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快楽実験で男は痴態を記録される

2015.11.30.Mon.21:00
積み重ねた多額の借金を帳消しにして欲しければ、快楽を研究する機関で一週間実験体になれ。そう提示された男は、何の躊躇いも無くその条件を受け入れた。
受け入れた理由は、破格の条件だったから。そしてわずかにだが、快楽による実験という物に興味が湧いたから。考え無しに借金を重ねた男は、そんな単純な理由で深く考える事無く出された好条件に飛び付いた。
そして、男は今、連れられた先にあった研究機関の一室で苦悶と後悔を感じさせられていた。
男以外誰もいない狭い部屋には、幾つもの機械が設置されている。天井や壁、床から伸びた器具で固定されたカメラは室内の様子を常に撮影していて、男に異変が起こった時にすぐさま対応出来るよう機関の職員が待機している別室のモニター数台に映像を送っている。男の裸体の各所に巻き付けられた白いバンドは男の心拍数や血圧などの情報を逐一記録し、体調の変化をしっかりとデータとして残している。部屋の中央に置かれた台は、仰向けで大の字に寝かされた男をベルトでがっちりと縫い付けており、男が幾らもがいても台の上から降りられないよう、幾ら暴れても頭部に装着された器具から流し込まれる快楽の波から逃れられないよう、裸体を厳重に拘束してしまっていた。

「う、ぐふうぅぅっ…! んっ、んふっ、んぉぉぉーっ…!」

誤って舌を噛むのを防ぐ為に施された棒状の口枷と、男自身の痴態が内側の画面に流れるように設定されている目隠しと、外部の音を遮断した上で男の耳に淫猥な水音を流し込む耳あてがベルトで一体となっている器具を頭部に固定された男は、甘くくぐもった唸りを上げながら拘束された裸体をよじらせている。
身動きが取れず、声が発せず、視界いっぱいに様々な角度から映した自分の裸体が次々と映り、耳に淫ら極まりない音が注がれる状況。それを、男は始めの内は愉しんでいた。
しかし、淫らな音を聞かされ続ける内に抑え切れぬ興奮が湧き上がり、興奮でふくらんでしまった自身の男根を拘束された裸体と共に見せられ続ける内に更なる興奮がとめど無く溢れ、男は愉しむ心を性の欲望に跡形も無く飲み込まれ、ふくらんだ男根を振りながら快楽をねだる状態へと追い詰められてしまった。

「んっ、んんんっ! むぐぅぅぅっ、んぅっ…!」

目隠しの内側に映っている男根を、耳に流し込まれている音を立てながら手で刺激したくて堪らないのに、ベルトで台に固定された手は刺激を求める男根に触れる事すら叶わない。ならばと、男は不自由な裸体をもがかせ、夢中で男根を揺らして欲望を散らそうとする。だが、欲望が溜まる速度の方が圧倒的に早く、男は試みも虚しくただただ疲労ともどかしさだけを感じてしまう。

「んーっ! むぅぅぅぅっ! ぶぅーっ…んもぉぉぉっ!」

気持ち良くなりたいのに、どうやってもなれない。満たされない欲望に苦悶し、出された条件を安易に受けた事を後悔しながら、男は部屋中に響く濡れた悲鳴を上げ、快楽を渇望する。
快楽を心から望み、声にならない声を発して身悶える哀れな男。そんな男に快楽を注ぐ存在はおらず、頭部の器具も、部屋に設置されたカメラも、心拍数などを記録するバンドも、別室の職員も淡々と動き、快楽実験一日目の情報を集めていた。




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囚われの少年忍びは尋問を施される

2015.11.28.Sat.21:00
忍びとして裏の仕事を行う為に育てられた二人の少年は、同じ年頃の者とは比べ物に身体能力を有している。大人の背丈を軽く越す跳躍力。闇夜でも標的をしっかりと確認出来る視力。鋭い刃物を手足のように扱い、任務通りに標的を切り裂く腕力。そのどれもが大人の忍びにも負けない実力を持っており、少年達は指示に従って有能に働き、あらゆる裏の仕事をこなしていた。
城主を暗殺する目的で訪れた城で返り討ちに合い、囚われてしまう日が来るまでは。
囚われた理由は決して、少年達が油断していたからじゃない。忍びを迎え撃った城主が有能な少年の忍び達を必要以上に恐れ、過剰なまでの戦力を持ち出したからだ。
かわしてもかわしても次から次へと湧いてくる敵。そのあまりの多さに危機を覚え、少年達は脱出を試みた。だが、すでに逃げ道は城主の命令で集められた男に塞がれており、たった二人の少年忍びは何十倍もの男に取り囲まれ、囚われてしまった。
そして、少年達は。城主の命を奪おうとしていた二人の年若い忍びは武器や道具だけではなく着ていた衣服を一枚残らず剥ぎ取られて裸体にされ、衣類の代わりに厳重な拘束を与えられ…数人の男に常に監視された状態で尋問を施されていた。
痛みや苦痛による尋問ではなく、恥辱を注いで追い詰める性の尋問を、だ。

「んぅぅぅっ…う、ふぅぅ…っ!」
「あぅ、お、あぁぁ…!」

舌噛みを防ぐ白布に歯を立てながら、少年達は縄で向かい合わせに縛り上げられた裸体を小刻みに震わせる。そうして少年達が震える度に背中に捻り上げられた手首の縄が軋み、二人の首や二の腕、腹部や足といった箇所を結合する縄が鳴り、少年達の尻穴を埋め尽くしている鉤爪状の器具が不規則に動いて濡れた水音を立てた。
恥ずかしい穴を嬲る太い器具を抜き取りたくても手は思い通りにならず、少年達は器具を天井の梁から吊るしている縄にも触れられない。完全に行動を拘束で制限された少年達に出来る事は、疲労で震える足に力を込め、縄で繋がれた仲間と共につま先立ちをして器具が尻穴に強く食い込むのを避ける事だけだ。

「むふぅぅぅっ…うー、うぅー…!」
「うぅっ、うぶっ…あ、むぉぉぉっ…」

少しでも脱力すれば尻穴が容赦無く器具で拡張される状況に置かれ、絶えず増していく疲労感と恐怖に苛まれた少年達は涙と汗で汚れた顔を自分達を監視している男達に向け、忍びの誇りもかなぐり捨てて許しを求める唸りを上げた。
けれど、その悲痛な唸りを男達は汲み取らない。男達は一枚の板を許しを請う少年忍び達に見せながら、淡々とした口調で問い掛けてくる。

「雇い主を白状する気になったか?」
「もう、知らないは十分だ。いい加減正直に白状しないと、責めを今より激しくせざるを得なくなるぞ?」

苦悶する少年達の顔の前に板を、文字が書き記された板を見せながら男達は尋ねる。言葉を奪った少年達に、視線で文字を追って雇い主を吐けと要求してくる。
しかし、少年達は雇い主の情報を一向に漏らさない。何故なら、少年達も雇い主の事は一切知らないからだ。
声が出せれば、何も知らないとすぐに伝えられるのに、少年が舌を噛む事を危惧する慎重な男達は白布を外してくれない。故に、少年達は視線で知らないと、教えられていないと正直に伝えたが、少年達の忍びとしての優秀さを城主から教えられた男達はそれを嘘だと考えて取り合わず、尻穴を辱める性尋問でも陥落しない少年達の強情さに感心しながら、根気良く問い掛けを繰り返していた。

「ほら、楽になりたいだろ? 尻穴のモノを抜いて欲しいだろ?」
「任務に失敗した忍びが見捨てられる事は知ってるだろ? お前らを助けてくれない奴らなんかを気にする必要は無いんだから、早く白状しちまいな」
「うぅぅぅ、うっ」
「おぐぅっ…んも、もぉぉ!」

真実を伝えても少年達は責めから解放されず、優しい言葉で男達は無意識に絶望を再認識させる。
誰も助けてはくれず、唯一助けてくれそうな男達も全く正直な意思を信用してくれない。そんな絶望に打ちひしがれながら囚われの少年忍び達は縄で繋がれたつま先立ちの裸体を力無くよじらせ、眼前で唸っている仲間の表情を潤んだ目で見つめつつ、尻穴をいたぶる器具の刺激をひたすらに耐え続けていた。




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雄狐達は狼達の前でよがり狂わされる

2015.11.27.Fri.21:00
人間達が住む世界とは別の世界にある、狐獣人の妖怪達が集まった村。普段ならば降り注ぐ陽光の下で畑を耕す狐や、楽しげな声を上げて走り回る子供狐の姿が見えているはずのその村は今、人気が無くなっている。
その原因は、昨夜この村を襲った雄の狼獣人の妖怪達で作られた集団だ。この集団に襲われた村の狐の内、女性と子供と老人は村から逃げ出し、身を挺して他の村民を逃がした狐の男達は狼達に抵抗虚しく捕獲されてしまった。
だが、狐の男達は捕獲されても悔いる事は無く、女性や子供を乱暴な狼達から逃がせた事に安心していた。こんな雄の狼達の手に女子供が渡ったら…という、簡単に想像が付く悲劇を避ける事が出来たと捕らわれながら安堵していた。
しかし、現実は狐達が予想していた物とは全く違う方向に動いた。狼達は捕まえた狐達を村で一番大きな建物の広間に集め、衣服を一つ残らず毟り取り、本来女に向かって行われるはずの甘い責め苦を何の躊躇いも無く、男である狐達全員に施したのだ。

「んんっ… ん! むふぅぅぅ……っ!」
「むぐぉっ…んふっ、ぶむぅぅ…!」

何十人もの雄狐達のくぐもった悲鳴が響く。それは、与えられている責めからの解放を望む悲鳴だという事は明らかだ。
けれど、非道な狼達は誰一人として狐達を責めから解放せず、ただ痴態を観察するのみ。気を付けの姿勢をしたまま裸体に妖力が込められた札を大量に貼り付けられ、立ち上がる事も、口を開く事も、太股の裏側に括り付けられた尻尾を揺らす事も叶わないまま札が注いでくる緩い快楽に喘ぐ狐達が床の上でのた打ち回る様子を、狼達は股間をふくらませながらニヤニヤと見下ろすのみだ。

「うぅっ、うぅぅ…むぉ、むふっ」
「ぐぅーっ! あぐ…ぶふぅっ…」

村の平穏を乱した憎い狼達に無様な姿を見られ、笑われている屈辱。文字通り手も足も出ないよう札で拘束された裸体を緩い刺激で嬲られ、快楽を覚えさせられてしまっている悔しさ。そして、緩すぎる快楽にもどかしさを感じ、狼達の前だという事も忘れて床に股間を擦り付け、射精を迎えたいと考え始めている自分への恐怖。
様々な感覚が狐達を追い詰め、理性と反抗心を削っていく。段々と自身の誇りやプライドが崩されていく事に怯え、心の底から恐れつつも、狐達は必死に理性を繋ぎとめ、狼達が加える快楽責めが終わる時を待っていた。

「んー! んっ…んんんんっ!」
「うむーっ…ふ、ふっ、うふぅっ…!」

涙に濡れた目を見開き、甘く歪んだ鳴き声を発する狐達は、知らない。雌よりも雄の狐の肉奴隷の方が高く売れるという黒い世界の常識など、のどかな村で育った純朴な狐達が知る訳が無い。
そんな非情な事実を知る由も無いまま雄狐達は女子供を逃がせた安心を覚えながら悶え、与えられている快楽責めの終わりが来る時を身をくねらせて待っていた。
その終わりが来る時にはもう、自分の理性は快楽に蝕まれ切った後だなんて考えもしないまま、狐達は自分達を捕まえた狼達の前でよがり狂いながら待ち続けていた。




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攫われた社長は恥ずかしい穴を代わる代わる弄ばれる

2015.11.26.Thu.21:00
夜を迎え静まり返った山奥の空き地に、一台のキャンピングカーがとまっている。月明かりに照らされるそのキャンピングカーはいたって普通の物であり、はた目にはただキャンプを楽しむ為にこの場所に訪れたようにしか見えないだろう。
とてもその中に様々な報道媒体で行方不明だと伝えられている大企業の社長の男がいるとは誰も思わず、その社長の男を攫った三人の男が容赦無く快楽を伴う責め苦を与えているなど、誰も考えはしないだろう。

三人の男に一人きりでいる所を襲われ、車の中に連れ込まれた社長は抵抗も虚しく身に着けていたスーツを下着と共に剥ぎ取られ、靴下のみをまとった肉体を車内に置かれたベッドの上に麻縄で繋がれてしまった。
ほぼ裸体にされた身体の自由を奪う縄を、当然社長はどうにかして解こうともがきにもがいた。だが、過剰な程に施された縄は幾ら力を掛けても全く緩まず、社長の肉体は嫌でも恥辱を味わう格好から逃れられなかった。足首と、膝と、太股に巻き付けられた縄をベッドの頭側の柵に遊び無く結ばれ、手首や肘に巻き付けられた縄を足側の柵やベッドの側面にある金具にきつく結ばれた社長の肉体は大きく足を開かされ恥部を開帳させられた仰向けの体勢から抜け出せないまま成す術無く人気の無い山奥へと運ばれ、そして。
抵抗一つ出来ないまま三人の男にさらけ出した恥ずかしい尻穴を代わる代わる弄ばれ、外に音が漏れないよう防音が利いたキャンピングカー内に絶叫のような喘ぎ声を響かせながら何度も何度も絶頂をさせられていた。

「あぁぁぁーっ! りゃ、めぇ…まりゃイぐっ! イっぢゃ、あ! んあぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」

尻穴に挿入された男の指に前立腺を強く押し上げられた社長は閉じられない足と曲げられない腕をガクガクと痙攣させ、喉を限界まで逸らしながら十数回目の絶頂に甘い悲鳴を上げる。情けなく乱れ切った声を漏らして社長の男が悶え狂う度に、白の体液を吐き出す事も叶わなくなった男根は苦しげに先端の穴をパクパクと開閉させ、長時間快楽で嬲られて緩み切った尻穴は濡れそぼった腸壁で指をきゅうきゅうと包み込む。そんな淫猥な反応をしばらく目と耳と指で堪能した男は絶頂して呆けている社長の男を現実に呼び戻すかの如く、挿入していた右の人差し指と中指を一気に引き抜いた。

「あぅぅぅっ!?」

じゅぼっ、と音を立てながら不意打ちで指を勢い良く抜かれた社長は、目を見開きつつ縄に拘束された肉体を強張らせて衝撃に震えている。しかし、社長を弄ぶ男達はその衝撃から立ち直る暇さえ与えず次の男へと順番を交代し、卑猥な収縮を行っている尻穴にすぐさま次の指を準備した。

「ひ、ぎ…あっ……ん、も…ゆりゅひへ…! イぎたくな…イぎたぐ、にゃ、あぁぁぁぁ!?」

幼子に似た調子で泣きじゃくり、舌足らずな声で懇願する社長を無視して、順番が回った男は構えた指を躊躇無く差し込んだ。
指を拒む力さえ失った尻穴がまた指で塞がれ、社長は舌を突き出しながら甘く鳴き、汗と淫液塗れの肉体を小刻みに跳ねさせる。社長としての威厳はおろか、男としての尊厳も無くして惨めに苦悶する様に三人の男は黒く微笑み、口々に捕らえた社長へと言葉をぶつけた。

「許してって? 許す訳無いだろ?」
「俺達に罪をおっ被せて、仕事も家族も人生も奪っておいて…簡単に許されると思ってんのか?」
「ここに警察が辿り着くまで、復讐としてアンタをたっぷりと可愛がってやるよ。社長として二度と表舞台に出られないくらいに快楽漬けにしてやるからな…覚悟しろよ?」
「い、やらぁぁぁぁ…っ!」

拒絶の意思を込めた悲痛な声はキャンピングカーの内部から決して漏れず、復讐の炎を燃やす三人の男の興奮と優越感を高める効果しか持ってはいなかった。
山奥にとめられたキャンピングカーに救いが訪れる瞬間は、日付が何回も変わった遥か先の事だった。




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青年は欲情した男達に取り囲まれる

2015.11.25.Wed.21:00
「はい、ここでストップだよ。お散歩は終わりだ」
「うぅぅ…っ」

革の目隠しの向こうにいる男の言葉に反応して青年は足をとめ、口を塞ぐギャグボールから唾液と共に思わず安堵の吐息を漏らした。単純に休みを与えられないまま歩かされ続けた疲労と、視界を奪われた状態で歩かされる恐怖に長い時間晒された青年の裸体は、どこもかしこも汗に濡れて小刻みに震えている。

「よく頑張ったね、刑事さん」
「大人しく言う事に従って歩いて…刑事さんは良い子だね」
「うぶぅっ…ぐ、むっ」

見る事としゃべる事を封じられ、手足の動きを枷の鎖で繋がれた状態で首輪を引かれたら、嫌でも指示に従って歩くしか無い。
そう言い返したくても青年刑事は言い返せず、自分を捕らえた男達がわざとらしく褒めながら汗ばんだ肌に触れてきても、その手を振り払う事すら出来ない。
背中に、胸元に、尻に触れてくる手の熱が、青年刑事に不快感をもたらす。だが、青年はその不快感を可能な限り表に出さないよう堪える。下手に反抗的な態度を見せれば何をされるか分からないから。そして、下手に反抗したら終わりと言われた散歩が再開されるかも知れないから。
様々な恐れを抱く青年は、抗議の唸りさえも上げずにされるがままとなっている。誇り高い刑事の青年が言いなりになり、怯えながら辱めを受け入れている様子を眺める男達は、青年に見えていない事をはっきりと理解した上で意地悪くニヤニヤと笑い、優しい口調を作って言った。

「さて、疲れたでしょう? 良い子の刑事さん」
「休憩がしやすいように、目隠しを外してあげるからね…」
「っ、う…っ!」

後ろから金具の音が聞こえ、続けて青年の頭部に加えられていた圧迫が一気に緩んだ。闇に覆われていた視界に突然差した光に目を眩ませた青年刑事はしばらく目をしばたたかせていたが、時間が経つにつれて少しずつ目が慣れ、数十秒後には周囲の光景が問題無く見えるようになった。
しかし、視界が自由になった青年刑事を待っていた光景は、無理矢理に歩かされ続ける状況よりも遥かに危機的な物だった。
青年刑事を待っていた光景。それは、手と足を拘束され、声を制限された青年を遠巻きに取り囲む全裸の男達の姿。全方位に隙間無く存在するその男達は全員が熱情のこもった視線で裸体の青年を見つめており、一人残らず股間の男根を欲情で膨張させている。

「む!? ぐ、むおぉぉっ!?」

予想など欠片もしていなかった異様な光景に驚き、背筋を凍らせた青年刑事は、さっきまで自分を歩かせていたすぐ近くの男達にすがる視線と困惑色の声を向けた。
けれど、男達は青年が向ける視線にも声にも応えず、優しい口調を作ったまま残酷な内容を放つ。

「さ、ゆっくりお休み」
「俺達はここから離れるから、刑事さんはその間に好きなだけ休んで良いよ。休めたら…ね」
「っ…!」

今にも飛び掛ってきそうな程性的に興奮した男達に囲まれた状態で、休めるはずが無い。そこまで興奮した男達が、拘束で無抵抗の状態に追いやられた青年を放置する訳が無い。
必死に助けを求めても、無駄で。哀れな青年刑事は自分を欲情した男達が集まった部屋へと連行した男達が部屋から去った瞬間獣と化した男達に一斉に襲われ、強制歩行で疲弊した裸体を責め立てられ、休みたいという思考を挟む余裕も失うくらいの強い快楽で悶え鳴かされてしまうのだった。






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懇願を無視され保安官は容赦無い快楽で嬲られる

2015.11.24.Tue.21:00
保安官の男の手は頭の後ろまで持ち上げられ、左右の手首に結んだ縄と首に巻いた縄を繋がれてしまった。そして足は内側に向けて曲げた状態のまま足首を縄で括られた上に、男根を睾丸からくびり出す縄と足首の縄を遊び無く結合されてしまった。
手を動かそうとすれば保安官の首が絞め付けられて息が苦しくなり、足を動かそうとすれば男根がきつく絞め上げられて強い痛みを感じる。そんな状況に追いやられた保安官は衣服を剥ぎ取られた仰向けの裸体を覆い隠す事すら叶わず、手足の自由を奪う拘束を解こうとして寝かされたテーブルの上で暴れる事もままならない。
逃亡を防ぐ縄拘束は、保安官に屈辱と羞恥をも与えている。だが、保安官を捕らえ、屈辱と羞恥を味わう縄の拘束を施した悪人達は更にここに責めを加えた。今まで自分達の邪魔をしてきた保安官を苦しめ、無様に悶え狂わせる甘く残酷な責めを、だ。

テーブルに仰向けで寝かされた保安官を取り囲んだ悪人達は、全員が思い思いに手を伸ばし、無抵抗で無防備な裸体を意地悪く責め立てている。
しつこく摘まれ、上下に弾かれた保安官の乳首は尖り切り、触られるだけで激しい悦楽を覚えるくらいにじんじんと疼いているというのに悪人達はよりしつこく乳首を嬲り、過敏になった肉の粒を引っ張ったり爪で軽く引っ掻いたりして弄んでいる。休憩を挟む事無く指の腹でくすぐられた腋や内股といった皮膚の薄い場所は汗ばんだ肌を絶えずヒクつかせているというのに悪人達はより巧みな手付きでヒクつく肌をくすぐり、保安官の肌が苦しげに跳ねる様子を生み出している。
そして、男根は何度も何度も精液を搾り出されたというのに透明な先走りを垂れ流す亀頭を指で擦られ、脈打つ竿を手で扱かれ、萎える事も許されないまま望まぬ射精を数え切れない程に強要されている。

しかし、それ程の苛烈な快楽責めに晒されていながらも、まだ保安官は快楽には溺れていない。いや…正確には溺れたくても、溺れられない。
何故なら、手と足から力を抜く訳にはいかないという状況が、快楽に溺れる事を封じているからだ。

「あぁぁっ…! は、ぁ! お、ねがっ…縄…ほどい、へ…っ!」

頭の後ろで拘束された手と、不自然に曲げた状態のまま拘束された足を震わせながら、保安官はなりふり構わず懇願を繰り返す。
涙を流し、敵にお願いをするその必死な懇願を見れば、保安官が自由を取り戻す為に拘束を解く事を求めているのではなく、快楽で脱力する事も快楽を受け入れる事も出来ないままイかされ続けている苦悶から解放されたいが為に拘束を解いて欲しいと求めている事は明らかだ。

だからこそ、悪人達は保安官の懇願を無視して裸体を手でいたぶり続ける。無慈悲な悪人達は許しを請う保安官の声を聞き流し、あらゆる抵抗を取り上げられた哀れな裸体を容赦無く快楽で追い詰めていく。

「い、やらぁぁぁぁーっ…んも、やぁぁ…! ゆりゅひへ…やめ、ひぇぇぇぇっ……!!」

淫らに濡れた保安官の鳴き声は、保安官の肉体を甘く嬲る悪人達の耳をこれ以上無く悦ばせていた。




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鎖で吊るされた男達を無慈悲な装置は快楽で責め立てる

2015.11.23.Mon.21:00
機械の駆動音が鳴り響く工場の中に、何十人もの男達がいる。それは、つなぎを着た作業員の男ではなく、身体の自由を奪うぴちぴちのラバースーツを着せられ、ラバースーツの表面に付いた金具から伸びている鎖によって吊るされた無抵抗の肉体を運ばれている男達だ。

「あぉっ、あぉぉぉ!」

革の本体に取り付けられた金属のリングを噛ませるタイプの口枷を施された男は、開きっぱなしの口から飲み込めない唾液を垂らしながら身体を一生懸命にもがかせている。しかし、男の首から下を覆うラバースーツはどんなにもがいてもぎちぎちと耳障りな音を立てるのみで全く緩まない。どれだけ必死になって自由を取り戻そうと暴れても、男の手首は背中で重ねた状態で思い通りに動かせず、足はM字に折り畳んだまま伸ばしたくても伸ばせず、男達は自身を吊るす鎖の移動に従って工場の中を運ばれるしかない。
運ばれた先で何が行われるのか、自分がどんな状況になるのか経験で嫌という程に理解していても男達は逃れられず、所定の位置に着いた自身の肉体が無慈悲な装置の方へと動き始めても、ただただ許しを求めて唸り、外せない拘束を鳴らすしか無かった。

「あーっ! あ、あぁぁ!」
「おっ、あぉっ、あぉぉぉ!」

吊るされた二人の男の距離が、向かい合わせのまま狭まっていく。同時に、二人の間に位置する装置との距離も狭まっていく。
二人の男は、自身に着せられた赤と黒のラバースーツを鳴らしながら、閉じられない口で懇願を放った。だが、無感情な機械達は懇願など聞き入れない。
幾つものアームは嫌がって左右に振られる男達の顔を固定した上で開いている口同士を両端が男根を模した形状になっている薄桃色の双頭バイブで塞いで顔を見合わせたまま離れられないようにし、密着した二人の肉体の間に器具を潜り込ませ左右の乳首と股間を狙い、三日月に似た形をした器具を男達の尻の谷間に押し当てて腰を振っても後ろには逃れられなくした。

「うーっ! うぐぅぅぅぅーっ!!」
「んっ、もっ! んもぉっ、むふぅぅぅ!」

名前も知らない男と口を双頭バイブで繋がれ、ラバースーツの上から乳首と股間と尻の谷間を器具で狙われている状態に、幾度と無く味わわされた甘い地獄の前段階に二人の男は怯え、なりふり構わずくぐもった哀願を上げた。
けれど、そんな痛々しい哀願も装置には伝わらない。装置はただ組み込まれたプログラムに沿って動き、男達の身体に当てた器具を振動させて、刺激に弱い場所に快楽を注ぐのみだ。

「んんんぅぅぅぅぅーっ!」
「あぉぉぉぉぉんっ!!」

乳首が、股間が、尻の谷間が容赦無く振動させられ、口の中がバイブで擦り上げられる。それらの刺激で激し過ぎる快楽を感じても男達は大きく身悶えて快楽を散らす事さえ許されず、目の前の男が涙を零して喘ぎ鳴く様を見つめながら、ラバースーツで手足を拘束され鎖で宙吊りにされた肉体を惨めに痙攣させる事しか出来ない。
休み無い絶頂を強要され、ラバースーツの中が垂れ流した汗と白い体液でぐちゃぐちゃに汚れても、哀れな男達は残酷な装置の快楽責めでイかされるしか無いのだ。

「うぐぅぅぅぅーっ! んもっ、んむぉぉぉっ!」
「あー! あぉぉぉーっ! んぐっ、むっ、ぶぅぅぅんっ!!」

無様に喘ぎまくる二人の男の姿を力無く眺めながら、同じラバースーツを着せられ鎖で吊るされた男達は次は自分の番かも知れないと恐怖し、強張った表情をして拘束を解こうともがくがやはり無駄で、もがく男達は次々と装置の方へと運ばれていき、二人ずつ装置がもたらす快楽責めを与えられていく。
装置の振動に責められる男達の悲痛な喘ぎと、いつ来るかも分からない責めに怯えてもがく男達が立てるラバースーツと鎖の音は、装置の駆動音と一緒に響き渡り、雄の性奴隷を生み出す工場の中を虚しく満たしていた。




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青年ヒーローの痴態は事細かに記録される

2015.11.21.Sat.21:00
白衣の男が自身の研究室に入り、室内の明かりを点ける。すると、闇に包まれていた内部が照らし出され、研究室内に置かれた機械類やテーブルに置かれた書類がはっきりと見えるようになり、同時に、白い壁から青年の下半身が突き出ているという、異様な光景もはっきりと見えるようになった。
白衣の男は、部屋を出る前と変わらない光景を確認して微笑むと壁から生えた下半身に何の躊躇いも無く近付き、愉しげな口調でその下半身へと声をかけた。

「ヒーローさん、お待たせ。思ったより準備に時間が掛かっちゃってごめんね」

こっちの声が聞こえていない事を承知した上で白衣の男は捕らえた青年ヒーローに声をかけ、右手に持っていたバッグをどさりと床に置いた。そのバッグを置く音はかなり大きい物だったが、壁の向こうにある青年ヒーローの耳には先程の声と同じように届かなかったらしい。その証拠に、青年ヒーローは恥部が丸出しになるよう足を開いたまま拘束された下半身を全く暴れさせず、ただ呼吸に合わせて力無く上下させていた。
白衣の男の腰辺りの位置の壁に埋め込まれた青年ヒーローの肉体は、腹側を上にした状態で開いた足を幾本もの黒いベルトで壁に繋がれている。萎えていても分かるくらいにたくましい男根がよく見え、その下にある尻穴がたまに小さい収縮を行う様子も白衣の男の目にはよく見えている。
たくましい青年ヒーローが身動きが出来ないよう壁に埋め込まれ、無防備な恥部を隠そうともせずに晒している状況。それは、白衣の男にとっては、自分が作った装置を幾度と無く破壊されてきた男にとっては愉しくて仕方が無い状況で、男はこのまま青年ヒーローの恥部を観察し続け、あらゆる反応を事細かに記録して辱めてやりたいという願望を胸でふくらませていた。
そのふくらんでいく願望のままに、男は床に置いたバッグから箱型の機械を取り出す。そして、機械と一緒に取り出したバインダーを構えると、男は青年ヒーローには聞こえない事を知った上で宣告をしながら、箱型の機械のスイッチをオンにした。

「さぁ、ヒーローさん。私達が君達ヒーローへの対策を練る為だけじゃなく私の君に対する怒りを静める為に、この機械で無様に悶え苦しんでもらうよ…」

黒い笑顔を浮かべる白衣の男がスイッチをオンにすると、機械のあちこちから細いアームが伸びて青年ヒーローの股間に迫り、アームの先に付いた細い筆で、青年の恥部を容赦無く柔らかな毛先でくすぐり始めた。

「っ!? っ! っー!」

突然に与えられ始めた激しい刺激に、男根と睾丸と尻穴を襲う筆の刺激に青年ヒーローは壁に埋め込まれた肉体を必死にもがかせ、刺激から逃れようと試みる。
もちろん、肉体の自由を奪われた状態では逃げられるはずは無い。加えて、機械で動かされている筆は青年ヒーローの弱点を執拗に追いかけて嬲るように設定されており、どんなに下半身をよじらせても、男根と睾丸と尻穴は筆でくすぐられる感覚から離れられない。

「ふふっ…性器がふくらんできたね。あぁ、アナルもいやらしくヒクついている。感度が良いのはヒーローの特性かな、それとも…君の身体が快楽に弱いのかな?」
「っ-! っ、っ!」

苦しげに悶える青年ヒーローの痴態を白衣の男は余すところ無く観察し、次々に訪れる淫らな変化を一つ残らずバインダーに固定した紙に記録していく。
捕らわれの身となった青年ヒーローが敵の組織の実験材料となり、毎日毎日肉体を強い快楽を感じてしまう刺激で責め立てられる。
そんな甘い地獄の日々は、まだ、始まったばかりだった。




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男達はあらゆる体勢で尻穴をほじくられる

2015.11.20.Fri.21:00
窓は無く、一つしかない入り口の扉には外側から鍵がかけられた部屋の中に、何人もの男達が閉じ込められていた。内側から強い力を加えれば、扉を無理矢理にこじ開け、閉じ込められている状況から抜け出せるかも知れない。そう考えていても、男達はそれを実行には移せない。何故なら、男達の身体は衣服を全て剥ぎ取られた裸体にされた上に頑丈な金属の器具を用いた拘束を施され、それぞれ違う体勢を強いられたまま身動きが取れないよう肉体を固定されてしまっているからだ。

「んんっ、む、ふぐぅぅ!」
「ふー! うむぅぅぅーっ!」

言葉を奪う黒い棒状の枷に噛み付きながら、ある男は灰色の壁に大の字で磔にされた裸体をじたばたとくねらせ、またある男は後ろにでんぐり返しをする途中のような姿のまま灰色の床に繋がれた裸体を必死によじらせる。だが、男達は誰一人として金属の拘束を振り解く事は出来ず、自分と違う格好を強いられた仲間と共に、同じ理由で与えられた同じ責めで苦悶する事しか出来ない。
男達は、抵抗勢力である自分達を反逆者として断じた国家が罰と称して与えた淫具による責めで恥ずかしい尻穴を休み無くほじくられ、望まぬ快楽で一方的に絶頂させられるしか無いのだ。

「あむぅっ…む、んむぅぅっ…!」
「うふぅぅぅ…ぐふぅ、むふぅぅ…」

斜め上に伸ばした両手両足を器具で曲げる事はおろか下ろす事も叶わないようにされた男が、床に背を着けた裸体をビクビクと悶えさせつつ、じゅぽじゅぽを卑猥な水音を立てながら自分の尻穴をピストン運動で掻き回している極太の張型を涙で濡れた瞳で見つめる。その横では犬のように四つん這いをさせられたまま裸体を器具で固定された男が床に着いた手足をガクガクと痙攣させ、容赦無く張型で抉られている尻穴から溢れた腸液と自身が吐き出した白い体液で濡れている男根を前後左右に揺らしながらくぐもった悲鳴を上げている。
あらゆる格好で裸体を固められた抵抗勢力の男達は、全員が快楽責めからの解放を求めてもがいている。けれど、張型は必死でもがく男達の意思を砕く勢いで激しく動き、快楽と暴圧的な国家に抗う男達を絶頂へと追いやっていく。

気心知れた仲間の前で絶頂させられ、触られてもいない男根から精液を吐き出してしまう羞恥。その羞恥に震える仲間を見ながらも助ける事は出来ない悔しさ。そして、それらの感情を覚えながらも快楽に悦びを覚え、肉体が少しずつ快楽に対して従順になっていく恐ろしい感覚。
様々な感情で心をめちゃくちゃに掻き混ぜられ、淡々と動く張型に尻穴を掻き混ぜられる男達。そんな男達を救う者はおらず、彼らは罰として与えられた非情な快楽地獄で心と身体が完全な屈服を迎えるまで、金属で固定された肉体をしつこく責め立てられ続けたのだった。




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赤肌を震わせ鬼青年は甘く歪んだ鳴き声を上げる

2015.11.19.Thu.21:00
「ん、はぁぁぁっ…! く、そっ…まら、イぐ……イっぢま、ぁ…っ!」

悔しげに歯を食い縛りながら、青年は訪れる絶頂をどうにか堪えようとした。だが、結果は無駄だった。どんなに絶頂を拒んでも、青年を責める淫具は容赦の無い動きで快楽に弱い場所を嬲って絶頂を強要させてくる。全神経と意識を快楽を逸らす事に集中させても暴力的な勢いで注がれる激しい快楽の前には意味が無く、青年の肉体は、薄く赤みがかった若い鬼の裸体は麻縄で宙吊りにされたまままた絶頂させられ、白い体液を放出してしまった。

「あぁっ、あっ…あぁぁぁぁっ…!」

閉じる事すらもままならなくなった口から唾液と喘ぎを零しながら、赤鬼の青年は背中で重ねた手首を縛る縄と、足首と太股を短く括る縄を軋ませ、腹側を下にして床と平行になるよう天井から吊るされた赤い肌の裸体をビクビクと痙攣させる。すると、それに合わせて鬼青年の左右の乳首と勃起した男根に装着されたビニール管が、青年の乳首と男根を強く吸引しながらぶるぶると大きく揺れ、縄で固定されたバイブで絶え間無く奥深くまで掻き混ぜられている尻穴から泡立った腸液が垂れ落ち、吊るされた裸体を無様に身悶えさせている赤鬼の青年の背後から愉しそうな声が上がった。

「またイったね。最初はあんなに嫌がっていたくせに、さっきからイきっぱなしだよ? 玩具でめちゃくちゃにいたぶられているのに気持ち良さそうにイきまくって…とんだ変態じゃないか」
「だま、れぇぇぇっ…! おりぇは、いたぶられひぇ…きもぢよく、なん、が…っ!」

聞き捨てならない言葉に反応し、赤鬼の青年は首を左後ろに回して舌足らずに否定を叫ぶ。しかし、そうして否定を叫んでいる顔は涙と涎に塗れ、断続的に与えられている快楽の影響で淫らに蕩けてしまっている。そんな顔では快楽を否定しても赤鬼の青年が望む効果は何一つとして得られず、ただただ捕らえた赤鬼の青年を淫具で責め立てる青鬼の青年の加虐心を刺激し、より苛烈な責めを引き出す効果しか生みはしなかった。

「ふふっ…そうかい? なら、こうしても平気って事だね?」

尋ねておきながら返答は聞かず、青鬼の青年は右手を素早く動かして握っていた黒い革紐が何本も付いた鞭で、宙吊りにされて逃げ場の無い赤鬼の青年の尻肉を打ち据えた。

「あぉぉぉぉっ!?」

尻肉を鋭い痛みが襲う。だが、その痛みはあっという間に掻き消された。痛みですくんだ尻肉が腸内のバイブをきつく締め上げた事で過敏になった腸肉が先程までとは比べ物にならない強さでゴリゴリと抉られ、堪らない快楽の波が一気に赤鬼の青年へと押し寄せたからだ。
悪態も吐けなくなった口から尖った舌を突き出し、涙で潤んだ目を見開いた青年は、衝撃の余韻で縄に吊るされた裸体を小刻みに震わせている。が、余韻から立ち直る暇すら青鬼の青年は与えない。連続で鞭を振るい、赤鬼の青年の尻を打って、痛みと快楽が混ざり合った苦悶の責めを叩き込む。

「自分でいたぶられて気持ち良くなんてならないって言ったんだから、気持ち良くなっちゃ駄目だよ? もし鞭でいたぶられながら気持ち良くなってイっちゃったら…玩具の動きを強くして、もっと…ひどくしちゃうからね?」
「そんっ、あっ! ひあっ、んあぁぁ!!」

二本の角が生えた顔を振り乱し、縄をうるさいくらいに鳴らして悶える赤鬼の青年の絶頂が近い事を把握しながら、青鬼の青年は意地悪く、絶頂した場合は罰を与えると宣告した。

「あぅぅぅーあっ! あぁぁ! あがぁぁっ!!」

尖った乳首を吸い上げられ、尻穴をバイブでほじくられながら、ビニール管の中の男根が絶頂しないよう耐える赤鬼の青年の甘く歪んだ鳴き声を堪能しつつ青鬼の青年は鞭を何度も何度も振り下ろし、更なる責め苦の理由となる絶頂の瞬間が早く訪れるよう無慈悲に働きかけていた。




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男は無様な見本として展示される

2015.11.18.Wed.21:00
軍の敷地内にある一つの施設には、様々な資料が揃えられている。格闘術を学ぶ為の武術書。軍の歴史をまとめた歴史書。戦術を記した書類の束。そんな何気の無い書物が集められた施設に、一つだけ書物ではない資料があった。
施設の入り口に展示されたその資料は、捕虜の身に堕とされた一人の男で。若き軍人達に捕虜の末路を視覚と聴覚で教えていた。

「んぐ、う、ぐふぅぅっ! んも、むふっ、うぶぅぅ!」

口に装着された極太のバイブで口内を掻き回されている捕虜の男は黒革の目隠しの下で苦しげに眉根を寄せ、言葉にならない悲鳴を発しながら裸体をじたばたとよじらせている。が、どんなに身をよじらせても男の状況は変わらない。上半身を縛り上げ施設の天井から吊るしている麻縄は解けず、左右の足首を大きく開かせたまま閉じられないよう施設の床の金具に結んでいる麻縄も解けず、性の弱点に固定されたあらゆる淫具は外れない。
これ以上無いくらいに赤く充血して尖り切っている乳首は、器具で挟まれ容赦無く振動させられている。硬く勃起し先端から透明な先走りを垂れ流している男根は、男根に巻き付けられた三本の黒革ベルトのせいで射精を封じられている上に射精封じを行っている物と同じベルトに付いている楕円形の淫具の振動で無慈悲に快楽を注がれ、射精を伴わない絶頂を数え切れない程に強制されている。捕虜の身に堕とされてから毎日昼も夜も無く丹念に解された尻穴は、口を塞いでいる物よりも更に太いバイブをくわえ込まされたままそのバイブが抜け落ちないよう縄で固定され、柔らかな腸内の肉を手加減の無い動きで掻き毟られる乱暴な責めを嫌だと思う心も虚しく堪らない悦楽を覚えてしまう。

「あぐぅぅぅぅっ! ん、ぐ! うぅぅ、んぶぅぅぅぅーっ!!」

自由を奪う麻縄をギシギシと鳴らし、敵の施設内で立ったまま拘束された裸体を汗と体液を飛ばしながら痙攣させ、捕虜の男は苦悶の悲鳴を上げながらもう何十回目かも分からない射精無しの絶頂を迎えた。激し過ぎる絶頂の感覚に、男の意識が一瞬遠ざかる。けれど、失神は出来ない。無感情な淫具は男に気を失う事を許さず、刺激され続けて痺れている口内と、乳首と、男根と、尻穴を刺激して、また次の絶頂へと男の肉体を上り詰めさせていく。

「おごぉぉっ…あ、ぶ、ぐふぅっ! むぅ、おむぅぅぅーっ…!」

達しても達しても終わらない快楽地獄に苦しみ、目隠しの下から涙を頬に伝わせて懇願の唸りを発しても、それに応える者は無い。
若き軍人達は性的な責めを受ける捕虜の見本として展示された敵国の男の無様な痴態を眺めて笑い、軍服の股間部分をふくらませるだけだ。

「おあぁーっ! ぶ、あぁ! んー、んぅぅぅーっ!!」

射精をしたい。もう気持ち良くなりたくない。見ないでくれ。誰か助けて。
色々な願望が男の中に渦巻くが、その願望は何一つとして叶えられる事は無く、捕虜の男はまた迫ってきた絶頂の予感に恐怖を感じながら縄で吊るされた上半身をくねらせ、流した汗と先走りと腸液で汚れた足をガクガクと震わせる様を自分を捕虜にした者達の前でさらけ出していた。




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狼は身動きを封じた虎を淫らに調教する

2015.11.17.Tue.21:00
「むぐあぁぁぁっ! ぐ、うぅぅ! うぐぅぅぅぅーっ!!」

自身の根城である洞窟内に唸り声を反響させながら、虎獣人の男は自分を見下ろしている狼獣人の男に怒りを向ける。激しい怒りの唸りは引き裂かれそうな程の鋭さを持っていて、通常の状態ならばその唸りは聞いた者に恐怖を抱かせる効果を生むだろう。
しかし、今は違う。どんなに虎が唸っても、恐怖は欠片も生まれない。何故なら、虎の肉体は狼によって衣服を剥がれた上に頑丈な拘束を与えられ、情けない格好のままで固定されてしまっているからだ。

「悔しいよなぁ、虎さん? 俺に負けたばかりか素っ裸で拘束されて、チンコもケツ穴も丸見えになってるんだから、悔しくて仕方ないよなぁ…?」
「むぐぁぁぁ…っ!」

意地の悪い口調で屈辱的な状況を再確認させてくる狼の白銀の体毛を、今すぐ赤く染めてやりたい。そんな願望を胸に湧き上がらせても、虎はそれを実行には移せない。虎の裸体を洞窟の地面に縫い付けている、金属製の器具のせいだ。
コの字型をした金属の器具は、狼に敗れた虎が気を失っている間に施され、虎の動きを完全に封じ込めてしまった。
仰向けの体勢で身体の真横に伸ばした左右の腕と足に施された器具は、虎の手首を、肘を、二の腕を、足首を、膝を、太股を洞窟の地面に縫い付けていて、虎の腕と足はあらん限りの力を込めてももはや曲げる事すら叶わない。加えて、同じ器具は虎の口と身体の真下に伸ばした尻尾にまで施されており、虎は抗議の言葉を発する事はもちろん顔を左右に振る事も許されず、また尻尾を使って丸出しの男根や尻穴を覆い隠す事も出来なくされてしまった。
程良い筋肉と縞模様の体毛に覆われた虎のたくましい裸体が身動き一つ出来ず、恥部を余すところ無くさらけ出している。その恥部に突き刺さる狼の視線に虎は嫌でも羞恥と屈辱を覚え、それらの感情を誤魔化す為に狼へと怒りをぶつける。
屈しまいとする反抗的な態度が、動きを大きく制限された状況とは真逆な強気な態度が、狼の興奮を煽っている事に気付かないまま。

「くくくっ…そんな格好だってのに元気だな。その元気な虎さんがどれだけ惨めに鳴いてくれるのか…愉しみで仕方ないぜ」
「っ…!」

狼の手がゆっくりと近付く。それを見た虎は身体を強張らせ、痛みを覚悟した。
が、痛みは訪れなかった。代わりに訪れたのは、笑い混じりの狼の掠れ声と共に与えられた、予想もしなかった刺激だった。

「痛い事なんてしないから怖がらなくて良いぜ。俺は虎さんの事を、頭がおかしくなるくらいに気持ち良くしてやるだけさ」
「むぅ…!? ん、むぶぅぅっ…!」

狼の手が触れた場所は、虎の男根で。痛みがくると考えていた虎の身体に訪れたのは、狼の手が男根を優しく扱く快楽で。虎は困惑しつつも甘い刺激に興奮を高め、狼の手の中で男根を徐々に勃起させてしまう。

「虎さんのチンコ、敏感だねぇ。まだ始めたばっかりなのに、俺の手の中で嬉しそうにビクビク跳ねてるぜ?」
「んーんっ、んっ、んむぅぅぅっ!」

無理矢理に快楽を感じさせられている虎は、必死に手足をもがかせて逃れようとするが、器具は外れない。虎の必死なもがきはただただ狼の目を愉しませ、支配欲に更なる火を点けるのみだ。

「暴れても無駄だぜ、虎さん。どんなに泣いて嫌がっても虎さんのこのエロい身体をイかせまくって…身も心も俺の物にしてやるからな」
「うぅぅぅぅーっ…!」

身勝手な宣言に対して反論も出来ず、虎は狼の思い通りに快楽で弄ばれて喘ぎ鳴かされる。
自由を奪われた裸体を甘い悦びで容赦無く嬲られ、虎の身体と心が狼無しではいられないようじっくりと蕩かされる調教の日々は、まだ始まったばかりだ。




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船員達はスパイを陥落へと追い込む

2015.11.16.Mon.21:00
任務中に船内にスパイが紛れ込んでいた場合、捕獲した上で即帰還し、そのスパイを引き渡す。船員達に配られる冊子内の規則上はそう記されている。
だが、それに従ったって何も良い事は無い。帰還しスパイを引き渡しても、褒賞どころかみすみすスパイを潜り込ませた失態の責任を押し付けられるだけ。ならば、帰還する必要も、引き渡す必要は無い。そう考えた船員達は捕らえたスパイの男をスパイ自身が使っていた船室のベッドに拘束し、衣類を全て剥ぎ取った裸体を欲望のままに毎日弄んでいた。

「んんぅっ…ふ、むぅ……っ!」

決して広いとは言えない船室に置かれた細長いベッドの上で、スパイが言葉と舌噛みを封じる口内の白布に歯を立てながら身悶えている。唾液塗れの布を噛み締め、一糸まとわぬ裸体をじたばたと暴れさせるスパイ。しかし、拘束は解けない。ベッドの脚に縄で遊び無く繋がれた両手首と両足首はどんなに手足に力を込めても自由を取り戻せず、スパイはベッドの上で仰向けの体勢を強制されたままそれから逃れられず、また、露出された身体に触れてくる手からも逃れられない。
狭い部屋に集まった船員達が思い思いに手を伸ばし、全身をくすぐるような優しい手付きで撫で回してきても、スパイは抵抗も出来ないまま身体中を撫で回され、甘い快楽の波を与えられるしかなかった。

「んふっ、むっ…んぉっ、むふぅぅ」

捕らわれた日から毎日弄くられ女の物のようにいやらしく肥大したスパイの乳首は興奮で硬くしこり、船員の指が軽く摘んで捻る責めや上下にピンピンと弾く責めを加える度に堪らない悦びを覚えて色を赤く淫らに変えながら更に硬くしこっていく。
乳首と同じく毎日弄くられたスパイの男根は興奮して限界までふくれ上がり、過敏な亀頭や幹の部分、柔らかな二つの睾丸を船員の手で緩く刺激される度にビクビクと跳ね、先端から透明な先走りをとぷとぷと際限無く溢れさせている。
そして、尻穴は。幾度と無く中を埋め尽くされ、奥深くまでを擦られる雌の悦びを教え込まされたスパイの尻穴は、差し込まれた二本の指を美味しそうにくわえ込み、腸内を指がゆっくりと擦り、特に快楽に弱い箇所である前立腺を緩急を付けて押し上げる度に小さな絶頂を味わわされ、抑え切れぬ幸福感に震えながら体内の指へと一生懸命にむしゃぶりついている。

これらの性感帯に対しての甘い責めと同時にスパイの裸体は腋や内股といった箇所を心地良さのみを感じるよう手で優しく撫でられているのだから、湧き上がる悦びはどうやっても掻き消せない。気持ち良いと感じる自分の心をスパイが否定しようとしても、その否定が間に合わない勢いで気持ち良さが増幅していく。
せめて罵倒や嘲笑の一つでもぶつけてくれればまだ悔しさを覚えて理性を保てるのに、船員達はどちらもぶつけない。快楽を感じ、甘くくぐもった喘ぎを発しながら裸体を悶えさせるスパイを眺める船員達は皆穏やかな笑みを浮かべたまま手を動かし、スパイの理性を圧倒的な快楽の波で押し流そうとするだけだ。

「む、ふぅぅーっ…あ、ふ…んもぉ、んむぉぉ…っ!」

このままではまた快楽に流され、自ら男根の挿入を求め、男根を夢中で舐め回す痴態を晒してしまう。そんな風に考え、必死に快楽に抗おうとしていたスパイの男。けれど、淫猥に育てられた裸体を船員達に優しく、じれったさを抱く強さで責め立てられたスパイの思考はもはや陥落寸前だ。
が、船員達はそれに気付きつつもスパイをじれったい手付きで責め続ける。理由は簡単だ。船員達の目的は快楽に抗うスパイを無理矢理に犯す事ではなく、快楽に溺れたスパイに極上の幸福を注ぎ、身体と心を肉欲に従順な物へと堕とす事だからだ。

「むぐぅぅぅーっ! あ、もっ! あぉ、むふぅぅぅーんっ……!」

淫らな欲求に崩れゆく理性を繋ぎとめようとするスパイは、目から涙を零しながらベッドに縄で結ばれた手足をもがかせる。
逃れられないと知りつつももがき、淫らに裸体を跳ねさせて陥落を堪えるスパイ。そんなスパイの肉体を船員達はじっくりと刺激して高め、自らはしたなくおねだりを行わざるを得ない状況へと追い込んでいく。

「うぅぅぅぅーっ!! うぅ、んむぅぅぅぅぅーっ!!」

言葉にならない喘ぎ混じりの悲鳴を発するスパイを救う者は海を行く船の上では決して訪れず、今日もまたスパイは抵抗虚しく理性を壊され、自分の意思で悦楽を欲しがる無様な姿を晒してしまった。
それが、船員達がちゃんと規則を守った場合より、この船の上位に位置する組織へと身柄を引き渡された場合より、遥かに幸せな姿であるという事など…スパイには知る由も無かった。




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スカートは青年の前で捲り上げられる

2015.11.15.Sun.23:00
マンションの一室に、ピンポンという呼び鈴の電子音が鳴る。それを聞いた青年はリビングのソファーから立ち上がって玄関へと行き、自宅の呼び鈴を押した存在をにこやかな笑顔で出迎えた。

「いらっしゃい、待ってたよ」
「…っ!」

おじゃましますも言わず、青年の姿を見た少女は肩まである黒髪と淡いピンクのスカートを揺らしながら青年に抱き付き、赤く染まった顔を青年の胸に押し当てた。
夢中で抱き付いてきた少女に苦笑しつつ、青年は部屋の扉を閉めて鍵をかける。その後青年は、自分の胸に顔を埋めている少女の頭を優しく撫でながら穏やかな口調で問いかけた。

「どうしたんだい? 随分と息が荒いけど、もしかして具合でも悪いのかい?」
「…分かってる…くせ、にっ……!」

ぎゅっと青年に腕を回したままはぁはぁと弱々しい呼吸を繰り返す少女は、その力無い様子とは裏腹な強い口調で言い返す。
けれど、青年は全く調子を崩さない。強い口調で言い返されても青年は変わらない穏やかさを保ったまま、再び少女に問いかけた。

「分からないよ? 何をして欲しいのかちゃんと言ってくれないと分からないし、して欲しい事をしてあげたくてもしてあげられないよ?」
「ふぅ…あ、はっ…」

頭を撫でていた手を徐々にずらし、青年は震える少女の耳をくすぐる。優しく暖かい指が耳をくすぐる感覚と音に思わず過敏な反応を返した少女は力を込めていた手を無意識に脱力させる。すると、青年はそれを見逃さずに身体を動かし、器用に少女の腕を外し壁際に追い詰めつつ、目の前にひざまづいた。

「いつも言ってるでしょう? して欲しい事はちゃんと言いなさいって。ほら…正直に言ってみなさい?」

身体の中で渦巻いている願望を口にする事を恥ずかしいと思う自分がいる。それは、間違いの無い事実だ
しかし、それ以上に、青年の指示に従って恥ずかしい願望をさらけ出したいと思う自分がいる。更に言えば、そうした方が心も身体も悦びを感じられると経験で知っている自分がいる。
青年の前ではしたない姿を全て見せる悦び。そしてその幸福感を思い出した少女は欲望に突き動かされるままにスカートの裾を手で掴み、ひざまづいている青年の眼前でゆっくりと捲り上げ…少女にしか見えない容姿からは想像も出来ないスカートの内部を、女物の下着が勃起した幼い男根を押さえ付けている光景を、余すところ無く青年の目に見せ付けた。

「おにい、ひゃん…お、ねがいっ。僕の、エッチなところを…いっぱい、苛めてぇっ……!」
「ふふっ…本当にエッチなところだねぇ。自分の家からここまで女の子の服を着て歩いている間、ずっとおチンチンをふくらませてたの?」
「そう、なのっ…! お兄ちゃんに苛めてもらう事を考えながら、街中でおチンチンをふくらませて…おひりの穴を、ヒクヒクさせてたのぉっ…!」

尋ねられていない事まで答える少年は、スカートを持ち上げた状態で腰を前後に揺らしている。
発情し切った少年の可愛らしい姿を見上げる青年は愛しげに笑い、顔をスカートの中で期待して脈打っている幼い男根に近付けながら言った。

「ちゃんと正直に言えたね。そんな良い子には、たっぷり…気持ち良いご褒美をあげようね…」
「あぁっ…ご褒美。おにいひゃんの…ご褒美ぃっ…!」

女物の下着を下ろす愛しい青年の指と、男根に触れる愛しい青年の吐息を感じながら。少年は女の子の格好をした身体をきゅんきゅんと疼かせ、これから与えられる甘いご褒美を心から楽しみにしていた。




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青年刑事は前触れも無く絶頂させられる

2015.11.14.Sat.21:00
高級ホテルの最上階にあるパーティ会場は、上等なスーツをまとった男達で賑わっていた。その男達は皆、政界や財界で名を馳せる者達で。彼らは今日、このパーティ会場で行われる大企業の新製品の発表会へと招かれていた。

「これは素晴らしい…画期的ですね」
「本当に画期的だ。今日これをこの場で買う事が出来ないのがとても残念です」

会場の中央に集まった男達が、口々に賞賛の言葉を発する。惜しみないその賞賛の言葉は、何の変哲も無い。しかし、賞賛を口にする男達は明らかに異常だ。何故なら、男達の目の前で繰り広げられている光景は、新製品の発表会と称して青年刑事に加えられている仕打ちは、賞賛には値しない無慈悲な責め苦だからだ。

「んぅぅーっ! むぉ、あぉぉっ! ぶふぅぅっ…!」

鮮やかな真紅のカーペットで彩られた会場に置かれた鉄製の檻の中で青年刑事はじたばたと身悶え、黒いギャグボールを施された口で唸る。
だが、青年がどんなに身悶え、唸り声を上げても状況は変わらない。青年の手を気を付けをするような形で身体に沿わせたまま固定し、足を開けないようきっちりと揃えたままで固定させている黒のラバースーツは青年の身悶えに合わせて甲高い音を立てるのみで全く緩まず。解放を求めて発せられる唸り声はただ男達を意地悪く笑ませるのみで、青年刑事が求める解放には全く繋がらない。

まるで猛獣を扱うかのごとく檻に放り込まれ、身体を浮き彫りにするぴちぴちのラバースーツに自由を奪われた身体が無様に悶える様子を意味を成さない唸りと一緒に男たちに愉しまれる状況に、青年は強い屈辱と羞恥を覚える。刑事としてだけでなく、男としての誇りまでも傷付けられる青年は、確かな怒りの感情を胸に抱いている。
けれど、とめど無く湧き上がるその怒りを表に出す余裕は、今の青年には無い。恐怖に支配された青年は、助けてくれる素振りがないと知りつつも男達に助けを求める事で精一杯だからだ。

「んー! んぅーっ! むぶぅぅぅ!!」

ギャグボールの穴から唾液を零しながら、ラバースーツで形がいやらしく浮き出ている乳首と男根を揺らしながら、青年刑事は檻の中で必死に救いを望みつつのた打ち回る。そんな必死な青年を男達は目を細めて観察し、自分をここに招いた大企業の新製品の機能が、青年の首から下を包んでいる黒いラバースーツの機能が発揮される瞬間を今か今かと愉しみにしている。
半狂乱で救いを望む青年刑事と、青年刑事の悲痛な懇願を無視する男達。その光景がしばらく続いていた会場内に、突然違う光景が流れた。

「んぶぅぅぅぅぅぅーんっ!!」

身悶えていた青年がいきなり涙で濡れた目を見開き、言葉を奪われた口から甘い喘ぎを上げながら、ラバーに覆われた肉体を仰け反らせたのだ。

「おぉ、またイきましたね」
「何度見ても、前兆も無く絶頂を迎えてますね。このスーツが実用化されたら、ペットの調教が捗りそうだ」
「おむ、んも…ふぶぅぅ…っ!」

意に染まぬ絶頂の余韻に震え、身を力無くくねらせる青年刑事に目もくれず、男達は『前触れも無く強制的に絶頂をさせる機構』について会話を交わす。
それらの会話を耳にした青年刑事は、まだこの責め苦が終わりそうも無いという非情な事実を嫌でも理解して絶望し、次にいつ訪れるか分からない絶頂への恐怖を募らせ、汗と体液に塗れた肉体を残酷なラバースーツを鳴らしながらビクつかせていた。




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下級魔族は騎士達の穴を抉り倒す

2015.11.13.Fri.21:00
辺境の土地に建つ魔族の城に、王の指示で派遣された騎士達。彼らは市民の期待を受けて出発し、平和を脅かす魔族を討伐して帰ってくると信頼されていた。
だが、魔族の力は彼らが想像した物とは比べ物にならない程強く、市民から大きな期待を寄せられていた騎士達はその力の前に呆気無く破れて一人残らず生け捕りにされ、そして。
武具や防具を取り上げられた裸体に魔術による拘束を与えられた状態で、城内の一室で飼われていた。

今すぐにここから脱出し、魔族の手から逃れたい。騎士達は誇りを捨てて心の底からそう思い、必死に裸体をもがかせている。しかし、そのもがきははっきり言って何の意味も無い。魔族の術によって与えられた拘束は、もがいた程度でどうにかなる物ではないからだ。
幾ら裸体に力を込めても、騎士達の自由は戻らない。灰色の石で造られた床に飲み込まれた手足は全く思い通りに動かせず、四つん這いに似た体勢で手足を石床に固められた騎士達は同じ方向を向いて一列に並んだまま、移動はもちろん丸出しの恥部を隠す事も叶わない。
それどころか、騎士達は魔族の部下である様々な下級魔族に裸体をいたぶられても一切の抵抗が出来ず、ただただ注がれる刺激に苦しみ、悶え、嫌だと感じる心とは裏腹に気持ち良さを感じるしか無かった。

「ああんっ、あっ、あぁぁーっ、あぁぁ!」
「も、ぉ! やめへ…けひゅまんこ、ずぼずぼ…あうぅぅっ!」

舌をだらしなく垂らし、呂律の回らない口調で許しを求める騎士達の声に、下級魔族は耳を貸さない。人の言葉が通じないからではなく、下級魔族達は捕らわれの騎士達を自由に使える性処理道具としか思っておらず、また道具が許しを請おうとも応える必要は無いと思っているからだ。

「ら、めぇぇっ! もぅ、イげない、イげにゃ、いぃぃっ!」
「きもひ、い…きもひぃぃっ! ケツ穴、ほじられへ…まりゃ、イ…ぐぅぅぅーっ!!」

自分の尻穴を掻き回す狼獣人の男根を、猪獣人の男根を、淡い緑色をしたスライムの触手をきつく絞め付けながら数人の騎士達が絶頂を迎え、騎士を犯す下級魔族は淫らに痙攣する腸壁の蠢きを愉しみながら騎士の体内で自らも絶頂する。
すると、その様子を横目で見ていた別の下級魔族が欲望を強め、より早く、激しく腰を前後させて男根を動かし、情けなくイく騎士の体内を堪能しながら絶頂する悦楽を早く得ようとする。

「や、あぁぁんっ! はげ、ひっ、もっろ、ゆっく…ひあぁぁんっ!」
「おかひぐ、なりゅぅっ! おかしぐ、なっひゃ…あぁぁぁぁーっ!!」

繰り返される騎士達の懇願を無視して、下級魔族達は腰を打ち付ける。手足を石に捉われ、無抵抗の状態で尻穴を容赦無く人ならざる者の男根で蹂躙される一方的な仕打ちに騎士達は悔しさと屈辱を胸に溢れさせる。
胸に溢れる悔しさと屈辱はこんな状況で絶頂し射精してしまっている自分への失望と合わせて騎士達の思考を掻き乱し、快楽を否定する心と魔族に屈しないという理性をじわじわと、だが確実に壊していく。

「あー! あーっ! んあぁぁぁーっ!」
「イぐっ、イぎゅっ! イくの、とまら…な、あぁーっ……!!」

涙を零して喘ぐ騎士達の鳴き声は、味方のいない魔族の城の部屋の中で男根が尻穴を抉り倒す粘ついた水音と一緒に、哀しく反響していた。



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鞭を振るわれ龍と虎は跳ねる

2015.11.12.Thu.21:00
畳が敷かれた和室に、障子が開き、再び閉じられる音が鳴る。それに続いて、畳を踏みしめる素足の音がぺたぺたと鳴り、和室の中央で裸体を拘束されていた二人の男達の背後でとまった。
麻袋を被せられている状態では、誰が訪れたのかは見えない。だが、拘束を解く気配が無い以上、敵である事は間違いない。それを確信した男達は自由を奪われた裸体をくねらせ、麻袋の上から噛まされた布の猿轡を通して抗議の唸りを上げ、訪れた人物に向かって拘束を解けと要求した。

「うぅーっ…む、うぐぅっ!」
「んふぅっ、むっ、うぅぅぅ!」

不明瞭でも伝わる程に鋭く強い怒気を含んだ声を発し、男達は一刻も早い解放を望む。だが、幾ら怒気を込めて唸っても、訪れた人物は、着流しをまとった男はそれに応じない。
それどころか着流しの男は、和室の中央で縄に縛られた手首を鴨居から吊るされ、足首を縄に括られた足でつま先立ちを強いられている男達がそれぞれの背に彫られた龍と虎の刺青を力無く躍らせながらもがく様子を後ろから眺めて愉しんでいる。

「うぅぅ! むぐぅぅ!」
「むぅぅぅーっ! むぶぅぅぅーっ!!」

一向に縄が解かれず、背後からの気配だけが感じられる状況に苛立った男達は、一際強い怒りを込めて背後の男に解放を求める。すると、背後の男はそれに反応してようやく口を開いた。
その反応は裸体をもがかせる男達が求めたいた物でも、想像していた物でもない、冷たく尊大な言葉での反応だった。

「そんな格好だというのに…随分と強気ですね。さて…何時までその強気さが続きますかね?」

背後の男の言葉の意味を把握するよりも先に、室内にヒュンと風を切る音が鳴り、そして。

「むぉぉぉぉんっ!?」

左側で悶えていた男の尻に鋭い衝撃が走り、男は言葉を塞ぐ布に歯を立てながら吊るされた裸体を前に突き出し、背中の雄々しい龍を情けなく躍らせた。

「ふふっ…良い鳴き声ですね。そっちの虎の刺青の人も、良い鳴き声を聞かせて下さいよ?」
「んもぉぉぉぉっ!?」

何が起こったか分からずに困惑していた虎の刺青の男の尻にも衝撃が走り、二人の男は立ったまま拘束された裸体を並んで仲良くビクつかせる。そんな惨めな光景を眺めている着流しの男は湧き上がる支配感に胸を震わせながら続けざまに右手に握った乗馬用の鞭を振るい、男達の尻を不規則な力と順番で打ち据えて弄び始めた。

「どうしたんですか? さっきみたいに強気な声を上げてみてくださいよ? ほら、ほらっ」
「んーんっ! むふぅぅ!」
「あおぉっ、あ、おむぅぅ!」

視界と言葉と手足の動きを制限された裸体の男達が尻を叩かれて発する哀れな悲鳴を聞き、背中で苦しげに跳ねる龍と虎の紋様を観察しながら、着流しの男は無慈悲に鞭を振るう。
必死に救いを求めて上げられるくぐもった鳴き声は、背後の男の愉しげな声や鞭が尻肉を打つ音と共に和室の中を虚しく満たしていた。




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犬の着ぐるみは青年を嬲る

2015.11.11.Wed.21:00
この作品はみどりいぬさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


「んー…むぐっ、ふーっ…!」

窓の無い殺風景な部屋に、荒い呼吸の音が響いている。疲弊の色が混じったその荒い呼吸の主は、頭部に茶色い犬の耳を模した飾りを付けられ、口に黒色をした棒状の枷を噛まされている青年。その身に特殊な衣服を着せられ、手足の自由を奪われた青年だ。
青年の首から下をすっぽりと包む衣服は、頭部の犬の耳と同じ茶色をした犬の着ぐるみだ。ふわふわの体毛を再現し、手足の肉球を再現し、柔らかな尻尾を再現したその着ぐるみは見ただけでは可愛らしいという印象しか生まないだろう。
しかし、その着ぐるみが持つ機構は可愛らしさとは程遠い。何せ、着せられた者は手の指が使えず自力で背中のチャックを下ろして着ぐるみが脱げない上に、内部に仕込まれた器具は休み無い振動を繰り返して着せられた者の性の弱点を容赦無く甘い快楽で責め立てているのだから。

「うー! むぅっ、ぐっ…んもぉぉぉぉーっ…!!」

部屋中にくぐもった喘ぎを発しながら青年は床の上でビクビクと痙攣し、何十回目か分からない絶頂を迎えた。
全身から垂れ流した汗、男根から噴き出させた透明な蜜と白い体液、尻穴から零れ落ちた腸液。それらが混ざり合って蓄積している着ぐるみの中からは、青年が悶えるのに合わせてにちゃにちゃという淫猥な水音が立っている。
だが、青年が分泌した体液が幾ら淫猥な音を立てようと着ぐるみに内蔵された器具はお構い無しに動き続け、青年の左右の乳首と、勃起したまま萎える事も出来ずに達し続けている男根と、尻尾と一体化した極太のアナルバイブで奥深くまでみちみちに埋め尽くされた尻穴をしつこく嬲り、青年の肉体を次の絶頂へと追いやっていく。

「ふぅーっ…んもっ、むっ…ふ、ひゅぅっ…!」

無感情な器具で快楽を限界以上に注がれた青年は、もはや指が使えない手で着ぐるみのチャックを下ろそうと足掻く事すらもせず、床に寝転がったまま瞳から大粒の涙を零し、棒枷を噛まされた口から唾液と喘ぎを溢れさせている。
抵抗を諦め、器具の責めにひたすら耐える青年。そんな青年の目の前に、突然革靴が現れた。革靴を履いているのはスーツを身にまとった男。青年に犬の耳と着ぐるみを装着させ、口枷を嵌めたまま快楽地獄に放置して去っていた男だ。

「っう…! うー…むぅーっ…!」

屈辱に塗れる格好にさせ、屈辱を嫌でも味わう甘い責め苦に置き去りにした男に対し怒りを覚えなければならない。心の奥底ではそう分かっている。
けれど、今の青年には男に対して怒りを覚える余裕など無い。今の青年に出来る事は目の前に現れた男の足にすがり付き、潤んだ瞳で懇願の視線を向けて責め苦からの解放を望む事だけだ。
恥を承知で自分を苦悶させている元凶にすがり付き、言葉にならない声で唸りながら青年は許しを請う。その青年の様子を一しきり眺めた男はにっこりと微笑んでしゃがむと、素早く手を動かして青年の首に黒い首輪を巻き付け、愉しげな口調で残酷に言った。

「刑事さん、お待たせ。さぁ、愉しい愉しい散歩に行こうね」
「んぅ!? ふ、うぐぅぅっ…!」

首輪から伸びた鎖を男が右手で引き、青年刑事は驚愕で表情を強張らせたまま必死に抗う。もちろん、必死に抗ったところで手足の自由が無い上に快楽で疲弊させられていては勝ち目などあるはずも無く、青年の肉体は男の右手に負けじりじりと部屋の外へと移動させられていく。

「んー! んっ、むぅ! うーっ…むぐぅぅぅーっ…!」

犬の着ぐるみに包まれた肉体を器具の振動が与える快楽に震わせながら無意味に抗わせる青年刑事の無様な姿を男は黒い笑顔を浮かべながら目と耳で愉しみ、ゆっくりゆっくりと首輪の鎖を右手で引いて、捕らえた青年刑事を散歩へと連れ出していく。
男が所有する邸宅内を犬のように散歩させられ、悔しさを感じながらも器具の快楽に逆らえずに絶頂させられる青年刑事の鳴き声は、青年刑事が堪え切れずに失神するまで男の邸宅内に聞こえていた。




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堕ちゆく捜査員は一生懸命に男根を舐め回す

2015.11.10.Tue.21:00
跳び箱に似た形をしている黒い台に裸体を仰向けで寝かされ、両手両足を台の側面に何本もの革ベルトで固定された捜査員の男が地下室にいた。
どこかも分からない場所で裸体を拘束され、台から起き上がるどころか丸出しの身体を覆い隠す事すらも出来なくされた捜査員。そんな捜査員を作り出した組織の男達は、何の抵抗も叶わない捜査員の口に黒革の本体に付いたリング状の金具を噛ませるタイプの開口具を装着させて口を閉じたくても閉じられないようにし、さらけ出させた捜査員の裸体のあちこちに様々な淫具を取り付けてしまった。
左右の乳首を細かい振動で震わせているピンクローターはテープでしっかりと貼り付けられており、捜査員が拘束された裸体をくねらせたくらいでは剥がれない。マッサージ器のような淫具は丸い部分が捜査員のふくらんだ男根の先端に当たる位置になるよう天井から吊るされており、捜査員はその器具の振動から男根を逃がそうと暴れれば暴れる程、過敏の男根の先端を振動している丸い部分へと擦り付けてしまう。
そして、尻穴を奥深くまで貫き、容赦の無い激しさで蠢いている男根を模した極太のアナルバイブは捜査員がどんなにもがいても尻穴から抜けないよう台が置かれた近くの床から伸びた金属製の頑丈な器具で固定されており、必死にもがく捜査員の尻穴を隙間無く埋め尽くしたまま、柔らかな肉壁をしつこく掻き回している。

それらの淫具達は全て電源へと繋がれた状態となっており、電池切れなどを起こしてとまる事は無い。休憩知らずに駆動し、刺激に弱い箇所を無感情にいたぶる淫具に責め立てられた捜査員は何度も何度も絶頂させられ、男根から絶頂の証である白い体液を何度も何度も放出させられた。
しかし、幾ら絶頂し、淫液を吐き出させても淫具は動きをとめず、捜査員の苦悶なんてお構い無しにすぐ次の絶頂を強要してくる。
限界を超えた快楽の波に苛まれる捜査員は目から涙を零し、開きっぱなしの口から唾液と言葉にならない呻きを零し、汗と淫液に塗れた裸体を痙攣させている。その様子は惨めで、哀れで、捕らわれた時に持っていた強気な態度は欠片も見当たらない。
けれど、それ程捜査員を追い詰めておきながら、捜査員を捕らえた男達はまだ満足していないらしい。その証拠に、彼らは気まぐれに捜査員を快楽責めに浸している部屋に訪れては自らの逸物を取り出し、無理矢理に開かせた捜査員の口にその逸物を挿入して奉仕を行わせていた。

「んっ、んぐっ、むっ」

今来ている男は捜査員の口に男根を入れたまま微動だにせず、捜査員が率先して行う舌奉仕を黒く微笑んで愉しんでいる。これは、乳首のローターの強弱を操作してめまぐるしく変わる刺激に翻弄される自分を眺めながら奉仕をさせる者より、息が苦しくなるくらいに男根を出し入れしてくる者より、ずっとマシ。そう考える捜査員の思考は、もう崩壊し始めている。

「むふっ、んぅ…ふぶぅっ」

自身が壊れ始めている非情な事実に気付かない捜査員は、時折淫具による快楽に裸体を跳ねさせつつ一生懸命に男根を舐め回す。
そうして一生懸命に男根を舐める捜査員の口を、組織の男達は代わる代わる気まぐれに犯し、緩やかに堕としていくのだった。




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水竜の青年は湯船で愉しむ

2015.11.09.Mon.21:00
この作品は真矢さんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


淡い桃色に光る石で作られた広い浴槽に、人間ではない青年が浸かっている。つるつるとした光沢を持ち薄く青みがかった肌をしたその青年は、水竜族の青年だ。人と違い、尻の部分に先へ行く程細く尖っている尻尾を生やし、頭部に尖った耳と突き出した口を有している水竜の青年は暖かな湯気が漂う浴槽で一人、湯船を楽しんでいる。少なくとも、傍目にはそうとしか見えないだろう。
だが、実際には違う。水竜の青年が愉しんでいる物は湯船ではない。湯船の中に居る同じ水竜族の青年である…兄が晒している痴態だ。
竜族が持つ強い力でも引き千切れないよう特殊な加工が施された縄を弟の手で裸体に結び付けられた兄の裸体は、もはや何の抵抗も出来ない状態にされてしまっている。背中に回された手首は重ねたまま動かせず、足首と太股を短く括られた足は伸ばす事も叶わない。こんな状況では当然、仰向けで寝かされた浴槽の中から這い出る事も出来ず、無防備な自分の裸体を弟に弄ばれてもそれを拒めない。
弟の手でペニスを扱かれ湯船の中で射精させられても、弟のペニスをアナルに突き込まれ激しく貫かれても、兄はただただ与えられる快楽に悶え、湯船の中で縄に拘束された裸体を跳ねさせるしか無かった。

「兄さん、またイったね。弟の僕にチンコ擦られながらお尻の穴を犯されるの、そんなに気持ち良い?」

水竜である為に水中でも呼吸は可能だが、返事のしようは無い。それを知りつつ、弟は兄に尋ねた。しかし、たとえ返事が出来ていたとしてもまともな物は返ってこないだろう。何故なら、兄は弟の手で注ぎ込まれる甘い刺激に身も心も溺れ、夢中で弟のペニスを腸壁で絞め付けながら嬉しさ一色の蕩けた顔で白い体液を湯の中に放出しているのだから。
口枷を施されている訳ではないが、湯の中ではどうやっても言葉を発せない。その言葉を発せない状況から抜け出したくても、縄で手足を縛られていては湯船から出られず、結果として兄は弟の良いように弄ばれ、甘い絶頂を繰り返し繰り返し味わう以外に何も行えない。
こんなの、普通じゃないのに。弟に悦楽で責められて悦んではいけないと思っているのに、兄の興奮は収まらない。
その理由は、絶え間無く叩き込まれる刺激と湯船の熱で思考が鈍くなっているせいでもある。が、一番の理由は兄の歪んだ嗜好を把握し、それを満たす責めを心得た弟のせいだろう。

「っうぅっ…僕も、イくよ…っ! お湯の中で苛められて悦ぶ変態な兄さんの中に、たっぷり、精液を注いであげる……!」

湯越しにわずかに聞こえる弟の宣言を聞き、兄は無意識に期待して腸内を更に絞め付け、弟のペニスから白い体液を搾り取ろうとする。
そんな兄の姿を見ながら弟は湯船の中で一際強く腰を突き出して兄のアナルを奥まで埋め尽くし、最奥にあたる場所で絶頂して、兄が求めている白の体液を宣言通りたっぷりと注ぎ込んでいた。




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青年達は真夜中に男根をぶつけ合う

2015.11.07.Sat.21:00
この作品はロクさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


真夜中の街に立つビルの中は、とても静かだ。昼間なら人が行き交い仕事上の会話や談笑をしているロビーには誰もおらず、キーボードを叩く音や電話の音が鳴っているオフィスは閑散としており、窓から差し込む月明かりで照らされた空間には無音が漂っている。
人気が感じられない何気の無い深夜の光景。それは、何の変哲も無い当然の光景だ。
しかし、そんな普通の光景が広がっているビルの最上階にある社長室には、異様な光景があった。そこにあるのは、普通ではあり得ず、またあってはならない光景。壁に四肢を拘束された二人の青年が裸体を苦しげにもがかせ、身悶えているという光景があった。
社長室の壁に作られた長方形のくぼみに入れられた青年達は、向かい合わせの形で手足を壁に飲み込まれ、文字通り手も足も出ないような拘束を施されている。どんなに腕と足に力を入れ、青年達が自由を取り戻そうとしても二の腕から先と太股から先を飲み込んでいる白い壁はビクともせず、二人はくぼみから出る事以前に壁から裸体を離す事も叶わず、壁から生えた黒く太い蛇腹状のチューブの先にある器具を、自分達の口と鼻を覆っているマスクを外す事も出来ない。
そのマスクから流し込まれる催淫性を持った気体が自分ともう一人を無理矢理に発情させ、追い詰めている事実をその身で理解させられていても、青年達はただただ次々と流し込まれる催淫ガスを為す術無く吸入させられ、壁に捉われた裸体を惨めにくねらせるしか無い。

「うぅ…は、あ、はぁぁ…っ!」
「っふ、んっ…はぁ、んひ、っ」

強制的に興奮状態へと追いやられた青年達の裸体は赤く火照って汗が滲み、淫らな変化が起きている。
胸にある二つの突起は硬く尖り切り、赤く火照った肌よりも更に赤く充血し淫らに主張している。そして、股間にある男根はパンパンに膨張し、触られてもいないのに先端から透明な先走りを零していた。
抑えたくても抑えられない発情に苛まれる青年達は、必死に裸体を動かして体内に溜まる熱を散らそうと試みる。だが、手足を壁に埋め込まれている身体を動かしたところでその動きの大きさはたかが知れていて、吸入させられるガスが生み出す発情には到底追い付かない。むしろ動けば動く程もどかしさをより濃く感じ、青年達は満たされない渇望に責め立てられ、理性と思考能力を失ってしまう。
気が狂いそうな疼きに襲われ、同じ疼きで苦悶しているもう一人を見つめ、汗に濡れた裸体をよじらせる青年達は精神の崩壊を恐れながらなりふり構わず身悶え続ける。そんな中、突然状況が変わった。夢中で動かしていた男根の亀頭同士が擦れ合い、堪らない悦楽を生み出したのだ。

『んふぅぅぅぅぅんっ!?』

いきなり発生した強い悦楽に驚き、二人は壁に拘束された裸体を反らして甘い悲鳴を上げる。だが、その悦楽の原因が亀頭同士が触れた事による物だと気付いた青年達は何の躊躇いも無く限界まで腰を突き出し、透明な蜜でぬら付いている亀頭を無我夢中でぶつけ合い、悦楽を一生懸命に求め始めた。
この気が狂いそうな疼きを紛らわす事が出来るならば、何だって良い。霞んだ頭でそう考える青年達は、自分達が誇り高いヒーローである事も、苦悶する自分達の様子を部屋の主である社長がカメラを通し、ビルから遠く離れた自宅で観察していると宣言した事も忘れている。無様に男根を刺激し合って射精を繰り返す様を観察されようが今の青年ヒーロー達にはどうでも良く、二人は敵の本拠地であるビルの最上階にある社長室の中で絶頂を迎える事がどれだけ惨めな状況かも自覚出来ないくらいに正気を削り落とされてしまっていた。

「あぁ…イく、イくぅぅぅ! ひんこ、イくぅぅ…!」
「きもひいっ…きもぢいぃ……んあぁ! せーえき…出る、で…るぅぅぅ!」

ほぼ同じタイミングで達し、放出したお互いの精液を混ぜ合わせながら心地良さ気に喘ぐ青年ヒーロー達の姿を社長の男は自室に設置したモニターで悠然と眺め、悪意に歪んだ笑みを浮かべる。

「あぁぁぁぁーっ! もっと、もっろぉ…っ!」
「ふぁぁぁんっ…あぅ、んっ、んはぁぁ…」

悪の笑いを浮かべる男が眺めるモニターには、理性と誇りを溶かして快楽を欲する青年ヒーローの無様極まりない痴態が映し出されていた。




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虎は拘束具の下で表情を蕩けさせる

2015.11.06.Fri.21:00
この作品は天さんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


対立する組織の男達に捕らわれてから何日が過ぎたのか、虎獣人の男には分からない。時計や窓の無い部屋の中では時間経過を知る術は存在せず、その上虎の裸体にはあらゆる器官を無意味にする過剰なまでの拘束が施されているからだ。
虎の頭部に装着されている黒い革ベルトを主体にした拘束具にはベルトと同じ色をした黒革の目隠しと銀色の金属の棒で出来た口枷、そして虎の耳をすっぽりと覆って聴覚を奪う器具が付いている。この特殊な拘束具を取り付けられてしまった虎はもはや周りの様子が見えず、聞こえず、助けを求めて騒ぐ事も叶わない。
視覚と聴覚と言葉を制限している頭部の拘束具。これだけでも虎の屈辱を煽り、無力化するには十分だ。しかし、虎を攫った敵対組織の者達はここに更なる拘束と辱めを加えた。それは、爪と指を使えなくさせる鍵付きの手袋と、睾丸と男根の根元を強く絞め付けて射精を禁じている貞操帯だ。
指が使えれば拘束を毟り取れる可能性がわずかにあるのに、爪が使えれば辱めから逃れる為に自らを引き裂く事が可能なのに、敵対組織の者達はそのどちらも許さず。あらゆる器官を無意味にされ、様々な抵抗をやる前に封じられた虎はただただ床の上に転がり、射精を求めて疼く自身の男根を不自由な手で弄って疼きを紛らわすしか無い。

「うー…むふ、んっ…」

周りの音が聞こえない分、自分の発する声の淫らさが嫌でもよく分かる。周りが見えず情報が限られている分、身体の中で渦巻く射精欲が抑えようも無くふくれ上がり、虎は決して苦悶からの解放には繋がらないと理解しつつも拘束された手で男根を刺激するのをやめられない。
イきたい。でもイけない。射精を禁じられているから男根を弄ったら苦しくなる一方だと知っているのに手が勝手に動いて快楽を追い求めてしまう。
もはや自分では制御出来なくなった欲望に翻弄され、駄目と思いつつも虎は夢中になって男根を刺激する。だが、夢中に動かしていた虎の手は、突然男根から引き剥がされてしまった。

「んんんっ!? む、ふぶぅぅぅ!」

いつの間にか近付いていた者達に左右の手足と太くしなやかな尻尾を床に押し付けられ、仰向けの大の字で寝かされた虎。そんな虎の男根に手が触れる。すると、虎は怯えて裸体を震わせる。
また、射精を許されないまま好き勝手にいたぶられる。この数日の責めで身体と心に刻み込まれた快楽地獄に虎は恐怖し、身を強張らせる。だが、次に訪れた感覚は虎は想像した物とは違う物だった。

「むふぅぅっ…!?」

見えなくても、聞こえなくてもすぐ分かるその感覚は、男根を絞め付けていた貞操帯が外される感覚で。ようやく解放された虎の男根は早く射精させて欲しいとねだるかのようにビクビクと跳ねる様子を敵対組織の者達の目に見せ付けた。
捕らえた日からは想像も付かない虎の淫らな反応を見た者達は、愉しくて堪らないといった笑顔を作り、虎の手足を押さえる力を保ったまま空いている手や顔を虎の裸体に近付け、絶頂したがっている肉体に甘い快楽を注ぎ込み始めた。

「んんーんっ! ふー、ふむぅぅぅぅーんっ…!!」

何の獣人かも分からない相手の手が虎の左乳首をくりくりと捻り、尻尾をくすぐるように撫でる。何の獣人かも分からない相手の舌が右の乳首を上下に弾き、ビクついている男根の先端を舐め上げる。手と舌が触れる箇所は次々と増えていき、快楽の生まれる箇所も思考が置き去りにされる程に増えていく。射精という最高の瞬間をおあずけされ、身を焦がすようなもどかしさに苛まれ続けていた虎の身体がその快楽の波に耐えられるはずも無く、虎はあっという間に射精の瞬間へと押し上げられてしまった。

「むぉぉぉぉぉっ、ぶっ、うふぅぅ!」

びゅーびゅーと白い体液を男根から噴き出し、心地良さ気に裸体をくねらせる虎は幸福感に満ちた喘ぎを漏らしている。
嬉しそうに喘ぐ虎に快楽を与える獣人達は、その幸福色の喘ぎが苦悶に歪み、虎がもう射精したくないとの意思を込めて無様に鳴き叫ぶ状態となるよう、達したばかりの虎の裸体を手で撫で、舌で舐めて次の絶頂を強要する。

「んぐっ、むふ、むぅぅぅんっ」

これから射精禁を施されたまま嬲られるのとは真逆の連続絶頂による苦悶が訪れる事など知らない虎は、数日振りの射精を心から悦び、大の字に縫い付けられた裸体をよじらせながら拘束具の下で蕩け切った表情をしていた。




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皆様からのリクエストを募集いたします!

2015.11.05.Thu.21:00
寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 当ブログ管理人の五月雨時雨です。
今回の更新はタイトルにもあります通り、リクエスト募集のお知らせです。

・読みたいシチュエーション
・読みたい組み合わせ

などをこの記事のコメント欄にお寄せください。
思い付いた順に、可能な限り五月雨が作品として仕上げさせていただきます。

それでは、皆様からのリクエストを心よりお待ちしております。
以上、五月雨時雨でした。




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快楽を与えられながら捜査員は背を反らし続ける

2015.11.04.Wed.21:00
捜査員の男の手首を背中で縛り上げ、二の腕を胴に括り付ける縄。その結び目から伸びた別の縄は捜査員の尻穴を塞ぐフック状の淫具へときつく、遊び無く繋がれている。この縄のせいで捜査員は常に背を反らす苦しい体勢を強いられ、少しでも背を反らす力を緩めてしまうと尻穴が淫具によって広げられるという責め苦を受けてしまう状況へと追いやられてしまっている。
これでは、下手にもがく事も出来ない。手首と二の腕を縛る縄を解く為、上半身に力を込める事すら難しい。
大きな抵抗はもちろん、満足に暴れる事も叶わない捜査員は、尻穴の淫具が可能な限り動かないよう背を反らしたままじっとするしか無い。だが、捜査員を捕らえた悪人の男達は、捜査員にじっとしている事さえも許さない。非情な悪人達は捜査員の口に布を詰め込み吐き出せないよう縄を噛ませて蓋をし、懇願を封じたまま縄によって無抵抗となっている捜査員の裸体へとじっとしている事さえ不可能な程に容赦の無い快楽責めを施していた。

「んー! んふっ、むぉぉぉっ…!」

見開いた目から大粒の涙を頬に伝わせ、捜査員の男は塞がれた口で激しく唸っている。何を喋っているのかは不明瞭な言葉では全く分からない。けれど、声音の悲痛さと必死さで捜査員がなりふり構わずに許しを求めているのは明らかだ。
しかし、悪人達は捜査員がどんなに許しを求めても取り合わない。悪人達は腹側を下にした裸体をビクつかせる捜査員を眺めてニヤニヤと笑いながら、捜査員の男根を数人がかりで弄って望まぬ快楽を注ぐのみだ。
気持ち良くなんてなりたくない。頭ではそう思うのに身体は正直で、捜査員は睾丸を揉まれる度に、竿の部分や亀頭を指で擦られる度に堪らない快楽を覚えてしまう。すると、身体は自然と脱力し、反らしていた背が勝手に元に戻り、捜査員の尻穴は縄に引っ張られた淫具でみりみりと拡張されてしまう。

「むぶぅぅ! ふぉ、ぐ、ふぅぅ!」

恥ずかしい穴が限界を超えて開かされる苦しさと、その開かされる瞬間を悪人達に観察される屈辱に苛まれる捜査員は、甘い刺激に力が抜けていた裸体に再び力を入れ、また背を反らさせる。
尻穴への淫具責めから自力で抜け出し、思わず安堵する捜査員。そんな捜査員の様子を悪人達は愉しそうに見つめ、また脱力をさせる為に男根を弄って快楽を与える。

「うぅぅ…っふ…んむっ…!」

与えられる快楽に溺れ惨めに感じまくる事も出来ない捜査員は、弄ばれている事を理解しつつもどうする事も出来ず、悪人達が与えてくる快楽に弄ばれながら、尻穴が淫具で広げられないよう背を反らし続けていた。






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青年は悶え狂う様を映像作品にされる

2015.11.02.Mon.21:00
大都市のビル内に存在する撮影スタジオ。そこに、地下牢を意識したセットが作られていた。
頑丈な鉄格子の扉は臨場感を出す為、鎖と南京錠で開かないようにされている。また、灰色の壁と床で形成されている地下牢内には壁と一体化したT字型の拘束台や、快楽責めを与える目的で生み出された淫具が乱雑に置かれ、一目見ただけでこのセットが性的な苦悶を与える為の牢屋を表した物だと分かる。
ここは、しっかりと作られた偽の空間。見る者に偽物だと分かってはいても興奮を掻き立てさせる陵辱の空間。そんな空間に置かれたベッドの上に、裸体の青年がいた。仰向けの状態で両手首と両足首をベッドの脚に革の枷で繋がれて身動きを封じられた裸体に淫具を用いた快楽を注がれ、赤いギャグボールを施された口から甘く大きな鳴き声をスタジオ中に響かせている青年だ。

「んむぅぅぅぅぅぅーっ! も、うぐぅぅぅ! ふー、ぶっ、むあぁぁぁぁーっ!!」

X字に引き伸ばされた裸体を激しくもがかせ、青年は涙と汗と唾液で汚れた赤ら顔を左右に振り乱して責め苦から逃れようと暴れている。
しかし、どんなに暴れても青年の手足を拘束する枷はビクともせず、ただただ枷とベッドの脚を繋ぐ鎖が甲高い金属音を立てるのみ。そして、どんなに身をよじっても青年の裸体に取り付けられた淫具は外れる気配すら見せず、左右の乳首、そして男根の先端と裏筋にテープで貼り付けられたローターは青年の乱れようなどお構い無しに振動を続け、絶頂しても絶頂してもまた絶頂させられるという手加減の無い絶頂地獄を青年に注ぎ込んでいた。
それらの陵辱の光景は、全てカメラで撮影されている。限界以上の悦びに蕩けている青年の表情を見る者は、尖り切って充血している乳首が震わされる様を見る者は、白い体液と透明な体液に塗れ萎える事も許されずにイきっぱなしになっている青年の男根を見る者は、青年の演技の美味さに舌を巻きながら自らの男根を扱くだろう。自分が見ている映像の中で悶え狂っている青年の反応が演技ではなく、本当に限界以上の快楽で苦しめられているが故の物だなんて、疑いもしないだろう。

「んー! んむぅぅぅーっ!!」

青年は顔を持ち上げ、カメラの隣にいるスーツ姿の男にすがる視線を向けて懇願の意思がこもった唸り声を発する。
一切ちゃんとした言葉が入っていなくても、青年が許しを求めている事は分かる。男にもそれは当然分かったはずだ。
だが、残酷な男は青年の求めている許しを決して与えない。それどころか男は青年が無様に懇願を叫ぶ光景を眺めて興奮を高め、その興奮をもっと愉しもうと、ポケットに入れていたリモコンを操作して青年の乳首と男根に固定したローターの振動を強く激しい物へと引き上げてしまった。

「んむぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉーっ!?」

ベッドをぎしぎしと軋ませ、青年の細い裸体が仰け反る。わずかに保っていた青年の平静は暴力的な快楽で一気にこそぎ落とされ、青年は撮影されてしまっている状況だという事も考えられないまま目を剥いて苦悶する表情を晒し、腰をガクガクと突き出して男根をローターから伸びたコードと一緒に振り回してしまう。
無防備な裸体を無感情な淫具に嬲られて獣のように鳴き、理性を快楽に壊されていく青年。そんな青年の痴態を見ながら、男は青年の痴態を収めた映像作品のタイトルを、青年が自分に捕らえられた理由である『スパイ』を含んだタイトルを考える。

「うー! んむぅぅー! むぉ、ふ、あぉぉぉぉんっ…!」

自らの惨めで淫らな姿を映した映像が商品として売り出される。それを男に聞かされて自身の危機を嫌でも理解させられた青年はなりふり構わずにもがくが拘束と快楽からはどうやっても逃れられず、青年はその映像が自分を知っている者の目に入っても助けが来ず自分は役立たずのスパイとして見捨てられるであろうという無慈悲な事実を理解して深い絶望を覚えながら、何台ものカメラと男の前で何度も何度も絶頂させられてしまうのだった。




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招かれざる客は少年達を甘く苦悶させる

2015.11.01.Sun.21:00
森の中で追いかけっこや木登りをして遊び、大人達に内緒で作った秘密基地で昼寝。そんないつも通りの休日を犬獣人の少年と、猫獣人の少年の仲良し二人組は送っていた。
夕方まで寝たら基地内を掃除し、家に帰る。そんな予定を立て、人ならざる少年達は二人並んで眠っていた。だが、その予定は予想外の展開で狂い、行われる事は無かった。ぐっすりと眠る二人の少年がいる秘密基地にやって来た、招かれざる客のせいだ。
森は危ないから奥まで入ってはいけない。大人達の言葉の意味を今、少年達は嫌という程その身で理解させられている。しかし、今更後悔をしてももう遅い。何故なら、少年達は二人揃って眠っている間に招かれざる客である水色のスライムに幼い体を絡め取られ、一切抵抗の出来ない状態のまま、甘い苦悶を注がれてしまっているのだから。

「も…らめぇ…! はな、ひて…ゆりゅじ、で……っ!」
「ん、もぉ…イけにゃい……も、ぉ! イぐの、やらぁぁぁぁんっ…!」

だらしなく開いた口から唾液と舌を垂らした犬の少年が白い体毛に覆われた裸体を水色のスライムの中でもがかせ、涙を流しながら喉を反らす猫の少年が茶と白の体毛がまだらに生えた裸体をスライムの中で苦しげによじらせる。
衣服を溶かし尽くされてさらけ出された裸体を嬲られ始めて、もうどれだけの時間が過ぎたのだろうか。外の明るさを見てそれを判断する余裕すら、少年達には無い。
首から下をすっぽりと包み込んだスライムに乳首を上下に弾かれたかと思えば今度は乳輪ごと強く吸い上げられ、硬く勃起している幼いペニスを容赦無く責め立てられて絶え間無い連続射精を強要されたかと思えば幾らイきたいと鳴き喚いてもイかせてもらえない焦らし責めを施され、アナルに挿入されたスライムで腸内をじっくりと拡張されたかと思えば荒い動きで過敏な腸内を激しく掻き毟られる。
不規則で予知する事など出来るはずも無い甘い刺激を全身にまんべんなく叩き込まれた少年達は、抑えられない喘ぎを秘密基地の中に響かせながらスライムの意図に沿った淫らな痴態を晒すしか無い。限界以上の快楽に追い詰められて気を失ってすぐに起こされても受け入れるしか無く、スライム内に放出した二人分の白い体液を混ぜた淫靡な飲み物を口元に運ばれても一滴残らず飲み干すしか無く、お互いのアナルが半透明のスライムで広げられたまま掻き回される様子が良く見えるような向かい合わせの体勢を強いられても、犬少年と猫少年は開脚させられたまま閉じたくても閉じられない足をスライムの中で小刻みに震わせ、揺らせない尻尾をビクビクと跳ねさせながらアナルをめちゃくちゃに引っ掻き回すスライムの甘い陵辱で断続的な絶頂を迎えさせられるしか無い。

「らめぇへ…きもひよく、なっひゃ……らめ、ぇ…!」
「あぁ、あ! イっぢゃ、うぅぅ…見られながらぁ……しぇーえき、びゅーっへ…れひゃ、うぅぅぅっ……!!」

二人の帰りが遅い事に気付いた大人達が助けに来る瞬間が訪れるのは、森が真夜中の闇に覆われたはるか先の事で。
犬と猫の少年は大人達が救い出してくれる時が来るまで、幸福感と苦悶がごちゃ混ぜになった快楽責めをスライムに捕らわれて逃れられなくなった裸体に長く与えられ、数える事が不可能なくらいの回数の絶頂を幼い肉体で経験させられていた。




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