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男は相棒を求めて言われるがままに首輪を嵌める

2023.09.10.Sun.21:00
訪れた屋敷で飼われている猫が、俺の足にすり寄りながら鳴き続けている。人懐っこい子なのだろうか。そう思いながら小さく微笑み頭を軽く撫でてやった俺は、屋敷の主である男に問いをぶつけた。

「それで、○○の件についてですが……新しく分かったことがあるとはどういうことなのでしょうか?」

行方知れずとなった相棒を探して一週間。その中で消息を絶った日に会っていた人物の一人である屋敷の主にも話を聞いていた俺は、新たに掴んだ情報があると電話で告げられ再び屋敷に足を運んでいた。
どんな小さな情報でも良い。あいつに繋がるならば、あいつを救い出せるならば何でも欲しい。そんな感情を込めた視線を送る俺に対し、屋敷の主は未だに鳴き喚いている猫を一瞥しつつ口を開いた。

「えぇ、○○君に関してですが、どうやら君達の調査を良く思わない人間の手に落ちたとみて間違い無さそうです。もっと詳しい話は、この首輪を嵌めれば分かると思いますよ」

屋敷の主が、俺と自分の間に位置するテーブルに鈴が付いた赤い首輪を差し出す。それを目にした俺の左足の近くにいる猫が、更に鳴き声を激しくさせる。

「○○君が今どんな状態にあるか知りたいでしょう? なら、今すぐそれを嵌めて下さい。優秀な探偵の貴方なら迷うことなんて何も無いでしょう?」

その通りだ。俺は○○の安否を知りたい。○○の無事を知って安堵したい。
主の言葉に小さく頷きを返した俺は腕に縋り付こうとする猫を優しく制しつつ首輪を手に取り、指示に従って自らの首に嵌めた。
そして俺は正気を取り戻すと同時に肉体の自由を掌握され、猫だと認識させられていた相棒と共に異常な男に隷属する無様なペットへと作り変えられてしまった。

「ふふっ、感動の再会ですねぇ。前にお仲間が話を聞きに来た時は気付いてももらえなかったけど、今日からは二人仲良く、いや……二匹仲良く私のペットとして暮らせますよ、○○君。良かったですねぇ」
「にゃ、んにゃぁぁ……っ!!」

頭部に白い猫の耳飾りを装着され、左右の手首から先と膝から先を猫の足に似せたグローブとブーツに包まれ、尻穴から猫の尻尾飾りを垂らした格好を取らされている○○が、絶望と恐怖に満ちた鳴き声を上げる。
その様子を、俺はただ眺めることしか出来ない。人間を猫に誤認させる異常な技術と言われるがままに首輪を自らに嵌めるという行為に疑問を持たないよう思考に干渉する異常な技術を有した男の計画に沿って狂った首輪を自分に嵌めてしまった俺は、首輪を外そうと試みる手に望まぬ制御を加えられながら打ちひしがれることしか出来ない。
○○に向けていた醜悪な笑みをこちらに向けた男から逃れることも叶わない存在に貶められた俺はもう、首輪を通して告げられた指示の内容に戦慄しながら、抵抗を欠片も感じさせない速度でその指示を遵守させられるしか無いのだ。

「さぁ、新入りの猫君。君はもう人間じゃないんだから服は全部脱ぎなさい」
「にゃぁんっ」
「全部脱ぎ終わったら身体を発情させながら、このテーブルの上で私に左側を向けて四つん這いになるんだ。先輩猫の○○君が、君のお尻をペロペロして解しやすいようにね」
「ふにゃ、うにゃぁぁんっ」
「にゃぅ、ふにゃうぅ……!!」

相棒による尻穴への辱めを嫌がる意思を募らせても、服を脱ぐ手はとめられない。俺の尻穴を舐め回して緩ませろという指示に対する拒絶を絶対の命令によって叩き潰されている相棒は、痛々しく見開いた目から涙を零しつつ俺の尻穴が来るであろう位置に大きく開きだらしなく舌を垂らした口を準備させられている。
それらの痴態を俺達に強要する残忍な主の男は俺という客人に見せていた応対の姿勢を崩したくつろぎの姿勢でソファーに深く腰掛けながら、全てを脱ぎ終え首輪の効果で発情を掻き立てられ出した俺がテーブルに上がる様子を黒く歪んだ満面の笑みで愉しみ始めていた。






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幼き正義は黒一色に上書きされる

2023.08.02.Wed.21:00
「っ!? ぐぅぅっ!?」
「あぅっ!? うぅぅ……っ!」

死角から鋭く放たれた弾の直撃を受け、その弾の中身である黒色の粘液を浴びた少年達が、驚きと困惑に歪んだ声を零す。ヒーロースーツにまとわりつく不快な粘液の正体は分からない。だが、どうにか寸前で反応に成功し視界を奪われる展開を避けることは出来た。
その事実を認識し、すぐ側にいる相棒と共有しつつ、二人の幼き戦士は悪との戦いを再開させようとした。
しかし、少年達はもう悪と戦うことは叶わない。戦闘の構えを取り直した己の腕に訪れた異常な変化に気付きつつもその変化の抑制には至れない二人は、自身が纏っているヒーロースーツへと染み込みありとあらゆる機能を侵食していく黒の粘液に絶望を募らせながら、勝ちを確信し戦闘態勢を解いて観察の姿勢を取った悪の男達の輪の中に倒れ込んだ肉体を間抜けにのたうち回らせ始めた。

「あぁ、うあぁぁっ!? 何だ、これ……俺の身体が、あっ、頭がぁっ!」
「い、嫌だ、入ってくるなぁっ!! やめろ、やめ、て……っ!!」

もうすでに、本来の色を跡形も無く失った黒一色のヒーロースーツに閉じ込められている肉体は命令を受け付けてはくれない。
頭部を守り仲間や本部との通信を行う機能を備えたヘルメット状の装備にまで潜り込み、脳内へと不可逆的な影響を生み出していく粘液に焦りと恐怖を抱いても、肉体の自由を奪われた二人は変質したヘルメットを脱ぎ捨てることも出来はしない。

「俺、俺が、無くなるぅっ! 消えたくない、助けてぇぇっ!!」
「うぁ、あぁぁっ! 俺はヒーロー……違う、私は……っ!」

確定した敗北に転げ落ちる惨めな少年ヒーロー達。そんな滑稽極まりない娯楽を悠然と堪能する悪達の前で、二人の正義はとうとう自我を構成する情報を欠片も残すこと無く丹念にすり潰され、支配権を没収された肉体を、悪が生み出した粘液に隷属を受け付けられた精神を携えた状態で立ち上がらせた。
悪に対する忠誠を誓う言葉を発し、今の自分達の無様さを主張する格好を操られるがままに取りながら、だ。

「ご主人様方、私達を生まれ変わらせて下さりありがとうございます」
「ヒーローだなんて愚かな立場を取りご主人様方の邪魔をした私達をこれから毎日たっぷりと苦しめて、お仕置きして、これまでの贖罪をさせて下さいませ」

黒に上書きされたスーツの下で体積を増した乳首を突き出し、同様に膨らんだ小ぶりな男根を見せ付ける。そんな姿を謝罪混じりの服従宣言と共に披露する少年達に笑みの黒さを引き上げた悪達は、本部が作り出したヒーロースーツを無力化しつつ洗脳を完了させる液体の威力に感謝を覚えつつ変わり果てたスーツに命令を飛ばし、ヘルメットの後ろで手を組み足をがに股に開いている発情しきった二つの肉体を、拠点に向かう移動車両へと自らの足で移動させ始めるのだった。






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愚か者達は神の手で淫獣へと作り変えられる

2023.07.22.Sat.21:00
青年がその会話の様子を目にしたのは、ほんの偶然だった。自身が作り上げ世界中の人々に愛される作品となった精神を仮想の世界に潜り込ませて楽しむゲームに実装した新たな空間の状態をプレイヤー達からは見えない形で上空から確認していた青年は、森の中で談笑を交わす同級生達に、自分を理不尽に虐げていた憎き三人が話している場面に遭遇してしまった。

「しかしあいつがこんなゲーム作るとはな。根暗オタクでも役に立つじゃん」
「ちょっと細工すればこの世界でも現実と変わらない感じでセックス出来るし、避妊の必要も無いしでマジ助かるわ」
「昔みたいにちょっと小突いてやれば優遇されるだろうし、そうなったら頭と股の緩い女を釣れる装備も手に入り放題かもな。何せあいつは俺らには逆らえねーし」

ゲームを愛する自分の趣味を散々侮辱しておいて、どの面を下げてこの空間にいるのか。自分が熱意と時間を掛け、たくさんの人々の協力を得て作り上げた場所で何故さも当然のように不埒な行為に至れるのか。
過去の恨みと憎しみを胸に湧き上がらせながら、青年は怒った。今すぐにでもこの三人を自らの権限を用いてこの場から追放したいと考えた。しかし、青年はそれをしなかった。それだけでは自身の憎悪が収まらない。何より、三人の会話から素晴らしい復讐の形を思い付いてしまった。故に青年は、自身が公的には認めていない細工を使ってゲーム内で淫猥な行為を愉しんでいる愚か者達に相応しい罰を生み出す空間を作り上げ、そこに三人を隔離した。
そこにいるのは、青年から復讐心をぶつけられた三人と、この為だけに用意した魔物達だけだ。自分達が一切の装備を剥ぎ取られた裸体の格好を取っていることに違和感を抱かないよう思考を弄くられ、異常なまでに発情し感度を増幅させられた裸体で四つん這いの体勢を取っている自分達の状況が当たり前の物であると認識するように常識を上書きされ、ゲーム内で愉しんでいた淫蕩な行為を施される側に回っている事実にこれ以上無い至福を覚えるよう心と身体を作り変えられた三人の青年。そして、そんな青年達を欲情の対象とみなし勃起させた男根を準備万端の尻穴へと代わる代わるにねじ込む魔物達しか、白一色に染め上げられた箱型の空間には存在してはいないのだ。

「おチ○ポぉ! おチ○ポひゅきぃ! もっろ、もっひょじゅぼじゅぼしてぇぇぇっ!!」
「きもちぃ、きもちぃぃんっ! 魔物チ○ポしゃいこぉ……チ○ポひあわひぇぇっ……!!」
「あむっ、んぐっ、ふぶぅっ! んぢゅ、むひゅ、あもぉぉぉんっ!」

人間のそれとは全く太さも長さも違う凶悪な男根達を尻穴で嬉しそうに飲み込みながら、青年を虐げていた時の面影を欠片も感じさせない鳴き声を上げる淫乱。腸内に留めきれない程の精液を流し込まれても終わらない肛虐に酔いしれながら、触られてもいない自らの男根を絶頂に至らせる淫乱。上下の口にねじ込まれた規格外の男根を愛しげに舐めしゃぶり射精を迎えながら、まだ足りないと言わんばかりに己の乳首を指で捏ね回す淫乱。
ゲーム内の自分の体力が尽きると同時に現実世界へと引き戻され、捏造された記憶とその記憶に埋め込まれた命令に沿って明日も自分達専用に作られた淫獄の空間に身を投じるであろう三匹の淫乱を眺めながら、復讐の愉悦に浸る青年はじょじょに現実の精神と肉体を雌の快感に蝕まれ正常な日常を送れなくなってきているであろう淫乱達への憎悪を加速させつつ、この世界を統べる神の立場から三匹を犯す魔物達に更なる凌辱を無言で指示するのだった。






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淫蕩な復讐は視線注ぐ壇上で繰り広げられる

2023.03.14.Tue.21:00
孤島を買い取って作られたその施設は、スポーツに重点を置いた教育を施すことを理念とした巨大な学園だ。
ありとあらゆる競技に必要な設備が一箇所に揃っている。練習の際に音を幾ら立てても、近隣の迷惑になることはない。そんな状況を整えられた学園は、日中は通常の授業、それ以外の時間は集団個人に問わず己の技を磨く研鑽の光景で健全に賑わっていた。
しかし、今はもう違う。学園内に清掃員として、事務員として、食堂の職員として悪意を携えて潜り込んだ男達の計画に沿って隷属へと追いやられた生徒と教職員達は、普段の生活はおろか常識からもかけ離れた異常な痴態を晒すだけの存在へと仲良く貶められてしまっている。
学園全体に放送を流せる設備が用意された部屋を秘密裏に掌握され、それを耳にした者から肉体の自由を奪う残忍な効果を有した催眠音波を無自覚に長時間聞かされ続けた彼らはもはや、勝手に動く己の肉体に対する恐怖や絶望を示すことさえ出来はしない。
自らの手で衣服を全て脱ぎ去った全裸となり、全生徒と全教職員が集まっても余裕のある広々とした体育館に己の足で移動させられた彼らは、綺麗に整列した状態で無様な痴態を披露することが精一杯の操り人形でしかないのだ。

「チ○ポっ! チ○ポっ!」
「チ○ポっ! チ○ポっ!」

全く同じタイミングで男性器を表わす淫語を叫びながら、支配された生徒達と教職員達はがに股に開かされた足で支えた腰を同じ速度で前後に往復させ、丸出しにさせられた男根をみっともなく振り乱し続けている。
惨めな大合唱を強要されている者が見せる物とは到底思えない蕩けきった笑みを未だ流れ続けている認識出来ない音波に作らされながら、彼らは自身の尻穴を左右の手の指でほじくり回し続けている。
本当はこんなことなどしたくは無いのに、抗えぬ裸体は持ち主である自分の思いを無視して男根を踊り狂わせ、尻穴をぐちゅぐちゅと嬲りに嬲っている。電波によって感度も増幅させられた裸体は振り乱した男根が腹部に打ち付けられる刺激にも快楽を覚えてしまう。異物への抵抗力を削がれ雌の至福を手に入れ方を電波の力で無理矢理に植え付けられた尻穴は、今日初めて味わったはずの責めに悦びを、己の指で体内を抉らされる屈辱色の愉悦を汲み取らされてしまう。
だが、それらの辱めは真の非道を盛り上げる材料に過ぎない。自らの意思に反して動く裸体に快楽を叩き込まれ絶え間無い絶頂を強いられる苦悶は、体育館の壇上で繰り広げられている残忍な凌辱の熱を加速させる燃料でしか無い。
この学園を創設した理事長である雄々しき男を、甘い責めに流されることを禁じた上で犯し抜く。生徒達と教職員達を苛む淫獄は、そんな冷酷な拷問を一層愉しい物に変化させる為の土台程度の役割しか有してはいないのだ。

「理事長さんよ、ケツ穴ヒクヒクしてんぜ? イったらどうなるか分かってるよな?」
「チ○ポっ! チ○ポぉっ!」
「イったらお前の可愛い可愛い生徒と、お前が作った学園に尽くしてくれてるあいつらがもっともっと苦しむ羽目になっちまうぞ? それを分かってるなら我慢だ。幾ら気持ち良くても我慢だぜ? 理事長さん?」
「チ○ポ! チ○ポぉぉっ!!」

自分が絶頂に達してしまったら、自分達を制御する電波が更に強められてしまう。
自分だけでなく生徒達と教職員達をいたぶる責めも強まった電波に引き上げられ、全員が今以上の絶頂地獄へと追いやられてしまう。
他の者達と同じように完璧に間隔を保った発声で男根を表わす言葉を放ち、他の者とは違うピースサインの形を取らされた手を淫らに歪まされた顔の両脇で震わせつつ腰に前後ではなく上下の往復を行わせながら、己の真下に寝転がった支配者の一人の男根で尻穴を奥深くまで掘削させられる地獄にただただひたすらに忍耐を試みる。そんな理事長の男は、自身が現役時代に活躍を奪った者達が引き起こした復讐の凌辱に雌の幸福を教え込まれながら、眼前に映る復讐に巻き込まれた生徒達と教職員達の哀れな姿に罪悪感を膨らませつつ、気まぐれに乳首を捏ねる非道な指に負けないよう、腰を上下させる度に揺れ動く男根を襲う快楽に屈しないよう、尻穴を蹂躙する男根がもたらしてくる愉悦に溺れないよう、罪無き生徒達と教職員達をこれ以上の非道に晒させはしないという決意を胸に抱き絶頂を必死に遠ざけ続けていた。






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雄々しき牛は仲間からの羨望を浴びつつ舌奉仕に耽る

2023.01.09.Mon.21:00
何か、大事なことを忘れている気がする。頭部に生えた二本の角と腰から垂れ下がっている細長い尾を歩行の度に揺らめかせながら、牛獣人の男は自身が暮らす小さな集落へと続く山道を歩きつつ正体不明な違和感の原因を掴もうと思案を巡らせる。
だが、幾ら脳を回転させても牛の男は違和感の理由に気付けない。自分達に起きた決定的な変化の存在を思い出せはしない。
何も分からぬまま集落へと辿り着いた男は、ついさっきまでどうにかして突きとめようとしていた疑念をどうでも良いことへと無自覚に置き換えられ、麓の街から買ってきた食料入りの袋を広場に置きつつ自分と集落の仲間達の常識を非道な魔術で上書きした人間族の男に羞恥を欠片程も感じさせない無様で淫猥な隷属の態度を示し始めてしまった。

「ご主人様、ただいま戻りました。ご主人様の大好きな木の実を、たくさん買ってきました。だから……ご褒美下さいっ。良い子の俺に、ご主人様のおチ○ポ様をお恵み下さいっ」

男に支配される前はただ筋肉質なだけだった逞しい肉体を、男の手で仲間と共に無慈悲な調教を加えられ雄々しき筋肉に覆われた皮膚全てを主と認めた人間の手に触れられて嬉しがる器官へと貶められた肉体を迷い無く青空の下で晒しながら、牛の男は自分の帰りを仲間との交尾に耽りつつ待っていた主に男根を用いた征服をねだる。
引き裂かんばかりの勢いで衣服を煩わしげに脱ぎ捨てた牛は、雄の物とは思えないくらいに乳輪ごと肥大化した乳首とパンパンに張り詰め透明な蜜をだらしなく分泌させている男根を惨めに振り乱すおねだりのダンスを頭部の後ろで手を組み足をがに股に開いた体勢で披露しながら、期待に震えヒクヒクと収縮している尻穴への責めを荒く乱れた呼吸混じりに紡ぐ。
そうして一生懸命に交尾を欲しがる滑稽な牛を眺めながら腰を振り、今犯している牛の男に尻穴のみでの絶頂を強いりつつ腸内での射精へと至った人間族の男は、獣人限定でありながらも驚異的な洗脳効果を有する己が編み出した魔術の威力に充足を覚えながら精液を吐き出し終えた男根を引き抜き、絶頂の恍惚と尻穴から男根が去った衝撃に脱力して地面に崩れ落ちる牛には目もくれずに自分の男根を上手に懇願した牛の男に、かつてこの小さな集落で屈強な牛獣人達をまとめていた長である牛の男に、問いという形を取った命令を尊大な態度で下した。

「入れて欲しいなら、分かるよな?」

問われた牛の答えは無い。牛の男は言葉での返事を行わず、至福に目を潤ませつつ主が求めている奉仕を即座に理解してその通りに肉体を動かし始める。

「はむ、むふ、ぶぁ、んっ、んちゅ」

仲間達を魔術によって支配され孤立無援の立場に追いやられながらも最後まで魔術への屈服を気力のみで拒んでいた牛が、自ら憎いはずの自分の前で膝をつき、男根に分厚い舌を夢中で這わせている。頭部の後ろに回した手をそのままにして、牛は舌と唇のみを使った男根への奉仕を乳首と自身の男根の硬度を更に高めつつ施していく。

「ふふっ、良い子だ。綺麗になったら早速入れてやるよ。今日は他の奴らが嫉妬するくらいにケツ穴を俺のチ○コでほじりまくって、失神するまでエロく育った乳首とチ○コから間抜けにミルクを噴き出させてやるからな?」
「むっ、んむっ、はむぉぉ……っ!」

奉仕の合間に漏れる吐息に思わず愉悦の感情を滲ませながら、自力では時折かすかな違和感を覚えることが精一杯な魔術の牢獄に心と身体を囚われた牛の男は、他の牛達が羨ましげに舌奉仕の様を観察している様子に優越感を募らせつつ、早く尻穴を掻き回して欲しいという欲望を叶えたい一心で舌を更に激しく動かし、仲間の腸液に塗れた愛しい主の男根を清めさせていくのだった。






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