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歪んだ観察者は復讐を眺めながら自らを慰める

2023.09.26.Tue.21:00
美しい白の毛並みを持ち、晴れやかな笑顔で自分を含めた街の人間に接し、誰からも慕われる優秀な警察官として活躍している彼の姿をもっと知りたい。毎朝の偶然を装っての挨拶だけでは、わざと交番前を通る遠回りな順路での移動を選びその仕事の様を観察するだけでは足りない。
そんな歪んだ欲望のままに、虎獣人の男は犬獣人の警察官の家側にある屋根や壁に自宅の修理と偽って細工を施し、寝室に居ながらにして犬獣人が室内で過ごす光景を愉しめる環境を作り上げた。
幼い頃からの癖なのか。それともその方向にあるのが同じ男である虎の家だけだからなのか。理由は不明だが、犬の警察官は基本的にカーテンを開け放った状態で過ごしている。
リビングにいても、寝室にいても、食事を摂っていても、犬は隣人の虎が自宅に仕掛けた数台の隠しカメラによって己の生活が盗み見られているという可能性すら考えずにパンツのみを身に着け引き締まった肉体をだらしなく晒したくつろぎの態度を披露している。
直接触れられなくとも、観察出来るだけで幸せだ。嘘偽りの無い狂った愛情を抱きながら、虎の男は毎日犬の姿を愉しみ味わっていた。
今日はどんな表情を見せてくれるのだろう。一体何を食べるのだろう。仕事を終え夜遅くに帰宅した虎は、犬の家に灯る明かりに期待を膨らませながら寝室に移動し、犬の家を捉えているカメラに接続された端末を起動させた。
そんな虎の視界に飛び込んできたのは、一瞬で異常だと理解出来る犬の警察官の窮地だった。
普段犬しかいないはずの家に、狼と狐と牛の獣人である三人の男がいる。フローリングとカーペットを土足で汚し下品な笑みを浮かべながら手にした刃物を揺らしている男達の足元で、犬獣人はいつも通りのパンツのみの肉体に縄を打たれた拘束姿を晒しながら、黒革で作られた口枷の真上で見開かれた目に焦りと恐怖の色を滲ませている。
あんな枷を装着されていたら、助けてを叫ぶ以前に大声も出せはしない。左右の手首同士と二の腕同士を縛り伸ばしきった状態に固定させた腕を背面に密着させる縄を着せられ、足首同士と太もも同士をきつく括る縄を与えられた身体では抵抗や逃走以前に立ち上がることも出来はしない。
憧れの存在が、自宅で襲われ自由を奪われている。あの三人は、犬獣人が決定的な証拠を確保し逮捕となった三人組の連続強盗犯だ。犬についてもっと知りたいと願う中で手にした公にはされていないはずの情報を思い出しながら、虎は胸に彼を救わなければという意思を膨らませていく。
だが、虎は動かない。三人の暴漢に対する怯えとは全く別の理由で動こうとはしない。
別室の窓から、犬が襲われている様子が見えた。隠しカメラの存在を秘匿しつつ行える通報という選択肢を虎が取らずにいる理由はただ一つ。自分を刑務所に送った警察官を支配下に置いた三人の男が、抗いを禁じた犬の身体へと無遠慮に触れ、復讐を目的とした恥辱を注ぎ始めたからだ。
手も足も出せない。そんな犬の身体に、三人の男が手を這わせていく。拒絶の反応を刃物で封じながら、男達は許しを請うように頭部を左右に振る無様な犬を嘲笑いつつ、股間を覆っていたパンツを刃物で切り裂き男根を露出させた。
無論、露出させただけでは終わらない。男達は、丸出しにさせたその男根に嬉々として刺激を加えていく。刃物を握った手で縄塗れの裸体を協力して押さえ込む男達は、反対の手を守る物を奪った男根へと躊躇い無く触れさせ三人がかりで快楽を流し犬に望まぬ興奮を強要していく。
嫌がっていても、雄の本能には逆らえない。警察としての矜持で制しようと試みても、男根は巧みな手付きで生み出される悦びを勝手に嬉しがり、三人の復讐者と虎という観察者の前で限界まで張り詰めていく。

「はぁ、っ、はぁ……っ!」

助けなければ。そんな当然の思いを欲望に上書きされた虎の男は為す術無く辱められる犬を燃料にした自慰に耽り出し、自分にとって眩しいくらいの存在が、街の人々から愛される警察官が堪えきれずに尾を振り乱しつつ甘い至福に狂わされ淫らに汚されていく事実に、これ以上無い高揚と興奮を加速させていくのだった。






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淫猥な虎は次の欲望を早くも滾らせる

2023.08.12.Sat.21:00
爪の使用を禁じる機構を有した鍵付きの黒い手袋と一体化している黒革の枷を手首に嵌められた腕を小刻みに震わせながら、虎獣人の男は黒革の目隠しの下で瞳を恍惚に蕩けさせつつ発情に染まった裸体をくねくねとよじらせていた。
手首の枷と天井の金具を繋ぐ鎖のせいで、何処にも逃れられない。万歳とつま先立ちを同時に強要された裸体は、拘束の前に自らの意思で摂取した薬品が引き起こしている淫猥な衝動を鎮めることも叶わない。己の願いに沿って自由を奪われる状況と生殺しの苦悶を受け入れた虎は、縞柄の体毛を汗でじっとりと湿らせた逞しき裸体を際限無く火照らせつつ、無自覚に腰を前後に揺らし太くしなやかな尾と限界まで張り詰め切った男根を踊らせていた。
変態。その表現がこれ以上無く似合う虎が逃げ場の無い欲望に苛まれ始めてから一時間。視界を閉ざされているが故に室内に設置された時計を確認出来ず、解消出来ない肉欲に絶えず嬲られている状況も相まって永遠のように感じられた一時間。そんな甘く辛く心地良い地獄の果てに、虎はとうとうその瞬間を迎えた。それは、自分が置き去りにされていた部屋の扉が開き、数人の男が室内へと踏み込む至福の到来と同じ意味を持つ瞬間だ。

「はぁ、っは、はあぁ……っ!」

目隠しの向こうに、男達がいる。拘束され情けなく高まりきった裸体を取り囲む形で、男達が自分を眺めている。
その事実を脳内で噛み締め自身の惨めさすらも興奮の材料としていく淫乱な虎が無意識の腰振りの速度を引き上げる様を堪能した男達は狼獣人特有の尖った口をわずかに歪めつつ、虎に問いを浴びせた。

「お客様、身体でのおねだりよりも先に今回希望されたコースの再確認をお願い致します。お客様が希望されたのは、どのコースですか?」

予約した際には告げられていなかった展開に、虎が乱れた呼吸を更に乱しつつ心をきゅんとときめかせる。自分を一層無様な存在へと追い立て惨めさを増幅させてくれる要求をぶつけられた虎が、被虐の愉悦を掻き立てられていく。

「お答え頂けないのであれば、ずっとこのままですよ、お客様。それが嫌なら、お答え下さい。堪えきれずに一生懸命に腰を揺らしながら私達の到着を待っていたお客様が求めたのは、このはしたない身体と、自分から進んで何をされても逆らえない格好になった心が欲しがっているのは……どの、コースですか?」

再度紡がれた狼の問いに対して、虎は理性で考えるよりも先に口を開き、たくさん苛めて下さいと同じ内容を持ったコース内容の復唱を行った。

「っ、あぁ……私が望んだのは、全身舐め舐め、一晩じっくり、イき地獄コースですぅっ。拘束オプションと、媚薬オプション……それから、人数追加オプションを付けた……コースです……っ!」
「ふふっ……お客様、よく出来ました」
「あぁっ!? は、あぁぁ……っ!」

欲望を幾つも乗せた注文内容を己の口で発した虎を褒めながら、もてなす側に回った者達の中で一番上の地位を持つ狼が太く厚く長い舌で尖りきった左の乳首を舐め回す。それに続く形で、部下である他の狼達も虎に向かって舌を伸ばし見た目の雄々しさとは裏腹に虐げられたい願望を極限まで蓄積させた裸体を舐めしゃぶっていく。
だが、虎の生殺しは終わらない。虎が内に滾らせた思いを勝手に汲んで責めの予定を変化させた狼達は、虎が本当に責めて欲しがっている男根や尻穴を除いた箇所に舌を這わせ、確かに心地良いのに絶頂には至れないという先程以上の生殺しを嬉々として与えていく。

「あぁ、んぁっ、はあぁぁんっ!? イけ、にゃいぃ!? なんれ、イか、ひぇへぇ……!」
「お客様、まずはいっぱい我慢をしてみましょうか。せっかくの拘束オプションなんですから愉しまないと損ですしね」
「頭がおかしくなるくらいに我慢させた後に、当初の予定通りにイき地獄コースに入らせて頂きますね。その方がお客様にとっても辛くて、苦しくて、嬉しいでしょう?」
「常連のお客様である貴方だから施している特別なサービスです。遠慮せずにご堪能下さい。嫌がっても無理矢理に焦らし抜かれる苦悶に狂わされながら、今の自分が弄ばれるだけの存在になったことをしっかりと理解しながら、射精への渇望をたっぷりと溜め込んで下さいね?」
「あっ、あぅ、うぁぁぁ……!!」

一切望んでいないコース内容の一部変更に抗議する意思を魅力的な地獄の提案がもたらした欲情に上書きされながら、淫猥な虎は狼に包囲され狼の舌に足りない悦楽を注がれている裸体を痙攣させつつ、早くも次の予約の検討をまだかすかに理性が残っている思考に募らせていくのだった。






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肉便器達は飼い主の来訪を熟した恥部で歓迎する

2023.08.06.Sun.21:00
先頭にいた俺が勢いよく地下室の扉を開けて来訪を知らせてやると、肉便器達はそれぞれ色の違う耳をピンと立て嬉しそうに尾を揺らせめかせながら俺達への接近を開始した。

「んふっ、むふっ、あむぅぅっ」
「あぉ、んまおぉ、あぐふっ」

左右の肘から手首までの部分を緩み無く括る黒革製の器具を装着され、指と爪の使用を不可能にさせる黒革で作られた鍵付きの手袋を与えられた腕を背中側で悶えさせながら、肉便器達は我先にと俺達との距離を詰めていく。左右の足首から膝下までの部分を腕と同じ形で一括りにする黒革の拘束を纏わされた肉便器達は、視界を閉ざす黒革の目隠しと口を塞ぐ金属で作られた棒状の枷を取り付けられた頭部も移動の為の器官として酷使しつつ、一列に並んで爪先で床を叩き自らの居場所を知らせている俺達へとはしたなく勃起した男根を突き出した無様極まりない体勢で近付いてくる。
その最高に滑稽な姿を嘲笑いながら、俺達は一切言葉を放つこと無く爪先と床で音を奏で続ける。今日はどの肉便器が自分の元へと訪れるだろうかと考え、視界を封じられた肉便器同士が接触し男根を激しく跳ねさせつつよろけるという惨めで愉快な光景に思わず噴き出しそうになるのを堪えながら、俺達は利き足で床を叩く動きを取りつつズボンから露出させた己の男根を興奮に張り詰めさせていく。
手足を拘束された肉便器達の哀れで遅々とした接近の様子を堪能しつつ、自らの獣欲も滾らせる。そんな至福の時間は嬲りやすい位置にしっかりと到着出来たことを知らせる足の音の停止が一つずつ訪れる度に終焉へと近付き、最後の一人となった俺が足をとめると同時に、更なる至福の時間へと変化した。

「んぅんっ、ふむぅぅんっ」
「あぉ、はおぉ、まおぉぉんっ」

支配者である俺達の足が音の発生を終わらせたのを認識した肉便器達が、尾を可能な限りに持ち上げて恥部を間抜けにさらけ出す。
心と身体に刻み込まれた隷属の命令に従って胸部と膝で裸体を支え尻を高く掲げる体勢を取った肉便器達が、俺達の手で肛虐の虜に貶められた尻穴の収縮を披露しつつ、恥辱への期待で先程よりも硬度を増した男根を真上の穴の収縮に合わせて脈打たせる。
その態度に、気高さを特徴として知られる狼獣人の面影は欠片も見られない。俺達虎の獣人を下劣だと見下し、捕虜の立場に追いやられた後も怒りを込めた反抗の意思をありとあらゆる形で示していた狼は、片鱗すらも垣間見えない。
今この地下室で飼われているのは、過去の下らない迷信を守り虎である自分達を忌み嫌っていた愚かな狼獣人の国を守る軍人ではない。俺達の眼下でだらしなく緩んだ尻穴を捧げ、幸せそうに尾を振りながら男根をねだっているのは、祖国への忠誠よりも快楽を注ぐ俺達への忠誠を優先している淫乱を体現したかのような肉便器達なのだ。

「むふっ、あむぅぅんっ!」
「んぉっ、もほぉぉんっ!」

俺の仲間である虎達が一生懸命に男根を欲しがる狼達の熱意に負け、次々と男根を貪欲な尻穴に恵んでいく。すでに逃れる手段も逃れる意思も消滅している狼の腰を掴んで乱暴に腰を振る他の虎達に堕ちた穴を犯されながら、主としての誇りを捨て去った狼達がくぐもった声で感謝の鳴き声を地下室に響かせていく。
だが、俺はまだ行為には移らない。運良く分隊長であった狼が自分の前で疼きに苛まれている穴を見せ付けるという展開に巡り会えた俺は、かつて部下であった肉便器仲間達の淫猥な悲鳴に心と身体を焦らし抜かれていく狼が堪えきれずにおねだりの質と尻穴の収縮の勢いを高めていく過程を真横で繰り広げられる凌辱も味わいつつ、悠然と腕を組んで満喫していくのだった。






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支配された正義は尾を踊らせながら淫らに破滅する

2023.08.03.Thu.21:00
「おやおや……これはこれは、正義の捜査員様じゃないですか。これからここで人と会う約束がありますので、お引き取り願えませんかねぇ?」
「残念だが、その予定はキャンセルだ。会いたがっている相手はすでに俺達が確保した。どうしても会いたいというのなら、臭い飯を食える場所で会わせてやるぞ?」

背後から現れた捜査員の手で後頭部に銃口を突き付けられても動じない狐獣人の男が、飄々とした口調で言葉を紡ぐ。悪を憎む意思を瞳に携え、右手に握った拳銃の先にいる外道の声を聞きながら、捜査員である狼獣人の男は狐の要求に対し毅然とした却下を返す。
傍から見たら、優位を取っているのは正義の側に立った狼であろう。その気になれば今すぐにでも狐をこの世から排除出来る状況を作った狼の勝ちは、揺るぎない物に見えるだろう。
だが、実際は違う。取引現場に現れた思わぬ客に命を握られている側の狐は、狼から見えない位置で不敵な笑みを浮かべながら優越感に浸っている。
取引を重ねる中で次第に増長し目障りとなった。そんな今日この場で始末しようと考えていた相手以上に目障りな狼が自分から罠の中へと飛び込んできた事実が抱かせる予想外の愉悦に酔いしれる狐は、自身の背後で無意味な警戒を周囲に向けている正義の気配を感じつつ、ネクタイを直す手付きに紛れ込ませて胸ポケットに忍ばせていたリモコンを、寂れた港の倉庫という空間に仕込んだ機構を作動させるリモコンを嬉々として起動させた。

「っ!? あぁ……っ!?」

狐に標的を定めて拳銃を構えていた右手が、持ち主である狼の意思を無視して勝手に下へと移動していく。その状況に困惑と驚愕が入り混じった声を漏らしながらも、狼はこの変化を引き寄せた可能性が一番高い狐を撃ち抜き事態の好転を図ろうとした。
しかし、そんな意思も虚しくすでに狼の身体は狐の支配下へと追いやられていて、右の人差し指に掛けた引き金を動かすことも出来ずに拳銃を床へと取り落とした狼は、そのまま両腕を肉体の両脇に密着させ左右の足を隙間無く揃えた無様な体勢を狐の思惑通りに強要されてしまった。

「っぐ! うぅ……まさか、こんな……っ!」
「ふふふっ、本当は約束相手に使うつもりだったんですけどねぇ。でも、正義の捜査員様でもこうして無力化出来ることが分かりましたから、私の予定を狂わせた罪は不問にして差し上げますよ」
「っ!? あ……っ!」

先程落とした拳銃が狼自身の喉元に突き付けられる。嫌でも形勢逆転を思い知らせてくる金属の感触に戦慄と絶望を募らせながら、狼は手足を封じられた不安定な肉体を屈辱と恐怖に強ばらせる。
けれど、狼が覚悟した最後は訪れなかった。自身が逆に銃弾の餌食となる末路はやって来なかった。右手で握った狼自身の拳銃で愉しげに喉を押しつつ惨めな捜査員を嘲笑う悪の狐は、他の捜査員が救助に入る様子が見えないことを冷静に把握して笑みの黒さを深め胸ポケットから左手で取り出したリモコンを狼に見える場所で弄りながら、死よりも残酷な地獄を敗北した正義に味わわせ始めてしまったのだ。

「ですが、私にこんな物を向けた罪は許しませんよ? 罰として、その手も足も出せなくなった身体をたっぷりと責め立てて悶え苦しめさせてあげます。私が作った素敵な装置の力で捜査員様をみっともなくよがり狂わせて、私達の組織を嗅ぎ回った者がどうなるかを後から助けに来るお仲間さん達にも一目で分かる存在に作り変えてあげますからね?」
「ふぎっ!? ひ、あぁ! うぁぁぁーっ!?」

抗えぬ肉体の内側で、無から生成された快楽の波が暴れ回る。
気持ち良さを感じさせられたくないと抗う意思さえ挟めぬ勢いで全身に広がった甘ったるい至福に、狼は衣服の下で男根を膨張させつつ悪に属する狐の前だということも忘れて鳴き喚き出す。

「ほらほら、気持ち良いでしょう、捜査員様? 間抜けに尻尾振って、だらしなく表情を蕩けさせて、快楽が嬉しくて堪らないんでしょう?」
「はぅ、んあうぅ! はっ、はぎ、んひぃぃっ!!」
「おっと? 答えられない? なら、この悪いお口は必要無いってことですねぇ。このままでもうるさいだけですし閉じちゃいましょうか」
「んむっ!? ふぶっ、んみゅぅぅっ!?」

まるで枷を装着されたかのように閉じきった状態を取らされた口から正義の気高さを失った怯え混じりの悲鳴を上げる狼を愉しみながら、狐は口を塞がれた途端目に見えて激しくなった肉体の痙攣と、衣服を押し上げている男根の脈動と、白銀の尾のダンスに心を弾ませつつ意に染まぬ悦楽に理性と矜持を蝕まれる拷問の強度を引き上げる操作をリモコンに加え、肉体を掌握する命令のせいで床に倒れ込むことすらも禁じられた滑稽な狼の肉体に淫蕩な破滅へと続く一回目の射精を、狼特有の鋭敏な鼻腔を嬲る淫臭の追加を発生させる絶頂を、右手の拳銃越しに伝わる身悶えを堪能しながら迎えさせていくのだった。






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淫蕩な展示物は一流の雄達を獣へと貶める

2023.07.08.Sat.21:00
ビンと張り詰めた無防備な男根に、幾つもの視線が突き刺さっている。全ての衣服を脱ぎ捨て何もかもをさらけ出した俺の裸体が初対面の男達に見下ろされ、鑑賞物として扱われている。
その事実に惨めさと羞恥を募らせても、俺は視線から裸体を隠すことさえ許されない。左右の手首と足首に床と短い鎖で繋がっている黒革製の枷を嵌められ、太く短い金属製の柱の先にある内側にクッションがあてがわれた器具を腹部に装着され、ブリッジの体勢から離れられないよう拘束された俺は、好奇の眼差しを向けられても口を上下から押さえ付ける黒革製の枷越しにくぐもった唸りを上げる程度の抵抗しか示せはしない。
高給に目が眩み、歪んだ欲望の発散に惹かれ、発情期の辛さを解消する目的でこの仕事を自ら請け負った俺はもう、何をされても逆らえない無様な娯楽でしか無い。自由を奪われた事実に興奮を滾らせただでさえ苦しい発情を更に加速させている今の俺は、一流の存在が爛れた嗜好を気兼ね無く愉しむ為に用意されたホテルを彩る間抜けな展示物でしか無いのだ。

「前にこんな子いたっけって思ったけど、長期休みを利用してお小遣い稼ぎに来たんだねぇ。どんなことがあっても逃げられないようにされて、みっともなく恥ずかしい場所を晒しながら興奮して……イケない虎君だね」
「んむ、ふぶうぅ」

滅多にニュースを見ない俺でも名前と顔を知っている狼獣人の男が、大企業の社長としてではなく一匹の雄の態度を見せながら俺の痴態を嘲笑う言葉を放つ。それを耳にした他の男達もそれぞれ形の違う口を吊り上げ種の個性をわずかに覗かせた欲情を表わしながら、狼の言葉を肯定する頷きを行いつつ取り囲んだ俺の裸体をあらゆる角度から眺めている。
普段の俺では近付くことすらも叶わないような男達が、俺の裸体を淫欲の対象として消費している。ホテルのルールに従い、また自らの欲にも忠実となって裸体の格好を取った男達が、俺よりも逞しい男根を硬く膨らませつつホールの一角に飾られた俺を堪能している。
その狂った状況に、俺はすでに限界だと思っていた興奮を一層増幅させられていく。無様な俺を見ながら、あの男達が雄の本能を剥き出しにしている。異常と分かり切った上で充足の感情を掻き立てられながら、俺は自分を包囲する男根達の熱さと硬さに追い付こうとするかのように自らの男根の熱と硬度を高めていく。
その様子に笑みを濃くさせた男達は、俺に敗北を思い知らせるかの如く男根を一段上の欲情へと引き上げながら、展示品となった俺への責めを宣告した。
それは、ブリッジの姿勢を強要された俺の裸体の真下に準備されていた道具達を手にしながらの宣告。道具を取ろうとする男達の邪魔をしないよう縞柄の尾を端に避けさせた俺を褒めるように乳首や男根を緩く撫でながら行われる、淫獄の開始の宣告だ。

「こんなイケない虎君には、大人の私達がたっぷりとお仕置きをしてあげよう」
「お望み通りにこの抗えない身体をじっくりと苛めて、望んだ以上に気持ち良く追い詰めて、この甘い苦しみがまだ何日も続くことに絶望させてあげながら……しっかり反省出来るまでイき狂わせてあげようね」
「ふうぅ、んむうぅ」

拘束を施される前にホテルのスタッフから強力な媚薬混じりのローションだと伝えられていたボトルが俺の真上で傾けられ、その中身が躊躇い無くぶちまけられる。
これから俺は、本当に男達の玩具にされるんだ。ただただみっともなく射精を繰り返すだけの遊び道具として使い倒されるんだ。
隠しきれぬ期待からなのか、それとも男達の手で塗り伸ばされている媚薬ローションのせいなのか。それすらも分からない高揚を呼吸の乱れとして表現しながら、俺はこの仕事を選んだ自分の決断を賞賛しつつ、乳首と男根と尻穴を嬲る為に揃えられた淫具を握っている男達に対して不自由な裸体で一生懸命に腰を振り、早く早くと恥を捨てたおねだりの意思を寄せていくのだった。






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