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淫らなまどろみの中で男は笑い狂わされる

2022.07.03.Sun.21:00
床に直接設置された三角形の台に縫い付けられた男が、衣服を剥ぎ取られた裸体に施された恥辱を知らぬまま深い眠りを貪り浅く規則正しい呼吸を繰り返している。台に存在する斜面に背中側を押し付けられ、斜面に打ち付けられた金具から伸びた鎖の先にある黒革製の枷を左右の手首と足首に装着された男は、両腕を頭上に伸ばした形に固定され両足を限界まで開かされた格好を強要されている事実を知る由も無いまま口と鼻を覆う形で取り付けられたマスクを通して眠気を誘発させる気体と共に吸入させられた発情効果を有する気体によって淫らに火照らされた裸体を無防備に晒し続けている。
手も足も出せず、丸出しにさせられた恥部を隠すことも叶わない姿に変えられた男。非道な薬品の力で間抜けに尖らされた乳首と無様に勃起させられた男根を小さく跳ねさせながら、自分に辱めを与えた男達に観察されつつの惰眠に耽る惨めな男。
そんな男は、呼吸に含まれる睡眠を強要する気体の量をじょじょに減らされるにつれて意識を覚醒へと導かれ、とうとう数時間に渡って閉じきっていたまぶたを開くに至った。

「う、あぁ……?」

しかし、まだ薬品の効果が強く残っている男の意識は覚醒とは程遠い位置にいる。今の男は自分が敵達に見下ろされている状況はおろか自分が裸体に剥かれ身動きを封じられている事実の把握にも辿り着けない。精々感じられるのは目が覚めたという情報と、妙に肉体が甘く火照っているという情報のみで。夢現という表現がとてもよく似合う朦朧としている状態の男を愉しみすでに黒く染まっていた笑みの醜悪さを一層濃く深めた男達は、例え意識の完全な覚醒に達しても一切の抵抗を行えなくなった哀れな裸体との距離を示し合わせていた通りに狭め、捕らえた男に容赦の無い攻撃を、媚薬のせいで感度の高まった裸体を苛烈にいたぶるくすぐりの責め苦を、嬉々として味わわせ始めた。

「ほっ、おぉっ? はひっ、ほひひっ、はほほほぉっ?」

腕を上げさせられたことで露わになった脇を指先に撫で回された男が、困惑色の声で笑い出す。足裏を小刻みに動く指先に這い回られ、内股や脇腹といった皮膚の薄い場所を指の腹でゆっくりと摩擦され、望まぬ発情の影響で本来くすぐりに高い耐性を有していたはずの場所を丹念に刺激される男が、訳も分からぬまま笑い転げはしたなく膨らんだ乳首と男根をぶるぶると振り乱していく。
そうして苦しげに笑声を上げ始めた男を堪能する男達は、男を台へと繋ぐ拘束に不備が無いことを確認しつつ、無言でくすぐりの地獄を淡々と施していく。決して正気を取り戻させず、緩やかな苦悶だけをもたらし続ける。その認識を共有した男達は、乱れた呼吸で睡眠効果を持つ薬品と発情効果を持つ薬品を激しく吸入し始めた男を弄びながら、何も理解出来ぬままの瓦解を目標としたくすぐりの拷問を巧みに、残酷に流し込んでいく。

「はひっ、ひゃひひぃっ! はっ、はほっ、はひっ、ひゃはははぁっ!」

混濁したままの意識をくすぐったさでめちゃくちゃに掻き混ぜられる男は、自分が憎き敵達の思惑に沿った陥落へと追いやられていることも分からぬまま悲痛に笑い狂わされながら、触れられること無く疼きに疼かされている乳首をビクビクと震わせ、乳首と同じように脈動している男根から許しを請うかの如く透明な淫蜜を垂れ流し、無慈悲に裸体をくすぐり回す男達の目に更なる愉悦を覚えさせていくのだった。






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