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男は爽やかさと共に歪んだ充足と興奮を抱く

2020.12.31.Thu.21:00
少年の腕は、どんなに力を込めても動かせない。左右の腕の肘から先と木製の椅子の肘掛けを黒色のガムテープで厳重に繋がれてしまった少年は腕の自由を完全に奪われ、指一本すらも思い通りにならない状況を与えられてしまった。
その腕への拘束だけでも絶望的だというのに、少年は足にも拘束を加えられている。椅子の前側の脚へと密着させられた少年の足は腕と同じ形でガムテープを執拗に巻き付けられ、逃げる以前に椅子から立ち上がろうと試みることすらもままならない状態へと追いやられてしまった。
肌の色が見えなくなる程に与えられたガムテープによって行動を大きく制限された手足では、椅子に縫い付けられた哀れな裸体を覆い隠したくても隠せず、言葉を封じるためにと口に貼り付けられたガムテープを毟り取ることも叶わず、抗えぬ身体を襲う無慈悲な責め苦から抜け出すことも出来ない。
逃走と抵抗の選択肢を一つ残らず潰され、無様に哀願を放つことさえも禁じられた少年はもう、為す術無く嬲られるだけの存在だ。椅子の座面に固定された極太の張型に貫かれた尻穴を奥深くまで容赦無くほじくり回され、勝手な射精に至らないよう幼い男根の幹全体を苛烈に圧迫している黒革のベルト達が生み出す振動によって不完全な絶頂を何度も何度も強いられている少年はもはや、自分の正面に置いたソファーに腰掛けて自分の悶絶を鑑賞している残忍な男を愉しませるだけの惨めな存在でしか無いのだ。

「んーぅっ! んぐっ、むぶぅぅぅんっ!!」

涙に濡れた目を痛々しく見開かせ、テープ越しにくぐもった絶叫を発しながら、少年が自分を眺めている男に向かって誇りを捨てた懇願を向ける。椅子に括り付けられた裸体を苦しげに痙攣させ、何も吐き出せない絶頂を数え切れない程に迎えさせられている男根を拘束の範囲で一生懸命に突き出しながら、少年は心の底から救いを求めて男にくぐもった悲鳴を飛ばし続けている。
だが、残酷な男はみっともなく許しを請う少年に黒い笑みを返すのみで、ソファーから立ち上がる気配すら見せない。言葉になっていなくともよく分かるなりふり構わない懇願を目と耳で存分に堪能しながら、非道な男はベルトに締め上げられて哀しげに変色した男根を主張しつつまた不完全な絶頂に至る愉快な少年を味わうだけだ。

「ふぶぅぅぅんっ!! んむっ、も、おぶぅぅ……っ!」

射精したい。淫らな願望に思考を埋め尽くされ、少年が男への怒りを跡形も無く失った頃。解放出来ないまま限界以上に蓄積させられた淫猥な熱に心と身体を掻き乱された少年が、この地獄が終わる条件を思い出すことも叶わないくらいに疲弊し、無駄な哀願さえも行えずにイき狂うのみとなった頃。設定された時刻の訪れを認識したベルト達は一斉に少年の男根への圧迫を緩め、振動による快楽はそのままに待ち望んだ射精の瞬間を、少年にもたらしてやった。

「ふぶっ!? んもっ、お! んぶぉぉぉぉっ!!」

汗に塗れ憔悴しきった裸体を椅子の上で大きく跳ねさせ、少年は抑えきれない悦び一色の鳴き声を上げながら精液が男根をせり上がってくる感覚に幸福を募らせ、今の自分がどれだけ情けないかも分からぬまま、憎い男に全てを見られていることも忘却したまま、淫蕩な至福を感じつつ理性と本能で求め続けた射精へと達した。

「んむっ、うぶぅぅぅんっ! むっ、ぶふぅぅぅぅ!!」

何十回分もの絶頂を一度に行うかのような勢いで精液を男根から噴き出させ、テープに閉ざされた自らの口をも白濁で汚しながら、少年は大きな大きな絶頂に打ち震え全身で嬉しさを示した。
しかし、快楽責めはまだ終わらない。尻穴と男根を責め立てる機械が動き続けている以上、手足を椅子に繋がれ機械から離れられない以上、少年は例え快楽を拒む思考が残っていたとしても、続けざまにやって来る絶頂の波を遠ざけることなど出来はしないのだ。

「むぐっ、んもっ、むぶぅぅんっ!」

断続的に押し寄せる甘い悦楽の塊に幸せそうな声を上げ、正気を失った状態で射精を繰り返す少年を作り出しじっと見つめている男は、ソファーに深く座り直し悠然と足を組みながら、淫らに悶え苦しむ少年に聞こえていないことを承知で挨拶を口にした。

「明けましておめでとう、怪盗君。今年もたくさん、君をいたぶってあげるからね。毎日毎日弄んで、辱めて、さっきまでのお預けや今みたいなイき地獄で……いやらしく可愛がってあげるからね」
「ぶぅぅーっ! んー! んぐぅぅぅぅーっ!!」

自分の支配者となった男の言葉を自らの甲高い悲鳴で掻き消しながらよがり狂う少年怪盗は、新年の到来直後に許された射精を欲望のままに受け入れ、心地良さげに悶絶する己の痴態で男に歪んだ充足と興奮を、新しい年の訪れが生む爽やかさと共に抱かせていた。






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男は無意味に抗う青年に冷酷な言葉を発し続ける

2020.12.30.Wed.21:00
万歳をするように持ち上げさせられた青年の腕は、手首に巻き付けられた黒革の枷と背にした壁の高い位置に打ち付けられた丸い金具を鎖で結合されたことによって、下ろしたくても下ろせないよう動きを封じられてしまった。左右の足首に巻き付けられた手の物と同じ枷を壁の低い位置に取り付けられた二つの丸い金具へと鎖で結び付けられた青年の足は、肩幅に開いたまま閉じられないよう行動を制限されてしまった。
両手両足に施された枷と鎖のせいで、青年は逃走と抵抗を禁じられた。身に着けていた物を全て剥ぎ取られた裸体を覆い隠すことも許されず、視界と言葉を奪う機能を備えた黒色の全頭マスクを振り払うことも叶わず、頭部をすっぽりと覆うマスクと一体化している丸い金属を噛まされたことで開きっぱなしの状態を強要された口に接続された透明なチューブを通して流し込まれる残酷な責め苦を拒むことも出来ない。そんな哀れな青年を作り出した男は、惨めに苦しむ青年の前に置いたソファーに腰掛け、立ったままの姿で情けなくくねくねと踊る様子を至近距離で思う存分観察しながら、無様な青年を嘲笑う言葉を休み無く嬉々として放ち続けていた。

「どうした、スパイ君? さっきからまた腰が揺れて、はしたなく膨らんだおチ○チンが震えているぞ? どんな責めにも屈しないと言っていたのは、やはり嘘だったんだな?」
「あぉっ、えおぉ……っ!」

男の愉しげな指摘で無意識に腰を振っていた自分に気付いた青年スパイは、羞恥と屈辱に歪んだ唸りを閉じられない口から漏らしつつ快楽を欲しがる本能を剥き出しにして腰を動かしていた自らの肉体に命令を飛ばし、無理矢理に腰の動きをやめさせた。
だが、男の言葉は途切れない。腰の揺れを律した青年スパイを確認した残忍な男は、苦しげにビクビクと跳ねる汗塗れの裸体を眺めて醜悪に微笑みながら、今度は快楽をねだる本能を刺激し淫猥な欲望を膨らませる言葉を浴びせ出す。

「ふふっ、そんなに辛そうに痙攣してるのに強情だねぇ。呼吸の度に媚薬を吸わされて、本当はもう限界なんだろう? スパイとしてのプライドも、人間としての尊厳も捨てて、私に快楽を恵んで欲しいんだろう? 正直になりなよ、スパイ君? みっともなく腰をガクガク振り乱しながら、私に向かって身体中で気持ち良くしてくださいっておねだりしなよ、スパイ君?」
「はぐっ、はぉ、おぉっ……!」

男の発言は、紛れもない事実だ。口に繋がれたチューブへと送り込まれる強力な媚薬混じりの空気でしか呼吸を行えないようにされた青年の心と身体は、限界をとっくに超えている。思考は快感が欲しいという思いに蝕まれ、発情しきった裸体は制したばかりの腰振りを無自覚に再開してしまうくらい淫欲に支配されきっている。
しかし、誇り高き青年は、その方が楽だと分かっていても陥落を選べない。スパイとして人間としての自尊心が非常に高い青年は、自分を罠に嵌めて捕らえた男の思い通りに屈服する自分を認められず、陥落を意味するおねだりを堪え続けている。すでに誰の目にも明らかな敗北を迎えた肉体は勃起した男根を跳ね回らせながら腰を前後に往復させ陥落色のおねだりを示しているというのに、まだ自分が負けてはいないと勘違いしている青年スパイは残りわずかな気力で反抗を繰り返し、無駄な足掻きを行い、苦悶に喘ぐ己の様で冷酷な男の目と耳を余計に悦ばせてしまっている。

「ほらほら、早くおねだりしなよ。苦しいでしょ? 辛いでしょ? 何もかもを全部忘れて気持ち良くなって……びゅーびゅー射精したいでしょ、スパイ君?」
「あぉっ、えぉぉぉっ!」

今本人が気付かぬまま行われているおねだりの腰つきをわざと指摘せずおねだりをしなさいと穏やかな声音で命令する男は、腰をくねらせ張り詰めた男根を上下左右に踊らせながらおねだりを否定する叫びを返す滑稽な青年スパイに目を細めつつ、青年からより愉快な痴態を引き出す為の言葉を悪魔のように吊り上げた口から次々に発し続けていた。






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全てを失った悪達は捕らえた正義に復讐を加える

2020.12.29.Tue.21:00
金属で作られた、小さな器具達。二つを重ねても片手で握り込めるくらいの大きさしかないそんな器具を眠っている間に与えられていた男は左右の手足の親指同士を結合され、身動きを封じられた状況へと追いやられてしまっていた。

「んぐっ、むっ、んむぅぅっ!」

固く丸めた布を押し込まれ、黒色の粘着テープで栓を施され言葉を封じられた口でくぐもった唸りを発しながらもがいても、手足の親指を縛める器具は外れない。衣服を剥ぎ取られた裸体を殺風景な部屋に置かれたベッドの上でのたうち回らせながら自由を取り返そうと必死で暴れても、背中で拘束された手と左右を密着させられた足は親指同士を繋ぐ指錠を振り払えない。
男がどんなに焦燥を募らせても、危機感と屈辱を抱きながら試行錯誤を繰り返しても、行動を制限された事実は一向に変えられない。
目を覚ました瞬間から逃走を求めて足掻き続けた男の努力は、ただただ体力を消耗し逃れられないという情報を思い知らされるだけに終わり、とうとう男は真の絶望が訪れる瞬間を、自分を襲い連れ去った男達がやって来る時を迎えてしまった。

「捜査員さん、おはよう。ぐっすり眠れたかい?」
「久しぶり、捜査員さん。アンタが俺達の組織に潜入して、組織を内側からぶっ壊してくれた時以来だねぇ」
「っ!? んっ、むぐぅぅっ!」

家路の途中に存在する暗がりで不意に襲われ、為す術無く嗅がされた薬品によって意識を奪われた捜査員の男は、自分を攫った者達の正体すらも把握出来ていない状態で拘束との格闘を行っていた。
そして今、自分を捕らえた者達の正体を把握した捜査員は、自身が過去に潜入し内部から壊滅へと追い込んだ犯罪組織の残党が相手だと知った捜査員は、恐怖に目を見開き一層濃い焦りの唸りを発しながら指錠からの脱出を求める為の動きを改めて取り出した。
しかし、やはり指錠は外れない。所属していた組織を壊され、失う物が一つも無くなった男達が狂気的な笑みを浮かべながら距離を詰めてきても捜査員から抵抗を奪う頑丈な器具は指に痛みが走る程に力を加えても全く外れる気配を見せず、哀れな捜査員はベッドの上で惨めに悶える無防備な裸体を男達に取り囲まれ、愉悦と恨みを乗せた言葉と共に抗えぬ裸体を男達の手で弄ばれ始めてしまった。

「幾ら頑張っても無駄だぜ? もう捜査員さんは俺達から逃げられねーよ」
「ただの同僚だと思ってた頃から、嬲り甲斐のある良い身体してると思ってたんだよねぇ……」
「俺達が逃げ出す時に持ち出した薬や道具も結構な量あるから、これを使ってたっぷりと、捜査員さんに復讐をしてやるよ。組織でやってた肉奴隷を作る用の責めじゃなくて、捜査員さんを快楽無しじゃいられない廃人にする為の責めを加えて……今度は俺達が、アンタを壊してやるからな? 覚悟しろよ?」
「むぐぅぅっ!? んむっ、むぶぅぅぅっ!!」

守る物の無い左右の乳首を指で転がされ、丸出しにさせられた男根の幹と睾丸を指で巧みに刺激され、潜入している最中に毎日嫌というくらいに目にした残酷で淫猥な薬品が詰め込まれたボトルを怯えに染まった顔の前に突き付けられ、非道な組織が生きた男を淫らな商品へと作り変える際に用いていたあらゆる器具をベッドの上へと並べられながら、捜査員はこれから味わわされる己の自我の瓦解を目的とした容赦の無い快楽調教からの解放を欲する悲痛な絶叫を味方のいない空間に虚しく響かせ、狂った悪の男達の歪んだ興奮を更に高めさせてしまっていた。






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犬達は専用の檻の中で淫らな陥落へと進む

2020.12.28.Mon.21:00
厚い綿によって締め付けられた手足は、伸ばしたくても伸ばせない。綿の内側に仕込まれた棒を噛まされ、綿に視界を遮られた男達はしゃべることを禁じられ、周囲の様子を伺うことも不可能にされた。
黒、白、薄茶。様々な色を持つ犬の着ぐるみに裸体を閉じ込められ、あらゆる自由を取り上げられた男達はもはや何処にも逃げられない。理不尽に捕らわれ、非道な着ぐるみによって一切の抵抗を行えない犬にされた哀れな男達はもう、この屈辱からはどうやっても抜け出せない。
しかし、男達を捕獲し無様な犬に変えた非道な組織の男達は、犬達の逃走をより絶望的にし無様さと滑稽さを引き上げる無慈悲な拘束を追加した。それは、拘束着ぐるみに合わせて作られた、頑丈な金属製の檻だ。
伸ばせなくさせた手足を、ふかふかな毛に包まれた胴体を、あどけない表情を浮かべる犬のマスクに視界と言葉を取り上げられた頭部を、曲線を描く金属の格子ですっぽりと囲う特殊な形状の檻。逆らえぬ犬達を数人がかりで入れた後に檻を構成する上下のパーツ同士を幾つもの南京錠で繋ぎ、脱出の可能性を叩き潰した上で惨めな四つん這いの格好で犬達を飾る残忍な檻。
そんな檻にしまい込まれ、同じ着ぐるみに縛められた者同士での協力も出来なくされた犬達は、自力ではどうすることも出来ない檻を着ぐるみ越しに叩き、蹴り付け、口を塞ぐ棒に歯を立てながら本物の犬のような唸りを上げて救いを欲した。
もちろん、犬達が幾ら檻に力を加えようが効果は欠片も無い。ふかふかの綿に覆われた手足で金属を攻撃し、慈悲をねだる鳴き声を放ってみても、人間の男を拉致し愉快な犬という商品に変えて利益を得る人道を外れた組織の男達は無駄な試みを嘲笑い情けない鳴き声に笑みを深めるのみで、わずかな慈悲さえも見せはしない。
人間の感情を持ち合わせていない異常な悪達に捕まった男達に残された道は、ただ一つ。全ての行動に制限を加えられた檻の中の犬達に取れる選択肢は、たった一つ。男達の意思に沿った立派な商品へと堕ち、自分を買い求めた好事家達の目と耳を従順に愉しませることだけだ。

「んぅーっ……んぐ、あもぉぉっ!」
「あぅ、あぉんっ! はぉ、あふ、んもぉぉ……っ!」

味方のいない空間に哀願の声を虚しく響かせながら、自分達を商品としてしか認識せずより高値で売れる商品にするためと言って毎日の餌に強力な発情薬を混ぜる悪達の思惑通りに肉体を淫らに火照らされ着ぐるみ入りの裸体を満足に悶える余裕すらも無い檻の中でみっともなくよじらせながら、男達は今日も逃げ場の無い淫欲と甘い熱に心と身体を擦り減らされ肉欲に溺れ理性を無くした優秀な商品へと、高値で売れる淫らな犬へと、陥落させられていくのだった。






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刑事達は逃げ場無き地下室で仲良くぐるぐると回り続ける

2020.12.27.Sun.21:00
左右の手に握り拳の状態を強制する鍵付きの黒い手袋を嵌められ、背中で手首同士と二の腕同士を縄できつく縛られた上に曲げることも左右をわずかに離すことも禁じられた腕を胴体へと縄で遊び無く括り付けられた男達は、手の自由を完全に奪われてしまった。
指を伸ばすことも叶わない手では、足首同士と太もも同士を縛めている足へと施された縄を解けない。背中にぴったりと密着させられた腕では、上半身の縄と天井の滑車から鎖で吊るされたフックを繋ぐ後から足された縄はもちろん、言葉を封じるためにと装着された黒い棒状の口枷にも、無防備にさらけ出された男根へと取り付けられた無慈悲な機械にも触れられない。
あらゆる形で身動きを封じられ、自力で拘束から脱出する術をも一つ残さず奪い取られた哀れな男達はもはや、立ったままの姿勢を強いられた裸体をどうすることも出来ずにただただ嬲られるしか無い。手も足も使えず、言葉も発せない無様な男達は男根の根本から亀頭のすぐ下までを包み込み緩い圧迫と苛烈な振動を加えてくる淫猥な責め具がもたらす快楽によがり狂い、置き去りにされた地下室に惨めな甘い唸りを響かせながら、抗えぬ絶頂の訪れに合わせて何処にも逃れられない裸体をみっともなくくねくねと踊らせることしか出来ることなどありはしないのだ。

「んぐぅぅっ! ぶふっ、ふむぅぅっ!」
「ぶむっ、んぅ! むぐぁぁぁっ!!」

男根の幹部分をまんべんなく震わせ、萎える暇も与えずに男根を新たな絶頂へと押し上げてくる黒い淫具とコードで繋がっている、自らの太ももを縛る縄へと差し込まれたリモコンを涙に潤んだ瞳で虚しく見つめながら、男達がまた望まぬ射精へと追い立てられる。
縄による姿勢の固定が無ければ立ち続けることもままならない程に憔悴させられた男達の裸体が汗を飛ばしながら痛々しく痙攣し、もはや吐き出す精液も尽きかけている男根を情けなく振り乱す。
淫猥に悶え苦しめられている男達は、とっくに限界を超えている。淫らな地獄に苛まれ続けた男達の身体は悲鳴を上げ、快楽からの解放を喚くようにねだっている。
だが、男達の心はまだ折れてはいない。お互いに視線を交わして励まし合い、憎むべき敵への屈服を拒み続けた男達は一切の行動に制限を加えられた状況にありながらも約二時間ぶりに地下室へと戻ってきた男達を鋭く睨み付け、言葉を塞いでいた枷を下にずらして外した男達に対して舌を噛み切る力も失った口で乱れた呼吸混じりに反抗の意思を示した。

「刑事さん達、私達に協力してくれる気になったかい?」
「さっきも……んくっ、はあぁっ! 言った、はずだ……貴様らの思い通りには、ならん、と……」
「幾ら続けても、っく、んぅぅっ! 無駄、だ……情報は、はっ、はかっ、んぉぉっ! 情報はっ! 吐かな、いぃぃ……っ!!」

枷に遮られ口内に溜まっていた唾液をだらしなく溢れさせながら、言葉の途中で堪えきれずに小さな絶頂に至り裸体を苦しげによじらせながら、刑事達は自らの誇りと尊厳を込めて情報の白状を否定した。決して、悪には負けない。悪の利となる行動を取るくらいならば、死の方が遥かに良い。甘い悦楽に翻弄され惨めその物な悶絶を晒しながらも、刑事達は気高き意思を保って悪に逆らう。
けれど、悪は欠片も動じない。情報を吐いたならそれを上に伝え刑事達を処分するだけ。吐かないなら更なる淫猥な尋問を注ぎ、強情な刑事達を陥落へと追い詰めるだけ。どちらの展開に対しても答えを準備していた非道な悪達は、その答えに沿った動きを取り、刑事達により残酷で甘く苦しい尋問を味わわせていくだけだ。

「んじゃ、尋問続行だね。はい、刑事さん達、口を開けなさい?」
「あぶっ? む、ぐぶぅぅ!?」
「次はこれでお口を塞ごうね-」
「むぐぅぅ! んー! みゅーっ!!」

用済みとなった口枷を刑事達から取り払いつつ、悪の男達が二人の口に新たな拘束を加えていく。
慣れた手付きで口に布を押し込まれ、布を詰め込まれた口に強力な黒色の粘着テープを二枚三枚と執拗に貼り付けられた刑事達は、無意味な足掻きを行う間も無いまま再び口を閉ざされ、今度は言葉だけではなく口での呼吸すらも不可能にされてしまった。
しかし、これはまだ無慈悲な追い打ちの入り口に過ぎない。悪の男達は間抜けに鼻を鳴らし悔しげに表情を歪ませながら男根を襲う刺激に耐えきれず腰を前後に揺らす刑事達を無言で笑い飛ばしつつ、地下室の壁に存在する残忍なスイッチを操作し、刑事達に今以上の苦悶を与え誇り高き心を敗北へと導く地獄を用意し始めた。

「んぐっ!? ぶっ、ふぐぅぅっ!?」
「んもっ、むぅぅ!? うーっ! んぅーっ!!」

悪達から見て右側に位置する刑事の裸体が、ゆっくりと左に回転していく。天井の滑車の回転によって滑車から伸びた鎖を回され、鎖の端に結合されたフックを回され、上半身の縄を回された刑事は、縛られた足を必死で動かしながら為す術無く裸体を半回転させられていく。
意味も目的も分からない状態の変化に戸惑い、お互いに心配と怯えが入り混じった叫びを飛ばしながら裸体の向きを真逆へと変えられていく刑事達。そんな滑稽な二人の様子を愉しげに鑑賞していた悪達は、刑事達の身体の向きが完全に反対となったのを確認した上で滑車の回転を停止させ、今度は別の回転機構を作動させるスイッチを押した。
途端、刑事達は悪達の意図を嫌でも把握させられた。二つの滑車が設置されている周囲の地下室の天井部分が反時計回りに動き出し、大きく動かせぬ足での歩行を強要され出した刑事達は一瞬でこれからの苦悶の内容を理解させられ、戦慄色の絶叫を悪達に放った。

「んぶぅぅっ! んー! むぐぅぅっ!!」
「むっ、むぅぅぅ!! んむっ、むっ、うぐぅぅぅーっ!!」

心の底から恐怖し、布を入れられた口でテープ越しに悲痛な声を上げる刑事達。縛られた足を忙しなくよちよちと酷使してようやく追い付く速度でゆったりと回転する天井によって気を休める余裕も無い苦しみを送り込まれながら、男根をいたぶる機械に快楽を極めさせられる刑事達。悦楽の地獄と意に染まぬ歩行の地獄に絶望する愉快な刑事達を作り出した悪達は、作動させた機構が問題なく機能していることを確認すると、刑事達に別れを告げながら地下室を後にした。

「それじゃあ、また後でね。刑事さん達」
「また二時間くらいしたら聞きに来てあげるから、それまでお仲間の匂いを嗅ぎながらイきまくりつつ、仲良くそこでぐるぐる回って愉しんでなよ? 刑事さん達?」
「んむぅぅぅっ!? んぐ、むぶぅぅ!」
「むっ、むふぅぅ! んもぉぉぉっ!?」

このまま、二時間置き去りにされる。その事実に打ちひしがれた刑事達は思わず、悪達に制止を呼びかける叫びを飛ばした。
無論、悪達はとまらない。陥落の意思がまだ明確には無い刑事達が発する制止を無視した悪達は黒く歪んだ満面の笑みを二人に見せながら地下室の扉を閉め、鍵を外から掛け、捕らえた刑事達を再度尋問の中に、大人しく責め立てられていることさえも許されない尋問へと、閉じ込めてしまった。

「ふぅ、んふ、むぅ、んもぉぉ……!」
「んぐ、むぅ、むぉ、ぶふっ、んむっ……」

快感から抜け出したくても抜け出せない。足を休ませたくても休ませられない。床を汚すお互いの淫液から立ち上る淫臭を拒みたくても、呼吸の方法を制限された二人は淫臭を嗅がされるしか無い。何より、今のこの体勢では自分ともう一人を交わした視線で励ますことも出来ない。
思考と肉体の逃げ場を奪われ、手に入る全ての情報を尋問へと変換させられた刑事達は敵の施設の地下で休み無くぐるぐると同じ場所を歩かされ絶頂を迎えさせられながら、地獄からの脱出が得られるならば悪達が欲する情報を何もかも白状するという陥落の思いを一分一秒ごとに肥大させられていくのだった。






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哀れな犬は今日も淫液を搾り取られる

2020.12.26.Sat.21:00
敵の手に堕ちてから、何ヶ月が過ぎたのだろう。衣服と自由を奪われ、抵抗も許されぬ裸体に辱めを加えられる日々を強いられ始めてから一体、どれだけの時が過ぎたのだろう。
そんなことを考えながら、男は自分一人きりの地下室で裸体に与えられた拘束を鳴らすこともせずに大人しく座り続けている。生身で外せはしない拘束を解こうと足掻いたところでそれは徒労でしか無く、下手に足掻いて拘束具に何かしらの傷を付けたらそれを理由にいつも以上に苛烈な辱めを罰として叩き込まれてしまうからだ。
故に、男はじっと地下室の壁際に敷かれた黒いマットの上であぐらの体勢を保っている。背中で重ねさせられた左右の肘から先をきつく括る黒革の拘束具を振り払おうと試みる動きを取らず、赤い首輪の前部の金具と交差させられた左右の足首を縛める黒革の枷を繋ぐ鎖に力を込めもせず、黒革の目隠しと尖った口を覆って開けないように圧迫する黒革の口枷が一体となった器具を与えられた頭部を揺らして視界と言葉を取り返そうともせずに、敵に捕らえられた白の体毛を有する犬獣人の男は拘束からの脱出に繋がる動きには一切期待出来ない尾でマットを力無く撫でながら、唸りさえも放つこと無くじっとあぐらを行い続けていた。

「ふぅ、んぅ……」

零れ落ちそうになる唾液を時折啜りながら、犬の男は自らが発する音と自らの体臭以外の情報が何も得られない空間でただただ待っている。
仲間達に対する救助への期待も、自分を監禁し毎日弄んでいる者達への恐怖も、逞しく鍛え上げた自慢の肉体を無様に拘束され男根を絶えず丸出しにさせられていることへの悔しさも抱かずに、犬の男は無心で尾を緩く振り状況の変化を待ち続けている。
そうして、男が待ち続けて何時間が経過しただろう。食事を兼ねた前回の辱めから気の遠くなるような時間が経った頃、身動きを封じられた犬が閉じ込められていた地下室に、不意に扉の音が響いた。

「む、うぅ」

外部の音を遮断する分厚い金属の扉が開く音に、犬が見ることとしゃべることを禁じられた頭部を持ち上げる。だが、犬は生まれ持ったその鋭い嗅覚で音を立てた正体が味方ではないと即座に気付き、どこか他人事のような絶望を募らせつつ再び頭部をうなだれさせた。
また、自分を捕獲した人間の男達の手で淫らな屈辱を味わわされる。自分を含めた捕獲した獣人達を用いて非道な研究を行っている人間達の思惑通りにいたぶられ、嫌というほどに嗅がされた匂いを強めながら近くへと運ばれてくる機械によって望まぬ悦びを味わわされ、惨め極まりない射精の瞬間へと何度も何度も押し上げられてしまう。
それを把握していても、犬はどうすることも出来ない。手も足も出せず開けない口で誇りを捨てて飛ばす哀願の唸りを笑いながら無視される哀れな犬には、残酷な人間の男達が操る機械がもたらす絶頂地獄を拒む術など残されてはいない。

「捜査員さん、お待たせ。朝と同じようにまた、たっぷり射精させまくってあげるからね」
「上手に精液出しまくれたら、ご褒美として餌に俺達の精液を混ぜてあげるからね。大好きな俺達の精液を飲ませて欲しかったら、情けなく尻尾振りながらたくさん射精するんだよ? 駄目犬捜査員さん?」
「うぅ、うぉぉっ……!」

萎えていた男根を無遠慮に刺激する男の右手に屈して勃起状態へと追いやられ、硬く膨らまされた男根に箱型の機械と黒いコードが這わされた透明なチューブで繋がっている、内側にびっしりと柔らかな薄桃色のイボが敷き詰められている筒を被せられた犬の捜査員はこれから始まる男根への淫らな地獄に怯え、容赦の無い回転を行う筒内のイボに男根をまんべんなく摩擦され快感に耐えきれずに放出した精液を研究の材料としてチューブに吸い取られ箱型の機械へと採取されていく無慈悲な拷問に打ちひしがれる反応で、筒を自身の男根にあてがい淫獄を開始させる機械のボタンに指を掛けている冷酷な人間達を愉しませてしまっていた。






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子供達は淫らなトナカイ達に目を輝かせる

2020.12.25.Fri.21:00
上等な衣服に身を包み、絢爛な装飾の下で最高の料理と酒に舌鼓を打ちながら会話を楽しむ者達がいるパーティ会場の隣に用意された部屋の中で、パーティに参加している者の子供達が輪を作り、輪の中心に向かって愉しげに輝いた目を向け続けている。
あどけなさが残る子供達が、仲良く何かに集中している光景はとても微笑ましい光景だ。それだけを見れば、愉快な映像か、玩具が動き回る様子を眺めているようにしか思えないだろう。
だが、現実は違う。子供達が食い入るように観察し、子供達に笑顔を浮かべさせているのはそんな可愛らしい物ではない。
彼らが眺めているのは、金属で作られた一つの檻に閉じ込められた二人の男だ。それも、視界と言葉を封じ指を使うことを禁じる機構を有したトナカイの着ぐるみに裸体を包み込まれ、左右の手首と足首に着ぐるみの上から巻き付けられた黒革の枷同士を南京錠で繋がれた上に枷から伸びた鎖を檻の天井部分の格子へと遊び無く結び付けられ、見ることもしゃべることも手足の自由を奪われた状態でトナカイの内側に仕込まれた淫具の刺激によって望まぬ快楽を味わわされている哀れな男達。檻の周囲に配置された四枚のパネルを、電子オルゴールによるジングルベルを奏でる機能と淫具を作動させるスイッチの機能が一体となったパネル達を誰かが踏み続けている限り乳首と男根と尻穴を嬲る機械の振動からは決して逃れられない、惨めなトナカイに変えられた無様極まりない男達だ。

「むぐぅぅぅっ!! うぶっ、ぶむぅぅぅっ!!」
「ぐぅぅーっ!! うぐっ、もぉぉっ! あぉぉぉぉっ!!」

マスク部分の内側に取り付けられた極太の張型を喉近くまで噛まされた口で言葉にならない絶叫を放ち、手足を縛める自力では到底振り払えない頑丈な枷と鎖をがちゃがちゃと鳴らしながら、トナカイ達が心の底から許しを求め続ける。マスクの暗闇の中で見開いた涙に濡れた目を屈服の色で染め、着ぐるみに内蔵された薄いパッドによって絶えず小刻みに震わされ続けている乳首と尻穴と萎える暇さえ認められず嫌という程に絶頂を強いられた男根を痛々しく脈打たせながら、男達は誇りとプライドを投げ捨てた快楽からの解放をねだる懇願を唸りと身悶えで示し続けている。
けれど、子供達は男達がなりふり構わずに慈悲を欲する様を目にしても、一切の許しを与えない。子供達は誰一人として淫具達を作動させるスイッチであるパネルの上から下りず、拘束を解いてやろうとする動きも当然全く見せず、檻に入れられトナカイに詰め込まれた男達が滑稽によがり狂う姿を無邪気に笑い飛ばすだけだ。

「さっきからずっとイきっぱなしじゃん! 根性無いなお前ら!」
「自分よりずっと年下の俺達に見られながらイき狂い続けて、ホント変態だな」
「変態トナカイ共、もっともっとイきまくれよ! ほら、チ○コ押さえてもっと気持ち良くしてやっからよ」
「んみゅぅぅぅっ!?」
「あ、それ良いな。俺もやる-」
「んもっ、ぼ、ぶみゅぅぅぅっ!!」

檻の格子の間から差し込んだ細長い積み木で男根を着ぐるみの上から圧迫し、淫具の振動をより鮮烈に感じさせて快楽を増幅させる残酷な少年達に弄ばれるトナカイ達の絶叫はパネルが奏でるジングルベルと、淫具の駆動音と、子供達の狂気的な笑い声と共に、パーティ会場の隣の部屋に長く響き渡り続けていた。




それから約二時間後。淫らな地獄に悶絶する檻の中のトナカイを鑑賞する子供は親の迎えを受けて部屋を離れ、少年一人だけとなっていた。

「あぉっ、えぉっ、んもぉぉ」
「うぶっ、ふぅ、むぐっ……んむぅぅぅっ!!」

何十、何百という数の大小様々な絶頂を強いられ、意識を朦朧とさせながらも新たな絶頂に追い詰められ射精を伴わない不完全な形で快楽を極めさせられているトナカイの男達を無言で見つめているたった一人の少年。そんな寂しい少年の耳に、待ち望んでいた音と声が聞こえた。
それは部屋の扉が開く音と、自分を迎えに来た両親の声だ。

「ごめんな、○○。父さん達お話に夢中になって遅くなっちゃったよ」
「あ、パパ! ママ!」
「ごめんね、○○。さぁ、帰りましょう」
「うん!」

淫猥に憔悴した檻の中のトナカイ達と部屋に漂う淫臭を欠片も気にせず帰ろうと促す夫婦に少年は明るい表情を浮かべて強く頷くと、手近にあった円柱状の椅子を引き寄せて自身が乗っていたパネルに置き、何の迷いも無く男達の淫獄を継続させた上で両親の元へと駆け寄った。

「よしよし、良いことしたな、○○」
「トナカイさん達を見てるのは愉しかった?」
「うん、とっても愉しかった! 出来れば家にも欲しいなぁ」

何気無い調子で交わされる異常な親子の会話は扉が閉じ直されると同時に途切れ、トナカイ達は淫らな苦悶の中へと置き去りにされた。

「あぉっ、んもっ、むおぉぉ」
「ふー、ふぶぅ、んむぅぅ……!」

自分達を嘲笑う存在も、助けを望む相手もいない。そんな空間に放置されたトナカイの男達は拘束具が無ければ持ち上げることも叶わない力の抜けた手足を情けなく痙攣させ、無機質なジングルベルと無慈悲な淫具の駆動音を聞き、同じ着ぐるみに拘束され同じ檻の中で同じ枷の戒めを施された仲間の悲鳴に絶望を掻き立てられながら自分達を拉致した者達の思い通りに、隣の部屋でパーティを行っている犯罪組織の者達の思い通りに捜査員としての正義を人間としての理性と一緒に跡形も無く砕き尽くされ、二人仲良く淫蕩な陥落へと為す術無く突き落とされていくのだった。






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男は最愛のペットを直接可愛がる

2020.12.24.Thu.21:00
男が目を覚ますと、いつも隣で寝ているはずの青年の姿が見えなかった。手洗いに行っているのだろうか。朝食を作ってくれているのだろうかと考えながらベッドの上で身体を起こした男は部屋の隅に見えている物体に一瞬目を丸くし、すぐに状況を思い出した。
青年本人が欲しがったクリスマスのプレゼント。それが何かを思い出しながらベッドから下り、男が部屋の隅に歩み寄る。そうして部屋の隅へと、青年の元へと辿り着いた男は愛しげな笑みを浮かべながらおもむろに寝間着のボタンを外して男根を露出させ、うっとりと瞳を蕩けさせている青年の口元に逞しく勃起した男根を突き付けてやった。
青年を閉じ込めた檻の格子から、男根を檻の内部へと差し込む形でだ。

「○○、お早う。そして……メリークリスマス、エッチなペットになりたがった○○に朝のプレゼントだよ。思う存分、たくさんぺろぺろしなさい」

檻に閉じ込められた状態で、男根を舐めろと命令を下される。それは、普通の思考であれば屈辱以外の何物でもない状況だろう。
だが、自ら愛しい男に飼い慣らされたいと願った青年にとってはこれ以上無い最高のプレゼントだ。檻に入れられたことを飼育されている悦びに変え、男根への奉仕を愛しい男に支配されていることへの幸福に変換する淫らな青年は、狭い檻に一晩監禁された肉体を動かし男根に舌を這わせやすい体勢を取り、自分で買い求め男に着せてもらった衣装に合わせた言葉を紡ぎながら、格子の間を通って突き出された男根に熱烈な愛情を込めた舌奉仕を加え始めた。

「はい、お父様。エッチなペットの○○が、いっぱいおチ○ポ様をぺろぺろさせて頂きますにゃ。どうか俺のお口と舌で、たくさん気持ち良くなってくださいにゃ」

白くふわふわな毛に覆われ猫の足を模した形状となっている二の腕までを覆う手袋と太ももまでを覆うブーツを身に着けた手足を使って檻の床に敷かれたクッションの上で四つん這いを取り、大好きな父の男根で数え切れないくらいに甘くほじくられた尻穴を埋め尽くしているアナルビースから生えた白い猫の尻尾と幸せに満ちた興奮で膨らんだ男根を足の間で揺らめかせ、白い猫の耳の飾りを付けた頭部を上に向けて愛しい主である父を甘えるように見上げながら猫の鳴き声を交えた奉仕の宣言を行った檻の中の青年が大きく口を開いて男根を根元までくわえ込み、一生懸命に舌と口での愛撫を注ぎ出す。
夢中になって動かす舌で幹全体と過敏な亀頭を巧みに舐め回し、窄めた唇を前後に動かすことで男根を扱く青年の奉仕は、父である男に淫猥な至福を味わわせた。
だが、物足りない。確かな心地良さを抱きつつも男は反比例するようにもどかしさを加速させていく。そんなことを知る由も無い青年は口内で跳ねる男根を感じて父の絶頂の到来が近いことを把握し、精液を放出してもらうため口奉仕をより激しい物へと引き上げていく。

「んむっ、あむっ……ん、にゃ、ふむぅぅっ」

忘れること無く猫の声を漏らしながら、じゅるじゅるとはしたない音を立てて一心不乱に男根をしゃぶる愛しい息子。自分自身の意思で可愛く淫らな猫の格好を取り、暖房の効いた部屋に置かれた檻の中で一晩ペットとして過ごした最愛の息子。そんな息子の淫蕩な様子にあてられながら、男は息子の口内で欲望を爆発させた。思考の悦楽と共に不満を抱きながら絶頂に達した男は、息子の口に大量の精液を流し込み、嬉しそうに吐き出された精液を飲み干す息子を荒い呼吸混じりに見下ろしつつ、不満を更に増幅させた。

「んぐっ、んむっ、ふ、むうぅ……ぷぁっ。美味しかったですにゃ、お父様。気持ち良くなって頂けましたかにゃ、お父様?」
「あぁ……とっても上手で、気持ち良かったよ。でも、駄目だ、全然足りないよ」

焦燥に駆られた返事を放ちつつ、男が自身の精液と息子の唾液に濡れた男根を檻から引き抜き、床に片膝を付いて檻の扉に掛けていた鍵を外した。そして、男は自分と開かれた扉を交互に見つめて困惑する息子を檻から優しく引き出し、自分に覆い被さらせる状態にさせて強く抱き締めながら、息子の左耳に唇を寄せて囁いた。

「やっぱり、直接触れているのが一番だ。檻ごしのも可愛くて良かったけど、やっぱり直接○○を可愛がって、苛めて、一緒に気持ち良くなるのが一番だな」
「あぅ、んぁんっ……お父様、それじゃ……せっかく買ってもらった檻が……」

大好きな父からの贈り物を粗末にするなんて、と息子が言葉を返す。しかし、上手に口奉仕を行う青年の頭を撫でてやりたくても撫でてやれない檻への不満を言葉にした男は、その勢いで息子の言葉を遮り自らの欲望を正直に伝えた。

「檻はたまにで良いよ。少なくとも今日はずっと、直接○○を可愛がり続けたい。○○からも、父さんにクリスマスプレゼントをくれないか? 今日はずーっと、檻の外で、猫の○○をエッチに可愛がっていたいんだ……駄目かい?」

駄目な訳が無い。自分の全ては父の物であると、何もかもを握られたペットになりたいと考えた息子に、父の思いを否定する気など欠片も無い。
故に息子である青年は、覆い被さった自分の全体重を床で受け入れ、左右の尻肉を鷲掴みにして揉み込みアナルパールで腸壁を抉ってくる意地悪な父の責めに喘ぎながら、父の思いを全て肯定した。

「駄目じゃ、ないです……にゃっ。お父様の望み通り……んにゃ、にゃうぅ……今日は一日中、直接可愛がってくださいにゃ。エッチなクリスマスプレゼントの俺を、ずーっと、にゃうぅ! いっぱい、可愛がって欲しい、にゃぁんっ!」

腸内を擦り回すアナルパールの刺激で高まり、無意識に腰を振って膨らんだ男根を自らと父の腹部で甘く責める淫らな息子を堪能しながら、父である男は尻肉を捏ね回す手の力を強め、息子を襲う快楽を引き上げ、口奉仕のお礼と言わんばかりの悦楽を味わわせてペットとなった息子に甘く幸せな爛れたクリスマスの始まりを改めて認識させる絶頂へと追い詰めていくのだった。






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捕らわれた刑事は淫らに味わい尽くされる

2020.12.23.Wed.21:00
壁の下部からせり出す形で存在している台の上に縄の拘束を施された裸体を載せられ、更なる縄を用いて背にした壁へと手足を縫い付けられてしまった男は、逃げることと抗うことはもちろん台から下りることさえも叶わない格好へと追いやられてしまった。
手首と二の腕を括られ、足首と太ももを括られ、伸ばせなくさせられた手足を壁に打ち付けられた幾つもの金具へと縄で遊び無く結合された男は手足を壁から離したくても離せず、丸出しにさせられた恥部を覆い隠すことも許されない。
投与された淫薬によって望まぬ発情を引き起こされ、情けなく勃起させられてしまった男根に自分を捕らえ拘束と辱めを加えた憎い男の視線が突き刺さっても、男はただただ悔しさを募らせつつ硬く膨張した男根を鑑賞されるしか無い。
数時間ぶりに地下室へと戻ってきた男が愉しげな笑みを浮かべながら陶然とした様子で惨めな自分を賞賛する言葉を浴びせてきても、耳を塞ぐことも出来ない哀れな男は屈辱を加速させられながら、異常な男が紡ぐ心からの賞賛に戦慄を抱くことしか出来はしないのだ。

「随分と良い表情になりましたねぇ……刑事さん。反抗一色だった表情に媚薬が生んだ抑えきれない発情が混ざって実に良い。貴方のような気高い方が身動きを封じられ、逞しく鍛えられた肉体を震わせながら淫らに苦しんでいる姿は……実に悩ましく、美しいですよ、刑事さん?」
「うる、さい……っ」

拘束を与えられた直後の刑事だったら、媚薬を投与されて間も無い時の刑事だったら、男の発言を嘲笑と受け取って怒りの叫びを返していただろう。
だが、今の刑事にそんな気力は残されていない。一人きりで置き去りにされている間に逃げ場の無い発情に絶えず苛まれ心と身体を憔悴させられた刑事には、はしたなく尖り充血した乳首と腹に触れそうな勢いで反り立った男根を愉しげに眺め淫猥に疲弊した顔を至近距離で堪能しながら嘘偽りの無い賞賛を満面の笑みで口にする男に恐怖を感じさせられている刑事には、形だけの弱々しい抗いを紡ぐ余力しか無い。
けれど、そんな力無い抗いの言葉さえも刑事の全てを味わい尽くそうと考えている男にとってはこれ以上無い興奮を掻き立てるスパイスで。まだ屈服しきっていない刑事を目にして笑みを深め声を更に弾ませた男は増幅した興奮のままに逆らえない刑事の裸体に手を伸ばし、火照りきった刑事を甘く慰め無様によがり狂わせる悦楽を容赦無く、嬉々として言葉を発しつつ流し込み始めた。

「あぁ、その反抗的な言葉も堪らないですよ。もう限界なのに、思わず刑事として逆らっちゃうんですよね? この可愛く膨らんだ乳首とおチ○チンを弄られたら……」
「あぅっ!? や、あぁぁんっ!」
「いやらしい声が我慢出来ずに漏れちゃうのに、逆らわずにはいられないんですよね? そのギャップも魅力的ですよ、刑事さん」
「ひっ、あぁぁ! やめっ、やめろぉぉっ!」

やめろと刑事が叫んでも、男はやめない。鬼畜な男は縄を鳴らしながら壁際で悶える筋肉質な刑事の裸体と耐えられずに溢れ出す快楽色の悲鳴の落差を愉しみ、やめろと叫びつつも無意識に悦びを募らせてカクカクと腰を前後に揺らす刑事の痴態を堪能しながら左手の指で摘まんだ刑事の右乳首を弄び右手で緩く握った刑事の男根を摩擦し、嫌がる声とは裏腹に本心では待ち望んでいた快楽を、媚薬に高められた身体が欲していた淫らな刺激を叩き込んで刑事を射精へと追い詰めていく。

「あぁ、やっ、やだ、嫌だぁぁっ! やめっ、やめへ、ほんろにイぐ! イっひゃぅぅぅっ!」
「イって良いですよ、刑事さん。何回でも何十回でもイかせてあげます。気高く、逞しく、悩ましく、美しい貴方を私の手で淫らに苦しめて……二度と快楽無しでは生きられない私だけのペットに躾けて差し上げますよ」
「んぁっ! あぁぁぁーっ!! イぐっ、イぎゅぅぅ!! しぇーえき、出る、でぅぅぅぅっ!!」

快感に飲まれ舌足らずに射精を拒む刑事の痴態をありとあらゆる感覚で独占しながら、男は刑事の哀願を無視して手を動かし続け乳首と男根を刺激し、自分の物に堕とした刑事に最初の射精を、調教生活の始まりとなる一回目の射精を、無理矢理に迎えさせていくのだった。






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残忍な右手は至福の直前で毛布をつまみ上げる

2020.12.22.Tue.21:00
左右の手首と二の腕を縄できつく括られ、胴体へと遊び無く括り付けられた男の腕は背中で伸ばしたままの状態を強いられた上に、暴れさせることも出来なくさせられている。足首同士と太もも同士を縄で一つにまとめられ、左右をぴったりと密着させられた男の足はわずかに離すことも叶わず、歩いての移動も不可能な状況へと追いやられている。
すでに、男の裸体は手も足も出せない拘束を加えられてしまった。だが、男への拘束はそれだけでは終わらなかった。
男は手足を縛める縄に後から新たな縄を結ばれ、その縄達をベッドの脚や柵へと繋がれ、仰向けの状態から抜け出せずベッドから離れることも出来ないよう厳重に裸体の動きを削り落とされてしまったのだ。
まるで蜘蛛の巣のようにベッドの上へと張り巡らされた縄によって自由を奪い取られた男はもはや、寝返りすらも打てない。当然、そんな姿に変えられた男は口を閉ざし言葉を封じるために貼り付けられた黒色のガムテープも、左右の乳首に固定された薄桃色のローターも、男根に巻き付けられた二本のベルト型をしたローターも、裸体全体を覆う形で被せられた毛布も振り払えない。
過剰なまでの縄に身動きを大きく制限され、言葉を発することを禁じられ、毛布で視界を遮られた男はもう、自由のみならずあらゆる情報を没収された状態で恥部に固定された淫具達に弄ばれるしか無い。
決して、絶頂には辿り着けない。そんな微弱な振動を繰り返して射精欲を掻き立て、絶頂にどうやっても至れないもどかしさで狂わせてくる残酷な淫具達に、様々な行動の選択肢を容赦無く叩き潰された哀れな男は為す術無く嬲られることしか出来はしないのだ。

「んー! んむっ、むうぅ! んむぅぅぅぅんっ!!」

テープと毛布越しに切なげな悲鳴を発しながら、男は出口の無い快楽に翻弄され続けている。尖りきった乳首を緩く震わせるローターに追い詰められ、男根の根元と亀頭のすぐ下を軽く締め付けて弱い振動を行うベルト型のローターに心と身体を掻き乱す甘いもどかしさを味わわされながら、理性を失った男は誇りを捨て縄に縛り上げられた裸体を必死に動かして腰を振り、自分をこの苦悶に追いやった男が戻ってきていることにも気付かずに柔らかな毛布を使って男根に追加の刺激を、やはり射精には至れないもどかしさを和らげるだけの快楽を送り込み続けている。

「んぐっ、むぅ、んむっ、ふぶぅぅっ!」

その、無様極まりない悶絶姿を眺めながら、非道な男が愉しげに微笑む。耳に心地良い切羽詰まった悲鳴と、毛布を押し上げ毛布を用いてほんの少しの悦楽を得ている情けない男根を堪能しながら音を立てずにベッドへと歩み寄った男は、一際残忍な表情を浮かべながら右手を動かし、その右手を毛布越しに男根へと被せてやった。

「んふっ!? むぅぅぅんっ!?」

急に強まった男根への刺激に男が驚き、困惑の絶叫を放つ。しかし、その絶叫はすぐに増えた快楽を嬉しがる悦びの鳴き声に変わり、男は一層激しく腰を前後に揺らして己を絶頂へと、待ち望んだ射精へと上り詰めさせ始めた。

「んっ、んぐっ、むぅ、んむぅぅ!」

ベッドを軋ませ、縄を鳴らしながら、男はじわじわと射精に迫っていく。今の自分がどれだけみっともないかなどと顧みる余裕も失った男は、溜まりに溜まった欲望の解放のみを考えて縛られた裸体で腰を振り、精液の放出へと近付いていく。
もちろん、残忍な男はそうやすやすと射精などさせてはやらない。残忍な男は射精をさせてやる慈悲を示すかのように毛布越しに男根へと被せた右手を巧みに動かして快楽の上乗せを行い、男が欲しがる至福の瞬間の訪れを嬉々として見極めた上で右手の動きを突然に変え、毛布を摘まんで持ち上げることで男に射精寸前でのおあずけを強制してしまったのだ。

「むぐぅぅぅんっ!? んー! んっ、うぅぅぅんっ!!」

あと少しで、射精出来る。眼前に見えていた悦びを遠ざけられた絶望に打ちひしがれながら痛々しい絶叫を放ち、半狂乱になって腰を振り離れた毛布を求めて男根を暗闇で揺らす滑稽な男を堪能する男は、毛布をつまみ上げた右手をからかうように揺らしながら、心の底から射精をねだる男の悶絶に期待を寄せつつ、再度毛布を下ろすタイミングを、次の寸止めを与え始めるタイミングを悪魔のような冷酷な笑みを浮かべて見計らっていた。






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意地悪な主は可愛い淫乱と己を焦らし抜く

2020.12.21.Mon.21:00
手首同士と二の腕同士をきつく一まとめにする黒革のベルトを与えられ、左右の手を包み込んで締め付ける黒色のガムテープを施された男の腕は背中で伸ばしたままの状態を強いられた上に、指を使うことも出来ないよう拘束を加えられてしまった。
足首と太ももを括る形で腕の物と同じベルトを巻き付けられ、折り畳んだまま伸ばしたくても伸ばせないようにされた男の足は逃げることはもちろん、立ち上がることすらも不可能な状態へと追いやられてしまった。
文字通り、手も足も出せない状況。何をされても拒めず、抗うことさえもままならない危機的な状況。だが、そんな状況に置かれているというのに男は肉体を縛められたことを嬉しがり、抵抗を封じられた裸体を興奮で昂ぶらせていた。

「あぁ……ご主人様。動けないの、嬉しいですぅ……っ」

愛しい主に自由を取り上げられ、支配下に置かれている。その事実に心からの幸福を募らせながら丸出しの男根を硬く勃起させ、床に敷かれた絨毯の上での正座を取らされた裸体をくねらせている男の可愛い発情姿をベッドに腰掛けて見下ろしていた主の男は、優しく頭を撫でてやりながら自身も絨毯に下り、淫らに身体を火照らせている男に言葉を掛けた。

「ふふっ、ここのところ忙しくてご無沙汰だったから、縛っただけでもう堪らなさそうですね。でも、本番はまだこれからですよ。僕も久しぶりだから、今日はたっぷりと苛めて……してあげられなかった分もじっくり可愛がってあげますからね……先輩?」
「あ……んぁ……っ」

穏やかに、けれど意地悪く囁きながら、年下の飼い主が左手に握っていた固く丸めた白い布を男の口元に突き出す。主の意図をすぐに察した男は、更なる拘束に対してうっとりと瞳を蕩けさせながら口を大きく開き、口内に布を詰め込む主を手伝うように舌を動かし、布で満たされた口に蓋をするガムテープを無抵抗に受け入れた。
これでもう、男は言葉を発することも叶わない。嫌だもやめても放てず、言葉にならない唸りを上げながら主の手で弄ばれることしか出来ない。しゃべることを禁じられ、手足の動きに続いて口まで不自由にされた男は大好きな主の物として扱われている悦びを一層膨らませ、男根の硬度と裸体の熱を高めた。
そんな淫猥で愛しい反応を見せる年上の男を至近距離で愉しみ、至福に満ちた笑みを浮かべた主の男は一切の抵抗を封じられ、抵抗を行う気も無い従順な男の肉体をからかうように撫で回しつつベッドに再び座り直し、甘い被虐を待ち侘びている男に責めの開始を宣言した。

「それじゃ、先輩。さっき言った通り、今日はたっぷり苛めてあげますからね。じっくりじっくり時間を掛けて、いやらしい先輩を焦らしに焦らして、気持ち良くなることしか考えられない淫乱になれるまでおあずけし続けてあげますからね」
「んむっ? ふ、んふぅーっ」

主の左右の手が、男の頭部をそっと挟んで掴む。そして主は、大きく開いた自らの足の間に掴んだ頭部をゆっくりと、しかし逆らうことを許さない強い力で運んでいき、灰色のボクサーパンツの中で窮屈に張り詰めていた男根へと男の顔面を押し付けた。
意地の悪い主の男は発情しきったペットが全身で快楽をねだり、男根を欲しがっている尻穴をはしたなくヒクヒクと収縮させていることを理解した上で望む刺激をすぐにはもたらさず、顔面に男根の熱を味わわせ唯一の呼吸孔となった鼻腔を男根が放つ淫臭で犯すことで、火照りきった男をより苦しい発情へと、ありとあらゆる感覚で淫らな欲望を加速させられる残酷な地獄へと叩き堕としてしまったのだ。

「先輩の鼻息が布越しに当たって、気持ち良いですよ。気持ち良くなりたいのになれない身体がもどかしげに悶えるところも、エッチに蕩けた目が切なそうに震えているところも本当に可愛い。もっともっと俺のチ○コを嗅がせて、発情させて、可愛く狂わせてあげますからね……先輩?」
「んぅぅ……むー、んふぅんっ」

今日はこのままずっと、主が満足するまで男根の匂いを嗅がされ続ける。惨めに快感を求めている肉体と表情を堪能されながら、延々と淫臭で嬲られ続ける。
鬼畜な仕打ちにすらも幸福を抱き夢中で鼻呼吸を繰り返す年上の男を鑑賞する主の男は、時折頭部を男根に押し付ける手の力を変化させて弄び、心地良さげに発せられるくぐもった唸りを耳にして背筋を欲情に震わせながら、自分に服従する可愛い男と自分自身を焦らす匂い責めを心から愉しみ、この後に待ち構えている本気の快楽を貪り合う時間への期待に胸と男根を踊らせていた。






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書き換えられた少年は異常な男に自らを運ぶ

2020.12.20.Sun.21:00
「君! これ落としてるよ!」

背中に向けられた言葉に、少年が振り返る。少年は自分を呼びとめた男の顔を見つめ、数歩近付いて右手で差し出されているスマートフォンを確認した上で男に返事を行った。

「そのスマホ、僕のじゃないです……」
「あれ? そうか……君が落としたように聞こえたんだけど気のせいだったか」

言いながら、男がスマホを差し出していた右手をスマホごとポケットにしまう。そして男は、少年に向かって穏やかな声音で問いかけた。

「君、申し訳ないんだけど交番の場所と、コンビニの場所を教えてくれるかな? おじさん仕事でここに来たから何処に何があるかが分からなくてね……」
「この路地裏の先にある商店街を左に抜けてすぐの場所に、交番もコンビニもありますよ」
「ありがとう、それじゃ失礼するよ」

男が向かっていた方に、自身がやってきた方向に指を指して説明した少年に小さく頭を下げて歩き去る男を見送る少年は、自らも男に対して頭を無言で下げつつ再び家への道を進み始めた。
リュックサックを揺らし、良いことをしたという思いを胸に募らせながら、少年は帰路に就いている。先程の何でもないやりとりの中で自分の思考が大きく作り変えられてしまっていることに気付かぬまま、少年は善行へのほんの小さな充足感を抱きつつ自宅と認識している場所に向かって足を動かしていく。
他人の持ち物である落とし物のスマホを迷い無く自身の懐にしまった男への違和感を持てず、脈絡無く交番の場所と共にコンビニの場所も尋ねてきた男への違和感も持てず、土地勘が無いと告げていながら地元の人間でも知らない者が多い裏路地を通っていた男への違和感も持てない。そんな状態に追いやられた少年は自宅であるマンションとは全く別の方向に位置する街外れの山の中に踏み入っている己にも違和感を持てず、とうとう少年は無自覚に書き換えられた自身を車で先回りしていた男の元へと、自身が開発したスマホ型の催眠装置を用いて好みの少年を攫い淫らなペットとして飼い慣らしている異常な男が隠れ住んでいる山奥の家屋へと、自らの足で送り届けてしまった。
玄関の扉を開け、靴を脱いで上がった少年はリュックサックを下ろし、纏っていた衣服を靴下だけを残して脱ぎ捨て、頭部の後ろで手を組み幼い男根を見せ付けるようながに股の体勢を取った。そうして、屈辱的で惨めな格好を躊躇い無く取った少年は、非道な装置で常識と思考を上書きされた哀れな少年は、愛しい主の男に可愛がられることへの幸福を膨らませつつ大きな声で帰宅を伝え服従を示す言葉を、はしたなく腰を振り乱しながら口にした。

「ただいま戻りましたっ、ご主人様っ! 今日から、たっぷりご主人様に可愛がって頂く○○ですっ! 今日からずっとここでご主人様に飼育して頂く、ペットの○○ですぅっ!」

へこへこと腰を振り、湧き上がる興奮で勃起した男根で太ももや腹部を叩き、これ以上無い悦びを味わいながら帰宅を伝えペット宣言を行う少年。その少年の声を部屋の奥で耳にした男はにっこりと微笑み、奉仕をさせていた少年達の口から男根を取り上げると逞しく張り詰めた男根を露出させたまま玄関へと足を運び、腰を振っている少年よりも先に男に捕らわれ身も心もペットに堕ちた少年達を首輪のリードを引いて従えながら、新たなペットとしてやって来た少年に向けて歓迎の言葉を笑顔で発した。

「ようこそ、○○。これから、ずーっとよろしくね。先輩ペットのこの子達と一緒にこれから毎日可愛がって、毎日毎日気持ち良いことをたくさん教えて、従順で淫乱なペットに育て上げてあげるからね……○○」
「はいっ、ご主人様ぁ。よろしくお願いしますぅっ」

蕩けた声で嬉しそうに言いながら腰の動きを速める少年を見つめ、大好きな主への男根に口での奉仕を加える至福の時間が終了したことに不満げな様子を見せつつも張り詰めた主の男根を物欲しげに見上げるだけで手を出しはせずにじっと我慢をしている良い子のペット達を見下ろす男は、ペット達を愛でる優しい笑みと狂った方法で少年達の全てを奪った支配者の笑みが混ざり合った表情を浮かべながら、更なる興奮を滾らせ男根の硬度と体積を引き上げさせていた。






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男達は疲れ切った身体で快楽を追い求める

2020.12.19.Sat.21:00
自らの身体を抱き締めているような状態を腕に強いり、そこから決して離れられないよう十数本のベルトによる圧迫を用いて自由を奪う白色の拘束服を上半身に着せられた男達は、視界を閉ざす黒革の目隠しも言葉を封じる黒い棒状の口枷も自力では外せず、仲間達の拘束を解くことも出来ないよう、無防備にさらけ出された恥部に無慈悲な辱めを加えられても抗えないよう行動を大きく制限されてしまった。
手を使いたくても使えない。見ることもしゃべることも許されない。そんな男達はもはや、自分達を捕らえた男達に為す術無く弄ばれるしか無い。無理矢理に足を開かされ、守る物の無い尻穴を丹念にほじくり回され、解れきった穴の具合を笑い混じりに褒められながら意に反して勃起させられてしまった男根を男達の手で苛烈に扱かれても、逆らえない男達は一方的に送り込まれる屈辱色の悦楽に鳴き喚き、絶頂を拒む意思とは裏腹に無様極まりない絶頂を何度も何度も迎えさせられるしか無いのだ。

「んーっ! むぅぅぅーっ!!」
「おっ、またイったな? ご主人様の俺がまだ二、三回しかイってないのに何度も何度もイきまくりやがって……とんだ淫乱に育ったもんだなぁ?」

尻穴を男根で激しく掻き毟られながら絶頂に達し続けている男根を手で摩擦されている男は、好き勝手に犯し抜かれている事実に悔しさを募らせながらもその悔しさを霞ませる程に大きな雌の快楽を味わわされ、自分が非道な男達を悦ばせる肉体へと作り変えられてしまったことを思い知らされてしまう。

「んぐっ、んむぅぅんっ! うっ、ふぐっ……むぶぅぅんっ!!」
「どうだ? ケツ穴イきさせられるのは嬉しいか? まぁ、こんだけ一生懸命にチ○ポしゃぶってんだから、嬉しくないわけが無いよなぁ?」

左右の足首を掴まれ、大きく開いて持ち上げさせられた体勢で上から打ち下ろす形で尻穴を男根に征服されている男は愛も思いやりも感じられない物のような扱いに憤りつつも男の指摘通りに確かな悦びを尻穴のみの絶頂で抱かされ、自らの顔へと精液を噴き出させながら物のように扱われ性欲の捌け口にされていることすらも嬉しがっている自身の肉体に絶望と、被虐の悦楽を抱かされてしまう。
抵抗も許されぬ姿で快感を叩き込まれ、どうすることも出来ずにただただ絶頂へと押し上げられ続ける男達。そして、身動きを封じた男達の尻穴を男根で執拗にいたぶり、わずかな休憩さえも認めずに甘い刺激で狂わせ続ける残酷な男達。そんな彼らが発する淫猥な絶叫と淫行の水音が、何時間続いた頃だろう。部屋中に淫臭が漂い、犯され続けた側の男達が尻穴から精液を零しながら床の上で脱力し小刻みに痙攣するだけの姿を晒し始めた頃、不意に淫行は終了した。慈悲がもたらされたからでは無い。責めを加える側の男達が、部屋を離れなければならない時間が訪れたからだ。

「ごめんな、今日はもう俺達行かなきゃならないんだよ」
「いつもより時間が短い分は、皆の大好きな玩具で埋め合わせしてやるからな」

申し訳無さそうな声音を作り白々しく謝りながら、男達が憔悴しきった男達の緩みきった尻穴に残酷な玩具をねじ込んでいく。

「んぐっ、むぅぅんっ」
「ふぅ、むぐぅぅ!」

釣り針状の淫らな玩具は、端の部分に繋がれた鎖の先を拘束服の背中部分に位置する金具に結ぶことで抜け落ちないようしっかりと固定された。どんなにのたうち回っても、男根とは違う責めを嫌がって悶えても抜け出せないよう、腸内深くに嵌まり込んだ位置で全員の尻穴に固定された。
それを確認した男達は、救いを求めて床の上で身悶える男達を入り口近くで眺めて微笑みながら、淫具のリモコンを操作し駆動を開始させた。途端、全員の尻穴から羽虫が鳴くような音が立ち、長時間の掘削で感度が高まりきった腸壁に振動が流し込まれる。それは、男根の出し入れとは全く別物の刺激。大きな快楽に翻弄される凌辱に慣れてしまった心と身体では物足りないという思いを募らされてしまう、惨めな絶頂にすら辿り着けないもどかしい刺激だ。

「そんじゃ、皆良い子に待っててくれよ?」
「玩具のリモコンはここに引っ掛けとくから、辛かったら何時でもとめて良いからな」
「むーっ! んぐぅぅぅーっ!!」
「ふぅ、むぅぅ! んぶぅぅぅーっ!!」

言いながら、男達が手足を縛められた男達では決して触れない高さにある扉横のフックに淫具のリモコンを吊るす。
行かないでくれ。助けて。誇りを捨てた哀願の絶叫を発する男達を無視しながら、冷酷な男達が扉を閉めつつ、改めて捕らえた男達に別れを告げる。

「また後でたっぷり苛めてやるから、それまで仲良くしてるんだぞ?」
「次来る時は他の奴らも連れてきて、全員が気絶するまで犯しまくってやるからな?」

この放置が終わったら、また犯される。いつもより多い人数に責め嬲られ、絶頂へと導かれ、淫蕩な幸福を覚えさせられてしまう。
その事実に打ちひしがれながら扉を閉じられ、外側から鍵を掛けられて置き去りにされた男達は尻穴を震わせる淫らな釣り針に甘く呻きつつ危機を再認識し拘束からの脱出を欲して身をもがかせ始めたがやはり拘束からは逃れられず、男達は次第に諦めに蝕まれながら尻穴のもどかしさを紛らわせるため床に男根を擦り付けて自らの意思で快楽を追い求め、敵に捕らわれた事実も、敵の男達が数時間後に戻ってくる事実も、自分達が悪を討つために結成された誇り高き特殊部隊である事実さえも忘れながら、快楽が生み出す至福に溺れ尻穴の振動と床を用いた男根への摩擦で仲間達と共に疲れ切った肉体を絶頂へと追い詰めていくのだった。






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鬼畜な男は望み通りに乳首を苛め抜く

2020.12.18.Fri.21:00
「刑事さん、ただいま。良い子にしてたかい?」

地下室に、扉の開く音と笑い混じりに放たれる悪人の声が響く。それを耳にした刑事と呼ばれた男は、うなだれていた顔を上げ憔悴と苦悶に歪んだ表情に切ない哀願を混ぜながら、背にした丸い柱に裸体を縛り付ける縄を軋ませつつ赤いギャグボールを噛まされた口でなりふり構わずに許しを請う叫びを放ち始めた。

「あう、えへっ! おぅ、ひゅるひへ……っ!」

ギャグボールの穴から飲み込みきれない唾液を噴き出させ、背中で伸ばした腕と左右を揃えた足をきつくまとめ全身を緩み無く柱へと括る縄を鳴らして身悶えながら助けを望む刑事を眺めて笑い、みっともなく揺れる男根と一心不乱になって突き出される痛々しく充血しぷっくりと膨らんだ乳首を堪能しつつ距離を詰めた悪の男は、塞がれた口で懇願を紡ぐ刑事に向かって愉快の感情を露わにした問いを浴びせかけた。

「どう助けて欲しいの? どう許して欲しいの? ちゃんと言わないと分からないよ?」

責め苦を与えた張本人である男は、当然刑事が何に苦しみ何からの解放を願っているかなどとっくに把握している。把握した上で、無慈悲な男は怒りを募らせる余裕も無くした刑事の切羽詰まった様子と、ヒクヒクと苦しげに震える乳首を愉しんでいるのだ。

「ひくび、ひくびぃっ!」
「乳首が、どうしたの?」
「ひゃわっへ、ひじっ、へぇっ!」

塗られた箇所に痒みを作り出す薬品を乳首にたっぷりとまぶされ、自らの指で惨めに乳首を捏ね回すことも叶わない縄拘束を加えられた姿で何時間も置き去りにされた刑事は、正義としての誇りと人間としての尊厳を忘れる程に追い詰められ思考能力を完全に失っている。
頭にあるのは、痒みに嬲られている乳首を慰めるための刺激を得ることだけ。それ以外のことに気を配る余力はどこにも無い。
そんな限界の状態に陥った刑事の必死なおねだりに興奮を募らせ、一層悲痛さを増した刑事の表情と裸体の身悶えを至近距離で観察しながら湧き上がる加虐欲に身体中を痺れさせた男は、悪魔のように吊り上げた口で刑事に罠を含ませた問いをぶつけた。

「そんなに、乳首を触って欲しいの? 私の手で、この真っ赤になった乳首をたくさん苛めて欲しいの?」
「しゃわって、ほひぃぃっ! ひじ、めへ! おにぇがひ……ひじめひぇ! ひくびひじめひぇぇぇぇっ!!」

縄の音を滑稽に鳴らし、拘束の範囲で胸を前に突き出し、乳首への辱めを切望する絶叫を地下室中に響き渡らせた刑事に満足げに頷いた男は、刑事がギャグボール越しに頼み込んだ通りに乳首への冷酷な苛めを開始した。

「あぅっ、あぁぁ……ひゅび、きひゃ……もっろ、もっひょぉっ!」

左右の乳房を撫で、乳輪を右回りと左回りでくすぐり出した男の指に安堵を抱く刑事は非道な男が痒みに狂わされている乳首には一切触れぬままじっくりじわじわと自分を焦らし苛め抜こうとしていることも知らぬまま更なる刺激を渇望する言葉を発し、鬼畜な男はその渇望を耳にして笑みの黒さを際限無く引き上げながら乳首に付かないよう細心の注意を払って指先で痒む乳首の周囲を弄び、じょじょに絶望に打ちひしがれ半狂乱になって一層激しく乳首を責めてくれと希求する刑事の悶絶を味わっていくのだった。






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狐の神は信者達に甘く可愛がられる

2020.12.17.Thu.21:00
山の麓に存在する村の者達から存在を忘れ去られ、信仰を失って消滅の危機に瀕していた幼き少年の見た目と金色の耳と尾を有する狐の神は消滅への恐怖と食物では満たせぬひもじさから手段を選ぶ余裕を無くし、どうにかして信仰を取り戻そうと強引な手段を取り始めた。
それは、容姿が同じ年頃である村の少年達の夢へと潜り込み、自らの肉体を使った快楽を用いて籠絡するという手段だ。
大人の男達では、すでに伴侶がいる者がほとんどな上に神だと伝えても変な夢だったと記憶から流されてしまう。だが、少年達ならば違う。伴侶などまだ当然おらず、神だと伝えたら夢の中だからと切り捨てずに真実と受け取ってくれる者がいる。
そうして狐の神は夢の中での交尾を少年達と繰り返し、そんな手段を取らざるを得なかった自らの情けなさに嫌悪を募らせつつも夢での懇願を聞き入れて汚れに汚れていた山奥の社を清めてくれる少年達を順調に手に入れ、少しずつ少しずつ信仰を取り戻し、ようやく夢ではなく現実の少年達に己の姿を見せられる程の力を得た。
力の回復を喜び、それを手伝ってくれた少年達への感謝を胸に抱いた狐の神はすっかり綺麗になった社の掃除をまた行ってくれていた少年達の前に自らの姿を現した。
その行動が、淫猥な時間の始まりになると知る由も無いまま、狐の神は少年達に姿を見せてしまったのだ。
何度も何度も夢に見た、淫らな狐の神。自分と同じくらいの年齢に見える容姿を持ち、美しき狐の耳と尾を揺らしながら妖艶に淫行を貪る神。それを現実に見た少年達は、笑顔と共に感謝を告げられた少年達は、一様に幼き男根を膨らませ雄の欲望を爆発させた。夢ではなく、現実でこの狐とまぐわいたい。そう願った少年達は我先にと狐に飛び掛かり、まだ神としての術を扱える程の力は戻っていない華奢な肉体を協力して取り押さえながら衣服を剥ぎ取り、逃げるための術を紡ぐ暇も与えずに裸体に剥いた狐に快楽の波を流し込み始めた。

「狐様の尻穴、気持ち良いべ……っ!」
「ほら、狐様がうめぇうめぇ言いながらしゃぶってた俺のチ○コだべ。夢の時と同じように、一生懸命にしゃぶってけれ」
「あぁ、本物の狐様の身体、すべすべで、耳も尻尾もふわふわで、本当にきれいだべ……ずっと触っていたい。ずっとずっと、気持ち良く撫で続けてあげたいべ……」
「んぐっ、むっ、んむぅぅんっ!」

社の床に寝転んだ少年にまたがらされ、下から男根で貫かれた尻穴を掻き混ぜられる刺激が心地良い。汗ばんだ肌や狐の耳と尾を優しく撫でる少年達の手が、気持ち良い。自分が主導権を握っていた夢の時とは全く違う、獣欲を露わにした少年達に心と身体を揉みくちゃにされる荒々しい交尾が堪らなく、快感で。狐の神は次第に嫌がる意思を削り落とされ抵抗を無くし、夢中で男根を舐めしゃぶりながら自ら腰を振って尻穴の男根に刺激を送り、左右の手に握った男根を扱いて少年達への奉仕に耽り出す。

「あぁっ、狐様、すごいべっ! 出る、イくべぇっ!」
「好き、エッチな狐様、大好きだべ……」
「これから毎日、俺達で狐様を気持ち良くしてあげるべ。俺達のチ○コ大好きな狐様に、たくさんチ○コお供えしてあげるべ……!」
「んふっ、あむっ、んぅぅんっ……」

自分を淫らに慕う少年達から愛情と欲情という最高の信仰をぶつけられ、目覚めたら消える夢とは違う現実の精液を身体中に浴びせかけられながら、狐の神はあどけない少年の顔を淫猥に蕩けさせて次々と注がれる悦楽を嬉しがり、自分を襲った少年達の男根を全身で愛でていった。




それから十数年。狐の神である少年が住処としていた社は大人になった少年達の手で大がかりな修復と改装を施された上で様々な家具が用意された快適な空間となっていた。
彼らの手で電気が使えるようになった社には、狐専用の冷蔵庫もテレビもパソコンもある。ふかふかの寝具が置かれ風呂も作られた社は、狭さを許容し質素に暮らす分には何の不自由も無い場所だ。
そんな場所で、今日も狐は成長した少年達に幼いまま育つことの無い身体を可愛がられている。約束を守って毎日信仰心に満ちた性交を捧げに来てくれる彼らにすっかり淫乱に変わった裸体を優しく情熱的に責められながら、狐は神であることを忘れ欲望に塗れたおねだりを精液に濡れた口で紡いでいた。

「あぁっ、もっと、もっとチ○コ欲しいのじゃぁっ! いっぱい、いっぱい気持ち良くして、皆の精液を恵んで欲しいのじゃぁぁっ!」
「もちろんだべ、狐様。言われなくても、たっくさんご馳走してあげるべ」
「狐様、あーんだべ。今度は、俺のチ○コを狐様にしゃぶらせてあげるべ」
「はむっ、んぅぅんっ! んちゅ、はぶっ、んむぅぅんっ!」

本物の狐のような四つん這いの体勢での交尾を悦び、眼前に突き出された男根を迷い無くくわえてまた愛しい精液を飲むために舌を一生懸命に動かし、無防備な背に乗せられた順番を待ち侘びる男根達の熱に興奮を増幅させられながら、狐は大人になった少年達との淫行を愉しむ場所に成り下がった社に幸せ色の鳴き声を響かせて快楽を追い求め、神らしからぬ獣じみた表情を晒して絶頂に至り耳と尾を震わせて幼い男根から精液を噴き出させる様子で、信者であり恋人であり飼い主でもある男達の目と耳をこれ以上無く愉しませていくのだった。






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哀れな茶犬は諦め悪く摩擦を加える

2020.12.16.Wed.21:00
分厚い綿に覆われた手足は、指を使いたくても使えない。綿に遮られた目では周囲の様子は伺えず、綿と一体化している男根を模した太く醜悪な棒を噛まされた口では、意味のある言葉を放つことも許されない。薄茶色をした犬の着ぐるみに裸体をすっぽりと包み込まれ、思い通りに使えない指ではどうやっても着ぐるみから抜け出せないよう背中のファスナーと着ぐるみの上から巻き付けられた赤い首輪の後部に位置する金具を南京錠で短く繋がれた男は、自分を捕らえた者達の意に沿って抵抗虚しく見ることもしゃべることも出来ないふかふかの檻に閉じ込められてしまった。
視界を閉ざされた状況では、自分が今いる部屋の扉がどこかすら分からない。仮に運良く扉まで辿り着けても、着ぐるみによってもたらされた犬の手では鍵に被せられたプラスチック製のカバーすらも外せない。自力での脱出を諦め助けを欲して叫んでみても男根型の棒に喉奥までを満たされた口では本物の犬のような唸りしか出せず、その唸りさえも男は綿に吸われてしまい、恥を捨てた叫びは決して部屋の外には漏れ出ない弱々しい犬の鳴き声へと無慈悲に変換されてしまう。
八方塞がりの危機的な状態。手足はある程度自由に動かせるのに、逃走への糸口は一切掴めない屈辱的な着ぐるみ拘束。そんな残酷な状態と拘束を施し茶犬に作り変えた男を殺風景な部屋に置き去りにした者達は、別室のモニターから男が無意味な試行錯誤を繰り返す光景を眺めつつ与えた着ぐるみに不備が無いことを確認すると、最後の仕上げとして男を監禁した部屋に仕掛けた機構を作動させ、捕らえた男に非道な苦悶を容赦無く注ぎ込んだ。
残忍な男達は何処にも逃げられない男がじたばたともがいている部屋に強力な媚薬を混ぜた淫猥な空気を注入し、呼吸の度に嫌でも発情が加速し淫欲に心と身体が蝕まれる責め苦を味わわせ、惨めな犬が悲痛に鳴き喚きながら火照る肉体を鎮めようとのたうち回る滑稽な悶絶姿を愉しみ始めたのだ。

「うぅーっ! あぅっ……あぉぉぉんっ!!」

言葉を奪う棒に強く歯を立てながら絶叫しても、媚薬が引き起こした火照りは引かない。無理矢理に掻き立てられた欲情によって硬く勃起させられてしまった男根を慰め悦楽を得たいという衝動に駆られても、綿の内側で膨らんだ男根は綿に包まれた手で擦っても望む刺激は欠片も得られない。羞恥の感情を捨て去って床にうつ伏せで転がり左右に身体を揺らしてみても、男は着ぐるみ内に溜まる熱の量を余計に増やして自らを更に苦しめ、やはり快楽は手に入らないという絶望ともどかしさを思い知らされるだけに終わってしまう。
気持ち良くなりたくてもなれず、自分をこんな恥辱に追いやった者達への怒りと人間としての尊厳を忘れながら刑事としての正義の立場を放り投げて悪達に甘い悦びをねだる無様な鳴き声を上げても、求める快感はもらえない。
思考と肉体の逃げ場が存在しない生殺しの淫獄に嬲られ、茶犬の内部に蓄積する一方の火照りにじわじわと消耗させられていく哀れな刑事の男はもはや、情けなく快感をおねだりしながら惨めに屈服していく一部始終を憎んでいた悪達に余すところなく観察されることしか出来ない。
ありとあらゆる感情を淫らな欲に塗り潰され、積み上げてきた様々な物を自らの男根が抱く悦楽への渇望に溶かし尽くされながら、刑事は為す術無く悪達に都合の良い犬へと、高値で売れる元刑事の淫乱犬へと陥落させられるしか無いのだ。

「あぉっ、はぉぉんっ!! はっ、はっ、あぉ、んぉぉぉんっ!!」

無駄だととっくに分かっているはずなのに諦め悪く綿越しに男根へと摩擦を加え、鳴き声に混じる焦燥を強めていく刑事入りの茶犬をモニターで鑑賞する悪達は、誇り高き存在が晒す痴態を微笑みながら堪能し、歪んだ興奮に昂ぶった男根をズボンの中で窮屈に硬く張り詰めさせていた。






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屈した探偵は全身に祝福を浴びせられる

2020.12.14.Mon.21:00
男達が、向かい合わせとなる形で長い二つの列を作ってじっと立ち続けている。赤い首輪の後部と左右の手首に巻き付けられた黒革の枷を繋ぐ南京錠を外そうともがく動きを一切取らず、言葉を封じる黒い棒状の枷に塞がれた口から唸りを一つも上げず、背後に立った赤いローブの男に首輪の前部から伸びたリードを握られた状態で大きく足を開き、はしたなく勃起した男根を見せ付ける体勢を取りながら、男達は羞恥や屈辱とは無縁な悦び一色の表情を浮かべて立ち続けている。
そんな異様な痴態を晒す男達の列に左右から挟まれながら、一人の男は全く同じ拘束を与えられた裸体を無理矢理に引かれ、前へ前へと自らの足で移動させられていた。

「うぅっ……んぐっ、むぅぅっ!」

左右に見える狂気的な人の壁に向かって嫌悪と怯えの唸りを漏らしながら、男が拘束を加えられていない足を踏ん張らせて連行を拒み、どうにかして自由を取り戻そうと手を縛める枷をがちゃがちゃと鳴らす。後列の人の壁を形作る者達が纏っている物とは色の違う桃色のローブを纏った男が引くリードの力に抗い、男はなりふり構わずに裸体をよじらせながら進行方向の先に見える祭壇への到達を嫌がり、逃走を求めて拘束と連行からの脱出を必死で試みる。
だが、男がどんなに拒絶を見せようとも、桃色のローブの男は右手の甲に緩く巻き付けしっかりと握った緑のリードを決して離さず諦め悪く暴れる男を淡々と歩かせるのみだ。幾ら無意味に唸ろうと、ローブの男のやることは変わらない。男が祭壇に続く階段を上がらされながら半狂乱になって助けを欲する絶叫を放ち、逆らう手段を没収された裸体を惨めに悶えさせても、祭壇に立ったローブの男と淫らで異常な人の壁を形成する男達の取る行動は変わらない。
彼らの目的は、たった一つ。自分達の教団に潜り込みこそこそと嗅ぎ回っていた愚かな男に幸福を教え込み、敬虔な信者へと昇華させること。教義に理解を示した振りをして潜入し、教団の解体に繋がる情報を探していた探偵の男に今までの下らない常識を上書きする淫蕩な至福を味わわせ、快楽に溺れ肉欲に従順に生きることこそが最大の悦びであり義務であると心と身体に刻み込むことだ。

「さぁ、探偵さん。瞑想の成果を見せる洗礼の時が来ましたよ。下手な意地を張らず、本能が願うままに悦楽を貪りなさい」

桃色のローブを纏った教祖の男が、探偵の右隣に立った位置で優しく微笑みつつ、視線で足元を示して洗礼を促す。
それに対して、探偵の男は一切行動を起こさない。足元の床に固定された極太の張型を目にした探偵は教団に捕らわれた日から流し込まれた瞑想という名の甘く淫らな快楽漬けの日々を思い出し、完全に悦楽の虜とされた尻穴の疼きと抑えきれずに勃起してしまった男根を襲う疼きに全身を小刻みに震わせながらも、指示を受け入れず自分の意思での陥落を遠ざけ続ける。

「んむっ……ふぅ、ふぐっ……!」

これまでは、自由を奪われた姿で教祖の男や信者の男に意に染まぬ快感を勝手に叩き込まれていた。だから、どんなに気持ち良くなっても向こうからもたらされているだけと、自分は被害者なのだと言い訳が出来た。
だが、自分の意思で裸体を下ろし、張型を尻穴に飲み込んでしまったらもう言い訳は聞かない。自らの欲に屈して腰を下ろし、自らの動きで腸壁に甘い刺激を流し込んでしまったら、それも敵として反抗していたはずの教祖と信者の前で無様に裸体を上下に揺らし肛虐を追い求めてしまったら、もはや自分自身にすら嘘など吐けなくなる。
己の崩壊を恐れ、欲に堕ちたがる肉体が発する気持ち良くなりたいの喚き声から意識を遠ざけながら、探偵は無意識に曲がろうとする足に力を込めて耐え続ける。腹に触れそうなくらいに反り上がった男根から透明な蜜を零しながら、探偵は自分を無言でじっと見つめる信者達の前で屈服を避け続ける。
しかし、慈悲深く残忍な教祖の男は無駄な足掻きを行う探偵に向かって、穏やかにとどめの一言を浴びせてしまった。

「私も信者達も、貴方が自分に素直になれるまでずっとここにいますよ。どうせ私達からも、幸福をねだる探偵さん自身の本心からも逃げられはしないのですから、早く素直になった方が楽じゃないですか?」
「っ……!」

自分で身体を動かし悦楽を追い求める結果は変わらない。けれど、教祖の一言はその結果を仕方ない物だと認識させる無慈悲な誘惑で。探偵の男はこれは仕方ない、他に選択肢は無いのだと自分に言い聞かせながら身体を下ろし、腸壁を掻き毟られる責め無しでは生きられなくなった尻穴を床の張型で満たし、そのまま心と身体が求めるままに拘束された裸体を無我夢中で上下に往復させて待ち望んだ悦楽を次から次へと手に入れ始めた。

「んむっ、むぅ、んぐぅぅんっ!!」
「ふふっ、ようやく素直になってくれましたね、探偵さん。では、洗礼の開始です。皆さん、新たな信者となる探偵さんに、盛大な祝福を!」

探偵の背後に移動しつつ放たれた教祖の宣言を耳にした信者達が、列の最前にいる者達から順に祭壇へと上がってくる。
赤いローブの信者に首輪を引かれながら祭壇に上った裸体の信者が探偵を左右から挟む形で足を開いて立ち、赤ローブの信者が行う右手での男根への責めに幸福を募らせながら絶頂に至り、洗礼と称した精液のシャワーを一心不乱に自らの尻穴を淫らに苛める探偵に向かって浴びせかけていく。

「探偵さん、これからは毎日快楽を貪りながら、大好きな精液を溺れるほど味わえますよ。探偵として生きるよりも遥かに幸せで、真に人間らしくいられる我々との日々を、思う存分愉しんでくださいね……」
「むふっ、あぶっ、んむぅぅぅんっ……!」

顔を濡らし、胸を濡らし、腹を濡らし、足を濡らし、尻穴のみで早くも数回絶頂を迎えた男根から噴き出した精液と混ざって床を淫猥に濡らしていく精液の匂いに目を蕩けさせ、口枷に辿り着いた精液を舌で掬って味を愉しみながら、探偵は背後から向けられる教祖の声も認識出来ず陥落に抗っていた数分前の自分も忘れきった状態で張型で自分の腸壁を甘く嬲り、洗礼によって二度と探偵には戻れぬ存在へと、人間としての理性を捨てた淫獣へと、至上の幸福を募らせつつ堕落していくのだった。






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わずかな逃げ道も塞がれ哀れな白犬は淫猥に躾けられる

2020.12.13.Sun.21:00
左右の手足を窮屈に折り畳ませ、厚い綿で締め付けて伸ばすことを禁じる犬の着ぐるみ。あどけない表情をした犬の頭部の内側に突き出た棒を噛ませることによって言葉と舌噛みを封じ、目を覆う厚い綿を用いて視界を奪う拘束を与えるためだけに作られた可愛らしく無慈悲な白い犬の着ぐるみ。そんな着ぐるみに閉じ込められた男は見ることもしゃべることも出来なくされ、肘と膝で身体を支える屈辱的な四つん這いでの歩行しか行えなくされてしまった。指を使うことも許されず、仮に使えたとしても背中で引き上げられたファスナーに掛けられた南京錠を外せない哀れな男は、自力ではどうやっても綿の檻からは抜け出せない状況へと追いやられてしまった。
それだけでも、男にとってはこれ以上無く絶望的な状態だ。ありとあらゆる行動を制限された肉体を無意味にもがかせながら、棒に塞がれた口で本物の犬のような唸りを上げるしか無い惨め極まりない状態だ。
しかし、男に施された拘束は着ぐるみだけでは終わらなかった。男を捕獲し、助けの望めない自身の屋敷の地下空間へと拉致した非道な男は、すでに文字通り手も足も出せず視界も言葉も没収された抗えない着ぐるみ入りの男に更なる拘束を加え、情けない四つん這いでの移動はおろか柔らかな綿がばふばふと音を立てるのみの無駄なもがきすらもままならない姿に変えてしまったのだ。
地下空間の壁に背中を向けて押し付けられ、壁に打ち付けられた幾つものフックに繋がれた黒い革ベルト達を使って真横に運ばされた伸ばせない手足を吊るされた男はもう、壁に磔にされているような宙吊りの体勢からどうやっても抜け出せない。
落下の激痛を覚悟の上でじたばたと身をよじらせてみても白犬にされた男はベルトが軋む耳障りな音を立てることしか出来ず、床に下りることはもちろん、自由を奪われた肉体に迫る悪意を縛められた手足を暴れさせることで拒む動きすらも叶わない。
捕らえられ、着ぐるみに拘束され、壁際に吊るされた白犬はもはや、自分を攫った男の思い通りに弄ばれ、辱められるしか無い。
着ぐるみの尻尾と一体化し尻穴へとねじ込まれている細い球を連ねた形状の淫具のスイッチを入れられ体内を抉られる刺激を注がれても、腸壁を掻き毟る淫具の刺激に対して嫌悪を募らせながらも否定しきれぬ甘い悦楽を感じて勃起させられてしまった男根を着ぐるみの股間部分にあてがわれたボタンを外すことで外部に露出させられても、右腕と右足を押さえ付けるようにして壁により掛かった男の右手でみっともなく勃起させられた男根を好き勝手に苛まれ淫らな苦悶を流し込まれても、一切の抵抗を不可能にされた男は残酷な男が紡ぐ追い打ちの言葉に責め立てられながら心と身体を屈辱と恥辱に為す術無く打ちのめされる以外の選択肢など残されてはいないのだ。

「ほら、刑事さん。我慢なんてしてないでどんどんイっちゃいなさい。お尻とチ○コで気持ち良くなって、欲望に任せてびゅーびゅー射精して、身も心も淫乱な発情ワンちゃんになっちゃいなさい」
「うぐぅぅっ! んっ、んふっ、むぅぅぅぅーっ!!」

自分の手に堕とした刑事の痴態を嘲笑いつつ、より愉快で悲痛な痴態を引き出させるために男は休み無く右手を前後に動かし、先走りと精液に塗れた刑事の男根に甘い摩擦を送り込み続ける。その摩擦を嫌がり、刑事の誇りを捨てて憎い悪に属する男に哀願の絶叫を放っても男は滑稽な絶叫に笑みを濃くするだけで右手の動きをとめてはくれない。
もうイきたくない、イかされたくないと願いながら着ぐるみに詰め込まれた身体を狂ったようにくねらせても、手足をベルトに吊るされた刑事の肉体は必死さも虚しく尻穴を淡々とほじくる淫具と男根を嬉々として嬲る男の右手からは逃れられず、苦しげな身悶えは何の成果も得られぬまま残忍な男を余計に愉しませるという結果だけを引き寄せてしまう。

「うーっ! うぎゅっ、むぶぅぅぅんっ!!」

幾ら頑張っても、とめどない絶頂の地獄からは離れられない。その事実に打ちひしがれながら、刑事は頭部を前後左右に振り乱し少しでも悦楽を散らそうと試みる。だが、その試みに気付いた冷酷な男は悪魔のような表情を浮かべると、ずっと手持ち無沙汰だった左腕を動かして振り乱される刑事の頭部を犬のマスク越しにぎゅうと抱え込み、快楽からの逃避を求める刑事の涙ぐましい努力すらも無に帰してしまった。

「むぐぅぅんっ!? んっ、んうぅぅ!」
「駄目だよ、刑事さん。そんなに頭を動かしたら気持ち悪くなっちゃうよ? 僕は刑事さんに気持ち良くなって欲しいから、頭の動きはとめてあげる。気持ち良いこと以外何も意識出来ない状況で、もっともっとたっぷり苛めて……僕専用のエッチなワンちゃんに躾けてあげるからね、刑事さん?」
「みゅぅぅぅーっ!! んぐっ……うぶぅぅぅぅーっ!!」

絶頂しても動き続ける尻穴の淫具と男根を包む右手に責め立てられ断続的な絶頂を強制される無様な刑事を五感全てを用いて存分に堪能する悪の男は、いずれやって来る刑事が本心から絶頂を求め幸福色の鳴き声を上げる従順で淫猥な白犬に陥落した時に思いを馳せその時をより早くたぐり寄せるために右手の速度を引き上げ、白犬刑事を今以上に間隔の狭い絶頂地獄へと叩き堕としていくのだった。






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愚かな少年達は箱の中で仲良く蕩け落ちる

2020.12.12.Sat.21:00
強化ガラスで作られた、五つの細長い箱。生身の人間が攻撃を加えたくらいでは傷一つ付かず、多くの人間が行き交うホールの中央の位置から離れることの無いようぴったりと五つ並べた状態でホールの床へと固定されたそんな箱の中に、五人の少年は閉じ込められていた。

「むぐっ……ふぅ、むぐぅぅんっ!」
「ふぅ、むっ、んむぅぅっ……!」

別の箱に詰め込まれた他の少年達と視線で励まし合い、箱の外から自分達を鑑賞して醜悪な笑みを浮かべる者達の視線に屈辱と羞恥を味わわされながら、少年達は固く丸めた布を詰め込まれ黒色の強力な粘着テープで栓を施された口でくぐもった唸りを上げつつこの危機的な状況からの脱出を求めて肉体を必死でもがかせる。
箱の細長い側面に背中を預けた体勢で二の腕を胴体に繋ぎ背面で交差させた手首を縛る縄を与えられた上半身に力を込め、左右の足首とすね、そして太ももを一つに括られた上で足首と太ももを短く結合する縄に拘束された伸ばしたくても伸ばせない足を無我夢中で暴れさせながら、五人の少年は奪われた衣服の代わりに縄を着せられた裸体の自由を取り戻し窮屈な箱からの逃走を欲する行動を取り続けている。
だが、少年達を取り巻く環境は何一つとして変わらない。緩み無く結ばれた縄はぎちぎちと軋む音を立てるのみで解ける気配すら見せない。塞がれた口で焦燥に歪んだ助けを求める叫びを放ってみても、その声に反応して救いの手を差し伸べてくれる者はいない。絶え間無く襲い来る苦悶からどうにかして抜け出そうと不自由な裸体を動かし無理矢理に勃起させられてしまった幼い男根を揺らしながら箱を内側から叩いてみても、少年達は箱の外側から自分達を愉しむ非道な者達にヒーロースーツを没収され縄に縛められ箱内に流し込まれる媚薬混じりの気体によって望まぬ発情を強いられた裸体を無意味に足掻かせる無様な少年ヒーロー達という最高の見世物を提供するだけに終わってしまう。
厳重な縄拘束で身動きを封じられ、強化ガラス製の箱という檻に入れられ、自分達を捕獲した敵しかいない建物のホールに飾られた少年達はもう、どうすることも出来ずに惨めな姿を鑑賞され嘲りを乗せた笑顔を向けられるしか無い。ヒーローの力を行使するためのスーツを敵に剥ぎ取られ、無力化された裸体に無慈悲な拘束を容赦無く叩き込まれた哀れな少年ヒーロー達は、箱に接続されたチューブから送り込まれる媚薬を含んだ空気を唯一の呼吸孔となった鼻で吸入させられながら、意に染まぬ発情に狂いみっともなく淫欲に掻き乱されていく様を、憎い悪達に余すところ無く堪能されることしか出来はしないのだ。

「むぐっ、んむ、ふぐぅぅぅ……っ!」
「うー……むー、うぅ、んぐぅぅっ……」

苦しげに見開いた目から大粒の涙を零しながらとめどなく湧き上がる淫猥な欲望を否定し、一生懸命に欲望を否定し陥落を拒絶している仲間の隣で触りたくても触れないパンパンに張り詰めた男根を切なげに見つめ、隣にいる仲間と頻繁に目を合わせて悪への屈服を遠ざけながら欲情に濡れた瞳で気丈な睨み付けを悪達に行い、完全に媚薬に敗北し淫らな衝動に溺れ縛られた裸体をくねらせて腰を突き出しながら悪達に対して快楽をおねだりする。それぞれ違う痴態を晒しつつ呼吸の度に摂取させられる媚薬が引き起こした発情に仲良く崩壊させられていく五人の少年ヒーローを作り出した残忍な悪達は、ホールに設置された滑稽な装飾品に貶められた少年達が見せる悶絶の光景を歩きながら、五つの箱の周囲を周り様々な角度と方向から観察しながら、正面で足をとめ無意味な反抗の目と正義の立場を忘れた本能剥き出しのおねだりを細めた目で同時に眺めながら、自分達に刃向かった勇敢で愚かな少年ヒーロー達が跡形も無く蕩け落ちる過程を思い思いに堪能し、優越感と充足感を胸に膨らませていくのだった。






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吊るされた青年は正反対の地獄に鳴き喚かされる

2020.12.11.Fri.21:00
「いやぁぁぁっ! もぅ、もぉやめでぇぇっ! イぐの、やらっ! おひり、ほじほじぃ……もぉ、お尻苛めないでぇぇぇっ!!」

黒革の目隠しの隙間から大粒の涙を頬に伝わせ、飲み込む力を失った唾液を喉元に垂らしながら悲痛に歪んだ声で慈悲をねだっても、青年を嬲る男は無防備な尻穴にねじ込んだ指の動きをとめてくれない。柔らかな腸壁を容赦無く掻き毟り、限界まで穴を拡張し過敏な弱点である前立腺をリズミカルに押して強烈な快楽を叩き込んでくる男の右手の指から逃れたいと願いながらめちゃくちゃに身をもがかせてみても、二の腕を胸部に括り手首を背中で縛る縄を与えられ、足首と太ももを結び足に伸ばすことを禁じる縄を施され、それらの縄と地下室の天井に位置するフックを後から足された縄で結ばれ無様な宙吊りの状態にされた青年の裸体は必死なもがきに合わせて情けなくゆらゆらと揺れることしか出来ず、体内を蹂躙する男の指からはどうやっても逃れられはしない。
視界を閉ざされ、肉体の自由を没収された青年はなりふり構わない哀願の絶叫を無視されながら、尻穴のみを嬲られての絶頂へと押し上げられ続けるしか無い。惨めに勃起した男根から精液が噴き出しても一切勢いを緩めずに腸内の柔らかな肉を甘く抉ってくる男の指を拒みたくても拒めない状況に置かれた青年は、断続的に襲い来る悦楽と絶頂の波に悶絶しながら、男の思い通りにイき狂わされること以外、何も出来ることなどありはしないのだ。

「ゆりゅっ、ゆるじでぇぇ! おひり、ぐるじぃ……ひんこぉ、おがじぐなりゅぅぅっ! イぎだぐない! イぐのやなのぉぉ! だじゅ、げで! あぁ、イぐぅぅ! イがされぢゃぅぅぅっ!!」

喉が破れんばかりに放たれる許しを請う言葉を聞き流されながら、青年がまた射精を迎えさせられた。執拗に絶頂を強要され、吐き出す体液も枯れ果てかけている男根がほとんど白の混じっていないほぼ透明な精液を力無くとろりと零しながら、持ち主である青年の苦悶を表わすかのように痛々しく脈打つ。
けれど、男はやはり慈悲を欠片も見せない。限界を超えた絶頂に喘ぐ青年と男根を目にしても男は快楽を弱めず、訪れた絶頂に合わせて無意識に窄まった尻穴を体内に侵入させた指で無理矢理に掻き分けながら、過敏になった腸壁を摩擦し前立腺を指の腹で殴り、青年を次の絶頂へと追い詰めていく。

「ひぁっ、うぁぁぁーっ!! やら、やべでぇぇっ! 指、ゆび、やあぁぁ! ひぬっ、ひんじゃぅぅっ! おにぇがいゆりゅじでぇぇっ! イぐっ、イぐイぐぅぅ! ひっ……ぎゅぅぅぅぅーっ!!」

裸体を吊るす縄を耳障りに軋ませ、目隠しの下で眉根を寄せつつ頭部を仰け反らせ、理性を失った淫猥な悲鳴を地下室中に反響させながら、とうとう青年はその時を迎えた。それは男根から液体を一滴も分泌させずに達する絶頂。解放感を伴わずに絶頂の感覚だけが長く鈍く続く、永遠とも思える不完全な射精の瞬間だ。

「はぎっ、ひおぉ……っ! あっ、か、は……んいぃ……っ!!」

悲鳴を上げる余裕すらも無い、普通とはかけ離れた苦しい絶頂に吊るされた青年が裸体を痙攣させる。その生き物とは思えない程の滑稽な痙攣を目で味わい、喉の奥から絞り出すような苦悶の呻きに連動させて収縮を繰り返す腸壁の蠢きを指で堪能した男は、青年を嬲っていた甘い電流の余韻が遠ざかると同時に腸壁をいたぶっていた三本の指を引き抜いた。

「あぅっ!? あおぉ、んくぅっ」

前触れ無く指を引き抜かれ、その衝撃に喘ぎ鳴きながらもわずかに残されていた思考能力で淫獄の終わりを認識し、青年が縛められた身をよじらせつつ安堵の反応を見せる。そんな愉快な反応を愉しみながら手と指を濡らす淫液をズボンで軽く拭った男は、吊るした青年の正面の位置に用意しておいたソファーに腰掛け、青年の安堵が恐怖と絶望に変わる様を残忍な笑みを浮かべつつ鑑賞し始めた。

「あひっ? は、へ、おぉ……っ?」

尻穴の違和感に気付いた青年が、疲弊に染まった困惑色の声を漏らしながら裸体をくねらせる。そのくねりはじょじょにじょじょに理性を失い切羽詰まった物へと変化していき、やがて耐えきれなくなった青年ははしたなくパクパクと開閉を行って刺激を欲している尻穴を突き出しながら、ほんの数分前まで心から嫌がっていたはずの肛虐をねだる言葉を紡ぎ始めた。

「たっ、たひゅけへ……おひり、うずうずすりゅぅっ! い、弄って、ほじってぇっ! 奥まで指入れて、ぐちゅぐちゅ掻き回してぇぇっ!!」

無我夢中で発せられる、腸内への責めをねだる絶叫に耳を傾けながら。凌辱の最中にこっそりと指にまぶされていた媚薬によって絶え間無い発情と疼きを引き起こされ、薬効が失われるまで刺激が無ければ落ち着かない淫猥な状態にされた尻穴が一生懸命にヒクついて快楽を要求する光景に目を細めながら。無慈悲な男はもう射精が出来なくなってたから、悲鳴で死んじゃうと訴えていたからと白々しい言い訳を胸に抱きつつ、途切れない絶頂とは正反対の地獄に悶え苦しむ青年の裸体がみっともなく宙で左右に動く様子を、無言でじっと観察し続けていた。






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少年達は男を淫蕩に屈服させる

2020.12.10.Thu.21:00
相手が自分より小柄であっても、十数人に力を合わせられたらひとたまりもない。自分を倉庫へと誘導した少年とあらかじめ倉庫内に潜んでいた少年達の罠に嵌まって不意打ちを食らい為す術無く制圧された男は抵抗虚しく衣服を全て剥ぎ取られ、一糸まとわぬ裸体を仰向けで跳び箱の上に乗せられ、跳び箱の側面に手足をガムテープで縛り付けられ口にテープで栓を施された拘束状態を生み出され、そのまま意に染まぬ悦楽に容赦無く弄ばれる状況へと追いやられてしまった。

「んーっ! んぐっ、むぅ! んぶぅぅぅんっ!!」

塞がれた口で男がどんなに喚いても、無防備にさらけ出された男の裸体を好き勝手に弄り倒す少年達の手はとまらない。一際甲高い悲鳴を上げ倉庫の外に向かって助けを求めても、ここが自分達以外誰もいない夜の山中の合宿施設である以上その声は無駄でしかない。
跳び箱に縫い付けられた手足に全力を込めてみても、厳重に与えられた黒いガムテープの拘束はぎちぎちと軋む音を立てるのみで剥がれる気配を一切見せない。守る物の無い乳首を捏ね勃起した男根を扱き尻穴をほじくり回し汗ばんだ肌をくすぐるように撫でる少年達の手から逃れようと身を悶えさせてみても、大きく動きを封じられた男の裸体は快楽を悦んでいるような情けないくねりしか行えず、必死な男の足掻きは自分を弄ぶ少年達を余計に愉しませるという屈辱的な結果に終わってしまう。
手足を縛られ、言葉を奪われ、助けにも期待出来ない。そんな絶望的な立場に追いやられた哀れな男はもう、自分を罠に嵌めて無力化した少年達の思い通りに快楽を流し込まれ、絶頂を繰り返すことしか出来ない。自分よりも一回り以上年下である部員の少年達に捕まり、さらけ出された裸体全体を甘くいたぶられている教師の男は、年上としてのプライドと男としての尊厳を粉々に砕かれながら、少年達に心と身体を屈服させられていくしか無いのだ。

「むぐっ、ふぶぅぅんっ! うー、うふっ! んみゅぅぅぅぅんっ!!」

イってもイっても終わりの見えない絶頂地獄に狂わされながら、男が心の底から許しを求めて絶叫する。吐き出す精液を失った男根を何も放出出来ない不完全な絶頂に脈打たせ、とろとろに解れきった尻穴で少年の指を熱烈に締め上げて揉み込み、縛められた裸体の痙攣に合わせて真っ赤に充血しぷっくりと膨らんだ左右の乳首を小刻みに震わせながら、男がありとあらゆる誇りをかなぐり捨てた懇願の悲鳴を放つ。
それを耳にした少年達はお互いに顔を見合わせて頷き次の段階への移行を確認し合うと、醜悪に微笑み快楽責めはそのままにして言葉を取り上げていた口のテープを剥がし、愉快にイき狂わされ抗いの意思を削り落とされた教師に命令を下した。

「先生、はい、あーんして?」
「うっ、えふっ、あぶ、ぷあぁぁ……っ」

溜まりに溜まった唾液をだらしなく零し、小さく咳き込みながら喘いでいた男の唇を、張り詰めた少年の男根がつつく。その眼前に突き付けられた男根に対し、男は呆けた呻きを漏らしながらも思わず拒絶の反応を示し、ついさっき下された一方的な命令を忘れて唇を引き結び口内への侵入を敢行しようとする男根を遮った。
そうして無意識の反抗を見せた男に、少年達が笑い混じりに咎める言葉をぶつける。それは、男の選択肢を残酷に没収し、自分達の命令に従う以外の道を進めなくさせる非道な言葉だ。

「ほら、先生。あーんだよ、あーん」
「ちゃんとあーんしないと、もっと非道くしちゃうよ?」
「また口にテープ貼って、今度は目にもテープを貼って、その状態で気絶するまでイきまくらせながら……その様子を俺達のスマホでネット中継しちゃうよ? それでも良いの、先生?」
「むっ、ぐ……!?」

淫獄に悶え苦しめられるだけでなく、淫らによがり鳴く様を世界中に晒され人生を破滅へと導かれる。嬉々として告げられた冷酷な提案に戦慄した男は、恐怖に目を見開き継続して注がれている淫らな責めで快楽を極めさせられながら観念して口を大きく開き、少年の男根を受け入れる準備を整えた。
だが、少年達は服従の意思を見せた惨めな教師を目にしても辱めの勢いを緩めない。むしろ、少年達はようやく命令に従った教師に追加の命令を与え、自分達の手に堕とした教師を更なる屈服へと追いやっていく。

「口を開けただけじゃ分からないよ? どうして欲しいの?」
「ちゃんと言わないと、さっき言ったネット中継開始だよ? して欲しいことはちゃんと言わなきゃ駄目だよ、先生?」
「っ!……ひんこ、ひゃぶらへて、くらひゃいっ! おえがい、ひまふっ! ひんこっ、ひゃぶりひゃい、れふぅぅっ!」

限界まで開いた口で自暴自棄気味に叫び男根への奉仕をさせてくれとねだる教師に満足げな表情を浮かべた少年達は、裸体を襲う悦楽の波をより強く激しい物へと引き上げ代わる代わるに教師の口を男根で犯し精液を飲み干させながら、教師を従順な肉奴隷へと調教する淫蕩な合宿生活一日目の夜を体力が尽きるまで存分に堪能していくのだった。






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男達はあらゆる場所から暇潰し感覚で弄ばれる

2020.12.09.Wed.21:00
「んむぅっ!? ふぎゅぅぅぅっ!!」

一人の男が、黒革の目隠しの下で眉根を寄せ、口に装着された穴の無い黒のギャグボールの隙間から困惑色の嬌声を甲高く放ちながら、過剰なまでの拘束具によって背にした地下室の壁へと縫い付けられた裸体を苦しげにもがかせ生身ではどうにもならない拘束達を無意味に軋ませた。
そうして鳴り響き始めた淫猥な悲鳴と厳重な拘束が無駄な抵抗を嘲笑うかのように立てる音を耳にした別の壁へと縫い付けられている男達は、これ以上無い絶望に打ちひしがれながら朝九時の到来を、今日の淫獄が開始する時刻の訪れを把握させられた。
それは、逃げることも自ら命を絶つことも許されない状況で加えられる、予測すら叶わない不規則な快楽責め。次にどんな淫らな苦悶が注がれるか全く分からぬまま為す術無くよがり狂わされ続ける、惨めで無様極まりない淫蕩な地獄だ。

「ふぐっ、んむぅぅっ! あぶっ、おっ、うぎゅぅぅっ!!」
「んー! んふっ、ふぅ……あむぅぅぅんっ……!」

自らの胴体を抱き締めているかのような状態で腕を拘束し、表面に取り付けられた金具達と壁の金具達を短く結んでいる黒色の拘束服を着せられた上半身を必死でもがかせても、男達は自由を取り戻せず拘束服内部に取り付けられた左右の乳首をありとあらゆる動きで責め嬲る器具からも逃れられない。
つま先から太ももまでを一まとめにして包み込みきつく締め上げて動きを封じる黒革のブーツを履かされ、上半身と同じ形でそのブーツの金具と壁の金具を結合されてしまった足をめちゃくちゃに暴れさせてみても男達は誰一人として壁から離れられず、男根の根本と亀頭のすぐ下に巻き付けられたベルト型のローターの振動からも、尻穴にねじ込まれ奥深くまでをみちみちに埋め尽くした位置から抜け落ちないよう固定された男根を模した極太のアナルバイブが行う首振りからも離れられない。
視界を閉ざされた目から大粒の涙を零し、舌を噛み切る自害の選択肢と言葉を奪われた口で誇りを忘れた悲痛な哀願を放っても、その声は同じ立場に堕とされた者しかいない地下室に虚しく反響するのみで苦しみからの脱出には繋がらない。手足を縛められ、目と口を制限され、地下室に放置された哀れな男達は今日も、自分達を捕獲した者達の思い通りに弄ばれ望まぬ悦楽に苛まれるしか無い。
敵の策略に嵌まって一網打尽にされ、敵の本拠地へと連行された特殊部隊の男達は装備品と様々な行動を没収された裸体を、本拠地の各地に設置されたタブレット端末を通して暇潰し感覚で何十人何百人という敵達に容赦無く辱められるしか無いのだ。

「むぐっ、んぅ……んふぅぅぅんっ!!」
「ふぐっ、んもっ、おぼぉぉ……!」

もうイきたくない、イかせないでくれと心から願いながら喚いても、その喚きが欠片も聞こえない遠い場所で端末を操作している非道な組織の男は恥辱開始から十数分しか経過していないのに早くも二桁近い絶頂数となっている淫らな特殊部隊の男に対して侮蔑混じりの優越感を募らせながら乳首と男根と尻穴を責め立てる淫具の駆動を強め、絶頂を拒む叫びを上げている男に更なる絶頂を強要してくる。
早くイきたい、イかせてくれの思いを乗せたもどかしげな鳴き声を漏らしはしたなく腰をくねらせながら絶頂をねだっても、射精欲に狂う男がいる地下室の遥か上に存在する階層で端末を弄る冷酷な男は、画面に表示されている絶頂を我慢させた日数を眺めて醜悪に微笑みながらギャグボールに繋がったチューブに媚薬と栄養剤を混ぜた餌を流し込む操作を行ってより濃い発情へと追い詰めつつ、淫らな弱点をいたぶる淫具達の駆動をほんの少しだけ引き上げ、気持ち良さと欲望は増幅しているのにやはり射精には至らせてもらえないという残忍な拷問を何の躊躇いも無く地下室の男にもたらしてしまった。
それぞれ別の場所から別々の端末で抗えぬ裸体を悶え苦しめさせられる男達はもはや、特殊部隊としての自分と人間としての自分を砕かれながら同じ地下室に監禁された仲間達とは違う責めに心と身体を甘く屈服させられるしか無い。
敵の手に堕ちた特殊部隊の男達は今日も敵達が本拠地で仕事を始める朝九時から仕事を終える夕方五時まで、乳首のみで執拗にイかされ、尻穴のみで延々と射精を強いられ、萎える暇も与えられずにイきっぱなしの男根を休み無く震わされ、全ての箇所の淫具を同時に最強の駆動に設定されて気絶すらもままならない断続的な絶頂へと押し上げられ、発情と射精への渇望が膨らむ一方の焦れったい刺激で炙られ、憎むべき敵達の遊び道具としての役目を一日中、自分達の淫らな絶叫と淫臭が充満した地下室で仲良く担わされるのだった。






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男達は淫獄の棺の中で鳴き喚く

2020.12.08.Tue.21:00
目隠しの向こうから、甘く歪んだ絶叫が聞こえてくる。自身が進まされている通路の左右から、望まぬ快楽を拒絶しながらも抗えず淫猥に苦しめられている男達の悲鳴が、絶え間無く耳に届いてくる。
その痛々しい叫びにこれから自分に加えられようとしている辱めを嫌でも理解させられながら、男はどうにかしてこの危機から逃れようと裸体を必死にもがかせる。黒布の目隠しの下で眉根を寄せ、穴の開いた赤いギャグボールを噛まされた口から焦り混じりの唸りと飲み込めない唾液を零しながら、男が自分を縛める拘束と自分を連行している男達からの解放を求めてなりふり構わずに身をよじらせ続ける。
だが、状況は変わらない。男が意味を持たない唸りを放ちながら足掻こうとも、衣服と道具を没収された裸体へと着せられた厳重な縄の服は緩む気配すら見せない。男はその必死さも虚しく何一つとして変化をもたらせぬまま自分を拉致した男達の思い通りに不自由な歩行を強いられ、男達の目的地へと自らの足で移動させられるしか無いのだ。

「うぅ……んむぅっ……!」

何も見えず、しゃべることも許されない。背中で左右の手首と二の腕をきつく縛られた腕を胴体へと遊び無く括り付けられ、足首同士と太もも同士をぴったりと密着させられ、淫獄に悶え苦しむ男達の悲痛な鳴き声を為す術無く聞かされながら無言で背中を押し上半身を縛める縄を引く男達の力に屈して大きく動かせぬ足でよちよちと前に歩かされるしか無い。
そんな惨めな状態が、何十分続いた頃だろう。縄で一まとめにされた足を酷使しての歩行が生んだ疲労に苛まれ、男が自分を良いように扱う男達への怒りと恥部を露出しての歩行を強制されることへの屈辱を抱く余裕すらも失う程に憔悴しきった頃、不意に視界を遮っていた黒布の目隠しが外された。

「んぐっ……?」

突然に戻った視界に、男が目を眩ませる。そうして眩しげに目を細める男を醜悪な笑みで眺めていた男達は、光に慣れた目で眼前の光景を把握し、周囲の様子と合わせて絶望に打ちひしがれていく男の反応をたっぷりと味わった後に、無言を貫いていた口を開いた。

「捜査員さん、ここが捜査員さんが入るベッドだぜ」
「今日から毎日、このベッドで淫乱肉奴隷になれるよう調教してやっからな。他のベッドにいる先輩奴隷達に負けないくらいの立派な商品になれるよう、しっかり頑張るんだぞ?」
「や……えや……っ!」

愉快色に染まった声で男達がベッドだと告げたそれは、薄桃色をした小さな触手が内側にびっしりと敷き詰められた棺だ。とてもベッドとは呼べない悍ましい棺に入れられたら、間違い無く地獄が待っている。周囲に幾つも並んで置かれている、蓋を閉じられた全く同じ棺の内部から目隠しの向こうから聞こえていた淫らな絶叫が発せられている事実を認識した男は、捜査員としての誇りも忘れて心の底から恐怖し、ギャグボールを装着された口で拒絶の意思を紡ぎながら一層激しく縄を軋ませて身を暴れさせた。
もちろん、捜査員の拒絶と暴れは無駄以外の何物でもない。罪無き男を理不尽に捕らえ淫欲に溺れた奴隷に躾けて売り飛ばす非道な組織に所属する男達は、捜査員の怯え切った拒絶を嘲笑い諦め悪く逃れようと試みる裸体の動きを数人がかりで易々と制しながら抗えぬ捜査員を自分達がベッドと言い張る淫獄の棺へと仰向けに放り込み、更なる残酷な事実を伝えつつ内側に隙間無く触手があてがわれた蓋を捜査員入りの棺に被せていく。

「最初は嫌がってても、すぐに良くなるぜ? 何せこのベッドは、捜査員さんが調べてた媚薬を染み出させながら全身を嬲ってくれる優れ物だからな」
「んぅぅぅぅっ!?」
「安心しなよ。染み出させるのは原液じゃなくて数百倍に薄めた媚薬だ。絶対に壊しはせずに堪らない快楽を全身に注ぎ込んでくれる最高のベッドだから、捜査員さんは何も心配せずに理性とプライドを無くした淫乱肉奴隷になれるよ。良かったね」
「やぁぁ! あうえへっ! らひへっ!! えやぁぁぁぁぁっ!!」

ギャグボールに塞がれた口で喉が破れんばかりに放たれる許しを請う捜査員の声を無視しながら蓋を被せ、十数個の鍵を施して厳重に捜査員をベッドという名の残忍な棺にしまい込んだ男達は、救いを求めて喚き縄塗れの裸体を動かして触手だらけの蓋に弱々しい体当たりを繰り返す無様な捜査員を味わいながら棺の機構を作動させ、捜査員を先に捕らえた男達と同じ薄めた媚薬と身体中をいたぶる触手を用いた逃げ場の無い苛烈な快楽責めに追いやり、発せられ始めた捜査員の嬌声を背にその場を去って行った。

「んみゅぅぅぅぅーっ!? あぉっ、えうぅぅ! はぎゅっ、ひぎゅぉぉぉぉぉっ!!」
「捜査員さん、また明日な」
「俺達が明日来るまで、思う存分最高のベッドの寝心地を堪能しててくれよ」

聞こえはしないことを分かった上で別れを口にした男達が、他の棺に入れられている男達の声を愉しみながら歩き去ってしまったことなど知る由も無い捜査員は、縄拘束を与えられ快楽を散らす行動すらも満足に取れなくされた裸体を棺の中で苦しげに痙攣させ、表面に薄めた媚薬を滲ませつつ身体中をまんべんなく嬲り倒す触手達に断続的な絶頂へと押し上げられ棺の中で休み無い射精へと導かれながら、同じ棺に閉じ込められ同じ淫獄に狂わされる者達しかいない空間に、出してくれの意思を乗せた懇願の唸りを哀しく無意味に響き渡らせていた。






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捜査員達は真逆の淫獄に悶え狂う様を鑑賞される

2020.12.07.Mon.21:00
背後に位置する壁の中に左右の二の腕から先と太ももから先を飲み込まれた捜査員達は、無様に裸体をさらけ出し男根を露出させられる屈辱と恥辱に震えながらも、自分達を罠に嵌めた存在である私を鋭く睨み付け怒りを込めた反抗の言葉を仲良く口にしていた。
文字通り手も足も出せなくされた惨めな姿を私に嘲笑われながら、最後の仕上げとして壁から伸びたコードの先にある黒色の目隠しと黒い棒状の枷を装着され始めても気高き正義の立場である捜査員達は恐怖の反応を見せること無く拒絶の叫びを発しつつ目隠しを遠ざけるため必死に頭部を振り乱し、悪を憎む言葉を紡ぎながら隙あらば口枷を取り付ける私の手に噛み付こうと企んでいた。
だが、そんな捜査員はもう何処にもいない。機械仕掛けの目隠しと口枷を用いた淫猥な地獄をもたらされ、私が去った部屋で二時間たっぷりと苦しみ抜かされた捜査員達は正義の態度を跡形も無く叩き壊され、壁に並んで飾られた裸体をみっともなく痙攣させながらなりふり構わない懇願の悲鳴を放つ、淫蕩な獣へと陥落しきっていた。

「んーっ! んぐっ、あぶぅぅんっ!」
「ふーっ! んふっ、むぅ、んぐぅぅんっ!!」

怒気が完全に抜けた切なげな声を唾液と共に枷に塞がれた口から零し、苦悶の濃さを表わすかのように目隠しの下で眉根を寄せ頬に涙を伝わせる愉快な捜査員達。脳波に影響を与えて強烈な発情を無理矢理に引き起こす機構を備えた目隠しのコードと、口呼吸を行う度に強力な媚薬混じりの空気を吸入させる口枷のコードを鳴らしながら、私が部屋に戻ってきたことにすら気付かずに淫蕩に火照りきった裸体をめちゃくちゃに踊らせ硬く勃起した男根を上下左右に振り乱して逃げ場の無い欲望を誤魔化そうともがき苦しんでいる滑稽な捜査員達。その予想に従って淫猥に狂い己の正義を壊された捜査員達を眺めて目を細め、思わず口角を吊り上げた私は自覚出来るくらいに残忍な笑顔を浮かべながら、自分から見て左側にいる捜査員の目隠しの機構を手早く右手で操作した。
私の指が生み出した操作の衝撃で、捜査員がはっと顔を上げる。おそらく、私が戻ってきたことに気付いたのだろう。しかし、気付いたところで捜査員はどうしようも無い。私が操作した機械仕掛けの目隠しの機構は、出口の無い欲望に疲弊させられた頭で捜査員が哀願を紡ぐよりも早く、新たな淫獄を捜査員に叩き込む。脳波を直接弄くられ、感覚を好き勝手に支配され出した捜査員は許しを請う叫びを放とうとしていたであろう口で甘い絶叫を放ちながら生き物とは到底思えない程に痙攣し、触られてもいない乳首と男根と尻穴に作り出され始めた快楽に苛まれながら、堪えることも叶わない絶頂へと、イきっぱなしの状況へと陥った。

「みゅぐぅぅぅんっ!? あぶっ、おぉぉぉんっ! あぉ、えっ、えぉ、んむぁぁぁっ!!」

手足を壁に囚われた裸体を狂ったように跳ねさせ、ついさっき存在に気付いた私へ救いを望む余裕も無いまま暴力的な悦楽を追いかけることで精一杯となっている捜査員をしばらく愉しんだ私は、右側に顔を動かしまだ発情地獄の中にいるもう一人の捜査員の方を向いた。

「うぅ、あむっ……んぐぅんっ……!」

自分の右側から聞こえてきた甘く悲痛な仲間の声を聞き、仲間が快楽に責め立てられ出した事実と私の存在をはっきりと認識したもう一人の捜査員は、否定出来ない疼きに震えている裸体を逃がすかのように悶えさせながら恐怖と、湧き上がる期待の滲んだ唸りを漏らした。
自分も、仲間と同じように焦らしに焦らされた身体を弄ばれ、快楽に狂わされてしまう。もうすぐ火照りに火照りきった身体を慰める悦びを注がれ、切望し続けた快楽で狂わせてもらえる。
欲望に溺れることを嫌がる自分と、心から溺れたがっている自分。二つの自分をせめぎ合わせながら、捜査員は脈打つ男根を悩ましげに突き出す。崩れかけの理性をさらけ出し、淫欲に自我を奥深くまで蝕まれた瓦解間近の捜査員を目にした私は、イき狂うもう一人の鳴き声と射精姿を味わいながら左耳に唇を寄せ、冷酷に囁いて絶望へと追いやってやった。

「君は、まだお預けだよ。お友達が気持ち良く壊れるところを聞かせてあげながら、君はもっともっと熟成させてあげる。この動かせない腕や足を撫でられただけでも、逞しく腹筋が浮き上がったお腹を撫でられただけでもイけそうなくらいに熟させてから本格的にたっぷり苛めて、お友達と同じように気持ち良く壊してあげるからね、捜査員さん?」
「むぅぅぅ……!? んぅ、ぐぅぅんっ……!!」

仲間を壊されることへの恐れ。更に焦らし抜かれることへの恐れ。そのどちらとも付かない痛々しい声を発する捜査員を愉しみながら左耳から唇を離した私は部屋を去る前にあらかじめ用意しておいた一人掛けソファーに腰掛けて壁に飾った二人の捜査員の正面という最高の特等席を陣取り、脳に直接書き込まれる快感に絶頂し続ける捜査員と、隣で絶頂を繰り返す仲間に羨望を抱きながら追い打ちの発情地獄に心と身体を擦り減らされる捜査員の鑑賞を開始した。

「んーっ! んぐっ、ふぅ、ふぎゅぅぅぅっ!!」
「あぉ、うぁっ……ふぅ、んふぅぅぅ……!」

真逆の淫獄を与えられ、為す術無く悪への敗北へと進まされていく逃れられない二人の捜査員を観察しながら私はソファーに深く座りつつ足を組んでくつろぎの体勢を取り、捜査員達が完全に崩壊するまでの一部始終を静かに、悠然と愉しみ続けていた。






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少年達は執拗な拘束と男根への苦悶を与えられる

2020.12.06.Sun.21:00
黒革で作られた鍵付きの手袋を嵌められた少年達の手は握り拳を強要され、指を使いたくても使えない状態を作り出されてしまった。左右の手首と二の腕をきつく一つに括る黒革のベルトを巻き付けられた少年達の腕は、背中で大きく動きを制限され曲げることすらも許されない状況をもたらされてしまった。腕と同じ黒革のベルトを与えられ、足首同士と太もも同士をぴったりと密着させられた少年達の足は左右をわずかに離すことも出来ず、自力では立ち上がることも叶わないよう拘束を加えられてしまった。
だが、少年達に対する縛めはまだ終わらない。五人を捕らえ、力の源である五着のヒーロースーツを没収し全裸に剥いた身体に厳重な拘束を施した悪の男達は惨めに喚く程度の抗いしか見せられなくなった少年ヒーロー達に更なる拘束を追加し、ほんのわずかな抵抗と逃走への希望を容赦無く叩き潰してしまった。
うるさく騒いでいた口に棒状の黒い枷を噛まされ、一生懸命に悪達を睨み付けていた目に黒革の目隠しを装着された五人の少年は言葉と視界を奪われ、怒りを紡ぐことも、仲間達と視線で意思を交わすことも不可能にされた。目隠しの下で眉根を寄せ、焦りの混じった拒絶の唸りを放ちつつ必死に暴れる裸体を数人がかりで抑え込まれながら手首を縛るベルトと足首を縛るベルトを新たなベルトで短く結合された少年達は床を這って移動することもままならない緩い海老反りの体勢を強いられた。そして、すでに手も足も出せず見ることもしゃべることも禁じられた哀れな少年ヒーロー達はとどめとばかりに全身を締め付け手足の暴れを封じる十数本のベルトを無慈悲に巻き付けられ、左右を縛られ足と繋がれた腕を胴体へと括り付けるベルトと目隠しと口枷を固定しているベルトを別のベルトで結ばれ、拘束を解こうと身をよじるだけでも頭部と身体中に痛みが走る苦悶に満ちた無様な格好へと、五人仲良く変えられてしまったのだ。

「うぅ……んぐっ、ぶうぅ」
「ふぅぅ! んー……むぐぅぅ……っ!」

五人はもう、情けない声を漏らしながら床の上に転がり続けるしか無い。無防備にさらけ出された幼い男根を悪達の目から隠すことも出来ぬまま無意味に身悶え、無駄な足掻きが生み出した苦痛に呻く様を自分達を捕らえた悪達に嘲笑われるしか無い。
残忍に表情を歪めた悪の男達が仕上げとして守る物の無い自分の男根に非道な細工を加えてきても、拒む手段を一つ残らず取り上げられた少年達は為す術無く男根に機械を取り付けられ、悪達の思い通りに悶え苦しめられる屈辱と恥辱の道を同じ姿にされた仲間達と共に進まされるしか無いのだ。

「ヒーロー君達、それじゃ……お休み」
「明日から本気でお仕置きしてやるから、今夜はお友達と仲良く玩具でイき狂って、自分達の今の立場をしっかり理解するんだぞー? 分かったな?」

愉快の感情を露わにした問いかけの終わりと同時に、五人の男根にあてがわれた機械が残酷で淫らな責め苦を作り出す。
左右の睾丸と竿を包み込んだ状態で弱い振動を始めた黒い袋状の淫具が刺激に耐えきれず勃起した男根を強烈に圧迫する苦痛を味わわせながら、絶対に射精には辿り着けない生殺しの快楽を五人に注ぎ始める。

「みゅぅぅぅっ!? んぐっ、ぶ! ふうぅぅ!」
「あぶっ、んもぉぉ! ふぅ、ふぐっ、あむぅぅ!!」

まだ五人は、男根を襲う圧迫の苦痛しか感じていない。一切の自由を取り上げられた少年ヒーロー達は男根を嬲る淫具が生み出す真の地獄を知らぬまま痛みに絶叫し、全身の拘束を鳴らしながら快楽を嫌がる反応を示している。
その反応は朝になったらどうなっているだろう。自らの生体電気と体温を動力にしスイッチを切られない限り死ぬまでとまらない淫具に男根を緩くもどかしくいたぶられ、痛みを感じる余裕も無い程に射精欲を増幅させられた忌々しい少年ヒーロー達が晒す痴態はどれ程滑稽だろう。
そう心の内で思いながら、悪達は自分自身の動きで男根に快感を送ることも出来なくされた肉体をみっともなく跳ねさせている五人に向かって改めて別れを告げ、部屋の出口へと歩き出した。

「んじゃ、また朝に来るよ。それまで五人で悶え苦しんでな」
「良い子になったヒーロー君達を、愉しみにしてるぜー?」
「むぅぅーっ!! んもっ、ぶぐぅぅっ!!」
「ふーっ! ふぐ、むぅぅ! あぶぅぅぅっ!!」

これから逃げ場の無い淫猥な苦しみが訪れることを知る由も無い五人の少年ヒーローが発する怒り色の叫びを耳にし、翌朝比較して愉しむために理性が強く残っているその叫びを記憶しながら、悪の男達は捕らえた少年ヒーロー達を転がした部屋の扉を閉め、万一の脱出をも制する幾つもの鍵を、嬉々として施していくのだった。






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男は大小様々な尻穴絶頂で壊し尽くされる

2020.12.05.Sat.21:00
二の腕を胴体へと括り付ける縄と、背中で交差させられた手首を縛る縄を与えられた男の上半身は、腕の動きを大きく取り上げられてしまった。あぐらをかくような形で重ねさせられた左右の足首を縄に縛められ、その足首の縄に後から付け足された縄を自らの首へと結合された男の足は首と足を結ぶ縄よりも先には伸ばせないよう、暴れさせたくても暴れさせられないよう自由を奪い取られてしまった。
この手足では、抵抗らしい抵抗など行えない。逞しく鍛え上げられた筋肉質な裸体に力を込めてみても、頑丈な縄は軋む音を立てるのみで全く緩まず、男はどうやっても手足の拘束から抜け出せない。
逆らうことを禁じられ、自力で危機を脱することも叶わない以上、哀れな男はもはや全裸に剥いた自分に縄の拘束を施し、柔らかなクッションの上に仰向けで寝かせた憎い男の思い通りに扱われるしか無い。無防備にさらけ出された恥部に、自分ですら直接触れたことなどほとんど無い尻穴に淫らな辱めを加えられても、拒絶の手段を没収された男はされるがままに指で丹念に解された尻穴をいたぶられ腸内を蹂躙される以外に取れる選択肢などありはしなくて、男は自分を捕らえ身動きを封じた男の手で為す術無く望まぬ悦楽を覚えさせられながら、体内を掻き回される雌の快楽で絶頂に次ぐ絶頂へと無様に上り詰めさせられていた。

「あっあ、あぁ、っあぁ! もぉ、ひゃめ……やめっ、んあぁ! イぐの、やらっ、やめれぇぇぇっ!!」

自分に抗いを禁じ、好き勝手に悦楽で翻弄してくる男への怒りはまだきちんと胸に残っている。だが、今の男にその怒りを表わす気力と余裕は無い。表面に醜悪なイボを幾つも生やした極太の張型で尻穴を埋め尽くされ、その張型を容赦無く動かす男の右手によって腸壁に苛烈な快楽をもたらされ続けている男は自分を弄ぶ男を愉しませるだけと分かりきっている無意味な怒りの言葉を放つことも出来なくなり、終わりの見えない絶頂地獄の終了を欲する舌足らずな哀願を屈辱と恥辱に打ち震えつつも紡がざるを得ない限界を超えた状況へと追いやられてしまっていた。
だが、残酷な男は腸壁を嬲り倒す張型を握った右手の動きをとめてはくれない。誇りをかなぐり捨てた淫らな苦悶からの解放をねだる言葉を悔しさを募らせながら紡いでいる惨めな男を目と耳で堪能している無慈悲な男は、縄を鳴らして痙攣する男の足を左腕で抑えつつ右手の動きをとめるどころか逆に速めて尻穴を張型でめちゃくちゃに引っ掻き回し、逆らえない男に新たな絶頂を要求してくる。
無論、その強まった責めから逃れる術など男には無い。プライドを砕いてまで発した懇願を一蹴され、すでに嫌というほどに絶頂を強要された尻穴をまた絶頂に近付けさせられていく男はもう、残忍な男の意思に沿ってイくだけの存在に貶められるしか無い。手も足も出せず、みっともなく泣きじゃくりながら叫ぶ許しを請う言葉を聞き流される男は、縄を打たれクッションに寝転がされた裸体を滑稽によがり狂わせながら絶頂し続けることしか、出来ることなど残されてはいないのだ。

「あーっ! やっ、らぁぁぁっ! もぉ、イげないのぉぉっ!! しぇーえき、れない、がらぁぁっ! ゆりゅひへ、りゃめ、りゃめらめぇぇぇぇっ!!」

引き上げられた尻穴への淫獄で喉が破れんばかりに絶叫しながら慈悲をねだっても、醜悪に微笑む男は欠片も慈悲を与えてくれない。とっくの昔に吐き出す精液を失った男根が悲痛に脈打ち、虚しく先端の穴を開閉させながら不完全な絶頂に喘いでも、鬼畜な男はその愉快な空撃ちの様子を再度鑑賞するために右手を巧みに動かして張型で過敏な前立腺を狙い撃ち、男を断続的な絶頂の方向へと追い立てていく。

「あっ、はぎっ、ひぃぃぃ! イっ、イぐ、イぐぅ、イぎゅっ! やら、イぐぅ、ひぐぅぅ! イぐの、とまんにゃい、らめぇぇ! ゆりゅ、じで! やら! やら、いやらぁぁぁーっ!!」

すでに形のみの反抗すらも不可能となっていた心を途切れの無い絶頂で突き崩され、心臓の高鳴りがとまらず息苦しさが常に付きまとう淫猥な苦痛に苛まれていた肉体をより心臓が高鳴り息苦しさも加速し痙攣も抑えられない淫らな地獄へと叩き落とされた男は、自分を苦しめて愉しむ男を悦ばせる反応の数々を引きずり出されながらイかされ続け、これまで積み上げた自分を跡形も無く何十回何百回という大小様々な尻穴絶頂で壊し尽くされていくのだった。






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白犬は冷え切った小屋で淫らに鳴き喚く

2020.12.04.Fri.21:00
屋根があっても、窓が閉め切られていても、冷たく強い真冬の潮風に晒され明かりが落とされ暖房器具が一切設置されていない海辺の古びた小屋の中は凍える程に寒い。だが、今の男の身体はその寒さが気にならないくらいに火照り、暑いと感じる程の熱気に覆われている。
その熱は、全身を包み込み視覚を遮った上で手首と足首の部分に仕込まれた金属の錠をベッドの上下の柵へと繋ぎ、仰向けに寝転んだ男の肉体をX字に引き延ばした状態で固定している拘束具を兼ねた白犬の着ぐるみによる物。正確には、その着ぐるみに内蔵された甘く淫らな責め具による物だ。
左右の乳首と、男根。それらの位置にあてがわれた薄い機械が生み出す振動に嬲られ、望まぬ快楽に責め立てられている哀れな男の肉体は奥底から湧き上がる寒さを掻き消す程の淫猥な熱気に狂わされながら、一人きりの小屋の中で何度も何度も絶頂を強いられ続けていた。

「んぁぁぁーっ! あひっ、はひぃぃぃっ!! やら、りゃめ、イぐぅぅ! まら、イくっ……イっちゃぅぅぅぅっ!!」

あどけない表情を見せる犬のマスクを被せられた頭部を痛々しく振り乱し、厚い布越しに淫らに歪んだ絶叫を小屋の中へと響かせながら、男がもう何十回目かも分からない絶頂と射精に悶え苦しむ。着ぐるみの中ではしたなく尖りきった左右の乳首を小刻みに跳ねさせ、硬く勃起したまま萎える暇も与えられない男根を苦しげに脈打たせながら、男が乳首と男根を容赦無くいたぶる機械の振動から逃れようと考え、ベッドの柵へと遊び無く結合された手足をじたばたともがかせる。
だが、状況は何も変わらない。残忍に駆動を続ける機械はとっくに限界を超えている男に更なる絶頂と射精を淡々と要求し、男をより悲痛な苦悶へと追い詰めていく。手足を幾ら暴れさせてみても拘束は外れず、男は淫猥な地獄からの脱出はもちろん、視界を奪い内部に溜め込んだ淫臭と淫蕩な熱で快楽に翻弄されている自分に追い打ちを仕掛けてくる着ぐるみからの脱出も叶わない。
男はもう、機械が作り出す振動による悦楽に、為す術無く狂わされるしか無い。今の男はもう味方はおろか、拘束と恥辱を両立する着ぐるみを与え放置した存在さえもいない自分のみの空間で、無感情な機械に苛まれながらのみっともない絶頂を迎え続けることしか出来はしないのだ。

「あぁっ、いやら、やらぁぁぁんっ! もう、やめへ、イげない! もうイけにゃい! せーえぎぃっ、れにゃいのぉぉぉっ!!」

もはや吐き出す精液は一滴も残されてはいない。その事実を着ぐるみの中で涙を零しながら訴えても、機械達はとまってくれない。
吐精を伴わない絶頂に喘ぎ、喉が破れんばかりに助けを求めても、機械達は次の不完全な絶頂に男を追いやっていくのみで慈悲は欠片も見せてはくれない。男は着ぐるみに閉じ込められた裸体を痙攣させ絶叫を放ちながら、どうすることも出来ずにただただイき続けさせられるしか無い。

「あぁっ、んぁぁぁっ!! だ、じゅげで! だれかっ、た、ひゅけ、ひぇ! だっ……じゅげでぇぇぇぇーっ!!」

一際甲高い声で鳴き叫びながら、男が大きな絶頂に至った。拘束された着ぐるみ入りの裸体がベッドの上で背骨が折れそうなくらいに仰け反り、何も吐き出せない男根の跳ねに合わせて腰をガクガクと前後に揺らめかせる。
そんな無様極まりない絶頂の波が消え、ふっと脱力してベッドに肉体を落下させた男は、その落下の衝撃であることに気が付いた。乳首と男根を弄んでいた機械が駆動を停止していたのだ。

「はっ、ひ、んあぁ……っ」

乱れきった呼吸を整え、絶頂の余韻に震えている肉体を鎮めさせながら、男がぼんやりと機械の駆動について自分を置き去りにした存在から伝えられていたことを思い出す。この機械は自動で駆動を制御し、一度動き始めたら男が何度絶頂しようとも一時間が経つまでとまらないと言っていたことを。そして、駆動を停止してから一時間後にまた駆動を始め、再び一時間の絶頂を強制すると言っていたことを思い出す。
理性を取り戻した頭で伝えられていた駆動と停止の条件に関する記憶を蘇らせた男は、苦悶の終了に対して抱いていた安堵を絶望に塗り潰されながら着ぐるみの中で表情を恐怖に強ばらせ、まだ息が乱れていることも忘れて先程までとは違う色を持つ哀願の叫びを周囲に向かって放ち始めた。

「い、いや、いやらぁぁぁっ!! た、しゅけへ……お願い、誰か……このままじゃ、また、イかされる……っ!!」

一時間後に訪れる再度の絶頂地獄。それを拒絶し手足の拘束と格闘しながら白犬に変えられたふかふかの身体をよじらせる男は、今自分を包み込んでいる甘い熱を跡形も無く冷え切った小屋内の空気に削り落とされ寒さに凍える身体に熱を生み出す淫具の駆動をねだっている己の情けない姿を知る由も無いまま、淫猥に火照った肉体をめちゃくちゃに動かし快楽を遠ざけたい一心で救いを欲する声を発し続けていた。






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少年達は自らを父好みに調教する

2020.12.03.Thu.21:00
ノートパソコンのキーボードを忙しなく叩きながら、男が仕事の書類作成に勤しんでいる。その音を聞き、仕事に耽る男の背中を無言で見つめながら、二人の少年はその身をくねくねともどかしげに躍らせていた。裸体を背にした丸い柱へと縛り付ける縄を軋ませ、黒色の粘着テープに塞がれた口から時折抑えきれぬ唸りを小さく漏らし、少年達は幼い男根に固定された淫具がもたらす決して絶頂には至れない緩い刺激に為す術無く炙られながら、男の機嫌を損ねないようじっと大人しく生殺しの苦悶を耐え忍び続けていた。

「ふぅ、んふ、むぅ……」
「んっ……っふ、ふむっ……」

左右の手首同士と二の腕同士を繋がれ、足首同士と太もも同士をきつく一つにまとめられ、それぞれ別の柱へと立ったまま遊び無く縛り付けられてから何時間が経過したのだろう。許しを請う言葉を紡げないよう口をテープに閉ざされ、哀願の唸りも放たないよう男に言い付けられ、射精には辿り着けない弱い振動を繰り返すベルト型のローターを根本と亀頭の下に巻き付けられた男根を嬲る生殺しの悦楽に苛まれ始めてから、一体どれくらいの時間が経ったのだろう。
少年達はぼんやりと考えながら、パソコンを操作している男の背中と、弄りたくても弄れない太もも付近の縄に挟み込まれた男根のベルトを操作する為のリモコンと、すぐ隣の柱に拘束されたもう一人を潤んだ瞳で順番に見つめる。イきたくてもイけない。射精したくても射精させてもらえない苦しみを誤魔化すかのように目に映る情報を頻繁に変えながら、溜まる一方の欲望に責め立てられた少年達は無意識に腰を前後に揺らし、精液を吐き出したいという思いを縄に縛められた裸体全体で主張する。
そんな淫猥な自己主張が行われ出してからしばらくして、作業を終えた男が電源を落としたノートパソコンを鞄へとしまいつつ椅子から立ち上がった。そして、男は自分の背後で惨めに腰を振る二人の少年を目にして意地悪く微笑むと、一生懸命に射精をおねだりする二人に歩み寄って汗ばんだ頭を優しく撫でた後に、言葉を封じていたテープをゆっくりと剥がし、穏やかな声音で問いかけた。

「二人共、ちゃんと反省したか? もう二度と、パパの許可無しで勝手に射精もオナニーもしないって約束出来るか?」

少年達を意のままに弄ぶ鬼畜な男の仮面はそのままに、男は父の仮面を被って約束を破った息子達に問いを向けた。
その問いを耳にした少年達は、解放された口から溜まった唾液をだらしなく垂れ流しつつ切羽詰まった肯定の言葉を返す。愛しい父からの仕置きで射精欲を限界以上に膨らまされた幼い男根を無我夢中で突き出しながら、少年達は淫猥な約束を肯定するおねだりの叫びを仲良くなりふり構わずに放った。

「ひゃいっ、約束しましゅぅっ。もぉ、パパとのやくしょくをやぶりまひぇん、しゃせーも、おなにーも、勝手にしまひぇんっ!」
「なんれも、やくしょく守りまひゅ、からぁっ! イかせてっ、しゃせーさせてっ、パパぁぁんっ!!」

射精をねだる可愛い息子達。苦しげに脈打つ男根を焦らすベルト型のローターの駆動を強めて欲しいという願いを乗せて、一生懸命に柱に縛り付けられた裸体をよじらせる淫らに追い詰められた最愛の息子達。そんな二人が心の底から射精を欲する様子を眺め、興奮を加速させながら黒く微笑んだ父は、予定を変更して息子達の願いを意地悪く却下した。
必要に迫られ予想外の帰宅から作製した書類にまつわる仕事は移動時間を含めても一時間弱で完了する物であり、それが終われば今日は家に戻れること。加えて、淫乱に育ちすぎた息子達が最近約束を守らずに自慰を行う頻度が上がってきており、ここで一度きつい灸を据えて命令への服従を再度教え込む必要があることに気付いた男は、射精させてもらえることへの期待で胸を躍らせている息子達の淫らな悦びを否定し、約二時間の生殺しを味わわせて父への屈服を改めて決定付けるために二人のおねだりを却下した。

「駄目だ。前にもそう言って約束を破っただろう? 今日は許さないよ。パパとの約束を破ったらどうなるか、きちんと身体に覚えさせてあげような……」
「ひっ!? やぁ、やんっ、んっ、むぶぁぁっ!」
「ごめんな、しゃぃっ! パパ、ゆるひへ、たすっ……んまぁぁんっ!」

父の手が、脱がせた時近くのベッドにまとめて置かれていた衣服から取り出した少年自身のブリーフで容赦無く口を満たす。口内を埋め尽くす自身のブリーフを拒みたくても、手足を縄に拘束された二人は拒めない。ブリーフを吐き出せないように新たに引き出した粘着テープで再び口に栓を施されても、少年達は父の思い通りに口をまた塞がれるしか無い。
男根をもどかしくいたぶるローターの駆動を強めること無く帰宅時に脱いだ仕事用の衣服を身に纏い、反省を促す言葉を浴びせつつ父が部屋を去ろうとしても、少年達は絶望に打ちひしがれながらその姿を見送ることしか出来はしないのだ。

「それじゃあ二人共、自分がどう悪かったのかをしっかり考えながら苦しんでるんだぞ? パパが帰ってくるまで射精のことしか考えられないお馬鹿になりながら、良い子になれるようちゃんと反省をするんだぞ? 良いな?」
「んーっ! んむっ、むぅ、ぐふぅぅぅんっ!!」
「むーっ……むっ、うぅ! ぶふぅぅぅっ!!」

哀願の絶叫を虚しく聞き流され、扉の閉まる音と同時に射精への渇望が膨らみ続ける状況へと置き去りにされた哀れな少年達は、無慈悲な父の仕打ちに傷つきながらも全てを支配され抗えない快楽で翻弄されている事実に淫らに躾けられた心をはしたなくときめかせ、同じ立場に追いやられた双子の兄弟と共に心と身体を出口の無い悦楽に狂わされつつ、大好きな父の命令に従い何もかもを淫らに管理される従順な息子にして肉奴隷となれるよう、一分一秒ごとに反省を深め自らを父好みに調教し直していくのだった。






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魔術師は最愛の狼と永遠に添い遂げる

2020.12.02.Wed.21:00
一生を掛けても習得出来るか出来ないかという強大な魔術を幾つも習得し、それらの魔術を組み合わせ応用を加えて作り上げた自身にしか行使出来ない常に肉体を強化する魔術によって不老不死を手にした魔術師は、山奥に用意した小屋の中で魔術の更なる追求を行う悠々自適の日々を送っていた。
食事も睡眠も、娯楽以外の意味では必要とならない。青年の見た目から年を取ることも無く、悪意を持った魔物や病魔なども己の魔術で容易に振り払える。そんな敵も恐れも無い生活の中で、魔術師は小屋の近くで傷だらけの身を晒していた狼獣人の魔物の幼子を保護し、小屋の中へと招き入れた。
本来魔術の使えない獣人の魔物でも長時間掛けて教え込めば魔術を行使出来るようになるのかと、ふとした疑問が湧いたからだ。もし魔術を使えないと判明しても、それはそれで何の問題も無い。魔物の本能が強まり、自分に牙を突き立てようとしてきてもその時は培った魔術の力で撃退すれば良い。自分の疑問を解消するため、ただそれだけのために魔術師は狼獣人の幼子を育てた。不器用ながらも愛情を注ぎ、それまで必要でなかった食事や家事に関わる魔術が上達していく自分に驚きつつも、魔術師は狼との絆を深め、人間と魔物の垣根を越えた強固な関係を築き、そして……狼が発情期に襲われる年齢を迎えると同時にお互いの立ち位置に大きな変化をもたらした。

「ごめん、父さん……俺もう、抑えきれない、隠しきれない……っ! 父さんが、好き。小さい頃から、父さんを愛し続けてる。人間と魔物の俺が交尾するなんておかしいって分かってるけど、俺、父さんとしたいんだ。他の相手なんて考えられない、父さんが、大好きだよ……っ!!」

突然にベッドへと優しく押し倒しておきながら申し訳なさそうに謝る屈強な肉体を持つ狼の息子に、流れる時を停止させた父の肉体を大きく追い抜く程の巨躯へと成長したというのに幼い頃と変わらない泣き顔を晒しながら苦しげに愛の感情を吐き出す息子に、魔術師は思わず自分に覆い被さった逞しい身体に腕を伸ばしきつく抱き付きながら、その愛を受け入れた。
もう、自分一人で暮らしていた時のことなんて思い出せない。息子となった最愛の狼がいない生活なんて考えられない。何より、自分の期待に応えようと魔術の勉強を行う姿を見た際に、着替える時に露わとなる逞しい肉体を目にする際に、発情期を迎えた狼が振りまく甘ったるく蠱惑的な体臭を嗅いだ際に湧き上がった親としてはあり得ない感情を否定することなど、もはや出来はしない。
お互いがお互いに抱いている想いを剥き出しにし、種族の壁、年齢の壁、そして親子の壁を壊した狼と魔術師は二人で毎晩仲良く就寝していたベッドの上で衣服を脱ぎ捨てて裸体となり、欲望を解放した背徳的な交尾に耽るための準備を行った。

「あぁつ、○○……おひり、気持ち良い……すごい、またイっちゃう……○○の舌で、おひりで、イっくぅぅっ……!」
「んむっ、っは……父さん、可愛い。俺の舌にお尻の穴を舐められて感じてる父さん、とっても可愛い。んちゅ、はぁ……俺の舌で蕩けてる父さん、最高だよ……っ!」

狼獣人の分厚く長い舌で熱烈にねぶられ中を丹念にくすぐられている魔術師の尻穴は、すっかり解れきりはしたなくパクパクと開閉を繰り返す状態となっている。ベッドの上で父に尻を高く掲げさせ、夢にまで見た可愛い穴をじっくりと責めながら穴のみの刺激で射精を何度も迎える淫らな父の男根を存分に堪能した息子は、父の尻穴の緩みを確認し自分の男根の限界を認識した上で心地良さげに震えている父の裸体を優しく仰向けに転がし、不安げに問いかけた。

「父さん、入れるよ。俺の舌でたっぷり慣らした父さんのお尻に、俺のチ○コ、入れるよ……?」

長年押し込めてきた想いが通じた実感がまだ完全には湧いていない狼が、拒絶に怯えながら父に問う。発情に苛まれ、愛しい父の痴態で興奮を加速させられているというのに自分を律して怯えながら尋ねる狼に穏やかな微笑みを返した魔術師は、息子が男根を挿入しやすいよう足を開きねだるように収縮する穴を見せ付けつつ、問いに対する返事を口にした。

「あぁ、良いよ。○○のチ○コ、父さんにちょうだい? 俺も、父さんも○○が好きだから……○○と、一つにならせて?」
「っ、父さん……っ!」

無自覚に扇情的な父のおねだりに男根の硬度を高めながら、息子はパンパンに張り詰めた狼の男根を父の尻穴へとゆっくりねじ込む。腰を振り乱したい衝動に駆られる自分を制しながら男根を挿入する息子の優しさと、痛みを一切与えず幸福に満ちた圧迫感と摩擦のみを生み出しながら体内を埋め尽くしていく太く逞しい狼の男根に心と身体をときめかされた魔術師は、数回射精へと導かれた自身の男根を再び硬く勃起させつつ抱き寄せるように白銀の体毛に覆われた息子の身体に手足を這わせ、父の威厳を忘れきった悦び一色の嬌声を上げて嬉しいの感情を露わにした。

「あぁぁんっ! ひゅごい、ひんこ、しゅごいぃっ! きもひぃ、きもちぃぃっ! おにぇがい、うごいへっ。もっと、もっろきもひよくひてぇっ! おれを、ひあわせにさせてぇぇぇっ!!」
「父さん……父さん、父さん……っ!!」

理性を壊すには十分すぎる快楽を欲しがる父の言葉に突き動かされる形で息子は少しずつ腰を振り出し、じょじょにその速度を上げていく。
自分の全てを充足させていく甘い快楽と恋心を味わい淫欲に自らの意思で溺れながら、自分が放つ淫らな鳴き声と息子が漏らす幸せそうな呻きを耳にして幸福を更に大きな物へと育てながら、孤独に暮らしていた魔術師は狼を保護した時には欠片も想像していなかった淫蕩な至福を噛み締めていた。
果たして獣人の魔物でも魔術を使えるようになるのか。十数年前に募らせた疑問の存在を完全に忘却した魔術師は、息子である狼から無意識で掛けられた恋の魔術に陥落し、その魔術の効果によって狼と永遠に添い遂げるつがいへの道を心の底から望み、狼と共にその道を幸せに進んでいくのだった。






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青年は至高の性処理道具で変化をもたらされる

2020.12.01.Tue.21:00
機械のアームが、自身に固定された薄紫色のオナホールを上下に動かして、根元から先端までをオナホールにすっぽりと包み込まれた青年の男根に甘い快楽を流し込む。硬く勃起させられた男根を責め立てるオナホがもたらす淫らな幸福に悶え苦しめられる青年は、堪えることも叶わない悦びの波に為す術無く押し流され、あっという間に射精の瞬間へと上り詰めさせられていく。
だが、青年は射精を迎えさせてはもらえない。青年の絶頂が迫っていることを感知した機械は自身に仕込まれたプログラムに従って射精の寸前でアームを大きく動かしイきたがっている男根をオナホから引き抜くと、淫らな体液に汚れたオナホをアームから外して清潔かつ先程とは内側が違う形状をしたオナホをアームに装着し、射精欲が引いてしまった男根を再びオナホの中に収め、また寸前の快感を逃れられない青年の男根へと残酷に送り込んでくる。青年は射精を迎えたくても迎えさせてもらえぬまま、オナホを交換しつつ寸止めを繰り返す機械の無慈悲な責めにただただ、嬲り続けられることしか出来はしないのだ。

「んぅーっ! あぅっ、おぉ、はっ……おぉんっ!」

何度も何度もおあずけされ、はち切れそうな程に肥大化させられた射精欲に苦悶する悲鳴を口に装着された黒い棒状の枷ごしに放ちながら、青年は裸体をじたばたともがかせる。終わりの見えない生殺しの地獄からの解放と、蓄積させられた射精欲の放出を欲して、青年は仰向けに寝かされた台に縫い付けられX字に引き延ばされた体勢で固められた裸体をめちゃくちゃに暴れさせる。
しかし、どんなに足掻いても状況は変わらない。青年の全身を縛め台へと括り付けている内側に柔らかなクッションがあてがわれた黒革のベルト達は緩む気配すら見せず、なりふり構わずに腰をくねらせてもアームは淡々とオナホを動かし続けるのみで男根の苦しみからも抜け出せない。自由を取り上げられ、淫獄からの脱出も行えない哀れな青年はもう、ふかふかの枕の上で頭部を振り乱し痛々しくくぐもった悲鳴を上げながら、無抵抗の裸体を出口の無い快楽に苛まれるだけの存在でしか無いのだ。

「うぶっ、むぐぅぅんっ! あふっ、ふぅ、むぉぉんっ!」

イきたいのに、イかせてもらえない。我を忘れて男根をめちゃくちゃに刺激したいくらいに心と身体を淫欲に追い詰められているというのに、拘束された青年の手足はパンパンに張り詰め疼きに疼いているオナホに囚われた男根に、追加の快楽を惨めに注ぐことすらも許されない。

「みゅぅぅぅっ! あぉっ、へっ、おぉぉぉんっ!!」

誰か、助けて。溜まる一方の欲望で内側から狂わされ、思考と肉体を淫らに炙られ続けた青年は、本心から慈悲を求めて甘く惨めに鳴き喚く。すると、まるでそれに応えるように機械のアームが駆動を停止させた。再度の寸止めを強いり、オナホを男根から離した状態で動きをとめた機械に気付いて困惑と安堵の感情を募らせる青年。そんな青年に向かって、青年を繋いだ台から離れた位置で作業を行っていた男が穏やかな声で言葉を掛けながら、右手に握ったそれまでとは違う薄桃色のオナホを見せ付けた。

「お客様、お疲れ様でした。こちらが、集めたデータを元に作製したお客様用のオナホールの試作品となります。それでは早速、お客様にお試し頂きますね」

笑顔で言いつつ、男は青年の男根を作り上げたばかりである専用のオナホで包み込んでいく。何十回にも及ぶ寸止めの中で得た情報を元に生み出したオーダーメイドのオナホで、射精欲を限界以上に溜め込んだ青年の男根を圧迫していく。その効果は、あまりにも絶大で。

「んふっ!? んもっ、むっ、あぶふぅぅぅんっ!?」

良いところ全てに密着し、細かなイボで絶えず揉み込むような刺激をもたらす自分の男根に合わせて作られたオナホの快楽に襲われた青年は、オナホが男根全体を覆うまでの間に堪えきれずに絶頂を迎え、大量の精液を勢いよくオナホ内に撒き散らしてしまった。

「具合の方は……お尋ねするまでも無さそうですね。圧迫の方は大丈夫ですか? ここがきつい、過剰に締め付けられる、といった不満点はございませんでしょうか?」

質問を向けつつ、男が左手の指を誤って舌を噛まないようにと装着させていた口枷に掛け、下にずらして青年に言葉を許可する。
数時間ぶりに言葉を取り戻した青年は溜まっていた唾液を大量に垂れ流しつつ、焦燥に歪んだ声音で男の問いに応えた。

「無い、無いれひゅぅっ! おっ、おにぇがい! 早く、擦って……ひんこ、しこしこ、してぇっ!」

不満点は無い。それよりも快楽が欲しい。無我夢中でそう告げる青年に、男が微笑みながらまた尋ねる。

「この後はお客様自身の手で自慰を行って、試作品の具合を確認して頂くつもりだったのですが……私の手での確認でよろしいでしょうか?」
「良い、良いでしゅぅっ! 早く、早くぅんっ! イきたい、しゃせーじだい、もっとひたいのぉぉぉっ!!」
「かしこまりました。では……存分に、お愉しみくださいませ」

ごく希に訪れる、自分の問いの意味を理解する余裕も無くしもっともっとと射精をねだる客の痴態に目を細めながら、男は自分が客のために作ったオナホを握った右手を動かし、客を射精に導くための快楽を生み出し始めた。

「あぁっ、ひゅごい、ひゅごいぃっ! イぐっ、じゅっとイぐ! イぎっぱなじ、なりゅぅぅぅっ!!」

自分の気持ち良い場所全てを的確に責め立てるオナホと、それを作製し上下に往復させる男の右手によって淫蕩な幸福を感じさせられる青年は断続的にやって来る絶頂を心の底から嬉しがりながら、自分がこの男にオナホの作成を依頼した真の目的も忘れて射精を繰り返し、舌足らずとなった口で充足感に満ちた鳴き声を失神するまで発し続けていた。




突然付き合いが悪くなり、がらの悪い連中とつるむようになった。真面目だった子が夜遊びに耽るようになり、誠実とは呼べないような者達と平気で外泊を繰り返すようになった。そんな依頼人達の言葉を受けて調査を行い男の店に辿り着いた探偵の青年は、その変化の理由を身を持って思い知らされていた。
男自身は何もしていない。男に依頼した者達は、自らの淫欲で勝手に変わったのだ。苛烈な悦楽の虜となり、自分専用に作られたオナホだけでは物足りなくなった者達がそれ以上の刺激を欲する本能を抑えきれずに心と身体と行動を変化させてしまったのだ。
男には何の罪も無い。ただ特殊な行程を経て、至高の性処理道具を彼らに販売しただけ。快楽中毒となり、歪んだ手段で淫欲を満たそうと考えるようになったとしても、それは結果的に彼らがそれを選択しただけであり、男が非難に晒されるべき事象ではない。
そう思いながら、青年探偵は外出中の札を下げた探偵事務所の奥にある寝室で、今日も自慰に耽っていた。男が作った至高のオナホールを右手で動かして自分の男根を苛め、更なる快楽を追求したいという欲望を抑えきれずに自分で開発してしまった尻穴を床に置いた極太の張型でほじくり回し、ベッドの側面に背中を預けた裸体を上下に揺らしながら左手でぷっくりと尖り女の物よりも長く大きく成長してしまった左右の乳首を交互に捏ね回しながら、青年は探偵としての仕事はおろか雄としての誇りも忘れきり、欲望に溺れる怠惰な日々を送っていた。

「あぁっ、もっとぉ……全部、気持ち良い……気持ち良い、のにぃ」

足りない。もっと欲しい。
とめど無く湧き上がる際限の無い欲望に苦しみ、依頼人達が心配を向けていた者達も同じ心境だったのだろうかとぼんやり考えながら、青年は今回の依頼を調査する最中で知ったより激しい快感の入手に繋がる淫蕩な店や団体の情報を思い出しつつ男根と尻穴と乳首を嬲り倒し、もどかしさと自身の陥落を加速させるだけの絶頂を何度も何度も迎えるのだった。






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