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無様な男を乗せて豪華客船は進む

2019.07.31.Wed.21:00
人生初の豪華客船に乗り込んでから二日目の夜。書き物を終えた男は立ち上がって伸びをすると自室の風呂場へと移動した。
浴槽から少し離れた場所に置かれている籠に脱いだ服を入れつつ、男は湯を溜めようとバルブを回す。しかし、湯は出てこない。昨夜は問題無く出ていた湯は、一滴たりとも現れない。
故障だろうか。そんなことを考えながら男は締めようとしていた浴槽の栓を手から離し、上半身のみ裸となった姿でもう一度バルブを回そうとした。
バルブへと再度近付く男の右手。何の警戒も無く湯を出そうと考えて動かされるその右手は、バルブの直前でとまった。湯が出るはずの場所から、予想外の物体が勢いよく溢れ出たからだ。

「っ!? なっ……!?」

湯の代わりに溢れ出たそれは、ほんのりと白みがかった気体で。その気体はあっという間に狭い浴室内に充満していき、半裸の男を包み込んでいく。
その状況に危機を感じた男は浴室から脱出をしようと、ドアノブに手を掛けた。昨夜と同じように、男はドアノブを右に回して扉を押す。
だが、扉は開かない。押しても引いても必死で体当たりをしても、扉はビクともしない。

「えほっ、ぐ、はぁっ……くぅ、あぁぁ……!」

薄い白色の気体に満たされ切った浴室内で男は諦め悪く扉を叩き続けていたが、その力は気体を為す術無く吸入させられる度に弱まっていき、男はとうとう扉の前でぐったりと脱力し立ち上がることすら出来なくなってしまった。
男はもう、浴室内に流し込まれる気体が無くなっても動けない。気体の流入が停止するのに合わせて自動で起動し始めた換気の為の機構によって浴室内の空気が澄み切っても、男は扉近くの壁にもたれかかった体勢から離れられない。先程開かなかった扉が開き、醜悪な笑みを浮かべた男達が無様に脱力した自分を笑い飛ばしてきても、男はただただ屈辱と油断していたことへの後悔を募らせるしか無い。
罠に嵌められ、抵抗を禁じられた男は、自分の正体を暴いていた敵の目論見通りに捕らえられるしか無いのだ。

「捜査員さん、特製のミストサウナは身体中が蕩けちまうくらいに格別だっただろ?」
「俺達の船にわざわざ潜入してくれた捜査員さんをもてなす為に用意した甲斐があったよ」
「でも、これはほんの序の口だぜ? これから毎日、捜査員さんを愉しくもてなしてやるからな。存分に味わってくれよ……間抜けな捜査員さん」
「うぁ、く、うぁぁ……」

力の入らない肉体を無理矢理に立たされ、下半身の衣服を抵抗すらさせて貰えずに脱がされた捜査員の男は、自分を捕らえた男達が愉快その物の表情を見せながら引き出す黒色のガムテープが立てる耳障りな音に恐怖の感情を抱き、怯えの滲んだ顔で男達を楽しませてしまっていた。



今日も豪華客船は海の上を進んでいる。元々設置されていた遊技場や食事処に加えて捕らえた捜査員を悪事に関わっている一部の乗客に娯楽として提供しながら、優雅に海上を進んでいる。
朝も昼も夜も無く尻穴を弄ばれ、男根を責め立てられ、全身を精液に塗れさせられる日々に置かれた捜査員は、どうにかしてここを抜け出したいと願いあらゆる試行錯誤を繰り返したが、淫らな地獄からの脱出に繋がる術はいつまで経っても見つからない。
背中で伸ばしたままガムテープで厳重に縛り上げられた腕を振り、折り畳んだまま伸ばせないよう足首と太ももをテープで執拗に括られた足に力を込め、頭部を振り乱して目と口を塞ぐテープを振り払おうともがいても捜査員のその動きは無意味に体力を消耗し、惨めな足掻きで嬲る者達の目を悦ばせるだけだ。

「んーっ! むぅ、んむぅぅっ! うぐ、ふぅ、ぶむぅぅぅぅっ!!」

閉ざされた口で放たれる哀れな捜査員の絶叫は助けの来ない客船の一室に一日中虚しく響き、責める者の好みと責めの内容に応じてその悲痛さと無様さを変化させるのだった。






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ヒーロー達は内側から支配され淫らに自分を慰める

2019.07.30.Tue.21:00
スーツの力を使っただけでは、非人道的な改造を施され手強さを増す一方の怪人にはいずれ敵わなくなる。しかし、スーツの機能をただ引き上げたら身体がそれに付いていけず、そのスーツを着て戦った者はいずれヒーローとしての活躍は二度と出来なくなるばかりか日常生活さえまともに送れなくなってしまう。
ヒーローによって作られたヒーローの為の組織が抱えるそんな悩みを耳にした私は得意分野であるナノマシンの技術を使ってその悩みを解決する方法を生み出し、それをヒーロー達へと提供した。それは怪人側の非人道的な改造とは全く違う、一切負担を掛けずにヒーロー達の肉体を改造して機能を高めたスーツの出力に耐えられるようにする方法だ。
この方法ならば時間は掛かるものの、一日一回程度のナノマシン注射で事足りる。それもただ肉体をスーツに耐えられるようにするだけでなく、視力や聴力といったヒーローとしての活動に役立つ能力もついでのように強めることが出来る。
私からこの方法を提供され、実際に使ったヒーロー達は全員がそれまでを超える実績を上げ、より性能の良いヒーロースーツと共に悪の組織を幾つも叩き潰した。その活躍を見ていた他のヒーロー達は私への猜疑心を薄めてナノマシン注射を受け入れ、同じように更なる実績を作り悪を打ち倒す確かな結果を出した。
今ではヒーロー達は全員、私のナノマシンを体内に宿している。最前線で戦うヒーローはもちろん、指揮を執る側のヒーローも私のナノマシンによる改造を受け、肉体の強化及び強化されたスーツを使いこなせるようになっている。
彼らの使命に貢献したことが生んだ結果に私は喜びを募らせている。だが、それももう今日で終わりだ。
街を襲い人々を攫っていた悪の組織は昨日、完全に壊滅した。悪の総統である人物を激しい攻防の末に敗北へと追いやり、悪の組織を瓦解させた以上、ヒーロー達の仕事はこれで終わり。つまり、私がナノマシンを使ってヒーロー達の肉体を改造する役目も、これで終わりということだ。
祝勝会と銘打ったヒーロー達の宴に唯一ヒーローでない人物として参加していた私は、若干の寂しさを抱きながら親しくなったヒーロー達と語り合っている。そこに、私を呼ぶ声がした。それはマイクを通した声。宴をまとめているヒーローが、私を壇上へと招く声だ。

「指揮官達のお言葉に続いて、次は○○博士のお言葉です。この方がいなければ、我々はヒーローとしての使命を果たせなかったでしょう。皆、○○博士に盛大な拍手を!」

その声を聞いて立ち上がった私に、割れんばかりの拍手が寄せられる。その拍手を浴びながら、私は壇上へと向かっていく。
先程私を呼んだヒーローが小さなスタンドに固定していったマイクの前に立つと、ヒーロー全員の嘘偽りの無い尊敬を込めた視線が私へと向けられた。その視線一つ一つを噛み締めながら、私は全員に語りかける。

「皆さん。○○です。ヒーローとしての役目を皆さんが無事に果たせたこと、そしてそれに私が大きな助力を行えたことは、私にとって最高の喜びです」

私が全員の視線一つ一つを噛み締めたように、ヒーロー達も私の言葉を噛み締めている。

「悪が消え、この組織が解散となる。平和となり、ヒーローの皆さんが戦わなくて良い日常が訪れる。私はこの日をずっとずっと待ち侘びていました」

本当に言いたい言葉を嘘の壁で遮って自分を焦らし、零れ出そうになる笑いを抑え込む壇上の私を、ヒーロー達は何も気付かずに見上げている。
そんな間抜けな彼らに自分の本性をさらけ出し、絶望を刻み込む快感に全身をゾクゾクと震わせながら、私は言葉を紡ぎつつ白衣の右ポケットに隠していた機械を操作した。

「皆さんの活躍のおかげで、邪魔者がいなくなりました。これからはこの地球は私達の組織が平和に支配しますから、ヒーローの皆さんはこの部屋で永遠に、気持ち良く休息していてくださいね」

何だか様子がおかしい。私の言葉に違和感を抱いていたヒーロー達は、私の右手がポケットの機械を弄った途端、一人残らず惨めな状態となった。
私が作り出したナノマシンの本当の機能によって肉体の自由を奪われたヒーロー達は、全員が身に着けていた衣服を脱ぎ捨てて全裸となり、自らの手で乳首や尻穴を捏ね回し、男根を夢中で扱く淫猥な自慰を強制され始めた。誰も、それに抗えない。全身に行き渡ったナノマシンに内側から肉体を支配されたヒーロー達は感度を異常なまでに引き上げられた自身の弱点を容赦無く弄ぶことしか出来ず、私が部屋の入り口へと笑いながら歩いて行っても涙に濡れた目を向け甘く歪んだ無様な鳴き声をぶつけるだけだ。

「それじゃあ皆さん、ゆっくり休んでください。私達の組織が地球を掌握しきったら、人々の恐怖を煽るために使ってあげますから、愉しみにしていてくださいね」
「あぅっ、あ! んぁ、あぉぉぉぉぉーっ!」
「ふ、ぎぃっ! んぅ、あぅ、はぉ、ぐひぃぃっ!」

この建物はヒーロー達の本拠地であるために公にはなっておらず、間違ってもヒーロー達がイき狂っている部屋に立ち入る者はいない。私が開発し馬鹿なヒーロー達に投与し続けたナノマシンは自慰を強いり肉体の感度を高める機能に加えて精液を体内で栄養へと変換する機能と精液を積極的に皮膚と口から摂取させる機能を持ち合わせている、その為しばらくは餌を与えなくとも仲間と自分の精液だけでヒーロー達は眠ることすら必要とせずに快楽を貪り続けられるだろう。
助けも望めず、わずかな休息さえも禁じられた状態で全員仲良く絶頂を迎え続ける哀れで愉快なヒーロー達の哀願混じりの喘ぎを堪能しながら部屋の扉を締め鍵を掛けた私は、柔和な科学者の仮面を完全に捨てると長い期間を経て対立する組織を消しつつヒーローの組織を無力化させる計画が大成功となった事実を伝えるために部屋の前を立ち去り、偉大なる総統が待つアジトへと向かっていた。






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ヤンキー尻穴ガン堀りレプ
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双子は快楽と愛情で淫らに屈服する

2019.07.29.Mon.21:00
他人の家に勝手に上がり込み、夕食として作られたおかずを食べる。勝手に庭に入り込み、花壇を荒らしていく。そういった小さな悪事を繰り返していた双子の少年に、町の住民達は手を焼いていた。双子の親に注意しても返事はその時ばかりで改善は全くされず、改善されないことに文句を放つと双子の親は逆上し支離滅裂な自己弁護と理不尽な怒りに任せた罵詈雑言を文句を放った者に浴びせてくる始末であり、町の住民はただただ双子とその親、そして役に立たない警察に苛立ちを募らせる一方だった。
だが、そんな日々がある時を境に一変した。双子の少年達が、町で悪さを一切働かなくなったのだ。
理由は分からないが、被害を受けなくなったことは事実。故に住民達はようやく訪れた平穏に安堵を抱いている。双子に必要な躾も行わずに放置し、文句を煩わしいと感じていた双子の親もうるさい言いかがりが消えたと喜んでいる。
誰も、双子の変化の原因を探ろうとはしない。町の住民はもちろん、双子の親でさえも二人が頻繁に町に隣接している山へと足を踏み入れていることを把握していない。
山の頂上付近に立てられた一軒の家で、双子が何をしているか。双子に対して、家の主である男が何をしているか。誰にも一切知られぬまま、一人の男と二人の少年は今日も秘密の関係を愉しみ、淫蕩な悦びを味わっている。

「ご主人、様……どうですか?」
「僕達……似合ってますか? ご主人様」

何度も畑や庭を荒らした自分達に対して淫らな仕置きを加え快楽の虜にした男に服従する幸せを感じながら、双子は男が用意した兎を模した衣装をまとった身体を男に見せ付け、快楽を与えて貰えるように腰を前後に揺らして男を誘惑する。
それを見た男は、逮捕覚悟でそれまでの憎しみを込めて欲望のままに双子を快楽で責め立てて屈服させた男は自分が用意した白い兎の耳の飾りを可愛らしく頭部で揺らし、兎の足に似せたグローブを嵌めた手で尖りきった乳首と膨らんだ幼い男根を強調し、手のグローブと同じく白くふわふわな毛で覆われたブーツを嵌めた足を大きく開いて立ち勃起した男根と兎の尻尾が付いた極太のアナルバイブを飲み込んだ尻穴がよく見えるようにしている以前からは比べ物にならない程従順になった淫らな双子の様子に満足げな笑みを浮かべながら、双子に飼い主として言葉を放った。

「あぁ、よく似合ってるぞ。俺のチ○ポが好きで好きで仕方ない、チ○ポ狂いの淫乱兄弟に相応しいエロ兎の格好だな」

主である男に似合っていると褒められた双子は、男が褒め言葉の後に口にした自分達の淫らさを再確認させる言葉に反応して肉体の発情を更に高めていく。
二人の乳首はこれからの快楽に期待し、主に向かって触ってとねだるように尖りきっている。二人の男根はパンパンに張り詰め、早く気持ち良くして欲しいという二人のはしたない願望を透明な蜜に変えてとろとろと零している。二人の尻穴は腸内を埋め尽くすアナルバイブへと熱烈にしゃぶりつき、バイブと繋がっている兎の尻尾をいやらしくひょこひょこと跳ねさせている。

「二人とも、ご主人様に可愛がって欲しいか?」
「っ! はいぃっ! ご主人様にぃ、いっぱい、いっぱい、可愛がって欲しいですぅっ」
「お願いしますっ、淫乱な僕達を、たくさん可愛がってくださいぃっ。ご主人様ぁっ!」

ほとんど裸体に近い格好の身体をくねくねとよじらせ、一生懸命に男からの快楽を要求する少年達。しかし、男は双子の心からのおねだりを聞いた上で意地悪く突き放した。

「駄目だ。今日はまだ、可愛がってやらないよ」

男の言葉を聞いた双子が表情を哀しげに歪める。快楽を得られないことを哀しむ双子に噴き出しながら、男は足下に置いておいたビニール袋から取り出した物を二人の眼前に突き付けた。

「お前達が何度も荒らした畑で取れた人参だよ。さ、兎らしく口にくわえな」

男に逆らう発想など、双子には無い。双子は男の指示に従って太く逞しく育った人参を口にくわえた。

「よし、ちゃんとくわえたな。それじゃあ、俺が良いって言うまで落とすんじゃないぞ? 勝手に落としたら、落とした方は今日はチ○ポをお預けだ。もし二人とも落としたら、今日はお前ら二人にじっくりお仕置きをするからな。分かったか?」

双子の口に人参をくわえさせた男は、人参を持っていた手で双子の肌を撫でながら身体を下ろしていき、双子の前に腰を下ろしつつ手を尻穴へと伸ばし、何の躊躇いも無くアナルバイブのスイッチを両方同時にオンにした。

「あむぅぅぅぅんっ!? ふぶ、うっ、むぁぁぁっ!」
「ふぅっ、ふぐ、むぅぅっ! ぶぁ、あぶぅぅぅっ!」
「返事はどうした? ご主人様が分かったかって聞いてんのに返事も無しか?」
「ひゃかひ、まひぃふぁぁっ! ごふひん、はまぁっ!」
「へっはいに、おとひまへんっ! ごひゅひん、ひゃまぁぁっ!」
「よしよし、良い子だ」

人参を含んだ口で上手に返事をした愛しい双子の尻を鷲掴みにして柔らかさを堪能し、至近距離で脈打つ双子の男根と視線を上に向けると見える尖った乳首の揺れと人参を落とすまいと唇に力を入れながら甘い悦びに歪む双子の顔を味わいながら、あらゆる場所に迷惑をかけていた双子を淫らに支配した男は愛情に満ちた笑顔を双子に見せつつ、仕置きを与える口実を作るために、淫乱兎達の口から人参を落とさせるために手と口を動かし、愛しい双子の身体に激しい快楽の責めをじっくりと注ぎ込んでいた。






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淫乱機長のセックスフライト〜副機長の剛直ペニスに責められて〜
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選択肢を潰され少年達は自ら凌辱を受け入れる

2019.07.28.Sun.21:00
林間学校へと向かうバスの中は、賑やかな声で満たされている。
持ち込みが許可された簡素な遊戯を隣の席のクラスメートと愉しみ、着いた先で行う予定のキャンプファイヤーへの期待を乗せて会話を弾ませ、時に窓の外を流れる光景にはしゃいでいる少年少女達。そんな彼らに対して、バスガイドを務めていた女はマイクを使って話しかけた。

「はい、皆さん。危ないので自分の座席にあるシートベルトを締めておいてくださいね。この先怪我をしちゃう可能性があるので、しっかり締めておいてください」

明るい声に従って、少年少女達は自身の座席に用意されていたシートベルトを締める。高速道路でそんな危険な道があるのだろうかと頭に疑問を浮かべつつ、引率の教師もシートベルトを締める。
全員が締め終えたことを目で確認し満足そうに頷いたバスガイドは口にマイクを当て直すと、満面の笑みを浮かべながら先程と同じ明るい声で言った。

「はい、全員締めたみたいなので、早速スイッチを入れますね」

当然のように言い、バスガイドは運転席脇の柱に付いている操作盤を弄り、バス内に変化をもたらした。
バスガイドの女が操作したことによって作動した機械は、バスの壁や天井や座席の下などに隠されていた小さな穴を露出させ、その露出された穴は全てが一斉に、白い色の付いた気体を勢いよく噴き出し始めたのだ。
もちろん、そんな状況に見舞われたバスの中は一瞬で大混乱に陥っている。正体不明の気体に迫られた教師と生徒達は恐怖に歪んだ悲鳴を上げながら気体から逃れようとする。しかし、誰一人として逃れられない。狭いバス内ではどこにも逃げ場など無い上に、先程バスガイドに指示されて装着したシートベルトはバスガイドが操作盤を弄った時点で簡単には外せないようロックを掛けられてしまったからだ。
必死に窓を叩いてみても、その窓は強化ガラスで作られているためにビクともしない。近くを走る別の車に異常を伝えようと思っても、バスは気体を放出するだけでは無く内部の音が一切外に漏れ出ないよう設計されているためにどんなに叫んでもその声は外部に全く届かない。
教師と生徒達は怯えながら、救いを望みながら、一人また一人と意識を失い眠りに落ちていく。このままではいけない。目の前に広がる危機に意を決し、比較的気体の回りが遅い位置に座っていた五人の少年は足下のバッグから小さな機械を取り出していつものようにそれを起動させようとした。
だが、頼みの綱の機械は何の反応も見せない。焦りを感じながら何度もボタンを押す五人に、バスガイドに化けていた女はマイクを通して愉快そうに言った。

「残念だけど、このバス内では変身できないよう妨害電波を流しているわ。諦めて貴方達も眠っちゃいなさい。私達の目的は貴方達だけだから、安心して気絶して良いわよ。五人のヒーロー君」

白の気体に隠れてほとんど見えない相手から告げられた、自身の正体を暴く言葉と戦う力を封じられた事実に打ちひしがれた五人の少年ヒーローは諦め悪くシートベルトとの格闘を繰り返していたがやがて力尽き、バスの中は深い眠りに落ちた者達と、少年ヒーロー達と敵対する組織に所属している女と、運転手の男だけとなった。

「上手くいったわね。それじゃあ、手筈通りにあの場所へ行ってちょうだい」
「はっ、かしこまりました」

ほんの少し前の賑やかさが失われたバスは他のクラスを乗せたバスがパーキングエリアへと入るのを横目で見ながら、捕らえた少年ヒーロー達と少年ヒーローのクラスメートを乗せて林間学校とは違う方へと走り去っていくのだった。



「んっ、あぁっ! はぁ、あぅぅっ!」
「おい、ケツから力抜けてんぞ! もっとしっかり締めてチ○ポにご奉仕しろや!」

甘く歪んだ悲鳴と、嘲り混じりに指示を飛ばす男の声が床に転がされていた少年の意識を眠りから引きずり出す。
目を開け、まだ覚醒しきっていない頭で状態を把握しようとしている少年に気付いた男達は順番待ちの列から外れると、目を覚ました少年を取り囲んで衣服を剥いでおいた裸体へと無遠慮に手を伸ばした。

「おはよう、リーダーの君が一番寝ぼすけだったねぇ」
「君が眠ってる間、他の四人が頑張って俺達の相手をしてくれてたんだから、今から君も頑張って遅れた分を取り戻さないとな」
「あぅぅっ……?」

バスの中で吸わされた気体によるだるさが抜けきっていない裸体の上半身を男達の手で起こされた少年は、ようやく周囲で行われている非道な光景を目にし、背筋を凍り付かせた。
仲間達が、敵対する悪側の組織の男達に嬲られている。痛みでは無く快楽を用いた責めを加えられ、ヒーローの誇りと雄の尊厳を叩き壊されながら、望まぬ絶頂へと追い立てられている。

「舌の動きがとまってんぞ? 誰が休んで良いって言ったんだ?」
「あらら、また舌を勝手に休ませてたのかい? これはお仕置きが必要だねぇ」
「んーっ! んみゅぅぅぅっ!」
「どうだ? お仲間のケツ穴がほじくられる所を見ながら仲間のチ○ポを舐め回す気分は」
「うぐ、んむ、ふむぅっ……」
「あぷ、むぁ、んぐ、ぶむぅっ」
「そっかそっか、愉しいか。なら、もっと早くほじってもっと愉しませてやるよっ!」

四人の仲間全員が、尻穴を男根で塞がれ容赦無く掘削されている。口に突っ込まれた男の太い男根に屈辱を抱きながら舌を這わせ、罪悪感を募らせながら仲間の男根に愛撫を行い、口に何も入れられていない仲間は抑えきれぬ甘い悲鳴を痛々しく部屋に響かせている。
それを見た少年は、同じ辱めを受けたくないという思いと仲間を助けなければという思いのままに自分の身体を撫で回す男達に拒絶の意思を示した。

「や、やめろっ! 触るな、離せぇっ!」
「んー? やめろ? 離せ?」
「そんなこと言って良いのかなぁ? お友達がどうなっても知らないよ?」
「え……?」

醜悪な笑いを見せながら、男達が同じ方向を指差す。その指を追った先にあったのは巨大なモニターで、そのモニターには少年ヒーロー達が乗っていたバスの様子が、未だに眠り続けているクラスメートと教師を乗せたままのバスの内部の様子が映し出されていた。

「ここからずっと遠い山の中に置いてきたんだけど、ここからでもバスに仕込んだ機械は操作できるようになってるんだよね」
「君達とお友達を眠らせたガスだけじゃなくて、あのバスには致死性の高いガスも積んであるんだよね。あとその気になれば木っ端微塵に爆発させられるんだ」
「別に嫌がっても良いよ。その時はただちょちょいと機械を操作するだけさ。どうする? お仲間と一緒に逃げ出す? それとも、俺達に自分を好きに弄んでくださいってお願いする?」

人質を取られている少年に選択肢など無い。少年が選ぶ道は一つだけ。先に目を覚ましていた四人と同じ、抗わずに身体を弄り回され、これ以上無い恥辱と屈辱でいたぶられる道だ。

「さぁ、どうするんだい? 好きな方を選びなよ」

選択の余地を奪った上で選べと迫る残酷な男達は、歪んだ笑顔を向けながら最後の一人の口から自ら凌辱を望む言葉が発せられる至高の瞬間を待ち侘びていた。






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モンスター息子牝堕ち契約 Case2
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主は淫猥な香りと虎を愉しむ

2019.07.27.Sat.21:00
庭木の剪定、屋敷内の掃除、ゴミ出し、防犯装置の点検。使用人を務める虎獣人の男は作業着姿で一日中屋敷内を駆け回り、山積みの仕事をこなしていた。
夏の暑さと、自身の体毛、それに加えて怪我防止のために着込んでいる長袖の作業着のせいで虎の身体は全身汗に塗れてしまっている。だが、そんな状態になっても虎の仕事は終わらない。虎の男はこれからその汗塗れの身体で屋敷の主の部屋へと赴き、一番大事な仕事を行わなければならないのだ。
夜の闇に染まった窓の外から聞こえてくる涼しげな虫の音を聞きながら、逞しく鍛え上げられた身を強ばらせつつ主の部屋へと歩み寄った虎は、小さく深呼吸をすると右手に握ったドアノブを回し、室内に足を踏み入れた。

「やぁ、待ってたよ。それじゃあ早速、始めようか」

扉の前に椅子を置き、虎の到着を待っていた屋敷の主である狼獣人の男は優しくにっこりと微笑みながらも、虎の意見を全く聞かずに開始を促す言葉を口にした。
せめて軽くシャワーを浴びさせて欲しい。そんなことを言っても無駄だと今までの経験からよく知っている虎は主の言葉を受け入れると閉じた扉に鍵を掛け、椅子に座った狼の前に立ち、身に着けていた作業服を愉しそうに笑っている狼の目の前で脱ぎ始めた。
首元から腰近くまで存在するファスナーを右の人差し指と親指で摘まんで下ろした虎は羞恥に表情を歪めながら、上下が一体化している薄緑色の作業服の上半身にあたる部分を下ろしていく。右手を使って左側の作業服を脱ぎ、素肌を晒している左で今度は右側を脱ぎ、虎は上半身を狼に向かって晒した。
一日中動き回ったことで分泌された虎の汗の匂いが、狼の主の過敏な嗅覚を甘く刺激する。縞柄の体毛に覆われた筋肉質な腕と白い体毛の上で可愛らしく自己主張している虎の乳首が、狼の主の淫らな欲望を加速させる。
いくら嗅いでも飽きないこの香りをもっと愉しみたい。目の前で揺れるこの乳首を今すぐ苛めてやりたい。それらの願望を抑える必要など虎の主である狼には無い。故に、狼は何の躊躇いも無く右の指で虎の左の乳首をくにくにと責め、距離を詰めた鼻で汗に濡れた虎の香りを堪能しながら舌で右の乳首を舐め回し、腰に引っかかっていた作業着を足下まで下ろそうとしていた虎に不意打ちの快楽を注ぎだした。

「あぅっ!? ひゃ、あぁ、んあぁぁ……!」

突然の責めに驚きの悲鳴を上げた虎は、作業着を掴んだまま硬直し、自分の左右の乳首をいたぶる狼の指と舌を淫らに鳴きながら見下ろしている。美しい白銀の毛に覆われた狼の指が、左の乳首を摘まんで揉み込み指先で上下に弾く。熱烈に動かされる舌が右側の乳首を乳輪ごと舐め上げ、堪らない悦楽を味わわせてくる。
その光景を喘ぎながら眺めていた虎は甘い波に翻弄されつつもわずかに正気を取り戻し、狼に向かって蕩けた声で制止を口にした。

「らめ、りゃめ、れす……乳首ぃ、弱い……すぐ、イっひゃい、まひゅ……から、やめへ……やめひぇ、くらひゃいぃっ……!」

快楽に耐えるように一層強く作業着を握り、虎は舌足らずな言葉で懇願を放つ。しかし、狼はやめない。それどころか、乳首を弄ばれただけで絶頂に至ってしまう淫らな虎に愛しさを募らせた狼は、より激しく指と舌で乳首を責め立て、より濃くなっていく虎の香りを感じながら、虎を射精へと容赦無く導いていく。

「んひゃぁぁっ!? しょんな、されひゃらぁぁっ! イぐ、イっぢゃぅぅぅっ! しゃせー、しひゃいまひゅぅぅっ! あ、あぁっ! ごしゅじん、しゃま! ごひゅじん、ひゃまぁぁぁーっ!!」

弱点の乳首を、手加減の無い狼の指と舌で責め抜かれた虎はあっという間に肉体を追い詰められ、立ったままの体勢で、作業着を半分だけ脱いだ状態で、射精へと至らされてしまった。

「ん、ひゃ……あぅ、あっ、はひ、んあぁ……」

幸福色に染まった喘ぎを零し、作業着の中に白く濁った体液を吐き出しながら虎は淫臭を放つ肉体を小刻みに振わせる。
その更に濃くなった虎の香りに満足げな笑みを浮かべた狼は尖りきってピクピクと跳ねている乳首から指と舌を離すと、虎の汗と自らの唾液で濡れた口を動かして虎に指示を与えた。

「さ、下も脱いで精液塗れのオチ○チンを私に見せなさい。上手に脱げたら、次は乳首と一緒にオチ○チンも可愛がってあげるよ。君のエッチな匂いをたっぷり嗅ぎながら、君の大好きな乳首とオチ○チンの同時責めで、立てなくなるまでイかせまくってあげる」

汗の匂いを狼の主に嗅がれる羞恥など、虎にはもう無い。作業着内に精液を撒き散らした男根を露出させることに対する羞恥すら、無い。
自分を淫らに躾け、溢れんばかりの愛情で調教した主から魅力的な快楽を提示された虎は完全にスイッチを入れられ、甘い悦びを追求することしか考えられなくなっている。
下も脱げば、もっと気持ち良くして貰える。大好きなご主人様にたくさん可愛がって貰える。そんなことを考えながら、虎は絶頂の余韻で痺れている身体を動かし、掴んだままだった作業着を下ろしきって足を抜くと、命令されてもいないのに主が自分を責めやすいようにと足を開いて恥部を見せ付け手を頭の後ろに組んで無防備な格好を取った。
淫猥に火照った裸体から汗と発情が混ざり合った獣欲を掻き立てる香りを撒き散らし、体積を増して自己主張している乳首とさっき達したとは思えないくらいに張り詰め切った精液塗れの男根を一生懸命に突き出す虎に狼は愛しさを抑えきれずに感嘆の息を漏らすと、責めを待ち侘びている虎に再度口と手を寄せていく。

「よくできました。それじゃあ、良い子にはご褒美をあげようね」

ご褒美の単語に背筋をゾクゾクと震わせながら、虎は左右の乳首に迫る右の指と舌、そして男根を握り込もうとする左の手を、期待に満ち溢れた目でじっと見つめつつ、乳首と男根の硬度と体積をまた増していくのだった。






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June ADULT 人外特集【R18】
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怪盗は少年探偵を吊るしていたぶる

2019.07.25.Thu.21:00
幾つもの難事件を解決へと導いた少年探偵は、その聡明な頭脳を総動員して自分が置かれている状況から脱出する方法を探っている。
けれど、その方法は見つからない。必死に考えてみても、衣服を剥ぎ取られた裸体に縄の拘束を施され腹側を下にして宙に吊るされた状況を変える術は思い付かない。
思案を諦め口に噛まされた棒状の枷ごしにくぐもった唸りを上げながらじたばたともがいてみても、二の腕を胴体に短く繋がれ背中で重ねさせられた手首を縛られ折り畳まされた足を伸ばしたくても伸ばせないよう縄できつく括られた裸体は自由を取り戻せず、それらの拘束の縄に後から足された縄を使って天井からぶら下げられた少年探偵の身体は情けなくゆらゆらと前後左右に動くだけだ。
手足を大きく制限され、言葉を封じられ、床を這っての移動も不可能にされた哀れな少年探偵。自慢の頭脳が何の役にも立たない状態へと追いやられ、無防備に恥部を晒す格好を強いられた惨めな少年探偵。そんな哀れで惨めな少年探偵を作り出した男は、少年と敵対していた怪盗の男は、一切の抵抗を封じた少年に無慈悲な辱めを加え、みっともなく悶え苦しむ様を存分に愉しんでいた。

「苦しいねぇ、探偵君。乳首とお尻に薬を塗られて、痒くて痒くて仕方なくさせられてるのは苦しいよねぇ。あの小生意気な君が真っ赤に火照らせた顔を汗と涙と唾液でぐちょぐちょに汚してるくらいだから気が狂いそうなくらいに苦しいんだよねぇ。うんうん、分かるよ」
「うぐ……ふぅ、む、んむむぅっ……!」

吊るされた少年探偵の正面で椅子に腰掛けている怪盗の男が、残酷な痒み薬に追い詰められ平静さを完全に失った少年の苦悶の表情を眺めながら笑顔を浮かべ、余裕に満ちた非情な言葉を浴びせてくる。その非情な言葉に対して、少年探偵は怒りを募らせることすら出来ない。
左右の乳首を襲うむず痒さに精神をすり減らされ、尻穴を嬲るむず痒さに理性をじわじわと蝕まれた少年探偵は限界をとっくに超えている。乳首を絶え間無く嬲り、尻穴をヒクヒクと収縮させている痒みを解消してもらえるなら、プライドなどどうでも良い。
地獄のような苦しみから逃れたい一心で少年探偵は、縄に身動きを取り上げられた裸体をくねらせ誇りを捨てた哀願の言葉を塞がれた口で放ちながら、自分を捕らえた憎い敵である怪盗の男に向かって心の底から許しを求めた。

「んもぉ、ふりゅ、ひへ……はゆいの、もぉ、ひゃら……はふへへ、はふへへぇぇっ……!!」

不明瞭な言葉であっても伝わる懇願の意志。少年探偵が示したその一生懸命な懇願を聞き、自分に向けられている愉快極まりない汚れきった少年探偵の顔を見た怪盗の男は目を細め冷たく微笑むと、何の躊躇いも無く少年探偵を突き放した。

「おや? まだ助けてくれなんて思うくらいの余裕があるんだね。大分苦しんでると思ったけど、どうやら勘違いだったみたいだね。君が壊れるまでの過程をまだまだ愉しめそうで嬉しいよ、探偵君」
「ふ、むぅっ……!?」

予想など欠片もしていなかった怪盗の言葉を耳にした少年探偵は驚愕に満ちた顔で怪盗をしばし見つめると、やがて絶望に打ちひしがれて脱力し顔を怪盗から床に向けた。

「んー、探偵君の苦しむ顔が見られないのは残念だけど。これはこれで縄に縛られた手や身悶える身体がよく見えて面白いね。僕に捕まっていたぶられてる探偵君は本当、見てて飽きないね」
「うぐ、む、ふぅぅ……」

怪盗の声をどこか他人事のように聞きながら心を折られた少年探偵は吊るされた裸体を無意識によじり、自分を崩壊へと追いやっている乳首と尻穴の痒みを何の意味も無いのに誤魔化していた。






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気まぐれな快楽で社長は捕らえた男を壊す

2019.07.24.Wed.21:00
「君、うちの黒い部分の情報を集めて告発しようとしてるよね?」

ビルの最上階へと足を運び、社長の男の前に立った男を待ち受けていたのは裏で進めていた準備を指摘する言葉と背筋を凍らせる笑みだった。
男の本能が、一瞬で危険を察知する。ここにいてはいけないと判断した男は素早く背を向け社長室から脱出しようと扉に向かって駆け出した。
真紅の絨毯の上を革靴で走り、男はスーツ姿で必死に逃走を図る。後もう少しで扉に着く。その位置で男は右手を前に出し、ドアノブをすぐに掴めるようにした。
だが、男はドアノブを掴めなかった。男がドアノブを掴むよりも先に、扉まで辿り着くよりも先に扉が開き、部屋の外から社長の息が掛かった者達が雪崩れ込んできたからだ。

「うっ! うわぁぁっ!? や、めろぉっ! 離せ! 離せぇぇっ!!」

通り道を塞ぎつつ男に飛びかかった者達は、どうにかして逃れようと足掻く男を数の暴力で組み伏せ手足に拘束を施していく。なりふり構わずに暴れても、男に勝ち目など無い。十数人の男の手で床にうつ伏せで押し付けられ、左右の手首から先と革靴と靴下を脱がされた足の足首から先に黒のガムテープをぐるぐると厳重に巻き付けられても、男は為す術無く手足の自由を取り上げられるしか無いのだ。

「ほど、け! 解け……っ!」

あっという間に逃げることはおろか抗うことすら叶わない状態へと追いやられた男は、絨毯の上に転がされた身体をのたうち回らせながら手足に力を込め拘束を振り解こうと試みている。
もちろん、そんなことをしても拘束は解けない。厳重に巻かれたテープは男の左右の手足をきつく括って包み込み、指を動かすことさえ満足に行えないようにしてしまっている。
文字通り手も足も出せず、自分の行動を見抜いていた社長の罠に嵌められ捕らえられた哀れな男。その男の元へ悠然と歩み寄り、惨めに身動きを封じられた姿を見下ろして笑みを浮かべた社長の男は、男を拘束した男達に向かって指示を出した。

「彼は私の家の地下室に運んで、一時間おきに投薬しておいてくれ。薬をたっぷり愉しめるよう目と口を塞いで、自分の立場を思い知れるよう服を全部剥いだ上でね」
「かしこまりました」
「さぁ、行くぞ」
「ひっ!? いっ、嫌だ! 下ろせ、下ろしてくれぇぇぇっ!!」

恐怖に支配された叫びを放つ男の声は状況を何一つとして変えられず、机に戻る社長の男の興奮を煽るだけだった。



社長室で罠に嵌められ、男が捕らえられてからどれだけの時間が経っただろう。罠に嵌めた張本人である社長の自宅へと連行され、地下室へと運ばれ、社長の指示通りに目と口を塞ぐガムテープを施され身に着けていたスーツをナイフで無残に切り裂かれ、一時間ごとに薬品を投与され始めてから何時間が経過したのだろう。
床に置かれた分厚い薄桃色のマットに寝かされた男の身じろぎと、鼻から下を覆うテープに閉ざされた口から漏れる男の唸り以外音らしい音の無い地下室では正確な時間など計れない。何より、腕に突き刺された注射針から体内へと流し込まれた薬品が生み出す苦しみに襲われ、気が狂いそうな程の淫らな欲望を無理矢理に抱かされていては正しい時間感覚を保つ余裕なんて無い。
目を閉ざされたことで視覚情報を遮断され、音がほとんど無い地下室に閉じ込められたことで聴覚からの情報をも取り上げられた男は、嫌でも淫欲に集中せざるを得ない。
意識しないように努めても、薬の力で限界まで張り詰めさせられた男根を嬲る疼きは到底意識の外へは追いやれない。触りたい。刺激して快楽を得たいという欲求が男の中に湧き上がる。だが、男はギリギリのところで踏みとどまり、自分を乗せているマットに男根を擦り付ける自慰を拒んでいた。
何時までもここに自分を監禁など出来るわけが無い。いずれ自分が姿を消したことは他の誰かに伝わり、警察による捜索が始まるだろう。そうなったら自宅に隠してある社長の男が関わった悪事の証拠が警察に渡り、捕らわれた自分への救助も来るはずだ。男はそう信じ、淫欲に溺れずに耐え続けている。そうして長時間耐え続けた男の耳に、耳障りな金属音が聞こえた。何度も耳にして覚えたこの音は、地下室の扉が開かれた音だ。

「んむ、むぶぅぅっ……!」

また、淫薬を注射される。その事実に打ちひしがれつつも、男は怒りを込めて鋭く唸った。すると、鋭い唸りを向けられた者はにっこりと微笑み、愉しげな口調で男に言った。

「すごいねぇ、あの薬を投与されてこれだけ時間が経っているのにまだ正気が残ってるのは君が初めてだよ」
「むぅ……っ!」

この声は、社長の男だ。その事実に気付き、怯えから無意識に身を強ばらせた男の様子を観察しながら、社長は男が転がされているマットの上に自身も寝転がり、抵抗を封じた衣服を取り上げた男の無防備な裸体を右側から好き勝手にまさぐりだした。

「乳首をこんなに硬くして、全身汗塗れにして火照らせて、勃起した性器をビクビク跳ねさせてるのにまだ堕ちてないなんて、ホントに驚きだよ……でも」
「んむぅぅっ!?」
「残念だったね。幾ら頑張っても、君はもう堕ちるしかないんだよ。私に屈服して、快楽のことしか考えられない存在になるしかないんだよ」
「んぐ! むふ、ぶふぅぅぅっ!!」

ずっと快楽を欲しがっていた男根を社長の右手に握り込まれ、上下に扱かれた男はくぐもった甘い悲鳴を発しながら裸体を激しく痙攣させ、拒んでいた絶頂へと上り詰めさせられていく。
イきたくないのにイかされてしまう。そう心の底から思っているのに理性で抑え込まれてきた男の身体はようやく注がれた甘い刺激を素直に悦び、持ち主である男にこれ以上無い幸福を味わわせてくる。そんなちぐはぐな感情に内側から揉みくちゃにされながら、男は社長の右手に負けて射精を迎えようとした。が、社長の男は右手に伝わる男根の脈動から射精が近いことを把握すると、前触れなく右手を男根から離してしまった。

「うぅ? むっ、ぐぶぅぅ……」

射精させられることを覚悟していた男は、絶頂の直前で放り出された裸体を思わずくねらせながら困惑色の唸りを上げた。その唸りを耳にした社長の男はテープで塞がれ何も見えない男の目の前で笑うと、離した右手を絶頂が遠のいた男根へと伸ばしながら残酷に言い放った。

「そう簡単にイかせてあげる訳が無いだろう? 今から何回も、何十回もおあずけして、君をじっくり追い詰めてあげる。鳴き叫びながら射精させてくれって頼み込んでも許さずにおあずけして、君の何もかもを壊してあげる。忍耐強い君が耐えきれずに壊れていくところを愉しみながら、生殺しにして弄んであげるからね」
「ふぐ、むぎゅぅぅぅっ……!」

再度男根を握られ、容赦無い擦り上げによって射精寸前へと追い詰められながら男は絶望に歪んだ悲鳴を上げて誰にも届かぬ助けてを心で叫び、男を捕らえて淫らにいたぶる社長は口封じという目的を忘れて責めを満喫し、気まぐれに快楽を与えて取り上げを繰り返して男の心と身体を跡形も無く溶かし尽くしていくのだった。






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男はホテルの部屋で淫猥に躾けられる

2019.07.23.Tue.21:00
明日に控えた大仕事に向けて図面を眺めながら、男は一人きりのホテルの部屋でくつろいでいた。
どの位置にどの展示品が置かれるのか。どの経路で進めば無駄無く仕事を遂行出来るか。そんなことを考えていた男は図面を広げる際に邪魔になっていた空のルームサービスの器を手に取り、ホテルの人間から言われた通りにそれを部屋の外へ置きに行こうとした。
器を右手に持ち、立ち上がった男。そんな男に、予想外の状況が訪れた。椅子から立ち上がった男の身体は足に上手く力を込められずにぐらりと体勢を崩し、部屋の床へと倒れ込んでしまったのだ。
起き上がろうとしても起き上がれない。声も上手く出せない。突然の体調不良に男は焦りながらも床から椅子、椅子から机と這い上がり、広げていた図面を机に置いていた鞄にしまい込むと助けを求めて室内に設置されていた電話の受話器を右手で持ち上げた。
小刻みに震える手で右耳に受話器を当て、荒い息を吐きながら男は早く出てくれと祈りつつコール音を聞いている。そんな男の思いが届き、コール音が途切れて電話が繋がった。胸をなで下ろしながら、男は体調不良を訴えようと思い通りに動かせない口で言葉を紡ごうとする。
しかし、それよりも先に電話の相手が口を開いた。電話ごしでも分かる程に愉しげな声音で男に話しかけた相手は、男を絶望へと叩き堕とす言葉を発して、すぐに電話を切ってしまった。

「ナメクジみたいな動きで必死に電話をして、情けない姿ですねぇ、怪盗さん。でも、本当に情けなくなるのはこれからですよ。今からそっちに行ってあげますから、期待して待っていてくださいね。惨めな怪盗さん」

正体を暴かれていた事実に驚愕しながら切れた電話から発せられるツーツーという電子音を呆然と聞いていた怪盗の男はやがて完全に肉体の自由を失い、油断していた自分への後悔を抱きながら一服盛られていたルームサービスの器と共に床の上に転がり、敵対している存在が自分の部屋へと近付いていることを知りながらもどうすることも出来ずにぐったりと脱力していた。



男の正体が怪盗であると暴き、薬品を盛って抵抗を奪った男達が怪盗の男を捕らえてから数日。テレビや新聞は予告状を出した怪盗が美術展に現れすらしなかったことを話題にしていた。
もしかしたらあれは怪盗を真似た悪戯だったのではないか。はたまたあまりの警備の厳重さに恐れをなして怪盗は盗むことを諦めたのではないか。幾ら言い合っても答えの出ない議論が、連日連夜あらゆる箇所で流され、人々の関心を集めている。
だが、当の本人である怪盗の男は、それを知る由も無い。標的にしていた美術展の前日に罠に嵌められて捕らわれた男はあの日からずっとホテルの部屋に監禁され、電話で宣言された内容に従って情けない姿へと追いやられていた。
二の腕を胴体に括られ、背中で手首を縛られ、足首と太ももを短く繋がれた上で仰向けの状態から離れられないよう裸体をベッドへと厳重に縛り付けられた男はもはや、自力ではどうやっても逃げられない。手足をきつく縄で縛られているのに加えてまるで蜘蛛の巣のように張り巡らされた縄でベッドに縫い付けられた男の裸体は上半身を起こせず開かされた足も閉じられず、無様にさらけ出された性の弱点に固定された淫らな責め具達を外すことすらも叶わない。
左右の乳首にあてがわれた薄桃色のローターと、男根を前後から挟む込む形で貼り付けられた計四個のローターと、尻穴に押し込まれた極太のアナルバイブが生み出す振動と乱暴な首振りから脱出出来ない哀れな怪盗はもはや、口に噛まされた黒い棒状の枷ごしに溢れ出た甘い悲鳴を防音が施されたホテルの客室内に虚しく響かせながら望まぬ絶頂を何度も何度も迎えさせられるしか無い。

「んむ、むびゅ、ぶ……ふも、ぼぉ、あぶぅぅぅっ!」

時折淫具がちゃんと駆動しているかを確かめに来る男に淫猥な様子を嘲笑われ食事と称して淫薬が混ぜ込まれた栄養剤を無理矢理に摂取させられながら、疲れを知らぬ淫具の刺激で一日中快楽に漬け込まれる怪盗の男は今日も心と身体を淫らに壊され、自分を罠に嵌めた男の好みに沿って、親友であるホテルのオーナーに協力を仰いで自身のコレクションを奪った怪盗を捕らえた男の歪んだ嗜好に沿って、人間であることを完全に失った快楽無しでは生きられない淫乱な肉奴隷となるよう躾けられていくのだった。






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ガチイキ挑発ナイト【R18版】
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弱みは少年を幸せな所有物に堕とす

2019.07.22.Mon.21:00
こんなことをしてはいけない。先輩として、部長として以前に人としてこれは最低な行動だ。
そう頭で分かっていても、少年はもはや自分をとめられない。
自分一人きりの状況となった放課後の部室内で想いを寄せている後輩が置き忘れたタオルを見つけ、汗が染み込んだそのタオルから発せられる愛しい相手の濃い匂いを嗅いでしまった部長の少年は同性相手だからと言わずに押し込めている恋心を暴走させ、後輩のタオルを顔に押し付けながらの自慰に耽っていた。

「○○、○○……っ!」

全裸でベンチに腰掛け、左手に握ったタオルの匂いを夢中で嗅ぎ、右手でパンパンに張り詰めた自身の男根を擦り上げている自らの姿に嫌悪を抱いても火が付いた欲望は抑えられず、少年は罪悪感と共に射精欲を募らせ自らを絶頂へと追い詰めていく。

「イ、くぅ……出る、○○ぅっ! 好き、好きだ……○○……!!」

乱れた呼吸混じりに一層激しく後輩の匂いを取り込みつつ後輩の名前を呼び、右手の中で男根をビクビクと跳ねさせながら精液を放出した少年はぐったりと脱力しながら自分のしたことを思い返し、改めて自己嫌悪の感情を膨らませた。
後輩のタオルを使い、後輩を使って自慰を行った最低な自分。部室で自慰を行い、あまつさえ精液で床を汚した自分。それらの行動を取った自身に情けなさを感じつつも、少年は掃除をしなければと考え絶頂の余韻がわずかに残っている裸体で立ち上がろうとした。
そんな少年の背後から、突然に声が掛けられた。

「一生懸命俺のタオルを使ってオナる部長、可愛かったですよ」

驚き、戦慄し、部長である少年は慌てて立ち上がり背後を見た。そこにいたのは、少年が自慰に使用したタオルの持ち主の後輩で。後輩は愉快そうな笑みを浮かべながら、右手に持ったスマートフォンを左右に小さく振った。

「あんまりに可愛かったから、思わずムービー撮っちゃいましたよ。良く撮れましたから、部長の可愛いところをもっと知って貰えるようみんなに見せて回りますね」
「ゆ、許して。謝るから、ムービー消して……っ!」

自分の最低な姿が、衆目に晒される。その可能性を示された少年は怯え切った表情を見せると今の自分が裸体であることを忘れて後輩に歩み寄り許しを求め縋り付いた。

「お願いだ、ムービー消してくれ……っ! 最低なことをしたのは分かってるから、何度でも謝るから、俺に出来ることなら……どんなことでもするから……っ!!」
「そんなに消して欲しいんですか? じゃあしょうがないですねぇ、今日から俺と二人きりの時はいうことを全部聞くって誓うなら、消してあげても良いですよ?」

言い訳のしようも無い弱みを握られ、後輩に対する罪の意識を強く持っていた少年にその交換条件を拒む選択肢など無く、部長の少年はその日から後輩の命令に抗わず従う日々を送ることとなった。



歪んだ自慰の現場を後輩に目撃され、部長の少年が命令に逆らえないようにされてから一ヶ月が経過した。
部活動の最中は今まで通りに部長と一部員としての関係を保っているために、二人の真実は誰にも悟られてはいない。
両親が仕事に出ているために夜中まで邪魔の入らない後輩の住むマンションの一室へと集まり、命令を下し下される逆転した関係性は、二人きりの秘密だ。
今日も後輩は、隷属させた部長の少年に向かって笑顔で指示を出す。下半身の衣服を全て脱ぎ、ベッドに腰掛けた状態で、後輩は自分の足の間で勃起している男根を蕩けた目で見つめている部長の少年に優しい声音で言った。

「まだ駄目だよ、□□。まだペロペロはおあずけ。分かったね?」
「はぉ……きゅぅぅんっ」
「そんな目をしても駄目な物は駄目だよ。匂いだけで我慢我慢」

まるでペットに言い聞かせるように部長の少年を言葉で制する後輩と、その後輩の言葉を忠実に守りながらも加速する発情に耐えきれず床の上でお座りのポーズを取った裸体をそわそわと揺らして赤い首輪の金具を小さく鳴らす少年の様子は、とても弱みを握って反抗を奪った者と奪われた者には見えない。後輩は愛しさを込めた目で少年を見下ろし、少年は甘える瞳で後輩を見上げながら鼻をすんすんと鳴らして男根の匂いを吸入しつつ切なげな犬の鳴き声を上げている。
後輩が目上の立場である部長の少年を従わせていることは事実だ。衣服を脱がせた裸体に首輪を嵌めて人間の言葉を禁じ、男根が目の前に来る位置で犬のお座りの体勢を強制しているのも事実だ。しかし、尊厳を傷付ける行動を取らせながらも、後輩は少年に対して常に愛情を込めた態度を貫いている。意地悪はしても、決して鋭い言葉を浴びせはしない。その意地悪さえも、部長の少年の心と身体を緩く追い詰めより淫らになるよう仕向ける程度だ。

「はぁ、はぉっ……わぅ、わぉんっ……」
「一生懸命俺のチ○ポ嗅ぎながら腰振って自分のチ○ポを揺らしてる□□、凄く可愛いよ。その調子でエッチに発情しきったら、俺のチ○ポをペロペロさせてあげるからね。頑張ってエッチになるんだよ、良いね?」
「きゃぅ、あぅぅんっ……!」

細めた目を向けながらもっと淫猥になれと命じた後輩の言葉を受け入れ、少年は早く目の前の男根への奉仕をさせてもらおうと雄の香りを体内に取り込む。そんな従順な少年の姿を眺め思わず右手で汗ばんだ少年の頭を撫でた後輩は手に入れられないと諦めていた相手を自分の思い通りに愛玩出来る喜びを噛み締め、思いを向けていた相手が自分への恋情を迸らせながら自慰に耽っている現場を目撃出来た幸運に対して感謝しつつ、愛しい後輩の所有物になれた幸福を味わう部長の少年が淫猥に高まっていく光景を堪能していた。






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勇者の末裔、隠居インキュバスと監禁生活!?【短編】
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復讐のゲームで少年は淫獄に堕とされる

2019.07.20.Sat.21:00
「あのさぁ……何で台本を台無しにする訳? トッププロの僕がぽっと出のアンタに負けそうになるけど、首の皮一枚のところで大逆転して会場を沸かせるって流れ、理解してたよね? 雑用も満足にこなせない上に会場中を白けた雰囲気にさせて、アンタ本当に何がしたいの?」
「すみません……」

パイプ椅子に腰掛けた少年が、床に正座した男に向かって苛立ちを隠さずに言葉をぶつける。
その様子を脇で見ていたスーツ姿の男は、二人が所属するゲームのプロを集めた事務所でマネージャーを務める男は、見かねて言葉を挟んだ。

「○○君、気持ちは分かるけどランダム性のある事象で責めるのはあんまりだよ。誰もあのタイミングであのアイテムが出てくるなんて……」
「ランダム性があるって言っても、大逆転可能なアイテムが現れることは分かってますよね? 台本のことが頭から抜けてなかったら、大逆転可能アイテムが出る可能性をしっかり考慮していたら、そもそも使いに行く選択肢が無いですよね? 上手いこと地形に引っかかったふりをして僕が取れるようにすることも出来ましたよね? 僕、何か間違ったこと言ってますか?」

少年が口にしているのは、正論だ。少しでも台本から外れる可能性があるのなら、それは避けて通るべきだという主張は疑いようの無い正しい内容であり、マネージャーの男は何も言えなくなってしまう。

「はぁ……もう良いです。僕がこれ以上言っても、会場に流れたあの空気が無かったことにはならないですからね。じゃあ、僕は先に車に行ってるから、いつものジュースとお菓子を買って早く来なよ。決まりきった買い物にはランダム性が無いんだから、それくらいなら出来るって信じてますからね」

皮肉たっぷりの言葉を放ちながら、立ち上がった少年は床に正座していた男とマネージャーの男を控え室に残して去って行った。
閉まった扉を見つめながら、叱責されていた男が気怠げに立ち上がる。それを見たマネージャーは申し訳無さそうな声で男に話しかけた。

「近くで見て学べといううちの方針とはいえ、君にはいつも負担を掛けて済まない。新人がトッププロの世話役をする制度を変えられないか、もしくは彼には専属のマネージャーを付けるか、今度上に話をして……」
「大丈夫ですよ。今回の件は私の未熟さ故に起きたことですし、事務所のエースである彼に恥をかかせてしまったのですから怒られて当然です」
「そうかい? 君がそう思ってるなら良いが……耐えられなくなったら何時でも言ってくれよ? 本人が聞いたらまた不機嫌になるだろうが、彼の尊大さに辟易してる人は事務所にかなりいるから、安心して相談してくれ」
「分かりました。覚えておきます。では、買い物して、彼を車で送ってきます。お先に失礼しますね」
「あぁ、お疲れ様」

挨拶を行って、男とマネージャーは別れた。
その時男をすんなり行かせてはいけなかったという事実を、マネージャーの男は知る由も無かった。



トッププロとして世界で活躍する少年ゲーマーと、少年と同じ事務所に所属する男が消息を絶った。
その情報は公になるやいなや雷のように業界中を駆け巡り、ゲームに興味を持たない人々の耳にも入り、ついにはイベント上で行われたあの日の試合が台本とは違う結果となって少年が男に怒りをぶつけていたことや以前から何度も何度も台本を用意して目立たせたい選手に偽りの栄光を与えていたことも白日の下にさらされてしまった。
だが、どれだけ騒動が大きくなっても、少年と男は見つからない。幼い頃に住んでいた山奥の荒れ果てた家の地下に自らの手で大きな改造を施し、あの日に買ってくるよう要求された飲食物に睡眠薬を盛って眠らせた少年をその地下空間へと運び込んだ男は、今日もその隠された空間にこもって拉致した少年に苛烈な責め苦を加えている。
今まで溜め込んだ憎しみを注ぎ込んで作り上げた自作のゲーム達を使い、プレイヤーの精神をゲーム内へと入り込ませる技術を悪用して、男は今日も憎い少年を残酷な快楽で弄んでいる。

「んぉぉぉぉぉーっ! もぉ、りゃめぇぇぇっ! 全部、じぇんぶ、ぎもぢいいぃぃぃぃっ!! こわれりゅぅぅぅっ!! いやらぁぁぁっ!!」

喉が破れんばかりの悲鳴を上げて救いを望んでも、その声は少年を助けてくれる者の耳には届かない。必死に発せられる哀願の叫びは男が装着しているヘッドホンの内部に流れるのみで地下室に反響すらせず、現実の少年はX字に引き延ばされた手足に枷を取り付けられ頭部に精神をゲーム世界へと入り込ませる白いヘッドギアを被せられた裸体を小刻みに痙攣させながら、情けなく絶頂を繰り返し幼い男根から色の薄まった精液を力無く迸らせるのみだ。
ゲームの中で必死に叫んでも、何の意味も無い。ゲームの中で暴れても逃げ場は無く、少年は無慈悲に自分を襲う悍ましい生物に裸体を好き勝手に嬲られるしか無い。
発情を促す効果を持つ体液を滴らせ、その体液で滑る醜悪なイボだらけの表面で裸体全体を撫で回されながら、少年は男根に似た形状をしている先端で尻穴をぐちゅぐちゅとほじくられ数え切れない程の触手が生み出す快楽でよがり狂わされ、堪える意思すら挟めぬままに望まぬ絶頂を迎え続けるしか無いのだ。

「イぎゅっ! イぎゅぅぅぅぅーっ!! も、ゆりゅひ、へ! イっだ、イっだぁぁっ! イっだのに、まらイぐぅぅぅ! イぐの、とまんにゃい! とまんにゃいのぉぉぉぉっ!!」

ディスプレイに映し出されたゲーム画面の中で薄桃色の触手に弄ばれる少年の無様な痴態とディスプレイの向こうでビクビクと跳ねる現実の少年の裸体を堪能していた男は、少年の絶頂の間隔が短くなってきたことを把握すると右手でマウスを動かし、悶え鳴く少年の上部に位置するアイコンを二つ三つとクリックした。
すると、クリックされたアイコンに反応して、少年を絡め取る触手が動きを変えた。表面から分泌される発情効果持ちの体液の量を増やし、裸体を撫で尻穴を掘削する責めを激しくし、太い触手を使ってうるさく騒いでいた口を喉近くまで塞ぎ言葉を奪った。
少年は発情を加速させられ、快楽を強められ、喚いて快楽を誤魔化すことも不可能にされてしまったのだ。
もう、少年はただただイき狂わされるだけの存在だ。男が作り出したゲームであるために失神すらさせて貰えず、発狂も叶わぬ状態で絶頂に次ぐ絶頂へと追いやられる少年は、男の黒い興奮をこれ以上無く掻き立てる惨めで淫らな肉の塊でしか無いのだ。

「んみゅぅぅっ! おぶっ、が、ばぉぉっ! うぶ、び、がぶぅぅぅぅっ!!」

噛み切れなどしない触手に歯を立て、くぐもった唸りを上げながら射精に至りつつ諦め悪く触手からの脱出を求めて身悶える哀れな少年を狂気に満ちた笑みを浮かべて愉しんでいる男は少年に聞こえていないことを承知で嬉しそうに呟いた。

「今日はこのまま、触手で一日中イきまくらせてあげるよ。明日は別のゲームで、君をたっぷり辱めてあげる。壊れることすら許さずに君をゲームの世界で苛めて、いたぶって、人としての尊厳を無くしてあげるからね?」
「んぶっ、みゅぅぅぅぅ! おぐっ、がぼっ……ぶむぐぅぅぅぅぅっ!!」

自身が虐げてきた男の歪んだ呟きはおろか、淫らな自分の姿が流れているゲーム画面の後ろに男が作り出した非道なゲームのアイコンがずらりと並べられていることすら知らぬ少年は、誰にも届かない助けてを心で発しながら今日も、男が作った世界の中で何十回何百回という絶頂を強要されるのだった。






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ヤリすぎパーリィナイ!【電子限定かきおろし漫画付】
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青年は快楽に溺れることさえ出来ずに悶え苦しむ

2019.07.18.Thu.21:00
「んーっ! む、ぐぅっ! うぐぅぅぅぅっ!!」

地下室の天井から床を繋ぐ形で存在している細く丸い柱へと、一人の青年が無理矢理に歩かされている。
固く丸めた布を詰め込まれ、その布を吐き出せないよう黒いガムテープで栓を施された口から意味を持たない唸りを発しながら青年は裸体をじたばたともがかせているが、逃れることは出来ない。青年を大きく上回る体格を持つ四人の男達に囲まれた上に手首や肩を強く掴まれている状況では、走って逃げ出すことはおろか背中側で動きを制限された腕の自由を取り戻すことも叶わない。
関節に走る痛みに顔をしかめながら、塞がれた口で無様に騒ぎながら、隠す物を奪われ丸出しとなっている男根を情けなく振り乱しながらなりふり構わずに足掻いてもそれは男達の手をわずかに煩わせる程度の効果しか生めず、青年は抵抗虚しく丸い柱を背にした状態を強制され、そこから抜け出せないよう大量の縄を使って裸体を柱へと縛り付けられていく。

背にした柱の後ろに回された腕の手首と二の腕同士をきつく結合され、柱を挟み込むような形で縛られた腕と胴体を遊び無く縄で絞め付けられた青年の裸体はもう、柱から離れたくても離れられない。左右の足首を括られ、膝を括られ、太ももを括られ、それらの括られた箇所を柱へと短く繋がれてしまった青年は足を全く動かせず、移動はもちろん座ることさえも許されない。
言葉と衣服を取り上げられ、柱へと厳重に拘束された哀れな青年はもはや、何をされても抗えない。どんな屈辱を加えられても、為す術無くいたぶられるしか無い。そんな青年を作り出した男達は、最後の仕上げと言わんばかりに青年の恥部へと手を伸ばした。
黒い革で作られた細く短いベルトを取り出した男達は手早くそれを青年の恥部へと、睾丸をくびり出すように巻き付けるとそのベルトの金具に縄を結び、閉じたまま開けなくさせた青年の足の間にその縄を通して柱と睾丸を繋いでしまった。このベルトと縄のせいで青年は、縄を解こうと考えて身をよじることも出来なくされてしまった。少しでも腰を前に出せば、縄が引かれベルトが絞め上げられ睾丸に激痛が走るからだ。

「んぅ、むぐぅぅ……!」

恥部へと拘束を与えられた屈辱と、縄との格闘すら不可能にされた絶望を味わいながら青年が悔しげな唸りを漏らす。その惨めな唸りを聞き、醜悪な笑みを浮かべながら、男達は青年の男根に無慈悲な器具を取り付けていく。それは、睾丸をくびり出している物に良く似た二本のベルト。縄を結ぶための金具の代わりに、休み無い振動を生み出す機械が内蔵されたベルト達だ。

「んっ、んぅ、むふ、んぶぅぅっ」

そのベルトが男根の根元と、亀頭のすぐ下に巻き付けられていく様子を青年はどうすることも出来ずにただ眺めるしか無い。ベルトを巻きやすいようにと亀頭や幹を撫でられて男根を硬く勃起させられても、ベルトによって膨らんだ男根をぎゅうと圧迫されても、青年は抑えきれぬ喘ぎを発しながら捕らえられ好き勝手に扱われている事実を改めて認識させられるしか無い。
ベルトを巻き付け終えた男達が男根から手を離し、ベルトと連動しているリモコンを見せ付けながらリモコンのスイッチを操作してきても、文字通り手も足も出せずやめてくれと叫ぶことさえ禁じられた青年は、男根をベルトが生み出した振動に責め立てられ、男達の思い通りに望まぬ快楽で悶え狂わされる以外に選択肢などありはしないのだ。

「むぐぅぅぅぅーっ! うぐ! んっ、んっんぅぅっ! むぶぅぅぅぅぅーっ!!」

男根を襲う激しい振動による快楽に、青年が目を剥き裸体をガクガクと震わせる。しかし、その裸体の震えすら青年は満足に行えない。意識して抑えなければ睾丸のベルトと柱を繋ぐ縄がビンと張り、快楽だけでなく痛みにも苦しめられてしまうからだ。

「んぅ、むぐ! んむ、うぅぅぅっ! ふぅ、ふぐ、んぶむぅぅぅぅぅ!!」

快楽に溺れることさえ認められない残酷な責めに鳴き叫ぶ青年。裸体の動きを必死に制し、縄をぎしぎしと鳴らしながら汗と精液を撒き散らす痴態を青年に強要した男達は自分に向けられる哀願の悲鳴と視線を全て無視し、捕らえた青年が淫らに苦しみ悶える様を堪能し、笑みの黒さを何処までも濃くしていた。






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男は無慈悲な快楽でペットへと堕とされる

2019.07.17.Wed.21:00
「あぁぁぁーっ! ん、ひ、ほぉぉぉぉっ!! も、ゆりゅじでぇぇっ! イぎだぐ、にゃい! イっ、ぎだぁっ! あぁ、んぎぃぃぃぃぃぃーっ!!」

誇りをかなぐり捨てた懇願の叫びを放ちながら、男がまた絶頂を迎え肉体を激しく痙攣させた。首から下を包み込み、手足に折り畳んだ状態を強要する白い犬の着ぐるみを身に着けさせられた身体を苦しげによじり、見開いた目から涙を零して十数度目の絶頂に悲鳴を上げて悶絶する男の様子はこれ以上無いくらいに痛々しく、哀れだ。
しかし、そんな痛々しく哀れな姿を晒して苦しみ悶えても、男に手足の自由を奪う着ぐるみを着せた男は一切の慈悲を見せない。
男はどんなに許しを請われても着ぐるみの男根と左右の乳首付近に内蔵されたパッド達の振動と、着ぐるみに生えた白い尻尾と繋がっている尻穴のバイブの駆動をとめてやらない。それどころか、着ぐるみで窮屈に折り畳ませた男の手足をベッドへと押さえ付けている左右の手と膝をどかそうともしない。

「あぎっ、ふひ、はぁ、はぉぉぉっ! だ、じゅげで……もう、やべでぇぇっ! イぐの、やら! やりゃ、やりゃぁぁぁっ!!」

手足を押さえられたことで仰向けの体勢から抜け出せなくされた着ぐるみ入りの肉体を情けなく震わせ、汗と涙と唾液でぐちょぐちょに汚れきった赤ら顔をめちゃくちゃに振り乱しながら、男は先程絶頂に至ったばかりだというのにまた絶頂へと押し上げられ、着ぐるみの中に色の薄まった精液を力無く放出させた。
もちろん、そんな絶頂の最中にも無感情な機械達は駆動を続け、男の乳首と男根と尻穴を残酷に弄んでいる。もう絶頂したくない、させられたくないと心の底から思っているのに、苛烈な快楽を絶え間無く叩き込まれている肉体は絶頂付近から下りることさえさせて貰えぬまままた次の絶頂へと為す術無く押し流されてしまう。

「あぅ、あぉ……ほごっ、ひぃぃ! んぁ! あー! ひぎぃぃぃぃぃっ!!」

肉体を快楽で何処までも火照らされ、脳の神経を焼き切るような断続的な絶頂を強いられている男は、心も身体もとっくに限界を超えている。プライドなど、欠片も残ってはいない。甘い苦しみと度重なる射精の地獄に嬲り倒された肉体は着ぐるみ内に溜まった熱も手伝って消耗しきり、心臓は快楽に掻き乱されていてもしっかりと音が聞こえるくらいに高鳴り続けている。
このままでは、快楽で命を奪われる。比喩ではなく本気でその可能性を恐れた男はとうとう、今まで口にしていた物から一歩踏み込んだ哀願を行ってしまった。
それは人間としての尊厳を放棄し、自分を拘束していたぶる男に屈服を誓う言葉を載せた哀願。自分の刑事という立場を捨て、相手が自分を拉致した悪人だという事実を理解した上で行われる服従宣言を兼ねた、必死の哀願だ。

「なんれも! いうごとききまひゅぅぅっ! ペットに、なる、なりまひゅがらぁぁぁぁっ!! だかりゃ、もう、ゆるひでぐらひゃいぃぃっ!! もうやら、だひゅけへ、これ以上イったりゃ、ひぬ、ひんじゃうぅぅぅぅっ!!」

正義としての自分を己の意思で放り投げ、無様な刑事の男は飼育される立場になると口にした。すると、それを聞いた男は残忍に目を細め口の端を吊り上げると、刑事の左右の腕を押さえていた手を離して刑事の腹部の左にその手を移動させた。
刑事を絶頂させている機械と連動しているリモコンを操作するためでは無い。男が手を伸ばしたのはリモコンの近くに置いていた別の器具。刑事が装着を暴れて拒んだ、犬の頭部を模した全頭マスクだ。
これを取り付けられたら、視界を塞がれ何も見えなくなる。その上、マスクの内側には男根型の太い棒が生えており、それによって口を埋め尽くされたら刑事は哀願すら放てなくなる。
だが、それを分かっていても刑事に抵抗の選択肢は無い。生命の危機を感じ、服従を誓った刑事は大人しくマスクを受け入れて目と口を塞がれ、自力ではマスクを外せないようにと鍵を施されても抗う意思すら見せず、甘い地獄を注がれる直前に拒絶を示していたのが嘘のように全身を布に包み込まれ犬の姿へと変えられた。
人の姿を取り上げられた刑事に、屈辱の感情が湧き上がる。けれどそれ以上に、刑事の心には安堵が湧き上がっている。
これで苦しみが終わる。射精を強いられる苦悶を与えられたきっかけはマスクを抗ったことだったのだから、これで許して貰える。
未だ駆動を続けている機械達によって思考能力を削ぎ落とされた刑事は、男はそんな理屈が通用する相手ではないという絶望の事実を完全に忘却している。自分を捕らえた悪人は、自分を淫らに苦しめて愉しむ残酷極まりない存在。それを忘れ安堵を抱いていた刑事に、男は愉快その物と言った声音で言った。

「じゃあ、さっそくペットに命令を聞いてもらおうかな。まずは、その格好のまま失神するまで射精しまくれ。何でもするって言ったんだから、当然嫌だなんて言わないよな?」
「むぐぅぅっ!? うぅ! むふぅぅぅっ!!」

安堵から奈落へと突き落とされた刑事が恐怖一色の唸りを上げ、犬のマスクに覆われた顔を左右に振る。それを見た男は笑みを浮かべると、先程以上に愉快な声音で非道に宣言した。

「そっかそっか、そんなに嬉しいか。ならせっかくだし、玩具の動きを一番強いのにしてやるよ。今よりもっともっと射精しまくれるぞー、良かったな刑事……おっと、ワンちゃん」
「うぅぅぅーっ! んぐ、むぎゅぅぅぅっ!!」

犬にされたことを改めて思い知らせる男の言葉に苛立つ余裕も無くまた絶頂に達した惨めな刑事の痴態を味わいながら、男は左手を動かして再び刑事の右腕を押さえ、右手をベッドに転がしていた機械のリモコンへと伸ばし、自分の手に堕とした刑事を淫らに壊しペットへと作り変えるための快楽を流し込む準備を進めていくのだった。






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二つの裸体は遠ざけられ淫獄に堕とされる

2019.07.16.Tue.21:00
二の腕を胴体に結び付けられ、背中で肘から先を重ねさせられた腕をきつく縛り上げられ、左右の足の足首やすね、太ももといった箇所を縄で遊び無く括られた二人の男の裸体は身動きを大きく封じられ思い通りの行動を取りたくても取れないようにされてしまった。更に、男達の身体には手足の自由を奪う縄拘束だけでなく指を使えなくさせる鍵付きの黒い革手袋と靴、そして言葉を取り上げる黒い棒状の口枷が与えられている。これらの拘束のせいで男達は縄を解こうと試みることすらままならず、助けを求めて叫ぶことさえも不可能な状態だ。
手も足も出せず、しゃべることも叶わない哀れな男達。だが、男達はそんな状況にあるというのに、拘束されている者とは到底思えない行動を取っている。
床に敷かれた分厚い薄桃色のマットに転がされた男達は、縄に絡め取られた不自由な裸体を一生懸命に寄せ合い、汗と淫らな体液が混ざり合うはしたない水音を立てながら硬く張り詰めた男根を擦り合わせているのだ。

「んぅ、むぁ……ふぅ、ふむ、んぅぅ」
「むぐ、んむぅぅ、ふっ、ふっ、ふうぅっ」

塞がれた口からくぐもった甘い喘ぎを漏らし、一切休むこと無く男達は密着させた裸体をくねらせ合っている。
その様子は、縄に縛り上げられ拘束具にあらゆる自由を潰された男達が、拘束を悦びながらお互いの恥部に快楽を注いでいるようにしか見えないだろう。だが、実際は全く違う。二人はお互いに快楽を注いでいるような動きを取ることで、自分と仲間を襲う快楽の量を必死に減らしている。
二人の男根と、尻穴に装着された淫らな機械達は機械同士の距離に応じて駆動の強さが変化するよう設定されているため、二人は屈辱と羞恥に塗れると知りながらも、甘い苦悶を遠ざけるには仲間同士で裸体を密着させるしか無いのだ。
少しでも機械同士を離せば駆動が一気に引き上げられ、二人はあっという間に激しすぎる快楽に悶え狂わされてしまう。向かい合わせで裸体を密着させているために男根の根元と亀頭のすぐ下に巻き付けられたベルト達は緩い振動を繰り返すのみだが、少し離れた位置となっている尻穴に縄で固定された極太のアナルバイブは荒い首振りを行って柔らかな腸壁を表面に生えた醜悪なイボでぐちゅぐちゅと引っ掻き回している。
二つの肉体の幅の距離。それだけでバイブはこの駆動となり体内を容赦無くいたぶっている。その事実に打ちひしがれ、恐怖させられた二人はもう、裸体を離す選択肢など取れはしない。堪えきれずに迎えてしまった絶頂に縛られた裸体を痙攣させながらも、体力の消耗と体液の滑りによって上手く裸体に力を入れられなくなっても、二人は仲間と裸体を押し付け合い淫具の駆動が今よりも強くならないよう努めている。

「うー……! うぐ、むぶふぅぅ……!」
「んっ、んぐ……むぅ、ふぶぁぁっ」

終わりの見えない淫猥な地獄に放置され、仲間と共に長時間苦しめられ続けた男達。そんな男達の元に、数人の男が歩み寄ってきた。
それは二人を救いに来た者達ではない。それは二人を捕らえ、幾つもの拘束と淫具を施して置き去りにした男達。新たな縄を用意し、残酷な笑みを顔に浮かべて二人を置き去りにした部屋へと戻ってきた、無慈悲な男達だ。

「うーっ! うぐ、むぐぅぅんっ!」
「ふぅ、ふぶっ、うぅ! むふぅぅぅ……!」

男達がマットの上で身悶える自分達を囲んで眺めていることに気付いた男達は、震える裸体を寄せつつなりふり構わない哀願の唸りを放った。その唸りを耳にした男達は満足そうに口角を吊り上げると体液で濡れそぼった二人の裸体へと手を伸ばし、力任せに立ち上がらせると至近距離にあった二つの裸体を引き剥がし、真逆に位置する部屋の端の方へと運び始めた。
もちろん、そんなことをされたら二人の男根と尻穴の淫具達は距離が離れたことを感知して駆動を引き上げてしまう。長い間ずっと弱い振動で留まるように努めていた二人の努力を嘲笑うように苛烈な駆動を始めた淫具の責めに二人は目を剥いて鳴き叫び、運ばれていく裸体を痛々しいくらいによじって悶え苦しみ出す。

「みゅぐぅぅぅぅっ! うー! ぶむぁぁぁぁっ!!」
「うぎゅぅぅ! んむぶっ! ぶふ、ぐぶっ! あぶぁぁぁぁっ!!」

しかし、幾ら悶え苦しんでも非情な男達は全く意に介さない。悲痛な絶叫を上げ、狂ったように裸体を暴れさせても男達は二人の動きを易々と制しながら持ってきた新たな縄を二人を拘束している縄へと結わえ付け、壁を背にさせた二人の身体を壁に打ち付けられていた十数個の金具へと緩み無く縫い付けてしまった。
二人は、立ったまま座ることも許されない。壁から離れたくても離れられない。正面の壁に同じ姿で縫い付けられた仲間に近付き、淫具の駆動を再び弱めることも叶わない。
無様な二つの裸体は何処までも激しくなる淫具の責めに男根と尻穴を嬲られながら何度も何度も絶頂を繰り返し、仲良く理性を快楽で溶かし尽くされることしか出来ないのだ。

「んぎゅぅぅぅぅーっ! んー! んっんっ、んむふぅぅぅぅ!」
「うー! うぐっ、あぎゅぅぅぅっ! あぉ、ほぎゅっ! あむぁぁぁぁぁぁ!!」

我慢する意思を挟む余裕すらも無く射精へと追い立てられ、その射精に対して淫らな悲鳴を上げている最中にまた次の射精を強いられる男達は、自分達に残忍な縄拘束を足した男達がまた部屋を後にしようとしていることにも気付けないまま先程までとは大きく違う地獄に、イってもイってもまたイかされる絶頂地獄に心と身体を叩きのめされ、仲間と一緒に人間としての自分を削り落とされていくのだった。






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この愛は病に似ている(番外編)躾の蔵
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気高きエルフは堕ちた己に気付かず痴態を晒す

2019.07.12.Fri.21:00
我々エルフ達は、森の奥に村を作りそこで静かに暮らしていた。誰かを傷付けることも無く、木の実や野菜を食べて慎ましく暮らしていた。
そんな平和な日々を、突然現れた非道な人間の一味が壊した。戦う術を持たぬ者がほとんどであった村の者は抵抗すらもままならずに捕らわれ、私を含め戦う術を持っていた者達は必死で抗ったものの物量差は覆せずに捕らえられ、帰る場所を奪い我々を絶望させる目的で村に放たれた火をとめることも叶わなかった。
その日から、私は人間の一味への憎しみと怒りを糧に理性を保ち、どんな屈辱を与えられようとも決して陥落すること無く反抗の態度を貫き続けている。同じ日に捕らわれた村の者達が快楽を用いた責めに屈して淫欲に狂わされ、好事家に売りさばかれる様を目の当たりにしようとも私は絶望せず、いつか訪れる復讐の時を信じて責めを耐えている。
肉体の自由を奪って思考を装着させた者の思い通りに操作し、感度を高め常に発情した状態を強いる魔法具を裸体のあらゆる箇所に装着され、反抗を見せ続ける私を気に入ったと告げた一味の首領である男に飼い慣らされる状況に置かれても、私は決して従わずに抗い続けている。

「帰ったぞ、エルフ犬。ご主人様を出迎えるときはどうするんだ?」

尊大な言葉を発しながら部屋の扉を開け、私を飼育している首領の男が出迎えの挨拶を要求する。
もちろん、私は相手の思い通りになど動いてやらない。私は男の姿を目で確認すると、犬の足に似せて作られている柔らかな薄茶色の毛に覆われた手袋と靴を嵌めた手足を動かし、犬の耳の飾りを付けた頭部を男とは反対の方に向け、隷属の証である黒い首輪の金具を小さく鳴らしながら、手足をピンと伸ばして犬の尻尾が生えた張型をくわえさせられた尻穴を男に向かって見せ付けた。
帰ってきて早々に情けなく恥部を見せ付けられる。間違いなくそれは男にとって屈辱だろう。私は異物を飲み込んでいる尻穴と常に硬く膨らんでいる発情しきった男根を男を侮辱する目的で左右に揺らめかせながら、気のない声音で男を出迎えてやった。

「これで満足か? ご主人様。とっくに堕ちてるとも知らずに尻穴と男根を見せ付ける無様なエルフ犬に出迎えて貰えて、さぞかし幸せだろうなぁ」
「おやおや、まだ反抗的とはな。その様子じゃ、尻のを自分でひり出して俺のチ○コをねだる威嚇でもしてくんのかな?」

私に侮辱されながらも余裕を見せてくる男の挑発に、私は乗ってやることにした。私は男が口にした通りに尻穴に力を込め、腸内に埋まっている尻尾付きの張型を、醜悪なイボを大量に生やした張型を男の眼前でひり出していく。

「お、おぉっ、はぉ、んぉぉっ」

出来る限り下品な鳴き声を上げて、男に不快感を与えながら。腸壁を擦っていく張型のイボ一つ一つを感じ、挑発してきた男を後悔させるように快楽を覚えながら。私は尻尾を排泄していく。
毎日毎日ほじくり回され、性器へと作り変えられていたためにその惨めな排泄はあっさりと終わり、半分近く抜けた時点で張型は尻尾と自身の重さに負けて私の尻穴からちゅぽんという男の神経を逆なでするような音を立てて抜け落ちてくれた。

「おほぉぉぉんっ!」

一気に抜けた瞬間にも私は忘れずに鳴き、男を卑しめるためにぽっかりと開いた尻穴をわざとヒクヒク動かしながら、私は男に挑発し返した。

「ほら、入れられるものなら入れてみろ。貴様のチ○ポ無しじゃ生きられないように躾けられたことに全く気付かぬまま、尊厳だけを保った淫らなエルフ犬の雌穴を逞しい極太チ○ポで蹂躙して私に立場を思い知らせてみろ。卑しい人間」
「そこまで言われちゃあ、飼い主として罰を与えないわけにはいかねーな。魔法具に支配された無様なエルフ犬の雌穴を、お望み通りチ○ポで蹂躙してやるよ。泣いて謝っても、失神しても許してやらないからな?」
「ほざけ、人間」

魔法具で感度を引き上げられ、発情させられた肉体は尻穴を満たした男根に数回擦られるだけであっけなくイき狂わされる。
そうしてイき狂えば狂う程私は男に反抗を示していると勘違いしながら、魔法具の支配無しでも男に逆らえないよう心と身体を服従させられていく。
その事実を再認識しながら、私は挑発に乗って私の尻穴へと押し込まれていく男の肉棒を腸壁で強く絞め付けることで歓迎しつつ、どんなにイき狂わされ快楽に溺れさせられようとも絶対に男の求める淫猥な行動は取らないと、改めて胸に誓っていた。






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エルフ快楽調教
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青年は無意味に崩壊を堪える

2019.07.11.Thu.21:00
地下室の天井から鎖で吊るされた黒革の枷を左右の手首へと嵌められた青年の腕は、万歳をするように持ち上げさせられた状態を強いられ、下ろしたくても下ろせないようにされてしまっている。左右の足首をきつく括る黒革のベルトを巻き付けられ、ベルトに繋がれた二本の短い鎖を足を左右から挟む形で取り付けられている床の金具へと遊び無く結ばれた青年は足を持ち上げることすら許されず、地下室の中央からどこにも行けないよう移動を制限されてしまっている。
頑丈な拘束具で上下に引き延ばされた青年の裸体は、思い通りの行動など取れない。地下室から逃げ出すことはもちろん拘束を外そうと暴れることすらままならず、青年は視界を塞ぐ黒革の目隠しと言葉を封じる黒い棒状の口枷に触れることも叶わぬまま、裸体に取り付けられた無慈悲な淫具達が生み出す甘い快楽の責めに身悶えさせられるしか無い。
自分をこの地下室へと監禁し、自由を取り上げる拘束を施し、左右の乳首と男根にテープで薄桃色をしたローターを貼り付けていった男の望む状況に追いやられたくないとどんなに願っても、あらゆる選択肢を潰された哀れな青年はどうすることも出来ぬまま地下室を去った男が残した淫具の振動に翻弄され、絶頂には決してたどり着けないもどかしい刺激に心と身体を嬲られるしか無いのだ。

「ふぅっ……んむ、むぅ……ふぅ、んふぅぅぅっ……」

噛まされた棒枷の隙間から泡立った唾液を零し、立ったままの裸体を苦しげにくねらせながら青年は乳首と男根を襲う緩い快楽にただただ耐え続ける。
尖りきり真っ赤に色づいてじくじくと疼いている乳首を震わせ、勃起させられたまま萎えることも射精することも許されない男根を弱い振動でいたぶるローターの責めに理性を奪われないよう、目隠しの下で目を剥き口枷へと必死に噛み付いて正気を保っている。
そうしなければ、思考内でとめどなく湧き上がる射精への渇望に押し潰されてしまう。少しでも心の抵抗を緩め淫欲をわずかでも肯定したら、あっという間に今までの自分を塗り潰されてしまう。屈服を嫌がり、陥落を拒み、快楽から逃れられない状態で青年は崩壊を堪えている。
しかし、どんなに堪えても裸体を拘束され淫具の振動から淫らな弱点を遠ざけられなくされている以上、青年の我慢は苦悶を長引かせるだけの行動でしか無い。
幾ら堕ちたくないと思っても、青年に堕ちる以外の道は残されていない。自分を捕らえた憎い男に屈したくないと願っても、男は青年が屈するまで衣服と抵抗を取り上げられた無様な裸体に射精には届かない快楽を与え続けるだけだ。

「んぅーっ……んぐ、むっ、むぅ……ふぐぅぅぅ……!」

負けたくない。快楽なんかに陥落させられたくない。
一生懸命に耐えていた青年の心はもどかしい快楽と共に地下室で放置される残酷な時間が長引くにつれて少しずつ壊れ堕ちていき、男が数時間ぶりに地下室へと戻る頃そこには男に見せていた反抗の態度が嘘のように失われ、汗に濡れた裸体を動かして情けなく腰を前後に振りながら射精をねだる淫欲に溺れきった惨めな青年が出来上がっていた。






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インモラル・セックス【デジタル版・18禁】
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主は愛情を込めて穴に舌を這わせる

2019.07.10.Wed.21:00
「あっ……あぁ、旦那、様ぁ……っ!」

左右の足首に巻き付けられた縄を柱へと短く結び付けられ開いたまま閉じられなくされた足を畳の上で小刻みに震わせながら、青年が背後にいる主へと甘く蕩けた声で呼びかける。
すると、呼びかけられた主の男は青年の足の間でビクビクと跳ねている可愛らしい男根を愛撫する右手を緩めぬまま青年の尻穴に這わせていた舌をわずかに離し、自分を呼んだ青年に穏やかな声音で応えた。

「どうしたんだい? もしかして、縄が辛いのかい?」

優しい声で足を柱に縛り付ける縄が辛いのかと、背中で二の腕同士と手首同士を結び伸ばした状態を強いられた腕を梁へと繋いでいる縄が辛いのかと尋ねてくる男。青年が何を伝えようとしているかなど分かりきった上で気遣うふりをしてとぼけ、青年自身の口からそれを言わせようとしてくる意地悪な主。
そんな意地悪な主の思惑に青年も気付いている。だが、青年は主の思惑通りの言葉を発するしか無い。このまま口をつぐんでも主の右手に男根を緩く弄ばれるもどかしい快楽責めが待っているだけな上に、身も心も主に捧げた青年の中に愛しい主の問いかけに対してだんまりを貫くのはあり得ない選択肢だからだ。
故に、青年は羞恥に唇を震わせ、恥部を床に腰掛けた主の眼前に晒す淫猥な格好から離れられないよう縄で固定された裸体を悩ましげにくねらせながら、主の問いかけに返事をした。

「お、お尻……舐めるの、許してくださいぃっ……旦那様の口が、汚れてしまいます。それに、恥ずかしくて……おかしく、なっちゃいますぅ……っ!」

幾度となく身体を重ね、今日以上の拘束を施されたり恥辱の命令に従ったりしてきたというのに、青年は未だに尻穴を舐められることに抵抗を抱いている。
敬愛する主の口に自らの汚れた場所を触れさせる罪悪感と、その汚れた場所を主に余すところなく見られながら甘く刺激される羞恥。それらの感情に突き動かされ、青年は一生懸命に駄目だと伝えている。
しかし、男は引き下がらない。いつもなら嫌がる青年を見て拒否を受け入れる男は、男根を弄っていた右手を離すと先走りに濡れた右手で青年の右の尻肉を掴み、青年の左足に添えていた左手で左の尻肉を掴み、左右の親指で窄まった尻穴を大きく広げさせながら掠れた声で言った。

「汚れなんてしないさ、こんな可愛い穴を舐めて汚れるなら、むしろ本望だ。好きなだけ恥ずかしがりなさい、おかしくなりなさい。そんな些細な感情なんてどうでも良くなるくらい、私の舌で気持ち良くなりなさい」
「ふぇ……? あっ!? んぁ、ひゃぁぁぁぁんっ!?」

それまで入り口のみを舐め回していた主の舌が、きゅっと閉じていた穴を尖らせた先端でこじ開けて内部へと侵入し柔らかな腸壁をじゅるじゅるとくすぐる。
罪悪感と羞恥は、まだ青年の中に存在している。けれど、これまでの日々で加えられたことの無かった体内を舌でほじくられる刺激は青年に甘く蕩けるような悦楽を味わわせ、青年の思考から拒絶を削り落としていく。

「あんっ、んぁぁぁ! 旦那、ひゃまぁぁっ! らめ、りゃめれひゅぅぅっ! ひぁ、あんんっ! あぁぁぁぁんっ!」

もう青年は呂律すら回らず、喘ぐのに精一杯でやめて欲しいと口にすることすらままならない。大きく持ち上げさせられた状態で腕を梁に繋がれ、開かされた足を柱へと結合された裸体を心地良さそうに痙攣させながら我を忘れてよがり狂う青年の様子に主の男は満足げな笑みを浮かべると、親指に力を入れ直してヒクつく尻穴を更に広げさせ、一層激しく尻穴にむしゃぶりついて青年に甘い悦びを流し込んでいく。
それまでの責めに肉体を高められていた青年は、引き上げられた快楽によって一気にとどめを刺され、生まれて初めての尻穴を舐められながらの絶頂を迎えてしまった。

「あぅっ!? んひぁぁぁぁんっ! イぐ、イぎゅぅぅぅっ! おひり、舐められっ……イっぢゃぁぁぁぁぁーんっ!!」

淫ら極まりない鳴き声を上げ、縄に縛られた裸体をよじらせ、無意識に尻穴を主の方へと押し付けながら青年は触られていなかった男根から白く濁った体液を畳へと放出する。
押し付けられた尻肉の柔らかさと可愛い穴の震え、そして絶頂した裸体の身悶えを顔全体で堪能し、勢いよく放出される精液が畳を濡らす音を耳で愉しみながら男は興奮と青年への愛しさを加速させ、まだ絶頂の余韻に震えている青年の尻穴を先程以上に巧みな動きで舐めしゃぶり始めた。
当然、追い打ちの快楽を与えられた青年が平静でいられるはずも無い。青年は主の舌が尻穴をより激しくほじり出した瞬間大きく目を見開き、拘束された裸体を悶え狂わせながら甘く歪んだ絶叫混じりの制止を背後の主に向かって叫ぶ。

「ひぁ、ひゃ、あうぁぁぁんっ! ひゃめ、れひゅぅぅぅ……だんなひゃま、あぁんっ! らめ、んりゃめぇぇぇっ!! おがじく、んひぃぃぃっ! おかひく、なっひゃ、あうぁぁぁぁぁーっ!!」

好きなだけおかしくなっても良いと言っただろうと言わんばかりに舌を奥まで潜り込ませながら穴を吸い上げる主の責めに言葉を途中で遮られた青年はついさっきまで胸に抱いていた罪悪感と羞恥を完全に失い、堪らない快楽に喘ぎ鳴きながら尻穴だけで何度も何度も絶頂へと追いやられていく。
獣のように甘く叫び、縄で逃げられないよう拘束された裸体を狂ったように跳ねさせる青年を作り出した男は青年の裸体から飛び散る汗と淫らな体液を全身に浴びながら夢中になって舌を尻穴に這わせ、愛しい青年から拒む意思を無くし今まで以上に自分だけの物へと変えるための悦びを嘘偽りの無い愛情を込めて刻み込んでいくのだった。






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逃れられぬ男は苛烈な快楽で叩き壊される

2019.07.09.Tue.21:00
重ねさせられた左右の手首を縄できつく縛り上げられ、左右それぞれの足首に縄を施され、それらの縄をベッドの上下にある金属製の柵へと遊び無く結わえ付けられてしまった男の裸体は、身動きを大きく封じられている。その拘束だけでも男は仰向けの体勢から離れられず、無様に露出させられた恥部を覆い隠せない状態だ。だが、男を捕らえた者達はすでにろくな抵抗を行えない無防備な男に更なる拘束を施した。男の両肘と両膝に巻き付けた縄をベッドの側面に打ち付けた金具へと結合し、男の口に男根を模した張型をくわえ込ませたのだ。
左右の肘と膝に与えられた縄によって男は腕と足を閉じることを禁じられ、身を守るためのささやかな抵抗すら取り上げられてしまった。くわえさせられた太い張型によって喉の近くまでを埋め尽くされた男の口は言葉を発することはもちろん、舌を噛んで自らの命を絶つことすらも不可能にされてしまった。
手足の自由を奪われ、自力では吐き出せないよう黒革のベルトを使って固定された張型にしゃべることと命と引き換えに苦悶から逃げ出すことを出来なくされた哀れな男。そんな男に取れる行動は、一つしか無い。それは、自分を捕らえた者達の手で好き勝手に弄ばれ望まぬ快楽によがり狂わされること。無遠慮な指に左右の乳首を弄り回され、丸出しの男根を激しい振動を絶え間無く繰り返す淫らな玩具に震わされ、薬品と指の責めで無理矢理に解されすんなりと異物を受け入れ悦楽を覚えられるようにされてしまった尻穴をベッドの上に置かれた箱形の機械が動かす張型に容赦無くほじくり返されながら、情けなく絶頂を迎え醜悪な笑みを浮かべている憎い敵国の男達に囲まれた状況で射精を何度も何度も強いられることしか、男には出来はしないのだ。

「んんっ! むぉ、ぶふぅぅぅっ! んー! んみゅぅぅぅぅっ!!」

口を塞ぐ張型に歯を立て、言葉にならない甘い絶叫を放ちながら、男はまた絶頂へと追い立てられた。男根から白の薄まったほぼ透明に近い精液が勢いよく噴き出し、汗と男自身が吐き出した淫らな体液に塗れた裸体が縄とベッドを軋ませながら生き物とは思えないくらいの苦しげな痙攣を行う。
しかし、そんな淫猥で痛々しい痴態を晒す男を見ても、嬲る男達は甘く残酷な責めの手を緩めない。むしろ、男が苦しめば苦しむほど嬲る男達は笑みの黒さを強め興奮を加速させていき、乳首をより捏ね回し、絶頂を迎えている最中の男根に淫具を強く押し付け、尻穴を掘削している張型を動かしている機械を操作して男を苦しめる快楽の量を無慈悲にも増やしていく。

「むびゅぅぅぅっ!? むぁ、うぅっ! ぶぐぁぁぁぁーっ!!」

増やされた快楽に男は目を剥き、絶望を抱きながら達したばかりの裸体を次の絶頂へと追いやられていく。
もう、抵抗を封じられ、自分を捕虜の立場に堕とした敵国の男達に一方的な快楽でいたぶられている事実に湧き上がる悔しさと怒りを保つ余裕も無い。
硬く尖った乳首を捏ねられるのが気持ち良い。萎えることも許されない男根を休み無く震わされるのが気持ち良い。表面にイボを数え切れない程に生やした張型で奥深くまでを掻き回されている尻穴が気持ち良い。否定しきれない快楽の悦びに男の思考が塗り潰され、徐々に理性が蝕まれていく。

「んむぅぅぅぅんっ! うぐ、ふぅぅ! むー! むぎゅぅぅぅぅぅぅーっ!!」

ほんの少し前と同じように絶頂を迎えながらも、知らず知らずの内にさっきとは全く違う蕩けた唸りを発した男に嬲る男達は愉快そうに目を細めると、崩壊の兆しを見せた男を完膚無きまでに叩き壊すためにまた乳首と男根と尻穴を襲う快楽を引き上げ、逃れられない男の裸体に今以上に苛烈な絶頂地獄を味わわせるのだった。






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疲弊した刑事達は残酷な機械へと繋がれる

2019.07.08.Mon.21:00
背中に回された腕に黒いアームバインダーを装着され、伸ばしたまま曲げることすらも許されないよう、指を使いたくても使えないように拘束されてからどれだけの時間が経ったのだろう。穴の空いた赤いギャグボールを噛まされて言葉を封じられ、黒い首輪から伸びた鎖を引かれながら犯罪組織の本拠地を裸体で練り歩かされる恥辱の仕打ちを加えられ始めてから、一体何時間が経過したのだろう。
罠に嵌められて捕らわれ、拉致された二人の刑事は抵抗と逃走を不可能にされた無様な裸体を悪人達の嘲笑がこもった視線に貫かれながら、味方のいない建物の中を休み無く散歩させられている。もはや、ギャグボールを施された口から溢れ出る唾液を気にする余裕も無い。不自由な体勢での歩行を強いられたことによる疲弊で全身から噴き出した汗に嫌悪を抱く気力も無い。どこにも逃げ場の無い恥辱に長時間苛まれ、鎖を引く力に屈して震える足で前へ前へと移動させられ続けた刑事達は心と身体を容赦無く痛め付けられ、限界を超えた苦痛に追い詰められている。

「ふぅ、ふぐ……んぅ、むぅぅんっ……」
「うぁ、むっ、ふぅ、ふぐぅぅ……」

隣にいる同じ状況の仲間と励ましの視線を送り合うことも忘れ、自分達を観察して愉しむ憎い悪人達に怒りの唸りをぶつけることも出来なくなった刑事達は、身体中から汗を流し、目から苦しみの涙を流しながらただ首輪の鎖を引く力に従って足を前に進めている。
その消耗しきった刑事達の様子も、犯罪組織に所属する男達にとっては目を悦ばせてくれる愉快な娯楽だ。しかし、それだけでは足りない。自分達をしつこく嗅ぎ回り計画を邪魔してきた刑事達を捕らえた男達が真に見たいのは、刑事としての誇りを失って惨めに苦しみ抜く姿なのだ。
故に、男達はそれまでぐるぐると同じ場所を回っていた無慈悲な散歩のコースを変え、刑事達をある一室へと移動させていく。これ以上無い羞恥に嬲られ、疲れで思考能力を削り落とされた二人は、歩かされている道の風景が先程までと変わったことに気付けない。仮に気付いていても、手を拘束され、首輪から伸びた鎖をしっかりと握られた二人はどうやっても逃げられない。
哀れな二人の刑事は、為す術無く散歩とは方向性の違う苛烈な恥辱が待ち受けている部屋へと自らの足で移動させられ、抗うことさえままならぬ裸体を部屋の中央に設置されていた巨大な箱形の機械へと固定されていくしか無いのだ。

「はい、刑事さん。腕を上げて、ここの穴に入れようね」
「ふ、ぎゅ……うぅ、むぅぅ」
「んぉ、ほっ、おぅぅぅっ……!」

アームバインダーにきつく締め付けられている二人の腕が大きく持ち上げさせられ、機械の側面に空いている穴へと無理矢理に押し込まれる。穴は斜め下に向かって続いているために腕が痛むことは無いが、持ち上げた腕を高い位置に固定されてしまうせいで二人は座りたくても座れなくされてしまう。その状態で細いベルトを使って左右の肩を箱の側面へと繋がれたら、二人は機械に寄りかかるように仲良く並んで立った体勢から離れられない。機械に裸体を縫い付けられ、どこにも移動出来なくされた刑事達はこれから注がれる残酷で甘い責め苦をただただ受け入れるしか無い。
首輪の前部に繋いでいた鎖を外し、代わりに数個の小さな鍵を繋いだ残酷な悪人達の望む通りに痴態を晒し、情けなく悶え狂わされる以外の選択肢など、捕らわれた二人にありはしないのだ。

「もし苦しくなったら、今付けてあげた鍵でお仲間さんの拘束を外してあげられるからそれを使って好きな時に機械から逃げて良いよ」
「外さなかったらどんなにイっても失神しても終わらないから、愉しみすぎに注意しながら存分に気持ち良くなるんだよ、刑事さん達」

いらだたしいくらいの優しげな声音を作って刑事達に言い放った男達は、二人を固定した箱型の機械の操作盤を弄ると後ろに下がり、今から始まる刑事達の苦悶の様子を味わう特等席に陣取った。そうして男達が陣取った直後に、機械の側面に幾つもの穴が空き、そこからおびただしい数のアームが這い出てきた。それは先端に様々な種類の淫具を有し、逃れられない刑事達の裸体へと距離を詰めてくるアーム達だ。

「うぅ!? んっ、んぐぅっ! ふぅぅぅ……!」
「んーっ……! むぅ、んむっ! あぉ、あぅぅぅぅぅっ……!!」

涙で霞んだ目で非道なアーム達を視認した刑事達は表情を恐怖で強ばらせ、拒絶の絶叫を放ちながら疲れが溜まりに溜まった裸体をじたばたともがかせる。
もちろん、そんなことをしても絶望的な状況は変わらない。怯えを糧にして行われる刑事達の必死の足掻きは特等席で自分達を堪能する男達の目と耳を悦ばせ、自分達を弄んで愉しむ悪達の興奮を、更に加速させてしまうのだった。






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Foooolish!
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器具に繋がれ男は淫らに尋問される

2019.07.07.Sun.21:00
鉄棒のような形状をした器具が、地下室に一つ設置されている。普通の鉄棒より持つ部分が二回り以上太く、そこに黒いスポンジ製のカバーが取り付けられているそれは、もちろん鉄棒として作られた物ではない。
その器具が地下に設置された目的は、尋問のため。その器具に裸体に剥いた者を厳重に縛り付け、嫌でも常に羞恥が煽られる体勢を強要した上で無防備にさらけ出された恥部をいたぶり情報を吐き出させるためだ。
今日も、捕らわれの身に堕とされた哀れな男が裸体を器具に拘束され、甘く無慈悲な責めに苦しめられている。丸出しの尻穴に挿入されたアナルプラグと、男根の根元と亀頭の下に巻き付けられた黒いベルトと一体化しているローターの刺激から逃れたくても、男の裸体は逃れられない。鉄棒型の器具の棒の部分に幾本もの黒革のベルトで括り付けられた左右の腕は真横に伸ばしたまま曲げることさえ叶わなくされてしまっている。その上、大きく持ち上げさせられた左右の足を先にベルトで括られた腕の上から同じようにベルトで拘束されてしまった男の裸体は宙に浮いた状態で完全に移動を禁じられ、必死に身をもがかせても自由を取り戻せないばかりか見せ付けるように恥部を突き出した情けない格好から抜け出せもしない。
手と、足の動きを大きく制限された無様な男はもはや、自分を捕らえた男の思い通りにいたぶられるしか無い。縛られた手足を無意味に暴れさせながら、言葉を奪い舌を噛んでの自害を禁じる為に装着された赤色のギャグボールの穴から飲み込めない唾液と甘く歪んだ絶叫を噴き出させながら、男の手で恥部に与えられた淫らな機械達が生み出す責めに追い詰められるしか無い。
決して絶頂は許されない残酷な快楽責めを執拗に注がれ、思考を屈辱と射精への渇望で埋め尽くされても、逃れる術と拒絶の術を奪われた男はただただその責めに苦悶し為す術無く理性と正気を削ぎ落とされていくことしか出来はしないのだ。

「ふぅーっ! うぐ、むぅ! んも、もぼぉぉっ!」

尻穴を塞いでいるプラグと男根に巻かれたベルトのローターが激しく振動し、男を絶頂へと追いやっていく。意味のある言葉を発せなくされた口から甘い悲鳴を上げて器具に繋がれた裸体をよじり、近付く射精に期待して男は無意識に腰を前後に揺らす。
そんな惨めな反応を見せる男の様子を正面から観察していた男は望まぬ快楽によがり狂う男に満足げな笑みを浮かべると、頃合いを見計らって左手に握っていたリモコンのダイヤルを、右の親指と人差し指で摘まんで操作した。それは、男の身体を絶頂へと向かわせている快楽を無くし、絶頂を取り上げる無慈悲極まりない操作。今日だけで数えても十数度目の、射精をお預けする操作だ。

「うぅっ、むぁ、おぉぉぉーっ……!!」

あと少しでイける。そのタイミングでまた快楽を没収された男は、射精寸前で放り出された肉体を苦しげにビクビクと跳ねさせながら自分を弄んでいる男を涙に潤んだ目で見つめた。

「うぅ、んむ、ぶぁぉっ……!」

その視線がどんな感情を込めて向けられているのか、嬲る男には分からない。一生懸命に射精をおねだりしているのか、それとも怒りを乗せた睨み付けの視線なのか、分からない。
しかし、そのどちらだったとしても男には何の関係も無い。何故なら、まだ視線を向ける余裕がある以上、射精を寸前で取り上げる責めを終わらせる選択肢は無いからだ。
口枷を外すのはもちろん、情報を吐くよう迫るのも、もっともっと苦しめて余裕を無くさせてから。そんなことを心で考え、顔に黒い笑みを浮かべた男は先程左に回したダイヤルを再び右に回し、停止させた淫らな機械達をまた駆動させ始めた。

「んふっ、むっ、むふっ、んんぅっ!」

頭部を仰け反らせて淫猥に鳴き叫び、縛り付けられた手足を震わせながら腰をカクカクと前後に揺らめかせて再度加えられ出した快楽に悶える男の痴態を眺めて愉しみながらも残忍な男はリモコンとダイヤルから手を離さず、次のお預けを与える瞬間を愉快そうに細めた目で見定めていた。






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未踏快楽~玄人ゲイポルノ俳優の受難
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淫薬は外道と偽者を獣に変える

2019.07.05.Fri.21:00
柔和な顔立ちと穏やかな人格を駆使して自分は無害な存在であると周囲を騙し、欲望のままに異性を毒牙に掛ける非道な青年がいた。甘い言葉を囁き、悟られぬよう欲情を引き起こさせる薬品を用いて相手を淫らな気分にさせて身体を貪り、飽きたら白々しく心のすれ違いを演出して自然に関係を断ち切る。その状況では捨てられた側である女性は全く青年の非道さに気付けず、薬品を摂取した状態で行われる性行為の虜へと知らぬ間にされてしまった女性は被害者であるというのに青年と肌を重ねたことを何時までも忘れられないと自分を責めてしまう。
仮に青年の本性に気付いても分厚く被せられた穏やかな好青年の仮面の前では何を言っても信じては貰えず、青年は恋人から言いがかりを付けられた可哀想な人物と周囲から認識されてしまう。
そうして何人、何十人もの女性を気まぐれで不幸にしてきた青年は今日も、新しく手に入れた恋人を自室に招き、グラスに注いだ飲み物に淫薬を混ぜて手籠めにしようとしていた。目の前に出されたグラスを空にした恋人は、外道な青年の前で徐々に息を乱し、顔を赤く火照らせていく。淫薬が大分効いてきたことを確信した青年は口元を醜悪に歪め、気遣うふりをしながら体にさり気なく触れようと距離を詰めた。
この後はいつも通りに言葉と愛撫でじっくりと抵抗と気力を奪い、薬で発情しきった肉体を堪能するだけ。自分勝手なことを考えながら、獲物として自宅に招いた恋人の右横へとぴったり寄り添った青年。そんな青年に、予想外の衝撃が走った。右横に陣取った直後、青年は突然床に敷かれた白の絨毯へと勢いよく押し倒され、仰向けに寝転がらされたのだ。

「あぐぅっ!?」

絨毯ごしと言えども後頭部を強打した衝撃は大きく、青年は痛みに顔をしかめながら自分を押し倒した相手を怒りに任せて逆に押し倒そうとした。
いきなり何をするんだ。誘われてあっさりと男の家に上がる尻軽のくせに舐めた真似しやがって。尊大で歪んだプライドを糧にして、青年は仰向けの体を起こそうとする。しかし、青年は起き上がれない。後頭部を強く打ち付けたことで力が上手く入らないからではない。左右の手首を掴まれ、絨毯へと押し付けられた青年の腕は押し付ける力に勝てず、絨毯から離れられないのだ。
幾ら体重を掛けられているとはいえ、腹部に腰掛けられているとはいえ、女相手に力負けするなんてあり得ない。組み伏せられている状況に困惑し、青年はじたばたと必死に暴れる。その暴れている青年に向かって、青年を力で抑えている恋人は乱れた呼吸混じりに話しかけた。
ついさっきまで作っていた声音を捨て、普段自分が使っている低い声音で、話しかけた。

「お前は今まで……こうやって女性達を辱めていたんだな……! 姉貴が俺が言ったお前の噂を信じなかったら、俺が代わりにここに来なかったら……お前は、姉貴を……っ!!」
「っ……!?」

目の前にいる人物は、自分がしてきた行為を把握している。その上、性別も違う。目の前にいるのは、男。それも青年の正体を知り様々な怒りの感情を抱いている、今日招いたはずの恋人の弟だ。
それに気付いた青年は、欠片も想像していなかった展開に焦りを抱き、先程よりも激しく暴れた。だが、どんなに頑張っても青年は勝てない。元々の力が大きく違う上に位置的な有利も取られている青年は手の自由を取り戻すことはおろか左右の手首を交差させ一まとめにして右手一つで頭上に固定させる動きにさえ抗えず、自分の腕の動きを片手で封じ腹に腰掛けて逃走を禁じている相手の自由になった左手が自分のズボンの右ポケットから容器を取り出すのもとめられない。
容器を取り出した左手が半透明の本体を中指から小指で握りつつ親指と人差し指だけで器用に薄桃色の蓋を外すのを見ても、青年は怯えた表情を浮かべながら聞き入れられない制止の言葉を弱々しく放つしかないのだ。

「お、おい……やめろ、冗談だろ? やめ……」
「どの口が言ってんだ? 散々女性達にこれを飲ませて好き勝手をしておいて……随分と都合の良いお願いだな! えぇ!?」
「あぅっ!? んっ、んぐぅぅぅっ!!」

怒りによる興奮と、淫薬がもたらした興奮。二種類の興奮で昂ぶっている者の左手は蓋を外したボトルを青年の口へと突っ込むと、中に入っていた液体の媚薬を飲み干す以外の選択肢を青年から奪うために手の平で顎を閉じさせつつ顔を横に振れないよう強く掴んでしまった。

「ごぶっ、ぼ、ごぉっ! おぼぉぉっ……!」
「俺に盛ったのよりも遥かに多い量の媚薬を全部飲むか、そのまま溺れるか……好きな方を選んで良いぜ?」
「あぶっ、ぼばぁぁっ!」

媚薬の効果は他でもない青年自身がよく知っている。飲み物に少量混ぜるだけで十分過ぎる程の効果を生む媚薬をほぼ容器一つ分摂取したらどうなるかなんて深く考えずとも分かる。故に、絶対に飲み干したくなどない。
けれど、飲まなければ青年は媚薬に呼吸を塞がれ溺れてしまう。顔を掴まれ横に向けられない以上口の端から媚薬を逃がすことは許されず、媚薬を口の外に吐き出そうにもすでに限界に近い呼吸では媚薬をぶくぶくと泡立てることしか出来ない。
地獄のような発情と、窒息。二つを秤に掛けられたら前者しか選べず、青年は絶望を胸に募らせながら呼吸を塞いでいる大量の液体媚薬を自身の体内へと目に涙を浮かべながら収めていく。

「んぐっ、んくっ……」
「飲んだな? じゃあ、薬が効いてきたら、俺が発情したお前の身体を気持ち良くしてやるよ。お前が飲ませた薬のせいで俺も抑えが効かないからよ……解消がてら俺がお前を弄んで、二度と女性達に手を出せないようにしてやる」
「うぐ、んぅぅ……っ!」

媚薬を飲ませ、肉体を貪る。それをしたら同じ立場に堕ちてしまうという事実に冷静さを失った状態では全く気付けないまま、青年に馬乗りになった存在は媚薬に勃起させられた自身の男根を青年の腹部へと無意識に擦り付ける。無理矢理に大量の媚薬を飲まされた青年は早くも訪れた脳内を掻き回すような苛烈な欲情の波に目を剥きながら、絨毯に押さえ付けられた肉体を苦しげに、悩ましげにくねくねとよじらせていた。
非道な行いを思いのままに行えるようにと青年が借りた防音製の高いマンションの一室には、媚薬で感度を異常なまでに高められ理性を無くした青年が発する獣のような甘い絶叫と、その惨めな絶叫を聞いて興奮を加速させながら腰を振るわずかに理性を保った獣が立てる淫猥な水音が、体力が尽き二人が失神するまで響き渡り続けていた。






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畜少年
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手練れ達は儀式の主役にされる

2019.07.04.Thu.21:00
魔物達の襲撃に遭い、辺境の村が壊滅の危機に見舞われている。その情報を受けた王の指示に従い、我々はその村へと急いで駆け付けた。
だが、襲撃を受けたと伝えられていた村は何の異常も発生してはいなかった。村人達はいつも通りに生活を送っている。もしや村人に化けているのかと考え変化を看破する魔法具を用いてみても、村人になりすましている魔物は一体も見つからない。まさか王都の守りを手薄にするための策略かとも考えてみたが、襲われている自身の村から命からがら逃げてきた村人の男が瀕死の重傷を負っているという情報がある以上それは考えにくい。手薄にするだけなら動けなくなるほどの傷を作る必要は無いからだ。
思考を巡らせてみても、目の前に広がっている何の変哲も無い村の日常が意味する物は分からない。故に、我々は情報収集を目的として村人達が口にした村伝統の儀式に参加していって欲しいという言葉を受け入れることにした。
我々は導かれるがままに、村の中央に位置する広場へと足を運ぶ。広場に辿り着いた我々は儀式を取り仕切る村人が説明する手順を聞きながら、身に着けていた道具や衣服を全て脱ぎ捨てていく。
王から与えられた最高級の魔法具を地面に放り投げても、王都に根を張る前に行っていた旅の途中で手に入れた敵の魔術を軽減する衣服を土で汚しても、大した問題では無い。情報が手に入るならば些細な問題である上に、我々はもう二度と衣服や道具を身に着けることはおそらく無いからだ。
全裸になった我々は、広場に作られていた木組みの舞台に上がると説明されていた通りの体勢を、左右の手の平と足の裏を舞台に付け手足をピンと伸ばす四つん這いの体勢を取った。普段打ち倒している魔獣と同じ格好を取った裸体の我々を、舞台を取り囲む村人達が笑いながら観察している。一対の角と羽を生やした村人も、人間より一回り以上大きな体躯を持ち薄緑色の肌を有している村人も、左右二本ずつ四本の腕を生やしている魔術によって生み出されたであろう虎獣人の村人も、全員が愉快そうに笑い我々をじっと眺めている。
ここまで関心を寄せている、ということは間違いなくこの儀式は村にとって大事な儀式なのだろう。元々旅をしていた性だろうか、私は村人との関わりを持ち情報収集を円滑にするという目的を忘れて初めて体験する儀式に高揚を抱いてしまっている。これではいけない。私は隣にいる仲間を横目で眺め、儀式に参加している目的を確認し直すと手足に改めて力を込めた。
自ら裸体になり、舞台上で四つん這いとなってからどれだけ経っただろう。不意に背後から階段を上がる音が聞こえ、並んで裸体を晒す我々の後ろに村人の誰かが立った。その我々と同じ舞台に上がった村人は、階段から近い位置にいた私の尻肉を体毛を纏った手で撫でながら、舞台を見上げる村人達に向かって宣言した。

「魔族復興の第一歩として、この村の制圧は完璧に成功した。その上、村周辺に張っておいた魔術で馬鹿になったこの国の手練れ達をいきなり捕まえられた。俺達の計画はこの上無く順調に進んでいる。いずれこの国を、そしてこの世界を、この無様な奴らのように俺達魔族の玩具として支配してやろう! 皆!」

舞台上の村人の宣言を聞き、他の村人達が沸き立つ。沸き立っていた村人達の声を聞いていた私の背後の村人は、私の尻を撫でていた手を一旦離すと、左右の手で尻肉を広げながら情けなく丸出しとなっている私の尻穴に熱い何かを押し当ててきた。

「この世の全ては、俺達魔族の物だ! 愚かな人間達など労働力に過ぎん! 肉欲の捌け口に過ぎん! 今日は一晩中この四人を弄び、犯し抜き、それを再確認する宴だ! 皆、大いに愉しめ!!」

再び村人達が沸き、次々に舞台へと上がってくる。その上がってくる村人達が生む振動を手足で感じ、村人達を沸かせた背後の村人が私の尻穴を何かで無理矢理にこじ開けていくのを感じながら、私はまた目的を忘れ儀式の盛り上がりに心を躍らせてしまっていた。






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寸止め焦らしエッチ性欲図鑑
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男は捕らえた犬に無慈悲な道具達を取り付ける

2019.07.03.Wed.21:00
生け捕りにされ、敵対する組織の本拠地へと連れ攫われた無様な捜査員さんのために用意した茶色い犬の着ぐるみを、捜査員さんはとても気に入ってくれたようだ。
折り畳んだまま伸ばせないようにされた手足を嬉しそうに振り乱し、お尻の穴を絶え間無く掻き乱しているアナルバイブと連結した尻尾を愉しそうに揺らめかせ、着ぐるみの布に唯一覆われていない丸出しの男根から精液を何度も何度も噴き出させながら、捜査員さんは私が戻ってきたことにも気付かず頭部に被せられた犬のマスクの中で張型を噛まされた口から可愛らしい鳴き声を上げて床の上でのたうち回っている。

「んーっ! んぅ、むぶぅぅぅっ!!」

また、捜査員さんがくぐもった鳴き声を上げながら、絶頂を迎えて射精に至った。着ぐるみに自由を取り上げられた身体が快楽の幸せを噛み締めるかのようにビクビクと痙攣し、尻穴を休み無く襲う甘い刺激で萎えることすら許されないままイき続けている男根がほとんど白の混じっていない精液をとぷりと零して、すでに淫らな体液と捜査員さんがかいた汗で汚れきっている着ぐるみをまた濡らした。
もちろん、そんな絶頂の最中にも捜査員さんの尻穴で暴れているバイブはとまらない。まだまだ電池切れには程遠いバイブは元気良く駆動を続け、絶頂に震える腸壁をほじくり回して捜査員さんを次の絶頂へと導いていく。

「う、ぶむ、むぅ、んふぐぅぅぅ……!」

達しても達しても終わらない、尻穴のみで迎えさせられる断続的な絶頂。着ぐるみの中に閉じ込められ、逃げることはおろか立つことすら叶わない惨めな姿で快楽によがり狂わされる淫らな地獄。そんな淫猥な苦しみを堪能している捜査員さんの痴態は、幾ら眺めていても飽きないほどだ。
出来ることなら、ずっと眺めていたい。捜査員さんを快楽で追い詰めているお尻のバイブの電池が切れる数時間後まで、眺め続けていたい。
しかし、時間はそれを許してはくれない。腕時計に目を向けると、この部屋を離れなければならない時刻は目前に迫っていた。
故に、私はわざと大きな音を立てて椅子から立ち上がり、捜査員さんの方へと歩み寄った。捜査員さんが苦しみ、悦ぶ姿を引き出す道具を装着する為だ。

「うぅっ! むっ、ぐふぅぅっ!」

私が立てた椅子の音に反応して捜査員さんは怯えながらも、疲弊しきった唸りで怒りをこちらに向かって浴びせてきた。
拉致され、監禁され、拘束された肉体に快楽を長時間注がれたというのに、捜査員さんの心は屈していない。この様子なら、私がこの部屋を離れている間に捜査員さんが壊れることは無いだろう。心配が不要な物だと確信出来た私は思わず表情に笑みを浮かべながら捜査員さんに手を伸ばし、無理矢理に仰向けの体勢を取らせると左右の膝を捜査員さんの折り畳まされた足に乗せる形で座り込んだ。
それは捜査員さんに足を閉じることを禁じ、勃起させられたまま絶頂を繰り返させられている男根を無防備にさらけ出させる状態で、すでに大きく封じられている足の動きを更に封じられた捜査員さんはついさっき私に見せた怒りの感情に焦りを混ぜて激しく、無意味にもがき出した。

「うーっ! んー! んむっ、ぐむぅぅぅっ!!」

もがいても、捜査員さんの足は私の足をどかせない。伸ばせない腕と、目口を塞がれた頭部を振っても、捜査員さんは私の手を煩わせることさえ出来ない。
一生懸命に行われる滑稽な足掻きを目と耳と足で味わいながら、私はジャケットのポケットに入れた右手で取り出した道具達を守る物の無い捜査員さんの男根へと取り付けていく。
まずは、小さな球が連なった一本の棒。その次は、細く小さな四本の黒革ベルト。男根の穴を奥深くまで塞いで精液を放出させないよう塞き止める棒と、その棒を男根に力を込めるだけでは決して抜けないよう固定する男根に巻き付けるベルト。それらは捜査員さんに射精を不可能にさせ、不完全な絶頂を愉しませるための道具達だ。

「ふぅっ!? んぐ、むぅ! んー! んみゅぅぅぅっ!!」

私の左手に男根の幹の部分を緩く握られながら親指と人差し指で亀頭の肉を拡げて穴を見えやすくされた捜査員さんは困惑の鳴き声を上げ、その拡げられた穴に棒の先端に位置する球が触れた瞬間、捜査員さんは反抗の態度を忘れて恐怖色に染まった拒絶の唸りを発した。
もうすぐこの場を後にしなければならない私は、恐れを抱いて逃れようと身悶える捜査員さんをじっくりと噛み締め、ここに戻ってきたときに見られるであろう射精欲に悶絶する捜査員さんに期待を寄せながら、私は左手で男根を押さえつつ右手の棒を動かし、手足の自由と視界と言葉を奪われた着ぐるみ入りの捜査員さんから射精をも奪い取っていった。






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好きになんかならない
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残忍な男は青年を笑いながら苦しめる

2019.07.02.Tue.21:00
背中で伸ばした状態のまま、青年の腕は左右の手首と肘と二の腕の部分を縄できつく括られ更には胴体へと緩み無く縛り付けられてしまった。左右を結合され、背中にぴったりと付けさせられた腕は全く思い通りに動かせない。足首と太ももを繋ぐ足の縄を解けず、膝と腕を胴体に縛り付けている縄を短く繋ぐ形で後から足された縄も解けず、尻穴から離れないよう縄で固定された極太のアナルバイブを抜き取ることも、バイブのスイッチを操作することも出来ない。
縄に身動きを封じられ、淫らな玩具を装着された哀れな青年は目と口を塞ぐために顔面へと貼り付けられた黒色のガムテープの下で表情を歪めくぐもった甘い悲鳴を発しながら、尻穴に押し込まれたバイブが生み出す望まぬ快楽に為す術無く嬲られることしか出来はしないのだ。

「んー! んむ、むぅ……んむっ、むふぅぅぅっ!!」

縛られた腕を無意味にもがかせ、足と上半身を縄で繋がれた裸体を苦しげにガクガクと痙攣させながら、青年がまた絶頂を迎えた。
青年の男根から白の割合が少なくなった淫らな蜜が力無く分泌され、バイブでほじくり回されている尻穴から泡立った腸壁が溢れ出し、吐き出された淫液と汗で作られた床の水溜まりを広げる。そんな淫猥な変化が生まれている最中にも、感情を持たない淫具は当然駆動をとめない。
青年がどんなに苦しもうが、限界を大きく超えた絶頂で青年の肉体が生き物とは思えない程に震えようが、尻穴をみちみちに埋め尽くすバイブは荒々しい首振りを続けて青年の腸壁を残酷に掻き毟り、男根を萎えさせる暇さえ与えずに青年を次の絶頂へと追い詰めていく。

「うぅ、うむぅっ! ふぅ、ふぐ、んぐふぅぅ……!!」

もう、イきたくない。射精させられたくない。悲痛な願いを込めて青年が塞がれた口で叫ぶ。
容赦無く絶頂を強いられる地獄から逃れたい。自らが垂れ流した体液が放つ淫臭を呼吸の度に嗅がされながら一人きりでよがり狂わされる状況に長時間放置された青年の心は完全に折られ、屈服に至っている。
故に、青年は自分が放置されていた空間に響いた扉の音を聞いた瞬間胸に安堵を募らせ、音の方向にテープを貼られた顔を向けると怒りではなく、哀願の唸りを強く発した。

「んむぅぅぅぅんっ! うー! ふむぅぅぅんっ!!」

言葉になっていなくとも分かる、助けての意思表示。言葉を交わさなくとも伝わる、許してくださいの感情。扉を開けてすぐに青年から浴びせられたそれらを受けた男は表情を醜悪な笑みで歪ませると青年の前へと歩み寄り、その場にあぐらを掻いて右手を青年の顔に伸ばした。
視界と言葉を封じるテープを剥がしてやるためじゃない。男が動かした右手は、青年をより苦しめ、弄ぶため。テープで覆わずにいた鼻を親指と人差し指で摘まみ、青年に呼吸を禁じる為だ。

「づ!? ん……ん、ぎゅ……!!」

予想すらしていなかったあまりにも無慈悲な行動に、青年は悲鳴すら上げられずに息苦しさと快楽が混ざり合った責めで悶え苦しみ、縄を施された裸体をくねらせ始める。
そのくねりは息苦しさが強まり絶頂が近付くにつれて痛々しくなり、鼻を摘まむ指を離すタイミングを何時にしようかと笑いながら考えている残忍な男の目を、これ以上無く愉しませていた。






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下町診療所 開発科
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スパイの裸体は残酷に貼り付けられる

2019.07.01.Mon.21:00
「ふふっ、綺麗な身体になったねぇ。邪魔な体毛を処理してもらった気分はどうだい?」

脱毛クリームと抜け落ちた毛で汚れきった濡れタオルの処分を行う部下達が立てる音を聞きながら、男が自分に捕らわれ裸体で拘束された無様なスパイの男へと話しかける。その話しかけに対して、スパイの男は反応を見せない。手首と地下空間の天井を繋ぐ鎖と黒革の枷を鳴らすこともせず、怒りに任せて言葉を放つこともせず、スパイは脇やすね、尻肉や恥部の体毛を意に反して勝手に処理された自身の肉体に違和感を覚えながら自分を眺めている男を淡々と眺め返している。
頑丈な拘束具に自由を奪われた状況で暴れても、それは無駄に体力を消耗するだけ。拘束した相手をいかようにも出来る状態で体毛を処理して愉快そうに笑っている男に対して怒りを口にしても、それは余計に男を愉しませるだけ。
そんなことを考えて冷静に振る舞うスパイの男。その動じない様子に目を細めた男は、背後から聞こえた部下の声に声音の愉快さを強めつつ答えた。

「社長、準備が整いました。始めますか?」
「あぁ、手筈通りまずは足からやってくれ。蹴られたら堪らないし、慌てるスパイさんの言葉も聞いてみたいしね」
「分かりました」

男の指示を受け、部下達がスパイの方へと歩み寄っていく。それを見てスパイはわずかに身を引いたが下手な抵抗はしなかった。今抵抗しても意味が無い。いずれ、脱出の機会が訪れる。そう判断しているスパイは数人がかりで毛の無い左足を持ち上げられても決して暴れず、持ち上げさせられた足の下の床に透明な液体が撒かれてもそれが何かという問いかけは行わず、撒かれた液体に持ち上げさせられた左足を下ろされても欠片も抗いは見せなかった。
液体に付着させられた左足に与えられた異常に気付くまでは、スパイは落ち着いた態度を取り続けていた。だが、左足の変化に気付いてはもう平静でなどいられない。床の液体に左足を押し付けていた男の部下達の手が離れ無意識に動かそうとした左足が床にぴったりと貼り付いてしまっていることに気付いてはいつか来る脱出の機会などと考えてはいられない。
スパイから見える位置だけでも、左足を床に貼り付けた液体を入れた容器は過剰なまでにある。このまま行動を許し続けたら、あの液体でどんな状況へと追いやられるか分かったものじゃない。故に、スパイは右足を部下達の手で掴まれた瞬間に引き結んでいた口を開き、右足を必死にもがかせながら拒絶と抗いの言葉を強く発した。

「っや、やめろ! やめろぉぉっ!!」
「おやおや、意外とすんなり、それも元気な声を聞かせてくれたね。んじゃ、声も聞けたし口も塞いじゃおっか。丸めた布ちょうだい?」
「はっ」

右足を無理矢理に上げさせられ、真下の床に同じ液体が撒かれた。その事実に気を取られていたスパイは部下達の方に意識が向いていたために男の悪意が迫っていることを把握出来ず、騒いでいた口に固く丸めた布を押し込まれてしまった。

「んぅーっ!? んむ! むぶぅぅぅっ!!」
「はーい、暴れても無駄だよ。大人しく拘束されなさい、スパイさん」
「うぐぅぅぅぅっ!!」

右足と口に迫る危機を両方を同時に対処なんて、手の動きを大きく制限されていなくとも出来ない。相手が数で勝り、手を枷で戒められている以上スパイは抵抗虚しく右足も床に貼り付けられ、布を詰め込まれた口を自力ではもう開けないよう唇同士を液体を含んだ筆で貼り付けられるしかない。

「良い格好だよ、スパイさん。でも、これで終わりじゃないよ」
「んむ!? むぐぅぅぅっ!!」

スパイの唇に液体を塗り、口を閉ざし終えた男が後ろに下がるのに合わせて部下達はスパイの手枷を素早く外し、無毛となったスパイの尻肉に液体を塗り付けながら枷を外した手を尻の方へと運んでいく。
もはや、何をされるか嫌でも分かる。スパイは平静を見せて機を伺おうとしていた少し前の自分を完全に忘れて半狂乱で身悶えるが、肩幅に開いたまま閉じることも床から離すことも禁じられた足に力を込めても逃れられはせず、幾つもの手で掴まれた腕は振り回そうと試みることすら満足に行えない。
せめてもの抵抗として握り拳を作ってみても、残酷な部下達は硬く握られた拳の指を一本一本引き剥がして強制的に開かせると、スパイの手を液体を塗り付けた尻肉へと押し付けてしまった。足の裏を床に貼り付けられ、舌を噛めないよう布を入れられた上で唇同士を貼り付けられ、左右の手の平を左右の尻肉へとぴったり貼り付けられた無様なスパイの男。その男の焦りと恐怖を堪能し、残忍に表情を歪めた男はスパイから手を離した部下の一人が用意した器具を受け取ると、再びスパイに近寄った。

「さぁ、スパイさん。次はこれだよ。これを入れてたっぷり、愉しませてあげようね」
「うぐ、んぎゅぅっ……!」

男が非情な笑みと共に見せ付けてきたのは、薄紫色をしている男根を模した極太のアナルバイブ。持ち手と無数のイボが付いた駆動部分を繋いでいる箇所が三日月のような形状をしている、普通とは大きく違うアナルバイブだ。
それを見て、怯えに支配されたスパイが戦慄の表情を浮かべる。その表情を目で味わい、興奮を加速させた男は床に撒いた液体が乾ききっていることを確認しながら惨めなスパイの背後に回ると、何の躊躇いも無く手にしたアナルバイブを無防備にさらけ出されたスパイの尻穴へとねじ込み始めた。

「おっと、スパイとして情報を得るために使い込んでいても、濡らしてない状態では入りにくいね。まぁ、これくらいなら強く入れれば良いだけだよね、スパイさん」
「むぐ、ふぎゅぅぅぅっ……!」

濡らしていないから、異物が尻穴へと入っていかない。事実を嬉々として指摘しながら、男はバイブを握った右手に力を込めて閉じた尻肉を貫き、奥深くへとバイブを潜り込ませていく。
そうしてバイブは苦悶するスパイを無視して最奥まで辿り着き、三日月状になっている部分はスパイの尻の谷間に這うような位置でとまった。
すると、男は腸内の圧迫感に目を剥いているスパイに向かって言った。

「はい、入ったね。もうすぐお尻の谷間にくっついている部分に塗っておいた接着剤でバイブが抜けないように固定されるから、しっかり固定されたらバイブを動かしてスパイさんを気持ち良くしてあげるからね」
「うぐぅっ……」

男から聞かされたこれからの展開にスパイは絶望する。しかし、絶望はとまらない。男は口を動かし続け、スパイを更なる絶望へと叩き堕としていく。

「お尻の次は、可愛い乳首に玩具を貼り付けて振動させてあげる。乳首の次は、お尻に入れられて苦しいのに勃起させられちゃったこの可哀想なおチ○チンに玩具を貼り付けて、何度も何度も射精させてあげる。玩具達のリモコンもスパイさんの腕や足に貼り付けて、スパイさんが情報を盗み出そうとしていた接着剤の効果を全身で感じさせながらおかしくなるくらいの快楽を注いであげるよ。欲しがってた情報を文字通り肌で感じて、おまけに気持ち良くさせて貰えるんだからスパイさんは幸せ者だねぇ」
「うぶ、むぶぅぅぅ……っ!」

専用の溶剤が無ければ、その接着剤は例えタンカーで引っ張っても決して剥がれない。スパイとして男の会社に潜入する内に手に入れた情報を思い出すことも叶わぬままスパイはただただ恐怖に打ちひしがれ、尻穴を埋め尽くすバイブを強ばった腸壁で絞め付けていた。






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