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捜査員は檻の中で跡形も無く蕩け落ちる

2020.03.23.Mon.21:00
「っ、うぅ……」

後頭部に走る鈍い痛みに顔をしかめながら、男が目を覚ました。
意識を取り戻した男は自分が背後から不意打ちを食らったことを思い出すと慌てて身体を起こし、眠っている間に入れられていた強化ガラス製の檻の壁に手を付いた。

「くそっ……!」

頑丈な強化ガラスは、生身でどうこう出来る代物では無い。焦りに任せて叩いても、それは手を傷めるだけだ。せめて捜査員としての道具が残っていれば何とか脱出に繋げられたが、男を捕らえた者達は抜かりなく道具を衣服と共に全て奪い、捜査員を一糸まとわぬ裸体にしてしまっていた。
檻から抜け出す術は無い。それどころか、身を隠す手段も無い屈辱的な状態に追いやられた捜査員。だが、男は決して気落ちせず、檻の中をくまなく探索して脱出への足がかりを見つけ出そうと動き始めた。
檻の天井を調べ、床のつなぎ目を調べ、角に弱い部分が無いかと狭い檻の中で探し回る。丸出しの男根を揺らしながら恥じらいを一切見せずに逃れるための行動を取る気丈な捜査員。しかし、その足掻きを予測していた男達は、捜査員を閉じ込めた檻に残酷な仕掛けを施していた。
捜査員を捕らえた男達は強化ガラスの檻の下に振動を感知するセンサーを用意し、捜査員が意識を取り戻して脱出を試みると同時に非道な責め苦が始まるよう仕組んでいたのだ。
もちろん、捜査員はそんなことなど知る由も無い。故に、捜査員はそれが地獄の引き金になると想像もせずに檻の中を調べ回って振動を生み出し、とうとうセンサーを起動させてしまった。

「っ!? 何だ?」

真下から聞こえる電子音と、機械の駆動音。それに身構え、警戒を強める捜査員に責め苦が加えられ出す。
それは、呼吸用にと用意されていた床の小さな穴達から流し込まれる強力な媚薬混じりの空気だ。

「何も……起こらない……?」

困惑の呟きを漏らしながらも警戒を続けている捜査員は、吸うだけで強烈な発情に見舞われ肉体と思考を淫乱へと作り変える無慈悲な淫薬混じりの空気が逃げ場の無い檻の中に侵入していることに全く気付かぬまま、脱出を求めての行動を再開していた。



数時間後、強化ガラスに閉じ込められた状況から抜け出そうとしていた捜査員は、跡形も無く蕩け落ちていた。
逃げ出そうという考えはどこにも無い。襲い来る発情を堪えていた事実は欠片も見えない。檻の中を淫薬に支配され、嫌でも呼吸をする度に心と肉体を高められていく状態へと追いやられた哀れな捜査員は自分を拉致した男達が戻ってきたことさえ理解出来ぬまま、檻を囲んで観察している男達の前ではしたない痴態を心地良さそうに晒していた。

「きもっ、ちぃぃ……ちんこ、しこしこぉ……乳首、くにくに……りょうほぉ、きもひぃ……またイくぅ、しぇーえき、でりゅぅぅっ……!」

自らの左手で硬く尖った乳首を捏ね回し、右手で限界まで勃起した男根を夢中で擦り上げる捜査員は快楽を心から嬉しがりながら休み無く性の弱点を責め立て、絶頂に次ぐ絶頂を自分自身の意思で追い求めている。

「あんっ、あはぁぁ……出たぁ、せーえきっ……んっ、おいひい、もっと出すぅ、せーえき、いっぱいぃ……」

喉の渇きを潤すために自らの淫液や汗を啜る。それがどれだけ惨めなのかすらも分からなくなった捜査員を無言で笑い飛ばしながら、残酷な男達は愉快そうに細めた目で壊れた捜査員が自慰に耽る様子を堪能し、心に広がる優越感と征服感に背筋をゾクゾクと震わせていた。






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青年は自分と共に男の鑑賞物にされる

2020.03.08.Sun.21:00
天才的な科学者である男がまた、世の中を変える技術の進歩を成し遂げた。その情報はまたたく間に科学者の頭脳を独占しようと目論む世界中の組織へと知れ渡り、スパイである青年は自身が所属する組織への多大な利益を生み出すために、科学者が研究目的で所有している孤島へと足を踏み入れた。
その孤島へと辿り着くまでに、競合相手と海上で幾つもの死闘を繰り返した。孤島に上陸してからも、青年は先にやって来ていた者達との格闘を繰り広げ、研究者が自ら用意した警備ロボット達をかわし続けた。
そして青年はとうとう、孤島に立てられた建物の最下層に位置する空間へと辿り着いた。そこに至るまでに科学者の男は見つからなかったため、間違いなくそこに科学者がいるであろうという認識と共に、青年スパイは扉を施錠する電子ロックのハッキングに勤しむ。
手元の端末に映し出される数字の羅列を読み解きながら、青年は改めて頭の中に自身の任務を思い浮かべる。第一目標は、科学者が達成した技術の進歩についての詳細を掴むこと。第二目標は、大金を積まれても他人のためには研究を行わない偏屈な科学者の弱みを握り、あわよくば自らの組織へと招くこと。最優先事項と、失敗前提の目標を青年が再確認し終える頃、端末に『SUCCESS』の文字が表示され、扉を閉ざすロックが解除された。
二枚の扉が、左右の壁の中に収納され室内への通路が確保される。その開ききった扉の向こうに敵がいないことを確認すると、青年は最大限の警戒を抱きながら室内へと踏み込み、驚愕した。
そこには、あまりにも予想とかけ離れた異常すぎる光景が広がっていたからだ。

「何だ……これ……っ!?」

警戒しているはずの青年は、自分の目に映る室内の様子に思わず声を漏らし、呆然とした表情でゆっくりと驚愕の理由に近寄っていく。
すると、近寄られた側はくぐもった唸りを放ちながら、青年スパイに救いを求めた。それは、手足の存在しない肉体を吊るす鎖を甲高く鳴らし、淫らな玩具を固定された恥部を揺らしながら行われる透明なカプセル越しの哀願だ。

「うぶっ、むぐぅぅっ! うぁっ、あぉぉぉっ!」
「ふーっ、むぶっ、あぶぐぅぅぅ!」

本来腕と足が生えている場所に金属で作られた蓋を取り付けられ、その蓋に繋がれた鎖を強化ガラスで作られたカプセルの床と天井に結合された裸体を宙でめちゃくちゃにもがかせ、細いチューブが繋がっている黒のギャグボールを強く噛み締めながら、非道な拘束を施された男達は自分を外から眺めている青年に助けてくれと必死に叫ぶ。
だが、青年は彼らを助けない。想像など欠片もしていなかった物体に圧倒され思考能力を奪われた青年は自由と言葉を奪われた彼らが身悶える度に揺れる男根に巻き付けられたローター付きのベルトと尻穴を下から串刺しにして荒い掘削を繰り返している極太の張型による快楽責めを無言で観察しながら、いたぶられている者達で作られた通路を惰性で進んでいく。
任務を完全に忘れ、甘い悲鳴を聞きながら放心状態で歩く青年。そんな青年の目が、突如として見開かれる。目を見開いた青年は一つのカプセルに手を付き、中にいる者を見つめながら呟いた。

「これ……俺……!?」
「ふぅっ!? んま、むぉぉっ……!?」

自分と全く同じ顔。仲間達にすら教えていない下腹部のほくろ。紛れもない自分自身の変わり果てた姿をカプセル内に見付けた青年は表情を恐怖色に染めた。見付けられた側の青年も、手足を取り上げられていない自分をカプセルの外に確認し、喘ぎ混じりの困惑の声を発した。
時がとまったかのような感覚を味わいながら、二人はしばし視線を交わし合う。そうする内に、カプセルの外にいる青年はあることに思い至り戦慄を深めた。
そういえば、少し前に別のカプセル内に見た男は自分と対立している組織の構成員にそっくりじゃないか。入り口近くにいた青年は、直接会ったことは無いが自身の組織と友好関係にある組織の者じゃないか。あの男は、あの青年も。異様さに掻き消されていた情報が次から次へと押し寄せ、青年は背筋と心を凍り付かせる。もはや青年は、気付いてしまった事実に思考を支配されている。閉じ込められた自分が放つ唸りが、哀願から危険を知らせる物に変わっても青年はそれを把握出来ない。
完全に隙を晒し、動きのとまった青年の背後に無音で忍び寄ったアームは無防備な青年の背中を狙い、先端に取り付けた短い針を素早く突き刺し、強力な睡眠薬を流し込んで青年の意識を奪い取った。



青年が孤島から帰らなくなって、数週間。組織は任務失敗と判断し青年を見捨てて次の手を講じていた。
故に、青年に救助は訪れない。科学者によって望んでもいないのに生み出され実験材料兼淫らな鑑賞物として飼い殺しにされている哀れなクローン達を助け出す者はおろか、自身のクローンと並べて拘束され、科学者の寝室という最悪の特等席に飾られた青年を地獄から解放してくれる者もいない。

「さぁ、二人共。今日もたっぷり良い声で苦しんでおくれ。私の研究意欲を刺激する、極上の悶絶姿を晒して、愉しませておくれ」
「むっ、ぎゅぶぅぅっ! あぶっ、ぼむぅぅっ!」
「んーぅっ! はぶっ、ば、はみゅぅぅぅっ!」

手足を奪われ、二つのカプセルの中で吊るされた哀れな青年達は狂気に歪んだ笑みを浮かべながら恥部に与えられた責め具とギャグボールに繋がっているチューブを通して無理矢理に淫薬を摂取させる機構を起動させるボタンへと手を伸ばす科学者に向かって同じ顔を悲痛にしかめ、同じ声で聞き入れられない心からの懇願を発して、科学者にこれ以上無い幸福を味わわせるのだった。






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捜査員は歪んだ愛情を込めて飼育される

2020.02.24.Mon.21:00
捜査員としての仕事を終え、自宅に帰ってきた男は今日の夕食である惣菜をテーブルに置くと、汗を流すために浴室へと入りシャワーを浴び始めた。
それは、何てことの無い日常の風景だ。いつも通りに帰宅し、いつも通りに身体を清め、いつも通りに簡素な食事を摂って床に就く。そんな流れを頭にぼんやりと浮かべながら、男は髪をバスタオルで拭きつつ着替えを取りに行くため裸体のままで浴室を出た。
油断しきっている自分を待ち構えている敵がいることなど、欠片も想像せずにだ。

「なっ!? うぁぁっ!?」

不意打ちで数人の男に飛び掛かられた捜査員は、抵抗すら叶わぬまま裸体を床へと組み伏せられた。
当然、異常を把握した捜査員は逃れなければと考えて手足を動かし、この場からの脱出を試みる。しかし、数で負けている上に圧倒的に不利な状況へと追いやられた捜査員は男達から逃れられず、逃走を求めて動かしていた手足は男達の手で一まとめにされ、手早く巻き付けられる黒色のガムテープによって抵抗虚しく自由を取り上げられていく。

「やっ、やめろっ! 離せぇぇっ!」

焦りを込めて叫んでも、男達は動きをとめない。必死で床にうつ伏せで押さえ付けられた裸体を動かしても、数人がかりで動きを封じられた捜査員の手足は男達の手を振り払えず、とうとう捜査員は何重にも施されたテープで手首から先と足首から先を隙間無く包み込まれ、指一本すらも思い通りに動かせないよう拘束をされてしまった。

「う……くそっ、解けぇっ……一体、どうやってここに……っ!?」

背中で縛られた手と、左右を括られた足を諦め悪くもがかせ、執拗に重ねられたガムテープをぎちぎちと鳴らしながら捜査員は自分から離れた男達を見上げて睨み付け自分の居場所をどうやって知ったのか、知った上でどうやって侵入したのかを問いかける。
それは、純粋な疑問とこの非常事態に周囲の住民が気付いてくれるまでの時間稼ぎを兼ねた問い。その問いに対して、男達は左半身を下にして床に転がる捜査員の姿を鼻で笑い丸出しの男根に嘲りの視線を寄せながら答えた。

「どうやってって? そりゃもちろん鍵を使ってだよ。何せ、このマンションはうちの組織の持ち物だしねぇ」
「……な……っ!?」

信じがたい事実に、捜査員が言葉を失う。驚愕を浮かべた表情のまま何も言葉を紡げずにいる捜査員がここに引っ越してきてから二年になるという情報に思い至る前に、捜査員を拘束した男達が笑みを更に濃くしながら口々に言った。

「うちのマンションをお使い頂き、また無自覚で色んな情報を提供して頂き、誠にありがとうございます」
「でももう用済みだから、捜査員さんは今日からこのマンションに住んでるうちの組織の構成員の玩具として飼育してあげるね」
「感謝しなよ? 捜査員さんの情報を元にしてこれからとっ捕まえる他の捜査員は心も身体も壊して淫乱肉便器として売り飛ばすけど、捜査員さんは協力してくれたお礼としてなるべく壊さないように気を付けながら毎日たっぷりイきまくらせてやるからな」
「や、やめろ、来るなぁっ! た、すけっ! 誰か、助けてぇぇっ!!」

醜悪な笑みを浮かべる男達に囲まれ、じょじょに距離を詰められる捜査員は何も気付かずに敵地に二年も住んでいたことへの後悔と自分が原因で仲間達が地獄へと追いやられることへの絶望を募らせながら怯えに染まった声で救いを求めたが、その声は捜査員と敵対する組織の者だけとなるよう二年を掛けて住人が入れ替わったマンション内に虚しく響き、その声を聞く男達をより愉快に笑わせるだけだった。




捜査員の男が自室で捕らえられてから、数週間が経った。自室からマンションの地下へと連行され、そこに監禁され始めてから気の遠くなるような時間が経過した。
まだ、救助は来ない。おそらく、救助は永遠に来ない。何故なら、捜査員を利用して得た情報を最大限に活用した組織の男達は捜査員の仲間のほとんどを同じ日に拉致して連れ去り、捜査員が所属していた組織に壊滅的な被害を与えていたからだ。
それぞれ別の場所で攫われ、バラバラに捕らえられた捜査員達はその身に苛烈な調教を加えられ、快楽のことのみを考え心から男根をねだる色狂いへと躾けられている。そして、結果的にその事態を招いてしまった捜査員は今日も、マンションに住む何十人何百人もの男達の男根で代わる代わるに犯し抜かれ、男としての誇りを容赦無く痛め付けられていた。

「あっ、んぁぁっ! もぉ、やら……おひんぽ、やらぁぁ……!」

長時間にわたって淫らに責め立てられ、拘束が外されていても抵抗を行えなくなった裸体を下から男根で突き上げられながら、捜査員は目から涙を零して心から許しを請う。もちろん、そんな言葉を聞き入れる男達ではない。ベッドに仰向けで寝転がった自分に裸体の捜査員をまたがらせた男はとろとろに緩んだ尻穴を男根で激しく抉って快楽を注ぎ、ベッドの上に立った男達は喘ぎ鳴く捜査員の口に硬く張り詰めた男根を無理矢理に押し込み、男根を握らせて腰を振り捜査員の右手を自慰の道具として扱う。

「やだじゃないだろ? もっともっと欲しいだろ?」
「しゃべる余裕があるなら、その分口での奉仕をするんだよ。いい加減覚えられないのか? ん?」
「手も休むな。お前の身体は全部俺達を気持ち良くするためだけに存在してんだから、何も言われなくても全身使って俺達に尽くしやがれ!」
「んっ、んむっ、むぶぅぅんっ!」

嫌なのに、淫らな奴隷として奉仕を強要される。嫌なのに、尻穴と口を男根で蹂躙され手を脈打つ男根で犯されると身体が勝手に悦び堪らない快楽を覚え、拒む心とは裏腹な幸福感を伴う絶頂に至ってしまう。
しかも、昼である今の時間帯はまだ責めの手が少ないのだ。これから夜が深くなるにつれて、捜査員を嬲る男は次第に増えていく。地下に訪れる人数が増えるにつれて捜査員を襲う快楽の量は増幅していき、最後には身体中が性の弱点となった状態で断続的な絶頂を迎えながら、獣のような声で鳴き叫びつつ甘く淫らな悦びに溺れさせられてしまう。

「ほら、ケツ穴もっと絞めろ! 中に出してやるからしっかり飲み干せよ」
「そうそうその調子だよ。もっとチ○ポにしゃぶりつけ! 今のお前の仕事は俺達から精液を搾り取ることだって身体で覚えろ!」
「俺も出すぞ……無様な捜査員の顔にたっぷり精液浴びせて、今よりもっと惨めにさせてやるからな。肉奴隷に相応しい無様な面晒して、情けなく射精しろ! 淫乱捜査員さんよっ!」
「んーっ! んむっ、むふっ、んぶぅぅぅっ!!」

激しくなる一方の凌辱に揉みくちゃにされながら、地下室に集まった人数に比例して大きさと量を増していく悦楽に否定しきれぬ充足感を抱きながら、捜査員は今日も味方のいないマンションの地下で失神するまで甘く弄ばれる。
自分のせいで捕らえられ今の自分以上の淫猥な責め苦に苛まれているであろう仲間のことを忘れ、罪悪感と非情な現実から目を背けるように淫欲に身を委ねて絶頂を繰り返す捜査員に男根を突き付ける男達は、抵抗を諦めつつも快感に堕ちきれずにいる捜査員の反応を心から愉しみ、その反応を長く味わえるよう他の男と視線で意思疎通をしながら巧みに腰を振って捜査員を思いのままによがり鳴かせ、自分達専用の肉奴隷となった捜査員を丹念に可愛がり心が限界を迎えて崩壊する日まで歪んだ愛情たっぷりに飼育するのだった。






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白犬は堕ちた黒犬達に襲われる

2020.01.31.Fri.21:00
調査していた団体の構成員に不意を突かれ、抵抗虚しく探偵の青年が捕らえられてから一週間が経過した。青年探偵が連れ去られた施設に助けは訪れず、青年は今日も一人きりで置き去りにされた地下室の中で身をもがかせ、拘束からの脱出を求めていた。

「あ、おぉ……うぁ、おぉ、うぅぅっ!」

言葉にならない唸りを発しながら、青年探偵は手足に力を込める。めちゃくちゃに身悶え、どうにかして拘束を緩められないかとあらゆる試行錯誤を繰り返す。だが、青年の努力が実る気配は無い。青年に与えられた拘束は、ほぼ全身を包み込む白い犬の着ぐるみは、ただただ青年の足掻きに合わせて布が擦れる音を立てるのみでビクともせず脱ぐことも叶わない。
窮屈に折り畳まされ、肘と膝での四つん這いを強いられた手足を幾ら動かしても無駄。着ぐるみの頭部に当たる部分に取り付けられている丸い金具を噛まされ閉じられなくされた口で喚きながら暴れても、無駄。あどけない表情をした犬の目の部分に存在する小さな穴から様子を確認しつつ必死に引っ張っても着ぐるみの上から巻き付けられた黒い首輪と床に固定された金具を繋ぐ短い鎖と南京錠は外せず、青年のその動きは着ぐるみの股間部分の穴から露出させられた男根と丸くくり抜かれた胸元から外気に晒されている乳首を情けなくふるふると揺らすのみだ。

「はぁ、はぅ、おぉ、あおぉ……!」

動けば動くほど、逃れられない事実を改めて思い知らされる。身をよじればよじるほど硬く膨張した男根と乳首が震え、食事に混ぜられた媚薬によって掻き立てられた青年探偵の淫欲を余計に刺激する。
諦めてしまえば、無意味に疲弊することも無い。諦めて床に伏せ、身体を左右に振って勃起した男根を擦り付ければ甘い快楽を味わえる。そんな誘惑が青年の頭で響き渡る。けれど、青年探偵はその誘惑に溺れず、誇りと理性を保って淫欲と拘束への抵抗をもう何日も続けている。
例え日中にこうして放置され屈辱と発情で苦しめられても、夜に自分を捕らえた団体の者達の手で辱められ人間としての尊厳を痛め付けられても、青年は決して陥落せずに責めを耐えている。今日ももう少ししたら、男達がやって来てあの手この手で自分を弄ぶのだろう。それでも、絶対に屈しない。非道な者達の良いようになどならない。再度陥落を拒む意思を掲げ、責めを耐え抜いてやろうと決意する青年探偵。そんな青年の耳に、地下室の扉が開けられる音が聞こえた。
来た。青年探偵は音の方に向かって着ぐるみの下で鋭い目を作り、憎い男達を睨み付けようとした。しかし、その目はすぐに驚愕の視線に変わった。憎い男達が、自分と同じように黒い犬の着ぐるみを着せられた者を三人連れて地下室へとやって来たからだ。

「探偵さん、お待たせ。今日は探偵さんに友達を連れてきてやったぞ」
「今日からここで四匹仲良く暮らすんだぞ。ほら、お前達、先輩の探偵さんに挨拶しな」
「うぁっ、おぅぅぅっ!」

自分だけでなく、他の男にもこんな拘束を着せた。その上で人間扱いせず、プライドをこれでもかと砕く言動を放った。
それらの事実に青年探偵は怒りを募らせ、閉じられない口から涎を垂らしながら怒気混じりの唸りを発した。けれど、男達は涼しい顔で笑っている。黒犬の着ぐるみを与えられた者達も、青年の怒りに意を介さない。黒犬達は開いた状態で固定された口からだらしなく舌を垂らし、興奮を隠しもしない荒い呼吸を繰り返しながら、首輪で床に繋がれた青年探偵へと距離を詰めていく。

「お、早速仲良くしたいみたいだね。思う存分、先輩の探偵さんにご奉仕してやりな」
「ケツ穴は使えないけど、口は自由に使えるからな。何日もおあずけされてはち切れそうになってる発情チ○ポを突っ込んで、探偵さんに精液たっぷりご馳走してやんな」
「あぉ、はぉっ」
「うぁ、あぉぅっ」

男達の言葉と黒犬達の様子で探偵は気付き、戦慄した。この三人はもう、堕ちてしまっている。男達に抗う意思を削り落とされ、肉欲を追い求める獣へと作り変えられてしまっている。

「あー! あぉ、うぁおぉぉぉっ!!」
「んじゃ、探偵さん。またねー」
「後で四匹分の餌を持ってきてやるから、それまで愉しく遊んでなよ」

三匹の獣に襲われる青年探偵の哀願の唸りに別れの挨拶を返し、男達が扉の鍵を掛け直すと同時に、地下室は正気を保った白犬と発情しきり理性を無くした三匹の黒犬だけの空間となった。
首輪で繋がれた白犬は、その場から離れられずあっという間に三匹の手で仰向けに転がされてしまった。無防備にさらけ出された男根は素早い動きで一匹の黒犬の口内へと飲み込まれ、舌での責めを加えられ始めた。同じように晒された乳首も一匹の黒犬の標的となり、左右の乳首は夢中で動かされる舌で交互に舐めしゃぶられ上下左右に弾かれ出した。そして、男達の言葉を受けて勃起した男根を白犬の口に上から突き入れた黒犬は欲望のままに腰を上下に振り乱し、白犬がえづくのもお構いなしで口内を男根で犯していく。

「んぐっ、ぶごぉっ! あぶっ、ばっ、ぼぉぉぉっ!!」

残酷で、いたぶることを最優先とした男達の辱めとは全く別の凌辱に悲鳴を上げ、仰向けにさせられた着ぐるみ入りの肉体を苦しげに痙攣させる青年探偵の反応を気にする余裕すらも無い三匹の黒犬は本能と肉体が欲するままに舌を動かし、腰を振り、自分達と青年探偵を包む着ぐるみを精液でぐちょぐちょに汚しながら、一週間責めに耐えていた青年の心を淫らに壊し男達の目論見通りに気丈な探偵を甘く淫らな陥落へと突き落としていくのだった。






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男は淫らなお仕置きで奴隷へと躾けられる

2020.01.24.Fri.21:00
一人きりで置き去りにされた地下室の中で、男はベッドの上にうつ伏せで寝転んだ裸体を左右に揺らしている。視界を閉ざす黒いガムテープの下で苦しげに眉根を寄せ、口を塞ぐテープごしにくぐもった唸りを漏らし、背中で重ねさせられた肘から先を縛り左右をきっちりと揃えさせられた足の足首から先を隙間無く包み込むようにきつく括るテープをぎちぎちと鳴らしながら、男は自由を奪われた裸体を一生懸命に動かしている。
拘束を解くためではなく、欲望を解き放つために。自分に拘束を与え地下室に監禁している存在が禁じている射精を求め、男根に刺激を注ぐために男は裸体をよじらせ、ベッドに夢中で男根を擦り付けている。

「んー……んぅ、むぅぅんっ」

両手両足を拘束されているせいで、男はベッドを用いての自慰を上手く行えない。口にテープで栓を施されているせいで口呼吸を行えない男は唯一の呼吸孔である鼻からプスプスと間抜けな音を立て酸欠に陥りながらの自慰に耽っている。
その様子は端から見たら、無様以外の何物でも無い。だが、今の男はもはや自身の姿がいかに情けないかなど全く考えていない。それどころか、男は息苦しさもほとんど感じていない。暴走した欲望に飲み込まれた男は、男根に訪れる快楽を悦び、湧き上がる射精感を追い求めることしか考えられなくなっているからだ。

「うぅっ! うむ、むぅ、むぶぅぅんっ!」

自分を地下室で飼育する存在によって禁止された射精を望み、裸体を惨めにくねらせて自らの男根を絶頂へと追い詰める男の思考は、数日ぶりに迎える精液の放出で隙間無く埋め尽くされている。
勝手に射精を迎えた自分を見られそれを理由にして非道い罰を加えられるという容易に想像が付く未来すら男の意識には欠片も無く、男はベッドを大きく軋ませながら無我夢中でベッドに脈打つ男根を擦り付け続け、とうとう待ち侘びたその瞬間に至った。

「ふぅぅぅんっ! んむ、むぁ、むぐぅぅぅんっ!」

意地悪な責めによって解放寸前で何日も塞き止められていた白い欲望が、男の腹部とベッドのシーツを汚していく。一心不乱に左右の揺れを繰り返していた男の裸体は表面に浮いた汗を飛ばしながらビクビクと痙攣し、痛々しくも幸せそうに身悶えた。
しかし、射精によってもたらされた男の幸福は長くは続かなかった。絶頂の余韻に浸る男に、咎める口調で言葉が浴びせかけられたからだ。

「あーぁ……イっちゃったねぇ、兄貴。途中で俺が戻ってきたことに気付いたら許してあげようかと思ってたけど、最後まで気付かないとはね……言い付けを破った悪い兄貴にはお仕置きだよ」
「んぐっ!? むぅぅぅ!」

聞こえてきた言葉に、自分を地下室で飼い慣らし毎日のように甘く弄ぶ非道な弟の言葉に、男は戦慄する。そうして戦慄する兄の反応を笑って愉しむ弟は、絶頂直後で言うことを聞かなくなっている兄の身体にまたがると、兄の膝の裏に尻を載せる形で座り込んだ。
すでにテープで反抗を封じた兄から身悶えさえも取り上げる位置に腰掛け、無防備にさらけ出された尻肉を左右の手で荒々しく揉む弟は、本心から怯え小刻みに肉体を震わせている兄に向かって、愉快色の口調で残酷な宣言をした。

「もう二度と、勝手に射精なんて出来ないよう躾け直してあげるよ、兄貴。たっぷりお仕置きして、俺の許可無しでイくことがどんなに悪いことか、改めてじっくり教えてあげるからね……」
「うー! むぐぅぅぅぅっ!」

許して、助けて。年下である弟に対して男はなりふり構わずに哀願の絶叫を地下室中に響かせ、誇りを捨てて許しを請うた。
けれど、男のその態度は無慈悲な弟の興奮を加速させる材料にしかならず、許しを欲する男の意思は聞き入れられぬまま弟は兄にお仕置きを開始した。
弟は兄の尻肉を揉み込んでいた手の動きを変化させ、右の人差し指と中指を兄の腸内へと無遠慮に潜り込ませながら左手を高く持ち上げて振り下ろし、柔らかく張りのある兄の尻肉を打ちすえ始めたのだ。
弟の男根で幾度となく貫かれ、雌の快楽を刻み込まれてしまった尻穴を指で掻き回される刺激だけでも堪らないのにそこに尻肉を叩きのめす責めまで足された男はもう、弟の考えに沿ってよがり鳴くだけの存在だ。
手足を縛られた身体では、逃げたくても逃げられない。弟に開発された尻穴では柔らかな腸壁を抉り前立腺を容赦無く押す指に抗えず、射精の我慢すらさせて貰えない。尻肉を打つ手の責めで痛みを確かに感じているのに、弟に躾けられ服従を刻み込まれた男の肉体は尻を叩かれることにすら快楽を覚え、叩かれる度感謝を示すかのように尻穴を満たす弟の指を熱烈に絞め付けてしまう。

「ほら、もっとイきなよ兄貴。勝手にするくらいイきたかったんでしょ? もっともっとイっちゃえよ。何も出せなくなっても終わらせないし、我慢も失神も許さないからな。諦めてイきっぱなしになって、俺の奴隷になったことを思い知りなよ。ケツでイきまくる変態兄貴」
「うぐ、んむっ、ぶぅぅ! ふむぅぅぅぅっ!!」

心を殴り付ける弟の声を聞きながら男は断続的な絶頂へと為す術無く追い立てられ、兄としてだけでなく人間としての威厳を失いつつ快楽と弟への畏怖を改めて教え込まれ、二度と普通の生活には戻れないよう、弟に従い弟の肉欲を解消することを至上の幸福と認識する淫乱奴隷となるよう、自分を支配する飼い主となった弟の手で躾けられていくのだった。






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