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青年は淫らな儀式の場に連行される

2019.04.20.Sat.21:00
「おやおや……大事な儀式に参加せず、こんなところで勝手に部屋を漁ってるとは……とてもとても、私共の組織への加入を望む者の態度とは思えませんなぁ」

背後から聞こえてきた男の声に驚き、青年は振り返った。姿を消した弟に関する情報が記載された書類が、青年の手から床へと滑り落ちる。思わず、その書類に意識を向けてしまった青年は、素早く距離を詰めてきた男の部下達の動きに対応出来ず、左右の手首を儀式のためにと着せられた黒いローブの袖の上からしっかりと掴まれ、強い力で頭上へと持ち上げられて抵抗を大きく封じられてしまった。

「ぐっ……! 離せ! 離せぇぇっ!!」

万歳の状態で拘束された腕に力を込め、青年はどうにかして逃れようともがく。
しかし、屈強な肉体を持つ男の部下達の手からは逃れられない。青年の必死の足掻きは足首まで届くローブを揺らめかせる程度の効果しか生めず、つま先立ちにさせられた身体は手首を掴む手を振り解けない。
力では叶わない相手に抗い、無駄な抵抗を繰り返す無様な青年。そんな青年の正面へと移動した男は、焦りと怯えに歪んだ青年の表情を醜悪な笑顔で観察しながら愉しげな口調で言った。

「離す訳無いでしょう? 君は知ってはいけないことを知ってしまった。その上、儀式をないがしろにした。二つの罪を犯した君には、口封じも兼ねてきついお仕置きをしてあげる必要があるのですから、離しなんてしませんよ」

男の勝手な言葉を聞き、恐怖を上回る怒りを胸に膨らませた青年は弟のことを思い浮かべながら、男に膨らんだ怒りを乗せた言葉をぶつけようとした。
だが、それよりも先に男の部下達が動き出す。部下達は男の言葉が終わると同時に青年に着せたローブを大きく捲り上げ、裏返しとなったローブの裾の上から用意しておいた縄を結び付けていく。青年の手首をローブごしに緩み無く縛り上げ、ローブで青年の視界を塞ぐ茶巾縛りの状況を作り出していく。

「うわぁぁっ!? く、うぅっ! やめっ、やめろ! やめろぉぉぉっ!!」

青年が騒いでも、部下達は当然やめない。膨らんだ怒りをしぼまされた青年が無我夢中で叫んでも、男の支配下にある建物内では青年を助け出す者は現れない。
あっという間に手首を縄に縛られ、周囲の様子を伺うことも捲り上げられたローブを戻して身体を隠すことも頭上に持ち上げさせられた手を下ろすことも不可能にされた哀れな青年。そんな青年を作り出した男は、青年の手首を縛る縄の余った部分を部下の手から受け取るとその縄を力任せに引いて青年を無理矢理に歩かせ始める。
悦び色に染まった声音で残酷に言い放ち、拘束具となったローブと灰色のボクサーパンツと靴にしか覆われていない青年の華奢な肉体を細めた目で観察しながら、男は青年を無慈悲な凌辱の場へと連行していく。

「そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ、私も鬼じゃありません。命は取りませんし、弟君を助けに来た君の思いを汲んで君を弟君と同じ立場にしてあげましょう。会いたがってた弟君と一緒に監禁されて、一緒に儀式で犯されて、一緒に肉奴隷の日々を送れるんです。これ以上の幸せなんてどこにもありはしないでしょう?」
「い、いやぁぁぁっ!! だ、誰かっ!! 助けて! 助けてぇぇぇぇっ!!」

縛られた手首をめちゃくちゃに暴れさせ、ローブを内側から変形させる青年の無意味な抗いを眺めて目を残忍に輝かせながら、男は青年を儀式と称して捕らえた男達を淫らに嬲る催しが開かれている場所へと、青年が救い出そうとしていた弟が快楽に甘く悶え鳴いている空間へと部下を従えて運んでいくのだった。






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