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弟はエッチな格好で兄を誘惑する

2015.07.13.Mon.21:00
「あ、兄貴。お帰りー」

リビングに入ってきたスーツ姿の兄を見て、弟は笑顔を兄に向けて明るい声で帰りの挨拶をする。一方、兄はというと右手の甲で額の汗を拭った状態のままただいまも言わずに立ち尽くしている。予想など付く訳も無い状況が仕事から帰ってきた自分を待っていたのだから、当然だろう。
しばしの沈黙を置き、額から右手を下ろし、兄は二、三度まばたきをして目に映る光景を確認した後弟に尋ねる。

「…その格好は、何だ?」
「あ、これ? 通販で見てて可愛いって思ったからバイト代で買っちゃった。ねぇ兄貴、俺に似合ってるかな?」

兄の質問に答え、質問し返しながら弟はリビングでポーズを取る。それは足で立つポーズではなく、手と膝で身体を支える四つん這いで、着込んでいる豹柄の全身タイツの腰辺りに生えた尻尾をゆらゆらと左右に振るポーズだ。
縞模様がぴっちりと貼り付いている尻を兄に見せ付け、チャックを開けた背中をちらちらと見え隠れさせている弟は、兄の表情を見ずに言葉を続ける。

「ほらほら、お堅い兄貴もさすがにこれなら興奮するでしょ? いつもと違って、激しいエッチにもつれ込みたくなるでしょ?」

むちむちと張った尻と豹柄をしたふわふわの尻尾をくねらせ、弟は兄を誘惑する。余裕たっぷりの口調で兄をからかいつつ、期待を抑え切れずに豹柄のタイツの下でペニスをふくらませている弟の姿に、兄はカバンを置くと四つん這いになっている弟の元へと近寄り、掠れ声で囁いた。

「あぁ、そうだな。さすがにこんな物を見せられたら…苛めてやらない訳にはいかないな」

やった。堅い兄の誘惑に成功した弟は心の中でそう思う。しかしその直後、弟の身体に訪れた感覚は期待した物よりもはるかに上の快楽だった。

「ひゃ、あぁ!? ちょ、兄貴、強過ぎ…んうぅ!」

兄の左手が背中を巧みに撫で回し、右手が縞柄のタイツの上から勃起したペニスを握り込んで優しく、けれど抗いがたい強い悦楽を注ぎ込む。
こんなに巧みに動く兄の指なんて、知らない。指で背中とペニスを弄られただけで全身が脱力する程の快楽があったなんて、知らなかった。自ら誘ったは良いが、与えられた物は完全に予想を上回っていて、弟はさっきまでの余裕を嘘のように失い、胸部をリビングの床にべたっと押し付けた体勢のまま豹柄の身体をビクつかせ、あっさり絶頂へと追いやられてしまった。

「ふふっ…あんな誘い方をした割には呆気無くイったな。いやらしい弟だ」

ペニスから溢れた体液で濡れた右手を尻の部分のタイツで拭きながら、兄は左手で豹柄のタイツの背中にあるチャックを閉じていく。タイツの手にあたる部分が豹の脚をかたどったもこもこのブーツになっており、自力では指を使ってチャックを下ろせないと見抜いた上でだ。
少しずつ、少しずつチャックが閉じられ、豹柄のタイツを脱ぎたくても脱げない状態にされていく。それに興奮を感じつつ、弟は一抹の不安を込めて兄に聞いた。

「ん、は…あにきぃ…もしかして、怒ってる…?」

普段とは比べ物にならない快楽を兄が与えた理由は、もしかしたら自分が調子に乗り過ぎたからかも知れない。そんな不安を抱え、赤い顔を左後ろに回して聞いてくる弟に兄はにっこりと笑い、弟が望む以上の返事をした。

「怒ってなんかないさ。むしろ、お前の身体を気にかけて手加減する必要も、弟と恋仲になっている事を気に病む必要も無いって分かったんだから、怒る訳が無い」

安堵の感情が弟の胸を満たす。嬉しそうに笑う弟を兄はそっと仰向けにさせ、縞模様の布地を押し上げている左の乳首を指で摘みつつ告げた。

「どうやら今まで不満にさせてたみたいだから、今日はこのエッチな格好のまま……を嫌という程気持ち良くしてやるよ」

下の名前を呼ばれ、弟は背筋をぞくりを震わせ、乳首への刺激でヒクつく腕を兄の首に回した。

「気持ち良く、してぇ…エッチな格好の俺を……に、気持ち良くして欲しい…っ!」

兄は微笑み、自分の名を呼んだ弟の唇にそっと自分の唇を寄せる。
悪戯な誘惑から始まった愛情を確かめ合う甘ったるい時間に幸せを感じ、弟は兄の舌に自身の舌を絡ませて流し込まれる唾液を悦んで飲み込み、エッチな豹の衣装をまとったその身を熱く火照らせていた。




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淫乱双子は拘束されお仕置きされる

2014.07.13.Sun.21:00
「おにい、ちゃん…許してぇ」
「反省してますから…ぁ」

裸体の少年達、双子の兄弟が必死に懇願する。お互いの身体に両手両足で抱き付いた状態から離れられないよう手首と足首に嵌められた革紐の枷に拘束され、常に濡れた吐息がかかり合い、淫液で汚れた恥部が擦れ合う姿で許しを求める弟達。
だが、兄は許しを与えず、すでに濡れている二つの尻穴へとお仕置きを始める。

「駄目だよ。人がいない間に勝手に部屋に入って、エッチな遊びをしていた悪い弟達には、ちゃんと躾をしないとな」
「ひゃぅぅっ!?」
「あ、おひり、入って…?」

ほぐれきった淫猥な穴に押し込まれた物体に驚く二人に構わず、兄は鳴き声を愉しみながら二つ三つと挿入を続けた。

「や、ぁん…お尻、気持ち良い…」
「あ、もう、パンパンだよぉ…っ!」

何が入れられているのかは、どんなに首を伸ばしても見えない。
けれど、その事に対する恐怖などは全く無く、淫乱な双子は兄の手で次々詰め込まれる何かに肉壁を擦られる快楽を悦び、可愛く勃起した二本のペニスを、腰を揺らして擦り寄せていた。

「うーん…これじゃ、お仕置きにならねーな……そうだ」
「あ、ひゃっ?」
「なに、なにっ?」

突然に視界が真っ白に染まり、二人は困惑するが、兄の香りに包まれた瞬間、その香りに混ざって自分達が放出した淫液の匂いを嗅いだ瞬間、ベッドに敷かれていたシーツにくるまれたのだと気付く。

「お前達が汚したシーツで包んで、放置してやるよ。さすがにこれならちゃんと反省出来るだろ?」

そう言いながら、兄は真っ白なシーツに覆われた弟達の上に薄い掛け布団を被せてやる。明かりを閉ざし、二人がより、香りで発情出来るようにという、兄の優しさだ。

「あ、だめぇ…おにいちゃんの、匂い…」
「こんなの、僕達おかしくなっちゃうよぉ…!」

縛られた肉体では、全身を甘く覆う愛しい兄の香りから逃れられず、何とかして逃れようとすればする程、ペニスを擦り付け合い、尻穴の異物を柔肉で捏ねてしまい、発情を早めてしまう。
どうしていいか分からず、あても無く掛け布団の下で悶える弟達の様子を眺めて微笑み、兄は右手でリモコンを操作する。

「ひゃぁぁぁーっ! あ、おぉっ!」
「だめ、りゃめ! 今…お尻ぶるぶるされたら…っ!」

ただでさえ火照り切った身体が、尻穴に入れられた淫具、ローターの振動によって一気に高められていく。
激しい快感に二人は相手にしがみ付き、ビクビクと痙攣して喘ぎ狂う。

「さて、と…俺が帰ってくるまで、しっかり反省をしてろよ」
「ふぇ!? 待って、お兄ちゃぁんっ!」
「行かないで…いっちゃやらぁっ!」

呼びかけも虚しく、扉が閉まる。
逃げられないように縛られ、じっとしていても理性を内側から溶かされる香りと快楽の甘いお仕置きの中に放置され。

「ひゃぅん! あ、はぁ」
「はやく…帰ってきへぇ…っ!」

淫乱な双子は兄が実は部屋から出ていない事に気付かないまま、暗闇の中で鳴き叫び、淫らに腰を振って兄を待ち侘びるのだった。





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淫乱双子は兄にたっぷりと可愛がられる

2014.02.10.Mon.21:00
「んっ…むっ、ふぅ」
「ふぅっ! はっ、ふぁっ」

とある民家の一室のベッドの上で。
二人の少年がピンクのファーが付いた手錠をかけられた裸体を動かし、一生懸命に青年のペニスを舐めていた。ベッドに横になった青年に尻を突き出し、二人同時に指でアナルを掻き混ぜられながら。

「あんっ、んあぁっ!」
「こら、鳴いてないでちゃんと舐めろよ」
「んはぁぁ…ごめんなさい、お兄ちゃぁん…」

咎められ、双子の少年は快楽に跳ねる肉体を動かして、震える口で兄のペニスへと奉仕する。

「あむっ、ちゅ」
「ふむぅ、ふっ」
「そうそう、良い子だ」

熱心に舌でペニスを刺激していると、掠れた声で兄に褒められた。
それが嬉しくて、双子は更に舌奉仕に夢中になり、指を含んだアナルと触られてもいない自身のペニスから淫らな体液を分泌させ、白いシーツにいやらしい染みを作った。
その可愛く淫らな姿に、兄は愛しげに微笑んで。中に入れた指で、二人の前立腺を同時に苛めてやる。

「「ふぁぁぁぁんっ!!」」

大きく跳ね、大きく喘ぎ、二人の身体が快楽でへにゃりと崩れ落ちた。
何とかして再び愛しい兄のペニスをしゃぶろうとするが、連続で敏感な弱点を責められ、二人は顔を持ち上げられず肉棒に蕩けた顔をにちゃにちゃと擦り寄せるだけとなる。

「んぁっ…お兄ちゃん、りゃめぇぇ」
「そんなにされたら、変になるぅ」
「よく言うよ。俺が部屋に帰って来たら『今日もいっぱい苛めて』ってケツマンコ二人して広げてたくせに」

昨夜もあんなに愛し合ったのに、淫乱な弟達は兄が帰って来たらすぐに可愛がれるように準備をしていた。
幾ら苛めても足りない弟達からそんな淫乱な誘惑をされて、兄には我慢する理性も理由も無く、ビクビク悶える二人の反応を幸福感とともに愉しんでいる。

「もぅ、我慢出来ないぃ」
「指じゃなくて、お兄ちゃんのおチンチンが欲しいよぉ!」

素直な言葉に、兄は指を二人から引き抜いた。

「あぅっ」
「あん…おひり、うずうず…」

はぁはぁと息を切らしてベッドの上に転がる二人の身体を優しく撫で、兄は片方の足を掴んで、仰向けにさせながらアナルに自身のペニスをあてた。

「じゃあ、先に欲しいって言った方からな」
「はぅぅんっ! うれひぃぃぃっ!」

ズン、と一気に最奥まで貫かれ、兄のペニスを悦ぶ少年。

「あっ、ずるいぃ」

そしてそれを見て、不満げに呟く少年。おあずけを食らった少年は不満げな表情をしていたが、突然に行動を起こし。
貫かれている少年のペニスを舐めしゃぶりつつ、自身の疼いているアナルに指を突っ込み、ぐちゅぐちゅと掻き回し始めた。

「らめっ、おひりもおひんひんも…きもちよしゅぎぃぃぃっ!!」
「やべ…すげー絞まる…っ!」
「早くイって、僕に変わってぇ」

兄のペニスを競って求め合う少年達と、二人をもっともっと愛したくて堪らない兄の、甘く淫蕩な時間。
毎日経験しても飽きないその時間は今日も始まり、三人が疲れ切って眠りに就く時まで、粘付いた水音は部屋に響いていたのだった。






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弟は夢中で兄にご奉仕する

2013.10.21.Mon.21:00
月明かりが差し込む、民家の一室。
うっすらと照らされている窓辺で、少年が一心に舌を動かしていた。

「んっ、おにい、ひゃん…」

少年が舌を這わせているのは、兄のペニス。重力に逆らってそそり立つ、逞しい男根だ。
弟が靴下のみの恰好で奉仕する姿に興奮し、よりそのふくらみを増しているペニスは、先端から透明な先走りを溢れさせていた。

「むちゅ…おいひい…」

溢れた先走りは、床に垂れ落ちる前に弟の舌にすくい取られ、口内から体内に収められた。
次から次に流れる体液を嬉しそうに舐め取る愛しい弟に兄は笑い、頭を優しく撫でてやった。撫でながら兄は上目遣いで自分を見つめる弟に、指示を出した。

「可愛いよ…もっと可愛くなるように、指でアナルを弄ってみて?」
「うん、分かったぁ」

大好きな兄の言葉で、弟は両手で握っていたペニスから左手を離し、後ろから自身の下の口へと指を伸ばした。
そして、すでに湿ってヒクついているアナルの入口を、こしゅこしゅと淫らに擦り始めた。

「あふ、あんっ」

快感の受け入れ方を覚え込んだアナルは、簡単に堪らない心地良さを生み出す。同時にペニスを舐め回す舌の動きも熱っぽくなり、弟の目はトロンと可愛らしく蕩けていく。
瞳には自分と同じく興奮を覚えている兄の姿が映り、兄が興奮する様子は弟の身体を更にきゅんきゅん疼かせて奉仕したいと思う心を強くさせた。

「おにいちゃん…ひゅきぃ。おちんぽぺろぺろして、僕気持ち良いよぉ」
「エッチな顔…発情期の動物みたいだよ」

褒め言葉では決してないはずなのに、兄に言われると嬉しくてそれだけで射精しそうになる。
それは弟が兄を心から愛しているからか、兄の言葉が弟を心から愛して出た物だからか、あるいは両方かも知れない。

「そうなのぉ…僕、おにいひゃんに苛めて欲しくてっ、エッチに発情してるのっ!」
「じゃあ、どこを苛めて欲しいのか。俺によく見えるように手で広げて見せて?」

意地悪な問いかけさえも、兄に可愛がってもらえる悦びと、兄に辱められる悦びで弟は身体を震わせた。兄のペニスに名残惜しそうに小さくキスをして、弟は体勢を変える。
膝立ちの姿勢から、うつ伏せになって。兄の目に全てをさらけ出す形で尻を高く掲げ、手でほぐれ切ったアナルを広げて兄に見せ付ける。
淫ら極まりない、おねだりの言葉を発しながら。

「僕の…っ、男の子なのにおにいちゃんのおちんぽが欲しくてエッチになってるお尻の穴っ…いっぱい苛めて、気持ち良くして欲しいのぉ…っ!」
「ふふ…よく言えました」

腰を左右に揺らしてペニスをねだる弟の尻を掴み、足は収縮を繰り返しているアナルにペニスを押し当て。

「んあぁぁぁっ!!」

弟の望み通り、熱く脈打つペニスをアナルの奥深くまで埋めた。
大好きな兄の肉棒に貫かれて、弟の蕩けた表情が一層蕩ける。柔らかな肉壁は一生懸命にペニスに絡み付き、与えられる快楽を残さず汲み取ろうとする。

「あっ、ひあぁっ! イく、イっひゃうぅぅっ…!」

汲み取り切れずに零れ落ちた快楽が、精液となって弟のペニスから吐き出された。フローリングの床に撒き散らされた弟の精液を兄の指がすくい、幸せな快感に喘いでいる弟の口に運ぶ。

「舐めて」
「んあっ、ふちゅ…っ」

自身が出した精液を、正確には精液を乗せた兄の指を夢中になってしゃぶる弟。それに合わせてアナルも夢中になって兄のペニスをしゃぶり、ぴくぴくと痙攣していた。

「可愛い、大好き」
「僕もぉ…んんっ、おにいひゃん、だいひゅきぃ」

弟の口から出た好きの単語に反応して、兄のペニスはまた大きさを増した。

「あうぅっ、おっきくなって、うれひくて、ぼくおかひくなっひゃうよぉぉっ」

愛し合う兄弟の甘い夜は、まだ、始まったばかりだった。





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可愛過ぎる弟

2013.07.23.Tue.21:08
「ただいまー」

仕事を終え、一人の男が帰宅した。男の両親は仕事の都合で海外におり、年の離れた弟と二人暮らし。
もうすでに弟は学校から帰っているはずなので、返事が無い事に男は首をかしげた。

「…いないのか?」

だが、戸締りはちゃんとするよう言っているので、鍵がかかって無かったのはおかしい。そして例え二階にいたとしてもただいまと言えばいつも駆け下りて来るので、様子が違う事は確かだ。

「聞こえて無かったかな?」

男はスーツ姿のまま、階段を上がる。宿題中や昼寝をしていて気付かなかったなら、邪魔をせずそっと戻る。
そうでなかったら帰りの報告をする。そんな行動の予定を立てながら。

「ケンター?」

二階の廊下で弟の名前を呼ぶが、それでも反応が無い。うっかり鍵を掛け忘れて出かけた可能性が頭によぎった時だった。

「ふ…ぅ」

弟の部屋の中から、苦しそうな吐息が漏れてきた。そっと近付いて、ドアの前に立つ。

「は…はぁ」

明らかに乱れた呼吸。もしかして具合が。

「お…兄ちゃん」
「え?」

こっちに気付いてるのか? そう思ったが、すぐに違うと知る。同時に、具合が悪い訳では無いとも知る。

「お兄ちゃん、好き…! お兄ちゃん…!」

幼い声が、艶やかに濡れている。それも、兄を呼びながら。
男は悪いと思いつつも手をドアノブにかけ、弟の部屋を小さく開いた。途端、木のドアに抑え込まれていた声が一気に聞こえ始めた。今まで聞こえてなかった水音と共に。

「あんっ…気持ちい…お兄ちゃんに、触って欲しいよぉ…!」

弟はベッドの上で靴下のみを履いた姿で寝転がり、自慰に耽っていた。それも、普通の自慰ではない。
兄の写真を腹の上に載せ、左手で乳首を弄り、右手で可愛らしいペニスを一生懸命扱いている。
だが、一番兄の目を惹いたのは尻の奥の小さな蕾から、一本のコードが覗いている事だった。ベッドとドアの位置関係上、こっそり部屋を覗いている兄の位置からは弟の顔も乳首もペニスも異物をくわえ込んでヒクつくアナルも、何もかもがしっかりと見えている。

兄弟だとかも考えられず、欲情を掻き立てられる痴態に、兄は唾を飲み込んだ。
思わず食い入るように見入り、何時の間にかもっと良く見ようと身体が前のめりになる。

…ガタッ。兄の身体とドアがぶつかり、音がした。

「しまっ…」
「あ…お兄、ちゃん? んぁっ、だめぇ!」

愛しい兄に見られた事に弟は焦るが、快感はとめられない。

「やだ、出ちゃう…お兄ちゃんの前で…いやっ、僕のイくとこ見ないでぇっ!」

絶頂の迫っていた身体は持ち主が抑えようとするのも構わず、昇りつめる事を要求してきた。中に入っている物を抜こうとするが、指は上手くそれを出来ない。
とうとう、その瞬間が訪れる。

「あ、あぁ…見ないでぇ…」

兄に観察されながら、弟は精液を吐き出した。恥ずかしさと兄に対する罪悪感で、弟はぽろぽろと泣き始めてしまった。
枕を抱いて顔を埋めて、大股開きの体勢から左に身体を転がして涙を零す弟に、兄が近付く。

「ごめん、お兄ちゃん。ぼ、く…?」

てっきり軽蔑されると思ってた。怒られると思ってた。しかし、兄の行動はどちらでもなく。
泣いている弟の頭を、優しくそっと撫でていた。

「ケンタ、泣かないで。怒ってないから」

そう言われるが、兄を性の対象にしていた事実は消えない。罪悪感も、消えない。
自己嫌悪から離れられない弟を見て、兄は…決心した。

「ケンタ。こっち…向いて?」

顔を上げるよう促す。それに従い、弟は顔を上げた。

「何…ん……っ!?」

言葉を出そうとした唇が塞がれた。他でもない、愛しい兄の唇で。
つまりは、キスをされていた。
あやすような短いキス。だが、涙を引かせるのには充分だった。茫然としている弟に、兄が言った。

「ケンタ、俺の事好き…だよな?」

さっきあんなに好きと叫んで自分の身体を慰めていたのだ。今更否定してもしょうがない。観念して、コクリとうなずいた。

「俺も、好きだよ」
「え…っ?」

少ないけど、まっすぐな言葉と想い。
ずっと望んで欲しがってたけど叶わないと諦めてた展開に、弟は頭が真っ白になった。

その白に徐々に色が戻ってくるごとに、喜びが現実の物としてやって来る。

「お兄ちゃん…嬉し、好き…っ」
「あぁ、俺も。ケンタが好きで、可愛がりたい」

弟に痴態を見せられて、兄も興奮の真っただ中にいる。
首筋や頬にキスをして、弟のアナルから出ているコードを握った。

「抜くぞ」
「はぅ…んぅぅぅっ」

ゆっくりコードを引くと、中にあった大人の玩具、ピンク色のローターが現れた。
まだブルブルと微弱な振動を続けているそれは、じゅぽっ、と卑猥な音と共にアナルから抜け、ベッドへと落ちた。

「はっ、はぁ…」

枕を握り締めて身体を震わせる弟のアナルは、異物が抜けた状態のまま口を開き、ピクピクと開閉していた。
あまりの淫らな光景に、兄は意地悪をしたくてたまらなくなる。

「こんな玩具、どこで手に入れたんだ?」
「あぅ…インターネットで…」

問われて、弟は正直に答える。
…嘘を吐いていたとしても、結果は変わらなかっただろうが。

「男の子なのに自分に使う為にこれを買って、兄貴をおかずに使うなんて悪い子だな」

そっと、兄はこれから加速する行為の妨げにならないよう、自分の写真をベッドの脇へ置いた。
そして、誘うように震える可愛いアナルに、唇を寄せた。

「あぅ…お兄ちゃん、だめ。僕…恥ずかしいよぉ」

手で隠そうとしても、上手く力が入らない。足を閉じようともするが、兄の手であっさり開かされてしまう。
先程出した弟自身の精液で濡れている穴を、兄の舌が撫でた。柔らかいタッチだったにもかかわらず、生まれた快感は強かった。

「あぁ…んぁっ」
「ケンタの声、エロくて…可愛い」

うっとりとした声色で褒められ、弟はぞくぞくと背筋を震わせた。

「僕…可愛いの? 僕の事、好き?」
「可愛いよ。全部全部、大好きだ」
「んんっ…」

望んでいた以上の返答。嬉し過ぎて、幸せ過ぎて、夢ではないかと心配になる。
けれど夢ではないという事は、兄が与えてくれる甘い快楽の波で教えられた。が、その甘い感覚が急に途切れる。

「お…兄ちゃん?」

身体を軽く起こし、潤んだ瞳で兄を見ると…兄は自分のペニスをズボンから取り出していた。
弟が出した蜜を使って濡らされていたそれは、弟のアナルに近付き、粘膜同士がくちゅっ、と淫らな音を奏でる。

「入れる、ぞ」
「んぁっ、まっ…ふぁぁぁーっ!」

制止したが、兄の行動の方が早く弟の奥深くまでペニスが突き入れられた。
その衝撃で、押し出されるように弟のペニスが白い体液を噴き出す。すると、兄の性器をくわえたアナルも体液が溢れるのに合わせてきゅっと絞まった。

「ケンタのここ…俺のを美味そうにしゃぶってるな」
「だって…お兄ちゃんが好き、なんだもん…」

仕方無いでしょ、と言いたげに唇を尖らせる弟。発している言葉がどれだけ兄を煽るかなんて、きっと分かっていない。

「ケンタ、ケンタ…」
「んぷ…おにい、ひゃ…」

繋がった状態で二人は唇を重ねる。程無くして、兄が弟を本格的に犯し始める。

「っひゃぁぁっ! イイ、よぉ! お兄ちゃんっ」

狂ったように求め合う姿はまるで獣だが、そうなってしまうのも当然だろう。

何年も何年も、叶わないと思って押し込めていたお互いの想いが、通じ合っていたと分かったのだから。

「お兄ちゃんっ、すき、だいひゅきっ」
「俺も、大好きだよ」

自分を想って全身で愛情を伝えてくれる、可愛い弟。
一生可愛がっても足りない想い人を、兄は…激しいまでの愛情で貪っていた。






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