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正義は腰を振りつつ情報の提供を強制される

2024.02.01.Thu.21:00
男は今日も、自らの責務を全うするいつも通りの一日を過ごした。
悪の存在を認めぬ捜査員として働き、自身と仲間が得た情報のすり合わせを行い、不審だと思われない程の態度で警戒を周囲に向けながら夜遅く自宅へと舞い戻った。
そんな男の様子が一変したのは、自宅の扉を閉め施錠を終えた瞬間だった。

「はぐ……うぅ、あぁ……っ!」

何でもない表情を浮かべていた男の顔が、戦慄と恐怖に歪む。平静を保っていた顔が一瞬にして真っ赤に火照り、それまで一滴も垂れていなかった汗が勢いよく噴き出し始める。
その異常な変化に呻きを零しながら、捜査員の男は救いを欲して先程自身が閉じた扉の方に手を伸ばそうとする。しかし、腕は男の命令を聞き入れてはくれない。いや、腕だけではない。男の肉体全てが男の命令を無視し、望まぬ行動を勝手に取っていく。

「っ、は……あぅ、あぁぁ……!!」

靴を脱ぎ、そのまま身に着けていた衣服全てを男の身体が玄関周りに脱ぎ捨てる。全裸となった肉体は熱く火照り露出させた乳首と男根を硬く膨張させた自らの淫猥な姿を余すところ無くさらけ出す無様な格好を作りつつ、胸の内に拒絶の絶叫を響かせる男の意思を却下しながら、居間に向けての歩行を強要し始める。

「た、たすけ、て……っ!!」

同僚達といる時は紡ぐことも叶わなかった言葉を自宅の廊下で紡いでも、当然救いは訪れない。頭部の後ろで手を組みがに股に開いた足での前進を強いられながら哀願を湧き上がらせても、外部からは察せぬ形で発情を溜め込まされていた裸体は持ち主の思いを聞き流した乳首と男根を間抜けに震わせつつの移動をやめてはくれない。
自分の物のはずなのに、自分の指示を全く汲み取ってくれない。そんな肉体に閉じ込められた男はもう、自宅の居間で待ち受けている残酷な存在の前に惨めな己を披露することしか出来ない。
自分が選んで買ったソファーに腰掛けてくつろいでいる憎き悪の男の前に進まされた捜査員の男は、秘密裏に拉致され自力ではどう足掻いても振り払えない支配を体内に注入されたナノマシンによってもたらされた哀れな捜査員の男は、もはや自分の飼い主となった悪に対して欠片も抱いてはいない忠誠を表わす言葉を吐かされつつ、己に与えられた滑稽なスパイという役目を今日も全うさせられるしか無いのだ。

「ご主人様っ、ただいま戻りました。今日得た情報のご報告を致しますっ!」
「あぁ、お帰り。早速頼むよ。報告が終わったら何時ものようにご褒美をあげよう。イきたいとも言えず、勃起すらもさせて貰えないまま一日中発情させられてたその可哀想な身体を気持ち良くイき狂わせてあげるご褒美をね……」

そんなの、欲しくない。
非道な悪に提示された正義を裏切る行為への報酬を否定する思考を否定し返すが如く火照りを強め限界まで膨れ上がった男根を幸せそうに疼かせる肉体の反応に改めて打ちひしがれながら、捜査員の男は自分を完全に支配し誰も為す術鳴く淫欲に苛まれている自分の危機に気付いてはくれないという絶望を味わわせて愉しむ悪の男の前でナノマシンの設定に従った腰振りと共に、ご褒美と称した快楽の地獄に繋がる情報の提供を強制されていくのだった。





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男達はモニターの前で無様に絶頂へと至り続ける

2024.01.27.Sat.21:00
こんな場所でへたり込んでいる場合では無い。男の脳に、当たり前の思考が浮かぶ。
あのモニターを見続けてはならない。早く視線を逸らし、合流地点へと向かわなければならない。自らへと言い聞かせるそんな言葉が、焦る男の胸に勢いよく湧き上がる。
だが、男の身体は全く動いてはくれない。床に取り落とした銃を再び拾い上げることはおろか、望まぬ膝立ちの姿勢から離れることも叶わない。
部下達と共に踏み入った部屋の壁一面を覆うモニターに流れ始めた異様に蠢く模様と不快な音楽を組み合わせた映像によって抵抗を試みる間も無く無力化されてしまった男はもう、映像に釘付けとなっている状況から抜け出したくても抜け出せない。一瞬にして見聞きした者の肉体を外部から掌握し思考を緩やかに蝕む拷問を生み出す醜悪な催眠映像によって一網打尽にされた無様な男は、同じ支配を加えられた部下達と一緒に為す術無く辱められ壊されるだけの存在でしか無いのだ。

「あ、うぁ……」

だらしなく開いていた男の口から、意図しない呻きが溢れる。肉体を縛める映像から逃れようと必死に命令を飛ばしている男の思いを汲み取る素振りを欠片も見せていなかった肉体が、今回の作戦に向けて支給された濃い緑の衣服ごと間抜けに跳ねる。
支配をもたらされていても抑えきれぬその跳ねは、時間経過に合わせてじょじょに痛々しく滑稽な物へと強まっていく。映像を鑑賞させられている目が苦しげに見開かれながら涙を零し始め、閉じることも禁じられた口からより激しい呻きが口内に留めきれなくなった唾液と一緒に垂れ落ち出す。
その変化の理由を己の肉体ではっきりと認識していても、男はやはりどうすることも出来ない。モニターの方に固定された視界の端で部下達が自分と同じ痙攣を行いつつ呻いている様を目にしても、膝立ちの足を動かせず胴体の真横に垂れ下がった腕も使えない男は敵の罠にまんまと嵌まった己の未熟さに絶望しながら、始まった拷問に追い詰められるしか無い。
映像を見聞きしている存在の肉体に、無から強烈な快楽を生成する。そんな残忍な催眠を上乗せされた哀れな男はもはや、絶頂に抗うことも不可能にされた身体を無理矢理頂点に導かれながら、分泌させられた体液で衣服の内側を無様に汚すことしか出来はしないのだ。

「うっ、あぁ」
「あぉ、ひぉっ」

膝立ちの体勢を維持させられた肉体をガクガク、ビクビクと震わせながらイき続ける男達。ビンと尖りきった乳首が衣服と擦れる刺激に追い打ちの快楽を感じ、萎える暇も許されずに射精を強いられている男根に走る衣服の摩擦で駄目押しの絶頂を引き寄せながら精液を漏らし続ける男達。
その狂った痴態がとめどなく繰り広げられている空間で消えかけの理性を振り絞りながら、男は自分達とは別の経路で悪の拠点へと襲撃を掛けた部隊達に対する助けてを最後まで支配を受けずに残ったのが自分が率いた部隊であることも知らぬまま、虚しく寄せていくのだった。






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淫乱にゃんこは残酷な雄達の前で腰を一生懸命に踊らせる

2023.12.08.Fri.21:00
『ねぇ、○○……見たよって報告の電話で聞くのもなんだけど、貴方お勉強は大丈夫なの? これだけ色んな所でお仕事させて貰ってるのはありがたいことだけど、自分の時間はちゃんと取れてるの?』

遠慮がちに紡がれる、心配と不安を含んだ母の言葉がスマホ越しに届く。それに対し、青年は明るい声音でその懸念を払拭する返事を口にした。

「あぁ、問題無いよ、母さん。むしろこのモデルの仕事は、移動中や休憩中の時間に勉強が出来るし何より拘束時間もそこまで長くないからぴったりだろって先輩から紹介して貰った物だから」
『あらそうなの? なら良かったわ』

息子の答えを聞き、遠く離れた母が安堵を放つ。そんな声を耳にしながら、青年は母に見えていない表情を悲痛に歪ませた。
母さん、気付いてくれ。助けてくれ。
胸の内に母へと寄せる哀願の絶叫を響かせながら、青年は表情の歪みを更に深めていく。この状態が長く続けば、いずれ自分の異常も察して貰えるはずだ。そう願いながら、青年はどうにかして電話を長引かせようと試みる。
しかし、青年の目論見は残忍に微笑んだ男が発した言葉によって叩き潰されてしまった。

「○○くーん、そろそろ休憩終わるから準備に入ってくださーい」
「あっ、そろそろ撮影再開だから切るね? また今度電話するよ」
『分かったわ、頑張ってね?』

切りたくない。そう思う心とは裏腹にスマホを耳から離した右手は通話の終了に繋がる操作を行い、母との交流を遮断してしまった。
救いを望んで歪んでいた青年の顔が、絶望と恐怖にも歪んでいく。その様を悠然と堪能していた無慈悲な存在達は、右手に残っていたスマホをもぎ取りテーブルの上に置かせつつ青年をパイプ椅子から立ち上がらせると、男性モデルとして活躍する自らの実態を誰かに伝えることを不可能にされ何の変哲も無い内容の電話を強要されていた青年をカメラの前へと連行し、一時的に自由をほんの少し返していた右手に改めて拘束を目的として作成された猫の衣装を嵌めつつ、母が知っている仕事とは全く違う淫猥で無様なモデルの仕事の開始を宣言する命令の言葉を支配下に置いた肉体へと与え始めた。

「それじゃあ○○君、エッチなネコちゃんらしくまずは頭がおかしくなるくらいに発情してみようか」
「んひっ……ひゃ、あぁぁ……っ!」

異常な指示を拒みたくても、拒めない。
自分にモデルの仕事を紹介した大学の先輩である青年と、その青年と繋がっている後ろ暗く醜悪な組織に属する男達が仕掛けた罠に嵌められ、彼らが望まない行動は決して取らず逆に望んだ行動は疑いもせずにすぐさま実行へと移す隷属の効果を携えた催眠術を施された青年は、まだ辛うじて残っている正常な思考に嫌だを浮かばせるよりも先に逆らえぬ身体を淫らな火照りへと、恥部を全く隠してくれていない拘束を兼ねた猫の衣装を纏わされた裸体を発情へと為す術無く追い立てられていく。

「おぉ、良いね良いね。そんじゃ次はそのビンビンになったチ○コと尻尾をいやらしくくわえてるお尻がカメラによく見えるように、逆向きのブリッジをしてみようか」
「ついでに、本物の猫みたいににゃーにゃー鳴きなさい。気持ち良いことが大好きな変態にゃんこらしくね?」
「ふにゃぁっ……にゃぅ、んにゃぁぁっ」

分厚い綿で囲うことで、手足の指の使用を禁じる。猫の足に見た目を寄せた白くふわふわな毛を有しているグローブとブーツを装着された手足を床に付け、腹部を天井に向けた普通とは反対のブリッジの姿勢を青年が猫の鳴き真似と共に強制されていく。
発情の命令に屈して情けなく勃起させられた男根も、猫の尻尾を模した飾りが尻穴を奥深くまで貫いた偽の男根の底から垂れ下がっている光景も、自分を支配した雄達に見られている。
元の大きさとは比べ物にならない程肥大化した乳首がビンと尖りきっている様も、絶え間無く内側から湧き上がる欲望に蕩けた鳴き声を上げている口も、猫の耳飾りの下で絶望だけでなく羞恥にも染まっている顔も、カメラに全て収められている。
その事実を嫌が応にも認識させられながら間抜けな姿をさせられた肉体を小刻みに震わせている猫の青年を鑑賞し、興奮を滾らせている残酷な雄達は、今日も問題無く催眠の効果が発揮されていることに満足を抱きつつ、更なる恥辱を引き寄せる命令を滑稽な猫に飛ばした。

「よしよし、じゃあそのまま、腰を一生懸命に踊らせてみようか」
「発情しちゃってるせいでそれだけでも気持ちが良くて堪らないだろうから、イきそうな時は我慢せずにイっちゃって良いからね?」
「カメラに向かって丸出しチ○コと尻尾をぶるぶる跳ね回らせながら、跳ねるチ○コの向こうで気持ち良いの大好きって鳴き喚きながら、思う存分射精しまくろうね、淫乱にゃんこの○○君?」
「にゃんっ! にゃふっ、うにゃっ、にゃぅぅぅんっ!!」

猫の足型のグローブとブーツに包まれた手足に力を勝手に注ぎカメラとその先にいる雄達に突き出した恥部を踊らせ始めた自身の身体に打ちひしがれながら、命令されたせいだからと言い訳を自らにする余裕すらも失わせる程に苛烈な快楽を熱心に腰を動かしつつ覚え出した己に戦慄を膨らませながら、青年はついさっき助けを求めていた母への思いを跡形も無く塗り潰し人間としての自覚をすり潰す淫蕩な至福へと、今日も雄達の希望に添って射精を繰り返しつつ堕落していくのだった。





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招かれざる五人目は淫獣達のショーを満喫する

2023.11.18.Sat.21:00
仲間同士で金を貯め合い、それぞれ種族の違う獣人の男達は静かな山の中に家を建てた。
種が違っても気の合う仲間同士で暮らし、時折四人で請け負った魔物退治の報酬で少しだけ豪勢な食事を楽しみながら、雄々しき獣人達は気ままで平穏な生活を満喫していた。
しかし、もうそんな生活はどこにも無い。自分達の噂を聞き付け悪意を携えて家に訪ねてきた人間族の魔術師の男に襲われた獣人達は、何でもない平穏が理不尽に壊された事実に気付くことすら出来ぬまま、自分達の支配者に君臨した男を悦ばせる存在として生かされ続けている。
遙か遠い昔、獣人の立場が低かった時代に乱用され後に禁忌とされた魔術を復活させた人間族の男に、体躯や筋力で大きく勝っているはずの四人は逆らえない。無意識に影響を及ぼし命令への遵守を強要する魔術を施された獣人達は、存在しないはずの五人目が家の中にいることに疑問さえ抱けぬまま、今日もその立派な肉体を使った無様なショーで自分達の主となった男を愉しませていた。

「あんっ、んぁ、ふぁぁぁんっ」

四人の中で一番大きな肉体を有する熊獣人の男が、自分の為に作製した巨大なベッドの上で甘く蕩けた鳴き声を発している。
ベッドの足側に陣取り、四人で柄を選び協力して作り上げたソファーに腰掛けている人間の男に向かって足をだらしなく開いた仰向けの裸体をよじらせつつ、もっともっととねだる様な喘ぎを放ち続けている。
そんなおねだりを受け入れるかのように、熊の裸体に自らの裸体を寄せた虎と狼の獣人は更なる快楽を無抵抗の熊へと注いでいく。左右の乳首を一つずつ舌で舐めしゃぶり、自分ともう一人の利き手を用いて左右から挟んだ虎の男根に淫猥な摩擦を加え、自身の物よりも一回り以上太い熊の太ももに跨がり自身の勃起した男根をその太ももへと情けない腰振りで擦り付けながら、虎と狼は自らを絶頂に、熊をそれ以上の絶頂へと押し上げていく。

「あっ、ふぁぁっ! 気持ち良ぃ、乳首と、チ○コぉ! 気持ち良いぃーっ!!」
「んちゅ、はぶ、んむぅっ」
「はぶ、んま、ぢゅ、ふうぅっ」

幸福に染まった甲高い嬌声を上げ、自身の乳首にむしゃぶりついた虎と狼の頭部を震える手で胸部へと引き寄せながら、熊がまた絶頂に達する。その絶頂姿を至近距離で眺めながら、虎と狼は熊の乳首を苛む舌の動きをより熱烈な物へと変化させつつ絶頂に伴う太ももの痙攣で自分の男根を心地良く摩擦する熊の無自覚な反撃に流される形で、熊の太もも目掛けて精液を仲良く漏らしていく。
しかし、三人はお互いを淫猥に責め合うことをやめない。三人同時に絶頂に至った獣人達は、休息すら挟まぬまま次の絶頂を追い求め始める。
何故なら、自分達を隷属させた人間の魔術師はまだ滑稽な絶頂ショーの終幕を許可していないからだ。

「あんっ、んぁぁんっ! まりゃイぐ、イぐぅぅんっ!」
「ふぅ、ふちゅ、んふっ」
「あむ、んむ、ぢゅふぅっ」

虎と狼が与えてくれる至福に溺れながら、新たな絶頂に至ろうとする熊。見た目の雄々しさとは裏腹な可愛い痴態を見せる熊への愛しさと劣情を加速させながら、その感情が魔術によって無理矢理に掻き立てられたものだと分からぬまま熊に快感をもたらし合う虎と狼。
三匹の淫獣が披露する愉快な見世物。そんな異常な娯楽を独占しながら、魔術師の男は自分の言い付けに従って床に正座をし主である自分の男根を根元まで口にくわえた状態を維持している犬獣人の頭を撫で、背後で嬉しそうにイきまくる仲間達に嫉妬と発情を募らせている犬が目を剥きながら裸体を震わせて自らを律している光景に残忍な笑みを零しつつ、三匹が失神するまでイったらこの犬にしっかり我慢したご褒美として三匹を好きなだけ犯させてやろうという計画を胸の内に湧き上がらせていくのだった。






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解放された男は救いを欲して右手を伸ばす

2023.11.12.Sun.21:00
「あっ、んぁっ、ふぁぁぁんっ! 乳首、気持ちぃ! ひんこっ、ぎもぢぃっ! おぢりほじほじもっ、ぎぼぢいぃぃっ!!」

どんなに騒いでも音が外部に漏れ出ないよう設計された地下室に、恥を忘れて自慰に耽る男の甘く蕩けた喘ぎ声が反響し続けている。
衣服を一枚も纏っていない裸体を仰向けに寝転がらせ、硬く尖りきった左右の乳首を指で一生懸命に捏ね回しながら勃起した男根とだらしなく解れきった尻穴を夢中になって責め立てている男は、己を苛む度に生まれる淫らな至福に溺れつつ本能を剥き出しにした咆哮を放ち続けている。

「あぁっ、もっろ、もっひょ、ぎもぢいいのほぢいぃぃっ! ぢくびもっ、ひんこもっ、おぢりもぉぉっ! じぇんぶぎもぢよぐなりだいぃぃっ!!!!」

左右の乳首を指で捏ねれば、その間男根と尻穴には刺激が注がれない状態となる。かといって男根を左手で包んで摩擦しながら尻穴に潜り込ませた指を必死に動かせば、今度は乳首が疼きに襲われる状況となる。
本当は気持ち良い箇所全てで気持ち良くなりたいのに、なれない。そんなもどかしさに苦しみながら、男はその時その時で疼きを多く溜め込んでいる二箇所を慰める。左右の乳首と男根と尻穴の間で両手を忙しなく行き来させながら、男は自らに快感を味わわせ絶頂との距離を詰めさせていく。

「んっ、はぁっ、うぁぁぁんっ! イぐっ、イぎゅうぅ! 射精くりゅぅぅぅっ!!」

自分一人だけの地下室で頂点への到達を宣言する絶叫を発し、そうして跳ね返ってくる自身の声の無様さに興奮を掻き立てられながら、男は何度目かも分からなくなった射精を迎えた。
男根に添えられていた右手が、精液が噴き出している事実もお構い無しに上下に往復し、激しく脈動している肉の棒から雄の白濁を一滴残らず絞り出す。尻穴を貫いていた左手の人差し指と中指が腸壁の熱烈な圧迫を浴びつつ、過敏な弱点である前立腺を苛烈に押し上げていく。
そんな追い打ちを自らに叩き込み、刺激を貰えていないことに不満を示すかのように震えていた左右の乳首の間目掛けて精液を迸り終えた男はぐったりと弛緩した汗と淫液塗れの裸体に命令を飛ばしつつ、先程まで男根を擦っていた右手を甘い至福を消失させ焦りと恐怖に歪んだ表情を浮かべている己の涙に潤んだ視線の先へと伸ばし始めた。

「は、やく……しない、と……」

また、肉体と精神に干渉され悦んで自慰に耽る惨めな存在へと作り変えられてしまう。自分のあり方を無理矢理に書き換える非道な機構に対する怯えを募らせながら、絶頂を切っ掛けにして正気を一時的に返された男はこの辱めからの脱出に繋がる装置に、憎き敵達が醜悪な笑みを寄せつつ残していった装置のボタンに右手を伸ばす。
だが、逃れたいと願う男の思いとは裏腹に、右手はいつまで経っても床に置かれた箱型の装置に触れることさえ出来ない。自身を閉じ込めた檻の鉄格子の間に通した右腕を幾ら頑張らせても、男は苦悶の終了を手に入れる唯一の希望であるボタンを押し込めない。

「やだ、いやだ……早く、早く……っ!」

湧き上がる絶望に打ちひしがれながら男が右腕をばたばたと暴れさせる。しかし、結果はやはり同じで。男はそんな無駄に終わった努力を嘲笑うかのように再び起動し始めた機構に、檻が設置された床の中に仕込まれた機構に何処にも逃れられない心と身体を意に染まぬ自慰の方へと追いやられ出してしまった。

「ひっ!? あぁ、やら……おなにーしゅきぃ……違うぅ! 嫌だ……あぁ、気持ち良いのだいしゅきぃぃっ……!!」

檻の外に出ていた右腕が、勝手に檻の中へと戻っていく。自慰を拒む思考がじょじょに自慰を嬉しがる物へと置き換えられ、無から生成された興奮がうつ伏せから仰向けに戻った裸体を発情へと導いていく。

「あっ、あひっ、んひいぃっ! ひあわひぇ……おにゃにー、ひあわひぇぇっ……!!」

思考を埋め尽くした淫乱な自分の中心でまだかすかに保たれている理性をじわじわとひしゃげさせられながら、男は未練がましくボタンを見つめつつ強制的に掻き立てられた淫欲に本来の自分をまた、跡形も無く押し潰されていくのだった。






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