慈悲に焦らされる保安官達は我を忘れて転げ回ることも不可能にされた床に縫い付けられた裸体を痙攣させながら、理性と、正気と、正義の誇りを跡形も無く破壊されつつ悪党達の本拠地へと土埃を立てて駆ける馬車に連れ攫われていくのだった。






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少年は哀願も虚しく淫猥な拷問に嬲られる

2021.09.10.Fri.21:00
「あぁっ……もぉ、やらぁ……っ! ゆりゅ、じで……おがじぐなる、きもちよしゅぎへ……変になりゅぅぅっ……!!」

自分を捕らえた男に対する怒りを欠片も残さずに溶かし尽くす淫猥な拷問に追い詰められた少年は、誇りを捨てた哀願の言葉を舌足らずに紡ぎなりふり構わずに許しを請うている。反抗の思いを発することはおろか唾液を零さずに飲み込みきる力さえも失った口から甘く悲痛に歪んでいる切羽詰まった声を絞り出し、正面のソファーに腰掛けて自分を観察している男に黒革の目隠しを通して鋭い視線を浴びせていた目から溢れ出た大粒の涙を頬に伝わせながら、淫らに疲弊させられた少年は苦悶からの解放をねだる懇願の意思を無我夢中で示している。
だが、残忍な男は惨めな屈服を迎えた少年を目にしても、救いの手を差し伸べようとはしない。四本の脚を地下室の床に金具で固定された特製の拘束椅子の上に乗せられ、背もたれの背面と座面の下部にそれぞれ短い鎖と共に取り付けられている黒革の枷を両手首と足首に巻き付けられた少年が両腕を背後に回し左右の足裏を座面の下で合わせるような形で自由を奪われた裸体を痛々しくよじらせ痙攣させようとも、その愉快な様子を味わう為に少年を縛めた鬼畜な男は一切の慈悲をもたらそうとはしない。
座面の上部に男根を模した醜悪なイボを無数に生やした張型を擁している椅子に裸体を固定され逃走と抵抗を禁じられた少年はもう、どうすることも出来ぬまま身悶える自分の汗が届く距離で悠然と鑑賞を続けている男に痴態を捧げさせられるしかない。尻穴を下から貫いている静止した張型が生み出す刺激で無様によがり狂わされる状況へと追いやられた少年は、外れる気配すら見せない拘束を虚しく鳴らし丸出しにさせられた幼い男根を振り乱しながらもがく自らの姿で、非道な男の目と耳を余計に悦ばせることしか出来はしないのだ。

「はっ、んぎひぃっ! やっ、やら、らめ、まりゃイぐっ! イっ……きゅぅぅっ!」

絶頂を迎えたくないと願う心を無視しながら、少年の身体は勝手に何度も何度も絶頂へと上り詰めていく。
全く動かぬ張型のイボに、腸壁を絶えず抉られているだけ。本来ならば快楽よりも圧迫と不快感が勝るはずの感覚を強烈な悦楽に繋げられた少年は、目隠しの下で目を剥きながら全身を仰け反らせとっくの昔に限界を越えた小ぶりな男根から白がほとんど混じっていない透明な蜜を哀れに噴き出させた直後に、連続して押し寄せる甘い至福に流され新たな絶頂を為す術無く極めさせられていく。

「あぁ、もぉ、やだ、やぁぁっ! ぐるじ、だじゅげ、へ……やら、んうぅ、もぉ、ゆるひへ……っ!!」

終わりの見えないイき地獄に打ちのめされた少年が、無駄であることも忘れて助けをまた望む。拘束からの脱出を試みる気力さえ削ぎ落とされた裸体を、張型の強い殴り付けが腸壁に訪れないよう可能な限りに制しつつあらゆる体液を撒き散らしつつ椅子の上で跳ね回らせながら、少年は閉ざされた視界の先にいる男に向かって荒い呼吸混じりに諦め悪く許してと言葉を放つ。
もちろん、男は応えない。捕獲した少年を一方的に嬲る愉悦に酔いしれている男は、無意味に責めの終わりを希求する少年を嘲笑いつつ予定時刻の訪れを左の腕時計で確認すると、床に置いたビンから右の指で取り出したカプセルを唇にくわえ、ソファーから身を乗り出してカプセルを軽く挟んだ口で引き結ぶことも困難となった少年の唇を塞ぎ愛などどこにも無い乱暴な口付けを嬉々として仕掛け始めてしまった。

「んぅ!? あむっ、ぷぁ、むふぅんっ!」

口内に潜り込んだ男の舌と、その舌によって放り込まれたカプセルに戦慄を募らせた少年は、何とかしてカプセルを飲まされないよう己の舌で拒絶を行い出した。けれど、長時間に及ぶ甘い苦しみで痺れさせられた舌は、カプセルを上手く口の外へと運べない。男の口に出口を遮られ、男の舌に口内を淫蕩に蹂躙されている事実が無くとも、少年は蓄積した唾液のせいでむしろ逆にカプセルを喉の方へと運んでしまう。
このままでは、また飲まされる。カプセルの意図を嫌でも理解させられた思考に湧き上がる危機とは裏腹に、思い通りの拒絶を不可能にされた少年は男の巧みな口付けが生み出す追い打ちの快楽により濃い絶頂を強いられながら無意識にごくりとカプセルを嚥下させられ、体内でその外殻が溶解すると同時に今まで以上の悶絶を、肉体の更なる発情と感度の増幅という変化を与えられてしまった。

「はぎっ、ひっ、んぃぃぃぃ-っ!? あっ、あぇ、はひぃぃぃぃーっ!?」

カプセルの威力が発揮された途端、一際甲高い嬌声と一層激しい身悶えを晒しながら深く重い絶頂を迎えた少年を眺め嬉しそうに目を細めた男は、少年の汗ばんだ髪を右手で緩く掴んで前後左右に暴れる頭部の動きを封じつつ、自身の唾液と少年の唾液に濡れた口を少年の右耳に近付け興奮と至福に掠れた冷酷な声で言い放った。

「まだまだ終わりじゃねーぞ? 俺の邪魔をした分、もっともっと悶え苦しんでもらうからな? どんなに泣いても、失神しても、俺が満足するまで絶対に許してやらねーからな? しっかり覚悟しておけよ……クソガキ」
「ひはっ、は、おぉ、んぉぉぉ……っ!!」

少しでも快楽を散らそうとする本能が行っていた頭部の動きを男の右手に制された少年は、逃がせなくなった望まぬ悦びで数十度目の絶頂へと至りながら、崩れかけの理性で男の宣告に恐怖と、絶望を抱いていた。






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淫らな肉体は望まぬ浮気を嬉しがり陥落する

2021.09.09.Thu.21:00
胴体と二の腕をきつく結わえる縄と、左右の肘から手首までの部分を背中で一まとめにする縄を加えられた男の腕は、動きを大きく制限されてしまった。足首と太もも、膝の上下を遊び無く結合する縄を施され伸ばすことを禁じられた男の足は、逃げる以前に立ち上がることすらも出来ない状態へと追い込まれてしまった。
左右の手をぐるぐると執拗に包み込み握り拳を強要する黒色のテープが無くとも自力では決して抜け出せない厳重な縄拘束。裸体に着せられたそんな縄の衣服に後から足された縄達をベッドの上下の柵へと繋がれた男はもはや、ベッドの上で強いられた足を情けなく開く仰向けの体勢から離れることはもちろん、口内に押し込まれた布を吐き出せないようにする蓋の役割を担わされている手を縛める物と同じテープを口から剥がそうと顔をシーツに擦り付けることさえも叶わない。
両手両足に指、更には言葉の自由まで没収された哀れな男。ありとあらゆる選択肢を奪われ、無様に恥部をさらけ出している惨めな男。恥辱と屈辱に満ちた状況を意識を失っている間に作り上げられていた男に残された道は、一つしか無い。くぐもった唸りというただただ無意味な反抗以外を示せなくされた男はもう、男根と尻穴を露出させながら深く眠る自分を観察していた憎い男の思い通りに、縄塗れの逆らえぬ裸体を弄ばれるしか無いのだ。

「おはよう、捜査員さん。よく眠ってたね。みっともない格好で気持ち良さそうに眠る捜査員さんを見ながら、早くこの身体をいたぶってあげたいってずっと待ち侘びてたよ」
「んぅっ!? むっ、んぎゅぅぅっ!!」

目を覚ました途端にぶつけられた醜悪な愉悦を露わにした悪の男の言葉に戦慄を募らせながら、捜査員と呼ばれた男は塞がれた口で怯えの混じった驚愕の唸りを発しつつじたばたと裸体をもがかせ始めた。
寝起きの霞んだ思考を一気に覚醒させ、自身が不意打ちを受けて捕らわれた事実を思い出しながら、捜査員は与えられた拘束からの脱出を欲して必死に暴れる。
そうして予想通りに無駄な試みを繰り返す滑稽な捜査員を眺めながら男はソファーから立ち上がりつつズボンを下着と共にずり下ろすと、勢いよく飛び出した自身の太く逞しい男根を目にして恐怖の表情を浮かべている捜査員に、非道な凌辱を宣言した。

「さぁ、捜査員さんも起きたことだし……お愉しみの始まりだ。今からこれで、捜査員さんの可愛いお尻をたっぷりとほじくり回してあげるからねぇ……」
「っ! ぶぅ! むっ、ぐふぅぅ……っ!!」

ベッドに縫い付けられた自分に覆い被さった悪の男根が、無防備な尻穴に押し付けられる。その展開に嫌悪と危機を抱きながら、捜査員は縄を解く為に用いていた力と意識を尻穴に集中させ、きゅうと入り口を強く窄めることで男根の侵入を拒む。

「捜査員さん? そんなに締めたら入れてあげられないよ? 私のおチ○チンで捜査員さんのお尻をぐちゅぐちゅ掻き毟ってあげられないよ? それでも良いの?」
「むぶ、ふ、ぐむぅぅ……!!」

からかうような悪の言葉にも反応を示さず、閉ざした入り口をぐりぐりとこじ開けようとしてくる男根の動きに負けないよう尻穴への力を緩み無く保ち続ける。一生懸命に男根を拒絶する捜査員を堪能しながら、圧倒的に優位な立場を取った悪は諦め悪く入り口を遮断する恥ずかしい穴の忍耐が擦り減っていく過程を亀頭で味わいつつ、気まぐれな緩急を付けて男根を嬉々として押し付けていく。

「んぐ、むふぅ! ぶ、もっ、おぶぅっ……!」

尻穴を窄める筋肉が疲弊し、悪の男根による貫通が近付きつつあるという認めたくない情報に打ちひしがれながら、捜査員は少しでも絶望の時を後回しにしようと穴に込める力をひたすらに維持する。後一押しで、捜査員の我慢は決壊する。それをはっきりと理解している悪の男は、屈服が目前に迫った捜査員に予想外の言葉を囁き、心と肉体の狼狽をこれ以上無い愉悦を覚えつつ引き起こさせてやった。

「幾ら耐えても駄目だよ。捜査員さんのお尻はもう、私のおチ○チンが欲しいって緩んできてるよ? 同僚でもある恋人の○○に毎晩ずぼずぼされてるいやらしいお尻は、早く浮気したいって私のおチ○チンに吸い付いてきてるよ?」
「っう……!?」

どうにかして目を背けていた、開発済みの肉体が放つ男根をねだる叫びを指摘され。それと同時に他の捜査員達にも気付かれていなかった筈の○○との甘く爛れた関係を指摘された捜査員の男は、余りの驚愕に思わず尻穴の力を抜いてしまった。その変化を目的として残忍な指摘を口にした悪は、一瞬の隙を見逃さずに腰を押し進め、愛する恋人の手で淫猥に躾けられた捜査員の尻穴を無慈悲に征服してしまった。

「むぐぅ!? んむぉぉぉっ!?」
「ふふっ、入っちゃったねぇ。恋人の○○じゃない私のおチ○チンを入れられちゃったねぇ。好きでもない相手の、それも敵である私のおチ○チンを入れられた気分はどうだい? 気持ち良いかい?」
「ふ……っ! んぐ、むぶぅぅっ!」

受け入れたくない異物をすんなりと受け入れてしまった尻穴の淫らな肉が男根へと絡み付くことで発生する快楽を抑え込みながら、捜査員が否定の返事を返す。愛しい相手の物よりも一回り大きく腸内全体を心地良く圧迫する男根が叩き込む雌の至福を悪への怒りで上書きしながら、捜査員は奥底から湧き上がる正直な気持ち良いの思いを悟られないよう平静を装い続ける。
無論、捜査員の虚勢など悪の男にはお見通しだ。無自覚に男根を膨張させていきながら気持ち良くないと唸りで伝える嘘吐きな捜査員を見つめ、早く擦ってとねだるように腸壁を蠢かせる尻穴を男根で満喫した男は、捜査員の男根が限界まで張り詰め切った瞬間を狙って腰の前後運動を開始し情けも容赦も無い荒々しい掘削という甘い地獄をすでに蕩けに蕩けていた尻穴へと流し込み始めた。
その効果は覿面で、捜査員は上辺だけの否定をあっという間に崩されながら、尻穴のみでよがり狂い堪えきれぬ絶頂の衝動へと為す術無く上り詰めさせられ出した。

「むぶっ、んむぅっ! んーっ! ふぐぅぅぅぅ!!」
「ほーら、気持ち良いだろう? どんなに嘘を吐いても、捜査員さんの身体は素直だよ? 認めて、さっさと堕ちちゃいなさい。恋人のよりも、私のおチ○チンの方が良いところを一杯抉ってくれるって認めて、捜査員なんか辞めて私専用の肉奴隷になっちゃいなさい……ね?」
「ふぶっ! むぎゅ……んみゅぅぅぅぅぅーっ!!」

前立腺を的確に責め立てる悪の男根で新たな絶頂へと突き上げられながら、捜査員は恋人との幸福な快楽を跡形も無く塗り潰していく大きすぎる雌の悦楽に嬉しいの感情を混ぜた悲鳴を発しつつ、理性と思考に浮かぶ正義の誇りと恋人との思い出を一つ一つ丹念に壊し尽くされ従順で淫乱な肉奴隷としての自覚を代わりに植え付けられていくのだった。






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淫乱兎は優しく惨めな散歩で焦らし抜かれる

2021.09.08.Wed.21:00
「じゃあ……持ち上げるよ、○○」
「はい、ご主人様っ……どうかこの淫乱な兎の私から、惨めに自由を奪い取ってくださいぃっ……!」

自らの意思で拘束をねだる発情しきった白い兎獣人の返事を聞き、期待と淫欲に染まった瞳を潤ませる様子を優しく眺めながら、兎の恋人である人間族の男は自身よりも遥かに小柄な兎の両腕を掴んだ左右の手をゆっくりと上に運び、衣服を脱ぎ去った兎の身体をベッドの上で立ち上がらせ始めた。
痛みを与えないよう兎の体勢をしっかりと確かめながら、男は愛しき兎が欲する抵抗を封じられ無防備に裸体を晒す状況を作り上げてやったのだ。

「あぁ……ご主人様に、全部見られてるぅ。何度も見られてるのに、全然違いますっ……隠せないだけで、興奮しちゃってますぅっ……!」

じわじわと腕を頭上に移動させられ、万歳をしているような形に固定された兎はもう、白の体毛の中で真っ赤に充血し尖りきってはしたなく自己主張する乳首達はもちろん、身動きを取り上げられていくにつれて硬度と淫蜜の分泌量を増した男根を隠すことも許されない。
自分よりもずっと大きな人間族の愛しい男に心のみならず身体まで支配されている。その事実に魂の奥底から幸福を募らせている兎は、ベッドの上でつま先立ちをさせられた足を嬉しそうに震わせながらみっともなく腰をカクカクと前後に揺らめかせ、ただ観察されているだけでも快楽を覚えている小ぶりな男根をぷるぷると上下左右に跳ね回らせている。
その、言葉よりもはっきりと伝わる兎の気持ち良いを示す反応を見つめながら、男は小さく微笑む。こんな可愛い兎に、自分は愛されている。淫らで、快楽の追求が大好きで、辱められることを悦ぶ兎の痴態を余すところ無く独占している。これ以上無い充足を湧き上がらせる事実を改めて噛み締めた男は、腰の動きを切羽詰まった物へと加速させながら焦燥の混じったおねだりを口にする兎に責めの開始を宣言した。
拘束を加える前に兎への負担を心配していた時の穏やかな雰囲気を薄め、意地悪な本性をわずかに覗かせた声音で男は自分に甘く苛められることを理性と本能の両方で欲する兎に淫猥な責め苦を宣告したのだ。

「あっ、ふぁぁんっ。ご主人様、お願いですぅ……苛めてくださいぃ……私のエッチな身体を、気持ち良くいたぶってくださいぃっ」
「ふふっ……もう、○○の頭はいやらしいことで一杯みたいだね。可愛いオチ○チンが何もしてないのにイっちゃいそうになってるよ?」
「はい、はいぃっ! だから、苛めてくださいっ! いつもみたいにぃ……っ!」
「ダーメ、まだ、気持ち良くはしてあげないよ」

早く、早く。一生懸命に急かす兎の言葉を遮る形で、男は笑い混じりに却下を告げた。
涙を零していた兎の目が驚きに見開かれ、前歯にぶつけられていた乱れた吐息に絶望の色が滲み、火照りきっていた上下に引き延ばされた兎の裸体は抑えきれぬ被虐の愉悦に心地良さげな痙攣を行う。
打ちひしがれながらも、兎は間違い無く悦んでいる。甘い刺激を渇望している裸体をもどかしさの中で嬲られる展開を知った途端、兎は体毛を濡らす汗と淫蜜をより多く噴き出させつつ主からの恥辱全てを幸せに受け入れる肉体を早く弄んでと言うかの如くくねくねと踊らせ出した。
そうしておねだりのダンスを見せ付ける小さく淫乱な兎を愉しみながら、主の男は兎の腕を握ったままベッドの脇に片膝を付いていた足で立ち上がると、自分に正面を向けさせていた兎の身体を右側に九十度回転させつつ、自由を没収した発情兎に与える責めの内容を優しく説明した。

「せっかくいつもと違う状態でしてるんだから、いつもと違う形で苛めてあげるよ。このどうしようも無いくらいに発情したエッチな○○を、たっぷりと焦らしながら追い詰めてあげる。このままベッドの上を僕の手で散歩させながら、おねだりを口にする余裕も無くなるまでじっくりとおあずけしてあげる。今夜は惨めに歩かされながらどんどん発情が膨らんでいく○○を思う存分堪能してから、僕だけの淫乱で可愛らしい雄兎をたくさん、よがり狂わせてあげるからね?」
「あ、あぁぁ……っ!」

掴んだ腕を少しずつ引く男の手の力に従って、張り詰めた男根を揺らしつつの歩行を強いられながら。いつも二人で愛を育んでいるベッドの上をぐるぐると何周も歩かされ、まるでペットのように散歩をさせられている己の無様さすらも興奮を増幅する材料へと変換しながら。兎は男の意図に沿ってじょじょに言葉を紡ぐことさえも困難な程の発情に内側から苛まれていく姿を人間族の男に提供しつつ、自らと男を更なる欲情へと導く為に従順に足を動かし、甘い疲弊と憔悴を望んで上乗せさせていくのだった。






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残忍な口付けは情熱的に深められる

2021.09.07.Tue.21:00
朝の訪れを告げる扉の開く音が、狭い監禁部屋の中に響いた。それを耳にした男は睡眠すらも満足に取れない状況で一晩放置され動きが大きく鈍った思考に戦慄を募らせながら、部屋の天井と床から伸びた鎖の先にある黒革の枷達を両手首と足首に嵌められたことによって上下に引き延ばされ自由を奪い取られた裸体を苦しげにくねらせつつ、誇りを捨てて許しを請う怯えに染まった呻きを弱々しく漏らした。

「はぁ……あぉ、おあぁぁ……っ!」

ほんの数日前まで悪を憎む鋭い思いを携えていた目で慈悲をねだり、縛めを一切加えられていないというのに怒りの叫びさえも思い通りに放てなくなった開きっぱなしの口から唾液を垂らしつつ助けを求める意思を悲痛に示す哀れな男。敵対していた悪が開発した非道なナノマシンをたっぷりと塗布され男根を遥かに超える感度を有した器官に変えられた口内の肉が惨めに震える様子を見せ付けながら、舌と上顎が触れ合う快楽が生まれないよう開いた状態に保っている口から、悦楽に繋がる振動が発生しないギリギリの音量で懇願の声を紡ぐ無様な男。
そんな滑稽極まりない痴態を晒し、男根を露出させられている恥辱よりも口内を責め立てる異常な疼きに心と身体を掻き乱されている愉快な男を堪能する悪の男は、見る影も無く陥落した正義の男を無言で嘲笑いつつ歩み寄ると、そのまま何の躊躇いも見せずに哀願の呻きを無視して残忍な凌辱を注ぎ出した。
正義の男を自身の娯楽として監禁している悪の男はみっともなく開かれている口に右の人差し指と中指を嬉々として潜り込ませ、恐怖と絶望を露わにする予想通りの反応を味わいながら、性器を超える淫らな弱点と化した肉達を意のままに蹂躙し抗えぬ正義の男をよがり狂わせ始めてしまったのだ。

「んぅ!? あぶっ、もぁ、ほ! んむぉぉぉっ!!」

口内に侵入した二本の指が、左右の頬肉や上顎、狭い範囲で逃げようともがく舌を好き勝手に弄ぶ。普通であれば不快さと気色悪さのみを抱かせるそれらの刺激を強烈な快楽と紐付けられてしまった男は、ついさっきまで声を抑えていたのが嘘のような甲高い絶叫を撒き散らしながら、あっという間に口だけで絶頂へと上り詰めさせられていく。

「んぅ、んむっ、みゅぁぁぁっ!!」

口でイかされたくない。憎い男の前で射精を迎えたくなどない。当たり前に湧き上がるはずの拒絶を浮かべる余裕も無くした思考を口をいたぶる甘く苦しい至福に翻弄されながら、男は触られてすらいないのに限界まで張り詰めた男根から精液を勢いよく噴き出させた。
だが、一回射精に至ってもこの残忍な淫獄は終わらない。指に噛みつく力も残されておらず、食事さえも快楽無しではもはや摂れず、呼吸すらも快楽の引き金になるよう仕立て上げられた惨めな口で遊ばれる拷問は、まだまだ終わらない。
抵抗する気力も手段も没収された男は、絶頂に喘ぐ口から引き抜いた指を愛しげに舐めしゃぶった悪の男の口がもたらす濃厚な口付けという責め苦に、嫌悪を募らせることも許されぬまま意に染まぬ甘い悦びを覚えさせられるしか無いのだ。

「あぶっ、んむぅぅ! はふっ、んぢゅ、ぷぁ、んみゅぅぅぅっ!!」

許可無くねじ込まれた舌が、鋭敏に改造された口内の肉を指とは全く違う速度と感触で弄り倒す。冷酷で熱烈な口付けに容赦無く追い詰められる男はもう、悪の男の衣服を次々と迸らせる精液で汚していく己の男根をとめることも、まるでこの状況を嬉しがるかのように悪の舌へと絡み付き返す自身の舌を制することも叶わない。
愛とは真逆の意思を向けていた男からの苛烈なキスで為す術無く幸福を増幅されながら休み無く絶頂に達する正義の男の悶絶を目で、耳で、肌で、匂いで、そして舌と唇で確かめている男は、今以上に苦しみの量を増やす為に立ったままの体勢を強いられた裸体を抱き寄せて快感を散らす目的で無意識に行われる身悶えを封じつつ、口付けをより情熱的な物へと深めていくのだった。






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淫らな虎は待ち侘びた褒美で幸せに悶絶する

2021.09.06.Mon.21:00
「あむっ……んぶ、うぁ……はむぅぅっ……!」

視界を閉ざす黒革の目隠しの下で苦しげに眉根を寄せ、鋭い牙を幾ら突き立ててもビクともしない金属製の棒口枷の隙間からくぐもった呻きと共に熱く濡れた吐息と唾液を零しながら、自由と衣服を奪い取られた虎獣人の男が裸体をくねくねと踊らせている。
左右の手首を縛めている地下室の天井から鎖で吊るされた黒革の枷に体重を預け、床から伸びた短い鎖の先にある手の物と同じ枷を足首へと巻き付けられた足を小刻みに震わせながら、虎の男は発情期を迎え気が狂う程の淫欲が絶えず湧き上がり続けている火照りきった裸体を張り詰めた男根から透明な蜜を漏らし縞柄の尾を悩ましげに悶えさせつつ少しでも淫欲を散らそうと無意味によじらせている。
そうして必死に誤魔化す動きを嘲笑うかのように増幅していく淫らな欲望に苛まれる虎を作り出した意地悪な狼の男は、発情に狂う虎の痴態と体臭を存分に愉しみつつ二時間の経過を待つとおもむろに椅子から立ち上がり、満足げな微笑みを浮かべながら愉快に熟し切った虎の元へとあらかじめ露出させていた男根を振りつつ歩み寄った。
命令をしっかりと守り欲望を制し続けた良い子の虎に、甘く蕩けるような褒美を与えてやる為にだ。

「二時間経過だよ、○○。よく頑張ったね。言い付けに従って尻尾で快楽を得ずに耐えた良い子にはご褒美をあげよう。さて……何が良いかい?」
「ぷぁ、あふぅっ……!」

自身の主である狼の手で手早く枷を外された虎は、溜まっていた唾液を勢いよく溢れさせつつ解放された口で乱れた呼吸を繰り返す。その呼吸の様子を至近距離で堪能する狼は、何も言わずに虎の落ち着く時をじっと待っている。息がわずかに整った時に訪れる欲望に溺れた悦び色のおねだりを、興奮と高揚を昂ぶらせながら待ち侘びる。
決して急かすこと無く待ち続ける優しくも意地悪な主の前で全身を淫らにときめかせながら息を落ち着かせた虎は、わずかに唾液の糸を引かせつつ口を開き、愛しい狼に向かって本能を剥き出しにしたおねだりを発した。

「お願い、しましゅ……おひり、ほじらせてくらひゃい……ひんこ、こすらせへくらしゃいぃっ……ごひゅじんしゃまの前で、淫乱な俺にぃ……無様な尻尾おにゃにぃを、させへくだしゃいぃっ……!!」

立ったままの姿勢を強要された裸体を動かし、腰を情けなくへこへこと前後させながら、虎がずっと禁じられていた自らの尾を用いての自慰行為をおねだりする。はしたなくヒクヒクと収縮している尻穴を尾でほじる刺激と、硬く勃起した自らの男根を尾で扱く悦楽を欲する懇願の言葉を、虎が切羽詰まった声音で狼に寄せる。
そんな可愛らしい姿を独占している至福に頬を緩ませながら、狼は虎の目を覆う黒革に小さく口付けをすると何処にも逃れられぬ虎の背後に移動し、褒め言葉を口にしつつ何時でも異物を飲み込めるよう丹念に躾けた尻穴を虎を犯したくて苛立っていた男根で一息に貫いてやった。

「上手におねだり出来たね、良い子だ。こんな良い子には、もう一つ上のご褒美をあげよう。お尻は私が苛めてあげるから、○○は尻尾でおチ○チンを一生懸命苛めなさい。いっぱい我慢した○○のお尻を私のおチ○チンでたっぷりほじってあげるから……可愛くいやらしく鳴き喚いて、気持ち良く苦しむところを私に見せるんだよ、○○?」
「ふぁっ、あぁぁぁんっ! ごしゅじんひゃまのおひんぽっ、ありらとうごじゃいましゅぅぅ! きもぢぃ、ぎもぢぃぃっ! しゅぐイぐっ、じゅっとイぎゅぅぅっ! ごしゅじんしゃまに、犯しゃれながらぁ……見られながらっ、イっぐぅぅぅぅーっ!!」

尻穴で男根が一往復する度に絶頂に至り、溜めに溜め込まされた精液を狼の男根で押し出されているかのように噴き出させ精液を休み無く放出する男根を自身の尾で一生懸命に摩擦する虎を好き勝手に弄びながら、主である狼は焦らした甲斐があったと予想以上に感じさせてくれる虎の幸せそうな悶絶に笑みを深めつつ、何も言わずに褒美の追加を決定し裸体が跳ねる度にぷるぷると胸元で震える虎の乳首に左右の指をこっそりと這わせていくのだった。






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肉便器達はいつものように残忍な器具へと繋がれる

2021.09.05.Sun.21:00
逞しき筋肉に覆われた屈強な肉体でも、生身の人間である以上頑丈な縄を自力で振り払うことなど出来はしない。
雄々しく膨れ上がった腕に幾ら力を込めても二の腕を胴体に結わえ背中で交差させた手首を縛り上げる上半身の縄は肌に食い込むばかりで緩む気配すら見せず、無駄な肉が削ぎ落とされた足を可能な限りにもがかせても足首同士とすね同士、そして太もも同士をきつく一まとめにする縄は虚しくぎちぎちと軋むのみで解ける素振りを欠片も示さない。
どんなに頑張っても、自由を奪われた事実は覆せない。言葉と舌噛みを封じる黒色をした棒状の口枷に歯を立てて唸りながらじたばたと暴れても、二人の男は自分達に嘲りを寄せる残忍な敵達の悪意から逃れられない。
憎い敵の支配下に置かれどう足掻いても逆らえぬ立場に置かれた無様な男達は今日も、満足な抵抗さえ行えぬまま醜悪な恥辱の準備が整った場所へと為す術無く自らの足で移動させられてしまっていた。

「ほぉら、捜査員さん達の大好きな玩具だぜー? 今夜もあれで、たっぷりとよがり狂わせてやるからなー?」
「うぅっ! んぐぅぅぅっ!!」
「うんうん、嬉しいな。俺達のチ○ポで散々ほじくり回してもらったはしたないケツ穴を更にほじってもらえるんだもんな。嬉しくない訳が無いよなぁ……淫乱捜査員さん?」
「ふぶっ……むぶぅぅぅんっ!」

首輪のように巻き付けられた縄を引かれ敵の拠点中を練り歩かされながら数えきれぬ程の男根で蹂躙された捜査員達の尻穴から、自らが分泌した腸液と無理矢理に流し込まれた大量の精液が混ざり合った雫が不自由な歩行の度にぼたぼたと垂れ落ちる。
連日の調教と掘削によって雌の悦楽を二度と消えぬくらいに刻み込まれ性器へと貶められた尻穴からはしたなく溢れ出る液体と共に、隠したくても隠せぬ男根がみっともなく敵達の前で辱めの際に堪えきれずに漏らした精液を滴らせつつ揺れ動いている事実が、捜査員達の心を切り付け誇りと尊厳を痛め付けていく。
縛められた足でよちよちと歩かされながら、拒絶と怯えが混じり合った絶叫を上げる捜査員達。立派な身体と男根を小刻みに震わせながら、言葉にならぬ声を上げつつ恐怖と哀願の眼差しを憎んでいたはずの敵達とこれまで幾度と無く使われた冷酷な器具が待ち受けている監禁部屋の中央へと向ける哀れな捜査員達。その滑稽極まりない二人の様子を存分に愉しみながら絶望に打ちひしがれつつの歩行を強要した敵の男達は、虚勢の正義すら表せなくなった捜査員達が試みる無我夢中での抵抗を苦も無く制し、二人をいつものように一つの器具へと背中合わせで座り込ませた。

「むっ、ぎゅ! ふぶおぉぉぉっ!」
「あぐ、んまぁぁ! むっ、もぉぉぉ……っ!!」

床と一体化している箱型の器具の上面に生えている男根を模した張型が、腰掛けた二人の尻穴を的確に貫く位置に取り付けられ最奥までを隙間無く満たす太く長い二本の張型が、淫液に濡れそぼった捜査員達の体内を下から容赦無く串刺しにする。
己の体重を用いて飲み込まされた異物に、二人が苦しげに目を剥きながら悶絶する。そうして悶絶しながら男根の硬度を再び取り戻す捜査員達を嘲笑う敵達は、逆らう余裕を無くした二つの裸体を慣れた手付きで遊び無く結合し、器具へと厳重に縫い付けていく。
左右を一つに括られた足と器具の各所に存在する丸い金具を縄で繋がれた捜査員達はもう、立ち上がることも許されない。背中合わせに座らされたお互いの上半身同士を追い打ちの縄で結ばれた捜査員達はもはや、甘い苦悶を誤魔化す為の身じろぎすらも認められない。
尻穴の張型を引き抜くことを禁じられ、快楽を散らすことも封じられた無様な捜査員達。手足を使うこととしゃべることに加えて、淫獄からの脱出も不可能にされた惨めな捜査員達。ありとあらゆる選択肢を丹念に潰された二人に残された道はもはや、一つしか無い。捜査員達は、嬉々として器具のスイッチを入れ張型に駆動を開始させた敵達の思い通りに尻穴を責め嬲られ、男根がもたらす物とは全く違う悦楽にただただよがり狂わされる以外に、出来ることなどありはしないのだ。

「んぅぅぅーっ!! むぁっ、ぶふぅっ! んっぎゅぅぅぅっ!!」
「あぶっ、ふっ、んむぅぅ! うぁぁぁぁーっ!!」
「よしよし、今日も良い鳴き声だ。俺達全員の肉便器になった捜査員さん達に相応しい、滑稽な鳴き声だな」
「んじゃお休み、肉便器共。知っての通りその機械はお前らが両方失神したら停止するから、自分と肉便器友達を休ませてやりたいなら、我慢せずにイきまくって早めに気を失うように頑張るんだぞー?」

ほぼ毎晩聞かされている残忍な夜の挨拶を一方的にぶつけて離れていく非道な敵達の背中を顔を横に向けて見つめながら、捜査員達は今夜も聞き流されることを承知で助けての思いを叫び、無駄であると知りつつも縄との格闘を試み、明日の朝に再び始まる肉便器としての務めに戦慄を募らせながら、仲良く裸体を痙攣させて絶頂に達し日中の肛虐で何度も精液を放出させられた男根からほんのわずかに白が混じった透明に近い液体を去りゆく敵達の背後で噴水のように迸らせていた。





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淫猥な苦悶は袋の中で際限無く膨らむ

2021.09.04.Sat.21:00
「むっ、ぐむぅぅぅっ!! ふぅ、ぶふっ……んむぅぅぅぅんっ!!」
「うー! んぐっ、むぅぅぅんっ! ぶっ、んぅっ! むぎゅぅぅぅっ!!」

黒の粘着テープで念入りに栓を施された口で焦りと怒りと恐怖が入り混じった唸りを発しながら、少年達が迫り来る危機からどうにかして脱しようと裸体を必死でもがかせている。左右の手首同士と二の腕同士を背中で縛る縄と伸ばしたままの状態に固定された腕を胴体へと括り付ける縄を厳重に与えられ、足首同士とすね同士、そして太もも同士をきつく結合する縄を緩み無く加えられ、指の使用を禁じる為にと手足に口を塞ぐ物と同じテープを隙間無くぐるぐると巻き付けられた絶望的な立場に置かれながらも、五人の少年はわずかな希望を信じて拘束との格闘を無我夢中で繰り返す。
けれど、やはり状況は変わらない。幾らなりふり構わずに裸体を暴れさせようとも、過剰なまでの縄に自由を奪われテープによって手足の指さえも使い物にならなくされた少年達の無意味な足掻きは五人を拉致した残忍な男達の目と耳を愉しませる効果しか生み出せない。
哀れな少年達はもう、醜悪な笑みを浮かべる男達が向けてくる悪意に沿って、すでに手も足も出せない身体に追い打ちの拘束をもたらされるしか無い。抵抗を全力で紡いでも男達の動きを煩わせることさえ叶わない惨めな少年達は、嫌がる意思も虚しく頭側から迫る細長い麻袋に全身を詰め込まれ始めてもどうすることも出来ぬまま、視界と共に行動の選択肢を更に没収された袋詰めの格好へと五人仲良く変えられるしか無いのだ。

「んぅっ! むー! んむぅぅぅっ!!」
「ぶぅ、ぶぐっ……むぶぅぅぅっ……!」

麻袋のせいで、少年達はすぐ近くにいるはずの仲間の姿も、自分達に愉悦の視線を寄せているであろう憎い男達の姿も見えない。それどころか、少年達は指を封じられた手足で仲間の拘束を解こうと試みることも口を縄で絞められた麻袋に阻まれて許されず、消えかけだった希望の火をより小さく絶望的なまでにか細い物へと弱められてしまった。
この状況では、何をしても逆転は手繰り寄せられない。閉ざされた口で無意識に気落ちした呻きを漏らしつつ、打ちひしがれた心模様を表わすかのように間抜けな鼻息を悲痛に歪ませる少年達。気落ちしつつも、打ちひしがれつつも諦め悪く麻袋の中で身をよじらせ、全身を這う縄と無慈悲なテープを軋ませる少年達。そんな少年達を満足げな表情を浮かべながら見下ろし、残忍な至福を存分に堪能した男達は芋虫のように床の上で蠢く五つの麻袋を拒絶をやすやすと制しつつ協力して持ち上げると、仕上げとして用意していた最後の拘束に悶える麻袋達を放り込み始めた。
それは、黒色をした大きな布製の袋。少年五人を辛うじて押し込める程度の広さを有し、勝手に抜け出すことを不可能にさせる鍵付きのファスナーとベルトが取り付けられている、監禁を目的として作成された非道な袋だ。

「うぐっ!? ぎゅぅっ!」
「ぶっ、ぐぶっ! むごぉっ!!」

異常な袋に荒々しく放り込まれる少年達が、お互いの肉体がぶつかり合う衝撃に悲鳴を上げる。その悲鳴を嬉しそうに愉しみながら抗う五人を袋内に押し込んでファスナーを終わり際まで閉め全てのベルトを締め上げて少年達を狭い空間に追いやった男達は、ほんの少しだけ開けたファスナーから見える五人の苦しげな様子を味わいつつ冷酷な薬品を小さな球状に固めた物体を封じ込めた手の平サイズの布袋を五人を入れた袋へと一緒に詰め込むと、完全に閉じたファスナーに鍵を掛けながら少年達に残忍な別れを口にした。

「さよなら、ヒーロー君達。明日の朝まで理性が残ってたらまた会おうな」
「その媚薬と一緒に一晩放置されて正気だった奴なんて今まで見たことねーけど……まぁ精々頑張って耐えてみな、ヒーロー君達?」
「んぅっ!? むー! ぶむぅぅっ!」
「うっ、ふぐっ、ぶー! うぶぅぅぅっ!!」

縄とテープ、麻袋と自分達を窮屈に閉じ込める袋。それら全てに戦慄を乗せた動きで力を送りありとあらゆる音を奏でながら己と仲間の絶望を加速させていく少年ヒーロー達に背を向けて去りゆく男達は、正義として根絶させようとしていた残酷な媚薬の香りがじょじょに充満する袋の中で淫らに翻弄され力の源であるヒーロースーツを剥ぎ取られた裸体を為す術無く気が狂う程の発情へと導かれ満足に快楽も得られぬまま崩壊へと叩き堕とされていく五人に興奮を滾らせつつ、部屋の中央で情けなく跳ねる黒の袋を淫猥な火照りが際限無く膨らむ地獄へと置き去りにしていくのだった。






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力尽きた男はより残忍な悦楽に悶絶する

2021.09.03.Fri.21:00
睾丸と共に括り出す形で根本を柔らかなクッションに緩くも力強く締め付けられ機械で作られた箱から引き抜くことを不可能にされた四本の男根は、逃げ場の無い箱の内側で休み無く動く無慈悲な責め具の刺激に為す術無く翻弄されながら抗うことすら叶わずに絶頂に次ぐ絶頂へと追い立てられ続けていた。

「うぐぅぅ! あむっ、んむぁっ! むぶぅぅぅっ!!」
「はふぅっ、むっ、んみゅぅぅぅ!! うぅ、おうぅ! むぐぅぅぅぅーっ!!」

地下室の床と一体化している箱の側面に無理矢理押し込まされた男根と睾丸を丹念に撫で回して嬲る強力な液体媚薬を含んだ筆達がもたらす暴力的な悦楽に鳴き喚きながら、同じ立場に追いやられた仲間と視線を交わす余裕も無くした男達は口を塞ぐ黒色の棒枷に歯を立てつつ、腕を縛める縄と足に無様ながに股を強要する床と足首を短く繋ぐ黒革の枷と鎖を振り払おうと裸体を必死でもがかせる。
しかし、幾ら頑張っても胴体と二の腕をきつく結合し、背中で捻り上げた手首を縛った上で二の腕を拘束する縄へと遊び無く結わえ付ける上半身の縄は解けない。望まぬ連続絶頂に疲弊し痛々しく震える足を踏ん張らせても、頑丈な枷と鎖はビクともしない。
どんなに試行錯誤を繰り返しても淫獄の状況から逃げられない男達は、手足の動きを封じる拘束を無意味に鳴らし、惨めな悲鳴を発して腰を苦しげにくねらせながら、限界の足を踏ん張らせ続けるしか無い。
今与えられている地獄を拒む手段を一つ残らず没収された男達は、今を越える淫獄が始まらないようただひたすらに足の力を保ち続けることしか出来はしないのだ。

「あぅ、あおぉっ! もぉ、んむぉぉぉんっ!!」
「ふぅ、んぶぅぅぅ!! んぐ、むっ、ぎゅぅぅぅっ!!」

箱に閉じ込められた四人の男根は、とっくの昔に精液はおろか淫蜜さえも噴き出せない絶頂を絶え間無く迎えている。媚薬筆に捏ね回される睾丸は、悲痛に縮こまりながらも甘い攻撃を嬉しがるように跳ねる男根に負けず劣らずの性感帯へと仕立て上げられてしまっている。そんな二箇所を同時に容赦無くいたぶられる拷問に悶え苦しみながら、男達は朦朧とする意識で忍耐を継続する。涙に霞んだ視界はもう他三人の仲間を認識出来ず、追い詰められた思考は自分達をこの辱めに放置した者達への怒りも思い出せない。崩壊寸前の極限状態に陥りながらも、男達は更なる苦悶を嫌がり足に意識を寄せ続ける。
だが、イき地獄に苛まれながらの忍耐が永遠に保てるはずもない。一人の男の鈍った思考では数十度目の絶頂に至っても耐えられていた足は、完全に抗いを破壊され理想とはかけ離れた無自覚の脱力を行っていた。その事実を理解し絶望するよりも早く、男の裸体が仲間達の前で哀れに落下していく。足の間に配置されていた別の箱型の機械目掛けて落下していく。そうして落下した男は、腰回りに這わされたベルトによって固定された筒状の器具によってぽっかりと開かされた尻穴を真下に位置する箱から生えた作り物の男根で奥深くまで貫かれていき、最奥を満たす偽の男根の衝撃に絶叫する暇さえ許されぬまま体重が掛かったことを認識した真下の箱と、真下の箱からの電波を受けた男根を捉えている前方の箱に、より残忍な淫獄を叩き込まれ始めてしまった。

「あぉっ!? ぶみゅぅぅぅっ!? んっんっ、んむぅ! ぶむぅぅぅぅーっ!!」

下から串刺しにされた尻穴が、荒々しい首振りを開始した偽の男根でめちゃくちゃにほじくり回される。勝手に座った罰と言わんばかりに動きを速めた筆達が、すでにイきっぱなしとなっていた男根と睾丸を激しく摩擦し一層間隔の短い絶頂地獄を男に味わわせる。
それを拒みたくても、一度弛緩してしまった裸体は立ち上がれない。腸壁を掻き毟られる刺激と、腰を下ろしたことで斜め下に向かって引き延ばされる状態となった男根を甘く殴り付ける媚薬筆の拷問から逃れたくても、男は自分を助けられぬ三人に助けての唸りを叫びながら力の入らぬ足を虚しく震わせるしか無い。

「あぁっ、おぅぅぅーっ!! んもっ、むあぁ! んぎゅ、えぎゅぅぅぅぅっ!!」

これまでを軽く上回る快楽に喉が破れんばかりに喚き散らし、呆けていた思考が嫌でも目覚める程の理性を失った悶絶を見せる仲間を戦慄の眼差しで見つめる他の三人は同じ地獄をもたらされたくないという思いを胸に強く抱きつつ無慈悲な機械を間に用意された足に力を込め直し、決して拒絶は出来ぬ淫猥な地獄の到来を抗えぬ絶頂をまた極めさせられながら諦め悪く遠ざけ続けていた。






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残忍な支配者は無意味な我慢を鑑賞する

2021.09.02.Thu.21:00
黒革で作られた拘束具に左右の指先から二の腕までを包み込まれ、背中で伸ばしきったままの状態に固定された腕を苦しげに揺らしながら、男が必死で絶頂を堪え続ける。交差させられた左右の足首を十字に縛る二本の黒革ベルトと腕の拘束の金具を結ぶ鎖を甲高く鳴らしながら緩い海老反りの体勢を強要された裸体を真紅の絨毯の上で悶え狂わせ、視界を閉ざす黒革の目隠しと喉近くまでを埋め尽くして言葉を封じる男根を模した口枷を装着された頭部を振り乱しつつ、自分を支配する存在が提示した仕置きを恐れる男が射精に至らないよう、快楽から意識を逸らし続ける。
どんなに忍耐を維持しても、仕置きは免れないというのに。一時間射精を我慢出来たら今日の恥辱は無しにしてやる。そう告げた残忍な存在は時間を計ることをせず、無意味に絶頂を拒む自分を笑いながら堪能しているというのに。その事実を知る為の思考能力と視界を没収された哀れな男は、尊厳を痛め付ける辱めを加えられたくない一心で男根の根元と亀頭近くに巻き付けられたベルト型のローターがもたらす緩い振動に抗い、絶えず湧き上がる射精欲を口枷に歯を立てて唸り目隠しの下から涙を零しつつ自由を取り上げられ汗に塗れた裸体を情けなく痙攣させながらひたすらに遠ざけ続けている。

「うぐっ、むぶっ、ふむぅぅぅんっ! うぼっ、もっ……おみゅぅぅぅっ!!」

イきたい。イってはいけない。とっくに命じられた一時間が過ぎ去っているという情報を把握することも叶わなくなった男の頭に、射精への渇望に溺れたがる本能の叫びと、罰を嫌がり渇望を自制する理性の叫びが駆け巡る。
絶対に射精に至ってはならない。そう制止を呼びかける思考とは裏腹に、逃げ場を求める淫猥な欲望をはち切れんばかりに蓄積させられた男の裸体は切なげに腰を振って精液を吐き出したがっている男根を跳ね回らせ、言葉よりも分かりやすく射精したいの意思を表わしている。

「んもっ、むぁぁっ! んふ、むふぅ、んむぅぅぅ!」

自分を弄ぶ存在が少し離れた場所で悶絶の様子を鑑賞していることを覚えていても痴態を抑えられず、自分を鑑賞する存在への怒りを完全に砕き尽くされた状態で無駄以外の何物でもない忍耐を継続する滑稽な男。そんな男を無言で眺めている残忍な支配者は、じわじわと身悶えが激しくなり意識を逸らすことも不可能な程に射精を希求する思いを膨らませていく姿を余裕たっぷりに愉しんでいく。
悲鳴に含まれる助けての色が濃くなっても、いよいよ射精が目前に迫った男が絨毯の上でのたうち回りつつ狂ったように鳴き喚いても、男の全てを握る絶対的な支配者となった少年はあどけない顔に黒い愉悦を滾らせながらじっと鑑賞を保ち続ける。
自分より一回り以上年下の少年の淫らな玩具に貶められ、誇りを捨てた哀願の絶叫を聞き流されながら為す術無く追い詰められる男は、今日も最初から苛烈な仕置きという結果が決まっていた一時間の絶頂我慢の命令で少年の思い通りに踊らされつつ、仕置きの開始を引き寄せる射精へとこれ以上無い絶望を味わわされながら上り詰めさせられてしまった。

「んっ、むぐぁぁぁーっ!! おぅ、んもっ、むぎゅぁぁぁぁっ!!」

背後で一つにまとめられた腕と、強制的に重ねさせられた足首を繋ぐ鎖をビンと張りながら男が裸体を痛々しくも心地良さげによじらせつつ腰を高く突き上げ、ベルト型のローターに震わされている男根から溜めに溜め込まされた精液を噴き出させる。
とうとう達してしまった。罰が訪れると理解していたのに射精してしまった。己の忍耐が決壊した事実に打ちひしがれながら、男が嬉しそうに持ち上げた腰をくねらせつつ大量の精液で自らの胸板と拘束具に覆われた顔面を白く淫らに汚していく。
そうして命令を破り、勝手な射精を迎えた男の姿を存分に目と耳に焼き付けた少年は、休憩無しで振動を注ぐローターによって萎える暇さえ認められずに男根を新たな射精へと追い立てられていく男の元へとベッドから立ち上がって歩み寄り、自らの足で男の頭部を挟む形となるよう正座の姿勢を取りはしたなく尖りきっている男の乳首に指を伸ばしながら、わざとらしく作った咎める口調で仕置きの内容を男に伝えた。

「はい、残念。せっかく休憩のチャンスを上げたのに活かせなかったね。そんな駄目なペットには、いつもより苦しいイき地獄のお仕置きだよ。大好きなお尻は絶対苛めずに、今日は乳首とおチ○チンだけでイき狂わせてあげる。精液を出せなくなってもやめないし、失神しても無理矢理に起こしてイかせて……飼い主の命令を守れなかったことを、嫌ってくらいに反省させてあげるからねぇ……○○?」
「ふびゅ、んぅぅ! あごっ、ぶあぁぁぁっ!! んー!! むぎゅぅぅぅぅぅーっ!!」

年上の自分を隷属させ、意のままに飼育する少年に名前を呼び捨てにされた瞬間に生まれた至福に恐怖を抱きながら、否定しきれぬくらいに少年の所有物へと躾けられた男は連日の調教でふっくらと肥大化させられた乳首を巧みに捏ねる指と断続的な振動を男根に叩き込むベルトの攻撃に屈して早くも二度目の射精へと導かれ、これまで積み上げたあらゆる物が崩れていく感覚を覚えつつ、自らを更に少年専用の愛玩奴隷へと堕とす絶頂に対する怯えを露わにしたくぐもった鳴き声を部屋中へと惨めに響かせ、主である少年をより深く悦ばせてしまっていた。






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ペット達は渇望に狂わされながらの散歩に絶望する

2021.09.01.Wed.21:00
床に彫られた溝に沿って動く丸い機械は、抗う力をいとも容易く無視しながら自身の上部に存在する金具から伸びた鎖の先に繋がれている首輪を嵌められた者を無理矢理に引き回していく。
窮屈に折り畳まされた腕と足を酷使する屈辱的な四つん這いでの歩行から逃れたい。金属の輪を噛まされだらしなく舌を垂らした口から憔悴に歪んだ呻きを漏らし苦しげに見開いた目から涙を零しながら脱出を求めるもがきを繰り返しても、哀れな男達は惨めな散歩から抜け出せない。四肢の自由を奪い金属の器具を用いて言葉を封じた上で布に開けられた複数の小さな穴を通してしか周囲の様子をうかがえなくさせる様々な動物の着ぐるみに肉体を閉じ込められ、その着ぐるみの上から装着された隷属の証である黒い首輪を休み無く移動する機械に引っ張られている男達は、着ぐるみの外部に露出させられた男根と着ぐるみの内部で尻穴を貫く張型と一体化している作り物の尾が情けなく揺れる様を背後にいる同じ立場の男に見られながらただただ望まぬ歩行を強いられるしか無い。
敵の罠に嵌まって一網打尽にされ、逃走と抵抗のみならず自害さえも許されぬ無様なペットへと変えられた男達はもはや、監禁部屋の外周に沿って反時計回りに動く機械に従って歩かされること以外、出来ることなどありはしないのだ。

「あぁ……はぁ、おあぁっ……!」
「は、くぉっ……はぁ、はぉ、あおぉっ……」

同じ場所をぐるぐると回らされる終わりの見えない散歩の苦悶を味わわされた男達は、全員が悲痛な鳴き声を発しながら責め苦の終わりを心から願っている。不自由な歩行に疲弊させられた足をガクガクと震わせ、尻穴の異物と繋がっている尾とパンパンに張り詰めている男根を助けてを示すように跳ねさせながら、仲良く捕らわれ無慈悲に嬲られているペット達は誇りを捨てた声音でなりふり構わずに許しを請うている。
しかし、どんなに救いをねだっても男達に慈悲はもたらされない。彼らを拉致し文字通り手も足も出せぬ姿へと追いやっていたぶっている非道な男達が用意した機構は、限界の男達を全く意に介さず設定された時間に沿って次の責め苦を準備し始めてしまった。

「うぁっ……!? おぁ、あぁおぉっ……!!」
「あー……あぐ、うぁぁぁっ……!!」

部屋の中央の床から、じわじわと柱状の機械がせり出していく。その様子を目にした男達は、部屋の外周を延々と歩かせる動きからせり出す柱への接近に移行した機械に逆らいたい一心で伸ばせなくされた手足を踏ん張らせる。もちろん、ふわふわの綿に包まれ満足に踏ん張ることも不可能にされた手足に幾ら力を込めても意味は無い。意に染まぬ歩行がもたらした憔悴にも襲われている男達は必死の拒絶も虚しく、怯え切った絶叫を発しながら一人、また一人と柱の元へと近付けさせられ、口を開きっぱなしにさせている着ぐるみと一体化した金属の輪に柱から現われたチューブを接続されてしまった。
それは、男達に餌と称して残忍な液体を摂取させるチューブ。栄養剤と媚薬を混ぜた食事を強制的に送り込み、男達の飢えと乾きの解消をさせつつ、今以上の発情を誘発させる冷酷極まりないチューブだ。

「んぐっ、あぉ、ぶぼっ、ぼあぁっ……!!」
「えぐっ、おごっ……ぶふ、むあぁぁっ!」

飲みたくなくても、全員が規定の量を飲みきらないと淫猥な食事の注入が停止しない事実をあらかじめ告げられている男達は、仲間に余計な地獄を与えない為にもチューブを通して少量ずつ流される食事を大人しく飲み干すしか無い。
渇ききっていた喉を潤す液体が生み出す安堵と、そんな安堵を跡形も無く塗り潰すより濃い発情に苛まれる男達は、ほんのわずかに痙攣が治まった手足を恐怖に震わせながら食事を終えた後に訪れる一層辛く苦しい歩行に、快楽と射精を欲しがる己の淫らな渇望に狂わされつつの散歩に、涙と絶望を溢れさせていた。






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