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雄犬にされた少年達

2013.07.31.Wed.16:13
窓の無い部屋に置かれた、一つの檻。
冷たい鉄格子の中に、少年達は入れられていた。

「あぉ…」
「ふぅ…んふぅ」

少年達は荒い息を吐きながら、檻の中を四つん這いで移動している。その頭にはそれぞれ茶色、白色のイヌミミカチューシャが付けられていた。
カチューシャだけでなく、首輪、尻尾付きのアナルバイブが、少年達を犬にしていた。

極め付けは、犬の足をかたどった手と足のグローブ。肉球や毛並みも付いている可愛らしい物だったが、見た目に反してそのグローブは嵌めた者の動きを奪う代物だった。
グローブの中は指が動かせない作りになっており、それを付けている状態では何も持てず、掴めない。手首の部分にはベルトと鍵があって、自力ではグローブは脱げない仕組みだ。

このせいで、少年達は自分の口を開いたまま閉じさせないようにしている口枷も、ペニスに取り付けられたローター付きのベルトも、外す事が出来ずに快感に身を捩るしか無かった。
その快感もアナルバイブとペニスのローターが止まってもおかしくないくらいの小さな振動をしていて、もどかしい。

しかも、少年達は気付いていなかったが、時折与えられる水や食事には飲んだ者を発情させる催淫剤が含まれていた。それを飲まされて大分過ぎた少年達の身体は、より強い快楽を求めて切なげに疼いている。

「あぅ、あぁ…」

狭い檻の中に、発情した二人の少年。火照った身体を慰める方法はとっくに思い付いてはいたが、お互いにそれだけは駄目だと自制していた。
だが、いつしか限界が理性を上回り…片方の少年が、もう片方に迫り、肌を密着させた。

「ひゃめ…んぅ」

制止しようとするが、熱くなった身体が触れ合うと素直に気持ち良い。
上に乗られた少年は何とか相手を押し返そうと思ったが、もはやそんな力は残ってはいなかった。

覆い被さった少年が、自分のペニスをもう一人のペニスに擦り付ける。
すると。

「んぉぅぅっ!」
「はふ、んぐぅ!」

予想をはるかに超える快楽が生まれ、二人はビクビクと跳ねた。もっと、今のを味わいたい。
もっと、気持ち良くなりたい。ただその一心で、二人はお互いの身体を擦り寄せ合った。

「ひんぽ…いい…」

先走りでぬるぬると滑る性器を刺激し合う。たまに相手のローターにペニスの先端が当たると、ペニスと口から体液が零れた。
下にいた少年は上にいる少年が舌を伸ばして唾液を垂らすのを見て…思わず、その舌を自分の舌で舐めた。いわゆる、フレンチ・キス。

「んふ、ふちゅ」
「きひゅ……きもひ、いぃ…」

最初は戸惑いながら仕掛けたキスだが、お互いに相手の鼻にかかる声、蕩けた表情を見る度に、キスに夢中になっていく。
いつしかグローブで拘束された手を相手の背中に回し、抱き締め合って性器と、尖り切った乳首を擦り付け。
淫らな水音を檻の中に響かせながら、少年達は口付けを愉しんでいた。

性刺激を与えて、与えられ。二人はとうとう待ち望んだ時を迎える。

「あぁ…イきゅ…!」
「んぅ…おえ、もぉ…!」

口枷でまともにしゃべれないが、必死に絶頂を伝える。舌を絡ませ、ペニスをぬちゅぬちゅと擦り合わせて、イヌミミ少年達は射精した。

「んぉ…んぉぉーっ!」
「はぅ、ふぅぅっ…!」

ぴくぴくと痙攣して、解放の余韻に浸ろうとする二人。だが、二人を檻に入れた者。部屋を監視していた者は、それを許さなかった。

「あぅ!? おひりぃ…っ?」
「なんれ、んふぅっ!」

アナルとペニスに取り付けられた淫具が、弱い振動から一転、最強の振動に引き上げられたのだ。
一度イって熱が冷めかけていた身体は一気に火を点けられ、まだ敏感なのに相手の身体に自分の身体を押し付けてしまう。

「もっろぉ…ひたいぃ…」
「きもひよく、ひてぇ……」

まだまだ、足りない。二人は相手の左右の尻を揉みしだき、外から腸内の淫具を捏ね回す。
快感を求めてイき狂う犬のコスプレをさせられた少年達。その姿を監視カメラで見ていた男達は、契約者に連絡を取った。

つがいの雄犬が、もうすぐ仕上がります…と。

これから誰かも知らない人物に買い取られる運命など露も知らない二匹の犬は、ひたすらに…その身を快感に溺れさせていった。







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駄目社員の使い方

2013.07.30.Tue.23:32
「んん…んぅ…」

日もすっかり暮れた、夜。
とある社員寮の一室で、一人の男が呻いていた。

「くふ、んふぅ…」

鼻にかかった喘ぎを漏らす男は、服を着ておらず。その両手は高く掲げられ、襖の上の壁掛けから吊るされた手枷を嵌められていた。
腕を下ろせず、手を使えない男の口には布が詰め込まれ、その上から詰め込まれた布を吐き出せないよう、別の布を噛まされていた。

声を封じられた男は助けも呼べず、呻くしかない。自分を苦しめている淫具を止めたくても、腕は拘束されている。
男の身体には、ローターが貼り付けられていた。
左右の乳首に、一個ずつ。ペニスには、裏側の先端部分に一個、根元近くに一個、合計二個が固定されている。

それらのローターは専用のテープで何重にも貼り付けられており、男が暴れたくらいじゃ剥がせない。
更に男の下の口、アナルにも二個のローターが埋め込まれていて、こちらは抜けないようにアナルプラグで栓をされていた。
全てのローターは、最強の振動で男の弱い部分を容赦無く嬲っている。

「んぉ…んほぉ…!」

男が腰を突き出し、ビクンと痙攣する。絶頂に達したのだが、ペニスからは何も出ない。ローターを固定しているテープの絞め付けで、精液が塞き止められているからだ。
射精を我慢させられている男は、半狂乱になって身悶えする。もう、朝からこの状態が続いていて、男は気が狂いそうだった。

「んも…ふぅ」

男の目から涙が零れた時、男が拘束されている部屋のドアが開いた。
入って来たのは、男を拘束した…会社の同僚の男達。

「ちょっとは、反省したかよ?」

同僚の一人が、男を見ながら言う。

反省。男は同僚達の怒りを買い、今こうして凌辱されている。
遅刻、無断欠勤、会社の備品の持ち帰り、書類の重大ミス。数えれば怒りの原因はキリが無い。
しかし、男に反省の色は見えず、また無断欠勤をした男は部屋で取り押さえられ、今、男は自分の部屋で制裁として性刺激を与えられていた。

「反省してる訳無いだろ? 本当ならとっくの昔にクビになってるのにこいつ重役の親戚だからって好き放題してたんだぜ」

立場にあぐらをかく傲慢な態度も、怒りの一因だ。しかし、今の男は度重なる責めですっかりしおらしくなり、許しを請うように同僚を見つめていた。
だが、それを無視して同僚達は、男の身体に手を掛けた。

「だな、その性格を治す為に、プライドも壊してやるか」
「んぅっ!?」

拘束されていなかった右足、右の膝を抱えられ、持ち上げられる。身の危険を感じ、男は不自由な身体をもがかせた。

「んぅっ、んぅーっ!」
「うるせぇな…大人しくしろ!」

暴れる男の尻が、強く叩かれる。

「んぐぅっ!」

乾いた音と共に痛みが走り、同時に尻の筋肉にも力が入る。
思わずアナルのローターを強く絞め付けてしまい、中を抉られた男は甘い声を上げてしまう。

「ふぅ、んふぅぅ…」
「尻叩かれて感じてんのか。とんでもねぇ淫乱だな」

違うと示したくても、口では言えない。膝をもっと高く持ち上げられても、男は叩かれるのを恐れて震えているだけだ。
やがて、膝にも枷が巻き付けられた。そして、別の壁掛けに繋がれる。これで、男は右足を上げたまま、自分の意思では下ろせない。
大きく広げられた股間を隠す事も、出来なかった。

「うわ…ぐちょぐちょじゃねーか。お前ケツ弄られて汁垂らしてんの?」
「よく見たら床もすげーな。垂れ流しじゃん」

嘲笑混じりの罵倒。男は屈辱を覚えるが、何故か背筋がゾクゾクと震えてしまう。
顔を赤くしている男を見て、同僚は口の布を外してやる。唾液で色を変えた布を引きずり出された瞬間、今まで封じ込められていた喘ぎが溢れ出した。

「あぁぁ…んぁっ! 気持ち良い…イきてぇよぉ…!」
「ん? イきたいって? じゃ、手伝ってやるよ」
「あぅっ!」

手伝ってやる。そう言って同僚はアナルプラグを引き抜き…ローターを入れたまま、指で男のアナルを掻き回し始めた。
その様子を見て、他の同僚が男のペニスの先端を指で擦り、もう一人が尻を叩く。

「あぅっ、あぁ! 痛っ、んぅ! 痛ぐで、気持ち良くて、いやぁ!」

幾ら刺激されても、テープで塞き止められていては射精出来ない。ローターと手、快楽と痛みの責め苦に、男は感じまくって必死に悶える。
男としての尊厳も無く喘ぎ叫ぶ姿に、同僚達は完成を理解した。

「そんなにイきたいのか?」
「は、ひっ! イきたいれふ…俺、をっ、イかせてくらしゃいぃっ!」

その言葉を聞いた瞬間、部屋のドアが開いて人が入って来た。全て社員寮に住む男で、男に対し腹に据えかねていた同僚だ。
その数は十を超えていて、男は目を疑った。

「俺達全員で犯しまくってイかせてやっから、期待しろよ」
「あ、しっかり写真も撮ってやるからな」

犯される、写真を撮られる。絶望的な予告なのに、男の身体は悦んでいる。男には元々、マゾヒストの傾向があったようだ。

こうして会社で疎まれていた男はその身を男根で犯し抜かれ、社員寮の性処理係として、新しい仕事を与えられたのだった。






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メイド君は乳首が淫乱

2013.07.30.Tue.17:37
「ふふ…とてもよく似合っているよ」

豪邸の主の部屋で、主が微笑みながら褒める。
褒められた人物は、メイド服のスカートを恥ずかしそうに押さえていた。

「似合ってませんよ…俺、男だし」

普段仕事をしている時は使用人の服装だが、今少年はピンク色を基調としたメイド服に身を包んでいる。
少年自身は似合っていないとぼやいているが、知らない人間が見たら誰もが女の子だと見間違えるだろう、と思えるくらいに可愛らしい仕上がりとなっている。
顔を赤く染める少年に、主が呼び掛けた。

「さ…こちらにおいで」

ベッドに腰掛けた主が少年を手招く。呼ばれた少年はピクッと跳ねるが、すぐに歩き始めた。

「は…い。ご主人様」

ゆっくりと、一歩ずつ、少年が主に歩み寄る。
その距離が縮まる度に少年の心臓は高鳴っていき、これから始まる事への期待で…身体は熱くなっていった。
主の近くに立ったところで、少年は足を止めた。そして、次の指示をじっと待つ。

だが、主は何も言わず少年を見つめるだけ。頭のてっぺんからつま先までを、愛おしそうに観察するだけ。
予想外の展開だが、少年は待ち続ける。しかし、声も掛けられず、触ってももらえない状況に、少年の身体はだんだんと焦らされ、その火照りを加速させていく。
それを少年は押し殺してはいるが、主は何もかもをお見通しで、意地悪く見つめる。

やがて我慢できずに少年が自分から口にする時まで、主は観察を続けていた。

「ご主…人さ、ま。何も…してくれないんですか……?」

その言葉は、同時にしてほしいという意味も持っている。望んでいた少年のねだりに、主は尋ね返した。

「じゃあ、私にどうして欲しいんだい? ちゃんと言ってくれないと、何をしたらいいか分からないよ?」

分かっているくせに、主はとぼける。愛のある意地悪で、少年の表情が切なげにしかめられるのを見たいが為に。
何回か口を開いては閉じるを繰り返す少年。口が開く度に、甘く濡れた吐息が零れた。

「さ…触って欲しい、です」

意を決し、顔を真っ赤にして告げる。恥ずかしそうにしているが、その羞恥にさえ、少年は快感を感じていた。

「じゃあ、触ってあげよう…上を捲りなさい」

穏やかだけれど、拒否を許さない口調。少年が着ているメイド服は上下で分かれており、腰の部分から服を捲り上げる事が出来る。

「ん…くふ……」

手をおずおずと伸ばして、少年が裾を掴む。少しずつ服が捲られ、少年の白い肌が露わになっていった。
その様子を、主は穴が空きそうな程に見つめている。時折目が合うと、少年は瞳を更に潤ませる。

「そう…もっと。可愛らしいところが見えるまで上げるんだよ」
「は、い…」

命令に従い、少年は手を動かす。細い腰、お腹が空気に晒され、最後に胸までが晒された。
胸にある二つの可愛らしい突起。そこはまだ何もされてないのに、淫らに赤く尖っていた。

「これで…よろしいですか…?」

自分の手で肌を見せ、乳首を尖らせる少年。触って欲しいという欲求を示すかのように、少年は無意識で胸を突き出していた。

「良い子だ。ごほうびだよ」
「あっ…」

主の指が乳首に近付く。両手で服を持ち、無防備な状態の少年は、期待で震えながら主の指を見つめている。
そして、待ち望んでいた刺激が、少年に訪れた。

「んぁぁっ!」

右の乳首が指に挟まれ、きゅっと捻られた。左の乳首も遅れて挟まれ、快感で仰け反ろうとする少年の身体を制するように引っ張られた。
あまりの気持ち良さに手が震え、腰を揺らす少年に、主が釘を刺した。

「ちゃんと服を持ちなさい。手を離したら、おしおきだよ?」
「は…いぃ…!」

はぁはぁと息を切らしつつ、返事をする。おしおきを恐れて少年は必死で手に力を込めた。
だが、少年の身体は主によって乳首が性器並みの性感帯と作り変えられている。

軽く摘まれただけで身体中に激しい快楽の波が走り、強く捻られると抑えきれず口から唾液と淫らな喘ぎが溢れてしまう。
それをよく知っている主は、乳首のみをじっくりと責める。痛みを感じず、ただ快感だけを感じるように加減をしながら。

「あ…らめ、です…っ! 乳首だけ、そんなにしたら…」

舌を垂らして、ビクビクと跳ねる少年。しかし、乳首を指に挟まれている為、あまり跳ねすぎると自分の動きで乳首を引き伸ばしてしまう。

「どうしてダメなんだい? 君は乳首を苛められるの、気持ち良いでしょう?」
「気持ち良い…でしゅ、けどぉ…」
「なら、何も問題は無いよね」
「あぁぁ!」

反論の余地を与えず、主は指の動きを早め、強めた。
もう、少年は止めて欲しいと思っても、その為に何を言えばいいかを考える余裕は無く。快感に飲み込まれないよう、意識を繋ぎとめる事しか出来ない。

「あぅぅ…やぅ。も、おれ…乳首よしゅぎへ…あぁ、あんっ。もぉ…!」

その整った顔を蕩けさせ、メイド服を着て、自分で晒した乳首を弄られて感じまくる少年。
スカートの下では下着を付けず剥き出しのペニスが硬く勃っており、先程から限界を訴えていた。

「イきそうかい?」
「は、ひ! おれぇ…もぅ…! んぁぁ! 強くしちゃ、らめれふぅぅっ!」

絶頂が近い事を伝えられた主が、とどめとばかりに乳首を責め立てた。
主の目論見通りに少年は一気に昇り詰め、そして。

「んあぁぁっ! イ、くぅぅっ…!」

スカートの内側に、精液をたっぷりと吐き出した。
同時に乳首から手を離され、放心した少年は膝を突き。

離したらおしおきと言われていたのに、手が服を離してしまった。

「おや、勝手に服を離して…いけない子だ」
「うぅ…ごめ、なさ…」

涙目で謝る少年。しかし主は許さず、淫らな罰を課した。

「おしおきとして、自分で乳首を弄りなさい。私がいいというまで、やめてはいけないよ」
「んぅ…わかり、まひたぁ…」

許されるなら、と、少年は手を動かして自分の乳首を摘む。
一生懸命に赤く染まった突起を捻り、腰をくねらせるその姿は、淫らという他は無い。

「ほら、君の好きな物だよ」

言って、主はズボンをくつろげ、大きく立派なペニスを取り出した。
幾度と無く犯され、快感をくれた肉の棒を見て、少年のアナルがきゅんと疼いた。

「あぅ…んぷ」

何も命令されてないのに、少年は自分から口を寄せ、主のペニスをくわえ込む。もちろん、乳首は弄り続けながら。

「くぅ…! とてもエッチで、可愛いよ」

主が気持ち良さそうに吐息を漏らし、その上褒めてくれた。少年は悦び、口に含んだ性器全体を舐め回す。

「ん…ちゅ。む…あ…?」

夢中になって舌を這わせていたペニスが、急に離れる。不思議そうにしている少年に、主は言った。

「仰向けに寝転がって、足を開いて」

はっとして、少年は言い付けに従う。
仰向けに寝転がり、乳首を指で捏ねて、精液で濡れたペニスもその下のヒクつくアナルも主に見えるように、大きく足を開いた。
まるで、犬の服従のような体勢を取り、少年は主を見つめる。

「ご主人、さまっ」

犯してもらえる。嬉しそうに少年は声を弾ませ、アナルをパクパクと開閉させていた。
その淫らな穴に、主がペニスを押し当てる。

「入れるよ」
「あぁ…あぁぁーんっ!」

奥の奥までご主人様に満たされ、高く喘ぐ…淫らな少年。
主が腰を奮い、中を抉られても少年は乳首を弄る。

「あぁぁ…中で、ごりごりこしゅれて…! んぅぅ! 乳首も気持ち良いよぉ…」
「全く…君は何処までエッチで、可愛くて、私を夢中にさせるんだい?」
「ふちゅ…んむ、む…っ」

キスをされ、少年は喜びで主のペニスを絞め付ける。少年の淫乱な痴態に、主も獣に変わり、お互いにお互いを貪り始める。

「大好きだ。愛しているよ」
「俺もぉ…ごひゅじんしゃま、らいしゅきぃぃ…!」

舌足らずに想いを伝えられ、主は腰の動きを強める。

愛しい少年を主が喘ぎ鳴かせる声は、一晩中、部屋に響き続けていた。






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快感責めは箱の中で

2013.07.30.Tue.00:23
真っ白な壁の地下室。防音がされていて、絶対に中の音が外に聞こえないようになっている部屋。
その中で、一人の男の声が響いていた。

「あぁっ…も、やめて。ここから出してぇ…!」

必死に叫ぶが、今この地下室に別の人間はいない。
分かってはいても、男は助けを求めずにいられない。男はその身体に、淫らな仕掛けを施されているからだ。

着せられた上半身の拘束具は男の肌をほとんど隠しておらず、後ろ手に捻り上げた手を固定し、抵抗を奪っている。
足首と膝には二本の足を一本に束ねる為の革のベルトを付けられ、男は足を開く事すらも出来ない。

こうして動きを封じられた状態で、男の性感帯は淫具によって容赦無く責め立てられている。
拘束具と一体になった両乳首のローターは、男がどんなにもがいても、床にローターを擦り付けても外せず、逆に乳首に更なる刺激を与えるだけ。
股間には、男の身体に合わせて作られた特製の貞操帯が付けられていた。

男のペニスの位置、アナルの位置、それどころか男のアナルの奥の前立腺の位置まで計算されて作られた貞操帯。
モーターの付いたラバーがペニスを隙間無くすっぽりと覆い、アナルに入ったバイブは男が少し身じろぎするだけでも敏感な場所にその身が食い込むような形をしていた。そんな男にとっては悪魔のような貞操帯は、鍵でがっちりと固定されている。

もはや拷問とも言える恥辱。しかし、男へ与えられた辱めはこれで終わらない。

「んぁ…出たい。箱から、出して…」

男は地下室に閉じ込められた上、透明な箱の中に閉じ込められていた。
箱は天井部分に南京錠が複数付けられていて、拘束された身体で体当たりしたくらいじゃビクともしない。
また、空気穴は呼吸するには十分な大きさをしていたが、箱に溜まった熱と、男が出した汗や精液などの匂いが逃げ切るにはあまりに小さい。
始めの内は箱の隅にあった清浄な空気を選ぶ事が出来たが、今や男は何処に逃げても淫らさが混じった空気を吸う状態になっている。

「助けへ…誰か……っ!」

舌を突き出し、箱の床に膝を曲げて横たわる男。その顔は赤く上気し、涙と涎と汗でぐちゃぐちゃ。
股間も同じようにぐちゃぐちゃに汚れていたが、ラバーから溢れ出した精液も混ざっているので、よりいやらしく濡れていた。
声は喘ぎ過ぎて枯れ、身体は間断無くイき続ける。壊れ始めた男に、無情な機械音が聞こえた。

カシャッ

「あぁ……撮らないれ、こんな、写真…」

男が入れられた透明な箱を取り囲むように設置されたカメラが、ランダムでシャッターを切る。
何処のフラッシュが光るか。男は怯えて恐れつつも、箱の中からじゃどうしようもない。

男の前のカメラが、チカッと光る。それは、撮影前の予備動作。

「んぁぁ…だめ、らめぇぇ…!」

数瞬後に訪れるその時に絶望する。だが同時に、男は破滅的な興奮も覚えていた。
そして…体液で全身を濡らし、身動きの取れない箱の中の男に、シャッターが切られた。

「あっ、あぁぁぁっ…!」

写真を撮られたと同時に、男は絶頂を極め、射精した。ペニスを包むラバーから、モーターで振動しつつ精液がまた零れた。

「あぁんっ…も、イけないのに。また…気持ちよくなりゅ…」

いつ終わるとも知れない。快感の責め苦。それに悦び、身体を痙攣させる男の声が…箱の中で、虚しく反響していた。






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魔王は勇者を可愛がる

2013.07.29.Mon.12:54
人里を遠く離れた険しい山の中。そこに、石造りの城があった。
その城の主は、魔王。城内にある魔王の部屋には、討伐に来た勇者の姿がある。

魔王に敗れ、捕らわれた…憐れな青年の勇者の姿が。

「心地良さそうに鳴いているな。そんなに私の指はイイのか?」
「ふぉっ…むぐぅ……!」

玉座に腰掛けた魔王の膝の上で、勇者は拘束された身体を切なげに捩っていた。勇者は今、衣服を剥がれ、手首を一まとめにされ、足は足首と太股を繋がれている。
手足の動きを奪われるだけでも勇者にとっては屈辱。その屈辱を増長させるのは、勇者を拘束する物体の素材だった。

それは…魔王の魔力。魔力を自由自在に変形させた縄で、勇者は身体の動きを封じ込められている。また、勇者の言葉を奪う為に口に入れられた玉、これも魔王の力が凝縮された物で。勇者は倒すべき魔王の魔力に拘束され、魔王の膝の上で可愛がられていた。

「うぐ…っ!」
「反抗的な目だな。だがそうでなければ面白くない」

自分を睨み付ける勇者に、魔王は悠然と笑った。
快感で揺らぎながらも、誇りを力にして耐え続けるその姿は、魔王の目を愉しませていた。

「ほら…お前はここが好きだろう?」
「んぅっ!」

左の乳首を指で捻られ、勇者は背を仰け反らせて悲鳴を上げた。
捕らわれてからずっと身体を甘く刺激され、感度を高められた勇者の乳首は大きく淫らに腫れ上がっている。ぷっくりとふくらんだ突起は弄りやすいようで、魔王は逃れようとする勇者を押さえて執拗に乳首を責めた。

「…どうした? 腰が揺れているぞ」
「くぅ、ん…」

あざ笑われても、腰を止める事は出来ない。右の乳首にも指が伸ばされ、両方同時に弄られ始めた。

「うんっ、ふぅぅ!」

引っ張ったり、押し潰したり、回されたり、捻られたり。自分の乳首が憎い敵の指でふくらまされ、淫らに形を変えさせられている責め苦から、勇者は逃れられない。
手足の拘束を外そうとする力もだんだんと抜けていき、勇者は潤んだ目で魔王の指の動きを見つめ、鼻にかかった呻きを漏らすだけとなっていく。

「うぅ、んうぅ…」
「気持ち良いか?」

問われて思わず、勇者はうなずいてしまった。それを見て、魔王は満足そうに笑う。

「なら、もっと良くしてやろう」

右の乳首を弄っていた手が下に動く。そして…触られてもいないのに透明な先走りを溢れさせていた勇者のペニスに指が絡められた。

「あぉ…んふぅっ!」

ビクンと身体を跳ねさせ、甘い鳴き声を出す勇者。その痴態に、魔王も声を上ずらせる。

「これは…この世界を手に入れるよりも楽しいかも知れんな」

少しの遊びのつもりだったが、勇者の反応は思っていたよりも可愛らしく、更に新しい反応を見たくなる。
手酷く扱って泣き顔を見るくらいの気持ちが、魔王の中で優しく意地悪に責めて、快感で心地良く鳴いている勇者を何よりも見たい気持ちに変わっていた。

「私は今世界なんかより、お前の全てを私の物にしたくなっている」
「ぷぁ…? んむ、くふ…」

勇者の口を塞いでいた魔力の球が、突然に霧散した。一瞬口が自由になるが、すぐさま…魔王の唇で塞がれた。
背中から首を伸ばして唇を重ねてくる魔王。そのキスは不思議とイヤじゃなく、勇者は入れられた舌も拒まず受け入れていた。

当初は、魔王を倒して世界を平和にしようとしていた勇者。
形は変わったが、魔王を自分に夢中にさせる事で、世界を平和にする事が出来た。

…その代わりに、これから先の長い時間。激し過ぎる愛情を注いでくる元魔王に、幸せだけども喘ぎ鳴かされる日々を送る事になってしまったが。







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教師は屋上でペットにされる

2013.07.27.Sat.23:28
夏休みを迎えた高校。普段とは比べられないくらいの静けさを持っており、今日はどの部活も活動をしておらず校内にはほとんど人がいない。
そんな学校の屋上に一人の教師の男がいた。

「ふぅ…ふぅーっ!」

シャツのボタンを外され、ズボンを脱がされているその教師は、言葉を封じられた口で必死に呻いた。だが、その声は屋上に虚しく響くだけで、誰も助けには来ない。
教師は屋上に設置された貯水タンクに取り付けられた梯子に、屋上の床に膝を突いた状態で縛り付けられ、甘い拷問を与えられていた。

「ふぐ、う…」

教師はそれぞれの手首と梯子を繋いでいる手錠を外そうともがくが、そんな事で鍵が外れる訳も手錠が壊れる訳も無い。
また、腕を下ろしたくても、梯子の足を掛ける部分に阻まれてしまい、教師は手を顔の横にした状態で下ろせなくさせられている。

足首も同じように、梯子に枷で繋がれている。しかし足の枷は手の物に比べて鎖がとても短く、言ってしまえば梯子自体と繋がれているに近い。
そのせいで教師は足を閉じる事を許されず、衣服を奪われた下半身を屋上で露出させられていた。

口には自分が付けていたネクタイを噛まされ、言葉さえも発せない教師。更に教師を拘束した存在は教師の身体に、残酷な玩具を固定していた。
両乳首と、ペニスの先端付近に貼られたローター。アナルにも太いバイブをねじ込まれ、敏感な場所を集中的に刺激されて、教師は腰を振って射精をしたくなる。

だが、教師のペニスには、射精封じの黒い革ベルトが根元に巻き付けられている。その状態では、射精したくとも、出来ない。
誰も来ない屋上で、はしたなく感じて射精で頭がいっぱいになる。

もう…教師はイく事以外考えられない。

「はぐ…んぅーっ…」

ぽろぽろと涙を零して、絶頂を封じられたペニスを見つめていると、足音が聞こえてきた。
教師は怯えて身体を跳ねさせるが、同時に解放を求めて大きく呻いた。

「んぅ、んんっ! ふぅーっ!」
「へぇ、随分と良い表情するようになってんな」

タンクの陰から現れた存在が、快感に打ち震える教師をあざ笑う。
それは、教師を屋上に呼び出し、不意を突いて拘束した…一人の不良生徒。

その不良生徒は、腰を振っている教師を近くに立って見下した。

「すっげぇな、床。アンタが出したエロ汁でびしょびしょじゃん」
「う…」

指摘され、教師は反論の余地も無い。言葉通り、屋上の床は教師が分泌した体液で色を変えていた。

「そんなに気持ち良い? 気兼ね無く感じられるように、俺もう一時間くらいここを離れた方がいいかな?」

とぼけた口調で言われる。普段だったらそのわざとらしさに苛立ちも生まれるだろうが、責め苦から解放されたい教師は、引き止めようと必死でくぐもった声を出した。

「うぅ、んむぅっ! んぐっ!」

相手が生徒だという事も忘れて、憐れに叫ぶ教師。その口から、ネクタイが外される。
溜まっていた唾液がネクタイと淫らな糸を引く。糸が切れる前に、教師は懇願を始めた。

「ふはっ…んもぉ、ゆるひて…お願い、許しへぇ」

荒い息を吐き、許しを請う。お互いの立場なんて考えてる余裕は無い。
だって、このままここを離れられたら絶対に壊れてしまうから。

「何を許して欲しいの? 何を出したいの? 俺バカだから、言われないと分かんねーなー」
「あぅ…もう、この玩具、外して。せーえき…出させてぇ……」

快楽に支配された教師は、ローターを貼り付けられた乳首とペニスを突き出してお願いをした。
惨めで淫らでそそられる痴態に満足した不良は、ズボンから自身のペニスを取り出し、教師の眼前に突き付けた。

「…しゃぶれよ」
「はい…んむ、ふ…」

解放されたい一心で、教師は自分を辱めている生徒のペニスに舌を伸ばした。
大口を開けてくわえ込み、口の中全体を使って刺激した。

そうやって一生懸命に奉仕していると、突然電子音が聞こえた。
驚いて目を上に向けると…スマートフォンを持った手が教師の顔にかざされていた。

まさか。
まさか…!

「おっと、しゃぶるのやめんなよ? もしやめたら、もっとヒデー写真撮るから」

慌てて口を離そうとすると、先にその行動が禁止された。
どうしようもなくなり、教師は舌を動かすしかない。
そうしてペニスを頬張る間も、カメラのシャッターは何度も切られた。

「んむ…んふ」

絶望と淫具の刺激、口に入れた男根の味で教師は考える事をやめ、やがて快感を疑問も持たず受け入れていく。
虚ろな目で奉仕を続ける教師を見て、生徒は完成を確信した。

「ぷあ…っ?」

口からペニスが抜き取られ、手錠と足枷が外された。
生徒は弛緩した身体に回復する暇を与えず、手錠を後ろ手で。足枷を足首と太股を短く繋ぐように鍵を掛け直した。
足を大きく開かされたまま、仰向けに寝かされる教師。無防備な股間、丸見えのアナルから、動いたままのバイブが引き出された。

「うぁ…っ」

長い時間拡げられ刺激されていたアナルは、ぽっかりと開いたまま閉じられない。
そのヒクつく腸壁まで見えている下の口に、生徒は自身のペニスを添えた。
生徒としてではなく、絶対的な主人として。

「俺のペットになって、何でも言う事聞くって誓ったら…俺のチンコでイかせてやるよ」

拘束され、身動き取れず、助けを求める事しか出来ない教師は、誓うしか選択肢は存在しない。

「なる…ペットに、なるから。何でもするからぁ! も…イかせへぇ…!」

どうしようもない破滅を自ら選び、高らかに宣言する。

「よく言えたな…じゃ、イかせてやるよっ」
「んぁぁぁっ!」

止まりもせず、教師改めペットは太すぎるペニスで一気に尻穴を貫かれた。
串刺しにされる感覚。だが、苦しさはなく、犯されているのにペットは悦びで喘いでいた。
しかし、ペットのペニスにはベルトが巻かれたままで、これでは射精出来ない。

「お願いぃ…ベルト、取って。イかせて…」

小さく頼むと、一蹴された。

「何だ? ペットのくせにご主人様より先にイくつもりか?」
「ひっ…! ごめんな、さ…」

怯えて震えるペットを見て、主人はため息を吐いた。

「しゃーねーな、今日は先にイかせてやるよ。ほら」

親指一本で、主人がペニスを縛めるベルトを解いてやった。

「あ、あぁ、あぁっ!」

塞き止められていた体液が、勢い良く出口に集まり。
そして。

「うぁ…! イきまふっ。ごひゅじんさまっ、イきましゅぅぅっ!」

獣を連想させる声を発しながら、ペットは溜め込んだ精液を撒き散らした。

「おーおー、顔にまで飛んでんじゃん。とんだ淫乱だな」

そんな罵倒も、ペットにはもう聞こえていない。だが、そんな事に構わず主人はアナルを蹂躙し続けた。

「夏休み全部使って、俺無しじゃ生きられないようにしてやるから…覚悟しとけよ」

長い夏休みも、一人と一匹の主従関係も…始まったばかりだ。







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週末は淫乱な子と

2013.07.26.Fri.15:43
「んあっ、あんっ!」

土曜日の夕方、マンションの一室で一人の男が幸せそうな声で喘いでいる。その様子を見つめるのは、男のご主人様にして、恋人の男だ。
主人はソファーに座って、愛しくて堪らないと言った表情で男の痴態を観察していた。

「そんなに気持ち良いかい? 両手を背中で動けなくされて、お尻に大きなバイブをくわえて…僕に向かって、大きく足を開いて見せ付けてる。人間とは思えないくらいにはしたない状態が、そんなに気持ち良いかい?」

貶めるような言葉ではあるが、口調は優しい。まるで、それで良いんだよと暗に告げているみたいだ。
だから、男は安心して感じられる。背中で手錠を使って手の動きを制限され、膝立ちになったままペニスを模した乱暴な淫具にアナルを掻き回されて体液を床に撒き散らし、硬く立ち上がった自身のペニスを上下左右に振り乱しながら喘ぎ鳴く。

そんな倒錯的な状況でも、主人が自分を嬉しそうに見つめてくれるから、男は心から幸せになれる。

「はいぃ、気持ち…良いですっ! 俺…昨日学校終わってから、今日ご主人様に苛めてもらえるのを…ずっと待ってたんですっ!」

言葉にしながら、男は背筋を震わせる。
苛めてもらえる。俺、気持ち良くしてもらえるんだ。

男の期待は、主人がソファーから立った事で急激に加速する。

「あ…あぁっ」

目の前に主人がしゃがんだ時に身体が待ち切れず、アナルの淫具をきゅぅっ、と絞め付けてしまった。
可愛らしい喘ぎに、主人が笑う。

「全く…エッチな子だね。ここをこんなに大きくして」
「んぅっ」

身体と共に揺れていたペニスが、主人の右手に収まる。ただそれだけなのに、刺激を求めていたそこは激しい快感を覚えていた。
反応を確認しつつ、主人は左手を浮かせ…男の乳首へと運んだ。

「ここも…女の子みたいに硬くふくらんでるよ」
「んあぁぁんっ!」

右乳首を指で摘まれ、くりっ、と捻られた。身体中を走る快感に、男は背を仰け反らせて喘いだ。
そのまま乳首と性器を責められ、男は不自由な身体をガクガクと痙攣させた。

「あぁぁんっ、気持ち、良いっよぉ! んぅぅ、乳首、取れちゃうっ」

下手に仰け反ると自分で乳首を伸ばすように引っ張ってしまう。しかし、そんな加減が出来るならば最初からこんなに感じてはいない。
男は涙と涎で顔をぐちゃぐちゃに汚していくが、悦びの表情が強いため悲惨さは存在しない。
主人も激しい快楽を与えつつ、男をいたわるように顔の汚れを舐め取っていた。そのくすぐったさも、主人の優しさも、男の欲情の火をより大きくしていく。

「あぁぁ! イく…イきますっ」

絶頂が近くなり、主人へと報告した。それを聞いた主人は、手の動きを早くして、更に男を責め立てた。

「あんっ、あんんっ! イく、イく…っ!」

切羽詰まった声で男が言い、絶頂を迎える。
…その直前のところで、主人は手をとめてしまった。

「ふぁ…どうし、んぁっ!?」

尋ねようとしたが、言葉は途中で途切れる。主人が男のアナルに入っていたバイブを抜き取ったからだ。
いきなり全ての刺激が無くなり、快感の渦の中で放り出された男は、もどかしそうに身を捩った。自分で続きをしたくとも、手は背中で拘束されている。

「あん、ご主人様、ご主人様ぁ…」

泣きだしそうな表情で助けを求める男。全身を火照らせ性刺激を欲するその姿は淫乱そのもの。
主人は床に寝転がり、ズボンから男の痴態で勃起したペニスを取り出す。
そして、男に助け船を出した。

「ほら…バイブよりも、こっちをお尻に入れたいでしょ?」
「あ…」

天を向く主人の性器に釘付けになり、アナルがきゅんと疼いた。

欲しい、欲しい。

その一心で、男は膝で歩き…主人の腰の上へと跨っていく。

「あぁ…はぁ」
「がんばって、上手に出来たら、ごほうびだよ」

ごほうび。その言葉に、男は悦んで身体を動かし、ついにアナルに主人のペニスをあてるに至った。

「入れても…いいですか…っ?」

もし、ここでおあずけされたら。そんな不安が頭をよぎるが、杞憂で終わった。

「いいよ。たっぷり…味わってね」
「はい…んぁ、あ…ふあぁぁぁっ!」

許しを得て尻穴に性器を飲み込んでいく。ずっと欲しかった、熱くて、硬くて、愛しい肉の棒に、男は根元までくわえ込んだ瞬間耐えきれずに射精してしまった。

「おや…入れただけでイっちゃったんだ」
「うぅ…ごめ…なさ…」

怒られてると勘違いして謝る男に、主人は頭を撫でて慰めてやる。
安堵した男は手の心地良さに頬を緩ませ、蕩けていた表情がまた蕩けた。

「よくがんばったね。じゃあ、ごほうびをあげよう」

言って、主人は男を下から突き上げた。

「あぁぅっ!」

不意を突かれた男は、一際大きな嬌声を上げた。
ガツガツと身体の奥を抉られ、男は主人の上で淫らに踊り狂う。

「ふぁぁんっ! 深いぃっ…中、焼けちゃふよぉっ」

もはや呂律が回らなくなっている男を、主人は貪りつつも、苦痛を感じないように腰を奮った。

「あぅぅっ…ご主人様の、俺の中でびくびくしてりゅ…」
「あぁ、そろそろ…中に出すよ」

それを聞いて、男は主人の射精を促すためにアナルをきつく絞め付けた。

「いっぱい…らしてくだひゃいぃっ! せーえき、たくさん…」
「もう…くぅっ」

舌を突き出して精液をねだる男に、主人は望み通り精液を注ぎ込む。
淫乱な中に、熱い体液を注入され、男は幸福感に包まれていた。

「はぅぅ…中、パンパン…ありがとう、ございまし…」
「何を言っているの? まだ、終わってないよ」

男が感謝を告げ終わる前に、主人が口にした。男はそこで、主人のペニスが自分の中で力を失っていない事に気が付いた。
気が付いたのとほぼ同じ瞬間、主人が再び腰を奮い始める。

「あぁ…あぁっ! また…犯してもらえるのぉ…」

意図していなかった二戦目だが、男に拒む選択肢は考え付かなかった。
だって、主人に抱かれて、感じさせられている時が男にとっては最高の幸せなのだから。

「んむ…んふ……ご主人ひゃまと、キス…」

繋がったまま手錠を外してもらい、男は自由になった手で主人に抱き付いた。お互いに舌を絡め合い、上と下でぶちゅ、ちゅぷ、と淫らな水音を部屋中に響かせた。

明日は、日曜日。誰にも邪魔はされないし、させない。
エッチな事が大好きで淫乱な恋人と過ごすご主人様の週末が、そこにはあった。






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公開搾乳調教

2013.07.26.Fri.02:44
ここは、知る人ぞ知る裏の店。集まっているのは財力を持ち、歪んだ性嗜好も持ち合わせた…男のみ。

その男達の目的は『観察』

甘く残酷な性の責め苦を受ける奴隷の男が苦悶する様子を、穴が空くほど観察する。それが、この店のサービス内容だ。
今夜も、憐れな奴隷が拘束されて呻いていた。

「うぉ…んぉぉっ…!」

身体をビクビクと震わせて、自分に巻かれた鎖を鳴らす男。服は着せてもらえず、身に着けている物と言えば隷属の証である黒い首輪だけであった。
厳密に言えば、身に付けられている拘束は数え切れないくらいにあるのだが。

まず、男を座った椅子の上から逃さないようにしている拘束。手は頭の上で交差させた状態、足は太股と足首を寄せた状態で鍵付きの革ベルトで括られ。手を下ろせないよう、足を下ろしたり閉じられないよう、頑丈な鎖で椅子に固定されていた。
この拘束だけでも抵抗を奪うのには事足りているのだが、更に奴隷は行動をを封じられている。

視覚は、黒い目隠しで閉ざされ。言葉は、口にギャグボールを噛まされて封じられていた。

「ふ…ふうぅ」

口から漏れる息に合わせて、ボールの穴から唾液が零れる。
粘りを持って細く長く伸びていく唾液を、観客達がじっと見つめていた。
ぽた、と液が胸に垂れると客のため息が聞こえた。目隠しで見えなくとも、見られている事は自覚出来た。

そこへ、一人の男が現れる。拘束された奴隷と客を少し離す為に置かれた、鉄の柵の内側に。

「皆さん! 本日はお越しいただき、ありがとうございます。 本日このスペースでは性奴隷から精液などを搾取する、公開搾乳調教を行っていきます」

それは、この店の従業員。奴隷に辱めを与える、残酷な存在。
調教と言われ、奴隷はビクンと身体を跳ねさせた。

「では、この器具を取り付けていきます」

従業員が透明なガラスで出来た、底の部分にチューブの付いた器具を三つ取り出す。
見た目には分からないが、チューブはガラス内の空気を吸い込んでいる。

従業員は何の躊躇いも無く、器具を拘束された奴隷の右乳首に近付ける。
そして。

「んっ…んうぅっ!」

チューブが付いていない反対側。ガラスの穴が空いている部分を、乳輪を覆うように押し当てた。
状況が変わっても、チューブは空気を吸い込む。しかし、反対側はいまや奴隷の乳首で塞がれている。
するとどうなるか、器具は奴隷の乳首を強く吸い上げ、奴隷を快感で悶えさせた。

「二つ目です」
「うぅっ!?」

苦しんでいる奴隷に構わず、従業員は淡々と左の乳首にも器具を近付けた。
鎖を鳴らしてやめてくれと首を必死に振る奴隷。だが、そんな制止は何の意味も無い。
拒絶も虚しく、左の乳首にも器具が付けられ…右と同じように強く吸われ始めた。

「あぉっ…ふぉ! んむ、んむぅぅっ!」

目隠しの下で目を剥き、奴隷はギャグボールの穴から唾液を噴き出させる。
吸い出された乳首は少しずつその形を変えていき、やがて乳頭が硬くしこり乳輪もピンクから赤に染まっていった。
それを見届け、従業員は器具から手を離す。支えを失った器具が、奴隷の乳首へ吸い付きの力でぶら下がった。弱い場所を吸われ、引っ張られ、奴隷は荒い息を吐く。

「うー…うぅぅ、うぐぅぅっ…!」

快感と屈辱で息も絶え絶えになるが、逃れる方法は無く。奴隷は責め苦がこれで終わりでない事も…その身を持って教え込まれていた。

「皆様、三つ目でございます」
「うっ!」

聞こえた言葉に、奴隷は恐怖で小さく叫んだ。目が見えず言葉も分からないが、奴隷の怯えようは身体で感じられる程である。
その怯えを見て、誰かが助ける事は無い。客は誰もが奴隷の憐れな姿を愉しむ為に来ているのだから。

「んおぉぉ、ふぅぅ!」

乳首への刺激で勃起させられたペニスに、乳首と同じ器具が被せられた。まだ肌に押し付けられてはいないが、吸われる感覚はある。後は、押し付けて器具自身の力でペニスから落ちないようにすれば下ごしらえの完成だ。

「まばたき厳禁です。いきますよ」

客の視線が奴隷の股間に集中する。そして。

「ふぐぅぅぅぅっ!!」

奴隷のペニスは、残酷な器具の餌食となり、その体液を搾り取る搾乳を施された。
乳首と性器、敏感な個所を無慈悲に責め立てられ、奴隷の拘束された手が助けを求めるかのごとく宙を引っ掻いた。
準備を終えた従業員は奴隷から手を離し、客の方を向く。

「お待たせしました。今からオーダーを承ります」

言って、従業員は奴隷の拘束された椅子の横にある、一枚のプレートを指で示した。

そこに書かれているのは、ここで注文できる商品。奴隷に対してする、行為の数々。

『アナルバイブ』や『射精封じ』
他には『蝋燭責め』や変わった物では『ネコミミコスプレ』や『奴隷そのもの』などもあった。

「なら、早速アナルバイブをもらうよ」
「かしこまりました」
「んぅぅぅっ!」

頼む、許して。
その思いを込めて呻くが、奴隷の意思なんて誰も尊重しない。

この店では、奴隷はただの玩具である。誰かの言いなりになって悶え感じ、気が狂う程快楽に溺れる。それが奴隷の仕事で、役目で、生活を占める全てであった。

「他の皆様も、よろしければご注文下さい」

店の営業は、まだまだ始まったばかり。







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可愛過ぎる弟

2013.07.23.Tue.21:08
「ただいまー」

仕事を終え、一人の男が帰宅した。男の両親は仕事の都合で海外におり、年の離れた弟と二人暮らし。
もうすでに弟は学校から帰っているはずなので、返事が無い事に男は首をかしげた。

「…いないのか?」

だが、戸締りはちゃんとするよう言っているので、鍵がかかって無かったのはおかしい。そして例え二階にいたとしてもただいまと言えばいつも駆け下りて来るので、様子が違う事は確かだ。

「聞こえて無かったかな?」

男はスーツ姿のまま、階段を上がる。宿題中や昼寝をしていて気付かなかったなら、邪魔をせずそっと戻る。
そうでなかったら帰りの報告をする。そんな行動の予定を立てながら。

「ケンター?」

二階の廊下で弟の名前を呼ぶが、それでも反応が無い。うっかり鍵を掛け忘れて出かけた可能性が頭によぎった時だった。

「ふ…ぅ」

弟の部屋の中から、苦しそうな吐息が漏れてきた。そっと近付いて、ドアの前に立つ。

「は…はぁ」

明らかに乱れた呼吸。もしかして具合が。

「お…兄ちゃん」
「え?」

こっちに気付いてるのか? そう思ったが、すぐに違うと知る。同時に、具合が悪い訳では無いとも知る。

「お兄ちゃん、好き…! お兄ちゃん…!」

幼い声が、艶やかに濡れている。それも、兄を呼びながら。
男は悪いと思いつつも手をドアノブにかけ、弟の部屋を小さく開いた。途端、木のドアに抑え込まれていた声が一気に聞こえ始めた。今まで聞こえてなかった水音と共に。

「あんっ…気持ちい…お兄ちゃんに、触って欲しいよぉ…!」

弟はベッドの上で靴下のみを履いた姿で寝転がり、自慰に耽っていた。それも、普通の自慰ではない。
兄の写真を腹の上に載せ、左手で乳首を弄り、右手で可愛らしいペニスを一生懸命扱いている。
だが、一番兄の目を惹いたのは尻の奥の小さな蕾から、一本のコードが覗いている事だった。ベッドとドアの位置関係上、こっそり部屋を覗いている兄の位置からは弟の顔も乳首もペニスも異物をくわえ込んでヒクつくアナルも、何もかもがしっかりと見えている。

兄弟だとかも考えられず、欲情を掻き立てられる痴態に、兄は唾を飲み込んだ。
思わず食い入るように見入り、何時の間にかもっと良く見ようと身体が前のめりになる。

…ガタッ。兄の身体とドアがぶつかり、音がした。

「しまっ…」
「あ…お兄、ちゃん? んぁっ、だめぇ!」

愛しい兄に見られた事に弟は焦るが、快感はとめられない。

「やだ、出ちゃう…お兄ちゃんの前で…いやっ、僕のイくとこ見ないでぇっ!」

絶頂の迫っていた身体は持ち主が抑えようとするのも構わず、昇りつめる事を要求してきた。中に入っている物を抜こうとするが、指は上手くそれを出来ない。
とうとう、その瞬間が訪れる。

「あ、あぁ…見ないでぇ…」

兄に観察されながら、弟は精液を吐き出した。恥ずかしさと兄に対する罪悪感で、弟はぽろぽろと泣き始めてしまった。
枕を抱いて顔を埋めて、大股開きの体勢から左に身体を転がして涙を零す弟に、兄が近付く。

「ごめん、お兄ちゃん。ぼ、く…?」

てっきり軽蔑されると思ってた。怒られると思ってた。しかし、兄の行動はどちらでもなく。
泣いている弟の頭を、優しくそっと撫でていた。

「ケンタ、泣かないで。怒ってないから」

そう言われるが、兄を性の対象にしていた事実は消えない。罪悪感も、消えない。
自己嫌悪から離れられない弟を見て、兄は…決心した。

「ケンタ。こっち…向いて?」

顔を上げるよう促す。それに従い、弟は顔を上げた。

「何…ん……っ!?」

言葉を出そうとした唇が塞がれた。他でもない、愛しい兄の唇で。
つまりは、キスをされていた。
あやすような短いキス。だが、涙を引かせるのには充分だった。茫然としている弟に、兄が言った。

「ケンタ、俺の事好き…だよな?」

さっきあんなに好きと叫んで自分の身体を慰めていたのだ。今更否定してもしょうがない。観念して、コクリとうなずいた。

「俺も、好きだよ」
「え…っ?」

少ないけど、まっすぐな言葉と想い。
ずっと望んで欲しがってたけど叶わないと諦めてた展開に、弟は頭が真っ白になった。

その白に徐々に色が戻ってくるごとに、喜びが現実の物としてやって来る。

「お兄ちゃん…嬉し、好き…っ」
「あぁ、俺も。ケンタが好きで、可愛がりたい」

弟に痴態を見せられて、兄も興奮の真っただ中にいる。
首筋や頬にキスをして、弟のアナルから出ているコードを握った。

「抜くぞ」
「はぅ…んぅぅぅっ」

ゆっくりコードを引くと、中にあった大人の玩具、ピンク色のローターが現れた。
まだブルブルと微弱な振動を続けているそれは、じゅぽっ、と卑猥な音と共にアナルから抜け、ベッドへと落ちた。

「はっ、はぁ…」

枕を握り締めて身体を震わせる弟のアナルは、異物が抜けた状態のまま口を開き、ピクピクと開閉していた。
あまりの淫らな光景に、兄は意地悪をしたくてたまらなくなる。

「こんな玩具、どこで手に入れたんだ?」
「あぅ…インターネットで…」

問われて、弟は正直に答える。
…嘘を吐いていたとしても、結果は変わらなかっただろうが。

「男の子なのに自分に使う為にこれを買って、兄貴をおかずに使うなんて悪い子だな」

そっと、兄はこれから加速する行為の妨げにならないよう、自分の写真をベッドの脇へ置いた。
そして、誘うように震える可愛いアナルに、唇を寄せた。

「あぅ…お兄ちゃん、だめ。僕…恥ずかしいよぉ」

手で隠そうとしても、上手く力が入らない。足を閉じようともするが、兄の手であっさり開かされてしまう。
先程出した弟自身の精液で濡れている穴を、兄の舌が撫でた。柔らかいタッチだったにもかかわらず、生まれた快感は強かった。

「あぁ…んぁっ」
「ケンタの声、エロくて…可愛い」

うっとりとした声色で褒められ、弟はぞくぞくと背筋を震わせた。

「僕…可愛いの? 僕の事、好き?」
「可愛いよ。全部全部、大好きだ」
「んんっ…」

望んでいた以上の返答。嬉し過ぎて、幸せ過ぎて、夢ではないかと心配になる。
けれど夢ではないという事は、兄が与えてくれる甘い快楽の波で教えられた。が、その甘い感覚が急に途切れる。

「お…兄ちゃん?」

身体を軽く起こし、潤んだ瞳で兄を見ると…兄は自分のペニスをズボンから取り出していた。
弟が出した蜜を使って濡らされていたそれは、弟のアナルに近付き、粘膜同士がくちゅっ、と淫らな音を奏でる。

「入れる、ぞ」
「んぁっ、まっ…ふぁぁぁーっ!」

制止したが、兄の行動の方が早く弟の奥深くまでペニスが突き入れられた。
その衝撃で、押し出されるように弟のペニスが白い体液を噴き出す。すると、兄の性器をくわえたアナルも体液が溢れるのに合わせてきゅっと絞まった。

「ケンタのここ…俺のを美味そうにしゃぶってるな」
「だって…お兄ちゃんが好き、なんだもん…」

仕方無いでしょ、と言いたげに唇を尖らせる弟。発している言葉がどれだけ兄を煽るかなんて、きっと分かっていない。

「ケンタ、ケンタ…」
「んぷ…おにい、ひゃ…」

繋がった状態で二人は唇を重ねる。程無くして、兄が弟を本格的に犯し始める。

「っひゃぁぁっ! イイ、よぉ! お兄ちゃんっ」

狂ったように求め合う姿はまるで獣だが、そうなってしまうのも当然だろう。

何年も何年も、叶わないと思って押し込めていたお互いの想いが、通じ合っていたと分かったのだから。

「お兄ちゃんっ、すき、だいひゅきっ」
「俺も、大好きだよ」

自分を想って全身で愛情を伝えてくれる、可愛い弟。
一生可愛がっても足りない想い人を、兄は…激しいまでの愛情で貪っていた。






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泥棒君達に淫らな制裁

2013.07.21.Sun.10:22
遠くから祭の太鼓の音が聞こえる、小さな山の中。
もう何年も使われていない小屋に、二人の少年がいた。浴衣姿の少年達は、一つのバッグを漁っている。

「金目のモンねーなー」
「なー。祭で売ってたおもちゃと変なスプレーくらいだな」

そのバッグは祭の最中に盗んだ物で、財布などを期待していた少年達は愚痴を吐く。

「ってか、そのスプレー何よ?」
「虫よけか何かか?」

持ち上げたスプレー缶を見ている二人。突然、その手から缶がもぎ取られた。

「これはな」

音も無く背後に忍び寄っていた、一人の男。ぎょっとする少年達の顔に、男がスプレーを向ける。

「こう使うんだよっ!」
「あっ、うわぁぁぁっ!?」
「うぐ…目が……!?」




「…いやー、良かったぜ。護身用にこのスプレー買っといて良かった」

大きく開いた小屋の入口の前で、バッグを取り返した男が呟く。

「なぁ、お前らもそう思うだろ?」
「んぐ、ぐぅぅっ!」
「ふっ、うっ」

男の問いかけに、少年達は口を塞がれた状態で応える。
顔に刺激のある液体を噴きかけられ怯んだ少年達は、小屋に置かれていた縄で手を縛り上げられ、低い位置にあった天井の梁にお互いの手首を繋いだ縄を吊るされてしまった。
更にお互いの触れている足を二人三脚のように括られ、反対側の足の膝に巻かれた縄を手と同じく梁を通してもう一人と繋がれた。

腕を高く上げ、膝も高く吊られ、床に着いた足も動かせない。しかも、パンツは脱がされ浴衣ははだけられ、ほぼ全裸に近い格好で拘束された少年達。口には縄を噛まされ、言葉も出せない。

「んん、うーっ!」
「ぐっ、ぐっ!」

必死に暴れ自分を縛った男を睨むが、自分達から奪ったスマートフォンを涼しい顔で勝手に操作していて、全く威力は無い。
しばらくして、男が操作を終え少年達に近付く。なおも睨む少年に、男は言った。

「どうにもさっきから反省してる様子が無いよな。だから、ちょっと痛い目見てもらう事にしたわ」

やれるもんならやってみろよ。そう目で言う少年を、男が鼻で笑う。

「今にそんな目してらんなくなるさ」

すっ、と男が手を動かす。
少年達の、隠せもせず晒されてる股間へと。

「んっ?」

だんだんと近付いていく手。狙われているのが性器だと気付いたのは、二人同時に握られた時だった。

「うぐ…うぅ!」

やめろとでも言いたいのだろうが、口に出来ていてもやめる訳が無い。
男は柔らかいペニスを、二本同時に擦り始めた。

「ふっ…う」
「んぅ、んうぅ」

嫌がるが、快感は二人の意思とは関係無しに流れ込んでくる。
身体をビクつかせ、手足の縄を軋ませながら、ペニスは硬く天を向いていく。

「お前ら変態だな。こんな状況でカチカチじゃねーか」
「ぅん…うふ」

違うと示したいのに。腰は揺れてしまう。
睨む目も快感で緩み、潤んでいて。快感を拒む心が求める心に変わっていく。
切なげに身を捩り、イきたそうにしている少年を見て、男は手を離した。

「うっ…ふ」
「あぐ……ぅ」

刺激が止まり、少し正気に戻る少年達。屈しないとばかりにまた睨んだ少年達を見つつ、男はバッグに手を入れた。

「良い目だ。んじゃ、お前らにプレゼントをやるよ。くじ引き屋で貰って、持て余してたネックレスだ」

それは女の子用の小さな鈴の付いたネックレス。揺れる度、ちりん、と可愛らしい音が鳴った。
何をされるか分からず、二人はペニスを膨らませたまま男を見つめる。前にしゃがみ込んだ男は、ネックレスをペニスに近付け、そして。

「ほら、飾りだ」
「んっ!?」

鎖の部分を、二本のペニスを橋渡しする形で巻き付けた。中心の辺りに鈴がぶら下がり、少年が身悶える度音が鳴る。
それだけでなく、どっちかが動くと鎖が弱い場所を絞め付け二人は暴れる事さえ出来なくなった。

大人しくなった二人を満足そうに見て、男は吊るされた二人の後ろに回った。
上げられた腕が邪魔して振り返って見る事が出来ないから、男がどんな動きをしているのか分からない。

「うぅ、うぅ!」
「ふぐ、んぅ!」

ようやく怖さを覚えた二人は許しを請う悲痛な叫びを上げた。しかし、もう遅い。
男の指は、大きく開かれた足の間。尻の穴を…撫で始めていた。

「んぅ…う!」

訪れた快感に身体がくねり、ペニスに鎖が食い込んだ。同時にした鈴の音に、男が楽しげな声を出す。

「ほら、もっと腰振って鈴鳴らせよ」

それは嫌だと首を左右に震わせる少年。だが、そんな反応は予想済み。

「やらないと、さっきのスプレーチンコにかけるぞ?」
「う!?」

中身は知らないが、目にかけられた時にとんでもない痛みを感じた。その液体を性器になんてかけられたら。

「うっ…くうぅ!」
「おぅ…んぉ!」

脅されて、少年達は腰を振る。自らのペニスに繋がれた鈴を鳴らす為に。

「その調子だ。勝手にやめんなよ?」

言いながら、男はアナルを指で刺激し始める。自分の唾液や少年自身が零した先走りで穴を濡らし、少しずつ柔らかくしていく。


誰か…助けて。


ちりん、ちりん。と鈴を鳴らして、少年は心の中で助けを求めた。
それが通じたかのように、小屋に近付く足音。そして枝を揺らす音がした。

「んーっ!」
「おっ、こっちだ」

聞き覚えのある友人の声。安堵する少年の目を疑う事が起きた。

「おぉ、友達君? 早かったね」

自分を辱めている男が、友人に声を掛けたのだ。
小屋の前に来たのは三人。その三人に、男が歩み寄る。

「いやー、近くにいたもんで。お兄さんもバッグ盗られて大変だったすね」

なんで知ってるんだ。目を見開く少年達に、友人の一人が自分のスマートフォンを見せる。
そこに映っていたのは、吊るされた自分達の写真と『バッグ盗んだこいつらのお仕置き、君らもする?』という文面。
今になって、少年は男がさっき自分のスマートフォンをいじっていた理由を知った。

絶望に囚われる少年に、更なる追い討ちがかかる。

「前々からお前らの悪さは目に余ってたし、助けるつもりは全くねーから」
「警察呼ばれなかっただけ、感謝しろよ?」

見捨てられた事実に打ちひしがれる少年達。拘束され、性器に鈴を繋がれた惨めな姿を、知り合いに視姦される屈辱。
だが、まだまだ罪を許された訳では無い。戻って来た男に軽く尻を叩かれ、それを思い知らされる。

「んっ!」
「腰振るの、勝手にやめんなって言ったろ?」

怯えた表情で、二人は腰をまた振る。鈴が鳴る様子も、友人に見られる。

「エロ…お前らこんなんで興奮してんの?」
「んっ、んぅ!」

否定したいが、腰を淫らに揺らして喘ぎ鳴いている状況では説得力は無かった。

「お兄さん、すいません。俺達の知り合いが」
「良かったら、飯でも奢らせて下さい。祭の屋台程度の予算ですけど」
「お、悪いね」

腰を振り続ける二人を尻目に、小屋にあった板で一人のスマートフォンを固定しながらそんな会話をする男達。
会話を続けながら、小屋を出て行くその姿に、少年達は呼びとめようと必死で呻く。

「んおぉ! おぐぅ!」
「うぅぅーっ! んぅーっ!」
「…あ、そのスマホのカメラで動画撮ってっから。後で見てちゃんと腰振ってなかったら…分かってるよな?」

友人の一人が残酷な宣告をした。
絶句する二人を残し、誰もいなくなる。

誰も助けちゃくれない。少年は愚かだった自分を呪い、言い付け通り身体を動かす。

「うぅ、うぅ…」
「んっ、くぅ」

涙が流れたが、縛られた腕は拭う事も叶わない。

楽しい祭で浮かれ過ぎ、してしまった事への淫らな制裁の夜は…まだ、始まったばかりだった。







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束縛されて、快感責め

2013.07.20.Sat.18:21
「うぅ…んふ……っ」

民家の一室で、一人の男が床に横たわっていた。
手の動きも、足の動きも、視覚も言葉も、何もかもを封じられて。

「くぅ…うっ…!」

拘束服に包まれた身体を男がもがかせる。その度、両腕を胸で一括りにしているベルトの金具が床とぶつかり、服の上から足首と膝に巻き付けられたベルトがギシギシと鳴った。
しかし、どんなに暴れても拘束服は脱ぐ事が出来ず、詰め物をされタオルを噛まされた口から息が漏れ、熱の逃げない拘束服の内部が汗で蒸れていくだけだった。

「うぐ…」

苦しげに呻く男の近くに、男を拘束した別の男が立った。
そして見下ろして言う。

「少しは…自分が性奴隷になったって理解できたか?」

拘束した男は…された男を買い取った主人。反抗的な態度を取った奴隷に罰として拘束を与え、一晩、放置をしていた。
昨日は強気だった奴隷は、一晩与えられた拷問に立場を嫌という程教え込まれた。それを伝える為に、主人に向かって必死でうなずく。

その従順になった様子を見て、主人は満足そうに笑う。

「良い子だ。ご褒美に、それを脱がせてやるよ」
「うぅ」

主人が安堵する奴隷の背後に回った。
やっと、脱がせてもらえる。解放される。

そう思っていた奴隷の心は、予想もしなかった形で裏切られた。

「ん…? んんっ?」

後ろで留められていた拘束服の金具は、幾つか外された。そこだけ外されても手や足は自由にならない、尻の周りのみ。
他が外される気配は全く無い。目隠しで何も見えず混乱する奴隷に、主人は残酷な事を言い放った。

「誰が全部脱がせてやるって言った? お前のケツマンコぐちょぐちょにするだけなんだから、ここだけで充分だろ?」
「うぅっ!?」

服が左右に開かれ、奴隷の尻だけが露わになる。
一晩暴れ続けていたバイブをくわえ込んでいる、卑猥な尻の穴。

汗と、バイブで刺激され分泌された愛液とで蒸れに蒸れた尻の匂いは、主人の加虐心を煽るのに不足なんて無い。

「すげー匂いだな。お前発情してんだろ」

動物のように言われて、惨めさで動かせない腕に力が入った。だが、それが悔しさや憎しみに変わる前に抗えない快感が送り込まれる。主人がバイブを掴んで、出し入れを始めたからだ。

「んん! ふぅーっ」

動いたままのバイブが出し入れされると、一晩嬲られて過敏になった腸内が不規則に掻きむしられる。
激しすぎる快感に、一晩中イかされ続けたのに奴隷は絶頂へと向かっていく。

イく。

イく。

「んぐっ!?」

後少し、イける直前で主人がバイブを抜き取ってしまう。
奴隷はアナルをヒクつかせながら、拘束された身体をバタバタと動かした。

「そんなにイきたいか?」
「うっうぅ」

意地悪く主人に問われて、奴隷はまたうなずく。
断続的にアナルを刺激されて辛かったのに、刺激が無くなると尻の奥がピクピクと痙攣し、奴隷に快感をねだるよう強要してくる。

それは中毒症状に似た物で、男は自分がもう普通に戻れない事を理解させられた。
主人に従い、感じさせられ性奉仕をする…奴隷として生きていくしか無い事も。

「じゃあ、ご主人様のを入れやすいように、尻を高く上げろよ。それが今一つだったら、おあずけだ」

こんなに尻穴が疼いている状態でおあずけされたら、気が狂う。奴隷は一まとめにされた腕と足で身体を支え、うつ伏せで尻を高く掲げた体勢をとる。
主人が満足するよう、ヒクつくアナルをこれでもかと見せ付ける格好だ。

「うぅ、うぅん」

それでもまだ足りないかも知れない。奴隷は力を振り絞って尻を左右に振り、いやらしくねだった。
野生の獣でもここまで淫らにはならないだろう。完全に快楽に堕ちた男を見て、主人が笑った。

「良い子だ」

小さく褒め、そして。

「んぐぅぅぅっ!」

奴隷のアナルに硬く立ち上がった肉の凶器を、躊躇い無く挿入した。

本来物が入る場所では無いが、開発された穴は異物をすんなりと飲み込み。
本来快感を覚えるべき場所では無いのに、奴隷は身をくねらせ、激しい快感にのたうっていた。

「一生可愛がってやるよ。嬉しいだろ?」
「ふぅーっ、んふうっーっ!」

くぐもった声で何を言ってるかは理解出来ないが、声のトーンと鼻から漏れる甘い息、蕩けた瞳で返事は分かる。

主人は唇を舐め、更に腰を振りたくり。
奴隷は涙と精液混じりの先走りと愛液を撒き散らし、目隠しの下の目元を赤く染めて快感を貪っていた。






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名門校の秘密地下

2013.07.16.Tue.09:39
誰もが羨み、そこに入学、在学しているだけでステータスとなる名門校。
そこの地下に何人かの男子生徒がいた。正確には…数個の肉便器が、あった。

「んん…んお…っ」

一人掛けソファーの上で、呻いている男達。苦しげに呻いて、ソファーの上を憐れに跳ねていた。
その男達は、ソファーから離れられないよう、がっちりと拘束され、固定されていた。
手首は後ろ手に手錠を掛けられ、更に指を使えないように作られた鍵付きの手袋を嵌められている。
足は足首と太股を鎖で繋ぎ、両膝に掛けた鎖を天井にある金属の輪に括り付けられていた。

これでは、手を使う事も足を下ろす事もできない。その上、男達は目で見る事も喋る事も禁止されていた。
目には、革で出来た目隠し。口には、リング状の口枷。口を開いた状態で固定し、さらに鼻でしか呼吸出来ない様にするゴムの栓が付けられていた。

「おほ…んお……んぐぅっ…」

何もしゃべれないが必死で呻く。男達の尻には太めのバイブが入れられ、ヴィと振動して男達を苦しめている。
そこへ、階段を下りる音がした。
ゆっくりと、確実に。数人がここに降りてくる。

「おぉ…おふっ! んご、むおぉ!」

恐怖の混ざった悲鳴を混ぜながら、男達が必死に拘束を解こうと暴れた。しかし、快感に浸され続けた身体にはそんな力は無い。ただ絶望がより感じられるだけ。
極限まで恐怖が高まった時、地下室の扉が開かれた。

「はよー、今日も来たぜ」

来て欲しいだなんて思ってない。そんな心の声に構わず、やって来た男達はそれぞれ選んでいた肉便器に歩み寄って行く。
逃れようと憐れに身悶える肉便器達を、あざ笑いながら。

「環ちゃんの相手は、俺だよ」
「んっ!」

環と呼ばれた男が、拘束された身体をビクンと震わせる。
怯えている環を更に目で愉しむ為、男は環のアナルに入れられたバイブに手を掛けた。

「うわ…ぐちょぐちょ。ケツ穴メチャクチャにされて気持ちいいんだ?」
「おご…おぅーっ!」

動いたままのバイブをぐるぐると回され、環が悲鳴を上げた。バイブが回される度、幾度と無く腸内に出された精液が奥から溢れ、尻を伝って床に滴った。

「もっとメチャクチャにされたいよな」
「んおっ!」

何の前触れも無しに、バイブが引き抜かれた。環は息を整えようとするが、男はそれを許さない。
硬く張りつめた自身のペニスを、環の開いたまま閉じられなくなっているアナルに押し当てた。

「…! んぐ、んぐ、んぅーっ!」

唯一自由にできる首で、必死にイヤイヤをする環。
無理矢理犯される。抵抗も出来ず犯され…それで感じてしまう。

それを恐れているのを知っているのに、いや、知っているから。
男は無慈悲に、一突きで環のアナルを貫いた。

「っ…!」

大きく喉を反らし痙攣する環。そんなのお構い無しに、男は腰を振りペニスでアナルを掻き回す。

「んお…おほ……んぅん」
「ふおっ、ふうっ」

他の肉奴隷もまた抵抗も出来ないまま犯され絶望の混じった甘い悲鳴を上げている。
そこに、また扉の開く音がした。

「悪いな。先使ってるぜ」
「またかよ…」

舌打ちしながら、後から来た男達が近付く。そして、環達肉便器の口枷から栓を抜いた。

「えはっ…」

飲み込めずにいた唾液が溢れる。しかし、口での呼吸はほぼさせてはもらえない。

「ほら、しっかりしゃぶれよ」
「んぐっ…!」

容赦など無く、開かされた口にペニスが突き込まれた。嫌だけど、男の望み通りしゃぶらなければよりひどい事をされる。環達は一生懸命に、男のペニスに奉仕する。

終わらない恥辱。快感に狂わされていく心と身体。

誰か、助けて。

肉便器達の目隠しの下から、一筋の雫が頬を伝って行った。
どうしようもない虚しさを、彼らの心に植え付けて。






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生徒会長に調教されて

2013.07.15.Mon.09:45
「会長、これが書類をまとめたファイルです」
「ありがとう。後は僕がやるから、帰っても大丈夫だよ」

机の前に座ったまま、生徒会長の男は指示をする。その言葉の裏の意味なんて、誰も考えはしないだろう。

「分かりました。失礼します」

扉が閉じられ、部屋は生徒会長を含めた『二人きり』になる。
…いや、正確には『一人と一匹』か。

「ふふ…よく頑張ったね」

小さく笑って、生徒会長は机の下、一匹に向かって笑い掛ける。
そこには、金髪の男。服を脱がされ、身体に縄を巻き付けられた男が…生徒会長がズボンから出していたペニスを、美味しそうに頬張っていた。
亀甲縛りの形で身体を縛られ、後ろ手に拘束され、同じ男の物をしゃぶっている金髪の男。元は不良生徒であまり学校にも来ていない問題児だったが、興味本位で呼び出された生徒会室に訪れた日…それは変わった。

出されたコーヒーに盛られた薬で身動きを奪われ、お仕置きと称して性的調教をされた男は心も身体も生徒会長に服従し、今ではちゃんと授業を受けたご褒美として、放課後に苛められている。

「んふ…むちゅ…」
「そんなに一生懸命性器を舐め回して…エッチな子だ」
「くぅ…ん」

エッチな子、はもはやこの男にとっては褒め言葉で、嬉しそうに鳴いた男は更に舌を動かし、ペニスを刺激する。

「ご褒美をあげよう。しっかり…飲み干しなさい」

掠れた声で言い、生徒会長は精液を男の口に放出する。

「ん…んぐ、んぐ…っ」

普通の感覚ならば、身体が飲み込む事を拒み吐き出そうとするだろう。しかし、男にそんな発想は無く、むしろ吸い出さんばかりの勢いで精液を飲み干していく。
その表情は愉悦に蕩け、淫乱そのもの。ゴキュゴキュと音を立てて、体液を体内に収めた男を、生徒会長…男の主人は頭を撫でて褒めてやる。

「よしよし…良い子だ」
「くぅ…うぅん」

髪を優しく揉まれ、高く鳴きながら男は心地よさに目を細める。
自分が口に含んでいたペニスに頬ずりをし、縛られた身体をもどかしそうに揺らす。ペットのペニスは絶え間無く体液を溢れさせ、縄を通された尻の谷間の奥では、淫猥な肉の華がヒクヒクと息づいていた。

それに気付いていながら、主人は手を出さない。焦れて耐えられなくなったペットが、自らねだるのを待っている。

「どうしたんだ? もじもじして」
「っは…あぅ」

自分で言わないと、何もしてくれない。それを嫌という程知っているペットは、不自由な体を机の下から這い出させ、主人におねだりをする。

「お願い…しま……す。オレのケツマンコ…メチャクチャに犯して、狂わせて下さいぃ……!」

後ろ手を縛られた状態でうつ伏せになり、主人に疼いている穴を見せつける様、ペットは膝を立てて尻を掲げた。
身体をほんのり赤く染めて、破滅的な欲望だと知りつつも主人にはしたなくねだる男。例え男色の趣味が無くとも、多くの男が生唾を飲み込むだろう。

そんな淫乱な雄ペットを飼い慣らした主人はクスリと笑い、尻穴の上を通る赤い縄をずらした。
そして、自身の逞しいペニスを、その穴にあてがう。

「よく、言えました」
「んああぁぁっ!!」

乱暴に挿入されたのに、ペットは悦んで射精した。生徒会室の床が白い体液で汚れる。

「あっ、あっ、あっ、はぁんっ」

舌を垂らし、床に上半身を擦り付けて喘ぎ叫ぶ男を見て、主人は愛しそうに微笑んだ。

「君は僕の物だ。一生苛めて、泣かせて、可愛がって…愛し続けるよ」
「ぁん…嬉ひ……ごひゅじんひゃまぁ…っ!」

傍から見れば異質かも知れない。
けれど、二人の間にあるのは確かな愛情であり、誰にも理解されなくとも二人は愛し愛されている事を実感していた。






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柱に繋がれ騎士は堕ちる

2013.07.14.Sun.18:45
「んん、うぐぅ!」

無機質なコンクリート造りの部屋で、一人の男がくぐもった叫びを上げる。
それは青年で、悪人を成敗する騎士…だった。今では、そんな面影など無い、無惨な痴態を晒している。

「ぐふ、ぐぅ…」

盗賊を退治しに行った青年は数を利用した卑劣な罠に嵌められ、捕らえられてしまった。
そして騎士の証である鎧を剥ぎ取られ、その下の衣服も剥ぎ取られ。全裸の状態で、青年は柱に拘束された。

両手は高く上げた状態で、鎖を使って柱に括り付けられ。同じように腰も、足も、更には首にまで鎖を巻かれ、柱から離れられないように拘束されてしまった。
最初は毅然として盗賊を睨み付けていたが、その目も黒い布の目隠しで使えないようにされた。外せと叫ぶと、口にはまるで馬に噛ませるような棒の口枷を装着された。

身動きも、視覚も、言葉さえも封じられた青年に、盗賊達は今までの仕返しとして幾つかの玩具を取り付けた。
それは、ローター。ブルブルと振動し、対象の性感帯を責め抜く…残酷な淫具。
最初に乳首、次に尻の穴に淫具を取り付けられ、その刺激で勃ち上がった青年のペニスに、盗賊達は淫具を固定した。

そうして仕掛けを施した後、盗賊達はかつて騎士だった青年を放置し、彼が護っていた村を襲いに行った。

「うあ゛…あぁ」

青年は逃れようと必死でもがくが、それをあざ笑うかのように鎖が乾いた音を立てるだけ。目隠しをぐしょぐしょに濡らす程涙を零し、口枷を強く噛み締め喘いでも、誰も助けには来ない。
捕らわれた自分の情けなさ、護れなかった自分の無力さ、嫌なのに快感に震え何度もイきまくる自分の淫乱さ。それらが混ざり合って、少しずつ青年を壊していく。

「ふぐ…うぐぅーーっ!!!」

大きく身体をビクつかせ、もう何度目か分からない射精。
容易に想像できる、帰って来た盗賊達の罵倒の言葉と、幾ら拒んでも犯し抜かれる未来に絶望しながらも…青年はまたペニスを硬くし、快感に身悶え続けるしか道なんてありはしなかった。






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ご主人様とお庭をお散歩

2013.07.14.Sun.11:09
「ん…んん」

広い庭で、一人の少年が呻いた。その表情は赤く染まり、口に噛まされたギャグボールを切なげに噛み締めていた。
ここは、富豪の屋敷。そして少年は、その屋敷の使用人…兼、屋敷の主のペットだ。

「んむ…ふぅ」

少年は後ろを歩く主人に、許して欲しいと視線を投げかけた。しかし、意地悪な主人は鼻で笑う。

「ほら、ちゃんと前を見て歩きなさい。でないと、もっとひどい事をしちゃうよ」
「んうっ!」

むき出しの尻を叩かれ、少年が身体をくねらせる。汗ばんだ身体がくねる度に、少年を拘束する赤い縄がギシギシと軋んだ。
全裸の状態で縄の拘束を施され、しゃべる事も許されない少年。おまけに少年はリードの付いた首輪を嵌められ、本物のペットのように屋敷の庭を散歩させられていた。
だが、少年への責めはそれだけでない。縄が食い込んで見えていないが、尻の谷間の奥。淡い菊の華には、電動で振動する淫具が埋め込まれていた。

「はふ…ふぐぅ…」

人間としてのプライドを快感で壊され、息が上がる中自らの足で歩かされる。
もう何十分も続いた生殺しの責め苦。それは、突然に変化した。

「うぐ!?」

尻穴に入っていた淫具が、その振動を数段階強めた。原因は、主人がポケットのリモコンを無慈悲に操作したから。
あまりの快感に少年は地面に倒れ込み。激しく身悶える。

「んん、んん、んんんーっ!」

必死で主人に助けを求めるが、少年を見下ろすだけで決して手を差し伸べようとはしない。
少年は憐れにのたうち、そして、絶頂を迎える。

「ぅむ…ふぅーっ……」
「あーぁ、イっちゃったね」

主人の許可なく射精した少年を、言葉の上では優しくいさめる。しかし、目に携えたサディズムは隠せやしない。

「たっぷりお仕置きをしてあげよう。生まれた事を悔やむくらいの快感に、溺れさせてあげる」

普通なら怯える場所なのだろうが、少年はむしろ期待している。何故なら、この少年にとってお仕置きはご褒美だから。
主と使用人。飼い主とペットの淫蕩な夜は、少年の鳴き声と共に更けていった…。






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